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ここでは、 実際のシステム・インストールを開始する 前 に行なわなければならない作業について説明します。
電気を動力源とする機器で作業を行うときは、以下のガイドラインに従ってください。
ESD(静電放電)によって、装置や電気回路が損傷を受けることがあります。静電放電は、電子コンポーネントの取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。
コンポーネントの取り外しまたは交換を行う際には、必ずESD防止手順に従って実施してください。シャーシが電気的に接地されていることを確認してください。ESD防止用リスト・ストラップを皮膚に密着するように着用してください。クリップをシャーシ・フレームの未塗装面に接続し、不要な静電気を安全にグランドに流してください。ESDによる損傷とショックを防止するためには、ESD防止用リスト・ストラップとコードが正しく機能している必要があります。ESD防止用リスト・ストラップが用意されていない場合は、シャーシの金属部分に身体を接触させて接地してください。
ここでは、システムの安全なインストールと操作のために 設置場所として満たさなければならない要件について説明します。インストールを開始する前に、設置場所が適切に準備されていることを確認してください。
本ルータは、データ処理または研究環境において、デスクトップ、ラック据え付け、または壁面取り付けの装置として使用されます。
個々のシャーシの位置と、機器ラックまたは配線室のレイアウトは、適切なシステム操作にとって非常に重要です。近づけ過ぎて設置された機器、不十分な換気、人が近付けないパネルは、システムの障害や停止を引き起こし、システムの保守性を困難にします。
設置場所のレイアウトおよび機器の位置を計画するときには、機器の故障を回避し、環境が停止の原因となる可能性を抑制するために、以下の予防策を用いて下さい。現在ある機器が、この頃、よく停止したり、普通では考えられない高度なエラーを発生しているならば、これらの予防策は、障害の原因の切り分けや将来における問題の防止の手助けとなるはずです。
以下の予防策は、 ルータに対し容認可能な操作環境を計画したり、環境を原因とする機器の故障を回避する手助けとなるはずです。
ルータ・モデルは、Flashメモリ・シングル・インライン・メモリ(SIMM)からシステム・コードを実行するよう設計されています。この適切なシステム・コード・イメージによって、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)からもルータを実行することができます。ただし、この操作には4MBメモリのアップグレードが必要になります(1 MB x 36 DRAM SIMMの実装)。さらに、DRAMからオペレーティング・システム・コードを実行した場合、システムの性能は、結果として25%減となります。
インストレーション・チェックリスト(「 インストレーション・チェックリスト 」を参照)は、 新 システムの初期ハードウェア・インストール手順を一覧してます。このチェックリストをコピーし、各手順を完了するごとにエントリ項目に印をつけていってください。サイト・ログ内に各システムに対するチェックリストのコピーを含めてください (「サイト・ログ」節を参照してください)。
サイト・ログは、システムに関するすべてのアクションの履歴記録を提供します。作業を行う者がだれでもアクセスできるようにシャーシの側にサイト・ログを保持してください。システムのインストールおよび保守における段階を確認するためにインストレーション・チェックリストを使用してください。サイト・ログには、次のようなエントリ項目があります。
背面側から見ると、電源ケーブル入力および電源スイッチはシャーシ裏パネルの右側にあります(「 ルータ背面図モデル2503および2504 」を参照してください)。イーサネット、トークンリング、同期シリアル、基本速度インターフェイス (BRI)、コンソール、および補助 (AUX)接続ポートは、電源コネクタと電源スイッチの左側にあります。インターフェイスの構成は、そのモデルに依存します。
モデル2501、2502、2513、2514、および2515は、BRIポートをもっていません。モデル2514および2515は、2個のLANポートをもっています。モデル2513は、トークンリングとイーサネットのポートを両方もっています。その他、すべてのモデルは ルータ背面図モデル2503および2504 に示されたモデル2503と2504と同じです。
ハブ・モデルにおいて、イーサネットRJ-45、BRI、同期シリアル、コンソール、および補助 (AUX)接続ポートは、電源コネクタおよび電源スイッチの左側にあります。インターフェイスの構成は、そのモデルに依存します。
モデル2505は、RJ-45ポートを16個ではなく8個もち、その他の点では、 に示されたモデル2507と同じです。モデル2516は、14個のRJ-45ポートと1個のBRIポートをもっています(これも に示されています)。
アクセス・サーバ・モデルでは、イーサネット、トークンリング、非同期シリアル、同期シリアル、コンソール、および補助 (AUX)接続のポートは、電源コネクタおよび電源スイッチの左側にあります。インターフェイスの構成は、そのモデルに依存します。
モデル2509および2510は、16個ではなく8個の非同期ポートをもち、2個の68ピンSCSIポートの替わりに1個の68ピンSCSIポートに接続するブレークアウト・ケーブルを通して提供されます。その他の点では、 アクセス・サーバ背面図モデル2511および2512 に示されたモデル2511および2512と同じです。
本ルータをセットアップする場合、距離の制限と米国電子工業会(EIA)によって規定された潜在的電磁障害(EMI)を考慮してください。以下は、イーサネット、シリアル、およびBRIインターフェイスの距離制限の仕様です。
すべての信号方式と同様、EIA/TIA-232信号は与えられた ビット伝送速度で、限られた距離を進むことができます。一般に、データ転送速度が遅くなれは、それだけ距離が長くなります。 EIA/TIA-232速度と距離制限 は、ボーレートと最大距離の標準的関係を示しています。
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平衡型ドライバの使用により、 EIA/TIA-449信号にEIA/TIA-232標準よりも長い距離で用いられることが可能になります。 EIA/TIA-449 速度と距離制限 は、EIA/TIA-449信号のボーレートと最大距離の標準的関係を示しています。これらの制限は、 V.35および X.21に対しても有効です。
電磁場で有意の距離にわたってケーブルを使用すると、 電磁場とケーブル上の信号の間で干渉が起こります。この事実は、端末間ケーブリング設備の構築にとって2つの意味合いがあります。
ケーブリング設備で、接地線がよく分散していて、ツイスト・ペア・ケーブルを使用する場合、電波障害の発生は上記のようにはなりません。最大距離を超える場合、各データ信号線に対して接地してください。ただし、この実施は推奨されていません。
推奨された距離を超えるケーブルやビル間を結ぶケーブルがある場合、落雷やグラウンド・ループの与える影響について特別に考慮する必要があります。稲妻または他の高エネルギー現象によって引き起こされる電磁パルスは、電子装置を破壊するのに十分なエネルギーを、シールドされていない導線内に、容易に送り込むことができます。設置場所でこのような問題が発生した経験がある場合は、雷の抑止や遮蔽に関する専門家に相談してみてください。
大部分のデータ・センタは、パルス・メータやその他の特殊装置なしに、上記のまれにしか発生しないが潜在的に破は滅的な問題を解決することはできていません。これらの問題を予防するための手段として、適正にアースとシールドの行われた環境を用意し、電気的不安定を抑制する必要があります。
コンソールおよび補助ポートを接続する前に、以下をお読みください。
RJ-45コンソール非同期シリアル・ポートは、すべてのルータ・ユニットに付いています。このポートは、RJ-45-to-RJ-45ケーブル、およびRJ-45-to-DB-25アダプタまたはRJ-45-to-DB-9アダプタ(「端末」のラベルの付いた)を用いて、端末に接続します。コンソール装置(ASCII端末または端末エミュレーション・ソフトウェアが稼動中のPC)に付いているポートを使用するためには、DCE RJ-45-to-DB-25アダプタまたはDCE RJ-45-to-DB-9アダプタを使用してください。付録「 ケーブリング仕様 」にある コンソールポート・ピン配置 (RJ-45) に、コンソール・ポートへのピン配列を一覧しています。コンソール・ポートに対するデフォルト・パラメータは、 9600ボー、8ビット、ノン・パリティ、2ストップ・ビットです。コンソール・ポートは、ハードウェア・フロー制御をサポートしません。
RJ-45補助非同期シリアル・ポートは、すべてのルータ・ユニットに付いています。このポートは、RJ-45-to-DB-25アダプタを用いて、チャネル・サービス・ユニット/デジタル・サービス・ユニット(CSU/DSU)またはネットワーク・アクセスに対するプロトコル・アナライザに接続します。使用するアダプタに依存して、このポートはデータ通信機器(DCE)またはデータ端末装置(DTE)に切り替わります。CSU/DSUまたはプロトコル・アナライザへの接続に、DTE DB-25 to RJ-45 アダプタを使用すべきです。付録 ケーブリング仕様 の 補助ポート・ピン配置 (RJ-45) に、この補助ポートに対するピン配列を一覧しています。
AUIイーサネット・ポートをもつモデルでは、 イーサネット・ポートは 背面パネルのもっとも左側に配置されています。このポートは、 AUI (attachment unit interface) と表記されています。ネットワークにルータを直接接続するために 標準15ピン・イーサネット・トランシーバ・ケーブル、またはIEEE 802.3 AUIケーブル(いずれも提供されていません)を用いてください。
イーサネットAUIポート上で3つの構成が可能です (イーサネット・ケーブルは標準では出荷されません)。
イーサネット・ハブ・モデル(モデル2505、2516、および2507)では、8、14、ないし16個のRJ-45コネクタが、一列ないし二列で背面パネルの左端に配置されています。14および16ポートのモデルでは、RJ-45コネクタは一方の列がもう一方の列の上に二列に配列されています。8ポート・モデルでは、一列に配置されています。ポートは、モデル2505およびモデル2507においては、下側がイーサネット1から8、上側が9から16と表記されています。モデル2516では、下側がイーサネット1から6、上側が7から14と表記されています。ネットワークの接続には、標準10BaseTケーブルを使用してください。
他のハブへの相互接続を可能にするためのスイッチが、イーサネット・ポート14の下に配置されています。このスイッチは、MDIの位置で通常のハブ操作を可能にします。他のハブへの相互接続を望む場合は、スイッチをMDI Xの位置にリセットしてください。
トークンリング・ポート付きモデル(2502および2504)では、 トークンリング ・ポートは背面パネルのもっとも左側に配置されています。このポートは、 TOKEN RING と表記されています。メディア・アタッチメント・ユニット(MAU)にルータを直接接続するために、標準9ピン・トークンリング・ローブ・ケーブル(提供されません)を使用してください。
シリアル・インターフェイス・ポートは、ルータの背面でイーサネットまたはトークンリングのコネクタの右隣に配置されています。ポートは、 SERIAL 0 および SERIAL 1 と表記されています(背面パネルに向かって、左から右に読んでください)。シリアル・ポートは、60ピンでDタイプのサブコネクタです。EIA-530を除くすべてのシリアル・インターフェイスを、DCEケーブルを用いて、DCEとして構成することができます。すべてのDTE シリアル・ポートでは、外部クロッキングがCSU/DSUまたはモデムから提供されることが必要です。
ルータをモデムまたはCSU/DSUに接続するために、特別なシリアル・ケーブルを用いなければなりません。このケーブルはCisco社から入手することができ、通常はシステムと一緒に注文されます。このケーブルは、シャーシ端でDB-60コネクタを使用しています。ケーブルのピン配置は、付録「 ケーブリング仕様 」を参照してください。注文情報は、Cisco製品をご購入された代理店にお問い合わせください。
非同期シリアル・ポートは、ルータ背面パネルの左側でトークンリングまたはイーサネット・ポートのコネクタの左隣に配置されています。非同期シリアル・ポートは68ピンSCSIコネクタで、一方のコネクタは他方の上にあります(モデルに依存します)。2つの小型コンピュータ・システム・インターフェース(SCSI)ポートのそれぞれが、8個の非同期ポートの接続を提供します。下側のポートはAsync 1-8と表記され、上側はAsync 9-16と表記されます。8個のRJ-45コネクタに分割されるブレークアウト・ケーブルは、それぞれSCSIポートに接続されます。
RJ-45-to-DB-25アダプタは、外部装置に接続するために使用されます。RJ-45-to-DB-25アダプタは、DTEまたはDCE接続で利用可能です。このアダプタは、シャーシ端のRJ-45コネクタを使用します。注文情報は、Cisco製品をご購入された代理店にお問い合わせください。
インストレーションの準備が整うまで、ルータのパッケージを開けないでください。最終的なインストール場所の準備にまだ多少の時間が必要な場合、偶発的損傷を受けないために、シャーシを出荷コンテナの中に入れたままにしておいてください。どこにルータをインストールするかを決めてから、ルータのパッケージを開けてください。
ルータ、ケーブル、または印刷資料、および注文したオプションの機器は、複数のコンテナで出荷されることがあります。それぞれの出荷コンテナを開ける都度、 以下の品目をすべて受け取っていることを確認するために、パッキング・リストをチェックしてください。
出荷中の損傷がないか、すべての品目を検収してください。損傷を受けている品目があった場合、またはシステムのインストール中あるいは構成中に問題が生じた場合は、Cisco製品をご購入された 代理店にお問い合わせください。
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