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ルータのメンテナンスと
アップグレード

ここでは、インターネット作業への要求が変化するのに伴い、行わなければならない メンテナンス手順についての情報を提供します。

ハードウェアまたはソフトウェアの交換を要求するアップグレードが必要な場合、『configuration note』と呼ばれる関連マニュアルがその部品と共に出荷されます。

この章は、以下の節から構成されています:

シャーシの開け方

ここでは、シャーシ・カバーを取り外してシャーシを開ける方法を説明します。

  • 衝撃の危険や傷害を防止するため、電源装置やファン・アセンブリには触らないでください。これらのコンポーネントは、ユーザにより簡単に扱えるものではありません。

必要な工具

シャーシを開けるために、以下の工具が必要です。

シャーシ・カバーの取り外し

シャーシ・カバーの取り外し図A(上) と 図B(下) の部品Aと部品Bを参照し、シャーシ・カバーを取り外すために、以下の手順にしたがってください。

  1. 電源をOFFにしてください。ただし、ESD電圧の接地への通り道を確保するために、電源ケーブルは抜かないでください。
  2. ESD防止リスト・ストラップを取り付けてください。
  3. ルータの背面パネルから、インターフェイス・ケーブルをすべて取り除いてください。
    • BRIケーブル内には、ネットワーク危険 電圧が流れていることがあります。BRIケーブルを取り外すときには、電気ショックの可能性を回避するために、まずルータから離れている方の端を取り外してください。また、ネットワーク危険電圧は、電源が切断されているかどうかにかかわらず、BRIポート(RJ-45コネクタ)の領域にあるシステム・カードにも流れてくることがあります(「 BRIポートの位置 」を参照してください)。

BRIポートの位置

  1. シャーシの上側を平面上に置かれるようにユニットの天地を逆にして、シャーシの前面を手前にしてください (「 シャーシ・カバーの取り外し図A(上) と 図B(下) 」の図Aを参照してください)。

シャーシ・カバーの取り外し図A(上) と 図B(下)

  1. シャーシの底(シャーシのもっとも手前側)に1個だけあるねじを取り外してください。シャーシは2つの部分、すなわち上部と下部からから成っていることに注意してください。
  2. 必要であれば、 シャーシ・カバーの取り外し図A(上) と 図B(下) の図Aに示されているようにスロットの中に中型マイナス・ドライバを差し込み、上部と下部がわずかに離れるように、ドライバの刃をゆっくりと回転させてください。
  3. シャーシを両手で保持し、 シャーシ・カバーの取り外し図A(上) と 図B(下) の図Bに示すように持ってください。
  4. ゆっくりと上部を下部から引き離します( シャーシ・カバーの取り外し図A(上) と 図B(下) 、図Bを参照してください)。合わせ目はとてもピッタリとしています。上部が下部から引き離されるまで、まず一端を離して、それからもう一方の端を引き離すことになるでしょう。
  5. 上部を取り外したら、それを脇に置いてください。 システム・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、電源装置は表示されていません) は、システム・ボードのレイアウトを示しており、それはシャーシの下部に取り付けられています。

システム ・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、 電源装置は表示されていません)

ブートPROMのアップグレード

ブートFlashあるいはブートPROMのどちらがシステムに装備されるかは、システムに対するブート・イメージの大きさに依存しています。ブート・イメージが1 MB未満であれば、システムにはブートPROMが装備されています。ブート・イメージが1 MBより大きければ、システムにはブートFlashが装備されています。

ブート・イメージをアップグレードするために、ブートPROMを交換するか、システム・ボードにインストールされたブートFlashにFlashメモリ・カードからブート・イメージをダウンロードしてください。ここでは、ブートPROMのアップグレード方法について説明します。Flashメモリ・カードからブート・イメージをダウンロードする方法についての情報は、『Upgrading Boot Image with Flash Memory Cards for Cisco 2500 Series Routers』マニュアルを参照してください。

ブートPROM部品番号と取付けソケット は、ブートPROMをアップグレードするために必要となる部品番号と、その取付けソケットの一覧です。部品番号は、ブートPROMに付けられたラベルに印刷されています。

ブートPROM部品番号と取付けソケット

ブートPROM部品番号

取付けソケット

17-1610-03

FW 1

17-1611-03

FW 2

ブートPROM交換に必要な工具と機器

以下の工具と機器は、ブートPROMの交換に必要です。

ブートPROMの交換

ブートPROMを交換するために、次の手順に従ってください。

  1. シャーシを開けてブートPROMを露出するには、この章の前の方「 シャーシの開け方 」にある手順に従ってください。
  2. システム・カード上のブートPROM(FW1 および FW2)が露出された後、PROMを交換するためにステップ3から6までを実行してください。
    • ブートPROMを正しく配置することが非常に重要です。PROMを間違ったソケットに取り付けると、電源を投入したときにPROMが破壊される恐れがあります ブートPROM部品番号と取付けソケット 。(システムやそのコンポーネントを取り扱っているときの)ESDによるPROMの損傷を避けるには、マニュアルのはじめの方で説明されているESD手順に従ってください。また、PROMの下にあるプリント基板カードを、損傷したり傷つけたりしないように注意してください。
  3. ブートPROMをFW1、FW2に配置してください ( システム・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、電源装置は表示されていません) を参照してください)。
  4. PROM抜き取りツール、または小型マイナス・ドライバを用いて、丁寧にブートPROMを取り外し、脇に置いてください(非電導体面上)。
  5. ボトム・ピンを曲げたりつぶしたりしないよう注意しながら、 システム・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、電源装置は表示されていません) に示された方向でそれぞれのソケットに新しいブートPROMを挿入してください。不注意にしてピンを曲げてしまった場合、真っ直ぐにするためにはニードル・プライヤを使ってください。新しいPROMのノッチは、ラベルの方向を無視して、PROMソケットのノッチに揃えてください。
  6. カバーの戻し方 」節内の指導に従って、トレイ・アセンブリとカバーをもとに戻してください。

主メモリDRAM SIMMのインストール

ルータには、主メモリと共有メモリがあります。主メモリは、実行コンフィギュレーションとルーティング・テーブルを格納します。共有メモリは、ルータ・ネットワーク・インターフェイスによってパケット・バッファリングに使用されます(ルータにおける主および共有メモリの位置は、「 システム・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、電源装置は表示されていません) 」を参照してください)。

非常に大きなルーティング・テーブルや多数のプロトコルを使用する場合、またはルータが大きな外部ネットワークと自分のネットワークの間の接続装置としてセットアップされている場合、DRAM SIMMをインストールすることによって主メモリを拡張する必要があるかもしれません。

システムのブート後、コンソール画面上のシステム・バナーは、キロバイト(KB)単位で主メモリ量だけを表示します。以下の例は、1 MB(1024 KB)主メモリを持つシステムを示しています(共有メモリは表示されません)。システムは、ブート・プロセスの後の方まで、共用メモリを表示しません。

System Bootstrap,Version (2.1),SOFTWARE

Copyright (c) 1986-1993 by cisco Systems

2500 processor with 1024 Kbytes of main memory

>

主メモリ・コンフィギュレーション

ルータには、2 MBの固定DRAMメモリと、メモリのアップグレード用にDRAM SIMMソケットがあります。4、8、または16MB DRAM SIMMをDRAM SIMMソケットにインストールすることによって、主メモリをアップグレードすることができます。 DRAM SIMMメモリ・コンフィギュレーション は、アップグレードするメモリ量と、対応するメモリ・コンフィギュレーションの一覧です。

DRAM SIMMメモリ・コンフィギュレーション

アップグレードDRAM

メモリ・
コンフィギュレーション

4 MB

1 MB x 36 DRAM SIMM

8 MB

2 MB x 36 DRAM SIMM

16 MB

4 MB x 36 DRAM SIMM

承認されているDRAM SIMMベンダ

DRAM SIMMは、Cisco社または承認されているベンダに注文してください。 Cisco Systems DRAM SIMM は、アップグレードするメモリ量と対応するCisco社製品番号の一覧です。

Cisco Systems DRAM SIMM

アップグレードDRAM

Cisco Systems製品番号

4 MB (1 MB x 36,70 ns DRAM SIMM)

MEM1X4D=, MEM-6M=

8 MB (2 MB x 36,70 ns DRAM SIMM)

MEM-1X8D=

16 MB (4 MB x 36,70 ns DRAM SIMM)

MEM-1X16D=,MEM-18M=

承認されたDRAM SIMMベンダ は、承認された 70 ナノ秒(ns) DRAM SIMMのベンダの一覧です。

承認されたDRAM SIMMベンダ

アップグレードDRAM

ベンダ

ベンダ部品番号

4 MB (1 MB x 36,70 ns DRAM SIMM)

Hyundai

HYM536100AM-70

マイクロン

MT9D136M-7

三菱

MH1M36ASDJ-7

三菱

MH1M36BNDJ-7

NEC

MC421000A36BE-70

OKI

MSC23136B-70BS12

Samsung

KMM5361003C-70

8 MB (2 MB x 36,70 ns DRAM SIMM)

スマート・
モジュール

SM536C2000-7

16 MB (4 MB x 36,70 ns DRAM SIMM)

日立

HB56D436SBR-7AGS

Hyundai

HYM536410M-70

三菱

MH4M36ANXJ-7

NEC

MC-424000A36BE-70

Samsung

KMM5364100A-70

メモリ・アロケーション

固定DRAMまたはDRAM SIMMといった、インストールされたメモリのタイプは、共有および主メモリのアロケート方法に影響します。 メモリ・アロケーション は、メモリのタイプ(固定DRAMなのかDRAM SIMM)、メモリのアロケート方法(共有メモリなのか主メモリなのかといった)、および結果としての総メモリの一覧です。

メモリ・アロケーション

インストールされた固定DRAMメモリ

インストールされたDRAM SIMMメモリ

共有メモリとしてアロケートされたメモリ

主メモリとしてアロケートされたメモリ

総メモリ
(共有メモリと主メモリの和)

0 MB

4 MB

2 MB

2 MB

4 MB

0 MB

8 MB

2 MB

6 MB

8 MB

0 MB

16 MB

2 MB

14 MB

16 MB

2 MB

0 MB

1 MB

1 MB

2 MB

2 MB

4 MB

2 MB

4 MB

6 MB

2 MB

8 MB

2 MB

8 MB

10 MB

2 MB

16 MB

2 MB

16 MB

18 MB

必要な工具と機器

以下の工具と機器が必要です。

DRAM SIMMの実装

以下は、DRAM SIMMの実装 手順 です。

  1. 電源をOFFにしてください。ただし、ESD電圧の接地への通り道を確保するために、電源ケーブルは抜かないでください。
  2. ESD防止用リスト・ストラップを取り付けてください。
  3. シャーシの開け方 」節の手順に従って、カバーを開けてください。
  4. システム・ボードが、 システム・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、電源装置は表示されていません) に示された位置の逆になり、主メモリDRAM SIMMソケットが手前に向くようにシャーシを回してください。
  5. 既存のDRAM SIMM(もしインストールされていれば)をアンラッチするために、それらをコネクタ上で外側に引いて、取り外してください( DRAM SIMMの取り外しと交換 に示されています)。コネクタ上のホルダを壊さないように注意してください。
    • 損傷を防止するため、SIMMの中央部を押さないでください。 SIMMは注意深く取り扱ってください。

DRAM SIMMの取り外しと交換

  1. DRAM SIMMの取り外しと交換 に示されるシステム・ボードの方向に対して、左右を識別するノッチがSIMMソケットの右端に配置されるように新しいSIMMの位置決めをおこなってください。システム・ボードの方向は、 システム・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、電源装置は表示されていません) に示した方向と逆であることに注意してください。
  2. システム・カードに対して約45度の角度でSIMMコネクタ・ソケットに、金属フィンガが付いている側を滑らせて、新しいDRAM SIMMを挿入してください。両サイドのラッチがカチッと入るまで、SIMMを元の位置に丁寧に戻し固定してください。過度の力を加えると壊れる恐れがあります。
  3. カバーの戻し方 」節の手順に従って、ルータ・カバーを戻してください。
  4. ルータをコンソール端末に接続してください。
  5. シャーシに対し電源をONにします。メモリに関するエラー・メッセージが表示された場合、 ステップ1から7 までを繰り返してください。そのSIMMがそのソケットにしっかりと着席できるように注意してください。

システム・コードSIMMの交換

システム ・コード(ソフトウェア) は、 FlashまたはPROM SIMM上に格納されています。既存のシステム・コードSIMMにとって大きすぎるシステム・コードにアップグレードする場合は、システム・コードSIMMのアップグレードが必要になるかもしれません。

システムには、CODE0およびCODE1と表記された2個のシステム・コードSIMMスロットがあります。CODE0スロットにある既存SIMMの交換またはCODE1 スロットへの追加SIMMのインストールによってシステム・コードSIMMのアップグレードが可能です。 システム・コードSIMMメモリ・コンフィギュレーション は、SIMMスロット、CODE0およびCODE1、さらに要望される総SIMMメモリに対する適切なSIMM配置の一覧です。

システム・コードSIMMメモリ・コンフィギュレーション

SIMM スロット CODE0

SIMM スロット CODE1

総SIMMメモリ

4 MB

0 MB

4 MB

4 MB

4 MB

8 MB

8 MB

0 MB

8 MB

8 MB

8 MB

16 MB

80ピンのFlashおよびPROM SIMMは、Cisco社から購入する必要があります。詳しい情報は、Cisco製品をご購入された代理店にお問い合わせください。

必要な工具と機器

ルータのFlashおよびPROM SIMMは、Cisco社からのみ入手できます。詳しい情報は、Cisco製品をご購入された代理店にお問い合わせください。

システム・コードSIMMの交換

以下は、 システム・コード Flash SIMMのアップグレード手順です。

  1. 電源をOFFにしてください。ただし、ESD電圧の接地への通り道を確保するために、電源ケーブルは抜かないでください。
  2. ESD防止リスト・ストラップを取り付けてください。
  3. シャーシの開け方 」節のツールおよび手順を用いて、シャーシ・カバーを開けてください。
  4. システム・ボードは、 システム・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、電源装置は表示されていません) に示された位置の逆になり、システム・コードSIMMが手前に向くようにシャーシを回してください。
  5. システム・ボード上にシステム・コードSIMMを配置してください。SIMMソケットには CODE 0 および CODE 1 の表記されています( システム・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、電源装置は表示されていません) に表示)。
  6. 既存のシステム・コードSIMMをアンラッチするために、コネクタ上でそれを外側に引いて、取り外してください。SIMMのコネクタはきついので、SIMMコネクタ上のホルダを壊さないよう注意してください(「 システム・コードSIMMの取り外しと交換Flash SIMMが示されています 」を参照してください)。
    • 損傷を防止するため、SIMMの中央部を押さないでください。 各SIMMは注意深く取り扱ってください。
  7. 交換するすべてのシステム・コードSIMMに対して、この手順を繰り返してください。

システム・コードSIMMの取り外しと交換Flash SIMMが示されています

  1. システム・コードSIMMの取り外しと交換Flash SIMMが示されています に示されるシステム・ボードの方向に対して、左右を識別するノッチがSIMMソケットの右端に配置されるように新しいSIMMの位置決めをおこなってください。システム・ボードの方向は、 システム・ボード・レイアウトモデル2516 (シャーシ、ファン、電源装置は表示されていません) に示した方向と逆であることに注意してください。
    • 損傷を防止するため、 Flash SIMMはコンポーネントの一部が背面側に置かれていることに注意してください。それゆえ、SIMMを挿入するときには、左右を識別するノッチを参照として常に用い、SIMMのコンポーネント上の配置は用い ない でください。
  2. システム・カードに対して約45度の角度でSIMMコネクタ・ソケット( CODE 0 または CODE 1 )に、金属フィンガが付いている側を滑らせて、新しいSIMMを挿入してください。両サイドのラッチがカチッと入るまで、SIMMを元の位置に丁寧に戻し固定してください。過度の力を加えると壊れる恐れがあります。
  3. カバーの戻し方 」節の手順に従って、ルータ・カバーを戻してください。
  4. ルータをコンソール端末に接続してください。
  5. シャーシの電源をONにしてください。

シャーシに対し電源をONにします。メモリに関するエラー・メッセージが表示された場合、 ステップ1から9 までを繰り返してください。そのSIMMがそのソケットにしっかりと着席できるように注意してください。

フィーチャ・セットをFlashカードでアップグレード

2500 シリーズのルータにはFlash (PCMCIA)カード・スロットがあり、2500 シリーズ・ルータ上でのフィーチャ・セットのアップグレードを可能にしています。利用できるフィーチャ・セットは、以下のとおりです。

必要な工具と機器

Flashカード・フィーチャ・アップグレードは、Cisco社からのみ入手できます。詳しい情報は、Cisco製品をご購入された代理店にお問い合わせください。

Flashカードのアップグレード

Flashメモリ・カードを用いてフィーチャ・セットのアップグレードを行うために、この手順に従ってください。

  1. 電源をOFFにしてください。ただし、ESD電圧の接地への通り道を確保するために、電源ケーブルは抜かないでください。
  2. ルータの背面パネルから、すべてのインターフェイス・ケーブルを取り外してください。
  3. ESD防止リスト・ストラップを取り付けてください。
  4. シャーシの開け方 」節の手順に従って、カバーを開けてください。
  5. 主メモリDRAM SIMMソケットが向こうを向き、システム・ボードが Flashメモリ・カードの挿入 に示された位置になるように、シャーシを回してください。
  6. Flashメモリ・カードの書込み禁止がオフになっていることを確認してください。書込み禁止スイッチは、図(「 Flashメモリ・カードの書込み禁止スイッチの配置 」を参照してください)で上方としたとき、カードの上部端に配置されています。

Flashメモリ・カードの書込み禁止スイッチの配置

  1. システム・ボードの左上の隅にあるFlashメモリ・カード・ソケットの位置を確認し、カードをソケットに挿入してください(「 Flashメモリ・カードの挿入 」を参照してください)。

Flashメモリ・カードの挿入

  • 図5-7のボード・レイアウトの例は、モデル2516を示しています。PCMCIA Flashカード・ソケットの位置は、対象機器のモデルによっては、イラスト中の表示と多少異なるかもしれません。
  1. システム・コンソールをユニットに再接続してください。
  2. 電源スイッチをONの位置にしてください。システムは自動的に、アップグレード手順を開始します。アップグレード画面は、システム・コンソール上に表示されます( Flashメモリ・カード・アップグレード画面の例 を参照してください)。

Flashメモリ・カード・アップグレード画面の例

  1. アップグレード画面が以下のメッセージを表示したとき、「Y」を入力してください。

DO YOU WANT TO UPGRADE YOUR 2500?

PLEASE ENTER 'Y' OR 'N' : (Enter '?' for help)

以下のメッセージが画面に表示されます。

Please Wait....

UPGRADING SOFTWARE FEATURE SET FOR 2500

THE UNIT WILL BE UPGRADED FROM IP-ONLY TO DESKTOP FEATURE SET

THIS CAN TAKE UP TO 3 MINUTES

PLEASE DO NOT REMOVE THE CARD OR POWER CYCLE DURING THIS TIME

アップグレードが完了すると、以下のメッセージがコンソール画面に表示されます。

THE UNIT HAS BEEN UPGRADED FROM IP-ONLY TO DESKTOP FEATURE SET

PLEASE TURN OFF THE UNIT AND REMOVE THE CARD

  1. 電源スイッチをOFF位置にし、ソケットからFlashメモリ・カードを外してください。
  2. ESD防止リスト・ストラップを取り外し、「 カバーの戻し方 」節の手順を用いて、ルータ・カバーを戻してください。

カバーの戻し方

以下は、カバーを戻す手順です。

必要な工具

以下は、 カバーを戻すために必要な工具です。

カバーの戻し方

システムのメンテナンスを行った後、以下の手順に従ってカバーを戻してください。

  1. シャーシ・カバーの戻し方 に示されるように、2つのシャーシ部分の位置を合わせてください。
  2. シャーシ・カバーの戻し方 を参照して、2つのシャーシ部分を互いに押し付け、以下を確認してください。
  3. 上部は、下部の背面 に適合します( シャーシ・カバーの戻し方 のパートAを参照してください)。
  4. 下部は、上部の前面 に適合します(「 シャーシ・カバーの戻し方 」のパートB」を参照してください)。
  5. 上部と下部の各側面が適合します( シャーシ・カバーの戻し方 のパートC」を参照してください)。
    • 2つの部分を互いに合わせるために、 まず一端で合わせ、次にもう一方の端を合わせたり、前後させてみなければならないかもしれません。ただし、シャーシの端を曲げないよう注意してください。

シャーシ・カバーの戻し方

  1. 2つの部分がぴったりと適合したら、底部が上になり、前面パネルが手前にくるように、シャーシを回転してください。
  2. カバーのネジを元の位置に戻してください。8 または 9 インチ/ポンド以下のトルクでネジを締めてください。
  3. シャーシを、壁、ラック、デスクトップ、またはテーブルに再び取り付けてください。
  4. すべてのケーブルを元にもどしてください。

失われたパスワードの回復

失われたパスワードを回復するためには、以下の手順に従ってください。

  1. ASCII端末を、背面パネルにあるルータ・コンソール・ポートに接続してください。
  2. 9600ボー、8データ・ビット、パリティなし、2ストップ・ビットで動作するよう、端末を設定してください。
  3. 既存コンフィギュレーション・レジスタ値を表示するために、コマンド show version を入力してください。後の ルータをリブートし、回復したパスワードの使用を有効にしてください。 で使用できるよう、この値を記録してください。
  4. Breakを無効にしている場合、ルータのオン−>オフを行います(電源を切り、5秒待ってから再び電源を入れます)。Breakがルータ上で有効ならば、Breakを送って、それからステップ5に進んでください。
  5. ルータの電源を入れてから60秒以内に、Breakキーを押してください。この行為は、端末にブートストラップ・プログラム・プロンプト(>)を表示させます。
  6. ROMからブートしてコンフィギュレーション・レジスタをリセットし、NVRAMを無視するために、ブートストラップ・プロンプトに以下のように o/r を入力してください。

> o/r 0x041

  1. 以下のように i コマンドを入力して、ルータを初期化してください。

> i

ルータのオン−>オフを行うと、コンフィギュレーション・レジスタは0x141 (breakを無視、NVRAMを無視、ROMからブート)に設定され、ルータはブートROMシステム・イメージをブートして、以下のようなシステム・コンフィギュレーション・ダイアログでユーザの注目を引きます。

--- System Configuration Dialog ---

  1. 以下のシステム・メッセージが表示されるまでに、システム・コンフィギュレーション・ダイアログ・プロンプトに対する応答に no と入力してください。

Press RETURN to get started!

  1. [Return]を押してください。ブートROMプロンプトが 以下のように、現れます。

Router(boot)>

  1. ブートROMイメージ内のEXECモードに入るために enable コマンドを入力してください。プロンプトは、以下のように変わります。

Router(boot)#

  1. コンフィギュレーション・ファイル内で使用可能パスワードを表示し、 boot system コマンドを表示するための show configuration EXECコマンドを入力してください。
  2. Ctrl-Zを入力して、コンフィギュレーション・モードを抜けてください。
  3. ルータをリブートし、回復したパスワードの使用を有効にしてください。
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