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スイッチのIPアドレスおよびデフォルト ゲートウェイの割り当て

この章では、自動および手動の各種の方法でスイッチの初期設定(たとえば、スイッチIPアドレスの割り当てやデフォルトのゲートウェイ情報)を作成する方法について説明しています。また、スイッチのスタートアップ コンフィギュレーションの変更方法についても説明しています。

この章で使用されるコマンドの構文および使用方法の詳細については、このリリースのコマンド リファレンスを参照してください。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

起動プロセスの概要

スイッチ情報(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルト ゲートウェイ、シークレットおよびTelnetパスワードなど)を割り当てるには、まず、Catalyst 3550スイッチに付属のハードウェア インストレーション ガイドに従ってスイッチを設置し、電源をオンにする必要があります。

通常の起動プロセスにはブートローダ ソフトウェアの操作も含まれます。ブートローダは次のアクティビティを実行します。

ブート ローダによってフラッシュ ファイルシステムにアクセスしてから、オペレーティング システムをロードします。通常、ブート ローダは、オペレーティング システムのロード、圧縮解除、および起動の目的でのみ使用します。オペレーティング システムがCPUを制御できるようになると、ブート ローダは、次にシステムがリセットされるか電源が投入されるまでは非アクティブになります。

オペレーティング システムに重大な障害が発生した場合は、ブート ローダはシステムにトラップドア アクセスも行います。トラップドア メカニズムによるシステムへのアクセス機能により、必要があれば、フラッシュ ファイルシステムをフォーマットし、XMODEMプロトコルを使用してオペレーティング システムのソフトウェアイメージを再インストールし、失ったパスワードを回復し、最終的にオペレーティング システムを再起動することができます。詳細については、 ソフトウェア障害からの回復 および パスワードを忘れた場合の回復 を参照してください。

Catalyst 3550ファスト イーサネット スイッチでのみ、パスワード回復をディセーブルにできます。詳細については、 パスワード回復のディセーブル化 を参照してください。

スイッチ情報を割り当てるには、まずPCまたは端末がコンソール ポートに接続されており、PCまたは端末エミュレーション ソフトウェアのボーレートおよび文字フォーマットがスイッチのコンソール ポートのものと一致していることを確認します。詳細については、スイッチに付属のハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。

スイッチ情報の割り当て

IP情報の割り当ては、スイッチのセットアップ プログラムまたはDynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバを使用するか、または手動で行います。

新規ユーザが特定のIP情報についてプロンプトを表示させたい場合には、スイッチのセットアップ プログラムを使用します。このプログラムを使用すると、ホスト名とイネーブル シークレット パスワードを設定することもできます。また、任意で、Telnetパスワードの割り当て(リモート管理中のセキュリティ確保のため)や、クラスタのコマンド スイッチまたはメンバー スイッチあるいはスタンドアロン スイッチとして、スイッチを設定することができます。セットアップ プログラムの使用方法の詳細については、Cisco.comのリリース ノートを参照してください。

サーバ設定後のIP情報の中央集中型管理と自動割り当てには、DHCPサーバを使用します。

DHCPを使用している場合は、ダイナミックに割り当てられたIPアドレスをスイッチが受信してコンフィギュレーション ファイルを読み込むまでは、セットアップ プログラムの質問に応答しないでください。

スイッチ設定の手順に精通した経験豊かなユーザの場合、手動で設定を行います。そうでない場合は、上記で説明したセットアップ プログラムを使用します。

ここでは、次の設定情報について説明します。

デフォルトのスイッチ情報

デフォルトのスイッチ情報 に、デフォルトのスイッチ情報を示します。

デフォルトのスイッチ情報

機能

デフォルト設定

IPアドレスおよびサブネット マスク

IPアドレスまたはサブネット マスクは定義されていません。

デフォルト ゲートウェイ

デフォルト ゲートウェイは定義されていません。

イネーブル シークレット パスワード

パスワードは定義されていません。

ホスト名

出荷時の設定のホスト名は Switch です。

Telnetパスワード

パスワードは定義されていません。

クラスタ コマンド スイッチ機能

ディセーブル

クラスタ名

クラスタ名は定義されていません。

DHCPベースの自動設定の概要

DHCPは、インターネットホストおよびインターネットワーキング デバイスに設定情報を提供します。このプロトコルは、2つのコンポーネントで構成されています。1つはDHCPサーバからデバイスにコンフィギュレーション パラメータを提供するコンポーネント、もう1つはデバイスにネットワーク アドレスを割り当てるコンポーネントです。DHCPはクライアント サーバ モデルに基づいています。指定されたDHCPサーバが、ダイナミックに設定されるデバイスに対して、ネットワークアドレスを割り当て、コンフィギュレーション パラメータを提供します。

DHCPベースの自動設定中、起動時に、スイッチ(DHCPクライアント)が、IPアドレス情報およびコンフィギュレーション ファイルによって、自動的に設定されます。

DHCPベースの自動設定を使用すると、スイッチ上でDHCPクライアント側の設定を行う必要はありません。ただし、DHCPサーバにはIPアドレスに対応する各種のリース オプションを設定する必要があります。DHCPを使用してネットワーク上のコンフィギュレーション ファイルをリレーする場合は、Trivial File Transfer Protocol(TFTP;簡易ファイル転送プロトコル)サーバおよびDomain Name System(DNS;ドメイン ネーム システム)サーバの設定が必要なこともあります。

DHCPサーバは、スイッチと同じLAN上にあっても、異なるLAN上にあっても構いません。DHCPサーバが別のLANで実行されている場合は、DHCPリレーを設定する必要があります。リレー デバイスは、直接接続されている2つのLAN間でブロードキャスト トラフィックを転送します。ルータはブロードキャスト パケットを転送しませんが、受信したパケットの宛先IPアドレスに基づいてパケットを転送します。

DHCPベースの自動設定は、スイッチのBOOTPクライアント機能に代わるものです。

DHCPクライアントの要求プロセス

スイッチを起動すると、スイッチにコンフィギュレーション ファイルがない場合に限り、スイッチが自動的にDHCPサーバに対して設定情報を要求します。

以下のような条件下では、DHCP自動設定は実行されません。

  • スイッチにコンフィギュレーション ファイルがあり、 service config グローバル コンフィギュレーション コマンドがスイッチでディセーブルの場合。
  • スイッチにコンフィギュレーション ファイルがあり、 service config グローバル コンフィギュレーション コマンドがスイッチでイネーブルの場合。この場合、スイッチはコンフィグレーション ファイル用のTFTP要求をブロードキャストします。

DHCPクライアントとサーバのメッセージ交換 に、DHCPクライアントとDHCPサーバ間でメッセージが交換される順序を示します。

DHCPクライアントとサーバのメッセージ交換

クライアントであるスイッチAは、DHCPDISCOVERメッセージをブロードキャストし、DHCPサーバを検索します。DHCPサーバは、DHCPOFFERユニキャスト メッセージによって、コンフィギュレーション パラメータ(IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイIPアドレス、DNS IPアドレス、IPアドレスのリースなど)をクライアントに提供します。

クライアントは、DHCPREQUESTブロードキャスト メッセージにより、DHCPサーバに対して、提供された設定情報の正式な要求を戻します。この要求は、クライアントからDHCPDISCOVERブロードキャスト メッセージを受信した他のすべてのDHCPサーバにブロードキャストされます。これらのサーバが、クライアントに提供したIPアドレスを再要求できるようにするためです。

DHCPサーバは、クライアントにDHCPACKユニキャスト メッセージを戻すことによって、クライアントにIPアドレスが割り当てられたことを確認します。このメッセージにより、クライアントとサーバがバインドされ、クライアントは、サーバから受信した設定情報を使用します。スイッチが受信する情報量は、DHCPサーバの設定方法によって異なります。詳細については、 DHCPサーバの設定 を参照してください。

クライアントに対して送信されたDHCPOFFERユニキャスト メッセージのコンフィギュレーション パラメータが無効の場合(コンフィギュレーション エラーがある場合)、クライアントはDHCPサーバにDHCPDECLINEブロードキャスト メッセージを戻します。

この場合、DHCPサーバはクライアントに、DHCPNAK拒否ブロードキャスト メッセージを送信します。これは、提供されたコンフィギュレーション パラメータが割り当てられておらず、パラメータのネゴシエーション中にエラーが発生したこと、またはDHCPOFFERメッセージに対するクライアントからの応答が遅いこと(DHCPサーバが同じパラメータを他のクライアントに割り当てたこと)を意味します。

DHCPクライアントは、複数のDHCPサーバまたはBOOTPサーバから提供される情報を受信することがあります。そのうち任意の提供情報を受け入れることができますが、通常、最初に受信した情報を採用します。DHCPサーバから提供される情報は、クライアントにIPアドレスが割り当てられることを保証するものではありません。ただし、サーバは通常、クライアントがアドレスを正式に要求するまでアドレスを予約しています。スイッチがBOOTPサーバからの応答を受け入れて設定を行う場合には、スイッチはスイッチ コンフィギュレーション ファイルを取得するために、TFTP要求をユニキャストするのではなく、ブロードキャストします。

DHCPサーバの設定

DHCPサーバには、スイッチのハードウェア アドレスにより各スイッチにバインドされている予約済みリースを設定する必要があります。

スイッチにIPアドレス情報を受信させるには、次のリース オプションでDHCPサーバを設定する必要があります。

  • クライアントのIPアドレス(必須)
  • クライアントのサブネット マスク(必須)
  • DNSサーバのIPアドレス(任意)
  • ルータのIPアドレス(スイッチが使用するデフォルトのゲートウェイ アドレス)(必須)

スイッチにTFTPサーバからのコンフィギュレーション ファイルを受信させる場合は、次のリース オプションでDHCPサーバを設定する必要があります。

  • TFTPサーバ名(必須)
  • ブート ファイル名(クライアントに必要なコンフィギュレーション ファイル名)(推奨)
  • ホスト名(任意)

DHCPサーバの設定によっては、スイッチはIPアドレス情報またはコンフィギュレーション ファイルあるいはその両方を受信できます。

DHCPサーバに前述のリース オプションを設定しない場合、サーバはクライアント要求に対して設定済みパラメータにだけ応答します。応答にIPアドレスおよびサブネット マスクが含まれていない場合、スイッチを設定することはできません。ルータのIPアドレスまたはTFTPサーバ名が見つからない場合、スイッチはTFTP要求をユニキャストではなく、ブロードキャスト送信することがあります。他のリース オプションについては、使用できない場合でも自動設定に影響はありません。

DHCPサーバは、スイッチと同じLAN上にあっても、異なるLAN上にあっても構いません。DHCPサーバが別のLANで実行されている場合は、DHCPリレーを設定する必要があります。詳細については、 リレー デバイスの設定 を参照してください。DHCPサーバがシスコ デバイスである場合は、『 Cisco IOS IP and IP Routing Configuration Guide 』Release 12.1の「 IP Addressing and Services 」を参照してください。

TFTPサーバの設定

DHCPサーバの設定に基づいて、スイッチはTFTPサーバから1つまたは複数のコンフィギュレーション ファイルをダウンロードしようとします。TFTPサーバへのIP接続に必要なすべてのオプションを備えたスイッチに応答するようDHCPを設定している場合、またTFTPサーバ名、アドレス、およびコンフィギュレーション ファイル名を指定してDHCPサーバを設定している場合、スイッチは指定されたTFTPサーバから指定されたコンフィギュレーション ファイルをダウンロードしようとします。

コンフィギュレーション ファイル名、TFTPサーバを指定しなかった場合、またはコンフィギュレーション ファイルをダウンロードできなかった場合は、スイッチはさまざまなファイル名とTFTPサーバアドレスの組み合わせでコンフィギュレーション ファイルをダウンロードしようとします。ファイルには、指定されたコンフィギュレーション ファイル名(ある場合)および、network-config、cisconet.cfg、 hostname .config、または hostname .cfgが含まれています。ここで、 hostname はスイッチの現在のホスト名です。使用されるTFTPサーバアドレスには、指定されたTFTPサーバのアドレス(ある場合)およびブロードキャスト アドレス(255.255.255.255)が含まれています。

スイッチが正常にコンフィギュレーション ファイルをダウンロードするには、TFTPサーバは、そのベース ディレクトリに1つまたは複数のコンフィギュレーション ファイルを含んでいる必要があります。設定できるファイルは、次のとおりです。

  • DHCP応答に指定されるコンフィギュレーション ファイル(スイッチの実際のコンフィギュレーション ファイル)
  • network-confgまたはcisconet.cfgファイル(デフォルトのコンフィギュレーション ファイル)
  • router-confgまたはciscortr.cfgファイル(これらのファイルには、すべてのスイッチに共通のコマンドが含まれています。通常、DHCPサーバとTFTPサーバが適正に設定されていれば、これらのファイルは使用されません。)

DHCPサーバ リース データベースにTFTPサーバ名を指定する場合は、DNSサーバのデータベースにTFTPサーバ名とIPアドレスのマッピングを設定する必要があります。

使用するTFTPサーバが、スイッチとは異なるLAN上にある場合、またはスイッチがブロードキャスト アドレスを使用してアクセスした場合(前述のすべての必須情報がDHCPサーバの応答に含まれていない場合に発生)は、リレーを設定してTFTPサーバにTFTPパケットを転送する必要があります。詳細については、 リレー デバイスの設定 を参照してください。すべての必須情報でDHCPサーバを設定することを推奨します。

DNSの設定

DHCPサーバは、DNSサーバを使用してTFTPサーバ名からIPアドレスを取得します。DNSサーバには、TFTPサーバ名からIPアドレスへのマッピングが設定されている必要があります。TFTPサーバには、スイッチのコンフィギュレーション ファイルが保持されています。

DHCPサーバのリース データベースには、DHCP応答がIPアドレスを検索できるように、DNSサーバのIPアドレスを設定できます。リース データベースには、DNSサーバのIPアドレスを2つまで入力できます。

DNSサーバは、スイッチと同じLAN上にあっても、異なるLAN上にあっても構いません。異なるLAN上にある場合、スイッチはルータ経由でDHCPサーバにアクセス可能である必要があります。

リレー デバイスの設定

別のLAN上にあるホストからの応答が必要なブロードキャスト パケットをスイッチが送信するときは、リレー デバイスを設定する必要があります。スイッチが送信する可能性のあるブロードキャスト パケットの例としてDHCP、DNSパケット、場合によってはTFTPパケットが挙げられます。リレー デバイスは、インターフェイス上で受信したブロードキャスト パケットが宛先ホストに転送されるように設定しなければなりません。

リレー デバイスがシスコ ルータの場合には、IPルーティングをイネーブルにし( ip routing グローバル コンフィギュレーション コマンド)、 ip helper-address インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用してヘルパー アドレスを設定します。

たとえば、 リレー デバイスを使用した自動設定 では、ルータ インターフェイスを次のように設定しています。

インターフェイス10.0.0.2

router(config-if)# ip helper-address 20.0.0.2

router(config-if)# ip helper-address 20.0.0.3

router(config-if)# ip helper-address 20.0.0.4

インターフェイス20.0.0.1

router(config-if)# ip helper-address 10.0.0.1

Catalyst 3550マルチレイヤ スイッチをリレー デバイスとして機能させる場合は、インターフェイスをルーテッド ポートに設定してください。詳細については、 ルーテッド ポート および レイヤ3インターフェイスの設定 を参照してください。

リレー デバイスを使用した自動設定

コンフィギュレーション ファイルの取得

DHCPの予約済みリースでIPアドレスおよびコンフィギュレーション ファイル名を取得できるかどうかに応じて、スイッチは次の方法で設定情報を取得します。

  • スイッチ用のIPアドレスおよびコンフィギュレーション ファイル名が予約され、DHCP応答に含まれている場合(1ファイル読み取り方式)

スイッチは、DHCPサーバからIPアドレス、サブネット マスク、TFTPサーバ アドレス、およびコンフィギュレーション ファイル名を取得します。さらにスイッチは、TFTPサーバのベース ディレクトリから指定のコンフィギュレーション ファイルを検索するために、TFTPサーバにユニキャスト メッセージを送信します。指定されたコンフィギュレーション ファイルを受信すると、スイッチの起動プロセスは完了します。

  • スイッチ用のIPアドレスおよびコンフィギュレーション ファイル名が予約されているが、DHCP応答にTFTPサーバ アドレスが含まれていない場合(1ファイル読み取り方式)

スイッチは、DHCPサーバからIPアドレス、サブネット マスク、およびコンフィギュレーション ファイル名を取得します。さらにスイッチは、TFTPサーバにブロードキャスト メッセージを送信してサーバのベース ディレクトリから指定のコンフィギュレーション ファイルを検索します。指定されたコンフィギュレーション ファイルを受信すると、スイッチの起動プロセスは完了します。

  • スイッチ用のIPアドレスだけが予約され、DHCP応答に含まれていて、コンフィギュレーション ファイル名は含まれていない場合(2ファイル読み取り方式)

スイッチは、DHCPサーバからIPアドレス、サブネットマスク、およびTFTPサーバ アドレスを取得します。スイッチは、network-confgまたはcisconet.cfgのデフォルトのコンフィギュレーション ファイルを検索するために、TFTPサーバにユニキャスト メッセージを送信します(network-confgファイルが読み取れない場合、スイッチはcisconet.cfgファイルを読み取ります)。

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルには、スイッチのホスト名とIPアドレスのマッピング情報が含まれています。スイッチは、ファイルの情報を自身のホスト テーブルに読み込み、ホスト名を取得します。ファイルにホスト名が含まれていない場合、スイッチはDHCP応答に含まれているホスト名を使用します。DHCP応答にホスト名が指定されていない場合、スイッチは、デフォルトのホスト名である Switch を使用します。

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルまたはDHCP応答からホスト名を取得すると、スイッチはTFTPサーバからホスト名と同名のコンフィギュレーション ファイルを読み取ります(network-confgまたはcisconet.cfgのどちらを使用したかによって、ファイル名は hostname -confgまたは hostname .cfgになります)。cisconet.cfgファイルを使用した場合、ホストのファイル名は8文字までに切り捨てられます。

network-confg、cisconet.cfg、またはホスト名のファイルを読み取れなかった場合、スイッチはrouter-confgファイルを読み取ります。router-confgファイルが読み取れない場合、スイッチはciscortr.cfgファイルを読み取ります。

DHCP応答からTFTPサーバを取得できなかった場合、ユニキャストによるコンフィギュレーション ファイルの読み取りにすべて失敗した場合、またはTFTPサーバ名からIPアドレスを取得できなかった場合、スイッチはTFTPサーバ要求をブロードキャストします。

構成例

DHCPベースの自動設定ネットワークの例 に、DHCPベースの自動設定を使用してIP情報を取得するネットワークの例を示します。

DHCPベースの自動設定ネットワークの例

DHCPサーバの設定 に、DHCPサーバ上の予約済みリースの設定を示します。

DHCPサーバの設定

スイッチ1

スイッチ2

スイッチ3

スイッチ4

バインド キー(ハードウェア アドレス)

00e0.9f1e.2001

00e0.9f1e.2002

00e0.9f1e.2003

00e0.9f1e.2004

IPアドレス

10.0.0.21

10.0.0.22

10.0.0.23

10.0.0.24

サブネット マスク

255.255.255.0

255.255.255.0

255.255.255.0

255.255.255.0

ルータ アドレス

10.0.0.10

10.0.0.10

10.0.0.10

10.0.0.10

DNSサーバ アドレス

10.0.0.2

10.0.0.2

10.0.0.2

10.0.0.2

TFTPサーバ アドレス

maritsu または 10.0.0.3

maritsu または 10.0.0.3

maritsu または 10.0.0.3

maritsu または 10.0.0.3

ブート ファイル名(コンフィギュレーション ファイル)(任意)

switch1-confg

switch2-confg

switch3-confg

switch4-confg

ホスト名(任意)

switch1

switch2

switch3

switch4

DNSサーバの設定

DNSサーバは、TFTPサーバ名の maritsu をIPアドレス10.0.0.3にマッピングします。

TFTPサーバの設定(UNIX上)

TFTPサーバのベース ディレクトリは、/tftpserver/work/に設定されています。このディレクトリには、2ファイル読み取り方式で使用されるnetwork-confgファイルが含まれています。このファイルには、IPアドレスに基づいてスイッチに割り当てられるホスト名が設定されています。また、次に示すように、スイッチのコンフィギュレーション ファイル( switch1-confg switch2-confg など)もベース ディレクトリに含まれています。

prompt> cd /tftpserver/work/

prompt> ls

network-confg

switch1-confg

switch2-confg

switch3-confg

switch4-confg

prompt> cat network-confg

ip host switch1 10.0.0.21

ip host switch2 10.0.0.22

ip host switch3 10.0.0.23

ip host switch4 10.0.0.24

DHCPクライアントの設定

スイッチ1〜4には、コンフィギュレーション ファイルは存在しません。

設定の説明

DHCPベースの自動設定ネットワークの例 では、スイッチ1は次のようにコンフィギュレーション ファイルを取得します。

  • DHCPサーバからIPアドレス10.0.0.21を取得します。
  • DHCPサーバ応答にコンフィギュレーション ファイル名が含まれていない場合、スイッチ1はTFTPサーバのベース ディレクトリからnetwork-confgファイルを読み取ります。
  • スイッチ1は、network-confgファイルの内容をホスト テーブルに追加します。
  • IPアドレス10.0.0.21をホスト名(switch1)にインデックス付けすることによって、ホスト テーブルを読み取ります。
  • ホスト名に対応するコンフィギュレーション ファイルを読み取ります。たとえば、TFTPサーバから switch1-confg ファイルを読み取ります。

スイッチ2〜4も、同様に、それぞれのコンフィギュレーション ファイルおよびIPアドレスを取得します。

手動でのIP情報の割り当て

複数のSwitched Virtual Interface(SVI)またはポートに手動でIP情報を割り当てるには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

interface vlan vlan-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、IP情報を割り当てるVLANを入力します。指定できる範囲は1〜4094です。

ip address ip-address subnet-mask

IPアドレスおよびサブネット マスクを入力します。

exit

グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

ip default-gateway ip-address

スイッチに直接接続しているネクスト ホップ ルータ インターフェイスのIPアドレスを入力します。このスイッチにはデフォルト ゲートウェイが設定されています。デフォルト ゲートウェイは、スイッチから宛先IPアドレスを取得していないIPパケットを受信します。

デフォルト ゲートウェイが設定されると、スイッチは、ホストが通信する必要のあるリモート ネットワークに接続できます。

  • IPでルーティングするようにスイッチを設定すると、デフォルト ゲートウェイを設定する必要はありません。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show running-config

設定を確認します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

スイッチのIPアドレスを削除する場合は、 no ip address インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。Telnetセッションからアドレスを削除すると、スイッチの接続は切断されます。デフォルト ゲートウェイのアドレスを削除する場合は、 no ip default-gateway グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

スイッチのシステム名の設定、イネーブルEXECコマンドへのアクセスの保護、時刻およびカレンダーの設定については、 スイッチの管理 を参照してください。

実行コンフィギュレーションの確認と保存

次のイネーブルEXECコマンドを使用すると、入力や変更の内容を確認できます。

Switch# show running-config

Building configuration...

Current configuration: 1363 bytes

!

version 12.1

no service pad

service timestamps debug uptime

service timestamps log uptime

no service password-encryption

!

hostname Switch

!

enable secret 5 $1$ej9.$DMUvAUnZOAmvmgqBEzIxE0

!

interface GigabitEthernet0/1

no switchport

ip address 172.20.137.50 255.255.255.0

!

interface GigabitEthernet0/2

!

interface GigabitEthernet0/3

!

interface GigabitEthernet0/4

!

interface GigabitEthernet0/5

!

interface GigabitEthernet0/6

!

interface GigabitEthernet0/7

!

interface GigabitEthernet0/8

!

interface GigabitEthernet0/9

!

interface GigabitEthernet0/10

!

interface GigabitEthernet0/11

!

interface GigabitEthernet0/12

...!

interface VLAN1

ip address 172.20.137.50 255.255.255.0

no ip directed-broadcast

!

ip default-gateway 172.20.137.1 !

!

snmp-server community private RW

snmp-server community public RO

snmp-server community private@es0 RW

snmp-server community public@es0 RO

snmp-server chassis-id 0x12

!

end

スタートアップ コンフィギュレーションに対して行った設定や変更をフラッシュ メモリに保存するには、次のイネーブルEXECコマンドを使用します。

Switch# copy running-config startup-config

Destination filename [startup-config]?

Building configuration...

このコマンドは、設定の内容を保存します。保存できなかった場合は、次のシステム リロード時に失われます。フラッシュ メモリのNVRAMセクションに保存されている情報を表示するには、 show startup-config または more startup-config イネーブルEXECコマンドを使用します。

コンフィギュレーション ファイルのコピーの代替保管場所については、 IOSファイル システム、コンフィギュレーション ファイル、およびソフトウェア イメージの操作 を参照してください。

スタートアップ コンフィギュレーションの変更

ここでは、スイッチのスタートアップ コンフィギュレーションの変更方法について説明します。具体的な設定情報は次のとおりです。

デフォルトのブート コンフィギュレーション

デフォルトのブート コンフィギュレーション に、デフォルトのブート コンフィギュレーションを示します。

デフォルトのブート コンフィギュレーション

機能

デフォルト設定

オペレーティング システムのソフトウェア イメージ

スイッチは、BOOT環境変数内の情報を使用して自動的にシステムを起動しようとします。変数が設定されていない場合は、スイッチは、フラッシュ ファイルシステム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初の実行可能イメージをロードして実行しようとします。

IOSイメージは、イメージ ファイル(拡張子.binを除く)と同じ名前のディレクトリに保存されています。

ディレクトリの縦型検索では、検出した各サブディレクトリを完全に検索してから元のディレクトリでの検索を続けます。

コンフィギュレーション ファイル

設定済みのスイッチは、フラッシュ メモリのシステム ボードに保存されている config.text ファイルを使用します。

新しいスイッチには、コンフィギュレーション ファイルがありません。

コンフィギュレーション ファイルの自動ダウンロード

DHCPベースの自動設定機能を使用すれば、スイッチにコンフィギュレーション ファイルを自動的にダウンロードできます。詳細については、 DHCPベースの自動設定の概要 を参照してください。

システム コンフィギュレーションを読み書きするファイル名の指定

デフォルトでは、IOSソフトウェアは、 config.text ファイルを使用して、システム コンフィギュレーションの不揮発性コピーを読み書きします。ただし、別のファイル名を指定することもでき、これは次の起動時にロードされます。

別のコンフィギュレーション ファイル名を指定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

boot config-file flash:/ file-url

次の起動時にロードするコンフィギュレーション ファイルを指定します。

file-url については、パス(ディレクトリ)とコンフィギュレーション ファイル名を指定します。

ファイル名およびディレクトリ名は、大文字/小文字を区別します。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show boot

設定を確認します。

boot config-file グローバル コンフィギュレーション コマンドは、環境変数CONFIG_FILEの設定を変更します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

設定をデフォルトに戻すには、 no boot config-file グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

手動での起動

デフォルトでは、スイッチは自動的に起動しますが、手動で起動するように設定することができます。

次の起動時に手動で起動するようにスイッチを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

boot manual

次の起動時にスイッチを手動で起動できるようにします。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show boot

設定を確認します。

boot manual グローバル コマンドは、環境変数MANUAL_BOOTの設定を変更します。

次回システムを再起動したとき、スイッチはブート ローダ モードにあり、 switch: プロンプトが表示されます。システムを起動するには、 boot filesystem :/ file-url ブート ローダ コマンドを使用します。

  • filesystem : でシステム ボードのフラッシュ デバイスを指定する場合は、 flash: を使用します。
  • file-url に、パス(ディレクトリ)と、ブート可能イメージの名前を指定します。

ファイル名およびディレクトリ名は、大文字/小文字を区別します。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

手動での起動をディセーブルにするには、 no boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

特定のソフトウェア イメージの起動

デフォルトでは、スイッチは、BOOT環境変数内の情報を使用して自動的にシステムを起動しようとします。この変数が設定されていない場合は、スイッチは、フラッシュ ファイルシステム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初の実行可能イメージをロードして実行しようとします。ディレクトリの縦型検索では、検出した各サブディレクトリを完全に検索してから元のディレクトリでの検索を続けます。ただし、起動する特定のイメージを指定できます。

次の起動時に特定のイメージを起動するようにスイッチを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

コマンド

説明

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

boot system filesystem :/ file-url

次の起動時にフラッシュ メモリ内の特定のイメージを起動するようにスイッチを設定します。

  • filesystem : でシステム ボードのフラッシュ デバイスを指定する場合は、 flash: を使用します。
  • file-url に、パス(ディレクトリ)と、ブート可能イメージの名前を指定します。

ファイル名およびディレクトリ名は、大文字/小文字を区別します。

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

show boot

設定を確認します。

boot system グローバル コマンドは、環境変数BOOTの設定を変更します。

次の起動時、スイッチは、BOOT環境変数内の情報を使用して自動的にシステムを起動しようとします。

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

設定をデフォルトに戻すには、 no boot system グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

環境変数の管理

正常に稼働しているスイッチでは、9600 bps対応で設定されたスイッチ コンソール接続でのみブート ローダ モードが開始されます。スイッチの電源コードを取り外し、電源コードの再接続中に Mode ボタンを押します。ポート1X上部のLEDが消灯してから1〜2秒後に、 Mode ボタンを離します。ブート ローダの switch: プロンプトが表示されます。

スイッチのブート ローダ ソフトウェアは、不揮発性環境変数をサポートし、この環境変数を使用してブート ローダやシステムで稼働するその他のソフトウェアの動作を制御できます。ブート ローダの環境変数は、UNIXまたはDOSシステム上に設定できる環境変数と似ています。

値が設定された環境変数は、フラッシュ ファイルシステムの各種ファイルに保存されています( 環境変数の保管場所 を参照)。

環境変数の保管場所

環境変数

保管場所(ファイルシステム:ファイル名)

BAUD、ENABLE_BREAK、CONFIG_BUFSIZE、CONFIG_FILE、MANUAL_BOOT、PS1

flash:env_vars

BOOT、BOOTHLPR、HELPER、HELPER_CONFIG_FILE

flash:system_env_vars

以上のファイルの各行には、環境変数名と等号、その後に変数の値が入っています。このファイルに表示されていなければ、その変数には値がありません。表示されていればnull文字列であっても値があります。null文字列(たとえば" ")に設定されている変数は、値が設定された変数です。多くの環境変数は事前に定義されており、デフォルト値が設定されています。

環境変数は次の2種類のデータを保管します。

  • コードを制御するデータ。IOSコンフィギュレーション ファイルを読み取りません。たとえば、環境変数として保存できるブート ローダの機能を拡張または補強する、ブート ローダ ヘルパー ファイルの名前。
  • コードを制御するデータ。IOSコンフィギュレーション ファイルを読み取る役割があります。たとえば、環境変数として保存できるIOSコンフィギュレーション ファイルの名前。

ブート ローダにアクセスするかIOSコマンドを使用して、環境変数の設定を変更できます。通常の環境では、環境変数の設定を変更する必要はありません。

ブート ローダ コマンドおよび環境変数の構文および使用方法の詳細については、このリリースのコマンド リファレンスを参照してください。

環境変数 に、最もよく使用される環境変数の機能について説明します。

環境変数

変数

ブート ローダ コマンド

IOSグローバル コンフィギュレーション コマンド

MANUAL_BOOT

set MANUAL_BOOT yes

スイッチが自動または手動で起動するかどうかを決定します。

有効は値は1、yes、0、およびnoで、noまたは0に設定すると、ブート ローダは自動的にシステムを起動しようとします。それ以外に設定した場合は、ブート ローダ モードから手動でスイッチを起動する必要があります。

boot manual

次の起動時に手動でスイッチを起動できるようにし、環境変数MANUAL_BOOTの設定を変更します。

次回システムを再起動したとき、スイッチはブート ローダ モードになっています。システムを起動するには、
boot flash: filesystem :/ file-url コマンドを使用し、ブート イメージの名前を指定します。

BOOT

set BOOT filesystem :/ file-url ...

自動起動時に、実行可能ファイルのセミコロンで区切られたリストをロードして実行しようとします。BOOT環境変数が設定されていない場合、システムは、フラッシュ ファイルシステム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初の実行可能イメージをロードして実行しようとします。BOOT環境変数が設定されていても指定されたイメージをロードできない場合は、システムはフラッシュ ファイルシステムで検出した最初のブートファイルを起動しようとします。

boot system filesystem :/ file-url

次の起動時にロードするIOSイメージを指定します。このコマンドは、環境変数BOOTの設定を変更します。

CONFIG_FILE

set CONFIG_FILE flash:/ file-url

IOSがシステム コンフィギュレーションの不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を変更します。

boot config-file flash: / file-url

IOSがシステム コンフィギュレーションの不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を指定します。このコマンドは環境変数CONFIG_FILEを変更します。

CONFIG_BUFSIZE

set CONFIG_BUFSIZE size

メモリにコンフィギュレーション ファイルのコピーを保持するのにIOSが使用するバッファのサイズを変更します。コンフィギュレーション ファイルは、バッファ サイズの割り当てを超えてはなりません。指定できる範囲は4096〜524288バイトです。

boot buffersize size

ファイル システムによってシミュレーションされたNVRAMのサイズをフラッシュ メモリに指定します。バッファは、メモリにコンフィギュレーション ファイルのコピーを保持します。このコマンドは、環境変数
CONFIG_BUFSIZEの設定を変更します。

このコマンドを有効にするには、 reload イネーブルEXECコマンドを使用してスイッチをリロードする必要があります。

ソフトウェア イメージのリロードのスケジューリング

ソフトウェア イメージのリロードをあとで(たとえば、スイッチの使用が少ない夜間または週末)実行するようにスケジューリングすることができます。また、ネットワーク全体でリロードを同期化できます(たとえば、ネットワークのすべてのスイッチ上でソフトウェアのアップグレードを実行)。

リロードのスケジューリングは、24日以内に実行されるように設定する必要があります。

リロードのスケジューリング設定

ソフトウェア イメージのリロードをあとで実行するようにスイッチを設定するには、イネーブルEXECモードで次のいずれかのコマンドを使用します。

このコマンドは、指定した時間内(時間および分で指定)に実行するようにソフトウェアのリロードをスケジューリングします。リロードはおよそ24日以内に実行される必要があります。リロードの理由を最大255の文字列で指定できます。

このコマンドは、指定した時刻(24時間制)に実行するようにソフトウェアのリロードをスケジューリングします。月日を指定すると、リロードは指定された日時で実行するようスケジューリングされます。月日を指定しない場合、リロードは当日の指定された時刻(指定された時刻が現在の時刻よりあとの場合)または翌日(指定された時刻が現在の時刻より前の場合)に実行します。00:00を指定すると、リロードのスケジューリングは午前0時に設定されます。

reload コマンドはシステムを一時停止します。手動で起動するように設定されていない場合、システムは自動的に再起動します。スイッチの設定情報をスタートアップ コンフィギュレーション( copy running-config startup-config )に保存してから、 reload コマンドを使用してください。

手動で起動するようにスイッチが設定されている場合、仮想端末からリロードしないでください。この制約にしたがうことで、スイッチはブート ローダ モードを開始せず、リモート ユーザから制御できなくなります。

コンフィギュレーション ファイルを変更すると、リロードする前に設定を保存するよう求めるプロンプトが表示されます。保存中に、環境変数CONFIG_FILEが存在しないスタートアップ コンフィギュレーション ファイルをポイントした場合、保存を続行するかどうかを、システムが聞いてきます。続行すると、システムはリロードのセットアップ モードを開始します。

次の例は、当日の7:30PMにソフトウェアをリロードする手順を示します。

Switch# reload at 19:30

Reload scheduled for 19:30:00 UTC Wed Jun 5 1996 (in 2 hours and 25 minutes)

Proceed with reload? [confirm]

次の例は、未来の時刻にソフトウェアをリロードする手順を示します。

Switch# reload at 02:00 jun 20

Reload scheduled for 02:00:00 UTC Thu Jun 20 1996 (in 344 hours and 53 minutes)

Proceed with reload? [confirm]

リロードのスケジューリングを取り消すには、 reload cancel イネーブルEXECコマンドを使用します。

リロードのスケジューリング情報の表示

リロードのスケジューリングに関する情報を表示してスイッチにリロードがスケジューリングされているかどうかを調べるには、 show reload イネーブルEXECコマンドを使用します。

リロードの予定実行時刻、リロードの理由(指定されている場合)など、リロードに関する情報が表示されます。

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