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CMTSの初期設定

この章では、Cisco uBR7200シリーズ Cable Modem Termination System(CMTS;ケーブル モデム終端システム)を初めて起動して設定する場合の手順について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

説明

Cisco uBR7200シリーズの基本設定

Cisco uBR7200シリーズ ルータを起動して設定する前に完了しておく必要のある作業と分析について説明します。設定以前に完了しておかなければならない作業の手順およびパスワードの使用手順を紹介します。

AutoInstallでCisco uBR7200シリーズを設定する方法

AutoInstallプロセスの使用方法について説明します。
AutoInstallプロセスは、WANに接続した後にCisco uBR7200シリーズ ルータを自動設定できるように設計されています。

Setup機能でCisco uBR7200シリーズを設定する方法

AutoInstallではなく、Setup機能(別名、System Configuration Dialog)を使用してCMTSを設定する方法について説明します。このSetup機能は、ルータのWAN/LAN接続を完了する前に使用します。このSetup機能は、(初期設定後の)ケーブル インターフェイスおよびケーブル インターフェイス ライン カードが全面的に動作可能になるように、いくつかの機能をサポートします。

拡張Setup機能によるケーブル インターフェイスの設定

Setup機能を使用して初期設定を行う手順について説明します。拡張Setupでは、システムの各インターフェイスを設定するように求められます。

コンフィギュレーション モードでCisco uBR7200シリーズを手動設定する方法

Setup機能またはAutoInstallを使用しないで、手動でCisco uBR7200シリーズ ルータを設定する方法について説明します。

設定値の保存

copy running-config startup-config コマンドを使用して、コンフィギュレーションまたは変更した設定値をNVRAMのスタートアップ コンフィギュレーションに保存する方法について説明します。

設定値およびコンフィギュレーションの確認

設定値およびコンフィギュレーションの変更を確認するためのコマンドを紹介します。

Cisco uBR7200シリーズ対応CNRの概要

Cisco uBR7200シリーズおよびCMTSの管理に関連するCisco Network Registrar(CNR)についてケーブル固有のその他の手順を紹介します。

Cisco.comで利用できる次の資料に、機能の設定情報が記載されています。

ルータの設定を開始する前に、必ず、ネットワークに基づいた適切なアドレスおよび値を用意しておいてください。 show version コマンドを入力すると、ルータで稼働しているCisco IOSソフトウェアのリリースが表示されます。

Cisco uBR7200シリーズの基本設定

ここでは、パスワードを使用するときの基本的なパラメータについて説明し、さらに利用できる初期設定ユーティリティについて説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。

Cisco uBR7200シリーズ ルータを設定する前に必要な作業

Cisco uBR7200シリーズ ルータを起動して設定する前に、次の作業が必要です。

使用するネットワークでブロードバンド データ伝送が確実にサポートされることを確認します。
National Television Standards Committee(NTSC;全米テレビ放送規格委員会)または該当する国のケーブル プラント勧告に従って、プラントを点検し、バランスを調整し、認定を受ける必要があります。プラントがData-over-Cable Service Interface Specifications(DOCSIS)ダウンストリームおよびアップストリームのRadio Frequency(RF;無線周波)の要件すべてを満たしている必要があります。

これらの要件は、DOCSIS RF仕様( http://www.cablemodem.com/specifications/index.html )に記載されています。ダウンストリームおよびアップストリームの設定については、 CMインターフェイス機能の設定 を参照してください。

  1. Cisco uBR7200シリーズルータがCMTSに付属のハードウェア インストレーション コンフィギュレーション ガイド(たとえば、Cisco.comにある『 Cisco uBR7200 Series Hardware Installation Guide 』)の手順に従って設置されていることを確認します。
  2. その他、(サポートするサービスに基づいて)必要なヘッドエンドまたはディストリビューション ハブのルーティングおよびネットワーク インターフェイス機器がすべて搭載されていて、設定され、動作可能になっていることを確認します。これには次のものが含まれます。
  3. 全ルータ
  4. サーバ(Dynamic Host Configuration Protocol [DHCP]、Trivial File Transfer Protocol [TFTP;簡易ファイル転送プロトコル]、およびTime-of-Day [ToD])
  5. ネットワーク管理システム
  6. その他のコンフィギュレーションまたは課金システム
  7. ゲートキーパおよびゲートウェイ搭載のIPテレフォニー装置
  8. VPNをサポートする場合のバックボーンおよびその他の機器
  9. Telcoリターンをサポートする場合のダイヤルアップ アクセス サーバ、電話回線/接続、およびその他の機器
  10. DHCPおよびDOCSISコンフィギュレーション ファイルを作成し、各CMが初期化時に次の動作を実行できるように、適切なサーバに格納しておく必要があります。
  11. DHCP要求の送信
  12. IPアドレスの受信
  13. TFTPおよびToDサーバ アドレスの取得
  14. DOCSISコンフィギュレーション ファイル(またはネットワーク上でCisco uBR924ケーブル アクセス ルータまたはCisco uBR910ケーブル Data Service Unit[DSUデータ サービス ユニット]を使用する場合は、更新済みソフトウェア イメージ)のダウンロード
  15. Customer Primises Equipment(CPE;顧客宅内機器) ― CM(ケーブル モデム)またはSet Top Box(STB;セットトップ ボックス)、PC、電話、ファックス ― がネットワークおよびサービス品目の要件を満たしているかどうかを確認します。
  16. 適切な周波数を割り当てるために、チャネル プランを理解します。ヘッドエンドまたはディストリビューション ハブに該当する場合は、バンドルまたはVPNソリューション セットのおおまかな構築方法を記述します。
  17. VoIPサービスにH.323を使用し、VoIP対応のCMコンフィギュレーション ファイルを設定する場合は、使用するダイヤル プランを理解します。
  18. 必要に応じて、次の情報を取得します。
  19. パスワード
  20. IPアドレス
  21. サブネット マスク
  22. デバイス名

これらの前提要件を完了してから、Cisco uBR7200シリーズの設定を開始します。最低限必要な設定は、次のとおりです。

  • Cisco uBR7200シリーズ ルータのホスト名およびパスワードを設定します。
  • ケーブル プラントおよびネットワーク バックボーン上でIPをサポートするようにルータを設定します。
  • サービス クラス ベースのプロビジョニングを利用する場合は、CMが接続を試みる前に、CMTSでサービス クラスを設定する必要があります。

イネーブル シークレット パスワードおよびイネーブル パスワードの使用方法

Cisco uBR7200シリーズ ルータは、EXECというシスコのコマンド インタープリタを使用して管理します。EXECコマンドを入力するには、その前にルータを起動してログインする必要があります。

Cisco uBR7200シリーズルータのI/O(入出力)コントローラ コンソール ポートに端末を接続し、端末セッションを確立します。次のように設定すると、PC上で端末アプリケーション(Hyper Terminal)を起動できます。
  1. 接続方式:Com 1に直接接続
  2. ビット/秒の設定: 9,600
  3. データ ビットの設定: 8
  4. パリティの設定:なし
  5. ストップ ビットの設定: 1
  6. フロー制御の設定:ハードウェア
  7. Cisco uBR7200シリーズ ルータの電源を入れます。noを入力し、ルータの標準動作モードを選択します。ユーザEXECプロンプトが表示されます。

Would you like to enter the initial dialog?[yes]: no

Router>

パスワード保護の設定

動作パラメータの設定にはさまざまなイネーブル レベルEXECコマンドを使用するので、コマンドが不正に使用されないようにパスワードで保護します。

EXECプロンプトで、次のどちらかのコマンドを入力し、パスワード保護を設定します。

  • enable secret password(非常に信頼度の高い暗号化パスワード)
  • enable password(やや信頼度の低い、暗号化されていないパスワード)

イネーブル レベルのコマンドにアクセスするには、所定のパスワードを入力します。

イネーブル シークレット パスワードは、1〜25文字の英数字(大文字および小文字)を使用できます。
  • イネーブル パスワードには、任意の数の英数字(大文字および小文字)を使用できます。
  • 数字を先頭文字にすることはできません。
  • スペースは、パスワード文字として有効です。 たとえば、[two words]は有効なパスワードです。
  • 先行スペースは無視されます。後書きスペースは認識されます。
  • 大文字/小文字の区別は認識されます。

最大限のセキュリティを確保するために、パスワードはそれぞれ別のものにしてください。セットアップ スクリプトで両方に同じパスワードを入力しても受け付けられますが、それぞれ異なるパスワードを入力すべきであることを知らせる警告メッセージが表示されます。

パスワード回復の概要

ここでは、忘れたイネーブル パスワードまたはコンソール ログイン パスワードの回復方法、および忘れたイネーブル シークレット パスワードをCisco uBR7200シリーズ ルータ上で書き換える方法について説明します。

パスワード回復プロセスの概要

次に、パスワード回復手順の概要を示します。

  1. ルータにログインできる場合、 show version コマンドを入力して既存のコンフィギュレーション レジスタ値を確認します。
  2. Breakキーを押して、ブートストラップ プログラム プロンプト(ROMモニタ)を表示します。ルータの電源をいったん切断してから再投入し、システム イメージをリロードしなければならないことがあります。
  3. 次の機能がイネーブルになるように、コンフィギュレーション レジスタを変更します。
  4. ブレイク
  5. セットアップ コンフィギュレーションの無視
  6. フラッシュ メモリからの起動
  7. 失われたパスワードの回復で重要なのは、(通常NVRAMにある)スタートアップ コンフィギュレーションを無視するように、コンフィギュレーション レジスタのビット6(0x0040)を設定することです。これにより、パスワードを使用せずにログインし、スタートアップ コンフィギュレーション パスワードを表示できます。シスコではコンフィギュレーション レジスタを0x142に設定することを推奨しています。
  1. 電源をいったんオフにして再びオンにします。
  2. ルータにログインして、イネーブルEXECモードを開始します。
  3. show startup-config コマンドを入力して、パスワードを表示します。
  4. 表示されたパスワードの回復または置換を行います。
  5. コンフィギュレーション レジスタ値を変更して、もとの設定に戻します。
    ルータで Break が無効な場合に失われたパスワードを回復するには、ルータに物理的にアクセスして直接作業する必要があります。

パスワードの置換または回復

次の手順を実行して、失われたイネーブル パスワード、イネーブル シークレット パスワード、またはコンソール ログイン パスワードを回復または置換します。

  1. Cisco uBR7200シリーズ ルータのコンソール ポートにASCII端末を接続します。
  2. 9,600ボー、8データ ビット、パリティなし、1ストップ ビットで端末を設定します。
  3. ユーザ モードでルータにログインできる場合は、 show version コマンドを入力して既存のコンフィギュレーション レジスタ値を表示します。この値はあとで使用できるようにメモしておきます。ルータにログインできない場合は、次のステップに進みます。
  4. Break キーを押すか、またはコンソール端末からBreakを送信します。
  5. Breakが有効な場合、ルータはROMモニタを開始してROMモニタ プロンプト( rommon n> )を表示します。 ここで n は、コマンドラインの番号を示します。 Cisco uBR7200シリーズルータのコンフィギュレーション レジスタを設定するために、次のようにROMモニタ プロンプトでconfregコマンドを入力し、コンフィギュレーション レジスタ ユーティリティを使用します。 に進みます。
  6. Breakが無効な場合、ルータの電源をオフにするか、または電源コードを抜いてから、もう一度電源を入れます。 ルータ電源の再投入後60秒以内に、Breakキーを押すか、またはBreakを送信します。これで、ルータはROMモニタを開始して、ROMモニタ プロンプト(rommon 1>)を表示します。 に進みます。
  7. ルータ電源の再投入後60秒以内に、 Break キーを押すか、またはBreakを送信します。これで、ルータはROMモニタを開始して、ROMモニタ プロンプト( rommon 1> )を表示します。
  8. Cisco uBR7200シリーズルータのコンフィギュレーション レジスタを設定するために、次のようにROMモニタ プロンプトで confreg コマンドを入力し、コンフィギュレーション レジスタ ユーティリティを使用します。

rommon 1> confreg

ignore system config info? のイネーブル プロンプトにyesと応答して、現在のコンフィギュレーション レジスタ値を書き留めます。

  1. 次のように reset コマンドを入力して、ルータを初期化します。

rommon 2> reset

ルータが初期化され、コンフィギュレーション レジスタが0x142に設定されます。 ルータはフラッシュ メモリからシステム イメージを起動して、次のようにSystem Configuration Dialog(Setup)を開始します。

--- System Configuration Dialog --

  1. 次のようなメッセージが表示されるまで、System Configuration Dialogのプロンプトに対して no を入力します。

Press RETURN to get started!

  1. Returnを押します。 次のようにユーザEXECプロンプトが表示されます。

Router>

  1. enable コマンドを入力して、イネーブルEXECモードを開始します。
  2. 次のように show startup-config コマンドを入力して、コンフィギュレーション ファイルに保存されているパスワードを表示します。

Router# show startup-config

  1. コンフィギュレーション ファイルの表示を調べて、パスワードを確認します(イネーブル パスワードは通常、ファイルの先頭付近にあります。 コンソール ログイン パスワードまたはユーザEXECパスワードは末尾付近にあります)。次のようなパスワードが表示されます。

enable secret 5 $1$ORPP$s9syZt4uKn3SnpuLDrhuei

enable password 23skiddoo

.

.

line con 0

 password onramp

    イネーブル シークレット パスワードは暗号化されているので回復できません。 新しいパスワードと置き換える必要があります。イネーブル パスワードおよびコンソール パスワードは、暗号化テキストにすることも、クリア テキストにすることもできます。

次のステップに進んで、イネーブル シークレット パスワード、コンソール ログイン パスワード、またはイネーブル パスワードを置き換えます。イネーブル シークレット パスワードがない場合、イネーブル パスワードおよびコンソール ログイン パスワード(暗号化されていない場合)をメモし、 config-registerコマンドを使用して、コンフィギュレーション レジスタをステップ 3またはステップ 7で記録した元の値に設定します。 に進みます。

    イネーブル パスワード、イネーブル シークレット パスワード、またはコンソール ログイン パスワードの変更または置換が必要かどうかがはっきりしていない場合は、次のステップを実行しないでください。また、記載されたとおりに実行しないと、ルータのコンフィギュレーションが消去される可能性があります。
configure memory コマンドを入力して、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを実行メモリにロードします。これにより、コンフィギュレーション内でパスワードの変更または書き換えが可能になります。

Router# configure memory

configure terminal コマンドを入力してコンフィギュレーション モードを開始します。

Router# configure terminal

3つすべてのパスワードを変更するには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# enable secret newpassword1

Router(config)# enable password newpassword2

Router(config)# line con 0

Router(config)# password newpassword3

コンフィギュレーションに応じて、必要なパスワードだけを変更します。上記コマンドの no 形式で、パスワードを個別に削除できます。たとえば、 no enable secret コマンドを入力すると、イネーブル シークレット パスワードが削除されます。

次のように、全インターフェイスに管理上のシャットダウン解除を設定する必要があります。

Router(config)# interface fast ethernet 0/0

Router(config)# no shutdown

適切なコマンドを使用して、全インターフェイスを元の設定に戻します。このステップを省略すると、ルータ再起動時にすべてのインターフェイスが管理上のシャットダウンになり、使用できなくなります。

config-register コマンドを使用して、コンフィギュレーション レジスタを ユーザ モードでルータにログインできる場合は、show version コマンドを入力して既存のコンフィギュレーション レジスタ値を表示します。この値はあとで使用できるようにメモしておきます。ルータにログインできない場合は、次のステップに進みます。 または 次のようにresetコマンドを入力して、ルータを初期化します。 で記録した元の値に設定します。

Ctrl-Z を押すかendを入力して、コンフィギュレーション モードを終了します。

Router(config)# end

copy running-config startup-config コマンドを入力して、新しい設定情報を不揮発性メモリに保存します。

Router# copy running-config startup-config

reload コマンドを入力し、ルータを再起動します。

Router# reload

新しいパスワードまたは回復したパスワードで、ルータにログインします。

AutoInstallでCisco uBR7200シリーズを設定する方法

ここでは新しいルータを自動的かつ動的に設定するためのCisco IOSソフトウェア機能、AutoInstallについて説明します。AutoInstallプロセスは、新しいルータを既存ルータがすでに設定されているネットワークに接続し、新しいルータをオンにして、TFTPサーバから自動的にダウンロードされたコンフィギュレーション ファイルでイネーブルにする手順で構成されます。

AutoInstallプロセスは、Cisco IOSソフトウェアベースのデバイスがオンになり、有効なコンフィギュレーション ファイルがNVRAM(不揮発性RAM)に保管されていない場合に開始されます。

ここでは次の情報および手順について説明します。

AutoInstallの要件

AutoInstallを正常に動作させるには、次の条件を満たす必要があります。

この機能は、TCP/IPホストの設置されているサイトでシステム管理者が調整します。必要なファイルがTCP/IPホストで使用できるようになるまでは、AutoInstallを実行しないでください。

AutoInstallの概要

  1. AutoInstallの使用条件が満たされている場合、次のように新しいルータが動的に設定されます。

  2. 新しいルータがIPアドレスを取得します。2台のルータまたはアクセス サーバ間のインターフェイス接続に基づいて、新しいルータのIPアドレスがSerial Line Address Resolution Protocol(SLARP)要求またはBOOTP/RARP要求のどちらかによって動的に解決されます。
  3. 新しいルータはnetwork-confg、cisconet.cfg、またはDNSによって名前を解決します。
  4. 新しいルータは、コンフィギュレーション ファイルをTFTPサーバに自動的に要求してダウンロードします。
  5. ホスト名が未解決の場合、新しいルータはrouter-confgまたはciscortr.cfgのロードを試行します。

AutoInstallプロセスのための準備

AutoInstallプロセスを実行できるように、次の手順でCisco uBR7200シリーズ CMTSルータを準備します。

  1. ルータの同期シリアル インターフェイス0に適切な同期シリアル ケーブルを接続します。
  2. 各電源装置の電源スイッチをオン( | )の位置にします。これで、ルータの電源がオンになります。

ルータは、フラッシュ メモリからオペレーティング システム イメージをロードします。 この処理には数分かかることがあります。WAN接続のリモート側が接続されていて、適切に設定されていれば、AutoInstallプロセスが開始されます。

  1. AutoInstallプロセスが完了したあとで、 copy running-config startup-config コマンドを使用し、ルータのNVRAM (不揮発性RAM)にコンフィギュレーション データを書き込みます。

Router# copy running-config startup-config

このステップを実行すると、AutoInstallプロセスで作成した設定値がNVRAMに保存されます。このステップを実行しなかった場合、新しい設定情報は次にルータをリロードした時点で失われます。

  1. 適切な方法で、AutoInstall機能に必要なファイルの設定値を確認します。

作業

説明

コンフィギュレーション ファイルがTFTPサーバにあることを確認します。

この作業を最初に完了してください(必須)。新しいルータのコンフィギュレーション ファイルがTFTPサーバにあることを確認します。このファイルには、コンフィギュレーションのすべてを収めることも、または管理者が新しいルータにTelnetで接続するために(AutoInstallで設定する)、必要な最小限のコンフィギュレーションを収めることもできます。

    さらに、次の2つの作業のどちらか一方を完了します。

network-confgという名前のファイルがTFTPサーバにあることを確認します。

この作業またはcの作業を完了してください。この作業では、TFTPサーバ上のnetwork-confgファイルに、新しいルータに対応するInternet Protocol(IP)ホスト名が与えられていることを確認します。新しいルータからTFTPサーバにアクセスできなければなりません。

DNSデータベース ファイルにIPアドレスとホスト名のマッピングを追加します。

この作業またはbの作業を完了してください。この作業では、TFTPサーバ上のDomain Namae System(DNS)データベース ファイルにIPアドレスとホスト名のマッピングを追加します。

  1. 既存のルータでSLARPを使用し、HDLCカプセル化シリアル インターフェイスを介して新規ルータの自動インストールを支援する場合は、ホスト部分に1または2の値を持つIPアドレスを使用して、インターフェイスを設定する必要があります(フレーム リレー上でのAutoInstallの実行では、このアドレス制限はありません)。任意のサイズのサブネット マスクを使用できます。
  2. 既存のルータでフレーム リレー カプセル化シリアル インターフェイスを使用し、新規ルータの自動インストールを支援する場合は、次を使用してインターフェイスを設定する必要があります。
  3. TFTPサーバを指し示すIPヘルパー アドレス。次の例の171.69.2.75はTFTPサーバのアドレスです。

ip helper 171.69.2.75

  • 新しいルータに戻れるフレーム リレー マップ。次の例の172.21.177.100は、新しいルータのシリアル インターフェイスのIPアドレスです。100はPVC IDです。

frame-relay map ip 172.21.177.100 100 dlci

  1. 既存のルータでBOOTPまたはReverse Address Resolution Protocol(RARP)を使用し、イーサネット、トークンリング、またはFDDIインターフェイスを介して新しいルータの自動インストールを支援する場合は、新しいルータのMAC(メディアアクセス制御)アドレスとIPアドレスを対応づけて、BOOTPサーバまたはRARPサーバを設定することも必要です。
  2. IPヘルパー アドレスを設定し、新しいルータからのTFTPおよびDNSブロードキャスト要求をこれらのサービスを提供しているホストに転送しなければならない場合があります。

AutoInstallプロセスの実行方法

ここでは、AutoInstallを使用してCisco uBR7200シリーズ ルータを設定する手順について説明します。

AutoInstallを使用して新しいルータを動的に設定する手順は、次のとおりです。ステップ1、2、および3はセントラルの管理者が行います。ステップ4はリモート サイトの担当者が行います。

  1. AutoInstallプロセスをサポートするように、既存ルータのコンフィギュレーションを変更します。
  2. AutoInstallプロセスをサポートするように、TFTPサーバを設定します。
  3. 必要に応じて、BOOTPサーバまたはRARPサーバを設定します。BOOTPサーバまたはRARPサーバが必要なのは、イーサネット、トークンリング、FDDI、またはフレーム リレー カプセル化シリアル インターフェイスを使用してAutoInstallを実行する場合です。フレーム リレー カプセル化シリアル インターフェイスを使用する場合は、既存のルータがBOOTPサーバとして動作します。HDLCカプセル化シリアル インターフェイスを使用してAutoInstallを実行する場合、BOOTPサーバまたはRARPサーバは不要です。
  4. 新しいルータをネットワークに接続します。

AutoInstallを使用するためのインターフェイスの設定

AutoInstallは、次の任意のインターフェイス タイプを介して使用できます。

HDLCカプセル化シリアル インターフェイス接続を使用する場合

HDLCカプセル化(デフォルト)が行われるシリアル回線を介してAutoInstallを設定する場合は、既存のルータを設定する必要があります。グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

コマンド

説明

interface serial interface-number

HDLSカプセル化(デフォルト)を使用して新しいルータに接続するシリアル インターフェイスを設定し、特定のインターフェイス番号に対してインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ip address address mask

インターフェイスのIPアドレスを入力します。アドレスのホスト部分には1または2の値を設定する必要があります(フレーム リレー上でのAutoInstall実行の場合、このアドレス制限はありません)。

ip helper-address address

TFTP要求、BOOTP要求、およびDNS要求に対応するブロードキャストを転送するために、シリアル インターフェイスのヘルパー アドレスを設定します。

clock rate bps

(任意)外部クロックを使用する場合を除き、シリアル回線のDCEクロック レートを設定します。このステップが必要なのは、DCEのアップリケの場合だけです。

Ctrl-Z

コンフィギュレーション モードを終了します。

copy running-config startup-config

スタートアップ コンフィギュレーションにコンフィギュレーション ファイルを保存します。大部分のプラットフォームでは、この手順によってNVRAMに設定が保存されます。Cisco7000ファミリーの場合は、この手順によって
CONFIG_FILE環境変数で指定された場所に設定が保存されます。

次の例では、既存ルータのコンフィギュレーション ファイルに、HDLSカプセル化シリアル回線を介してAutoInstallを実行できるようにルータを設定するためのコマンドが指定されています。

Router# more system:startup-config

. . .

interface serial 0

ip address 172.31.10.1 255.255.255.0

ip helper-address 172.31.20.5

. . .

イーサネット、トークンリング、またはFDDIインターフェイス接続を使用する場合

イーサネット、トークンリング、またはFDDIインターフェイスを使用するようにAutoInstallを設定するには、既存ルータのコンフィギュレーションを変更する必要があります。グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

コマンド

説明

interface {ethernet | tokenring | fddi} interface-number

特定のLANインターフェイスに対して、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ip address address mask

インターフェイスのIPアドレスを指定します。

ip helper-address address

(任意)TFTP、BOOTP、およびDNS要求に対応するブロードキャストを転送するために、ヘルパー アドレスを設定します。

Ctrl-Z

コンフィギュレーション モードを終了します。

copy running-config startup-config

スタートアップ コンフィギュレーションにコンフィギュレーション ファイルを保存します。大部分のプラットフォームでは、この手順によってNVRAMに設定が保存されます。Cisco7000ファミリーの場合は、この手順によって
CONFIG_FILE環境変数で指定された場所に設定が保存されます。

通常、既存ルータにはLANインターフェイスおよびIPアドレスがすでに設定されています。TFTPサーバが新しいルータと同じネットワーク上にない場合は、IPヘルパー アドレスを設定しなければならないことがあります。

次の例では、既存ルータのコンフィギュレーション ファイルに、イーサネット インターフェイスを介してAutoInstallを実行できるようにルータを設定するためのコマンドが指定されています。

Router# more system:startup-config

. . .

interface Ethernet 0

ip address 172.31.10.1 255.255.255.0

ip helper-address 172.31.20.5

. . .

フレーム リレー カプセル化シリアル インターフェイス接続を使用する場合

フレーム リレー カプセル化が行われるシリアル回線を介してAutoInstallを設定する場合は、既存のルータを設定する必要があります。グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

コマンド

説明

interface serial 0

新しいルータに接続するシリアル インターフェイスを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

encapsulation frame-relay

新しいルータに接続するインターフェイスにフレーム リレー カプセル化を設定します。

frame-relay map ip ip-address dlci

または

frame-relay interface-dlci dlci option [protocol ip ip-address]

新しいルータを指し示すフレーム リレー マップを作成します。

または

ポイントツーポイント サブインターフェイスの場合は、新しいルータに接続するインターフェイスにData Link
Connection Identifier(DLCI)を割り当て、新しいルータのシリアル ポートのIPアドレスを指定します。

ip address address mask

インターフェイスのIPアドレスを指定します。このステップによって既存ルータのIPアドレスが設定されます。

ip helper-address address

TFTPサーバのヘルパー アドレスを設定します。

_(_IREFOBJ:1006127_)

_clock rate bps

(任意)外部クロックを使用する場合を除き、シリアル回線のDCEクロック レートを設定します。このステップが必要なのは、DCEのアップリケの場合だけです。

Ctrl-Z

コンフィギュレーション モードを終了します。

copy running-config startup-config

スタートアップ コンフィギュレーションにコンフィギュレーション ファイルを保存します。

    大部分のプラットフォームでは、この手順によってNVRAMに設定が保存されます。Cisco 7000ファミリーの場合は、この手順によってCONFIG_FILE環境変数で指定された場所に設定が保存されます。

ネットワークは常にクロック信号を供給するので、新しいルータ上のDTEインターフェイスを使用する必要があります。

次の例では、既存ルータのコンフィギュレーション ファイルに、シリアル回線上でフレーム リレーAutoInstallを実行できるようにルータを設定するためのコマンドが指定されています。

Router# more system:startup-config

. . .

interface serial 0

ip address 172.31.20.20 255.255.255.0

encapsulation frame-relay

frame-relay map ip 172.31.10.1 255.255.255.0 48

ip helper-address 172.31.20.5

. . .

AutoInstall用のTFTPサーバの設定

AutoInstallを正常に動作させるには、新しいルータがホスト名を解決し、さらにTFTPサーバからname-confgファイルまたはname.cfgファイルをダウンロードできなければなりません。新しいルータは、TFTPサーバからダウンロードしたnetwork-confgファイルまたはcisconet.cfgファイルを使用するか、またはDNSを使用することによって、ホスト名を解決できます。

AutoInstallをサポートするようにTFTPサーバを設定する手順は、次のとおりです。

  1. サーバ上でTFTPをイネーブルにします。このプロセスについては、ベンダーのTFTPサーバのマニュアルとともに、RFC 906およびRFC 783を参照してください。
  2. network-confgファイルまたはcisconet.cfgファイルを使用して新しいルータの名前を解決する場合は、新しいルータに対応するIPアドレスとホスト名のマッピングを指定したnetwork-confgファイルまたはcisconet.cfgファイルを作成します。ip hostコマンドは、ルータではなくTFTPのコンフィギュレーション ファイルに入力します。このIPアドレスは、新しいルータが動的に取得するIPアドレスと一致しなければなりません。

DNSを使用して新しいルータの名前を解決する場合は、DNSデータベースに新しいルータ用のアドレスと名前のマッピング エントリを作成します。このIPアドレスは、新しいルータが動的に取得するIPアドレスと一致しなければなりません。このステップの詳細については、DNSの管理者に問い合わせるか、またはRFC 1101およびRFC 1183を参照してください。

  1. name-confgファイルまたはname.cfgファイルを作成し、TFTPサーバ上のtftpbootディレクトリに保存します。name-confgファイルまたはname.cfgファイル名の名前の部分は、前のステップで新しいルータに割り当てたホスト名と一致させる必要があります。このファイルに新しいルータ用のコンフィギュレーション コマンドを入力します。

name-confgファイルまたはname.cfgファイルには、新しいルータのコンフィギュレーション全体を含めることも、または最小限のコンフィギュレーションを含めることもできます。

最小限のコンフィギュレーション ファイルは、仮想端末パスワードおよびイネーブル パスワードからなります。最小限のコンフィギュレーション ファイルによって、管理者は新しいルータにTelnetで接続し、ルータを設定することができます。BOOTPまたはRARPを使用して新しいルータのアドレス解決をする場合、最小限のコンフィギュレーション ファイルに、BOOTPまたはRARPを使用して動的に取得されるIPアドレスを指定することも必要です。

copy running-config tftpコマンドを使用すると、AutoInstallプロセスで後にダウンロードするコンフィギュレーション ファイルを作成する場合に役立ちます。

    TFTPサーバが新しいルータと同じネットワーク セグメントにない場合、既存ルータはTFTP要求および応答パケットを転送しなければならないことがあります。既存ルータのコンフィギュレーションを変更したときに、この目的でIPヘルパー アドレスを指定しています。

最小限のコンフィギュレーションは、汎用のnewrouter-confgファイルに保存できます。network-confgファイルまたはcisconet.cfgファイルで ip host コマンドを使用し、動的に解決されるアドレスで、ホスト名としてnewrouterを指定します。新しいルータはさらに、自分のIPアドレス、ホスト名、および最小限のコンフィギュレーションを自動的に解決する必要があります。

既存ルータから新規ルータにTelnetで接続し、setupコマンド機能を使用して、残りのインターフェイスを設定します。network-confgファイルまたはcisconet.cfgファイルに指定するコマンドライン例を示します。

ip host newrouter 131.108.170.1

次のホスト コンフィギュレーション ファイルには、SLARPまたはBOOTPを使用する場合のAutoInstallに必要な、最小限のコマンドが指定されています。

enable-password letmein

!

line vty 0

password letmein

!

end

上記の例は、1ホップ離れたルータから接続する場合の最小限の設定です。この設定から、Setup機能を使用して残りのインターフェイスを設定します。ルータが2ホップ以上離れている場合は、最小限の設定にルーティング情報も含める必要があります。

次の最小限のネットワーク コンフィギュレーション ファイルでは、新しいルータのIPアドレス131.108.10.2をホスト名newrouterに対応づけています。新しいルータのアドレスはSLARPを介して取得され、既存ルータのIPアドレス131.108.10.1がベースになっています。

ip host newrouter 131.108.10.2

AutoInstall用のBOOTPまたはRARPサーバの設定

イーサネット、トークンリング、またはFDDIインターフェイスを使用して新規ルータを既存ルータに接続する場合は、BOOTPサーバまたはRARPサーバを設定して、新規ルータのMACアドレスを対応するIPアドレスにマッピングする必要があります。HDLCカプセル化が行われるシリアル回線を使用して、新規ルータを既存ルータに接続する場合、またはフレーム リレー利用のAutoInstallを設定する場合には、ここで説明する作業は不要です。

BOOTPサーバまたはRARPサーバを設定するには、次のいずれかのコマンドを使用します。

コマンド

説明

ホスト ベンダーのマニュアルとともに、RFC 951およびRFC 1395を参照してください。

BOOTPを使用して新しいルータのIPアドレスを解決する場合は、BOOTPサーバを設定します。

ホスト ベンダーのマニュアルおよびRFC 903を参照してください。

RARPを使用して新しいルータのIPアドレスを解決する場合は、RARPサーバを設定します。

    RARPサーバが新規ルータと同じサブネットにない場合は、ip rarp-server コマンドを使用して、RARPサーバとして動作するように既存ルータを設定します。

次のホスト コンフィギュレーション ファイルには、RARPを使用する場合のAutoInstallに必要な、最小限のコマンドが指定されています。AutoInstallプロセスでBOOTPまたはRARPによって動的に取得されるIPアドレスが含まれています。RARPを使用する場合は、インターフェイスに適したネットマスクを指定するために、この追加情報が必要です。

interface ethernet 0

ip address 131.108.10.2 255.255.255.0

enable-password letmein

!

line vty 0

password letmein

!

end

新しいルータをネットワークに接続する方法

HDLCカプセル化またはフレーム リレー カプセル化シリアル インターフェイスを使用するか、イーサネット、トークンリング、またはFDDIインターフェイスを使用して、新しいルータをネットワークに接続します。ルータがホスト名を正しく解決できると、name-confgファイルまたはname.cfgファイルを要求するTFTPブロードキャストがnewrouterから送信されます。実際のホスト名に関係なく、ルータ名はすべて小文字で指定する必要があります。ファイルが新しいルータにダウンロードされるとすぐに、コンフィギュレーション コマンドが有効になります。完全なコンフィギュレーション ファイルの場合、新しいルータは全面的に動作可能です。

設定全体をNVRAMに保存するには、イネーブルEXECモードで次のコマンドを使用します。

コマンド

説明

enable password

新しいルータでイネーブル モードを開始します。

copy running-config startup-config

name-configファイルの情報をスタートアップ コンフィギュレーションに保存します。大部分のプラットフォームでは、この手順によってNVRAMに設定が保存されます。Cisco 7000ファミリーの場合は、この手順によってCONFIG_FILE環境変数で指定された場所に設定が保存されます。

    既存ルータおよび新規ルータ(またはアクセス サーバ)が接続されていることを確認してから、copy running-config startup-config EXECコマンドを入力し、変更したコンフィギュレーションを保存してください。ping EXECコマンドを使用して、接続を確認します。無効なコンフィギュレーション ファイルがダウンロードされた場合、新規ルータはNVRAMのコンフィギュレーション情報をロードしてからでないと、AutoInstallモードを開始できません。

コンフィギュレーション ファイルが最小限のコンフィギュレーション ファイルだった場合、新規ルータは起動しますが、動作可能なのは1つのインターフェイスだけです。次のコマンドを使用して新しいルータに接続して設定します。

コマンド

説明

telnet existing

既存ルータとのTelnet接続を確立します。

telnet newrouter

既存ルータから、新規ルータへのTelnet接続を確立します。

enable password

イネーブルEXECモードを開始します。

setup

セットアップ モードを開始し、新しいルータを設定します。

Setup機能でCisco uBR7200シリーズを設定する方法

Setup機能の概要

Cisco uBR7200シリーズのSetup機能(別名、System Configuration Dialog)は、CMTSを効率的に設定できる便利なツールです。ケーブル インターフェイスSetup機能は、Cisco uBR7200シリーズのパラメータをイネーブルにしたり、設定したりするための代替メカニズムです。Setup機能は、アップストリーム パラメータの自動設定をサポートします。

旧リリースでは、Setup機能の実行後、アップストリーム ポートがデフォルトのシャットダウン状態になりました。CLI(コマンド ライン インターフェイス)を使用して固定周波数を設定するか、スペクトル グループを作成してインターフェイスを割り当て、ケーブル インターフェイス ライン カード上の各アップストリーム ポートをイネーブルにしなければなりませんでした。現在のSetup機能は、アップストリーム パラメータの設定およびイネーブル化をサポートします。

このSetup機能は、初期設定後のケーブル インターフェイスおよびケーブル インターフェイス ライン カードが全面的に動作可能になるように、次の機能をサポートします。

ケーブル インターフェイスごとに、次の情報が必要です。

Per upstream:

cable upstream n frequency f

no cable upstream n shutdown

オプションとして、次の情報を定義します。

AutoInstallを使用しない場合には、ルータのWANケーブルまたはLANケーブルをCSU/DSU(チャネル サービス ユニット/データ サービス ユニット)に接続しないでください。WANケーブルまたはLANケーブルをCSU/DSUに接続し、なおかつルータのNVRAMに設定情報が保管されていない場合、ルータは起動時にAutoInstallの実行を試行します。

AutoInstallがリモートのTCP/IPホストに設定されていないことをルータが判別するのに数分かかることがあります。

AutoInstallが設定されていないことが判明すると、Setup機能をデフォルトに使用します。LANケーブルまたはWANケーブルが接続されていない場合、ルータはフラッシュ メモリから起動し、Setup機能を自動的に実行します。

    Setup機能を実行するには、イネーブル プロンプト( # )が表示されているときにイネーブルEXECモードでsetupコマンドを入力します。

Setup機能によるグローバル パラメータの設定

最初このプログラムを起動するときに、システム全体の設定値を制御するグローバル パラメータを設定します。

  1. I/Oコントローラのコンソール ポートにコンソール端末を接続して、ルータを起動します。
  2. フラッシュ メモリから起動すると、約30秒ほどで次のような情報が表示されます。この情報が表示されたら、ルータは正常に起動しています。

Restricted Rights Legend

Use, duplication, or disclosure by the Government is

subject to restrictions as set forth in subparagraph

(c) of the Commercial Computer Software - Restricted

Rights clause at FAR sec. 52.227-19 and subparagraph

(c) (1) (ii) of the Rights in Technical Data and Computer

Software clause at DFARS sec. 252.227-7013.

cisco Systems, Inc.

170 West Tasman Drive

San Jose, California 95134-1706

Cisco Internetwork Operating System Software

IOS (tm) 7200 Software (UBR7200-IK1S-M), Version 12.1(10)EC

TAC Support: http://www.cisco.com/tac

Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc.

Compiled Fri 24-Nov-01 12:59 by yiyan

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This product performs encryption and is regulated for export

by the U.S. Government.

This product is not authorized for use by persons located

outside the United States and Canada that do not have prior

approval from Cisco Systems, Inc. or the U.S. Government.

This product may not be exported outside the U.S. and Canada

either by physical or electronic means without PRIOR approval

of Cisco Systems, Inc. or the U.S. Government.

Persons outside the U.S. and Canada may not re-export, resell,

or transfer this product by either physical or electronic means

without prior approval of Cisco Systems, Inc. or the U.S.

Government.

Cisco uBR7246VXR (NPE300) processor (revision D) with 253952K/40960K bytes

of memory.

Processor board ID SAB0433019F

R7000 CPU at 262Mhz, Implementation 39, Rev 2.1, 256KB L2, 2048KB L3 Cache

6 slot VXR midplane, Version 2.0

Last reset from power-on

Bridging software.

X.25 software, Version 3.0.0.

2 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s)

4 Serial network interface(s)

4 Cable Modem network interface(s)

125K bytes of non-volatile configuration memory.

125440K bytes of ATA PCMCIA card at slot 0 (Sector size 512 bytes).

4096K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256K).

cable submgmt default active

Press RETURN to get started!

--- System Configuration Dialog ---

Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes

At any point you may enter a question mark '?' for help.

Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.

Default settings are in square brackets '[]'.

Basic management setup configures only enough connectivity

for management of the system, extended setup will ask you

to configure each interface on the system

System Configuration Dialogを続け、管理の基本設定を開始する(現在のインターフェイスの概要を表示する)かどうかを質問されたら、 yes を入力するか Return キーを押します。

Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes

.

.

.

Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes

設定済みのインターフェイスと未設定のインターフェイスについて、ステートを示したインターフェイス サマリーが表示されます。

インターフェイスでサポートするプロトコルを選択します。IPだけのインストレーションの場合、ほとんどの質問に対してデフォルト値を採用することができます。IPを使用する標準的な設定をここから いずれの場合もIPルーティングを使用することになります。IPルーティングを使用する場合は、Interior Routing Protocolを選択します。システムで動作するようにSetup機能で指定できるのは、Interior Gateway Routing Protocol(IGRP)またはRouting Information Protocol(RIP)のどちらか1つだけです。 まで続けます。

Configuring global parameters:

Enter host name [Router]: router

イネーブル シークレット パスワード、イネーブル パスワード、および仮想端末パスワードを入力します。

The enable secret password is a one-way cryptographic secret

password used instead of the enable password when it exists.

Enter enable secret: ******

The enable password is used when there is no enable secret

password and when using older software and some boot images.

Enter enable password: ******

Enter virtual terminal password: ******

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)はネットワーク管理用のオープンな規格で、もっとも普及しています。SNMPによって、ルータおよび通信サーバのコンフィギュレーションおよび実行時パラメータにアクセスし、設定することができます。SNMPでは、ネットワーク構成要素のモニタおよび制御に使用する一連の機能も定義されます。

yes を入力してSNMP管理を受け入れるか、noを入力してSNMP管理を拒否します。

Configure SNMP Network Management? [no]:

Community string [public]:

いずれの場合もIPルーティングを使用することになります。IPルーティングを使用する場合は、Interior Routing Protocolを選択します。システムで動作するようにSetup機能で指定できるのは、Interior Gateway Routing Protocol(IGRP)またはRouting Information Protocol(RIP)のどちらか1つだけです。

IPルーティングを設定するには、 yes (デフォルト)を入力するか、または Return キーを押します。 さらに、Interior Routing Protocolを選択します。

Configure IP? [yes]:

Configure IGRP routing? [yes]:

Your IGRP autonomous system number [1]: 15

ライン カード インターフェイスのパラメータを設定します。次に、ライン カード スロット3に8ポートのイーサネット ライン カードを搭載する例を示します。Setup機能が全インターフェイスのステータスを決定します。

各アクティブ インターフェイス ポートをIPに設定するには、 yes (デフォルト)を入力するか、または Return キーを押します。すべての非アクティブ ポートに対しては、デフォルトはnoです。 Return キーを押すと、デフォルト値を使用できます。

Configuring interface Ethernet 1/0:

Is this interface in use? [yes]:

Configure IP on this interface? [yes]:

IP address for this interface [19.2.22.4]:

Number of bits in subnet field [8]:

Class A network is 19.0.0.0, 8 subnet bits; mask is /16

Configuring interface Ethernet1/1:

Is this interface in use? [no]:

Configuring interface Ethernet1/2:

Is this interface in use? [no]:

Configuring interface Ethernet1/3:

Is this interface in use? [no]:

Configuring interface Ethernet1/4:

Is this interface in use? [no]:

Configuring interface Ethernet1/5:

Is this interface in use? [no]:

Configuring interface Ethernet1/6:

Is this interface in use? [no]:

Configuring interface Ethernet1/7:

Is this interface in use? [no]:

ケーブル インターフェイスを設定します。ケーブル インターフェイスを設定したCisco uBR7200シリーズ ルータの例を示します。主に、Setup機能が全インターフェイスのステータスを決定します。

各アクティブ インターフェイス ポートを設定するには、 yes (デフォルト)を入力するか、または Return キーを押します。すべての非アクティブ ポートに対しては、デフォルトはnoです。 Return キーを押すと、デフォルト値を使用できます。

Configuring interface cable 5/0:

Is this interface in use? [yes]:

Configure this interface? [yes]:

  IP address for this interface [19.2.22.5]:

  Number of bits in subnet field [8]:

  Class A network is 19.0.0.0, 8 subnet bits; mask is /16

Configuring interface cable 1/1:

Is this interface in use? [yes]:

  Configure this interface? [yes]:

  IP address for this interface [19.2.22.6]:

  Number of bits in subnet field [8]:

  Class A network is 19.0.0.0, 8 subnet bits; mask is /16

コンフィギュレーション プログラムによって、作成したばかりのコマンド インターフェイス スクリプトが表示されます。

The following command script was created:

hostname router

enable secret 5 $1$f0fc$A38P/KN/9yD3sEKSt6hKQ/

enable password betty

line vty 0 4

password wilma

snmp-server community public

!

ip routing

!

interface cable 5/0

ip address 19.2.22.5 255.255.0.0

router igrp 15

network 19.0.0.0

!

end

このコンフィギュレーションを使用するかどうかを質問されたら、 yes を入力するか、または Return キーを押します。

Use this configuration? [yes/no]: yes

コンフィギュレーションをNVRAMに保存します。

Router# copy running-config startup-config

Setup機能によるアップストリーム周波数の設定

アップストリーム パラメータは手動で設定する必要があります。Setup機能の実行後、アップストリーム ポートはデフォルトの「シャットダウン」ステートになります。アップストリーム チャネル周波数を設定する方法は次の2通りがあります。

ケーブル インターフェイス カードのレシーバは、DOCSIS準拠のケーブル インターフェイス(またはSTBに内蔵されたCM)からの時分割多重バースト伝送を受け付けます。アップストリーム周波数が割り当てられたアップストリーム ポートは[up]になり、管理上のアップに設定されます。

アップストリーム ポートは、周波数にすばやく反応できます。例のようにスペクトル グループを定義しておくと、インターフェイスがアクティブになってトラフィックを伝送しているときに、周波数を変更できます。

個別アップストリーム変調プロファイルの設定

個々の変調プロファイルを定義できます。変調プロファイルは、初期メンテナンス、長期認可、要求データ、要求、短期認可、ステーション メンテナンスなど、各種のアップストリーム バーストの物理レイヤ特性を指定したテーブルからなります。

    アップストリーム変調プロファイルの定義は、必ず、有資格者が行ってください。

次の手順で、アップストリーム インターフェイスをアクティブにします。

  1. Setup機能を使用し、Cisco uBR7200シリーズ ルータ上で非ケーブル インターフェイスを初期設定したあとで、enableコマンドとパスワードを入力します(イネーブルEXEC)。
  2. configure terminalコマンドを入力して、コンフィギュレーション モードを開始します。
  3. グローバル コンフィギュレーション モードで、cable modulation-profileコマンドおよびcable spectrum-groupコマンドを使用し、Cisco uBR7200シリーズ ルータに対応する変調グループおよびスペクトル グループを設定します。
  4. ケーブル インターフェイス コンフィギュレーション モードで、cable upstreamコマンドを使用して、所定のインターフェイスの各種特性を設定します。
  5. 詳細は、 CMTSの初期設定 を参照してください。

Setup機能によるインターフェイスの設定

ここでは次の手順で、WANまたはLANインターフェイスを設定します。インターフェイスのパラメータを設定するには、インターフェイスのネットワーク アドレスおよびサブネット マスク情報を用意しておく必要があります。

イーサネット インターフェイスの設定

  1. この例では、IPを使用するイーサネットLAN用にシステムを設定します。次のように、セットアップ プロンプトで実際のアドレスおよびマスクを入力します。

Configuring interface parameters:

Configuring interface Ethernet0/0:

Is this interface in use? [no]: yes

Configure IP on this interface? [no]: yes

IP address for this interface: 1.1.1.10

Number of bits in subnet field [0]:

Class A network is 1.0.0.0, 0 subnet bits; mask is 255.0.0.0

  1. このインターフェイスでは、Internetwork Package Exchange(IPX)をイネーブルにしません。 IPXは、Cisco uBR7200シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータではサポートされません。

Configure IPX on this interface? [no]: no

  1. システムで使用できるイーサネット インターフェイスが他にもある場合、プロンプトでそのコンフィギュレーション情報を入力します。
  2. コンフィギュレーションをNVRAMに保存します。

Router# copy running-config startup-config

    コンフィギュレーションの設定値を変更した場合は、必ず、手動でNVRAMに保存する必要があります。

同期シリアル インターフェイスの設定

CSU/DSUを通じてWANに接続するように同期シリアル インターフェイスを設定します。次の手順で、シリアル ポートを設定します。

  1. yesを入力して、シリアル ポート0を設定します。

Configuring interface Serial0/0:

Is this interface in use? [no]: yes

  1. 同期シリアル インターフェイスで使用するプロトコルを決定し、適切な応答を入力します。

Configure IP unnumbered on this interface? [no]:

IP address for this interface: 10.1.1.20

Number of bits in subnet field [0]:

Class A network is 10.0.0.0, 0 subnet bits; mask is 255.0.0.0

  1. システムで使用できる同期シリアル インターフェイスが他にもある場合、プロンプトでそのコンフィギュレーション情報を入力します。
  2. コンフィギュレーションをNVRAMに保存します。

Router# copy running-config startup-config

    コンフィギュレーションの設定値を変更した場合は、必ず、手動でNVRAMに保存する必要があります。

次の表示例には、イーサネット インターフェイスおよび同期シリアル インターフェイスに対して選択された全インターフェイス コンフィギュレーション パラメータが連続して示されています。パラメータは、コンソール端末に表示される順序のとおりです。

この例で設定されているのは、イーサネット インターフェイスが1つと同期シリアル インターフェイスが1つだけです。

Configuring interface parameters:

Configuring interface Ethernet0/0:

Is this interface in use? [no]: yes

Configure IP on this interface? [no]: yes

IP address for this interface: 10.1.1.10

Number of bits in subnet field [0]:

Class A network is 10.0.0.0, 0 subnet bits; mask is 255.0.0.0

Configure IPX on this interface? [no]:

Configure AppleTalk on this interface? [no]: no

Configuring interface Serial0/0:

Is this interface in use? [no]: yes

Configure IP on this interface? [no]: yes

Configure IP unnumbered on this interface? [no]:

IP address for this interface: 10.1.1.20

Number of bits in subnet field [0]:

Class A network is 10.0.0.0, 0 subnet bits; mask is 255.0.0.0

Configure IPX on this interface? [no]:

Configure AppleTalk on this interface? [no]:

The following configuration command script was created:

hostname Router

enable secret 5 $1$u8z3$PMYY8em./8sszhzk78p/Y0

enable password wilma

line vty 0 4

password s

snmp-server community public

!

ip routing

no vines routing

no ipx routing

no appletalk routing

no apollo routing

no decnet routing

no xns routing

no clns routing

no bridge 1

! Turn off IPX to prevent network conflicts.

interface Ethernet0/0

no ipx network

interface Ethernet0/1

no ipx network

!

interface Ethernet0/0

ip address 1.1.1.10 255.0.0.0

no mop enabled

!

interface serial0/0

ip address 1.1.1.20 255.0.0.0

ip route-cache cbus

no keepalive

!

!

router igrp 15

network 1.0.0.0

!

end

Use this configuration? [yes/no]: yes

[OK]

Use the enabled mode `configure' command to modify this configuration.

Press RETURN to get started!

これでCisco uBR7200シリーズ ルータは最低限の設定が完了し、使用できる状態になりました。初期設定後にパラメータを変更する場合は、イネーブルEXECモードでsetupコマンドを使用します。さらに複雑な設定を行う場合には、グローバル コンフィギュレーション モードでconfigureイネーブルEXECコマンドを使用します。

Setup機能の例

次の例では、スロット5のケーブル インターフェイス ライン カードにアップストリーム パラメータを設定し、イネーブルにしています。デフォルト値を使用する場合は、Returnキーを押してください。

Do you want to configure Cable 5/0 interface? [no]: yes

Downstream setting frequency: 531000000

For cable upstream [0]

Shut down this upstream? [yes/no]: no

Frequency: 33808000

Would you like to configure the DHCP server? [yes/no]: yes

IP address for the DHCP server [X.X.X.X]: 10.0.0.2

Configure IP on this interface? [yes]:

IP address for this interface [10.20.133.65]:

Subnet mask for this interface [255.0.0.0]: 255.255.255.248

Class A network is 10.0.0.0, 29 subnet bits; mask is /29

In this example, the input above generates the following command interface script:

interface Cable 5/0

no shutdown

cable downstream frequency 531000000

no shutdown

cable downstream modulation 64qam

cable downstream annex B

cable downstream interleave-depth 32

no cable upstream 0 shutdown

cable upstream 0 frequency 33808000

cable helper-address 10.0.0.2

ip address 10.20.133.65 255.255.255.248

    このユーティリティを実行すると、CMまたはCM内蔵STBがオンラインになります。
    DHCP/ToD/TFTPを使用するには、ホストへのスタティック ルートが存在していなければなりません。

拡張Setup機能によるケーブル インターフェイスの設定

Setup機能では初期設定を行います。基本的な管理セットアップによって設定されるのは、システム管理に必要な接続だけです。拡張Setup機能では、システムの各インターフェイスを設定するように求められます。

Setup機能を起動するには、次のコマンドを使用します。

Router# setup

System Configurationダイアログの例を示します。

Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes

ケーブル インターフェイス ライン カードの識別

CM ライン カードの識別

シスコのCMTSには、次のケーブル インターフェイスを搭載できます。

  • Cisco uBR7200シリーズ ルータはダウンストリーム モジュレータ×1、アップストリーム デモジュレータ×1をサポートします。
  • Cisco uBR7200シリーズ ルータは次のデフォルトをサポートします。40 Mbpsのダウンストリームで256 QAM、5 Mbpsのアップストリームで16 QAMです。
  • このカードは、200 kHz、400 kHz、800 kHz、1.6 MHz、および3.2 MHzのアップストリーム チャネル幅をサポートします。
  • このカードの出力値は、+42 dBmVおよび +/ 2 dBmVです。
  • ダウンストリーム モジュレータには、内蔵アップコンバータを使用するRF出力、および外部アップコンバータに接続しなければならない Intermediate Frequency(IF;中間周波数)出力の両方があります。

CM ライン カード スロットの識別

Cisco uBR7200シリーズ ルータでは、ケーブル インターフェイス ライン カードは固定されており、つねにスロット1です。特定のケーブル インターフェイス スロットのダウンストリーム チャネル情報を表示するには、CMカードのスロット番号とダウンストリーム ポート番号を指定し、次のフォーマットで show interfaces cable コマンドを使用します。

show interfaces cable slot/downstream-port [downstream]

ダウンストリーム インターフェイスに関する情報を表示するには、スロット番号およびダウンストリーム ポート番号を使用します。コマンドの省略形は sh int c です。次に、Cisco uBR7200シリーズ ルータ上のアップストリーム チャネル ポート0に関する出力例を示します。

Router# sh int c 5/0

特定のケーブル インターフェイス スロットのアップストリーム チャネル情報を表示するには、 show interfaces cable コマンドを使用します。次のCMカード パラメータを指定してください。

  • スロット番号
  • ダウンストリーム ポート番号
  • アップストリーム ポート番号

フォーマットは次のとおりです。

show interfaces cable slot/downstream-port [upstream] upstream-port

アップストリーム インターフェイスに関する情報を表示するには、スロット番号、ダウンストリーム ポート番号、およびアップストリーム ポート番号を使用します。コマンドの省略形は sh int c です。

次の例では、Cisco uBR7200シリーズ ルータのケーブル インターフェイス スロット3のアップストリーム チャネル ポート0に関する情報を表示しています。

Router# sh int c3/0 upstream

拡張Setupにおけるグローバル パラメータの設定

  1. 次のプロンプトに応答することによって、ホストにアクセスします。

Enter host name [cmts]:

イネーブル シークレット パスワードを使用してイネーブルEXECモードおよびコンフィギュレーション モードへのアクセスを保護します。このパスワードを入力すると、コンフィギュレーションで暗号化されます。

  1. 次のプロンプトに応答します。

Enter enable secret [Use current secret]: aa

さらに、イネーブル シークレット パスワードを指定しなかった場合は、一部の旧バージョンのソフトウェアおよび一部のブート イメージでイネーブル パスワードを使用します。

  1. 次のプロンプトに応答します。

Enter enable password [rHoz]: bb

さらに、仮想端末パスワードを使用し、ネットワーク インターフェイスを介したルータ アクセスを保護します。

  1. 次のプロンプトに応答します。

Enter virtual terminal password [cc]: cc

次のようなシステム情報が表示されます。

Configure SNMP Network Management? [no]:

Configure IP? [yes]:

Configure IGRP routing? [yes]:

Your IGRP autonomous system number [1]:

Configure CLNS? [no]:

Configuring interface parameters:

Do you want to configure FastEthernet0/0 interface? [yes]:

Use the 100 Base-TX (RJ-45) connector? [yes]:

Operate in full-duplex mode? [no]:

Configure IP on this interface? [yes]: no

Do you want to configure Ethernet1/0 interface? [yes]: n

Do you want to configure Cable5/0 interface? [yes]:

Downstream setting frequency : 531000000

For cable upstream [0]

Shut down this upstream ? [yes/no]: no

Frequency : 33808000

Would you like to configure the DHCP server ? [yes/no]: yes

IP address for the DHCP server

[X.X.X.X]: 10.0.0.2

Configure IP on this interface? [no]: yes

IP address for this interface: 10.20.133.65

Subnet mask for this interface [255.0.0.0] : 255.255.255.248

Class A network is 10.0.0.0, 29 subnet bits; mask is /29

次のようなコンフィギュレーション コマンド スクリプトが作成されます。

interface cable5/0

ip address 10.20.133.65 255.255.255.248

no ip mroute-cache

no keepalive

cable insertion-interval 500

cable downstream annex B

cable downstream modulation 64qam

cable downstream interleave-depth 32

cable downstream frequency 531000000

cable upstream 0 frequency 33808000

cable upstream 0 power-level 0

no cable upstream 0 shutdown

cable helper-address 10.0.0.2

    モデムにIPアドレスを取得させるには、モデムからDHCP、TFTP、またはToDサーバに直接アクセスできるようにするか、スタティック ルートを設定する必要があります。

コンフィギュレーション モードでCisco uBR7200シリーズを手動設定する方法

Setup機能またはAutoInstallを使用しなくても、手動でCisco uBR7200シリーズ ルータを設定できます。手順は次のとおりです。

  1. I/Oコントローラのコンソール ポートにコンソール端末を接続します。
  2. 初期ダイアログを起動するかどうかを質問されたら、次のようにnoと応答してルータの標準動作モードを開始します。

Would you like to enter the initial dialog? [yes]: no

  1. 数秒後にユーザEXECプロンプト (Router>) が表示されます。enableを入力して、イネーブル モードを開始します(コンフィギュレーションを変更できるのは、イネーブル モードのときに限られます)。

Router> enable

次のように、プロンプトがイネーブル モード(イネーブルEXEC)プロンプトに変わります。

Router#

  1. イネーブル プロンプトにconfigure terminalコマンド(conf t)を入力し、端末でコンフィギュレーション モードを開始します。

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

Router(config)#

使用できるコンフィギュレーション コマンドのリストを表示するには、コンフィギュレーション モードでプロンプトに?を入力するか、helpを入力します。
  1. Router(config)# プロンプトに対して、次のように interface type slot/port コマンドを入力して、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

Router(config)# interface cable slot/port

Router(config-if)#

  1. ダウンストリーム ポートに対応するダウンストリームRFキャリア(チャネル)のデジタル キャリア周波数に基づいて、ダウンストリーム中心周波数を設定します。

Router(config-int)# cable downstream frequency down-freq-hz

  1. Hybrid Fiber-Coaxial(HFC)ネットワーク上でデジタル データを伝送できるように、ケーブル インターフェイス カード上のダウンストリーム ポートをアクティブにします。

Router(config-int)# no shutdown

  1. ダウンストリームRFキャリアの固定中心周波数をHzで入力し、さらにポート番号を入力します。

Router(config-int)# cable upstream port frequency up-freq-hz

  1. ケーブル インターフェイス ライン カードのアップストリーム ポートごとに、ステップ8を繰り返します。
  2. アップストリーム ポートをアクティブにします。

Router(config-int)# no cable upstream port shutdown

  1. ステップ10を繰り返し、ケーブル インターフェイス ライン カード上で使用する各ポートをアクティブにします。
  2. exitを入力してコンフィギュレーション モードに戻ります。

Router(config-if)# exit

Router(config)#

  1. 次のインターフェイスの設定を開始して、ステップ6〜ステップ12を繰り返すか、またはexitを入力してイネーブル モードに戻ります。

Router(config)# exit

Router#

%SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console#

  1. コンフィギュレーションをNVRAMに保存します。

Router# copy running-config startup-config

設定値の保存

コンフィギュレーションまたは変更した設定値をNVRAMのスタートアップ コンフィギュレーションに保存するには、 Router# プロンプトに copy running-config startup-config コマンドを入力します。

Router# copy running-config startup-config

このコマンドにより、コンフィギュレーション モード、Setup機能、またはAutoInstallを使用して設定したコンフィギュレーション情報が保存されます。

設定値を保存しなかった場合、次回のルータ リロード時にコンフィギュレーションが失われます。

設定値およびコンフィギュレーションの確認

さまざまなソフトウェア コマンドを使用して、設定値とコンフィギュレーションの変更内容を確認できます。

Router# show controllers cable slot/port downstream

Router# show controllers cable slot/port upstream

Router# show running-config

コンフィギュレーション ファイル例の表示

ここでは、Cisco uBR7200シリーズ ルータのコンフィギュレーション ファイル例を紹介します。Cisco uBR7200シリーズ ルータの現在のコンフィギュレーションを表示するには、EXECモードまたはイネーブルEXECモードで、CLIプロンプトに show running-config コマンドを入力します。

BPIのコンフィギュレーション ファイル

Cisco uBR7200シリーズCMTSは、56ビットおよび40ビットの暗号化および復号化をサポートしています。 デフォルトは56ビットです。Cisco uBR7200シリーズCMTSの場合、Baseline Privacy Interface(BPI;ベースライン プライバシ インターフェイス)をサポートするCMTSイメージを選択すると、BPIがデフォルトでイネーブルになります。Cisco uBR7200シリーズ ルータのコンフィギュレーション ファイルに組み込まれていて、暗号化/復号化のサポートを示している主要なコマンドは、次のとおりです。

  • int cable 5/0
  • cable privacy kek grace-time 800
  • cable privacy kek life-time 750000
  • cable privacy tek grace-time 800
  • cable privacy tek life-time 56000
  • cable privacy enable
  • cable privacy mandatory
  • ケーブル インターフェイスも、暗号化および復号化をサポートしなければなりません。

ベースライン プライバシがイネーブルの場合、Cisco uBR7200シリーズ ルータはホストまたはピアから別のホストまたはピアへ、暗号化/復号化パケットをルーティングします。BPIは、Key Encryption Key(KEK;鍵暗号化鍵)およびTraffic Encryption Key(TEK;トラフィック暗号化鍵)を指定して設定します。KEKはCMのService Identifier(SID;サービスID)に基づいてCMに割り当てられ、ベースライン プライバシの起動時に、CMがCisco uBR7200シリーズ ルータに接続することを許可します。TEKはKEKが設定されていた場合にCMに割り当てられます。TEKは、CMとCisco uBR7200シリーズ ルータ間でデータ トラフィックを暗号化する場合に使用します。

KEKおよびTEKは、HFCネットワーク上のベースライン プライバシに関して、grace-timeまたはlife-time の値(秒数で定義)に基づいて期限切れになるように設定できます。grace-time値は、ネットワークにアクセスするための一時鍵をCMに割り当てます。 life-time 値は、より永続性のある鍵をCMに割り当てます。life-time 値が割り当てられている各CMは、現在の鍵が期限切れになる前に、Cisco uBR7200シリーズ ルータに新しいlife-time鍵を要求します。

KEKまたはTEKのgrace-time/life-timeの期限を seconds で設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、no形式の各コマンドを使用します。

cable privacy kek {grace-time [seconds] | life-time [seconds]}

no cable privacy kek {grace-time | life-time}

cable privacy tek {grace-time [seconds] | life-time [seconds]}

no cable privacy tek {grace-time | life-time}

grace-time seconds

(任意)鍵暗号化のgrace-timeの長さ(秒数)。有効範囲は300〜1,800秒です。デフォルトのgrace-time値は600秒です。

life-time seconds

(任意)鍵暗号化life-timeの長さ(秒数)。有効範囲は86,400〜604,800秒です。デフォルトのlife-time値は604,800秒です。

show cable modemコマンドを使用すると、CMで暗号化/復号化がイネーブルかどうかを調べることができます。このコマンドからonline(pk)が出力された場合、CMはBPIがイネーブルとして登録されていて、KEKが割り当てられています。このコマンドからonline(pt)が出力された場合、CMはBPIがイネーブルとして登録されていて、TEKが割り当てられています。

Cisco uBR7200シリーズのデフォルトである56ビットの暗号化/復号化を40ビットに変更する場合には、[40 bit DES]オプションを使用します。

Router(config-if)# cable privacy ?

40-bit-des select 40 bit DES

^^^^^^^^^^

authenticate-modem turn on BPI modem authentication

authorize-multicast turn on BPI multicast authorization

kek KEK Key Parms

mandatory force privacy be mandatory

tek TEK Key Parms

この場合、ソフトウェアが40ビットDES鍵を生成します。 生成されて戻されたDES鍵は、56ビット鍵の最初の16ビットをマスクし、ソフトウェアで0にします。40ビットに変更したあとで、56ビットの暗号化/復号化に戻すには、 [40-bit-des]オプションの前にnoコマンドを入力します。

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