



HFCネットワークでのCMの管理
CMTSの初期設定
に記載のアップストリームおよびダウンストリーム設定を終了後、さらにHybrid Fiber-Coaxial(HFC)ネットワークでCable Modem(CM;ケーブル モデム)の動作を管理することもできます。次のCM機能を設定できます。
大部分のコマンドにデフォルト値を使用することを推奨します。この設定手順で使用するコマンドは、通常、デフォルト値でCisco uBR7200シリーズ を最適に設定できます。
CMのレート制限の設定については、第3章の次のセクションを参照してください。
CM認証のアクティブ化
Cisco uBR7200シリーズルータでは、すべてのCMがCMTSに登録され、ネットワークにアクセスできるようにするために、CMから既知のテキスト ストリングの返信が必要となるように設定できます。このテキスト ストリングの長さは1〜80文字です。デフォルト設定は [on](CM認証がアクティブ)です。
CM認証をアクティブにするには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。
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コマンド
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説明
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|
cable shared-secret [0
|
7] authorization-key
no cable shared-secret
|
CM認証をイネーブルにします。
-
0
は、暗号化されていない認証鍵を指定します。
-
7
は、暗号化された認証鍵を指定します。
CM認証をディセーブルにします。
|
正しいスロットおよびポート番号を入力していること、およびケーブル インターフェイス コンフィギュレーション ファイルに一致するキーが含まれていることを確認します。
Cisco uBR7200シリーズルータは、CMTS設定に共有秘密情報の値が組み込まれていない場合は、共有秘密情報が設定されたDOCSISコンフィギュレーション ファイルを受け入れます。ただし、CMTS設定に共有秘密情報の設定が組み込まれている場合は、DOCSISコンフィギュレーション ファイルとCMTS設定間の値は一致しなければなりません。CMTS設定の共有秘密情報は再度入力する必要があります。そうしないとファイルには正しいMD-5 MIC値が組み込まれず、CMは動作を停止し、reject(m)ステートで登録されます。
CM認証の確認
CM認証がアクティブになっているかどうかを確認するには、more system:running-configコマンドを入力し、ケーブル インターフェイスの設定情報を調べます。CM認証がアクティブの場合、出力には表示されません。CM認証がアクティブではない場合は、次のコマンド出力例のように、出力に[
no cable secret-shared
]が表示されます。
Router# more system:running-config
Building configuration...
Current configuration:
!
interface Cable5/0
ip address 1.1.1.1 255.255.255.0
no keepalive
no cable secret-shared
cable insertion-interval 150000
cable downstream annex B
cable downstream modulation 64qam
cable downstream interleave-depth 32
cable downstream symbol-rate 5056941
cable upstream 0 frequency 15008000
cable upstream 0 fec
cable upstream 0 scrambler
no cable upstream 0 shutdown
!
CM認証のトラブルシューティング
問題がある場合は、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するときに、有効なスロット番号およびポート番号を入力したかどうかを確認してください。トラブルシューティングの詳細については、
システムのトラブルシューティング
を参照してください。
CM挿入時間のアクティブ化
CMは、データ伝送の用意ができると、Cisco uBR7200シリーズにチャネルを要求します。CMが最初にCisco uBR7200シリーズにチャネルを要求する時間の長さを制限できます。CMの最初のチャネル要求を挿入といいます。有効範囲は100〜2,000ミリ秒です。
CM挿入時間をアクティブにするには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。
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コマンド
|
説明
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cable insertion-interval milliseconds
|
挿入時間をミリ秒で設定します。
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CM挿入時間の確認
CM挿入時間が設定されているかどうかを確認するには、more system:running-configコマンドを入力し、次のコマンド出力例に表示されているようなケーブル インターフェイスの設定情報を調べます。
Router# more system:running-config
Building configuration...
Current configuration:
!
interface Cable5/0
ip address 1.1.1.1 255.255.255.0
no keepalive
cable insertion-interval 2000
cable downstream annex B
cable downstream modulation 64qam
cable downstream interleave-depth 32
cable downstream symbol-rate 5056941
cable upstream 0 frequency 15008000
cable upstream 0 fec
cable upstream 0 scrambler
no cable upstream 0 shutdown
!
CM挿入時間のトラブルシューティング
問題がある場合は、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するときに、コマンド入力時に正しいスロット番号およびポート番号を入力したかどうかを確認してください。
CMアップストリーム
アドレス検証のアクティブ化
CMアップストリーム アドレス検証により、Cisco uBR7200シリーズ CMTSからDynamic Host Configuration Protocol(DHCP)リースを受けているCMだけが、HFCネットワークにアクセスできるようになります。Cisco uBR7200シリーズ CMTSは、DHCPによって割り当てられたアドレスを得ていないホストから受信したパケット、またはそのようなホストへのパケットをすべて廃棄します。デフォルト値は[off](CMアップストリーム アドレス検証が非アクティブ)です。
CMアップストリーム検証をアクティブまたは非アクティブにするには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。
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コマンド
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説明
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cable source-verify [dhcp]
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CMアップストリーム検証をアクティブにします。
dhcp
オプションで、アップストリーム データ パケットに含まれている不明のIPアドレスを検証するために、クエリを送信することを指定します。
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|
no cable source-verify
|
デフォルトのアップストリーム検証ステートに戻ります。
|
CMアップストリーム アドレス検証の確認
CMアップストリーム検証がアクティブになっているかどうかを確認するには、
more system:running-configコマンドを入力し、ケーブル インターフェイスの設定情報でno cable source-verifyの表示を調べます。CMアップストリーム検証がアクティブになっていない場合は、出力に表示されません。CMアップストリーム検証がアクティブになっている場合は、次のコマンド出力例のように、出力に
cable source-verify
が表示されます。
Router# more system:running-config
Building configuration...
Current configuration:
!
interface Cable5/0
ip address 1.1.1.1 255.255.255.0
no keepalive
cable source-verify
cable insertion-interval 2000
cable downstream annex B
cable downstream modulation 64qam
cable downstream interleave-depth 32
cable downstream symbol-rate 5056941
cable upstream 0 frequency 15008000
cable upstream 0 fec
cable upstream 0 scrambler
no cable upstream 0 shutdown
!
ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するときには、必ず、有効なスロット番号およびポート番号を入力してください。
Cisco uBR7200シリーズルータをリロードしたり、Address Resolution Protocol(ARP)テーブルを削除したりすると、ネットワーク上のすべてのホストが強制的に自己のIPアドレスを解除または更新します。ブロードキャストIPアドレスを使用してIPプロトコル スタックを更新できない場合、システムを再起動しなければならないことがあります。
CMカウンタのクリア
ステーション メンテナンス リスト内のCMのカウンタをクリアするには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のいずれかのコマンドを使用します。
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コマンド
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説明
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clear cable modem
mac-addr
counters
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ステーション メンテナンス リストの、特定のMACアドレスを持つCMに対応するカウンタをクリアします。
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clear cable modem
ip-addr
counters
|
ステーション メンテナンス リストの、特定のIPCアドレスを持つCMに対応するカウンタをクリアします。
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clear cable modem all counters
|
ステーション メンテナンス リストの、全CMのカウンタをクリアします。
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CMカウンタのクリアの確認
ステーション メンテナンス リストのカウンタがクリアされているかどうかを確認するには、
次の
いずれかのコマンドを使用します。ステーション メンテナンス リストのカウンタは、クリアされていると0になります。
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コマンド
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説明
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show cable modem
ip-address
|
IPアドレスで指定したCMのステータスを表示します。
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show cable modem
mac-address
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MACアドレスで指定したCMのステータスを表示します。
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show cable modem
interface-address
|
特定のアップストリーム上の全CMのステータスを表示します。
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CMの削除およびリセット
ステーション メンテナンス リストから1つまたは複数のCMを削除し、ネットワーク上の1つ(またはすべて)のCMをリセットするには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のいずれかのコマンドを使用します。
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コマンド
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説明
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clear cable modem
mac-addr
reset
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ステーション メンテナンス リストから特定のMACアドレスを持つCMを削除してリセットします。
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clear cable modem
ip-addr
reset
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ステーション メンテナンス リストから特定のIPアドレスを持つCMを削除してリセットします。
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clear cable modem all reset
|
ステーション メンテナンス リストの全CMを削除してリセットします。
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CMの削除およびリセットの確認
clear cable modem reset
コマンドによりCMがステーション メンテナンス リストから削除されているか確認し、そのCMのリセット シーケンスを強制的に開始するには、
show cable modem
コマンドを入力します。
clear cable modem reset
コマンドの入力時に、CMのIPアドレスまたはMACアドレスを正しく指定したかどうかを確認してください。CMがリセット シーケンスを開始するまで、30秒程かかることがあります。
SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)マネージャを利用できない場合、またはCMがIPアドレスを取得できないかSNMPメッセージに応答できない場合には、
clear cable modem reset
コマンドを使用すると便利です。
CMレジストレーション タイムアウトの設定
デフォルトでは、3分以上アップストリーム伝送がなかった登録済みCMはタイムアウトとなり、Cisco uBR7200シリーズ CMTSから切断されます。このタイムアウト時間は2分まで短縮できます。最長時間は60分です。
Cisco uBR7200シリーズ CMTSに接続しているCMのレジストレーション タイムアウト時間を指定するには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。
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コマンド
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説明
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cable registration-timeout
n
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アップストリームの伝送が検出されなくなってから接続が切断されるまでの最長時間(分単位)を指定します。有効値は2〜60分です。デフォルト値は3分です。
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ダイナミック コンテンション アルゴリズム(ケーブル挿入時間、レンジ、およびデータ バックオフ)の設定
Cisco uBR7200シリーズソフトウェアには次のアルゴリズムが設定されており、コンテンション サブチャネルの容量を制御すると同時に、所定のコンテンション サブチャネル容量を効率的に利用できるように制御します。
-
アップストリーム コンテンション スロットのレートをダイナミックに制御するアルゴリズム(初期レンジングおよび帯域要求)
-
CMが使用するバックオフ パラメータを変更するアルゴリズム。バックオフの変更は、初期レンジングおよび帯域要求アップストリームの各コンテンション サブチャネルの範囲内で行われます。
ハイ コンテンション モードでは、Cisco uBR7200シリーズのMACスケジューラがコリジョン統計情報を利用し、安定したレンジング ステートが得られるまで、高周波数の初期レンジング スロットを維持します。CMTSは、アップストリーム チャネル上でのデータ認可利用率を使用して、初期レンジングスロットの周波数をダイナミックに変更します。CMTSは、データ認可と初期レンジング スロットの間でアップストリーム帯域幅の取引を行います。CMTSはハイ コリジョン ステートを自動検出し、コリジョンの発生がほとんどない安定した状態(ステディ ステート)になってから、挿入時間を低い値に切り替えます。
CMTSは、レンジング チャネルがステディステートに戻るかどうかを慎重にモニタします。ステディ ステート モードでは、データ認可(認可利用率)が初期レンジング スロットより優先されます。
バイナリ指数バックオフ アルゴリズムは、各種のCMにわたる分散方式で動作しますが、CMTSがこのバックオフ アルゴリズムを集中制御します。そのために、CMTSはトラフィックの負荷(コンテンション チャネルで発生しているバックログ)をリモート モニタし、そのアップストリーム チャネルのMAPで指定されているバックオフの開始および終了を変更します。これにより、競合するCMが適切にランダム化されます。
ダイナミック コンテンション アルゴリズムの設定には、次のケーブル インターフェイス コマンドを使用します。
[no] cable insertion-interval [automatic [Imin [Imax]]] | [msecs]
[no] cable upstream port num range-backoff [automatic] | [start end]
[no] cable upstream port num data-backoff [automatic] | [start end]
cable insertion-intervalコマンド例
ダイナミック コンテンション アルゴリズムの変更時にシステムのデフォルト以外の値を設定するには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のいずれかのコマンドを使用します。
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コマンド
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説明
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[no] cable insertion-interval [automatic [Imin [Imax]]] | [msecs]
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ダイナミック レンジング インターバル アルゴリズムをイネーブルまたはディセーブルにします。レンジング時間の下限と上限を指定しない場合、初期レンジング アップストリーム スロットのデフォルト値(50ミリ秒〜2秒)がそれぞれ使用されます。
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cable insertion-interval automatic min 25-2000
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自動レンジング アルゴリズム用の初期レンジング時間の下限を設定します。
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cable insertion-interval max 500-2000
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自動レンジング アルゴリズム用の初期レンジング時間の上限を設定します。
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no cable insertion-interval
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固定の初期レンジング期間をデフォルト値である500ミリ秒にリセットします。また、固定初期レンジング アルゴリズムを起動します。
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cable insertion-interval 100-2000
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指定された固定時間(ミリ秒)で固定初期レンジング時間アルゴリズムをイネーブルにします。
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システムのデフォルトでは、ケーブル インターフェイスの各アップストリームで、ダイナミック レンジング インターバルがイネーブル、ダイナミック レンジング バックオフがイネーブルに設定され、さらに固定データバックオフが設定されます。
デフォルトのautomatic挿入時間設定により、シスコの自動初期レンジング時間アルゴリズムがイネーブルになります。この場合、下限および上限のデフォルト値として、50ミリ秒と2秒が使用されます。デフォルトの
automatic range-backoff
設定により、ダイナミック バックオフ アルゴリズムがイネーブルになります。
ダイナミック マップ アドバンス アルゴリズムの設定
CMTSの管理者は、Cisco uBR7200シリーズ CMTSに接続されたCMからのアップストリーム スループットを向上させることができます。システムは、対応するアップストリーム チャネル用のいくつかの入力パラメータに基づいて、MAPの先読み(ルックアヘッド)時間を自動的に調整する新しいアルゴリズムを採用しています。MAPでダイナミックかつ最適な先読み時間を使用することにより、モデム単位のアップストリーム スループットが大幅に向上します。
これらの値の調整は、訓練を受けたCMTS管理者だけが行ってください。
ダイナミック マップ アドバンス アルゴリズムを設定するには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードでcable map-advance dynamic [n]|staticコマンドを使用します。
このコマンドは、Cisco uBR7200シリーズ ルータに接続されているCMからのアップストリーム スループットを向上するための値を指定します。
n
引数は、ダイナミック マップ アドバンス アルゴリズムに対する安定係数です。この引数はマイクロ秒単位で指定し、測定システムの誤差およびソフトウェアの待ち時間を考慮して、MAPに追加する先読み(ルックアヘッド)時間を設定します。デフォルト値は1,000マイクロ秒です。
この値は500〜1,500マイクロ秒の範囲で指定できます。この引数は、アルゴリズムが計算するダイナミック
map-advance
設定値に付加されるデルタ値です。安全係数を大きくするほど、MAPの実行時の先読み時間が増えますが、アップストリームのパフォーマンスは低下します。
cable map-advanceコマンドにはstaticキーワードを使用します。Cisco uBR7200シリーズ ルータは、ネットワーク上の最遠端CMで実際に生じる伝播遅延に関係なく、MAPには固定の先読み時間を使用します。この固定先読み時間は、CMの最遠端DOCSIS伝播遅延など、ワーストケースのパラメータに基づいて計算されます。
ダイナミック マップ アドバンス アルゴリズムを調整する場合、実際のネットワークでは、安全係数を下げても運用に影響しないことが確実になるまで、安全係数をデフォルト値の1,000マイクロ秒より下げないでください。このアルゴリズムが問題なく動作する値として、このデフォルト値が設定されています。
CMに接続する最大ホスト数の設定
加入者のCMに接続できる最大ホスト数を指定するには、ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。
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コマンド
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説明
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cable max-hosts n
no cable max-hosts
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このインターフェイス上のCMに接続できる最大ホスト数を指定します。有効範囲は0〜255です。デフォルト値は0です。
CMに接続できるホスト数をデフォルト値の0に戻します。
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モデム単位のフィルタの設定
送信元MACアドレスまたはIPアドレスに基づいて、個々のホストまたはケーブル インターフェイスからの着信パケットをフィルタリングするように、Cisco uBR7200シリーズを設定できます。フィルタの定義は、アクセスリストおよびグループに対するCisco IOS標準設定方式に従います。
モデムまたはホスト単位のフィルタの設定は、Cisco IOS Release 12.0(6)SC以降およびCisco IOS Release 12.0(5)T1以降でサポートされています。
アクセス グループ(モデム単位のフィルタ)を指定するには、イネーブルEXECモードでcable modem access-groupコマンドを使用します。指定を無効にするには、このコマンドのno形式を使用します。
cable modem {mac-addr | ip-addr} access-group [access-list | access-name]
cable modem {mac-addr | ip-addr} no access-group
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ip-addr
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CMのIPアドレスを指定します。
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mac-address
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CMのMACアドレスを指定します。
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access-list
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IPアクセス リスト(標準または拡張)を指定します。有効な値は1〜199です。
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access-name
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アクセス リスト名を指定します。
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MACアドレスがabcd.ef01.2345のCMにaccess-list 1を割り当てるcable modem access-groupコマンドの例を示します。
Router# cable modem abcd.ef01.2345 access-group 1
このコマンドは、インターフェイスごとに、および各方向について指定するアクセス リストを設定します。ケーブル インターフェイスまたは個々のホストから受信するパケットは、パケットの送信元であるケーブル インターフェイスまたはホストに基づいてフィルタリングされます。デバイスがCMである場合は、modemを使用します。CMに接続されたCPEデバイスである場合は、hostを使用します。
macaddr には、CMまたはCPEデバイスの一意のMACアドレスを指定します。デバイスおよび特定のアドレスに適用するフィルタを定義します。
CMまたはCPEデバイスの現在のIPアドレスを指定するには、ipaddr オプションを使用します。
CMまたはCPE装置の現在のIPアドレスを指定するには、aclオプションを使用します。これにより、CMではなくCMTSで実行されるCM単位またはホスト単位のフィルタ要件が定義されます。アクセス リストの番号は、高速IPアクセス リストの場合は1〜99、拡張IPアクセス リストの場合は100〜199です。
アクセス リスト番号の700〜799は適用できません。
CMがCMTSに登録されると、システムによりフィルタが適用されます。フィルタ定義はシステムを再起動すると失われるので、CMが登録されるたびに適用する必要があります。
ソフトウェアにより、CMTS管理者にCMのオフライン化またはオンライン復旧に関する警告を発するトラップがサポートされます。一般的な登録およびログイン手順は、次のとおりです。
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CMがCisco uBR7200シリーズに登録されます。
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Cisco uBR7200シリーズは、ネットワークで使用中の管理システムにトラップを送信します。
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管理システムは、SNMPまたはrshを使用してモデム単位のフィルタを設定します。
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ユーザがサーバにログインします。
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ログイン サーバは、Cisco uBR7200シリーズから要求されたモデムおよびCPE情報を取得します。
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ログイン サーバは、Cisco uBR7200シリーズにCPE単位のフィルタを設定します。CPE単位のフィルタによって、モデム単位フィルタ設定が上書きされます。
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CMが短時間オフラインになる場合は、Cisco uBR10000シリーズによって定義されたフィルタはアクティブなままです。CMが24時間を超えてオフラインのままの場合は、フィルタ設定がリセットされます。
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ユーザがログアウトするか、ユーザがオンラインでないことをログインサーバが検出した場合は、ログインサーバは、CMまたはCPEデバイスに対してデフォルトのフィルタを設定します。
Syncメッセージ インターバルの設定
Cisco uBR7200シリーズ CMTSから連続して送信されるSyncメッセージのインターバルを指定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。
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コマンド
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説明
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cable sync-interval msec
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Cisco uBR7200シリーズ CMTSから連続して送信されるSyncメッセージの送信インターバルをミリ秒で指定します。有効値は1〜200ミリ秒です。
デフォルト値は10ミリ秒です。
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no cable sync-interval
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Syncメッセージの送信インターバルをデフォルトの10ミリ秒に戻します。
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Syncメッセージ インターバルの確認
Syncメッセージの送信インターバルが設定されているかどうかを確認するには、
show running-configコマンドを入力し、ケーブル インターフェイスの設定情報を調べます。Syncメッセージ インターバルが設定されていない場合、またはデフォルト値にリセットされている場合、コマンド出力にno sync intervalと表示されます。

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