この章では、Catalyst 6500 シリーズ スイッチにおけるスイッチング モジュールの安全な取り付けと取り外し手順、および動作の確認手順について説明します。具体的な内容は次のとおりです。
- ・ 安全に関する注意事項
- ・ イーサネット スイッチング モジュールの取り付け
- ・ イーサネット スイッチング モジュールの取り外し
- ・ プラグイン可能なトランシーバの取り付け
- ・ ネットワーク インターフェイス ケーブルの接続
- ・ インストレーションの確認
- ・ モジュールを取り付け接続性を確認したあとの作業
安全に関する注意事項
誤って行うと危険が生じる可能性のある操作については、安全上の警告が記載されています。各警告文に、警告を表す記号が記されています。次に、このマニュアルに適用される一般的な警告事項を示します。
イーサネット スイッチング モジュールの取り付け
ここでは、イーサネット スイッチング モジュールの安全な取り付け手順および動作の確認手順について説明します。
必要な工具
スイッチング モジュールをシャーシに取り付けるには、次の工具が必要です。
- ・ 小型のマイナス ドライバ
- ・ No.2 プラス ドライバ
- ・ 未収納のモジュールを置くための静電気防止用マットまたは静電防止用フォーム パッド
- ・ 静電気防止用器具またはモジュールに付属の使い捨ての静電気防止用リスト ストラップ
イーサネット スイッチング モジュールの取り付け
イーサネット スイッチング モジュールをシャーシに取り付ける際は、次の手順を実行します。
ステップ 3 プラグイン可能なトランシーバなどのインターフェイス機器をモジュールのポートに直接取り付けられるように、十分なクリアランスがあることを確認します。可能な場合は、モジュール フィラー プレートだけがある空きスロット間にモジュールを取り付けてください。
ステップ 4 新しいモジュールのネットワーク インターフェイス ケーブルを接続できるように、シャーシに適切なケーブル ガイドが取り付けられていることを確認します。
ステップ 5 シャーシに取り付けられたすべてのモジュールの非脱落型ネジが締まっていることを確認します。
ステップ 6 対象スロットを覆っているモジュール フィラー プレートの 2 本のなべネジを外して、フィラー プレートを取り外します。
ステップ 7 輸送用パッケージを開き、静電気防止用袋から新しいモジュールを取り出します。
ステップ 8 新しいモジュールの両方のイジェクト レバーを完全に開きます。(図3-1 を参照)。
ステップ 9 シャーシ内のスロットの向き(水平または垂直)に応じて、次のいずれかの手順を実行します。
- a. 新しいモジュールをスロットの位置に合わせます(図3-1 を参照)。モジュール キャリアの両側と、シャーシ スロットの両側のスロット ガイドが揃うようにします。
- b. モジュールをスロットの中に慎重にスライドさせます。モジュール上端に付いている EMI ガスケットがその上側のスロットのモジュールまたはカバー プレートに接触し、モジュール両側のイジェクト レバーがモジュールの前面プレートに対してほぼ 45 度の角度に閉じるまで、慎重に差し込みます(図3-2 を参照)。
図3-1 モジュールの位置決め(水平スロット シャーシ)
- c. 両手の親指と人差し指で 2 つのイジェクト レバーをつかんで軽く押し下げて、モジュールの EMI ガスケットとモジュールの上側のモジュールまたはカバー プレートとの間にわずかな隙間(0.040 インチ [1 mm])をつくります(図3-2 を参照)。
図3-2 EMI ガスケットが通過できる隙間(水平スロット シャーシ)
- d. 左右のイジェクト レバーを軽く押し下げながら同時に閉じて、モジュールをバックプレーン コネクタに完全に装着します。イジェクト レバーがモジュールの前面プレートに対して平行になれば、完全に閉じた状態です(図3-3 を参照)。
図3-3 イジェクト レバーを閉じる(水平スロット シャーシ)
- a. モジュールの位置をスロットに合わせます(図3-4 を参照)。スイッチング モジュール キャリアの両側と、シャーシ スロットの上下のスロット ガイドが揃うようにします。
- b. モジュールをスロットの中に慎重にスライドさせます。モジュールの右端に付いている EMI ガスケットがその右側のスロットのモジュールまたはカバー プレートに接触し、モジュール両側のイジェクト レバーがモジュールの前面プレートに対してほぼ 45 度の角度に閉じるまで、慎重に差し込みます(図3-5 を参照)。
図3-4 モジュールの位置決め(垂直スロット シャーシ)
図3-5 EMI ガスケットが通過できる隙間(垂直スロット シャーシ)
- c. 両手の親指と人差し指で 2 つのイジェクト レバーをつかみ左方向に軽く力を入れ、モジュールの EMI ガスケットとその隣のモジュールまたはカバー プレートとの間にわずかな隙間(0.040 インチ [1 mm])をつくります(図3-5 を参照)。
- d. 両方のイジェクト レバーを軽く押し下げながらレバーを同時に閉じて、モジュールをバックプレーン コネクタに完全に装着します。イジェクト レバーがモジュールの前面プレートに対して平行になれば、完全に閉じた状態です(図3-6 を参照)。
図3-6 イジェクト レバーを閉じる(垂直スロット シャーシ)
イーサネット スイッチング モジュールの取り外し
ここでは、Catalyst 6500 シリーズ スイッチ シャーシからイーサネット スイッチング モジュールを取り外す手順について説明します。
シャーシからモジュールを取り外すには、次の手順を実行します。
ステップ 2 モジュールに接続されているネットワーク インターフェイス ケーブルをすべて取り外します。
ステップ 3 シャーシ内のすべてのモジュールの非脱落型ネジが締まっていることを確認します。
ステップ 4 モジュールの 2 本の非脱落型ネジを緩めます。2 本の非脱落型ネジを、シャーシから完全に外します。
ステップ 5 シャーシ内のスロットの向き(水平または垂直)に応じて、次のいずれかの手順を実行します。
- a. 両手の親指を左右のイジェクト レバーに置き、レバーを同時に外側に回して、モジュールをバックプレーン コネクタから外します。
- b. モジュール前面の端をつかみ、モジュールをスロットの途中まで引き出します。片方の手をモジュールの下に添えてモジュールの重さを支えます。モジュールの回路には触れないでください。
- a. 両手の親指をモジュールの上下にあるイジェクト レバーに置き、レバーを同時に外側に回して、モジュールをバックプレーン コネクタから外します。
- b. モジュールの端をつかみ、モジュールをスロットからまっすぐに引き出します。モジュールの回路には触れないでください。
ステップ 6 取り外したモジュールは、静電気防止用マットの上に置くか、静電気防止用袋に入れるか、またはすぐに別のスロットに再取り付けしてください。
ステップ 7 スロットを空けたままにする場合は、シャーシに埃が入らないように、またシャーシを通過するエアーフローを適切に維持するためにモジュール フィラー プレートを取り付けます。2 本のなべネジでフィラー プレートを固定します。
プラグイン可能なトランシーバの取り付け
一部の Catalyst 6500 モジュールでは、プラグイン可能なトランシーバをモジュールのポート ソケットに取り付ける必要があります。このトランシーバ類は一般にモジュールとは別に出荷されるので、モジュールをシャーシ スロットに取り付けてからトランシーバを取り付ける必要があります。ここでは、プラグイン可能な各種トランシーバをモジュールに取り付ける手順について説明します。
GBIC トランシーバの取り付け
GBIC トランシーバは、光または銅線ネットワークとスイッチング モジュールとの間のインターフェイスを提供する 1000BASE-X デバイスです。GBIC トランシーバのタイプは異なりますが、形状はどれも同じです。推奨されるケーブル長など、GBIC トランシーバ タイプの追加情報については、1 GB トランシーバを参照してください。GBIC トランシーバは、モジュールの前面プレートからアクセスできるソケットに取り付けます。ここでは、モジュールに GBIC トランシーバを正しく取り付ける手順について説明します。
GBIC トランシーバを取り付けるには、次の工具が必要です。
- ・ 静電破壊の発生を防止するためのリスト ストラップまたは他の個別の静電気防止用器具。
- ・ 未収納の GBIC トランシーバを置くための静電気防止用マットまたは静電気防止用袋
- ・ 光ファイバ終端の清掃工具および点検器具。光ファイバ インターフェイスの点検と清掃に関する情報については、次の URL にあるマニュアルを参照してください。
tap://www.cisco.com/en/US/tech/tk482/tk607/technologies_white_paper09186a0080254eba.shtml
GBIC トランシーバをモジュールのポートに取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 2 GBIC トランシーバを保護用パッケージから取り出し、使用するネットワークに対応する正しいトランシーバ タイプであることを確認します。
ステップ 3 親指と人差し指で GBIC トランシーバの両側をつかんで、GBIC トランシーバを注意してモジュールのポート ソケット開口部に合わせ、ソケット フラップを通して GBIC ソケットの中に慎重に差し込みます(光 GBIC を取り付ける場合は 図3-7を、銅線 GBIC の場合は図3-8 を参照してください)。
ステップ 4 カチッと音がするまで GBIC トランシーバをソケットの中にスライドさせます。カチッという音は GBIC トランシーバがソケット コネクタと完全にかみ合い、GBIC がソケットにロックされたことを示します。
図3-7 光 GBIC トランシーバの取り付け(わかりやすいようにプラグは外してあります)
図3-8 銅線(1000BASE-T)GBIC トランシーバの取り付け
図3-9 GBIC トランシーバ本体のガイド溝
SFP トランシーバの取り付け
SFP トランシーバは、光または銅線ネットワークとスイッチング モジュールの間のインターフェイスを提供します。SFP トランシーバのタイプは異なりますが、形状はどれも同じです。推奨されるケーブル長など、SFP トランシーバ タイプの追加情報については、付録 B を参照してください。ここでは、モジュールのポート ソケットにSFP トランシーバを正しく取り付ける手順について説明します。
SFP トランシーバ モジュールの場合、SFP トランシーバをポート ソケットに固定するためのラッチ機構が 3 種類あります。
- ・ 図3-10 に、マイラー タブ ラッチ付きの SFP トランシーバを示します。
- ・ 図3-11 に、アクチュエータ ボタン ラッチ付きの SFP トランシーバを示します。
- ・ 図3-12 に、ベイル クラスプ ラッチ付きの SFP トランシーバを示します。
取り付け、取り外し手順を実行する前に、SFP トランシーバのラッチ タイプを確認してください。
図3-10 マイラー タブ ラッチ付きの SFP トランシーバ
図3-11 アクチュエータ ボタン ラッチ付きの SFP トランシーバ
図3-12 ベイル クラスプ ラッチ付きの SFP トランシーバ
SFP トランシーバを正しく取り付けるには、次の工具が必要です。
- ・ 静電破壊の発生を防止するためのリスト ストラップまたは他の個別の静電気防止用器具。
- ・ 未収納の SFP トランシーバを置くための静電気防止用マットまたは静電気防止用袋
- ・ 光ファイバ終端の清掃工具および点検器具。光ファイバ インターフェイスの点検と清掃に関する情報については、次の URL にあるマニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/tech/tk482/tk607/technologies_white_paper09186a0080254eba.shtml
SFP トランシーバを取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 2 SFP トランシーバを保護用パッケージから取り出し、SFP トランシーバ本体のラベルをチェックして、使用するネットワークに対応する正しいモデルであることを確認します。SFP トランシーバは、送信(TX)および受信(RX)の印があるほうが上面です。SFP トランシーバをソケットの開口部の前面に合わせます。
ステップ 3 SFP トランシーバをソケットに差し込み、SFP トランシーバ コネクタとソケット コネクタがかみ合うまでスライドさせます(図3-13 を参照)。
- a. ベイル クラスプ付きの SFP トランシーバの場合は、ベイル クラスプを下側に回転させる(ロック解除位置)ために、ダスト プラグを光ボアから取り外す必要があります。
- b. ベイル クラスプを下側に回転します(ロック解除位置)。
- c. SFP トランシーバをモジュールのポート ソケットの中に完全にスライドさせて、SFP トランシーバ コネクタを完全に装着します。
- d. ベイル クラスプを上にいっぱいに回転させて、SFP トランシーバをソケット内にロックします。
- e. すぐにダスト プラグを光ボアに差し込み、ネットワーク インターフェイス ケーブルを接続するまで付けておきます。
図3-13 SFP トランシーバをトランシーバ ソケットに差し込む
ステップ 4 これで、SFP トランシーバにネットワーク インターフェイス ケーブルを接続する準備ができました。ケーブルの接続手順については、ネットワーク インターフェイス ケーブルの接続を参照してください。
10GBASE XENPAK トランシーバの取り付け
ここでは、モジュールに 10GBASE XENPAK トランシーバを正しく取り付ける手順について説明します。XENPAK トランシーバのタイプは異なりますが、形状はどれも同じです。推奨されるケーブル長など、XENPAK トランシーバ タイプの追加情報については、10 GB トランシーバを参照してください。
XENPAK トランシーバを取り付けるには、次の工具が必要です。
- ・ XENPAK トランシーバと XENPAK ポート カバーの非脱落型ネジを緩めたり締めたりするためのマイナス ドライバ
- ・ 静電破壊の発生を防止するためのリスト ストラップまたは他の個別の静電気防止用器具。
- ・ XENPAK トランシーバを置くための静電気防止用マットまたは静電気防止用袋
- ・ 光ファイバ終端の清掃工具および点検器具。光ファイバ接続の点検と清掃に関する詳細情報については、次の URL にあるマニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/tech/tk482/tk607/technologies_white_paper09186a0080254eba.shtml
XENPAK トランシーバを 10 GBASE イーサネット モジュールに取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 2 ポート カバーをモジュールの前面プレートに固定している 2 本の M3 なべネジを緩めて取り外し、ポート カバー全体を取り外します。ポート カバーと 2 本のネジは保管しておきます。
ステップ 3 XENPAK トランシーバを保護用パッケージから取り出します。光 XENPAK トランシーバの場合は、この時点では光ボア プラグを XENPAK から取り外さないでください。XENPAK トランシーバのラベルをチェックして、使用するネットワークに対応する正しいモデルであることを確認します。
ステップ 4 XENPAK トランシーバをモジュールの前面プレートの開口部に合わせ、XENPAK トランシーバを開口部の中にスライドさせ、XENPAK トランシーバの前面プレートがモジュールの前面プレートに接触するまで差し込みます(図3-14 を参照)。こうすることで、XENPAK トランシーバがモジュールのポート ソケットに完全に装着されます。
ステップ 5 2 本の非脱落型ネジを締めて、XENPAK トランシーバをポート ソケット内に固定します。斜め締めしないように、また締めすぎないようにしてください。
ステップ 6 これで、XENPAK トランシーバにネットワーク インターフェイス ケーブルを接続する準備ができました。
図3-14 XENPAK トランシーバの取り付け
10GBASE X2 トランシーバの取り付け
ここでは、10GBASE X2 トランシーバを取り付ける手順について説明します。推奨されるケーブル長など、X2 トランシーバの追加情報については、10 GB トランシーバを参照してください。
X2 トランシーバ モジュールを取り付けるには、次の工具が必要です。
- ・ X2 トランシーバのポート カバーを取り外すための小型のマイナス ドライバ
- ・ 静電破壊の発生を防止するためのリスト ストラップまたは他の個別の静電気防止用器具。
- ・ X2 トランシーバを置くための静電気防止用マットまたは静電気防止用袋
- ・ 光ファイバ終端の清掃工具および点検器具。光ファイバ接続の点検と清掃に関する情報については、次の URL にあるマニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/tech/tk482/tk607/technologies_white_paper09186a0080254eba.shtml
X2 トランシーバをモジュールのポートに取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 2 小型のマイナス ドライバを使用して、モジュールの前面プレートのトランシーバ ソケット開口部を塞いでいるポート カバーをこじ開け、ポート カバーを取り外します。ポート カバーは保管しておきます。
ステップ 3 X2 トランシーバを保護用パッケージから取り出し、X2 トランシーバ本体のラベルをチェックして、使用するネットワークに対応する正しいモデルであることを確認します。
図3-15 X2 トランシーバの部品番号ラベル
ステップ 4 X2 トランシーバを、システム モジュールの前面パネルのトランシーバ ソケットの中に差し込みます(図3-16 上側を参照)。X2 トランシーバ EMI ガスケットとシステム モジュール前面プレートが揃うまで、X2 トランシーバをソケットの中にスライドさせます。これで X2 トランシーバ コネクタとソケット コネクタがかみ合いました。
ステップ 5 X2 トランシーバのラッチが完全に掛かっていることを確認します。トランシーバのラッチ スリーブをシステム モジュールの前面プレート側にスライドさせて、X2 トランシーバを固定します(図3-16 下側を参照)。
図3-16 10 ギガビット イーサネット X2 トランシーバの取り付け
ネットワーク インターフェイス ケーブルの接続
ここでは、ネットワーク インターフェイス ケーブル(光および銅線)をモジュールに接続する手順について説明します。
光ネットワーク インターフェイス ケーブルの接続
コネクタの光ボアからダスト プラグを取り外し接続する前に、次の注意事項に従ってください。
- ・ 接続する直前には、SC、LC コネクタの終端を必ず点検し、清掃してください。光ファイバの点検と清掃に関するマニュアルについては、光ファイバ接続の点検と清掃のヒントを参照してください。
- ・ 光ファイバケーブルを抜き差しするときは、光ファイバ ケーブルでなく、SC または LC コネクタのハウジングをしっかりつかんでください。
光インターフェイス ケーブルを取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 2 光コネクタの光ファイバ終端をすぐに点検し、清掃します。
http://www.cisco.com/en/US/tech/tk482/tk607/technologies_white_paper09186a0080254eba.shtml
ステップ 3 トランシーバの光ボアからダスト プラグを取り外します。
ステップ 4 ただちに、トランシーバにネットワーク インターフェイス ケーブルの光コネクタを接続します。
モード調整パッチコード
LX/LH GBIC または LX/LH SFP トランシーバおよび MMF を使用する際は、信頼性の高いレーザ伝送を可能にするためにモード調整パッチコードを併用することを推奨します。
シングルモード光ファイバ上で動作するように設計されている未調整レーザー光源をマルチモード光ファイバケーブルに直接接続すると、DMD の影響により、光ファイバケーブルのモード帯域幅が劣化します。
この劣化により、信頼性のある伝送を保証できるリンク距離(トランスミッタとレシーバ間の距離)が短くなります。DMD の影響は、レーザー光源のラウンチ特性を調整することによって避けられます。この調整を行うには、モード調整パッチコードの使用が有効です。
モード調整パッチコードは、コネクタ ハードウェアで終端する一対の光ファイバで構成された光ファイバケーブル アセンブリです。具体的には、モード調整パッチコードは中心から外れてグレーデッド インデックス型マルチモード光ファイバに固定結合されたシングルモード光ファイバ(図3-17 および図3-18 のオフセットを参照)で構成されています。図3-17 および図3-18 に、モード調整パッチコード アセンブリを示します。
図3-17 SC(GBIC トランシーバ)コネクタが付いたモード調整パッチ コード
図3-18 LC(SFP トランシーバ)コネクタが付いたモード調整パッチ コード
モード調整パッチコード アセンブリは、トランスミッタに接続されるシングルモードおよびマルチモード間のオフセット ラウンチ光ファイバ、およびレシーバに接続される従来型のグレーデッド インデックス型マルチモード光ファイバという、2 本の光ファイバからなります。プラグ間のパッチコードを使用することにより、マルチモード 1000BASE-LX/LH リンクのパワー バジェットを最大化できます。
トランシーバと銅線ネットワークの接続
トランシーバを銅線ネットワークに接続するには、次の手順を実行します。
ステップ 2 ネットワーク ケーブルのもう一端を 1000BASE-T 準拠の接続先デバイスの RJ-45 コネクタに差し込みます。
インストレーションの確認
ここでは、スーパーバイザ エンジンまたはスイッチング モジュールの取り付けを確認する手順について説明します。
Cisco IOS ソフトウェアが稼働する Catalyst 6500 シリーズ スイッチのインストレーションを確認するには、『 Catalyst 6500 Series Switch IOS Software Configuration Guide 』を参照してください。
新しく取り付けたモジュールの確認
show module または show port [ mod_num/port_num ] コマンドを入力して、システムが新しいモジュールを認識し、オンラインにしていることを確認します。
次に、 show module コマンドの出力例を示します。
Mod Slot Ports Module-Type Model Sub Status
--- ---- ----- ------------------------- ------------------- --- --------
1 1 2 1000BaseX Supervisor WS-X6K-SUP1A-2GE yes ok
15 1 1 Multilayer Switch Feature WS-F6K-MSFC no ok
3 3 2 Network Analysis Module WS-X6380-NAM no ok
5 5 48 10/100BaseTX Ethernet WS-X6248-RJ-45 no ok
--- ------------------- -----------
--- -------------------------------------- ------ ---------- -----------------
1 00-30-96-29-9f-84 to 00-30-96-29-9f-85 1.0 5.2(1) 6.1(0.128)ORL
00-30-96-29-9f-86 to 00-30-96-29-9f-87
00-50-3e-8d-64-00 to 00-50-3e-8d-67-ff
15 00-d0-bc-ed-6b-2c to 00-d0-bc-ed-6b-6b 1.2 12.0(7T)XE 12.0(7T)XE1(2.07)
3 00-90-2b-00-a7-ca to 00-90-2b-00-a7-cb 0.201 4B4LZ0XA 1.1(0.20)
5 00-50-f0-ac-30-54 to 00-50-f0-ac-30-83 1.0 4.2(0.24)V 6.1(0.128)ORL
Mod Sub-Type Sub-Model Sub-Serial Sub-Hw
--- ----------------------- ------------------- ----------- ------
1 L3 Switching Engine WS-F6K-PFC SAD03365068 1.0
Port Name Status Vlan Duplex Speed Type
----- ------------------ ---------- ---------- ------ ----- ------------
1/1 connected 1 full 1000 1000BaseSX
Port Security Secure-Src-Addr Last-Src-Addr Shutdown Trap IfIndex
----- -------- ----------------- ----------------- -------- -------- -------
Port Broadcast-Limit Broadcast-Drop
-------- --------------- --------------------
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
----- -------- -------- -------- -------- ---------- ----------
Port Status Channel Admin Ch Neighbor Neighbor
----- ---------- --------- ----- ----- ----------------------------------- -----
Port Align-Err FCS-Err Xmit-Err Rcv-Err UnderSize
----- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------
Port Single-Col Multi-Coll Late-Coll Excess-Col Carri-Sen Runts Giants
----- ---------- ---------- ---------- ---------- --------- --------- ---------
接続性のチェック
スイッチング モジュールの任意のポートの接続性をチェックするには、次の作業を実行します。
たとえば、ホスト名 sever1 へ PING を実行するには、次のコマンドを入力します。
モジュールを取り付け接続性を確認したあとの作業
スイッチング モジュールのインストレーションを確認し、接続性をチェックしたあとは、モジュールを設定する必要があります。モジュールの設定に関する詳細については、『 Catalyst 6500 Series Switch Software Configuration Guide 』または『 Catalyst 6500 Series Switch Cisco IOS Software Configuration Guide 』を参照してください。Catalyst 6500 シリーズ スイッチのすべてのコマンドに関する情報については、『 Catalyst 6500 Series Switch Command Reference 』または『 Catalyst 6500 Series Switch Cisco IOS Command Reference 』を参照してください。
