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Cisco ServiceWay

この章では、Cisco ServiceWayの運用管理とメンテナンスを実行する方法について説明します。さらに、Cisco ServiceWayアプリケーションを最適化利用する上でユーザの役に立つ各種の操作手順(方法)についても列挙します。

Cisco ServiceWayのセキュリティの概要

セキュリティ上の理由から、 Cisco ServiceWayカスタマが別のカスタマのポートを見ることができないように配慮することが重要です。Cisco ServiceWayでは、カスタマは自分の加入サービスだけを見ることが許可されます。Cisco VisionWayでは、サービス・プロバイダはすべてのCisco ISR 3303サービスを見ることが許可されています。

Cisco ServiceWayユーザのログイン試行回数は、ログイン時に最大3回までに制限されています。ユーザのアカウントは3回目のログインの試行に失敗すると無効になるので、オペレータはCisco ServiceWayアドミニストレータに連絡し、ユーザ・アカウントを再度有効にしてもらう必要があります。

Cisco ServiceWayユーザ・プロファイル

Cisco ServiceWayユーザはCisco ISR 3303ポートの加入者です。Cisco ServiceWayユーザ・ プロファイルの主要アトリビュートは以下のとおりです。

  • ユーザ名
  • ユーザ・パスワード
  • 加入しているサービス
  • 1つまたはそれ以上のCisco ISR 3303からユーザに割り当てることのできる1つまたはそれ以上のサービス(イーサネット・ポートまたはDS1ポート)

Cisco ServiceWayユーザ・プロファイルを作成、削除または変更する方法

Cisco VisionWayアドミニストレータは、Cisco ServiceWayサーバ・データベースに記録されているCisco VisionWayユーザ・プロファイルを作成、削除または変更することができます。Cisco ServiceWayユーザ・プロファイルは、次の手順に従って変更できます。

  1. アドミニストレータの権限で、Cisco VisionWayクライアントにログインします。
  2. [Administration] > [ServiceWay Users] を選択します。
  3. [ServiceWay Users]テーブルで、[Edit]メニューをプルダウン表示します。
  4. [Edit]メニュー・オプションを使用して、新しいユーザの追加、ユーザの削除または既存ユーザの変更を行います。

Cisco ISR 3303ユーザにCisco ServiceWay加入サービスを割り当てる方法

Cisco VisionWayアドミニストレータは、次の手順に従ってCisco ISR 3303加入サービスをCisco ServiceWayユーザに割り当てます。

  1. アドミニストレータの権限で、Cisco VisionWayクライアントにログインします。
  2. [Administration] > [ServiceWay Users] を選択します。
  3. [ServiceWay Users]テーブルで、 [Edit] > [New User] を選択します。
  4. [ServiceWay User Properties]で、ユーザ名、パスワードおよびログイン・ステートを指定します。この操作が終了したら、 [Next] をクリックします。
  5. [Assign Ports to User]で、目的のネットワーク要素を選択した後で、使用可能なポートのリストからユーザに割り当てるポートを選択します。この操作が終了したら、 [Next] をクリックします。
  6. [More Ports]で、 [Yes] をクリックして別のネットワーク要素からさらにユーザにポートを割り当て、その後で [Next] をクリックして [Assign Ports to User]で、目的のネットワーク要素を選択した後で、使用可能なポートのリストからユーザに割り当てるポートを選択します。この操作が終了したら、[Next]をクリックします。 を繰り返します。それ以上ポートの割り当てを行わない場合には、 [No] をクリックし、その後で [Finish] をクリックしてユーザ・ウィザードを閉じます。

Cisco ServiceWayの使用手順

オンライン・ヘルプにアクセスする方法

オンライン・ヘルプを利用すると、各Cisco ServiceWayのGUIウィンドウとダイアログ・ボックスに関する詳細な説明を参考にできます。

  • オンライン・ヘルプにアクセスするには、まずCisco ServiceWayクライアントにログインしておくことが必要です。

どのCisco ServiceWayウィンドウについても、そのオンライン・ヘルプにアクセスするには、以下に示すいずれかの操作を行います。

  • [Help] > [Current Window] を選択します。
  • [Help] ツールバー・アイコンをクリックします。

どのCisco ServiceWayダイアログ・ボックスについても、そのオンライン・ヘルプにアクセスするには、以下の操作を行います。

  • ダイアログ・ボックス内の [Help] ボタンをクリックします。

オンライン・ヘルプの目次にアクセスするには、以下の操作を行います。

  • すべてのオンライン・ヘルプ・ページで、 [Contents] リンクをクリックします。

Service Explorerトポロジ・ツリーをカスタマイズする方法

Cisco ServiceWayにログインすると、ユーザは[Service Explorer]ウィンドウにアクセスすることになります。サービス・エクスプローラ・ウィンドウの左側には、ユーザが監視する権限のある加入サービスを表すトポロジ・ツリーがあります。

トポロジ・ツリーには、デフォルトのグループ単位ですべての加入サービスが表示されます。グループの変更およびサービスとグループの名前を変更することで、トポロジ・ツリーをカスタマイズすることができます。

特定のサービスまたはグループの名前を変更するには、次の手順に従います。

  1. サービス名をトリプルクリックするか、またはサービス名をクリックし、少し間をおいて、再びクリックします。
  2. 新しい名前を入力した後で別のノードを選択するか、あるいは Enter キーを押します。この操作で、サービス名が変更されます。

新しいグループを追加する方法

  1. Cisco ServiceWayクライアントにログインします。
  2. [Service Explorer]ウィンドウで、 [Add Group] ツールバー・アイコンをクリックします。または、 [Edit] > [Add Group] を選択します。
  3. この新しいグループにサービスまたはグループをドラッグ&ドロップします。
  4. グループは、何のサービスにも関わらなくなるまで削除することはできません。さらに、サービスを削除することもできません。グループを削除するには、そのグループのもとにあるサービスすべてを別のグループに移動する必要があります。

Cisco ServiceWayを終了する際に、トポロジ・ツリー構造に行った変更があれば、その内容を保存するかどうかの確認が求められます。 [Yes] をクリックすると、トポロジ・ツリー構造は、Install directory/topology/topology.dbファイルに保存されます。特定のグループを回復する必要のある場合には、このファイルを別の場所にバックアップしてグループを回復できます。Cisco ServiceWayの起動時にこのファイルが見つからない場合には、デフォルトのトポロジ・ツリー構造が再び表示されます。

アラームを監視する方法

Service Explorerトポロジ・ツリーに表示されている加入サービスにはすべて、対応するアラーム・アイコンが用意されています。アラーム・アイコンは、加入サービスに現在クリティカル・アラーム、メジャー・アラーム、マイナー・アラームが発生しているか、またはアラームが発生していない状態であるかどうかを示します。

領域ノードとグループ・ノードにも、その配下のサービスの最も危険度の高いアラーム状態を反映するアラーム・アイコンが用意されています。

アラーム・レベル

Cisco ServiceWayは、以下のアラームを報告します。

  • クリティカル・アラーム
  • メジャー・アラーム
  • マイナー・アラーム
  • アラーム無し

クリティカル・アラーム

クリティカル・アラーム状態のデフォルト割り当ては一般的に、DS3レート以上の信号が設備または機器の故障のために異常状態になっていることを示すステートに関連するものです。システム同期の完全な損失(外部または回線用に設定されている場合)も、クリティカル・アラームと認められるレベルです。さらに、イーサネット・インターフェイスの損失(機器またはイーサネット設備の障害による)も、クリティカル・アラーム状態に分類する必要があります。

メジャー・アラーム

メジャー・アラーム状態のデフォルト割り当ては一般的に、DS1とDS3間の着信信号が設備または機器の故障のために異常状態になっていることを示すステートに関連するものです。さらに、システムがそのプログラム、メモリまたはデータベースの妥当性を検証する能力をサポートしている場合には、これらのエンティティのオフノーマル・ステートがメジャー・アラーム状態として通知されることになります。2つの利用可能な基準のいずれかの損失も(Cisco ISR 3303が両方の回線基準と同期するように設定されている場合)、メジャー・アラームとされます。

マイナー・アラーム

マイナー・アラーム状態のデフォルト割り当ては一般的に、送信サービスには影響しないが、オフノーマル状態のためにネットワークまたは機器にある程度の影響が及ぶようなオフノーマル状態が存在することを示すステートに関連するものです。オフノーマル状態の一例として、サービスが提供されないことによる機器の冗長性損失の場合があります。

アラーム無し

アラーム無しの状態のデフォルト割り当ては一般的に、オペレータの注意を促す必要のある異常(ただし、必ずしも異常とはいえない)状態を示すステートに関連するものです。その一例として、ループバックの存在があります。

グループまたは加入サービスに対するアラームを監視するには、次の手順に従います。

  1. Cisco ServiceWayクライアントにログインします。
  2. Service Explorerトポロジ・ツリーで、アラーム・アイコンを探します。
  3. アラーム・アイコンを示すグループまたはサービスがあれば、そのグループまたはサービスを選択し、 [Fault] > [Active Alarm Table] を選択します。

アクティブ・アラーム・テーブルは、トポロジ・ツリーで選択されている項目上で発生したアラームに関する情報を表示します。たとえば、アラームの発生した日付と時刻、アラームの種別およびアラームがサービスに影響するかどうかに関する情報を表示できます。

  1. [Service Explorer]ウィンドウに戻り、 [Fault] > [Event Table] を選択します。

イベント・テーブルを利用することで、ユーザはトポロジ・ツリーで選択した項目に対応して指定した時間内に発生したアラーム履歴情報を表示することができます。

アラームをロギングする方法

アラームをファイルにロギングするには、次の手順に従います。

  1. Cisco ServiceWayクライアントにログインします。
  2. [Service Explorer]ウィンドウで、 [Fault] > [Event Export Manager] を選択します。
  3. [Event Export Manager]ウィンドウで、ロギングしたいアラーム(複数)の種別に対応するチェック・ボックスを選択します。
  4. [Export To]フィールドにログ・ファイルのエスクポート先を指定します。
  5. [Export Options]フィールドに、フィールド区切りタイプを指定します。さらに、 [Stop Export when] チェック・ボックスをクリックし、レコード数を入力することによって、 ユーザ指定数のレコードがロギングされたら、エクスポートを終了させるようにEvent Export Managerに指示することもできます。
  6. 選択操作が終了したら、 [Start Export] ツールバー・アイコンをクリックします。

Event Export Managerが、ユーザ指定アラームとイベントのロギングをユーザの選択したファイルに開始します。このログ・ファイルを使用してレコードを印刷したり、詳細な調査のためにそのデータを別の分析ソフトウェアにエクスポートすることができます。

パフォーマンスを監視する方法

加入イーサネット・サービスとDS1サービスに関するパフォーマンス統計情報を表示するには、次の手順に従います。

  1. Cisco ServiceWayクライアントにログインします。
  2. Service Explorerトポロジ・ツリーで、グループまたは加入サービスを選択します。
  3. [Performance] > [DS1 Service PM Table] [Ethernet Service Bandwidth Table] [Ethernet Service Error Table] または [Ethernet Service Bandwidth Utilization Graph] を選択します。
  4. メニュー・オプションによっては、トポロジ・ツリーでイーサネット・サービスまたはDS1サービスのどちらをユーザが選択したかに応じて、薄いグレー色の表示になるオプションがあります。

以下のテーブルとグラフに、トポロジ・ツリーで選択されている項目に関するパフォーマンス統計情報が表示されます。

  • DS1 Service PM (Performance Management) Table15分間隔で最高32間隔(8時間相当)までのパフォーマンス統計情報が累積されます。新しい時間間隔は、8時間後に開始されます。
  • Ethernet Service Bandwidth Table特定のイーサネット・サービスに関する帯域幅情報のリストが表示されます。
  • Ethernet Service Error Table特定のイーサネット・サービスに関するエラー情報のリストが表示されます。
  • Ethernet Bandwidth Utilization Graph帯域幅利用率の履歴レコードが表示され、一度に1日分のレコードを表示できます。このグラフを使用して、帯域幅使用パターンを識別することができます。
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