Cisco TelePresence Touch 12 を使用した録音の管理
Recording Server へのログイン
Cisco TelePresence Touch 12 を使用して、Cisco TelePresence Recording Server にログインする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 プライマリ ボタン バーの [More] ボタンをタップします。
ステップ 2 セカンダリ ボタン バーの [Recordings] ボタンをタップします。
キーボードがアクティブになっている [Recording Log In] ページが表示されます(図 5-1 を参照)。
図 5-1 Recording Log In
ステップ 3 [Username] フィールドを 1 回タップしてキーボードを表示し、自分のユーザ名をタップします。[Username] フィールドは入力すると同時に更新されます。
ヒント ユーザ名を記憶するように、Recording Server を設定できます。 Cisco TelePresence Video Portal での PIN の設定を参照してください。
ステップ 4 [PIN] フィールドを 1 回タップしてキーパッドを表示し、自分の PIN をタップします(図 5-2 を参照)。
図 5-2 [Recording Log In]:[PIN] フィールド
Recording Server への初回ログイン時には、[Recording Log In] ウィンドウに表示されている URL にアクセスして、新しい PIN を作成します。Cisco TelePresence Video Portal で次の手順を実行します。
Cisco TelePresence Video Portal での PIN の設定
a. [Continue to this website] をクリックします。
ヒント Cisco TelePresence Video Portal を使用するには Adobe Flash Player が必要です。プロンプトが表示されたら、[Yes] をクリックして Adobe Flash Player をインストールします。チェックボックスをオンにして Flash Player の使用許諾契約書に同意して、[Install] をクリックします。[Done] をクリックして、インストールを完了します。
b. ユーザ名を入力し、繰り返しでない不連続の 6 桁で構成されるパスワードを選択します。
c. チェックボックスをオンにして、システムにユーザ名を記憶させます。
d. Cisco TelePresence Video Portal でのユーザ設定の設定が完了したら、Cisco TelePresence Touch 12 に戻り、ログイン プロセスを続行します。
ステップ 5 数字キーパッドを使用して自分の PIN をタップします。6 桁を入力し終えると、数字キーパッドは自動的に閉じます。
ステップ 6 [Log In] をタップします。ログイン画面が表示されます(図 5-3 を参照)。
図 5-3 [Recordings] へのログイン
ステップ 7 ログインが完了すると、[My Videos] タブが選択された状態の [Recordings] ウィンドウが表示されます(図 5-4 を参照)。
図 5-4 [Recordings] ウィンドウ
ステップ 8 [My Videos] タブから次のいずれかのタスクに進みます。
• 「会議の録音」
• 「ビデオの確認」
• 「ビデオの共有」
• 「[My Videos] に保存されている録音の管理」
会議の録音
会議のビデオを録音する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [New Recording] ボタンをタップします。[Connecting] 画面が表示されます(図 5-5 を参照)。
図 5-5 Recording Server に接続中
[Recording] 画面が表示されます(図 5-6 を参照)。デフォルトでは、セルフ ビューは録音を開始する前に自動的にポップアップし、録音が開始すると自動的に閉じます。
図 5-6 [Recordings] 画面
ステップ 2 必要に応じて、プレゼンテーション(システムで使用可能な場合)を準備し、[Preferences] ボタンをタップして、他のユーザ設定の設定を調整します。図 5-7 には、次のような、選択可能な [Preference] オプションが示されています。
• [Show self view]:録音中に自分自身を確認できます。
• [Show presentation when connected (instead of self view)]:プレゼンテーションは、録音中にトーキング ポイントとして画面上に表示されますが、録音はされません。
• [Record presentation when connected]:ビデオとプレゼンテーションを一緒に録音します。
• [Show 5-second countdown before recording]:録音開始前に、画面上のタイマーで秒数がカウント ダウンされます。
ステップ 3 必要なオプションのボックスをオンにして選択し、[Save] をタップします。
図 5-7 User Preferences
ステップ 4 録音の開始準備が整ったら、[New Recording] ボタンをタップします(図 5-6 を参照)。
システムが Cisco TelePresence Recording Server に接続している間、[Connecting] 画面が表示されます。Cisco TelePresence Touch 12 に [Recording in Progress] 画面が表示されます(図 5-8 を参照)。
ヒント 録音の準備ができていない場合は、[Video List] 矢印をタップして [My Videos] タブに戻ります。サインアウトせずに [Recordings] ウィンドウを閉じるには、右上隅にある [X] をタップします。録音機能を完全に終了するには、[Sign Out] をタップします。
図 5-8 Recording in Progress
ステップ 5 録音を終了する場合は必ず [Stop] ボタンをタップします。[Finishing] 画面が表示されます(図 5-9 を参照)。完全に終了するまで、最大 1 分かかることがあります。
図 5-9 録音終了中
ステップ 6 [Edit Information] ウィンドウ(図 5-10)で、[Video Title] フィールドをタップしてキーボードを表示し、ビデオのタイトルを入力します。ビデオにタイトルを付けない場合は、「Untitled Video」というラベルが付けられます。
図 5-10 ビデオ タイトルの入力
ステップ 7 [Viewable by:] カラムでオプションをタップしてビデオを視聴できるユーザを選択し、[Save] ボタンをタップします。
ヒント [Only users you share with] オプションには、Cisco TelePresence Recording Server Portal に事前に設定されているユーザのリストも含まれます。詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
ビデオを保存すると、確認画面が表示されます(図 5-11 を参照)。
図 5-11 ビデオ情報
新しいビデオの管理方法は複数の方法から選択できます。詳細については、この章の次の項を参照してください。
ビデオの確認
ビデオを確認する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Recordings] > [My Videos] リストで、確認するビデオをタップして選択します。選択したビデオの Video Card が表示されます(図 5-12 を参照)。
図 5-12 Video Card:ビデオの再生
ステップ 2 Video Card の [Play] ボタンをタップします。ビデオがロードされます(図 5-13 を参照)。
図 5-13 ビデオのロード
ステップ 3 CTS のメイン ディスプレイでビデオの再生が始まります。ビデオの再生に合わせて、Cisco TelePresence Touch 12 に経過表示バーが表示されます。ビデオは、早送り、巻き戻し、一時停止、および再開することができます(図 5-14 を参照)。
図 5-14 ビデオの再生
ステップ 4 ビデオの再生を停止するには、[Stop] ボタンをタップします。
ビデオの共有
ビデオを共有する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Recordings] > [My Videos] リストで、共有するビデオをタップして選択します。選択したビデオの Video Card が表示されます(図 5-15 を参照)。
図 5-15 Video Card:共有オプション
ステップ 2 [Options] ボタンをタップして、ビデオの詳細画面を表示します。
ステップ 3 次に、[Share] ボタンをタップします(図 5-16 を参照)。
図 5-16 ビデオの共有
Cisco TelePresence Recording Server Portal に事前に設定されているユーザのリストがある場合、それらは [Share Video] ウィンドウに表示されます(図 5-17 を参照)。
図 5-17 ビデオの共有:Favorites
ステップ 4 連絡先名の隣にあるボックスをタップしてチェックを入れて、[Save] ボタンをタップします。
ステップ 5 Cisco TelePresence Recording Server Video Portal 内のリストに存在しないユーザと共有する場合は、[New Email] ボタンをタップしてキーボードを表示します。
ステップ 6 新しい連絡先電子メールをタップします。入力すると同時に [email] フィールドが更新されます(図 5-18 を参照)。
ヒント contactname@yourcompany.com の形式で、完全な電子メール アドレスを入力する必要があります。
図 5-18 ビデオの共有:新規電子メールの入力
ステップ 7 新しい連絡先エントリを保存する前に、[Edit Privacy] ボタンをタップして、ビデオを視聴できるユーザを選択できます(図 5-19 を参照)。
図 5-19 情報の編集
ステップ 8 [Edit Privacy] ウィンドウで [Save] ボタンをタップしてプライバシー設定を保存し、[Share Video] ウィンドウで [Save] をタップして新しい連絡先電子メールを保存します。
[New Email] ボタンをタップして、電子メール アドレスを入力して、新しい連絡先の追加を続けることもできます。
ヒント 電子メール エントリがシステム内で確認されると、キーボードは自動的に閉じます。電子メールが確認されない場合、エラー メッセージが表示され、キーボードは開いたままになり、再度入力することができます。
Show and Share へのビデオの保存
Show and Share サーバに保存する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Recordings] > [My Videos] リストで、Show and Share に保存するビデオをタップして選択します。選択したビデオの Video Card が表示されます(図 5-15 を参照)。
図 5-20 Video Card:Options
ステップ 2 [Options] ボタンをタップして、ビデオの詳細画面を表示します(図 5-21 を参照)。
図 5-21 ビデオの共有
ステップ 3 [Save To] ボタンをタップして、[Save to Show and Share] ウィンドウを表示します(図 5-22 を参照)。
図 5-22 Show and Share への保存:情報の編集
ステップ 4 [Video Title] フィールドをタップしてビデオ タイトルを編集します。キーボードが表示され、入力すると同時にフィールドに入力されます。
選択可能なオプション ボタンを 1 つタップして [Video Status] 設定を選択し、[Save] ボタンをタップします。保存したビデオを検索できる場所を示す確認画面が表示されます(図 5-23 を参照)。
ヒント ビデオの保存には数分かかることがあります。
図 5-23 Show and Share への保存
ステップ 5 [Dismiss] ボタンをタップして、ダイアログを閉じます。
[My Videos] に保存されている録音の管理
ビデオの管理は次の方法で行います。
• 「[My Videos] のビデオの編集」
• 「[My Videos] からのビデオの削除」
[My Videos] のビデオの編集
[My Videos] のビデオを編集する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Recordings] > [My Videos] タブで、編集するビデオをタップして選択します。選択したビデオの Video Card が表示されます(図 5-24 を参照)。
図 5-24 Video Card:Options
ステップ 2 [Options] ボタンをタップして、ビデオの詳細画面を表示します(図 5-25 を参照)。
図 5-25 ビデオの編集
ステップ 3 [Edit] ボタンをタップして、[Edit Information] ウィンドウを表示します。ビデオ タイトルを変更するか、または表示の設定を選択します(図 5-26 を参照)。
図 5-26 ビデオ情報の編集
ステップ 4 [Save] をタップして設定を保存します。
[My Videos] からのビデオの削除
[My Videos] のビデオを削除する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Recordings] > [My Videos] タブで、削除するビデオをタップして選択します。選択したビデオの Video Card が表示されます(図 5-27 を参照)。
図 5-27 Video Card:Options
ステップ 2 [Options] ボタンをタップして、ビデオの詳細画面を表示します(図 5-27 を参照)。
図 5-28 ビデオの削除
ステップ 3 [Delete] ボタンをタップします。確認メッセージが表示され、ビデオ リストに戻ります。
[Shared With Me] 内のビデオの管理
[Shared With Me] のビデオを再生または削除する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Recordings] > [Shared With Me] タブで、再生または削除するビデオをタップして選択します。選択したビデオの Video Card が表示されます(図 5-29 を参照)。
図 5-29 [Shared With Me] リスト内の録音
ステップ 2 Video Card の [Play] ボタンをタップします(図 5-29 を参照)。
または、
ステップ 3 Video Card の [Remove] ボタンをタップします。
パブリック ビデオの管理
パブリック ビデオを再生する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Recordings] > [Public] タブで、再生するビデオをタップして選択します。選択したビデオの Video Card が表示されます。
ステップ 2 [Play] をタップしてビデオを再生します。
Cisco TelePresence Touch 12 での録音のヒント
表 5-1 に、Cisco TelePresence Touch 12 の録音機能を使用する場合のシステム上のヒントが記載されています。
表 5-1 録音のヒント
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着信コールはボイスメールに直接転送される。 |
会議の録音中、着信コールはボイスメールに直接転送されます。 |