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スイッチ
Catalyst 3550 シリーズ
Catalyst 3550 マルチレイヤ スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 12.2(25)SEE
はじめに
このマニュアルについて
概要
CLI の使用方法
スイッチの IP アドレスおよびデフォルト ゲートウェイの割り当て
Cisco IOS CNS エージェントの設定
スイッチのクラスタ設定
スイッチの管理
スイッチベースの認証の設定
IEEE 802.1X ポートベースの認証の設定
インターフェイス特性の設定
SmartPort マクロの設定
VLAN の設定
VTP の設定
音声 VLAN の設定
IEEE 802.1Q およびレイヤ 2 プロトコル トンネリングの設定
STP の設定
MSTP の設定
オプションのスパニングツリー機能の設定方法
Flex Link および MAC アドレステーブル移行更新機能の設定
DHCP 機能の設定
ダイナミック ARP 検査の設定
IGMP スヌーピングおよび MVR の設定
ポートベースのトラフィック制御の設定
CDP の設定
UDLD の設定
SPAN および RSPAN の設定
RMON の設定
システム メッセージ ロギングの設定
SNMP の設定
ACL によるネットワーク セキュリティの設定
QoS の設定
EtherChannel の設定
IP ユニキャスト ルーティングの設定
HSRP の設定
WCCP による Web キャッシュ サービスの設定
IP マルチキャスト ルーティングの設定
MSDP の設定
代替ブリッジングの設定
トラブルシューティング
サポートされている MIB
Cisco IOS ファイル システム、コンフィギュレーション ファイル、およびソフトウェア イメージの操作
Cisco IOS Release 12.2(25)SEE でサポートされていない CLI コマンド

スイッチ
Catalyst 3550 マルチレイヤ スイッチソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 12.2(25)SEE

この章では、Catalyst 3550 スイッチにシステム メッセージ ロギングを設定する方法について説明します。

ここで説明するコマンドの構文および使用方法の詳細については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』 Release 12.2 を参照してください。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

システム メッセージ ロギングの概要
システム メッセージ ロギングの設定
ロギング情報の表示

システム メッセージ ロギングの概要

デフォルトでは、スイッチはシステム メッセージからの出力と debug イネーブル EXEC コマンドをロギング プロセスに送ります。ロギング プロセスは、ロギング バッファ、端末回線、UNIX Syslog サーバといったさまざまな宛先へのロギング メッセージの配信を、設定に応じて制御します。ロギング プロセスはコンソールにもメッセージを送信します。

Syslog フォーマットは、4.3 BSD UNIX と互換性があります。

ロギング プロセスがディセーブルになっている場合、メッセージはコンソールのみに送信されます。メッセージは生成された時点で送信されるので、メッセージとデバッグ出力には、プロンプトまたはほかのコマンドからの出力が各所に挿入されます。メッセージがコンソールに表示されるのは、生成元のプロセスが終了してからです。

メッセージの重大度を設定し、コンソールに表示されるメッセージのタイプとそれぞれの宛先を制御できます。ログ メッセージにタイム スタンプを設定したり、Syslog 送信元アドレスを設定してリアルタイムでのデバッグおよび管理を強化したりできます。表示されるメッセージについては、このリリースに対応するシステム メッセージ ガイドを参照してください。

スイッチの CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して、または適切に設定された Syslog サーバに保存して、ロギングされたシステム メッセージにアクセスできます。スイッチ ソフトウェアは、内蔵バッファに Syslog メッセージを保存します。システム メッセージは、Telnet からスイッチにアクセスして、またはコンソール ポートを通じて、または Syslog サーバ上のログ表示によって、リモートでモニタできます。

システム メッセージ ロギングの設定

ここでは、システム メッセージ ロギングの設定方法について説明します。

システム ログ メッセージ形式
システム メッセージ ロギングのデフォルト設定
メッセージ ロギングのディセーブル化およびイネーブル化
メッセージ出力先デバイスの設定
ログ メッセージの同期化
ログ メッセージのタイム スタンプのイネーブル化およびディセーブル化
ログ メッセージのシーケンス番号のイネーブル化およびディセーブル化
メッセージの重大度の定義
ヒストリ テーブルおよび SNMP に送信される Syslog メッセージの制限
UNIX Syslog サーバの設定

システム ログ メッセージ形式

システム ログ メッセージには、最大 80 文字とパーセント記号(%)が使用され、そのあとにオプションのシーケンス番号とタイム スタンプ情報(設定されている場合)が続きます。次の形式でメッセージが表示されます。

seq no:timestamp:%facility-severity-MNEMONIC:description

メッセージのパーセント記号より前の部分は、 service sequence-numbers service timestamps log datetime service timestamps log datetime [ localtime ] [ msec ] [ show-timezone ] 、または service
timestamps log uptime
グローバル コンフィギュレーション コマンドの設定に応じて異なります。

表27-1 に、Syslog メッセージの要素を示します。

表27-1 システム ログ メッセージ要素

要素

説明

seq no:

service sequence-numbers グローバル コンフィギュレーション コマンドが設定されている場合に限り、シーケンス番号を付けてログ メッセージにスタンプを付与します。

詳細については、 ログ メッセージのシーケンス番号のイネーブル化およびディセーブル化 を参照してください。

timestamp 形式

mm/dd h h:mm:ss

または

hh:mm:ss (アップタイムが短時間の場合)

または

d h (アップタイムが長時間の場合)

メッセージまたはイベントの日時です。この情報が表示されるのは、 service timestamps log [ datetime | log ] グローバル コンフィギュレーション コマンドが設定されている場合に限られます。

詳細については、 ログ メッセージのタイム スタンプのイネーブル化およびディセーブル化 を参照してください。

facility

メッセージが参照するファシリティ(SNMP[簡易ネットワーク管理システム]、SYS など)を示します。サポートされているファシリティのリストについては、 表27-4 を参照してください。

severity

メッセージの重大度を示す 0 〜 7 の 1 桁のコードです。重大度については、 表27-3 を参照してください。

MNEMONIC

一意にメッセージを記述する文字列

description

報告対象のイベントに関する詳細情報を含む文字列

次の例は、スイッチのシステム メッセージの一部です。

00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up

00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet0/1, changed state to up

00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet0/2, changed state to up

00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down

00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet0/1, changed state to down 2

*Mar 1 18:46:11: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)

18:47:02: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)

*Mar 1 18:48:50.483 UTC: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)

システム メッセージ ロギングのデフォルト設定

表27-2 に、システム メッセージ ロギングのデフォルト設定を示します。

表27-2 システム メッセージ ロギングのデフォルト設定

機能

デフォルト設定

コンソールへのシステム メッセージ ロギング

イネーブル

コンソール重大度

debugging(および数値的に下位のレベル。 表27-3メッセージ ロギングの level キーワード を参照)

ロギング バッファ サイズ

4096 バイト

ロギング ヒストリ サイズ

1 メッセージ

タイム スタンプ

ディセーブル

同期ロギング

ディセーブル

ロギング サーバ

ディセーブル

Syslog サーバ IP アドレス

設定なし

サーバ ファシリティ

Local7( 表27-4ロギング facility-type キーワード を参照)

サーバ重大度

informational(および数値的に下位のレベル。 表27-3メッセージ ロギングの level キーワード を参照)

メッセージ ロギングのディセーブル化およびイネーブル化

メッセージ ロギングは、デフォルトでイネーブルに設定されています。コンソール以外の宛先へメッセージを送信するには、メッセージ ロギングをイネーブルに設定する必要があります。イネーブルに設定されている場合、ログ メッセージはロギング プロセスに送信され、この結果、指定された場所に、メッセージを生成したプロセスとは非同期でメッセージがロギングされます。

メッセージ ロギングをディセーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

コマンド

目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

no logging console

メッセージ ロギングをディセーブルにします。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show running-config

または

show logging

設定を確認します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ロギング プロセスをディセーブルにすると、スイッチの処理速度が低下します。コンソールにメッセージが書き込まれるのを待ってからプロセスを続行するためです。ロギング プロセスがディセーブルになると、メッセージは生成されるとすぐコンソールに表示されます。コマンド出力の途中に表示されることもあります。

logging synchronous グローバル コンフィギュレーション コマンドも、コンソールへのメッセージの表示に影響を与えます。このコマンドがイネーブルの場合は、 Return キーを押さないかぎりメッセージが表示されません。詳細については、 ログ メッセージの同期化 を参照してください。

ディセーブルにしたメッセージ ロギングを再度イネーブルにするには、 logging on グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

メッセージ出力先デバイスの設定

メッセージ ロギングがイネーブルになっている場合、コンソール以外の特定の場所へもメッセージを送信できます。メッセージを受信する場所を指定するには、イネーブル EXEC モードで、次のコマンドを 1 つまたは複数使用します。

コマンド

目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

logging buffered [ size ]

内部バッファにメッセージをロギングします。デフォルトのバッファ サイズは 4096 バイトです。指定できる範囲は 4096 〜 4294967295 バイトです。

(注) その他のタスク用メモリが不足する可能性があるので、バッファ サイズを大きく設定しないようにしてください。スイッチの空きプロセッサ メモリを表示するには、 show memory イネーブル EXEC コマンドを使用します。ただし、この値は利用可能な最大値なので、バッファ サイズをこの容量に設定しないでください。

ステップ 3

logging host

UNIX Syslog サーバ ホストにメッセージをロギングします。

host には、Syslog サーバとして使用するホストの名前または IP アドレスを指定します。

ロギング メッセージを受信する Syslog サーバのリストを作成するには、複数回このコマンドを実行します。

Syslog サーバの設定手順の詳細については、 UNIX Syslog サーバの設定 を参照してください。

ステップ 4

logging file flash: filename [ max-file-size ] [ min-file-size ] [ severity-level-number | type ]

フラッシュ メモリ内のファイルにログ メッセージを保存します。

filename には、ログ メッセージのファイル名を入力します。
・ (任意) max-file-size には、ロギング ファイルの最大サイズを指定します。指定できる範囲は 4096 〜 2147483647 バイトです。デフォルトは 4069 バイトです。
・ (任意) min-file-size には、ロギング ファイルの最小サイズを指定します。指定できる範囲は 1024 〜 2147483647 バイトです。デフォルトは 2048 バイトです。
・ (任意) severity-level-number | type には、ロギング重大度またはロギング タイプを指定します。指定できる重大度の範囲は 0 〜 7 です。ロギング タイプのキーワードのリストについては、 表27-3 を参照してください。デフォルトでは、ログ ファイルはデバッグ メッセージおよび数値的に下位のレベルを受信します。

ステップ 5

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

terminal monitor

現在のセッション中に、メッセージをコンソール以外の端末にロギングします。

端末パラメータ設定コマンドはローカルに設定されていますが、セッションの終了後は無効になります。セッションごとにこのステップを実行し、デバッグ メッセージを表示する必要があります。

ステップ 7

show running-config

設定を確認します。

ステップ 8

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

logging buffered グローバル コンフィギュレーション コマンドは、内部バッファにロギング メッセージをコピーします。バッファは循環するので、バッファがいっぱいになると古いメッセージが新しいメッセージで上書きされます。バッファにロギングされているメッセージを表示するには、 show logging イネーブル EXEC コマンドを使用します。最初に表示されるのは、バッファ内で最も古いメッセージです。バッファの内容を消去するには、 clear logging イネーブル EXEC コマンドを使用します。

コンソールへのロギングをディセーブルにするには、 no logging console グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。ファイルへのロギングをディセーブルにするには、no logging file [ severity-level-number | type ] グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

ログ メッセージの同期化

非送信請求メッセージおよび debug イネーブル EXEC コマンドの出力を、送信請求デバイス出力および特定のコンソール ポート回線または仮想端末回線のプロンプトと同期するように、システムを設定できます。重大度に基づいて、非同期に出力するメッセージのタイプを特定したり、メッセージの廃棄後、その端末用の非同期メッセージを保存するバッファの最大数を決定することもできます。

非送信請求メッセージと debug コマンド出力の同期ロギングをイネーブルにすると、送信請求デバイス出力の表示または印刷後に、非送信請求デバイス出力がコンソールに表示または印刷されます。非送信請求メッセージと debug コマンド出力は、ユーザ入力のプロンプトが返されたあと、コンソールに表示されます。非送信請求メッセージと debug コマンド出力が、送信請求デバイス出力およびプロンプトに挿入されることはありません。非送信請求メッセージが表示されると、コンソールはユーザ プロンプトを再表示します。

同期ロギングを設定するには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

コマンド

目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

line [ console | vty ] line-number [ ending-line-number ]

メッセージの同期ロギング用に設定する回線を指定します。

・ スイッチのコンソール ポートを経由して行う設定には、 console キーワードを使用します。
・ 同期ロギングをイネーブルにする vty 回線を指定するには、 line vty line-number コマンドを使用します。Telnet セッションを経由して行う設定には、vty 接続を使用します。指定できる回線番号の範囲は 0 〜 15 です。

次のように入力すると、16 の vty 回線すべての設定を同時に変更できます。

line vty 0 15

また、現在の接続に使用している 1 つの vty 回線の設定を変更することもできます。たとえば、vty 回線 2 の設定を変更するには、次のように入力します。

line vty 2

このコマンドを入力すると、ライン コンフィギュレーション モードに変わります。

ステップ 3

logging synchronous [ level severity-level | all ] [ limit number-of-buffers ]

メッセージの同期ロギングをイネーブルにします。

・ (任意) level severity-level には、メッセージの重大度を指定します。設定値以上の重大度を持つメッセージは、非同期で印刷されます。数値が低いほど重大度が高く、数値が高いほど重大度が低くなります。デフォルト値は 2 です。
・ (任意) level all を指定すると、重大度に関係なく、すべてのメッセージが非同期で印刷されます。
・ (任意) limit number-of-buffers には、新しいメッセージが廃棄されたあとで端末用にキューに入れられるバッファ数を指定します。デフォルト値は 20 です。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show running-config

設定を確認します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

非送信請求メッセージとデバッグ出力の同期化をディセーブルにするには、 no logging synchronous [ level severity-level | all ] [ limit number-of-buffers ] ライン コンフィギュレーション コマンドを使用します。

ログ メッセージのタイム スタンプのイネーブル化およびディセーブル化

デフォルトでは、ログ メッセージにタイム スタンプは付加されません。

ログ メッセージのタイム スタンプをイネーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

コマンド

目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

service timestamps log uptime

または

service timestamps log datetime [ msec ] [ localtime ] [ show-timezone ]

ログのタイム スタンプをイネーブルにします。

最初のコマンドはログ メッセージのタイム スタンプをイネーブルにし、システムが再起動してからの時間を示します。

2 番めのコマンドは、ログ メッセージのタイム スタンプをイネーブルにします。選択したオプションに応じて、現地のタイム ゾーンに基づく日付と時刻(ミリ秒)、タイム ゾーン名をタイム スタンプに入れることができます。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show running-config

設定を確認します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

デバッグおよびログ メッセージ両方のタイム スタンプをディセーブルにするには、 no service timestamps グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例は、 service timestamps log datetime グローバル コンフィギュレーション コマンドをイネーブルにした場合のロギング出力の一部です。

*Mar 1 18:46:11: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)

次の例は、 service timestamps log uptime グローバル コンフィギュレーション コマンドをイネーブルにした場合のロギング出力の一部です。

00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up

ログ メッセージのシーケンス番号のイネーブル化およびディセーブル化

複数のログ メッセージが同じタイム スタンプを持つ可能性があるので、シーケンス番号を表示すると確実に 1 つのメッセージを参照できます。デフォルトでは、ログ メッセージにシーケンス番号は表示されません。

ログ メッセージのシーケンス番号をイネーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

コマンド

目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

service sequence-numbers

シーケンス番号をイネーブルにします。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show running-config

設定を確認します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

シーケンス番号をディセーブルにするには、 no service sequence-numbers グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例は、 シーケンス番号 をイネーブルにした場合のロギング出力の一部です。

000019: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)

メッセージの重大度の定義

メッセージの重大度( 表27-3 を参照)を指定すると、選択したデバイスに表示されるメッセージを限定できます。

メッセージ重大度を定義するには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

コマンド

目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

logging console level

コンソールにロギングされるメッセージを制限します。

デフォルトでは、コンソールは debugging メッセージおよび数値的に下位のレベルを受信します( 表27-3メッセージ ロギングの level キーワード を参照)。

ステップ 3

logging monitor level

端末回線にロギングされるメッセージを制限します。

デフォルトでは、端末は debugging メッセージおよび数値的に下位のレベルを受信します( 表27-3メッセージ ロギングの level キーワード を参照)。

ステップ 4

logging trap level

Syslog サーバにロギングされるメッセージを制限します。

デフォルトでは、Syslog サーバは informational メッセージおよび数値的に下位のレベルを受信します( 表27-3メッセージ ロギングの level キーワード を参照)。

Syslog サーバの設定手順の詳細については、 UNIX Syslog サーバの設定 を参照してください。

ステップ 5

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

show running-config

または

show logging

設定を確認します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

level を指定すると、そのレベルと数値的に下位レベルのメッセージが出力先に表示されます。

コンソールへのロギングをディセーブルにするには、 no logging console グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。コンソール以外の端末へのロギングをディセーブルにするには、 no logging monitor グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。Syslog サーバへのロギングをディセーブルにするには、 no logging trap グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

表27-3 に、 level キーワードについて説明します。また、対応する UNIX Syslog 定義も重大度の高い順に示します。

表27-3 メッセージ ロギングの level キーワード

level キーワード

レベル

説明

Syslog 定義

emergencies

0

システムが使用不能

LOG_EMERG

alerts

1

ただちに対応が必要

LOG_ALERT

critical

2

クリティカル

LOG_CRIT

errors

3

エラー

LOG_ERR

warnings

4

警告

LOG_WARNING

notifications

5

正常だが、要注意

LOG_NOTICE

informational

6

通知メッセージのみ

LOG_INFO

debugging

7

デバッグ メッセージ

LOG_DEBUG

ソフトウェアでは、これ以外に 4 つのカテゴリのメッセージを生成します。

・ ソフトウェアまたはハードウェアの誤動作に関するエラー メッセージ。 warnings から
emergencies
のレベルで表示されます。これらのメッセージは、スイッチの機能低下を示します。誤動作から回復する方法については、このリリースに対応するシステム メッセージ ガイドを参照してください。
debug コマンドからの出力。 debugging レベルで表示されます。デバッグ コマンドは、通常 Technical Assistance Center(TAC)でのみ使用されます。
・ インターフェイスの起動または停止の移行およびシステムの再起動メッセージ。 notifications レベルで表示されます。このメッセージは単なる情報です。スイッチの機能に影響はありません。
・ リロード要求および下位プロセス スタックのメッセージ。 informational レベルで表示されます。このメッセージは単なる情報です。スイッチの機能に影響はありません。

ヒストリ テーブルおよび SNMP に送信される Syslog メッセージの制限

snmp-server enable trap グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、SNMP ネットワーク管理ステーションに送信する Syslog メッセージのトラップをイネーブルにしている場合は、送信してスイッチのヒストリ テーブルに保存するメッセージのレベルを変更できます。ヒストリ テーブルに保存するメッセージ数を変更することもできます。

SNMP トラップが宛先に到達する保証がないため、メッセージはヒストリ テーブルに保存されます。デフォルトでは、Syslog トラップがイネーブルになっていない場合でも、 warning レベルと数値的に下位レベル( 表27-3メッセージ ロギングの level キーワード を参照)の 1 つのメッセージが、ヒストリ テーブルに保存されます。

レベルとヒストリ テーブル サイズのデフォルト設定を変更するには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

コマンド

目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

logging history level 1

ヒストリ ファイルに保存され、SNMP サーバに送信される Syslog メッセージのデフォルト レベルを変更します。

level キーワードのリストについては、 表27-3 を参照してください。

デフォルトでは、 warnings errors critical alerts 、および emergencies メッセージが送信されます。

ステップ 3

logging history size number

ヒストリ テーブルに保存できる Syslog メッセージの数を指定します。

デフォルトでは、1 つのメッセージが保存されます。指定できる範囲は 1 〜 500 メッセージです。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show running-config

設定を確認します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ヒストリ テーブルがいっぱいのとき( logging history size グローバル コンフィギュレーション コマンドで指定されたメッセージ エントリの最大数を格納しているとき)は、最も古いメッセージ エントリがテーブルから削除され、新しいメッセージ エントリが保存されます。

Syslog メッセージのロギングをデフォルト レベルに戻すには、 no logging history グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。ヒストリ テーブルのメッセージ数をデフォルト値に戻すには、 no logging history size グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

UNIX Syslog サーバの設定

次に、UNIX サーバ Syslog デーモンを設定し、UNIX システム ロギング ファシリティを定義する方法について説明します。

UNIX Syslog デーモンへのメッセージのロギング

UNIX Syslog サーバにシステム ログ メッセージを送信するには、事前に UNIX サーバで Syslog デーモンを設定する必要があります。ルート(root)としてログインし、次の手順を実行します。

UNIX Syslog デーモンの最近のバージョンには、デフォルトでネットワークからの Syslog パケットを受信しないものがあります。使用しているシステムが該当する場合は、UNIX の man syslogd コマンドを使用し、リモート Syslog メッセージのロギングをイネーブルにするために Syslog コマンド ラインに追加または削除する必要のあるオプションを判別してください。

ステップ 1 ファイル/etc/syslog.conf に次のような行を追加します。

local7.debug/usr/adm/logs/ cisco. log

local7 キーワードは、使用するロギング ファシリティを指定します。ファシリティの詳細については、 表27-4 を参照してください。 debug キーワードは、Syslog レベルを指定します。重大度の詳細については、 表27-3 を参照してください。Syslog デーモンは、このレベル以上の重大なレベルで、次のフィールドで指定されているファイルにメッセージを送信します。ファイルが既に存在し、Syslog デーモンがそのファイルの書き込み権限を持っている必要があります。

ステップ 2 UNIX のシェル プロンプトで次のコマンドを入力し、ログファイルを作成します。

$ touch/var/log/ cisco.log

$ chmod 666/var/log/ cisco.log

ステップ 3 Syslog デーモンが新しい変更を読み取っていることを確認します。

$ kill -HUP `cat/etc/syslog.pid`

詳細については、使用している UNIX システムの man syslog.conf コマンドおよび man syslogd コマンドを参照してください。

UNIX システム ロギング ファシリティの設定

外部のデバイスにシステム ログ メッセージを送信すると、スイッチはそのメッセージがどの UNIX Syslog ファシリティから発信されたかを識別します。

UNIX システム ファシリティのメッセージ ロギングを設定するには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

コマンド

目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

logging host

IP アドレスを入力し、UNIX Syslog サーバ ホストにメッセージをロギングします。

ロギング メッセージを受信する Syslog サーバのリストを作成するには、複数回このコマンドを実行します。

ステップ 3

logging trap level

Syslog サーバにロギングされるメッセージを制限します。

デフォルトでは、Syslog サーバは通知メッセージより下位のメッセージを受信します。 level キーワードについては、 表27-3 を参照してください。

ステップ 4

logging facility facility-type

Syslog ファシリティを設定します。 facility-type キーワードについては、 表27-4 を参照してください。

デフォルトは local7 です。

ステップ 5

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

show running-config

設定を確認します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

Syslog サーバを削除するには、 no logging host グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用し、Syslog サーバの IP アドレスを指定します。Syslog サーバへのロギングをディセーブルにするには、 no logging trap グローバル コンフィギュレーション コマンドを実行します。

表27-4 に、ソフトウェアによってサポートされる UNIX システム ファシリティを示します。このファシリティの詳細については、使用している UNIX オペレーティング システムのオペレータ向けマニュアルを参照してください。

表27-4 ロギング facility-type キーワード

facility-type キーワード

説明

auth

許可システム

cron

cron ファシリティ

daemon

システム デーモン

kern

カーネル

local0 〜 7

ローカルに定義されたメッセージ

lpr

ライン プリンタ システム

mail

メール システム

news

USENET ニュース

sys9

システムが使用

sys10

システムが使用

sys11

システムが使用

sys12

システムが使用

sys13

システムが使用

sys14

システムが使用

syslog

システム ログ

user

ユーザ プロセス

uucp

UNIX 間コピー システム

ロギング情報の表示

ロギング設定およびログ バッファの内容を表示するには、 show logging イネーブル EXEC コマンドを使用します。この出力に表示されるフィールドの詳細については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』Release 12.2 を参照してください。


1.

level キーワードおよび重大度については、 表27-3 を参照してください。SNMP 使用の場合は、重大度の値が 1 ずつ増えます。たとえば、emergencies は 0 ではなく 1、critical は 2 ではなく 3 になります。




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