この章では、Catalyst 2960 スイッチ上で Switch Database Management(SDM)テンプレートを設定する方法について説明します。
SDM テンプレートの概要
ネットワーク内でのスイッチの使用方法に応じて特定の機能が最適にサポートされるようにするため、SDM テンプレートを使用して、スイッチでシステム リソースを設定することができます。いくつかの機能に対してシステム リソースを最大に割り当てるテンプレートを選択することも、リソースを均等に割り当てるデフォルト テンプレートを選択することもできます。
複数用途に TCAM リソースを割り当てるため、SDM テンプレートでは、システム リソースにプライオリティ付けをすることによって各機能へのサポートを最適化します。SDM テンプレートを選択することにより、これらの機能を最適化できます。
- ・ QoS ― QoS テンプレートは、Quality of Service(QoS; サービス品質)Access Control Entry(ACE; アクセス制御エントリ)のためのシステム リソースを最大にします。
- ・ デフォルト ― デフォルト テンプレートは、すべての機能に均等にリソースを割り当てます。
表7-1 に、各テンプレートでサポートされる各リソースの概数を示します。
表内の各行は、1 つのテンプレートを選択した場合の、ハードウェアの境界値セットの概数です。ハードウェア リソースのセクションがいっぱいになると、処理のオーバーフローが CPU に送信され、スイッチのパフォーマンスに重大な影響を及ぼします。
スイッチ SDM テンプレートの設定
デフォルト SDM テンプレート
SDM テンプレートの設定時の注意事項
SDM テンプレートの選択と設定を行う際、設定を有効にするため、スイッチをリロードする必要があります。
SDM テンプレートの設定
SDM テンプレートを使用して機能のリソース使用を最大にするには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。
システムの再起動後、 show sdm prefer イネーブル EXEC コマンドを使用して、新しいテンプレート設定を確認できます。 reload イネーブル EXEC コマンドの前に show sdm prefer コマンドを入力すると、 show sdm prefer コマンドによって、現在使用しているテンプレートと、再起動後にアクティブになるテンプレートが表示されます。
SDM テンプレートの表示
アクティブなテンプレートを表示するには、パラメータを指定しないで show sdm prefer イネーブル EXEC コマンドを使用します。
特定のテンプレートでサポートされるリソース数を表示するには、 show sdm prefer [ default | qos ] イネーブル EXEC コマンドを使用します。
