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スイッチ
Catalyst 3750 シリーズ
Catalyst 3750 スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 12.1(19)EA1
はじめに
このマニュアルについて
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CMSの使用方法
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スイッチのクラスタ設定
スイッチの管理
SDMテンプレートの設定
スイッチベースの認証の設定
802.1xポートベースの認証の設定
インターフェイス特性の設定
SmartPortマクロの設定
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VTPの設定
音声VLANの設定
STPの設定
MSTPの設定
オプションのスパニングツリー機能の設定方法
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IGMPスヌーピングおよびMVRの設定
ポートベースのトラフィック制御の設定
CDPの設定
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QoSの設定
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HSRPの設定
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MSDPの設定
代替ブリッジングの設定
トラブルシューティング
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Cisco IOSファイル システム、コンフィギュレーション ファイル、およびソフトウェア イメージの操作
Cisco IOS Release 12.1(19)EA1でサポートされていないコマンド

スイッチ
Catalyst 3750 スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 12.1(19)EA1

この章では、Catalyst 3750スイッチにCisco Discovery Protocol(CDP)を設定する方法について説明します。特に明記しないかぎり、 スイッチ という用語はスタンドアロン スイッチおよびスイッチ スタックを意味します。

  • この章で使用されるコマンドの構文および使用方法の詳細については、このリリースのコマンド リファレンス、および『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』Release 12.1を参照してください。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

CDPの概要

CDPは、すべてのシスコ デバイス(ルータ、ブリッジ、アクセス サーバ、およびスイッチ)のレイヤ2(データリンク層)上で動作するデバイス ディスカバリ プロトコルです。これにより、ネットワーク管理アプリケーションは、既知デバイスに近接しているシスコのデバイスを検出できます。ネットワーク管理アプリケーションは、CDPによって、下位レイヤのトランスペアレント プロトコルが稼働する近接デバイスのデバイス タイプおよびSNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)エージェント アドレスを学習できます。この機能によって、アプリケーションから近接デバイスにSNMPクエリを送信することができます。

CDPは、Subnetwork Access Protocol(SNAP)をサポートしているすべてのメディアで稼働します。CDPがデータリンク層でしか稼働しないため、異なるネットワーク レイヤ プロトコルをサポートする2つのシステムは、お互いについて学習できます。

CDPを設定した各デバイスは、マルチキャスト アドレスに対して定期的にメッセージを送信し、SNMPメッセージを受信できるアドレスを1つまたは複数アドバタイズします。このアドバタイズには、受信デバイスでCDP情報を廃棄せずに保持しておく時間を表すTime To Live(TTL)、つまりホールドタイム情報も含まれます。各デバイスは、他のデバイスから送信されたメッセージのリスニングも行って近接デバイスについて学習します。

スイッチでCDPを使用することにより、Cluster Management Suite(CMS)は、ネットワークをグラフィカルに表示することができます。スイッチは、CDPを使用してクラスタ候補を検出し、クラスタ メンバー、およびコマンド スイッチから最大で3台(デフォルト)離れたクラスタ対応の他のデバイスに関する情報を維持します。

スイッチはCDPバージョン2をサポートします。

CDPおよびスイッチ スタック

スイッチ スタックは、ネットワーク内で1つのスイッチとみなされます。したがって、CDPは個々のスタック メンバーでなく、スイッチ スタックを検出します。スタック メンバーの追加または削除などが行われて、スイッチ スタック メンバーシップが変更されると、スイッチ スタックは近接ネットワーク デバイスにCDPメッセージを送信します。

CDPの設定

ここでは、CDPの設定および手順について説明します。

CDPのデフォルト設定

CDPのデフォルト設定 に、CDPのデフォルト設定を示します。

CDPのデフォルト設定

機能

デフォルト設定

CDPグローバル ステート

イネーブル

CDPインターフェイス ステート

イネーブル

CDPタイマー(パケット アップデート頻度)

60秒

CDPホールドタイム(廃棄までの時間)

180秒

CDPバージョン2アドバタイズ

イネーブル

CDP特性の設定

CDPのアップデート頻度、廃棄するまでに情報を保持する時間、およびバージョン2アドバタイズ送信の有無を設定できます。

CDPタイマー、ホールドタイム、およびアドバタイズのタイプを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

  • ステップ2〜4はすべて任意なので、順序不同で実行できます。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

cdp timer seconds

(任意)CDPアップデートの伝送頻度を秒単位で設定します。

指定できる範囲は5〜254秒で、デフォルトは60秒です。

cdp holdtime seconds

(任意)このデバイスから送信された情報を受信デバイスが廃棄するまで保持する時間を指定します。

指定できる範囲は10〜255秒です。デフォルトは180秒です。

cdp advertise-v2

(任意)バージョン2アドバタイズを送信するようにCDPを設定します。

これがデフォルト ステートです。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show cdp

デバイスのCDPに関するグローバル情報を表示して設定を確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

デフォルト設定に戻す場合は、CDPコマンドの no 形式を使用します。

次に、CDP特性を設定および確認する方法を示します。

Switch# configure terminal

Switch(config)# cdp timer 50

Switch(config)# cdp holdtime 120

Switch(config)# cdp advertise-v2

Switch(config)# end

Switch # show cdp

Global CDP information:

Sending CDP packets every 50 seconds

Sending a holdtime value of 120 seconds

Sending CDPv2 advertisements is enabled

CDPの show コマンドの詳細については、 CDPのモニタおよびメンテナンス を参照してください。

CDPのディセーブル化およびイネーブル化

CDPはデフォルトでイネーブルに設定されています。

  • スイッチ クラスタおよびその他のシスコ製デバイス(Cisco IP Phoneなど)は、定期的にCDPメッセージを交換します。CDPをディセーブルにすると、クラスタ ディスカバリが中断され、デバイスの接続が切断されることがあります。詳細については、 スイッチのクラスタ設定 を参照してください。

CDPデバイス ディスカバリ機能をディセーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

no cdp run

CDPをディセーブルにします。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ディセーブル化されているCDPをイネーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

cdp run

ディセーブル化されているCDPをイネーブルにします。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

次に、ディセーブル化されているCDPをイネーブルにする例を示します。

Switch# configure terminal

Switch(config)# cdp run

Switch(config)# end

インターフェイスでのCDPのディセーブル化およびイネーブル化

CDP情報の送受信をサポートするすべてのインターフェイスでは、CDPはデフォルトでイネーブルに設定されています。

ポートでCDPをディセーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

interface interface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、CDPをディセーブルにするインターフェイスを入力します。

no cdp enable

インターフェイスのCDPをディセーブルにします。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ディセーブルになっているポートでCDPをイネーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

interface interface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、CDPをイネーブルにするインターフェイスを入力します。

cdp enable

ディセーブルになっているインターフェイスのCDPをイネーブルにします。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

次に、ポート上でディセーブル化されているCDPをイネーブルにする手順を示します。

Switch# configure terminal

Switch(config)# interface gigabitethernet1/0/1

Switch(config-if)# cdp enable

Switch(config-if)# end

CDPのモニタおよびメンテナンス

ご使用のデバイスのCDPをモニタおよびメンテナンスするには、イネーブルEXECモードで次の手順を1つ以上実行します。

コマンド

説明

clear cdp counters

トラフィックのカウンタをゼロにリセットします。

clear cdp table

ネイバに関するCDPテーブルの情報を削除します。

show cdp

送信頻度、送信されたパケットのホールドタイムなどのグローバル情報を表示します。

show cdp entry entry-name [ protocol version ]

特定のネイバに関する情報を表示します。

アスタリスク(*)を入力してすべてのCDPネイバを表示することも、情報が必要なネイバの名前を入力することもできます。

また、指定したネイバ上でイネーブルになっているプロトコルに関する情報、またはデバイス上で動作するソフトウェアのバージョンに関する情報のみを表示することもできます。

show cdp interface [ interface-id ]

CDPがイネーブル化されているインターフェイスに関する情報を表示します。

表示したい情報に関して、インターフェイスの表示を制限することができます。

show cdp neighbors [ interface-id ] [ detail ]

デバイスのタイプ、インターフェイスのタイプおよび番号、ホールドタイム設定、機能、プラットフォーム、ポートIDなど、ネイバに関する情報を表示します。

特定のインターフェイスでのネイバ情報のみを表示することも、より詳細な情報を表示することもできます。

show cdp traffic

CDPカウンタ(送受信されたパケット数、チェックサム エラーなど)を表示します。

次に、 show cdp イネーブルEXECコマンドの出力例を示します。

Switch # show cdp

Global CDP information:

Sending CDP packets every 50 seconds

Sending a holdtime value of 120 seconds

Sending CDPv2 advertisements is enabled




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