第17章 ケース管理
この章の具体的な内容は次のとおりです。
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ケース管理の概要
ケース管理の概要
ケース管理機能を使用すると、ユーザが選択した MARS データをケースという専用レポートに取り込んで、結合、保護できます。ケースに追加できるデータは、次のとおりです。
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テキスト注釈
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Incident ID ページ
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インシデント デバイス情報(送信元 IP アドレス、宛先 IP アドレス、レポート デバイス)
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Session Information ページ
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Query Results ページ
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Build Report ページ
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Report Results ページ
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View Case ページ(現在のケースから別のケースを参照できる)
すべてのユーザが、すべてのケースを作成または変更できます。同じマシン上の MARS ユーザにケースを割り当てたり、ケースのステータスを assigned(割り当て済み)、resolved(解決済み)、closed(終了済み)に変更できます。ケースの内容は単一の GUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)ページ(View Case)にカテゴリ別に表示され、自動的にアセンブルされて、単一の HTML ケース ドキュメントが生成されます。ケースに割り当てられた MARS ユーザにケース ドキュメントを電子メールで送信できます。

注
ケースが終了済みの場合は、テキスト注釈のみを追加できます。
インシデント、セッション、クエリー、レポート、および軽減ログで収集されたケース情報は、次の項目に関する法的根拠となります。
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監査(適合規格監査など)
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Access Control List(ACL; アクセス制御リスト)やポリシー変更の正当化
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MARS フォールス ポジティブの調整に関する注意事項
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許可および禁止する動作例
ケースは選択されたデータをケースに追加された時点の状態で保護し、表示します。あとで行われた MARS の状態の変更は関係しません。たとえば、MARS データを消去したり、自動検出または脆弱性スキャニングによってトポロジーが変更されたり、規則またはレポートの編集時に設定全体を変更したりしても、ケースで報告されたデータは取り込まれた時点と同じ状態のまま維持されます。

注
MARS ソフトウェア バージョン 4.1.1 では、ケース管理機能がインシデント エスカレーション機能の代わりに採用されました。
ケース管理のホームページは、Incidents タブの Cases サブタブです(図 17-1 を参照)。
図 17-1 Case Management タブ ― Local Controller

新しいケース、割り当て済みケース、解決済みケース、終了済みケースにはすべて、Cases サブタブからアクセスできます。
ケースの内容を表示するには、ケースのケース ID 番号をクリックします。View Case ページが表示されます(図 17-2 を参照)。
電子メールで送信可能な、View Case ページの内容を示す HTML ドキュメントを生成するには、View Case ページの下部にある View Case Document をクリックします。レポートに基づいて描画された図やチャートも、Case Document に取り込まれます。
図 17-2 View Case ページ ― Local Controller

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1 |
ケース バー ― 現在のケースを識別します。 |
2 |
ケース ID の表示 ― ケースの属性を表示します。 |
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3 |
ケース履歴 ― ケースに対するすべての変更を記録します。 |
4 |
ケースに追加されたデータのサマリー |
Global Controller のケース管理における考慮事項
Global Controller のケース管理は、Local Controller で実行する場合と、次の点で異なります。
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Global Controller ではケースは作成されません。
ケースを表示したり、変更することはできます。
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Global Controller ではケース バーが表示されません。
すべてのケースを選択するには、Incident -> Cases ページから実行します。
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Cases ページには、ローカル コントローラごとにケースを表示するための追加のドロップダウン フィルタも用意されています。
ケース バーの表示/非表示
ケース バーはデフォルトで表示されます。表示位置は、各ページの一番上です。ケースを作成または変更する場合は、ケース バーを表示する必要があります。
ケース バーの非表示
ケース バーを非表示にする手順は、次のとおりです。
Step 1
Cases サブタブ (Incidents > Cases)にナビゲートします(図 17-3 を参照)。
図 17-3 Incidents ページに表示されたケース バー

ステップ 2
Hide Case Barをクリックします。
すべてのタブにケース バーが表示されなくなります(図 17-4 を参照)。
図 17-4 ケース バーが非表示の場合のページの外観

ケース バーの表示
ケース バーを表示する手順は、次のとおりです。
ステップ 1
Cases サブタブ(Incidents > Cases)にナビゲートします(図 17-4 を参照)。
ステップ 2
Show Case Bar をクリックします。
ケース バー(図 17-3)がすべてのページに表示されます。
新しいケースの作成
新しいケースを作成する手順は、次のとおりです。
ステップ 1
「ケース バーの表示/非表示」の説明に従って、ケース バーを表示します。
ステップ 2
New Case をクリックします。
Add a New Case ダイアログボックスが表示されます(図 17-5 を参照)。
図 17-5 Add a New Case ダイアログボックス

ステップ 3
重大度を示すカラーを選択します。必要に応じてステータスを new から assigned に変更します。所有者を選択して、デフォルトのサマリー名(New Case)を置き換えます。
図 17-5 に、管理者に割り当てられた、プライオリティ カラーがイエローの(デフォルトはグリーン)、Example_Case というケース サマリーのケースを示します。
ステップ 4
テキスト スペースに注釈を入力するか、または貼り付けます。
ステップ 5
Create New Case をクリックします。
新規に作成されたケースに番号が設定され、ケース バーに現在のケースとして表示されます(図 17-6 を参照)。
図 17-6 現在のケースとしてケース バーに表示された新規作成ケース

「ケースへのデータの追加」に進んで、1 つのケースに複数のデータを統合する手順を参照してください。
現在のケースの編集および変更
現在ケースの編集
現在のケースを編集する手順は、次のとおりです。
ステップ 1
ケース バーを表示して、More をクリックします。
ケース バーが展開され、編集オプションが表示されます(図 17-7 を参照)。
ケース バーを表示する手順については、「ケース バーの表示/非表示」を参照してください。
図 17-7 ケース バーの展開

ステップ 2
ケースの重大度、ステータス、所有者、またはサマリーを必要に応じて変更します。
ステップ 3
必要に応じて、テキスト ボックスに注釈を追加します。
ステップ 4
Submit をクリックします。
現在のケースの選択解除
現在のケースを別のものと置き換える手順は、次のとおりです。
ステップ 1
上記の説明に従って、ケース バーを展開します。
ステップ 2
Deselect をクリックします。
ケース バーのドロップダウン リストに No Case Selected.. . と表示されます(図 17-4 を参照)。
ステップ 3
現在のケースとして別のものを選択するには、ケース バーのドロップダウン リストでケースを選択します。
ケースへのデータの追加
ケースにデータを追加する手順は、次のとおりです。
ステップ 1
現在のケースを選択します。現在のケースを選択する手順については、「現在のケースの編集および変更」を参照してください。
ステップ 2
ケースに取り込むページにナビゲートします。この例では、Query ページが選択されます。
ステップ 3
ケース バーで Add this.. . をクリックします。
図 17-8 ケース バーの Add ボタン

ステップ 4
選択したデータがケースに追加されたことを確認するには、ケース バー内のケース ID 番号をクリックして、View Case ページを表示します。
図 17-8 の例では、選択したレポートが View Case ページの Reports セクションに表示されます。図 17-2 に、View Case ページの一部を示しています。
ケース レポートの生成および電子メールでの送信
ケース データのケース レポートを生成して、ログイン先の MARS アカウントに電子メールで送信できます。電子メール イベントは View Case ページに表示されたケース履歴に記録されます。

注
ケース レポートを電子メールで送信できるのは、セッションにログインしているユーザのアドレスのみです。ケース所有者には送信できません。
ケース レポートを生成して電子メールで送信する手順は、次のとおりです。
ステップ 1
Cases ページまたはケース バーのドロップダウン リストでケースを選択します。
ステップ 2
ケース ID 番号をクリックして、View Case ページにナビゲートします。
ステップ 3
View Case ページの下部にある View Case Document をクリックします。
MARS によってケース レポートが生成され、表示されます。
ステップ 4
レポート ページの下部にある Email Case をクリックします。
電子メールが送信されてケース履歴が更新され、ケース履歴の最新項目として電子メール イベントが表示されます。
