Navbar-jp

Toolbar-jp

PDFGetAcro

IGMPスヌーピングおよびMVRの設定

この章では、Internet Group Management Protocol(IGMP)スヌーピングのアプリケーションであるMulticast VLAN Registration(MVR)など、Catalyst 3550スイッチにIGMPスヌーピングを設定する方法について説明します。また、IGMPフィルタリングを使用してマルチキャスト グループ メンバーシップを制御する手順およびIGMPスロットリング動作の設定手順についても説明します。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

IGMPスヌーピングの概要

レイヤ2スイッチは、IGMPスヌーピングを使用してレイヤ2インターフェイスを動的(ダイナミック)に設定することにより、マルチキャスト トラフィックのフラッディングを抑制するため、マルチキャスト トラフィックがIPマルチキャスト デバイスに対応づけられたインターフェイスにだけ転送されます。名前が示すとおり、IGMPスヌーピングでは、LANスイッチはホストとルータの間でIGMP伝送をスヌーピングし、マルチキャスト グループとメンバー ポートを追跡する必要があります。スイッチは、特定のマルチキャスト グループのホストからIGMPレポートを受け取ると、転送テーブル エントリにホストのポート番号を追加します。また、ホストからIGMP Leave Groupメッセージを受け取ると、テーブル エントリからホスト ポートを削除します。また、マルチキャスト クライアントからIGMPメンバーシップ レポートを受信しない場合、定期的にエントリの削除も行います。

マルチキャスト ルータ(拡張マルチレイヤ ソフトウェア イメージ搭載のCatalyst 3550スイッチも含む)は、すべてのVLAN(仮想LAN)に定期的に一般クエリを送出します。このマルチキャスト トラフィックを必要とするすべてのホストは、Join要求を送信し、これによって転送テーブルのエントリに追加されます。スイッチは、マルチキャスト ルータに対し、IPマルチキャスト グループごとに1つだけJoin要求を転送します。IGMP Join要求の送信元である各MACグループについて、レイヤ2転送テーブルのVLANごとに1つのエントリを作成します。

IGMPスヌーピングを通じて学習するレイヤ2マルチキャスト グループは、動的です。ただし、ip igmp snooping vlan staticグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用すると、MACマルチキャスト グループをスタティックに設定できます。マルチキャスト グループ アドレスのグループ メンバーシップをスタティックに設定すると、その設定はIGMPスヌーピングによるどの自動操作よりも優先されます。マルチキャスト グループ メンバーシップのリストは、ユーザ側の定義した設定とIGMPスヌーピングにより学習された設定の両方で構成されます。

ポート スパニングツリー、ポート グループ、またはVLAN IDが変更された場合、VLAN上のこのポートからIGMP スヌーピングで学習されたマルチキャスト グループは削除されます。

ここでは、スイッチのIGMPスヌーピングの特性について説明します。

IGMPバージョン

スイッチは、IGMPバージョン1、IGMPバージョン2、およびIGMPバージョン3をサポートします。これらのバージョンは、スイッチではインターオペラビリティがあります。たとえば、IGMPv2スイッチでIGMPスヌーピングがイネーブルで、スイッチがIGMPv3レポートをホストから受信する場合、スイッチはIGMPv3レポートをマルチキャスト ルータへ転送できます。

IGMPv3スイッチは、Basic IGMPv3 Snooping Support(BISS)をサポートします。BISSには、IGMPv1およびIGMPv2スイッチのスヌーピング機能のサポートと、IGMPv3メンバーシップ レポート メッセージのサポートが含まれます。ネットワークにIGMPv3ホストが含まれる場合、BISSはマルチキャスト トラフィックのフラッディングを抑制します。BISSは、IGMPv2またはIGMPv1ホストのIGMPスヌーピング機能とほぼ同じ一連のポートにまで、トラフィックを抑制します。

IGMPv3スイッチは、Source Specific Multicast(SSM)機能を実行するデバイスとの間でメッセージを受信したり、メッセージを転送したりします。詳細については、『Catalyst 4500 Series Switch Cisco IOS Software Configuration Guide, Cisco IOS Release 12.1(12c)EW』のChapter「Configuring IP Multicast Layer 3 Switching」を参照してください。URLは次のとおりです。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/lan/cat4000/12_1_12/config/mcastmls.htm

マルチキャスト グループへの加入

スイッチに接続されたホストがIPマルチキャスト グループに加入しようとする場合、加入したいIGMPマルチキャスト グループを指定して非請求のIGMP Joinメッセージを送信します。また、スイッチはルータから一般クエリを受信すると、VLAN内のすべてのポートにそのクエリを転送します。マルチキャスト グループに加入しようとするホストは、スイッチにJoinメッセージを送信して応答します。スイッチのCPUは、グループのマルチキャスト転送テーブル エントリがまだ作成されていないと、これを作成します。また、Joinメッセージを受信したインターフェイスの転送テーブル エントリへの追加も行います。そのインターフェイスに関連づけられているホストは、マルチキャスト グループのマルチキャスト トラフィックを受信します(最初のIGMP Joinメッセージを参照してください)。

最初のIGMP Joinメッセージ

ルータAがスイッチに一般クエリを送信し、スイッチがそのクエリを同じVLANのすべてのメンバーであるポート2〜5に転送します。ホスト1はマルチキャスト グループ224.1.2.3 に加入を希望し、相当するMAC宛先アドレス0x0100.5E01.0203を持つグループにIGMPメンバーシップ レポート(IGMP Joinメッセージ)をマルチキャストします。CPUはホスト1によるIGMPレポート マルチキャストを受け取ると、IGMPレポート内の情報を使用して転送テーブルのエントリを設定します(IGMPスヌーピング転送テーブルを参照)。このエントリには、ホスト1のポート番号、ルータ、およびスイッチ内蔵CPUが含まれます。

IGMPスヌーピング転送テーブル

宛先アドレス

パケット タイプ

ポート

0100.5exx.xxxx

IGMP

0

0100.5e01.0203

!IGMP

1、2

スイッチのハードウェアがIGMP情報パケットをマルチキャスト グループのその他のパケットと区別できることに注意してください。

別のホスト(たとえば、ホスト4)が同じグループに非送信請求のIGMP Joinメッセージを送信する場合(2番目のホストのマルチキャスト グループへの加入を参照)、CPUはメッセージを受信して、転送テーブルにホスト4のポート番号を追加します(アップデートされたIGMPスヌーピング転送テーブルを参照)。転送テーブルはCPUにだけ向けてIGMPメッセージを送るため、メッセージはスイッチのその他のポートにはフラッディングしないことに注意してください。既知のマルチキャスト トラフィックはグループには転送されますが、CPUには転送されません。

2番目のホストのマルチキャスト グループへの加入

アップデートされたIGMPスヌーピング転送テーブル

宛先アドレス

パケット タイプ

ポート

0100.5exx.xxxx

IGMP

0

0100.5e01.0203

!IGMP

1、2、5

マルチキャスト グループからの脱退

ルータは定期的にマルチキャスト一般クエリを送信し、スイッチはこのクエリをVLANのすべてのポートを通じて転送します。このクエリを必要とするホストがこれに応答します。VLANの1つ以上のホストがマルチキャスト トラフィックを必要とする場合は、ルータはVLANにマルチキャスト トラフィックを転送し続けます。スイッチがマルチキャスト グループ トラフィックを転送するのは、そのレイヤ2マルチキャスト グループの転送テーブルにリストされているホストに限られます。

ホストは、マルチキャスト グループを脱退する場合、メッセージを送信せずに脱退することも、Leaveメッセージを送信することもできます。スイッチは、ホストからLeaveメッセージを受信すると、MACベースの一般クエリを送出して、そのインターフェイスに接続しているその他のデバイスが、特定のマルチキャスト グループのトラフィックを必要としているかどうかを調べます。次に、そのMACグループの転送テーブルをアップデートして、そのグループのマルチキャスト トラフィックを必要とするホストだけが転送テーブルにリストされるようにします。ルータは、VLANからのレポートを受信しなかった場合は、IGMPキャッシュからそのVLANのグループを削除します。

即時脱退処理

即時脱退は、IGMPバージョン2のホストについてのみサポートされます。

IGMPスヌーピングの即時脱退(immediate-leave)処理を使用すると、スイッチは、MACベースの一般クエリをインターフェイスに送信することなく、転送テーブルからLeaveメッセージを送信したインターフェイスを削除できます。VLANインターフェイスは、最初のLeaveメッセージで指定されたマルチキャスト グループのマルチキャスト ツリーから削除されます。即時脱退処理によって、複数のマルチキャスト グループを同時に使用する場合でも、スイッチド ネットワーク上のすべてのホストに対して最適な帯域幅管理を行うことができます。

IGMPレポート抑制

スイッチは、IGMPレポート抑制を使用して、マルチキャスト ルータ クエリ単位で1つのIGMPレポートのみをマルチキャスト デバイスに転送します。IGMPルータ抑制がイネーブルの場合(デフォルト)、スイッチは最初のIGMPレポートをグループのすべてのホストからすべてのマルチキャスト ルータに送信します。スイッチは、グループの残りのIGMPレポートはマルチキャスト ルータに送信しません。この機能は、レポートが重複してマルチキャスト デバイスに送信されるのを防止します。

マルチキャスト ルータ クエリにIGMPv1およびIGMPv2レポート専用の要求が含まれている場合、スイッチは最初にIGMPv1またはIGMPv2レポートのみをグループのすべてのホストからすべてのマルチキャスト ルータに転送します。

マルチキャスト ルータ クエリにIGMPv3レポートの要求も含まれている場合、スイッチはグループのIGMPv1、IGMPv2、およびIGMPv3レポートすべてをマルチキャスト デバイスに転送します。

IGMPレポート抑制をディセーブルにする場合、すべてのIGMPレポートがマルチキャスト ルータに転送されます。

送信専用ネットワーク

送信専用ネットワークでは、スイッチ ポートがマルチキャスト送信元ポートおよびマルチキャスト ルータ ポートに接続しています。スイッチ ポートは、IGMP JoinまたはLeaveメッセージを送信するホストには接続していません。

スイッチは、送信専用学習方式を使用して、IPマルチキャスト データ ストリームからの予約済み、宛先、マルチキャストIPアドレス(224.0.0.x)によりエイリアスになるIPマルチキャスト グループについて学習します。スイッチは、これらのマルチキャスト アドレスのみでエイリアスになるトラフィックをマルチキャスト ルータ ポートに転送します。

予約済み、宛先、マルチキャストIPアドレスでエイリアスになるトラフィックのデフォルトの学習方式は、IPマルチキャスト送信専用学習方式です。これらのマルチキャスト アドレスでエイリアスにならないトラフィックは、マルチキャスト送信元ポートおよびマルチキャスト ルータ ポートの両方に転送されます。予約済み、宛先、マルチキャストIPアドレスによるトラフィックのIPマルチキャスト送信専用学習をディセーブルにすることはできません。

デフォルトでは、送信専用学習方式により学習されて、現在は使用されていない転送テーブル エントリでのスイッチの有効期限は切れています。エージング タイムが長すぎる、またはディセーブルの場合、スイッチが送信専用学習またはIGMP Joinメッセージで学習した未使用のエントリで転送テーブルがいっぱいになります。スイッチが新しいIPマルチキャスト グループのトラフィックを受信すると、同じVLAN内のすべてのポートにパケットをフラッディングさせます。この不必要なフラッディングによって、スイッチのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

エージングがディセーブルで、スイッチが送信専用学習を使用して学習したマルチキャスト アドレスを削除する場合は、転送テーブル エントリのエージングを再度イネーブルにします。送信専用学習方式により学習されて、現在は使用されていないマルチキャスト アドレスでのスイッチの有効期限は切れています。

IGMPスヌーピングの設定

IGMPスヌーピングを使用すると、スイッチは、IGMPパケットを調べたり、その内容に基づいて転送を判断できるようになります。スイッチでIGMPスヌーピングをイネーブルにして、外部マルチキャスト ルータを検出するには、VLAN内のルータのレイヤ3インターフェイスがマルチキャスト ルーティング用に設定されている必要があります。詳細については、IPマルチキャスト ルーティングの設定を参照してください。

ここでは、IGMPスヌーピングを設定する方法について説明します。

IGMPスヌーピングのデフォルト設定

IGMPスヌーピングのデフォルト設定に、IGMPスヌーピングのデフォルト設定を示します。

IGMPスヌーピングのデフォルト設定

機能

デフォルト設定

IGMPスヌーピング

グローバルおよびVLAN単位でイネーブル

マルチキャスト ルータ

設定なし

マルチキャスト ルータの学習(スヌーピング)方式

PIM-DVMRP

IGMPスヌーピング即時脱退

ディセーブル

スタティック グループ

設定なし

エージング転送テーブル エントリ(予約済み、宛先、マルチキャストIPアドレスでエイリアスになるトラフィック用)

イネーブル。デフォルト値は600秒(10分)です。

IGMPレポート抑制

イネーブル

IGMPスヌーピングのイネーブル化またはディセーブル化

デフォルトでは、IGMPスヌーピングはスイッチでグローバルにイネーブルです。グローバルにイネーブルまたはディセーブルに設定されていると、既存のすべてのVLANインターフェイスでもイネーブルまたはディセーブルになっています。IGMPスヌーピングは、デフォルトですべてのVLANでイネーブルになっていますが、VLAN単位でイネーブルおよびディセーブルに設定することもできます。マルチキャスト ルーティング用にVLANインターフェイスを設定しておくと、スイッチがIGMPスヌーピングを使用して、外部マルチキャスト ルータに動的にアクセスするための設定は必要ありません。

グローバルIGMPスヌーピングは、VLAN IGMPスヌーピングに優先します。グローバル スヌーピングがディセーブルになっている場合は、VLANスヌーピングをイネーブルにできません。グローバル スヌーピングがイネーブルの場合、VLANスヌーピングはイネーブルまたはディセーブルのどちらにも設定できます。

スイッチでIGMPスヌーピングをグローバルにイネーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ip igmp snooping

既存のすべてのVLANインターフェイスでIGMPスヌーピングをグローバルにイネーブルにします。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

すべてのVLANインターフェイスでIGMPスヌーピングをグローバルにディセーブルにするには、no ip igmp snoopingグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

VLANインターフェイスでIGMPスヌーピングをイネーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ip igmp snooping vlanvlan-id

VLANインターフェイスでIGMPスヌーピングをイネーブルにします。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

VLANインターフェイスでIGMPスヌーピングをディセーブルにするには、指定されたVLAN番号についてno ip igmp snooping vlanvlan-idグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

スヌーピング方式の設定

マルチキャスト対応ルータ ポートは、すべてのレイヤ2マルチキャスト エントリごとに転送テーブルに追加されます。スイッチは、次のいずれか1つの方式でそれらのポートを学習します。

IGMPクエリおよびPIM/DVMRPパケットをスヌーピングするように、あるいはCGMP self-joinまたはproxy-joinパケットの待ち受けを行うようにスイッチを設定できます。デフォルトでは、スイッチはすべてのVLANのPIM/DVMRPパケットをスヌーピングします。CGMPパケットからのみマルチキャスト ルータ ポートを学習させるには、ip igmp snooping vlanvlan-idmrouter learn cgmpグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。このコマンドを入力すると、ルータはCGMP self-joinまたはproxy-joinパケットのみを待ち受け、その他のCGMPパケットは待ち受けません。PIM/DVMRPパケットからのみマルチキャスト ルータ ポートを学習させるには、ip igmp snooping vlanvlan-id mrouter learn pim-dvmrpグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

VLANインターフェイスがマルチキャスト ルータに動的にアクセスする方法を変更するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ip igmp snooping vlan vlan-idmrouter learn {cgmp | pim-dvmrp}

VLANでIGMPスヌーピングをイネーブルにします。指定できるVLAN IDの範囲は1〜4094です。

マルチキャスト ルータの学習方式を指定します。

  • cgmp ― CGMPパケットを待ち受けます。この方式は制御トラフィックの削減に便利です。
  • pim-dvmrp ― IGMPクエリおよびPIM-DVMRPパケットをスヌーピングします。これはデフォルト設定です。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show ip igmp snooping

設定を確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

次に、学習方式としてCGMPパケットを使用するようにIGMPスヌーピングを設定する例を示します。

Switch# configure terminal

Switch(config)# ip igmp snooping vlan 1 mrouter learn cgmp

Switch(config)# end

Switch#show ip igmp snooping vlan 1

Global IGMP Snooping configuration:

-----------------------------------

IGMP snooping :Enabled

IGMPv3 snooping (minimal) :Enabled

Report suppression :Enabled

TCN solicit query :Disabled

TCN flood query count :2

Vlan 1:

--------

IGMP snooping :Enabled

Immediate leave :Disabled

Multicast router learning mode :pim-dvmrp

Source only learning age timer :10

CGMP interoperability mode :IGMP_ONLY

デフォルトの学習方式に戻すには、noip igmp snooping vlanvlan-idmrouter learn cgmpグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

マルチキャスト ルータ ポートの設定

マルチキャスト ルータ ポートを追加する(マルチキャスト ルータにスタティック接続を追加する)には、スイッチでip igmp snooping vlan mrouterグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

マルチキャスト ルータへのスタティック接続をイネーブルに設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ip igmp snooping vlanvlan-id mrouter interfaceinterface-id

マルチキャスト ルータのVLAN IDを指定し、マルチキャスト ルータのインターフェイスを指定します。指定できるVLAN IDの範囲は1〜4094です。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show ip igmp snooping mrouter[vlanvlan-id]

VLANインターフェイスでIGMPスヌーピングがイネーブルになっていることを確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

VLANからマルチキャスト ルータ ポートを削除するには、no ip igmp snooping vlanvlan-id mrouter interface interface-idグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、マルチキャスト ルータへのスタティック接続をイネーブルに設定し、その設定を確認する例を示します。

Switch# configure terminal

Switch(config)#ip igmp snooping vlan 200 mrouter interface gigabitethernet0/2

Switch(config)#end

Switch# show ip igmp snooping mrouter vlan 200

vlan ports

-----+----------------------------------------

200          Gi0/2(static)

グループに加入するホストのスタティックな設定

ホストまたはレイヤ2ポートは、通常はマルチキャスト グループに動的に加入しますが、インターフェイスでホストをスタティックに設定することもできます。

マルチキャスト グループのメンバーとしてレイヤ2ポートを追加するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ip igmp snooping vlanvlan-id staticmac-addressinterface interface-id

マルチキャスト グループのメンバーとしてレイヤ2ポートをスタティックに設定します。

  • vlan-idは、マルチキャスト グループVLAN IDです。
  • mac-addressは、グループMACアドレスです。
  • interface-idは、メンバー ポートです。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show ip igmp snooping mrouter vlanvlan-id

または

show mac address-table multicastvlanvlan-id

メンバー ポートがVLANマルチキャスト グループのメンバーになっていることを確認します。

メンバー ポートおよびMACアドレスを確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

マルチキャスト グループからレイヤ2ポートを削除するには、no ip igmp snooping vlanvlan-id staticmac-addressinterface interface-idグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、インターフェイスにスタティックにホストを設定し、その設定を確認する例を示します。

Switch# configure terminal

Switch(config)# ip igmp snooping vlan 1 static 0100.5e00.0203 interface gigabitethernet0/1

Switch(config)# end

Switch# show mac address-table multicast vlan 1

Vlan Mac Address Type Ports

---- ----------- ---- -----

1 0100.5e00.0203 USER Gi0/1

IGMP即時脱退処理のイネーブル化

IGMP即時脱退処理をイネーブルにすると、スイッチは、ポートでIGMPv2 leaveメッセージを検出してそのポートを削除します。即時脱退処理機能を使用するのは、VLANの各ポートごとにレシーバーが1つ存在する場合だけにしてください。

即時脱退は、IGMPv2のホストについてのみサポートされます。

IGMP即時脱退処理をイネーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ip igmp snooping vlanvlan-id immediate-leave

VLANインターフェイス上でIGMP即時脱退処理をイネーブルにします。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show ip igmp snooping vlanvlan-id

VLAN上でIGMP即時脱退がイネーブルになっていることを確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

VLAN上でIGMP即時脱退をディセーブルにするには、no ip igmp snooping vlanvlan-idimmediate-leaveグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、VLAN 130でIGMP即時脱退処理をイネーブルにする例を示します。

Switch# configure terminal

Switch(config)# ip igmp snooping vlan 130 immediate-leave

Switch(config)# end

IGMPレポート抑制のディセーブル化

デフォルトでは、IGMPレポート抑制はディセーブルです。IGMPレポート抑制をイネーブルにすると、スイッチはマルチキャスト ルータ クエリ単位で1つのIGMPレポートのみを転送します。レポート抑制をディセーブルにすると、すべてのIGMPレポートがマルチキャスト ルータに転送されます。

IGMPレポート抑制をディセーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

no ip igmp snooping report-suppression

IGMPレポート抑制をディセーブルにします。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show ip igmp snooping

IGMPレポート抑制がディセーブルであることを確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

IGMPレポート抑制を再度イネーブルにするには、ip igmp snooping report-suppressionグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

エージング タイムの設定

スイッチが、マルチキャスト送信専用学習方式を使用して学習する転送テーブル エントリのエージング タイムを設定できます。

エージング タイムを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ip igmp snooping source-only learning age-timertime

エージング タイムを設定します。指定できる範囲は0〜2880秒です。デフォルト値は600秒(10分)です。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show running-config | include source-only-learning

エージング タイムを確認します。

copy running-config startup-config

(任意)設定をコンフィギュレーション ファイルに保存します。

転送テーブル エントリのエージングをディセーブルにするには、ip igmp snooping source-only-learningage-timer 0グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力します。

IGMPスヌーピング情報の表示

動的に学習された、あるいはスタティックに設定されたルータ ポートおよびVLANインターフェイスのIGMPスヌーピング情報を表示できます。IGMPスヌーピング用に設定したVLANのMACアドレス マルチキャスト エントリの表示もできます。

IGMPスヌーピング情報を表示するには、IGMPスヌーピング情報表示用のコマンドに示す1つまたは複数のイネーブルEXECコマンドを使用します。

IGMPスヌーピング情報表示用のコマンド

コマンド

説明

show ip igmp snooping[vlanvlan-id]

スイッチのすべてのVLANまたは指定されたVLANのスヌーピング設定情報を表示します。

(任意)単一のVLANに関する情報を表示するには、vlan vlan-idを使用します。

show ip igmp snooping group [vlanvlan-id]

IGMPマルチキャスト グループ、互換モード、および各グループと関連付けられたポートに関する情報を表示します。

(任意)単一のVLANに関する情報を表示するには、vlan vlan-idを使用します。

show ip igmp snooping mrouter[vlanvlan-id]

動的に学習された、または手動で設定されたマルチキャスト ルータ インターフェイスに関する情報を表示します。

  • IGMPスヌーピングをイネーブルにすると、スイッチはマルチキャスト ルータの接続先であるインターフェイスを自動的に学習します。これらは動的に学習されるインターフェイスです。

(任意)単一のVLANに関する情報を表示するには、vlan vlan-idを使用します。

show ip igmp snooping querier[vlanvlad-id]

インターフェイスがサポートするIGMPバージョンに関する情報を表示します。

(任意)単一のVLANに関する情報を表示するには、vlan vlan-idを使用します。

show mac address-table multicast[vlanvlan-id] [user | igmp-snooping] [count]

VLANについてレイヤ2 MACアドレス テーブルのエントリを表示します。各キーワードはすべてオプションで、次のように表示が制限されます。

  • vlanvlan-id ― 指定されたマルチキャスト グループVLANのみを表示します。
  • user ― ユーザが設定したマルチキャスト エントリのみを表示します。
  • igmp-snooping ― IGMPスヌーピングで学習したエントリのみを表示します。
  • count ― 実際のエントリではなく、選択された条件に対応するエントリの合計数のみを表示します。

コマンドのキーワードおよびオプションの詳細については、このリリースのコマンド リファレンスを参照してください。

たとえば、IGMPスヌーピング情報表示用のコマンドのコマンドからの出力例については、このリリースのコマンド リファレンスを参照してください。

MVRの概要

MVRは、イーサネット リングベースのサービス プロバイダー ネットワークで、マルチキャスト トラフィックを広範囲に配信するアプリケーション(サービス プロバイダー ネットワークでの複数のTVチャネルのブロードキャストなど)用に設計された機能です。MVRにより、ポート上の加入者は、ネットワーク全般のマルチキャストVLANのマルチキャスト ストリームに対して、加入または非加入を設定できます。ネットワーク上で1つのマルチキャストVLANを共有しながら、加入者は異なるVLANに存続できます。MVRを使用すると、マルチキャストVLAN内でマルチキャスト ストリームを継続的に送信しながら、帯域幅およびセキュリティを確保するために、加入者VLANからストリームを隔離することができます。

MVRでは、加入者ポートが、IGMP JoinまたはLeaveメッセージを送信することによって、マルチキャスト ストリームへの加入または非加入(JoinまたはLeave)を実行することを前提にしています。このメッセージは、イーサネット接続のIGMPv2互換ホストから発信できます。MVRはIGMPスヌーピングの基本メカニズムで動作しますが、2つの機能は相互に独立して動作します。それぞれ、もう一方の動作に影響を与えることなくイネーブルまたはディセーブルにできます。ただし、IGMPスヌーピングとMVRが共にイネーブルの場合は、MVRは、MVR上で設定されたマルチキャスト グループからのJoinおよびLeaveメッセージに対してのみ反応します。残りすべてのマルチキャスト グループからのJoinおよびLeaveメッセージは、IGMPスヌーピングによって管理されます。

スイッチのCPUは、MVR IPマルチキャスト ストリームおよびスイッチ転送テーブル上の関連MACアドレスを識別し、IGMPメッセージを代行受信します。また、受信側が送信元とは別のVLANにいる場合でも、マルチキャスト ストリームの受信側として加入者をテーブルに追加したりテーブルから削除したりするように転送テーブルを書き換えます。この転送動作は、さまざまなVLAN間で通信されるトラフィックを選択的に許可します。

スイッチには、ダイナミック モードと互換モードという2つのMVR動作モードがあります。

マルチキャストTVアプリケーションでのMVRの使用方法

マルチキャストTVアプリケーションでは、PCまたはセットトップ ボックスを装備したTVで、マルチキャスト ストリームを受信できます。複数のセットトップ ボックスまたは複数のPCは、MVRの受信ポートとして設定されたスイッチ ポートである、1つの加入者ポートに接続できます(MVRの例を参照してください)。セットトップ ボックスまたはPCには、DHCPによってIPアドレスが割り当てられます。加入者がチャネルを選択すると、対応するマルチキャストに加入するために、セットトップ ボックスまたはPCからS1スイッチに対してIGMPレポートが送信されます。IGMPレポートが、設定済みのマルチキャストMACアドレスの1つと一致すると、スイッチのCPUは、ハードウェアのアドレス テーブルを変更し、指定されたマルチキャスト ストリームをマルチキャストVLANから受信した場合にそのマルチキャスト ストリームを転送する宛先として、この受信ポートとVLANをアドレス テーブルに追加します。マルチキャストVLANとの間でマルチキャスト データを送受信するアップリンク ポートを、MVR送信元ポートと呼びます。

加入者がチャネルを変更するか、TVをオフにすると、セットトップ ボックスからマルチキャスト ストリームのIGMP Leaveメッセージが送信されます。スイッチのCPUは、受信ポートのVLANを介して、IGMPグループ別クエリを送信します。VLAN内に、このグループに加入しているほかのセットトップ ボックスがある場合には、そのセットトップ ボックスは最大応答時間の範囲内に応答しなければなりません。応答を受信しない場合、CPUは、このグループの転送宛先から受信ポートを除外します。

即時脱退機能が受信ポートでイネーブルになっている場合は、ポートはより迅速にマルチキャスト グループを脱退します。即時脱退機能がイネーブルになっていない場合、スイッチは受信ポートの加入者からIGMP Leaveメッセージを受信すると、そのポートにIGMPクエリを送信してIGMPグループ メンバーシップ レポートを待ちます。設定された時間内にレポートを受信しなかった場合は、マルチキャスト グループ メンバーシップから受信ポートが削除されます。即時脱退機能を使用する場合、IGMPクエリは、IGMP Leaveメッセージを受信した受信ポートから送信されません。Leaveメッセージを受信するとただちに、受信ポートがマルチキャスト グループ メンバーシップから削除されるため、脱退遅延時間が短縮されます。即時脱退機能は、1つの受信デバイスを接続した受信ポートでだけイネーブルにしてください。

MVRの例

MVRでは、各VLANの複数の加入者に対してTVチャネルのマルチキャスト トラフィックを重複して送信する必要がありません。すべてのチャネルに対するマルチキャスト トラフィックが、VLANトランクで1回だけ送信されます(マルチキャストVLAN上のみ)。IGMP LeaveおよびJoinメッセージは、加入者ポートが割り当てられているVLAN内で送信されます。これらのメッセージによって、レイヤ3デバイス上でマルチキャストVLANのマルチキャスト トラフィック ストリームが、動的に登録されます。アクセス レイヤ スイッチ(S1スイッチ)は、マルチキャストVLANから別のVLAN上の加入者ポートにトラフィックが転送されるように転送動作を変更し、2つのVLAN間で伝送されるトラフィックを選択的に許可します。

IGMPレポートは、マルチキャスト データと同じMACアドレス宛に送信されます。S1 CPUは、受信ポートからのすべてのIGMP JoinおよびLeaveメッセージを取り込み、送信元(アップリンク)ポートのマルチキャストVLANに転送する必要があります。

MVRの設定

ここでは、基本的なMVRの設定情報について説明します。

MVRのデフォルト設定

MVRのデフォルト設定に、MVRのデフォルト設定を示します。

MVRのデフォルト設定

機能

デフォルト設定

MVR

グローバルおよびインターフェイス単位でディセーブル

マルチキャスト アドレス

設定なし

クエリ応答時間

0.5秒

マルチキャストVLAN

VLAN 1

モード

互換

インターフェイス(ポート単位)のデフォルト

受信および送信元のどちらのポートでもない

即時脱退

すべてのポートでディセーブル

MVR設定時の注意事項および制限事項

MVRの設定時は、次の注意事項に従ってください。

MVRグローバル パラメータの設定

デフォルト設定を使用する場合には、オプションのMVRパラメータを設定する必要はありません。デフォルトのパラメータ値を変更する場合(MVR VLANを除く)には、先にMVRをイネーブルにする必要があります。

MVRパラメータを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

mvr

スイッチでMVRをイネーブルに設定します。

mvr groupip-address [count]

スイッチにIPマルチキャスト アドレスを設定します。または、countパラメータを使用して、連続するMVRグループ アドレスを設定します(countの範囲は1〜256で、デフォルトは1です)。このアドレス宛のマルチキャスト データは、スイッチのすべての送信元ポート、およびこのマルチキャスト アドレス上のデータを受信するように設定されているすべての受信ポートに送信されます。各マルチキャスト アドレスは、1つのTVチャネルに対応づけられます。

  • 各IPアドレスは、マルチキャスト48ビットMACアドレスに変換されます。設定したIPアドレスが、以前に設定済みのMACアドレスまたは予約済みマルチキャストMACアドレスに変換(エイリアス)された場合、このコマンドは無効になります。

mvr querytimevalue

(任意)受信ポートのIGMPレポート メンバーシップが、マルチキャスト グループ メンバーシップから受信ポートを削除するまでの最大待機時間を指定します。値は、1/10秒単位で指定します。指定できる範囲は1〜100で、デフォルトは5/10、つまり0.5秒です。

mvr vlanvlan-id

(任意)マルチキャスト データを受信するVLANを指定します。すべての送信元ポートはこのVLANに属する必要があります。指定できるVLAN IDの範囲は1〜4094です。
デフォルト値はVLAN 1です。

mvr mode{dynamic | compatible}

(任意)MVRモードを指定します。

  • dynamic ― 送信元ポートでのダイナミックMVRメンバーシップを可能にします。
  • compatible ― Catalyst 3500 XLおよびCatalyst 2900 XLスイッチと互換性があり、送信元ポートでのダイナミックIGMP Joinをサポートしません。

デフォルト設定は、compatibleモードです。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show mvr

または

show mvr members

設定を確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

スイッチをデフォルト設定に戻すには、no mvr [mode| groupip-address | querytime | vlan]グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、MVRをイネーブルにして、MVRグループ アドレスを設定し、クエリ時間を1秒(10×1/10)に設定し、MVRマルチキャストVLANをVLAN 22として指定し、MVRモードをdynamicに設定して、結果を確認する方法を示します。

Switch(config)# mvr

Switch(config)#mvr group 228.1.23.4

Switch(config)#mvr querytime 10

Switch(config)#mvr vlan 22

Switch(config)#mvr mode dynamic

Switch(config)# end

Switch# show mvr

MVR Running: TRUE

MVR multicast vlan: 22

MVR Max Multicast Groups: 256

MVR Current multicast groups: 1

MVR Global query response time: 10 (tenths of sec)

MVR Mode: dynamic

show mvr membersイネーブルEXECコマンドを使用すると、スイッチのMVRマルチキャスト グループ アドレスを確認できます。

MVRインターフェイスの設定

レイヤ2 MVRインターフェイスを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

mvr

スイッチでMVRをイネーブルに設定します。

interfaceinterface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、設定するレイヤ2ポートのタイプおよび番号を入力します。たとえば、ギガビット イーサネット ポート1では、gi0/1またはgigabitethernet 0/1となります。

mvr type {source|receiver}

MVRポートを次のいずれかに設定します。

  • source ― マルチキャスト データを送受信するアップリンク ポートを送信元ポートとして設定します。加入者は、直接送信元ポートに接続できません。スイッチの送信元ポートは、すべて1つのマルチキャストVLANに属します。
  • receiver ― ポートが加入者ポートで、マルチキャスト データの受信だけを行う場合には、受信ポートとして設定します。受信ポートは、スタティックな設定、またはIGMP JoinおよびLeaveメッセージによって、マルチキャスト グループのメンバーになるまでは、データを受信しません。受信ポートは、マルチキャストVLANに属することはできません。

デフォルト設定は非MVRポートです。MVR特性で非MVRポートを設定しようとすると、操作は無効になります。

mvr vlanvlan-idgroupip-address

(任意)マルチキャストVLANおよびIPマルチキャスト アドレスに送信されたマルチキャスト トラフィックを受信するように、ポートをスタティックに設定します。グループのメンバーとしてスタティックに設定されたポートは、スタティックに削除されるまではグループ メンバーのままです。

  • compatibleモードでは、このコマンドは受信ポートのみに対して適用されます。dynamicモードでは、受信ポートおよび送信元ポートに適用されます。

受信ポートは、IGMP JoinおよびLeaveメッセージによって、マルチキャスト グループに動的に加入することもできます。

mvr immediate

(任意)ポート上のMVRの即時脱退機能をイネーブルにします。

  • このコマンドは受信ポートだけに適用します。この機能は単一の受信デバイスが接続されている受信ポート上でのみイネーブルにしてください。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show mvr

show mvr interface

または

show mvrmembers

設定を確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

インターフェイスをデフォルト設定に戻すには、no mvr [type | immediate | vlanvlan-id | group]インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、ポートGigabitEthernet 0/2を受信ポートとして設定し、マルチキャスト グループ アドレスに送信されたマルチキャスト トラフィックを受信するようにポートを設定し、インターフェイスに即時脱退機能を設定して、結果を確認する方法を示します。

Switch(config)# mvr

Switch(config)# interface gigabitethernet0/2

Switch(config-if)# mvr type receiver

Switch(config-if)# mvr vlan 22 group 228.1.23.4

Switch(config-if)# mvr immediate

Switch(config)# end

Switch# show mvr interface gigabitethernet0/2

Type: RECEIVER Status: ACTIVE Immediate Leave: ENABLED

次に、memberキーワードが使用された場合のshow mvr interfaceイネーブルEXECコマンドの出力例を示します。

Switch# show mvr interface gigabitethernet0/6 members

239.255.0.0 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.1 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.2 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.3 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.4 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.5 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.6 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.7 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.8 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.9 DYNAMIC ACTIVE

MVR情報の表示

スイッチまたは指定されたインターフェイスのMVR情報を表示できます。

MVR情報を表示するには、イネーブルEXECモードでMVR情報表示用のコマンドのコマンドを実行します。

MVR情報表示用のコマンド

show mvr

スイッチのMVRステータスと値を表示します。これには、MVRがイネーブルまたはディセーブルの判別、マルチキャストVLAN、マルチキャスト グループの最大数(256)および現在の数(0〜256)、クエリ応答時間、およびMVRモードがあります。

show mvr interface[interface-id][members[vlanvlan-id]]

すべてのMVRインターフェイスおよびそれぞれのMVRコンフィギュレーションを表示します。

特定のインターフェイスを入力すると、次の情報が表示されます。

  • Type ― 受信(Receiver)または送信元(Source)
  • Status ― 次のいずれか1つ
  • ACTIVEはポートがVLANに含まれていることを意味します。
  • UP/DOWNはポートが転送中か非転送中のどちらかであるという意味です。
  • INACTIVEはポートがどのVLANにも属していないことを意味します。
  • Immediate Leave ― イネーブルまたはディセーブル

membersキーワードを指定すると、このポートのすべてのマルチキャスト グループ メンバーが表示されます。また、VLAN識別子を指定すると、VLANのすべてのマルチキャスト グループ メンバーが表示されます。指定できるVLAN IDの範囲は1〜4094です。

show mvr members [ip-address]

任意のIPマルチキャスト グループまたは指定されたIPマルチキャスト グループIPアドレスのメンバーであるすべての受信ポートおよび送信元ポートを表示します。

次に、show mvrイネーブルEXECコマンドの出力例を示します。

Switch# show mvr

MVR Running: TRUE

MVR multicast vlan: 1

MVR Max Multicast Groups: 256

MVR Current multicast groups: 256

MVR Global query response time: 5 (tenths of sec)

MVR Mode: compatible

次に、show mvr interfaceイネーブルEXECコマンドの出力例を示します。

Switch# show mvr interface

Port Type Status Immediate Leave

---- ---- ------- ---------------

Fa0/1 SOURCE ACTIVE/UP DISABLED

Fa0/2 SOURCE ACTIVE/UP DISABLED

Fa0/3 SOURCE ACTIVE/DOWN DISABLED

Fa0/5 SOURCE ACTIVE/DOWN DISABLED

次に、指定したインターフェイスに対するshow mvr interfaceイネーブルEXECコマンドの出力例を示します。

Switch# show mvr interface fastethernet0/2

224.0.1.1 DYNAMIC ACTIVE

次に、members キーワードを使用した場合のshow mvr interfaceイネーブルEXECコマンドの出力例を示します。

Switch# show mvr interface gigabitethernet0/6 members

239.255.0.0 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.1 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.2 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.3 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.4 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.5 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.6 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.7 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.8 DYNAMIC ACTIVE

239.255.0.9 DYNAMIC ACTIVE

次に、show mvr membersイネーブルEXECコマンドの出力例を示します。

Switch# show mvr members

MVR Group IP Status Members

------------ ------ -------

224.0.1.1 ACTIVE Fa0/1(s), Fa0/2(d)

224.0.1.2 ACTIVE Fa0/1(s)

224.0.1.3 ACTIVE Fa0/1(s)

224.0.1.4 ACTIVE Fa0/1(s)

224.0.1.5 ACTIVE Fa0/1(s)

(テキスト出力は省略)

IGMPフィルタリングおよびスロットリングの設定

一部の環境(たとえば、メトロポリタンまたはMultiple-Dwelling Unit[MDU;集合住宅]インストレーション)では、スイッチ ポート上のユーザが所属するマルチキャスト グループを管理する必要があります。契約やサービス計画のタイプに基づいてIP/TVなどのマルチキャスト サービスの配信を制御できます。また、スイッチ ポート上のユーザが属するマルチキャスト グループの数も制限できます。

IGMPフィルタリング機能を使用すると、IPマルチキャスト プロファイルを設定して個々のスイッチ ポートに対応づけることにより、ポート単位でマルチキャスト加入をフィルタリングできます。IGMPプロファイルには1つまたは複数のマルチキャスト グループを格納できます。また、IGMPプロファイルによって、このグループへのアクセスを許可するか拒否するかを指定できます。マルチキャスト グループへのアクセスを拒否するIGMPプロファイルがスイッチ ポートに適用された場合、IPマルチキャスト トラフィックのストリームを要求するIGMP加入レポートは廃棄され、ポートはそのグループからIPマルチキャスト トラフィックを受信できません。フィルタリング アクションによってマルチキャスト グループへのアクセスが許可された場合、ポートからのIGMPレポートが転送され、通常の処理が行われます。

IGMPフィルタリングが制御するのは、JoinおよびLeaveレポートなど、グループ固有のクエリやメンバーシップ レポートだけです。一般的なIGMPクエリは制御しません。IGMPフィルタリングは、IPマルチキャスト トラフィックの転送指示機能には関係しません。フィルタリング機能は、マルチキャスト トラフィックの転送に、CGMPまたはMVRのどちらを使用しても同様に動作します。

レイヤ2インターフェイスが加入できるIGMPグループの最大数を設定することもできます。

IGMPスロットリング機能を使用すると、レイヤ2インターフェイスが加入できるIGMPグループの最大数を設定することもできます。IGMPグループの最大数を設定し、IGMPスヌーピング転送テーブルにエントリの最大数が含まれ、インターフェイスがIGMP Joinレポートを受信する場合、IGMPレポートを廃棄、または転送テーブルでランダムに選択されたマルチキャスト エントリを削除し、それからレポートのIGMPグループをテーブルに追加するようインターフェイスを設定できます。

ここでは、IGMPフィルタリングおよびスロットリングを設定する方法について説明します。

IGMPフィルタリングおよびスロットリングのデフォルト設定

IGMPフィルタリングのデフォルト設定に、IGMPフィルタリングのデフォルト設定を示します。

IGMPフィルタリングのデフォルト設定

機能

デフォルト設定

IGMPフィルタリング

適用なし

IGMPグループのIGMP最大数

最大値の設定なし

IGMPプロファイル

定義なし

IGMPプロファイル動作

範囲アドレスを拒否

グループの最大数が転送テーブルにある場合、デフォルトIGMPスロットリング動作はIGMPレポートを拒否します。設定時の注意事項については、IGMPスロットリング動作の設定を参照してください。

IGMPプロファイルの設定

IGMPプロファイルを設定するには、プロファイル番号を指定してip igmp profileグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用し、IGMPプロファイル コンフィギュレーション モードを開始して、IGMPプロファイルを作成します。このモードでは、ポートからのIGMP Join要求をフィルタリングするのに使用する、IGMPプロファイルのパラメータを指定できます。IGMPプロファイル コンフィギュレーション モードにある場合は、次のコマンドでプロファイルを作成できます。

デフォルトでは、IGMPプロファイルが未設定です。プロファイルの設定時に、permitまたはdenyのどちらのキーワードも指定されていない場合は、デフォルトでIPアドレスの範囲へのアクセスが拒否されます。

IGMPプロファイルを作成するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ip igmp profileprofile number

IGMPプロファイル コンフィギュレーション モードを開始し、設定するプロファイルに番号を割り当てます。指定できる範囲は1〜4294967295です。

permit | deny

(任意)IPマルチキャスト アドレスへのアクセスを許可または拒否する動作を設定します。動作が設定されていない場合は、プロファイルのデフォルト設定によってアクセスが拒否されます。

range ip multicast address

アクセスが制御されるIPマルチキャスト アドレスまたはIPマルチキャスト アドレスの範囲を入力します。範囲を入力する場合は、最小値のIPマルチキャスト アドレス、スペース、および最大値のIPマルチキャスト アドレスの順で入力します。

rangeコマンドを複数回使用すると、複数のアドレスまたはアドレス範囲を入力できます。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show ip igmp profileprofile number

プロファイル設定を確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

プロファイルを削除するには、no ip igmp profileprofile numberグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

IPマルチキャスト アドレスまたはIPマルチキャスト アドレス範囲を削除するには、no rangeip multicast addressIGMPプロファイル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、1つのIPマルチキャスト アドレスへのアクセスを許可するIGMPプロファイル4を作成して、その設定を確認する例を示します。動作がdeny(デフォルト)である場合は、show ip igmp profileの出力には表示されません。

Switch(config)# ip igmp profile 4

Switch(config-igmp-profile)# permit

Switch(config-igmp-profile)# range 229.9.9.0

Switch(config-igmp-profile)# end

Switch# show ip igmp profile 4

IGMP Profile 4

permit

range 229.9.9.0 229.9.9.0

IGMPプロファイルの適用

IGMPプロファイルに定義に従ってアクセスを制御するには、ip igmp filterインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して該当するインターフェイスにプロファイルを適用します。IGMPプロファイルを適用できるのは、レイヤ2ポートだけです。ルーテッド ポートやSVIには適用できません。また、EtherChannelポート グループに属するポートにはプロファイルを適用できません。1つのプロファイルを複数のインターフェイスに適用することができますが、各インターフェイスに適用できるプロファイルは1つだけです。

スイッチ ポートにIGMPプロファイルを適用するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

interfaceinterface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、設定する物理インターフェイスを入力します(例: fastethernet0/3)。このインターフェイスには、EtherChannelポート グループに属していないレイヤ2ポートを指定しなければなりません。

ip igmp filterprofile number

指定したIGMPプロファイルをこのインターフェイスに適用します。指定できるプロファイル番号の範囲は1〜4294967295です。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show running configuration interfaceinterface-id

設定を確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

インターフェイスからプロファイルを削除するには、no ip igmp filterprofile numberインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、インターフェイスにIGMPプロファイル4を適用し、設定を確認する例を示します。

Switch(config)# interface fastethernet0/12

Switch(config-if)# ip igmp filter 4

Switch(config-if)# end

Switch# show running-config interface fastethernet0/12

Building configuration...

Current configuration : 123 bytes

!

interface FastEthernet0/12

no ip address

shutdown

snmp trap link-status

ip igmp max-groups 25

ip igmp filter 4

end

IGMPグループの最大数の設定

ip igmp max-groupsインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すると、レイヤ2インターフェイスが加入できるIGMPグループの最大数を設定できます。最大数をデフォルト(制限なし)に戻す場合は、このコマンドのno形式を使用します。

この制限が適用されるのはレイヤ2ポートだけです。ルーテッド ポートやSVIにはIGMPグループの最大数を設定できません。このコマンドを論理EtherChannelインターフェイス上で使用することもできますが、EtherChannelポート グループに属するポート上では使用できません。

IGMPグループの最大数を転送テーブルに設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

interfaceinterface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、設定する物理インターフェイスを入力します(例:
gigabitethernet0/1
)このインターフェイスには、EtherChannelグループまたはEtherChannelインターフェイスに属していないレイヤ2ポートを指定できます。

ip igmp max-groupsnumber

インターフェイスが加入できるIGMPグループの最大数を設定します。指定できる範囲は0〜4294967294で、デフォルトは最大値の設定なしです。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show running-configuration interfaceinterface-id

設定を確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

最大グループ数の制限を削除して、最大値なしのデフォルトに戻すには、no ip igmp max-groupsインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、インターフェイスが加入できるIGMPグループ数を25に制限する例を示します。

Switch(config)# interface fastethernet0/12

Switch(config-if)# ip igmp max-groups 25

Switch(config-if)# end

Switch# show running-config interface fastethernet0/12

Building configuration...

Current configuration : 123 bytes

!

interface FastEthernet0/12

no ip address

shutdown

snmp trap link-status

ip igmp max-groups 25

ip igmp filter 4

end

IGMPスロットリング動作の設定

レイヤ2インターフェイスが加入できるIGMPグループの最大数を設定したあと、ip igmp max-groups actionreplaceインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、転送テーブルでランダムに選択されたマルチキャスト エントリを削除し、次のIGMPグループをテーブルに追加するようインターフェイスを設定できます。デフォルトに戻すには、このコマンドのno形式を使用します。デフォルトではIGMP Joinレポートを廃棄します。

スロットリング動作の設定時は、次の注意事項に従ってください。

スイッチが転送テーブル エントリを削除しないようにするには、インターフェイスが転送テーブルにエントリを追加する前に、IGMPスロットリング動作を設定できます。

エントリの最大数が転送テーブルに存在するときにスロットリング動作を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

interfaceinterface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、設定する物理インターフェイスを開始します。このインターフェイスには、EtherChannelグループまたはEtherChannelインターフェイスに属していないレイヤ2ポートを指定できます。このインターフェイスは、トランク ポートにはなれません。

ip igmp max-groups action{deny | replace}

インターフェイスがIGMPレポートを受信し、エントリの最大数が転送テーブルに存在する場合に、インターフェイスが取る動作を指定します。

  • deny ― レポートを廃棄します。
  • replace ― 転送テーブルでランダムに選択されたマルチキャスト エントリを削除し、レポートにIGMPグループを追加します。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show running-config interfaceinterface-id

設定を確認します。

copy running-config startup-config

(任意)設定をコンフィギュレーション ファイルに保存します。

レポート廃棄のデフォルト動作に戻すには、 no ip igmp max-groups actionインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、エントリの最大数がテーブルに存在する場合に、転送テーブルでランダムに選択されたマルチキャスト エントリを削除し、転送テーブルにIGMPグループを追加するようインターフェイスを設定する例を示します。

Switch(config)# interface gigabitethernet0/1

Switch(config-if)# ip igmp max-groups action replace

Switch(config-if)# end

IGMPフィルタリングおよびスロットリング設定の表示

IGMPプロファイルの特性を表示できます。また、スイッチのすべてのインターフェイスまたは指定したインターフェイスのIGMPプロファイルと最大グループ数の設定を表示できます。スイッチのすべてのインターフェイス、または特定のインターフェイスのIGMPスロットリング設定を表示することもできます。

IGMPフィルタリングおよびスロットリング設定を表示するには、IGMPフィルタリングおよびスロットリング設定表示用のコマンドに記載されたイネーブルEXECコマンドを使用します。

IGMPフィルタリングおよびスロットリング設定表示用のコマンド

show ip igmp profile[profile number]

指定されているIGMPプロファイル、またはすべての定義されているIGMPプロファイルを表示します。

show running-configuration[interfaceinterface-id]

指定されたインターフェイスまたはすべてのインターフェイスの設定を表示します。インターフェイスが加入できるIGMPグループの最大数(設定されている場合)やインターフェイスに適用されているIGMPプロファイルなどがこれに含まれます。

Toolbar-jp

All contents copyright (C) 1992--2004 Cisco Systems K.K.