Cisco Unified IP Phone をネットワークに設置し、ネットワーク設定値を設定し、それを Cisco Unified CallManager に追加した後は、Cisco Unified CallManager の管理アプリケーションを使用して、テレフォニー機能の設定、電話テンプレートの修正(オプション)、サービスの設定、およびユーザの割り当てを行う必要があります。
この章では、これらの設定手順の概要を説明します。手順の詳細な説明については、Cisco Unified CallManager のマニュアルを参照してください。
ユーザへの情報の提供方法、および提供すべき情報の種類については、 付録A 「Web サイトによるユーザへの情報提供」 を参照してください。
英語以外の環境に電話機を設定する方法については、 付録C 「各言語ユーザのサポート」 を参照してください。
- ・ 電話機で使用可能なテレフォニー機能
- ・ 社内ディレクトリとパーソナル ディレクトリの設定
- ・ 電話ボタン テンプレートの変更
- ・ ソフトキー テンプレートの設定
- ・ サービスの設定
- ・ Cisco Unified CallManager へのユーザの追加
- ・ ユーザ オプション Web ページの管理
電話機で使用可能なテレフォニー機能
Cisco Unified IP Phone を Cisco Unified CallManager に追加した後、その電話機に機能を追加することができます。 表5-1 は、サポート対象のテレフォニー機能のリストを示しています。これらの機能の多くは、 Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して設定できます。参照先の欄は、設定手順や関連情報が記載されている Cisco Unified CallManager およびその他のマニュアルを示しています。
電話機の機能の使用方法については、『 Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE 電話ガイド 』を参照してください。電話機の機能の一覧については、『 Cisco Unified IP Phone Features A−Z 』を参照してください。
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『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「SIP プロファイルの設定」の章を参照してください。 |
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『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定」の章を参照してください。 |
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ユーザがコール ピックアップ、グループ コール ピックアップ、およびその他のグループ コール ピックアップをワンタッチで使用できるようにします。 |
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『 Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「External Call Transfer Restrictions の機能」の章を参照してください。 |
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コールをいったんパーク(一時的に保存)し、その後で Cisco Unified CallManager システムの別の電話機を使用してそのコールを取得できるようにします。 |
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発信者 ID が有効になっている電話機から、ユーザが自分の電話番号または電子メール アドレスをブロックできるようにします。 |
『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「SIP プロファイルの設定」の章を参照してください。 |
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詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
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コールの転送時に電話機に表示される情報を指定できます。この情報には、発信者の名前、電話番号、転送先の番号、および最初にダイヤルされた番号が含まれます。 |
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『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「SIP プロファイルの設定」の章を参照してください。 |
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ファースト ダイヤル コードを入力してコールを発信できるようにします。ファースト ダイヤル コードは、電話番号または個人アドレス帳のエントリに割り当てることができます(この表の「サービス」を参照)。 |
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ユーザが、他のグループの電話機で呼び出し音が鳴っているコールに応答できるようにします(この表の「コール ピックアップ」および「他のグループ ピックアップ」も参照)。 |
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この機能は、保留音(Music-on-Hold)を使用する場合を除いて、設定する必要はありません。詳細については、この表内の「保留音」を参照してください。 |
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ユーザが、呼び出し音が鳴っているコール、接続されているコール、または保留中のコールをボイス メッセージ システムに直接転送できるようにします。 |
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ユーザがミートミー会議を開催できるようにします。ミートミー会議では、他の参加者は指定の時刻に指定の番号に電話をかけます。 |
『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「ミートミー番号/パターンの設定」の章を参照してください。 |
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電話機の受話器のライト(「ランプ」)が点滅または点灯して、着信コールまたは新しいボイス メッセージがあることを示します。 |
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『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
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ユーザは、コール ログ、短縮ダイヤル、および社内ディレクトリに一覧された別の電話番号(DN)のコール状態を監視できます。DN の BLF にコール状態が表示されます。 |
『 Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「プレゼンス」の章を参照してください。 |
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Cisco Unified CallManager の管理者は、受話器が外されるとすぐに Cisco Unified IP Phone によってダイヤルされる電話番号を設定できます。これは、緊急番号または「ホットライン」番号を呼び出すための電話機に役立ちます。 |
『Cisco Unified CallManager システム ガイド』の「ダイヤル規則の概要」の章を参照してください。 |
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回線を共有するユーザ間で、ユーザをコールに追加したり、他のユーザのコールに関する情報を電話機の LCD スクリーンに表示したりできないようにします。 |
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Cisco Unified CallManager の管理ページで、システム管理者が[IP Phone サービスの設定(IP Phone Services Configuration)]メニューを使用して、ユーザが登録できる電話サービスのリストを定義および管理できるようにします。 |
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ユーザが、サービス ボタンや[サービス]メニューを使用せずに、電話機の回線キーからサービスにアクセスできるようにします。 |
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『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
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ユーザが(番号を手動でダイヤルするのではなく)インデックス コードを入力するか、ボタンを押すか、または電話機の LCD スクリーンの項目を選択して、コールを発信できるようにします。 |
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社内ディレクトリとパーソナル ディレクトリの設定
Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE では、ユーザが ディレクトリ ボタンを使用して、次のディレクトリにアクセスできます。
この機能を使用するには、システム管理者が社内ディレクトリを設定する必要があります。詳細については、 社内ディレクトリの設定 を参照してください。
この機能を使用するには、パーソナル ディレクトリを設定するためのソフトウェアを、管理者がユーザに提供する必要があります。詳細については、 パーソナル ディレクトリの設定 を参照してください。
社内ディレクトリの設定
Cisco Unified CallManager では、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)ディレクトリを使用して、Cisco Unified CallManager とインターフェイスする Cisco Unified CallManager アプリケーションのユーザに関する認証と許可の情報が保存されます。認証によって、システムにアクセスするためのユーザ権限が確立されます。一方、許可は、ユーザが使用許可を持つテレフォニー リソース(特定の内線番号など)を指定するものです。
これらの機能をインストールおよび設定するには、『 Cisco Customer Directory 設定用プラグインのインストールおよびその設定 』を参照してください。このマニュアルは、Cisco Unified CallManager を、Microsoft Active Directory および Netscape Directory Server と統合する設定プロセスについて説明しています。
LDAP ディレクトリの設定が完了すると、Cisco Unified IP Phone で社内ディレクトリ サービスが有効になり、ユーザが社内ディレクトリにアクセスできるようになります。
パーソナル ディレクトリの設定
次の方法でパーソナル ディレクトリの機能にアクセスできます。
- ・ Web ブラウザ:Cisco Unified CallManager のユーザオプション Web ページから PAB およびファースト ダイヤル機能にアクセスできます。
- ・ Cisco Unified IP Phone: [ディレクトリ]>[パーソナル ディレクトリ] を選択して、電話機から PAB およびファースト ダイヤル機能にアクセスできます。
- ・ Microsoft Windows アプリケーション:TABSynch ツールを使用して、PAB を Microsoft Outlook と同期させることができます。
Web ブラウザからパーソナル ディレクトリを設定するには、ユーザはユーザ オプション Web ページにアクセスする必要があります。また、ユーザに URL とログイン情報を提供する必要があります。
Microsoft Outlook と同期させるには、ユーザは管理者から提供された TABSynch ユーティリティをインストールする必要があります。ユーザに配布する TABSynch ソフトウェアを入手するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで [アプリケーション]>[プラグイン] の順に選択し、 Cisco IP Phone Address Book Synchronizer をクリックします。
電話ボタン テンプレートの変更
電話ボタン テンプレートを使用すると、機能を回線/短縮ダイヤル ボタンに割り当てられます。
テンプレートを変更してから電話機をネットワークに登録するのが、適切な方法です。この方法によって、登録時に Cisco Unified CallManager の管理ページから、カスタマイズ済みの電話ボタン テンプレート オプションにアクセスできます。
電話ボタン テンプレートを変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [デバイス]>[デバイスの設定]>[電話ボタン テンプレート] の順に選択します。電話ボタン テンプレートを電話機に割り当てるには、Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ページの[電話ボタンテンプレート(Phone Button Template)]フィールドを使用します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。
Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE の標準テンプレートでは、ボタン 1 と 2 は回線用に、ボタン 3 〜 6 は短縮ダイヤルとして、またはサービスへのアクセス用に使用します。電話機の他の機能(コール パーク、コール転送、リダイヤル、保留、復帰、ボイス メッセージ システム、会議など)を使用する場合は、Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE のソフトキーを使用します。
Cisco Unified IP Phone 7941G/7941G-GE の標準テンプレートでは、ボタン 1 と 2 は回線用に使用します。電話機の各機能(コール パーク、コール転送、リダイヤル、保留、復帰、ボイス メッセージ システム、会議など)を使用する場合は、Cisco Unified IP Phone 7941G/7941G-GE のソフトキーを使用します。
ソフトキー テンプレートの設定
Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE でサポートされているアプリケーションに関連付けるソフトキーは、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して管理できます。Cisco Unified CallManager では、2 種類のソフトキー テンプレート(標準と非標準)をサポートしています。標準のソフトキー テンプレートには、標準ユーザおよび標準機能があります。ソフトキーをサポートしているアプリケーションには、1 つまたは複数の標準のソフトキー テンプレートを関連付けることができます。標準のソフトキー テンプレートを変更するには、そのコピーを作成して別の名前を付け、コピーしたソフトキー テンプレートに変更を加えます。非標準のソフトキー テンプレートも変更できます。
ソフトキー テンプレートを設定するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [デバイス]>[デバイスの設定]>[ソフトキー テンプレート] の順に選択します。ソフトキー テンプレートを電話機に割り当てるには、Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ページの[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)]フィールドを使用します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。
サービスの設定
Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE の サービス ボタンを使用することによって、ユーザは各種の Cisco Unified IP Phone サービスにアクセスできます。また、電話機のプログラマブル ボタンにサービスを割り当てることもできます(詳細については、『 Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE 電話ガイド 』を参照してください)。これらのサービスは、XML アプリケーションで構成されているので、電話機でテキストとグラフィックスを使用した対話型のコンテンツの表示が可能です。たとえば、地元の映画館の上映時間、株価情報、天気予報のようなサービスがあります。
ユーザがサービスにアクセスできるようにするには、次の作業を行っておく必要があります。
- ・ Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して、利用可能なサービスを設定します。
- ・ ユーザは、Cisco Unified CallManager のユーザ オプション アプリケーションを使用して、サービスに登録 します。この Web ベースのアプリケーションが提供する GUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)を使用すると、エンド ユーザは IP Phone のアプリケーションの設定を一部行うことができます。
サービスを設定する前に、設定するサイトの URL アドレスをすべて入手し、ユーザが社内 IP テレフォニー ネットワークからこれらのサイトにアクセスできるかどうかを確認してください。
これらのサービスを設定するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [デバイス]>[デバイスの設定]>[IP Phone サービス] の順に選択します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。
これらのサービスを設定した後、ユーザが Cisco Unified CallManager のユーザ オプション Web ページにアクセスできるかどうかを確認してください。このページでは、ユーザは設定済みのサービスを選択し、登録することができます。システム管理者がエンド ユーザに提供する必要のある情報については、 サービスへの登録方法と電話機能の設定方法 を参照してください。
Cisco Unified CallManager へのユーザの追加
Cisco Unified CallManager にユーザを追加すると、ユーザに関する情報を表示および保持することができます。また、各ユーザは次のタスクを実行できるようになります。
- ・ Cisco Unified IP Phone から、社内ディレクトリやその他のカスタマイズされたディレクトリにアクセスする。
- ・ パーソナル ディレクトリを作成する。
- ・ 短縮ダイヤル番号とコール転送番号を設定する。
- ・ Cisco Unified IP Phone からアクセスできるサービスに登録する。
次のいずれかの方法を使用して、Cisco Unified CallManager にユーザを追加できます。
ユーザの追加の詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。ユーザ情報の詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。
詳細については、『 Cisco Unified CallManager Bulk Administration ガイド 』を参照してください。
ユーザ オプション Web ページの管理
ユーザ オプション Web ページから、ユーザは電話機のいくつかの機能と設定をカスタマイズおよび制御することができます。ユーザ オプション Web ページの詳細については、『 Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE 電話ガイド 』を参照してください。
ユーザへのユーザ オプション Web ページに対するアクセス権限の付与
ユーザが ユーザ オプション Web ページにアクセスできるようにするには、システム管理者は Cisco Unified CallManager の管理ページを使用してユーザをエンド ユーザとして設定する必要があります。また、適切な電話機をユーザに関連付ける必要があります。これらの手順を実行するには、Cisco Unified CallManager の管理ページから [ユーザ管理] > [エンド ユーザ] の順に選択します。
詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの設定」の項を参照してください。
ユーザ オプション Web ページに表示されるオプションの指定
デフォルトでは、 ユーザ オプション Web ページのほとんどのオプションが表示されます。ただし、次の 2 つのオプションはデフォルトでは表示されません。
Cisco Unified CallManager の管理ページのエンタープライズ パラメータの設定値を使用して、ユーザ オプション Web ページに表示するオプションを制御できます。
[エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)]ページが表示されます。
ステップ 2 CCMUser Parameters エリアで、パラメータの [パラメータ値(Parameter Value)] ドロップダウン リストから次のいずれかの値を選択して、パラメータをユーザ オプション Web ページに表示するかどうかを指定します。
True :オプションはユーザ オプション Web ページに表示されます(デフォルト)。
False :オプションはユーザ オプション Web ページに表示されません。
