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Cisco Secure MARS
Cisco Security MARS Local Controller 4.1.x ユーザ ガイド
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Cisco Security MARS Local Controller 4.1.x ユーザ ガイド

第15章 カスタム デバイスの設定


ユーザ定義のログ パーサー テンプレートの追加

MARS では、ネットワーク トポロジーに任意の SYSLOG または SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)デバイスを追加して、MARS にデータを報告したり、フリー形式クエリーを使用してデータを問い合わせるように設定したりすることができます。

ユーザは MARS が任意のログからセッション情報取得して解析できるように、着信データ フォーマットを指定する必要があります。

ユーザが定義したログ パーサー テンプレートを追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 デバイスまたはアプリケーション タイプを追加します。

ステップ 2 ログ パーサー テンプレートを追加します。

ステップ 3 上記のカスタム デバイス タイプまたはアプリケーション タイプのデバイスを追加します。


カスタム デバイス/アプリケーション タイプの追加手順


ステップ 1 Admin >Custom Setup タブに移動します。

ステップ 2 User Defined Log Parser Templates をクリックします。

図 15-1 ユーザ定義のログ パーサー テンプレート

ステップ 3 次の画面で、Device/Application type リストの横にある Add ボタンをクリックします。

図 15-2 デバイス タイプの定義

ステップ 4 Type(Appliance または Software)を選択します。

Appliance - MARS アプライアンスにログを送信できるハードウェア デバイス

Software - ホストで稼働するアプリケーション。ホストは MARS アプライアンス にログを送信するように設定できます。

ステップ 5 Vendor、Model、および Version にデバイスまたはアプリケーションのベンダー、モデル、バージョンをそれぞれ入力します(Cisco PIX 7.0 など)。

ステップ 6 Submit をクリックします。

図 15-3 ユーザ定義のデバイス/アプリケーション タイプ

デバイス/アプリケーション用パーサー テンプレートの追加


ステップ 1 Admin > Custom Setup タブに移動します。

ステップ 2 User Defined Log Parser Templates をクリックします。

ステップ 3 ドロップダウンで、新規に作成された、または既存のデバイスまたはアプリケーションを選択します。

Step 4 ログ テンプレートを追加するには、Log Template 領域内の Add をクリックします。

ログ テンプレートは、解析する特定のメッセージに直接関連付けられます。ログ テンプレートは、メッセージの内容を示す 1 つまたは複数の Event Type で構成されます。MARS は Event Types を使用して、受信したメッセージを解析します。

ステップ 5 ログ メッセージを識別するタグとなる Log ID を入力します。

Log ID フィールドを使用すると、このメッセージ番号、またはデバイスで使用されている別の名前を、作成中のカスタム イベント タイプに対応付けることができます。この値を使用すると、カスタム イベント タイプを作成したデバイス メッセージを明確にすることができます。

ステップ 6 Description に、ログ メッセージの説明を入力します。

ステップ 7 Event Type にログを対応付けます。


MARS アプライアンスには、出荷時に複数の Event Type が定義されています。これらを表示するには、Event Type 選択ウィンドウの上にあるリストで、System(など)を選択して、Get をクリックします。


ステップ 8 Event Type リストの下にある Add をクリックして、新しい Event Type を追加します。

図 15-4 ログとイベント タイプのマッピング

図 15-5 イベント タイプの定義

ステップ 9 新しい Event Type および情報を追加して、Submit(任意)をクリックします。

ステップ 10 Apply をクリックします。Patterns リンクがイネーブルになります。

ステップ 11 Patterns リンクをクリックします。

図 15-6 イベント パターンの定義

ステップ 12 Add をクリックして、パターンを入力します。

上の例では、イベントで報告された次のような未処理メッセージと一致するように、解析パターンが指定されています。

Teardown TCP connection 1000 faddr 67.126.151.132/80 gaddr 198.133.219.28/43246 laddr 
10.1.1.30/890 (sudha) duration 01:00:02 bytes 1000000 (TCP FINs)

ステップ 13 まず、解析してMARS イベントに格納する必要があるログ内の値を識別します。

ステップ 14 現在、MARS はイベント内で次の解析値フィールドをサポートしています。

送信元アドレス

宛先アドレス

送信元ポート

宛先ポート

プロトコル

NAT(ネットワーク アドレス変換)送信元アドレス

NAT 宛先アドレス

NAT 送信元ポート

NAT 宛先ポート

NAT プロトコル

デバイスのタイム スタンプ

セッションの期限

受信時のタイム スタンプ

交換されたバイト数

報告されたユーザ

ステップ 15 現在、解析フォーマットは複数の KEY パターンのあとに、VALUE パターンが続く構成になっています。KEY と VALUE の両方のパターンは、Perl 互換の正規表現のライブラリ PCRE に基づく正規表現です(構文の詳細については、付録 D「正規表現リファレンス」を参照)。KEY には空のストリングを指定できます。ログ フォーマットは複数の KEY-VALUE サブパターン ペアで構成されます。

図 15-7 ログのパターンの定義

ステップ 16 上記の例では、Position は各 KEY-VALUE サブパターン ペアの位置を表します。これらの KEY-VALUE サブパターン ペアは位置に従って順番に連結され、イベント内の未処理メッセージとの照合に使用されます。KEY と VALUE パターンの間、および KEY-VALUE サブパターン間には、任意の個数のスペース文字を挿入できます。

ステップ 17 上記の例の Key-PatternTeardown」は、ワイルドカードまたは繰り返しを含まない単純な正規表現です。

ステップ 18 Parsed Field は、完全に解析された MARS イベントのフィールドの 1 つです。上記の例では、プロトコル フィールドが該当します。

ステップ 19 Value Type は、マッチング サブパターン ストリングに最適な解析アクションを適用できるように、予測値の種類についてパーサーに指示します。上記の値タイプとして「Protocol(String)を選択」して、プロトコル フィールドが UNIX システムのファイル /etc/protocols で定義されたストリング形式であることを指示します。たとえば、「TCP」は値パターンでキャプチャされるストリングです。Value Type は、TCP がプロトコル番号 6 に変換されることを示します。

ステップ 20 Pattern Name は、ログ フォーマットを指定するユーザが使用可能な、標準の正規表現パターンに指定されるニーモニックです。適切な名前が設定された、複数の一般的な定義済みパターンがあります。Pattern Name リストの真下にある編集ボックスで、ログで一般に使用される値パターンを識別する新しい値名を追加することができます。上図の値パターンは、文字「-」、「/」、および「+」も含めて、すべてのワード ストリングをキャプチャします。

図 15-8 サブパターンの定義

ステップ 21 ログ フォーマットの 2 番めの位置では、上記 KEY-VALUE サブパターンを定義します。キー パターンは単なるストリングでなく、すべての符号なし 10 進数と一致する正規表現 \d+ です。上記の値が格納される解析フィールドは、ドット付きの 4 つの数字列として指定された送信元アドレスです。正しい範囲の IP アドレス(0.0.0.0 〜 255.255.255.255)のみをキャプチャする、ある程度複雑な正規表現であることに注意してください。

図 15-9 パターン定義の 3 番めの位置

ステップ 22 上記の例は、送信元ポートに対するものです。PORT_NUMBER は Pattern Nameであり、上記の Value Pattern および上記の Description に対して提供されます。

ステップ 23 Pattern definition のすべての位置で、手順を繰り返します。

図 15-10 上記の例は、12 からなる KEY-VALUE サブパターンです。

図 15-11 デバイス タイプ「Vendor1 Model1 1.2」のログ テンプレート

図 15-12 Apache Webserver アプリケーションに基づく新規ソフトウェア

図 15-13 Apache Webserver 1.1 のサンプル定義

ステップ 24 HTTP Status OK ログ メッセージ用のログ テンプレートを定義して、システム定義のイベント タイプを対応付けます。イベント タイプを検出するには、検索ストリング「HTTP Status」を指定して、上記のように定義されたイベント タイプを検出します。

ステップ 25 イベントで報告される次の例のような未処理メッセージと照合するように、「HTTP Status OK」の解析パターンを指定します。

155.98.65.40 - - [21/Nov/2004:21:08:47 -0800] "GET /~shash/ HTTP/1.0" 200 1633 "-" 
"Lynx/2.8.2rel.1 libwww-FM/2.14"

図 15-14 HTTP Status OK のキー パターン

ステップ 26 上記の例では、ログ メッセージの先頭が値パターンであるため、キー パターンは空です。

図 15-15 HTTP Status OK の 2 番めのキー パターン

ステップ 27 上記の Parsed Field は Date/Time フィールドです。Date/Time フィールドはさまざまな方法で指定できるため、Value Pattern だけでなく、値フォーマットも必須です。値フォーマットの指定方法の詳細については、付録 F を参照してください。いくつかのパターン名、および一般に使用される日付/時刻フォーマットがいくつか定義されています。

図 15-16 HTTP Status OK の 3 番めのキー パターン

図 15-17 HTTP Status OK のパターン ログ

図 15-18 Apache Webserver 1.1 のユーザ定義ログ パーサー


新しいカスタム デバイスまたはアプリケーションを追加する手順は、定義済みデバイスまたはアプリケーションを追加する手順と同様です。次に、新規にユーザが作成した Apache Webserver 1.1 を追加する例を示します。


ステップ 1 Admin タブに移動します。

ステップ 2 Security and Monitor Devices をクリックします。

ステップ 3 Add をクリックして、新しいデバイスを追加します。

ステップ 4 Device Type リストで、Add SW security apps on a new host を選択します。

ステップ 5 名前およびその他のホストの詳細情報を入力して、Apply をクリックします。

ステップ 6 Reporting Applications. をクリックします。

ステップ 7 リストで Application を選択し(Apache Webserver.1.1 など)、Add をクリックします。

図 15-19 MARS へのカスタマ アプリケーションの追加

ステップ 8 結果ウィンドウで Reporting Method(SNMP TRAP または SYSLOG)を選択し、Submit をクリックします。

ステップ 9 Done をクリックします。





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