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Content Delivery Network デバイスの設定とアクティブ化

この章では、CDN デバイス(CDM と CE)のアクティブ化の手順、およびそのデバイスを、LAN 経由で相互に通信できるように設定する手順について説明します。 以降の説明では、CDM および CE のインストールは、新規でインストールすることを前提としており、アップグレードは想定していません。

CDN デバイスのアップグレードについては、「Cisco CDN Software Enterprise Solution バージョン 2.1 のリリース・ノート」を参照してください。

この章の構成は、次のとおりです。

概要

CDM と CE は、CDN ソフトウェアに付属して工場より出荷されますが、これらの CDN デバイスの操作を開始する前に、次の手順を完了させておく必要があります。

  1. ネットワークが DHCP(動的ホスト構成プロトコル)サーバまたは静的 IP アドレスのどちらを使用するか決定します。
  2. 個々の CDN デバイスがプロキシ・サーバまたはセキュア・プロキシ・サーバのどちらを使用するか決定します。
  3. CDM と各 CE のデバイス ID または MAC アドレスを指定します。
  4. ネットワーク IP アドレスとアカウントを指定します(例: サブネット・マスク、ゲートウェイ・アドレス、プロキシ・サーバ・アドレス、セキュア・プロキシ・サーバのログイン)。
  5. CDM をアクティブにします。
  6. CE をアクティブにします。

以降のセクションで、各ステップを詳細に説明します。

ネットワーク構成情報の収集

CDN デバイスの設定を行う前に、ネットワークに関する情報を収集する必要があります。LAN または WAN の構成によって、各 CDN デバイスの設定方法が決まります。

次の表を参照して、CDN デバイスの設定に必要な情報を収集してください。

CDN ネットワーク構成プロパティ

ネットワーク構成

説明

DHCP サーバ

DHCP サーバは、CDN デバイスにアドレスを割り当てます。

静的 IP アドレス

CDN デバイスのネットワーク・アドレスをユーザが手動で設定します。

IP アドレス

CDM または CE に割り当てられる固有の数値アドレス。

サブネット・マスク

対象の CDM または CE が所属している、ネットワーク・サブネットを識別するために使用されるマスク(またはフィルタ)。

ゲートウェイ

ネットワーク上のゲートウェイ・デバイス(またはルータ)の IP アドレス。

DNS サーバ

ドメイン・ネーム・サービス(DNS)サーバは、ネットワーク・デバイスの IP アドレスを同等のユーザに分かりやすいアドレスに変換します。

IP アドレス

DNS サーバの IP アドレス。

プロキシ・サーバ

プロキシ・サーバは、LAN または WAN の外部から送信されたインターネット・トラフィックを、対象の CDM または CE に供給します。

IP アドレス / ポート

CDM または CE が通信に使用するプロキシ・サーバの IP アドレスとポート番号。

セキュア・ プロキシ・サーバ

セキュア・プロキシ・サーバは安全なユーザ名とパスワードを必要とし、LAN または WAN の外部から送信されたインターネット・トラフィックを、対象の CDM または CE に供給します。

プロキシのユーザ名とパスワード

セキュア・プロキシ・サーバにアクセスするために使用される安全なログインとパスワード。

プロキシ例外

プロキシ・サーバまたはセキュア・プロキシ・サーバを経由した通信を行わない CDN デバイスの IP アドレス。

CDN デバイス情報の収集

ネットワークの構造に関する情報のほかに、LAN または WAN 上で設定する CDM と各 CE の識別情報も収集する必要があります。 ネットワークの構造に関する情報のほかに、LAN または WAN 上で設定する CDM と各 CE の識別情報も収集する必要があります。CDN デバイス識別プロパティ は、これらのネットワーク識別プロパティの一覧です。

CDN デバイス識別プロパティ

デバイス設定値

説明

MAC アドレス /
デバイス ID

固有のデバイス名またはメディア・アクセス制御(MAC)アドレス。LAN または WAN 上でマシンを識別する、CDM マシンまたは CE マシン固有のハードウェア番号。

名前

CDN デバイスに割り当てられる、ユーザーに分かりやすい名前。この名前は、Installation Wizard または CDM ユーザー・インターフェースを使用する際に、CDN デバイスを他のデバイスと区別しやすくするためのものです。

CDM アドレス

CE のみ。CE が関連付けられている CDM のIP アドレス。

CDM の構成とアクティブ化

CDM は、Web ベースの GUI を提供しています。CDN 管理者はこの GUI を使用して、チャネルの作成、ユーザの作成、メディアのインポート、およびネットワーク上の CE に対するメディアの配布を管理できます。さらに、それぞれの CE はネットワーク上の他の CE にメディアを複製できます。

CDN の機能を管理および使用するには、まず CDM をアクティブにする必要があります。ネットワーク構成に応じて、次の接続手順のどちらかを使用します。

DHCP サーバを使用する場合の CDM のアクティブ化

ネットワークへの接続に DHCP サーバを使用する場合は、まず CDM のパーマネント DHCP リースまたは静的 IP アドレスを設定する必要があります。

デバイスのパーマネント・リースまたは静的 IP アドレスの設定方法については、DHCP サーバに付属の資料を参照してください。また、以下の手順に進む前に CDM 用のアドレスを予約してください。

DHCP サーバを使用する CDM をアクティブにする手順は、次のとおりです。

DHCP サーバ用のインターフェイスを使用して、パーマネント DHCP リースまたは静的 IP アドレスが、CDM のデバイス ID( MAC アドレスとも呼ばれます)に割り当てられていることを確認します。

DNS を使用している場合は、CDM の DNS ホスト名を作成します。

電源オン / オフ・スイッチを「オン」の位置に押して、CDM の電源をオンにします。

  • CDM は電源投入テスト を完了するまで数分を要する場合があります。

指示されたワークステーションから Web ブラウザを立ち上げて、CDM の DNS 名または IP アドレスを指定します。

Cisco のスプラッシュ画面が表示され、続いて CDN のログイン・ダイアログ・ボックスが表示されます。

  • ログイン・ダイアログ・ボックスが表示されない場合は、CDM がオンラインになっていない可能性があります。CDN Installation Wizard を使用して CDM デバイスをアクティブにする方法については、
ログイン・ダイアログ・ボックスが表示されない場合は、CDM がオンラインになっていない可能性があります。CDN Installation Wizard を使用して CDM デバイスをアクティブにする方法については、DHCP サーバを使用しない場合の CDM の構成とアクティブ化を参照してください。DHCP サーバの使用について確認するプロンプトがウィザードによって出されたときは、必ず「Yes」を選択します。

ログイン・ダイアログ・ボックスにあるフィールドに、デフォルトの管理者ユーザ名とパスワードを次のとおり入力して、「OK」をクリックします。

User name: admin

Password: default

CE をオンラインにするために、 CE をオンラインにするために、CE の設定とアクティブ化の手順に進みます。

DHCP サーバを使用しない場合の CDM の構成とアクティブ化

ネットワークが DHCP サーバを使用しない場合は、CDN ハードウェアに付属の Installation Wizard CD-ROM にある Installation Wizard 設定ツールを使用して、CDM デバイスを設定してアクティブにすることができます。

Installation Wizard ツールの起動と、そのツールを使用して CDM を構成する手順は、次のとおりです。

CDM の電源をオンにします(まだオンにしていない場合)。

CDM の電源投入が完了したら、Installation Wizard のアクティブ化に示されている手順に従って、CDN Installation Wizard を起動します。

Cisco Content Delivery Network Installation Wizard の初期ダイアログ・ボックスが表示されます。

Next」をクリックします。

「Select a Device」ダイアログ・ボックスに、サブネット上で構成されている CDN デバイスがデバイス ID 順にリストされます(Cisco CDN Installation Wizard を参照)。

CDM デバイスを選択し、「Next」をクリックします。

「Name」ダイアログ・ボックスが表示されます。

表示されるフィールドに、デバイスを説明する分かりやすい名前を入力します(まだ入力していない場合)。

この名前は、英数字のデバイス ID を補足するもので、Installation Wizard または CDM 管理ユーザ・インターフェイスを使用する際にデバイスを識別しやすくします。

Next」をクリックして、Installation Wizard の次のステップに進みます。

「Obtain Network Settings Automatically(DHCP)」ダイアログ・ボックスが表示されます。

DHCP サーバは使用しないので、 「No」を選択して「Next」をクリックします。

「Network Settings」ダイアログ・ボックスが表示されます ネットワーク管理者の指示どおりに CDM のネットワーク設定値を指定します。所定のフィールドに、IP アドレス、サブネット・マスク、およびゲートウェイを必ず入力します。を参照)。

CDN Installation Wizard の「Network Settings」ダイアログ・ボックス

ネットワーク管理者の指示どおりに CDM のネットワーク設定値を指定します。所定のフィールドに、 IP アドレス、 サブネット・マスク、および ゲートウェイを必ず入力します。

CDN デバイスの設定値については、CDN デバイス識別プロパティ を参照してください。

Next」をクリックします。

「DNS-Domain Name Server」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作をします。

Next」をクリックして、Installation Wizard の次のステップに進みます。次のステップは、プロキシ・サーバ(存在する場合)の指定です。

「Proxy Server」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作をします。

Next」をクリックして、Installation Wizard の次のステップに進みます。次のステップは、セキュア・プロキシ・サーバ(存在する場合)の指定です。

「Secure Proxy Settings」ダイアログ・ボックスが表示されます(CDN Installation Wizard の「Secure Proxy Settings」ダイアログ・ボックスを参照)。

CDN Installation Wizard の「Secure Proxy Settings」ダイアログ・ボックス

次のどちらかの操作をします

Next」をクリックして、Installation Wizard の次のステップに進みます。次のステップは、プロキシの例外であるアドレスの指定です。

「Proxy Exceptions List」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作をします。

「Settings」ダイアログ・ボックスが表示されます(CDN Installation Wizard の「Settings」ダイアログ・ボックスを参照)。

CDN Installation Wizard の「Settings」ダイアログ・ボックス

CDM の構成設定値を検討した後で、次のどちらかの操作をします。

「Configuring」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作をします。

デバイスがオンラインになっている場合、「Copy info」ボタンの下にあるマシン状況インディケータが緑色に変わり、「online」と表示されます。

デバイスのブート時の正しいイベント・シーケンスについては、デバイスのブート・シーケンスを参照してください。

CE の設定とアクティブ化

CE はすべて、最初に CDN Installation Wizard を使用して設定され、CDM と関連付けられます。

初期設定後、CDM 上で Device Editor を使用して、CE デバイスの構成設定値を修正できます。

CDM ユーザ・インターフェイスを使用して CE を構成する方法について詳しくは、Cisco CDN Software Enterprise Solution User Guide の第 2 章「Configuring Cisco Content Delivery Network Devices」を参照してください。

CE を構成して CDM と関連付ける手順は、次のとおりです。

Installation Wizard のアクティブ化の手順で、Installation Wizard ユーティリティを起動します。

Cisco Content Delivery Network Installation Wizard の画面が表示されます。

Next」をクリックして、Installation Wizard の次のステップに進みます。

「Select a Device」ダイアログ・ボックスに、サブネット上の CDN デバイスすべてのデバイス ID、または Installation Wizard を使用して事前に割り当てられた分かりやすい名前がリストされます(Cisco CDN Installation Wizardを参照)。

構成する最初の CE デバイスを選択し、「Next」をクリックして Installation Wizard の次のステップに進みます。

「Name」ダイアログ・ボックスが表示されます。

表示されるフィールドに、分かりやすい名前 を入力します(まだ入力していない場合)。

この名前は、英数字の デバイス ID または MAC アドレスを補足するもので、Installation Wizard または CDM ユーザ・インターフェイスを使用する際にデバイスを識別しやすくします。

Next」をクリックして、ウィザードの次のステップに進みます。次のステップでは、CE を CDM に関連付けます。

「Content Distribution Manager」ダイアログ・ボックスが表示されます。

表示されるフィールドを使用して、CE をネットワーク上の CDM と関連付けます。CE が他の CDN デバイスと通信してメディアの受信を開始できるようにするために、このステップを行う必要があります。

209.165.200.223

Next」をクリックして、Installation Wizard の次のステップに進みます。次のステップでは、DHCP サーバの使用の有無を指定します

「Obtain Network Settings Automatically(DHCP)」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作をします。

「Network Settings」ダイアログ・ボックスが表示されます ネットワーク管理者の指示どおりに CDM のネットワーク設定値を指定します。所定のフィールドに、IP アドレス、サブネット・マスク、およびゲートウェイを必ず入力します。を参照)。

「DNS-Domain Name Server」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作をします。

Next」をクリックして、Installation Wizard の次のステップに進みます。次のステップは、プロキシ・サーバ(存在する場合)の指定です。

「Proxy Server」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作をします。

「Secure Proxy Server」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作を行います。

「Proxy Exceptions List」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作を行います。

「Proxy Exceptions」ダイアログ・ボックスが表示されます。

「Settings」ダイアログ・ボックスが表示されます(CDN Installation Wizard の「Settings」ダイアログ・ボックスを参照)。

CE の構成設定値を検討します。

「Configuring」ダイアログ・ボックスが表示されます。

次のどちらかの操作をします。

「Copy info」ボタンの下にあるマシン状況インディケータが緑色になり、「online」と表示されます。

デバイスの状況が「online」になった場合は、「More」をクリックして「Select a Device」ダイアログ・ボックスに戻って別の CDN デバイスを構成するか、「Exit」をクリックして Installation Wizard を閉じます。

デバイスがオンラインになっていない場合は、「Back」をクリックして Installation Wizard の前のステップに戻り、構成設定値を検討します。

デバイスのブート時の正しいイベント・シーケンスについては、デバイスのブート・シーケンスを参照してください。

デバイスの初期 設定後、CDM ユーザ・インターフェイスを使用して、任意のデバイスの構成設定値を修正できます。CDM ユーザ・インターフェイスを使用して CDM または CE を構成する方法について詳しくは、Cisco CDN Software Enterprise Solution User Guide の第 2 章「Configuring Cisco Content Delivery Network Devices」を参照してください。

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