Catalyst 3750-X および 3560-X スイッチ スタートアップ ガイド
StackWise ケーブルの接続(Catalyst 3750-X スイッチ)
StackPower ケーブルの接続(Catalyst 3750-X スイッチ)
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このマニュアルでは、Express Setup を使用して Catalyst スイッチを初めて設定する方法について説明します。また、スイッチ管理オプション、基本的なラックへの設置、スタック構成、ポートとモジュールの接続、トラブルシューティングについても説明します。
Catalyst 3750-X および 3560-X スイッチの設置および設定情報の詳細については、Cisco.com で提供されている Catalyst 3750-X および 3560-X のマニュアルを参照してください。システム要件、重要な注意事項、制限事項、未修正および修正済みのバグ、マニュアルの更新などについては、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照してください。
オンライン マニュアルの使用時には、スイッチで稼動している Cisco IOS ソフトウェアのバージョンと一致するドキュメントを参照してください。
このマニュアルに記載されている警告の各国語版は、Cisco.com で『Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 3750-X and 3560-X Switches』をご覧ください。
(オプション)Cisco RJ-45 コンソール ケーブル2 |
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(オプション)USB コンソール ケーブル2 |
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(オプション)StackWise ケーブル(0.5m、1m、3m)2 |
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(オプション)StackPower ケーブル(0.305m または 1.5m)2 |
1.Catalyst WS-C3750X-48 スイッチを示します。スイッチのモデルによっては外観が異なる場合があります。 |
(注) これらのものがあることを確認します。欠品または損傷品が見つかった場合は、製品の購入代理店まで問い合わせてください。
Express Setup を使用して、初期 IP 情報を入力する必要があります。これによって、スイッチをローカル ルータおよびインターネットに接続できるようになります。その IP アドレスでスイッチにアクセスし、その他の設定を実行できます。
(注) CLI ベースの初期セットアップ プログラムを使用するには、スイッチのハードウェア ガイドの付録 C「Configuring the Switch with the CLI-Based Setup Program」を参照してください。
• Windows Vista、XP、または 2000 を搭載した PC
• JavaScript が有効になっている Web ブラウザ(Internet Explorer 5.5、6.0、7.0、Firefox 1.5、2.0、3.0 またはそれ以降)
• ストレート型またはクロス型のカテゴリ 5 イーサネット ケーブル
(注) Express Setup の実行前に、ブラウザのポップアップ ブロッカやプロキシ設定、および PC で実行しているワイヤレス クライアントをディセーブルにします。
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Express Setup の実行中、スイッチは DHCP サーバとして動作します。PC に固定 IP アドレスが設定されている場合は、DHCP を使用する前に PC の設定を一時的に変更してください。 (注) 静的 IP アドレスを書き留めます。この IP アドレスは、ステップ 13 で必要になります。 |
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AC 電源のスイッチ:スイッチの電源モジュールとアース付きの AC 電源コンセントに、AC 電源コードを差し込みます。 DC 電源のスイッチ:Cisco.com で提供されているハードウェア インストレーション ガイドで、接続方法を参照してください。 |
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スイッチに電源を入れてから約 30 秒すると、Power-on Self-Test(POST; 電源投入時セルフテスト)が開始されます。POST の完了までには最大 5 分かかります。 POST の実行中は、システム LED がグリーンに点滅し、XPS、STATUS、DUPLEX、および SPEED LED はグリーンに点灯したままになります。 POST が完了すると、システム LED はグリーンになり、スイッチがスタック マスターとして動作している場合、MAST LED はグリーンになります。その他の LED は消灯します。 (注) POST が完了するまで待機してから、次の手順に進みます。システム LED がグリーンに点滅し、グリーンで点灯しなかったり、オレンジに変わったりした場合は、製品の購入代理店まで問い合せてください。スイッチの電源投入時セルフテスト(POST)に失敗しました。 |
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MODE ボタンの横にあるすべての LED がグリーンに点灯するまで、MODE ボタンを押し続けます (スイッチ モデルによっては、XPS LED が消灯したままになる場合があります)。 これにより、スイッチは Express Setup モードになります。 MODE ボタンを押すとボタンの横の LED が点滅する場合は、MODE ボタンを放します。LED の点滅は、スイッチがすでに設定されていて、Express Setup モードを開始できないことを意味します。詳細については、「デフォルト設定へのスイッチのリセット」を参照してください。 |
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• スイッチ前面パネルのいずれかの 10/100/1000 イーサネット ポート ケーブルのもう一端を PC のイーサネット ポートに接続します。 スイッチと PC またはラップトップ コンピュータのポート LED がグリーンで点灯または点滅するまで待機します。LED がグリーンの場合、接続に成功したことを意味しています。 約 30 秒経過してもポート LED がグリーンにならない場合は、次を確認してください。 • イーサネット ケーブルをダウンリンク スイッチ ポートのいずれか(コンソール ポートではなく)に接続していること。 |
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PC でブラウザ セッションを開始し、IP アドレス 10.0.0.1 を入力します。要求された場合は、デフォルト パスワード cisco を入力します。 (注) ユーザ名フィールドのテキストは無視されます。[Express Setup] ウィンドウが表示されない場合は、ブラウザのポップアップ ブロッカやプロキシ設定、および PC やラップトップ コンピュータでワイヤレス クライアントがディセーブルになっていることを確認します。 |
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[Network Settings] フィールドに次の情報を入力します。 (注) 情報はすべて英字で入力する必要があります。• [Management Interface (VLAN ID)] フィールドにデフォルト値の 1 を入力します。 (注) デフォルトの VLAN 値を使用することを推奨します。Express Setup 中は、VLAN 1 がスイッチで唯一の VLAN です。スイッチを管理する管理インターフェイスを変更する場合に限り、新しい VLAN ID を入力します。VLAN ID の範囲は 1 ~ 1001 です。• [IP Address] フィールドにスイッチの IP アドレスを入力します。 • [Subnet Mask] フィールドのドロップダウン矢印をクリックし、サブネット マスクを選択します。 • [Default Gateway] フィールドに、デフォルト ゲートウェイ(ルータ)の IP アドレスを入力します。 • [Switch Password] フィールドにパスワードを入力します。パスワードは、1 ~ 25 文字の英数字から成り、先頭文字を数字にすることもできます。ここでは大文字と小文字が識別されます。スペースを使用することもできますが、先頭と末尾には適用できません。[Confirm Switch Password] フィールドに、もう一度パスワードを入力します。 を変更する必要があります。(オプション) [Ethernet Management Port Settings] フィールドに次の情報を入力します。 • イーサネット管理ポートの IP アドレスを [IP Address] フィールドに入力します。[IP Subnet Mask] フィールドでは、下向きの矢印をクリックして [IP Subnet Mask] を選択します。 |
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(オプション)[Optional Settings] の情報は、この時点で入力することも、デバイス マネージャ インターフェイスを使用してあとから入力することもできます。 [Optional Settings] フィールドで、その他の管理設定を入力できます。たとえば、オプションの管理設定によって、スイッチを特定および同期し、管理を拡張します。NTP によって、スイッチの時計はネットワーク時計と自動的に同期されます。スイッチに別の時間を設定する場合は、システム クロックを手動で設定できます。 |
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(オプション)Express Setup の [Advanced Settings] タブを選択し、ここで詳細設定を入力するか、デバイス マネージャ インターフェイスを使用して後から入力できます。 • Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使ってスイッチを管理するために Telnet を使用する場合は、[Telnet Access] フィールドで [Enable] をクリックします。Telnet アクセスをイネーブルにしたら、Telnet パスワードを入力する必要があります。 • [Telnet Password] フィールドにパスワードを入力します。Telnet パスワードは、1 ~ 25 文字の英数字から成り、大文字と小文字が識別されます。スペースを使用することもできますが、先頭と末尾には適用できません。[Confirm Telnet Password] フィールドに Telnet パスワードを再入力します。 • [SNMP] フィールドで [Enable] をクリックすると、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)がイネーブルになります。SNMP をイネーブルにするのは、CiscoWorks 2000 またはその他の SNMP ベースのネットワーク管理システムを使用してスイッチを管理する場合に限ります。 • SNMP をイネーブルにする場合は、[SNMP Read Community] フィールドまたは [SNMP Write Community] フィールド、あるいはその両方にコミュニティ ストリングを入力する必要があります。SNMP コミュニティ ストリングにより、Management Information Base(MIB; 管理情報ベース)オブジェクトへのアクセスが認証されます。SNMP コミュニティ ストリングでは、スペースを使用できません。SNMP 読み取りコミュニティを設定すると、SNMP 情報にアクセスできるようになりますが、変更はできません。SNMP 書き込みコミュニティを設定すると、SNMP 情報にアクセスして変更できるようになります。 • [System Contact] フィールドおよび [System Location] フィールドに、連絡先の名前、およびスイッチを設置するワイヤリング クローゼット、フロア、建物を入力します。 • (オプション)[Enable IPv6] フィールドで [Enable] をクリックして、スイッチで IPv6 をイネーブルにします。 (注) Express Setup の完了時に IPv6 をイネーブルにすると、スイッチが再起動されます。 |
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変更内容を保存し、初期設定を完了するには [Submit] をクリックします。 • スイッチが設定されて Express Setup モードが終了します。 • ブラウザに警告メッセージが表示されて、スイッチの以前の IP アドレスによる接続が試行されます。設定されているスイッチの IP アドレスが、PC の IP アドレスとは異なるサブネット内にある場合は、通常、PC とスイッチ間の接続は失われます。 [Express Setup] のフィールドの詳細については、[Express Setup] ウィンドウのオンライン ヘルプを参照してください。 |
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スイッチを PC から切り離して、スイッチをネットワークに設置します。「スイッチの設置」を参照してください。 |
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ステップ 2 で PC の静的 IP アドレスを変更した場合は、静的 IP アドレスを以前の設定に戻してください。 |
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スイッチの設定と管理については、「スイッチの管理」を参照してください。 1. PC またはラップトップ コンピュータで Web ブラウザを起動します。 2. ブラウザでスイッチの IP アドレス、ユーザ名、およびステップ 8 で割り当てたパスワードを入力し、 Enter キーを押します。デバイス マネージャのページが表示されます。 • ネットワークに接続されているスイッチ ポートのポート LED がグリーンになっていることを確認します。 • ネットワーク内の既知の Web サーバに接続し、使用している PC やラップトップ コンピュータにネットワーク接続が設定されていることを確認します。ネットワーク接続が設定されていない場合は、PC やラップトップ コンピュータでネットワーク設定のトラブルシューティングを実行してください。 • ブラウザで入力したスイッチの IP アドレスが正しいことを確認します。 • ブラウザに入力したスイッチの IP アドレスが正しく、スイッチ インターフェイスの LED がグリーンになっており、PC やラップトップ コンピュータにネットワーク接続が設定されている場合は、PC やラップトップ コンピュータをスイッチに再接続し、トラブルシューティングを続行します。スイッチの IP アドレスと同じサブネット内の PC やラップトップ コンピュータで、静的 IP アドレスを設定します。 • PC やラップトップ コンピュータに接続されているスイッチ ポートの LED がグリーンの場合は、ブラウザでスイッチの IP アドレスを再入力し、デバイス マネージャを表示します。デバイス マネージャが表示された後、設定を続行できます。 |
Express Setup が完了してスイッチをネットワークに設置したら、次のいずれかの方法を使用して設定を実行できます。
スイッチを最も簡単に管理するには、スイッチ メモリのデバイス マネージャを使用します。これは、設定とモニタを迅速に行うことができる Web インターフェイスです。Web ブラウザからアクセスできます。
1. PC またはラップトップ コンピュータで Web ブラウザを起動します。
2. スイッチの IP アドレスを Web ブラウザに入力し、 Enter キーを押します。デバイス マネージャのページが表示されます。
3. デバイス マネージャを使用して、スイッチの基本的な設定とモニタリングを実行します。詳細については、デバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。
Cisco Network Assistant は、Cisco.com からダウンロードして PC 上で実行するソフトウェア プログラムです。スイッチ、スイッチ クラスタ、スイッチ スタック、ルータ、アクセス ポイントなど、複数のデバイスの設定とモニタリングを行う詳細オプションが提供されます。Network Assistant は無料であり、ダウンロード、インストール、使用にいっさい料金は発生しません。
1. Web アドレス http://www.cisco.com/go/NetworkAssistant にアクセスします。
(注) これには Cisco.com への登録が必要です(これ以外に必要なアクセス権限はありません)。
2. Network Assistant のインストーラを指定します。
3. Network Assistant のインストーラをダウンロードし、実行します (Web から直接実行するオプションがブラウザにある場合は、これを選択できます)。
4. 指示に従ってインストーラを実行します。最終画面で [Finish] をクリックします。
詳細については、Network Assistant のオンライン ヘルプおよび『Getting Started Guide』を参照してください。
Cisco IOS コマンドおよびパラメータは CLI によって入力できます。そのためには、次のいずれかの方法を使用します。
• 管理ポート
(注) イーサネット コンソール ポートと USB コンソール ポートは、同時に使用できません。
(注) 初めて Microsoft Windows ベースの PC をスイッチの USB コンソール ポートに接続するときに、USB デバイス ドライバをインストールする必要があります。詳細については、スイッチのハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。
1. USB ケーブルを PC の USB ポートに接続します。ケーブルのもう一端をスイッチの前面パネルのミニ B(5 ピン コネクタ)USB ポートに接続します。
2. PC で端末エミュレーション プログラムを起動します。
3. PC の端末エミュレーション ソフトウェアを、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、フロー制御なしに設定します。
4. CLI を使用してスイッチを設定します。ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。
1. カテゴリ 5 イーサネット ケーブルを PC のイーサネット ポートに接続します。ケーブルのもう一端をスイッチの背面パネルのイーサネット コンソール ポートに接続します。
2. PC で端末エミュレーション プログラムを起動します。
3. PC の端末エミュレーション ソフトウェアを、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、フロー制御なしに設定します。
4. CLI を使用してスイッチを設定します。ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。
1. カテゴリ 5 イーサネット ケーブルを PC のイーサネット ポートに接続します。ケーブルのもう一端をスイッチの背面パネルの管理ポートに接続します。
3. Express Setup を使用して割り当てたスイッチの IP アドレスを入力します。
4. CLI を使用してスイッチを設定します。ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。
CiscoWorks Small Network Management Solution(SNMS)や HP OpenView などの SNMP 管理アプリケーションを使用してスイッチを設定および管理できます。HP OpenView や SunNet Manager などのプラットフォームが稼動している SNMP 対応のワークステーションからスイッチを管理することもできます。
Cisco IE2100 Series Configuration Registrar は、スイッチのソフトウェアに組み込まれた Cisco Networking Services(CNS)エージェントと連携するネットワーク管理デバイスです。Registrar を使用して、初期設定および設定更新を自動化できます。
サポート ドキュメンテーションについては、「ヘルプへのオンライン アクセス」を参照してください。
ここでは、基本的な 19 インチ ラックへの設置について説明します。Catalyst 3750X-48P スイッチを図に示します。その他の Catalyst 3750-X および 3560-X スイッチも、図のように設置して接続できます。Cisco.com で提供されているハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。
スイッチを設置する前に、次の注意事項が守られていることを確認してください。
• 前面パネルの周囲に、LED を読み取れるスペースがあること。
• AC 電源コンセントから背面パネルのコネクタまで、AC 電源コードが届くこと。
• 1100-W 電源モジュールを設置する前に、スイッチがラックに設置されていること。
• ケーブルがラジオ、電線、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。ケーブルは、損傷を与える可能性のある装置から必ず十分に離してください。必要に応じて、装置間に 1 RU 分の空間を確保し、ケーブル配線が容易になるようにします。
• スイッチの周囲および通気口を通過するエアーフローが妨げられないこと。
• 装置周辺の温度が 113 °F(45 °C)を超えないこと。密閉式ラックまたはマルチラック アセンブリにスイッチを設置すると、温度が通常の室温よりも高くなることがあります。
• 設置場所の標高が 10,000 フィート(3,049 m)未満であること。
• 10/100/1000 固定ポートの場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長は 328 フィート(100 m)以内であること。
• ファンやブロワーなどの冷却機構は、埃やその他の粒子が吸い込まれ、シャーシ内に汚れが蓄積し、システムの故障の原因となることがあります。できるだけ埃や導電性の異物(工事作業などによる金属薄片など)のない環境に設置してください。
警告の各国語版は、Cisco.com で提供されている『Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 3750-X and 3560-X Switch』に記載されています。
警告 過熱防止のため、室温が 113°F(45℃)を超える環境ではスイッチを使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。
ステートメント 17B
警告 電源モジュールやファン モジュールの取り付けまたは取り外し中は、空いているスロットやシャーシに手を入れないでください。回路の露出部分に触れると、感電のおそれがあります。ステートメント 206
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
ステートメント 1030
(注) この製品の接地アーキテクチャは、DC 絶縁(DC-I)です。
3 本(フロントマウントの場合)または 4 本(ミッドマウントまたはリアマウントの場合)の No.8 フラットヘッド ネジを使用して、ブラケットの長い面をスイッチの次のマウント位置のいずれかに取り付けます。
4 本の No. 12 小ネジを使用して、ブラケットをラックに取り付けます。黒の小ネジを使用して、左右いずれかのブラケットにケーブル ガイドを取り付けます。
警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全確保のため、次の注意事項を守ってください。
設置する装置が 1 台だけの場合は、一番下のラックに取り付けてください。
複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置し、重量順にその他の装置を下から取り付けていきます。
ラックにスタビライザが付いている場合は、装置を設置する前にまずスタビライザを取り付けてください。ステートメント 1006
スイッチの相互接続には必ずシスコ認定の StackWise ケーブルを使用してください。
ケーブルをスイッチの背面パネルの StackWise ポートに接続します。StackWise ケーブルの窓を使用して、コネクタを正しい位置に合わせます。ラチェット式トルク ドライバを使用し、止めネジを 5-inch pound のトルクで締めます。ケーブルのもう一端を他のスイッチのポートに接続し、止めネジを 5-inch pound のトルクで締めます。締めすぎないように注意してください。
スイッチの相互接続には必ずシスコ認定の StackPower ケーブルを使用してください。
(注) Catalyst 3750-X S-PWR ポートには、StackPower ケーブルの黄色側と緑側のどちらも接続できます。
コネクタを正しい位置に合わせて、StackPower ケーブルをスイッチの背面パネルの S-PWR ポートに接続し、ネジを指で締め付けます。ケーブルのもう一端を他のスイッチのポートに接続し、ネジを指で締め付けます。締めすぎないように注意してください。
スイッチには、ホットスワップ可能なネットワーク拡張モジュールを搭載できます。このモジュールは、SFP(1 ギガビット)および SFP+(10 ギガビット)アップリンク ポートを提供します。
(注) ネットワーク モジュールを取り付けるには、No. 2 プラス ドライバが必要です。
サーバ、ワークステーション、IP Phone、ワイヤレス アクセス ポイント、ルータに接続する場合は、ストレート ケーブル、4 ツイストペア ケーブル、カテゴリ 5 ケーブルを 10/100/1000 ポートに接続します。また、別のスイッチ、ハブ、リピータに接続する場合は、カテゴリ 5 の 4 ツイストペア クロス ケーブルを使用します。別のデバイスの RJ-45 ポートにケーブルのもう一端を接続します。
搭載されている電源モジュールによっては、10/100/1000 ポートで Power over Ethernet(PoE)および PoE+ がサポートされます。
PoE インライン パワーは、IEEE 802.3af 準拠のデバイス、および先行標準 Cisco IP Phone および Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートします。各ポートは最大 15.4 W の電力を供給できます。
PoE+ インライン パワーは、IEEE 802.3at 準拠のデバイスをサポートし、すべてのスイッチ ポートに最大 30 W を供給します。
Cisco.com で提供されているハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。
(注) Automatic Medium-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX)機能はデフォルトでイネーブルになっています。スイッチは銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプを検知し、インターフェイスを設定します。接続先の装置のタイプにかかわらず、スイッチの銅線 10/100/1000 モジュール ポートには、クロス ケーブルまたはストレート ケーブルのどちらでも使用できます。
Express Setup を実行できない場合、または Express Setup のページがブラウザに表示されない場合は、次の指示に従ってください。
1. MODE ボタンを押し続けます。約 3 秒後にスイッチの LED が点滅し始めます。
2. そのまま MODE ボタンを押し続けます。7 秒経過すると LED の点滅が停止し、スイッチが再起動されます。
これで、このスイッチは未設定のスイッチと同様に動作します。「Express Setup の実行」で説明したように、Express Setup を使用してスイッチの IP 情報を入力できます。
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
『 What's New in Cisco Product Documentation 』は RSS フィードとして購読できます。また、リーダー アプリケーションを使用してコンテンツがデスクトップに直接配信されるように設定することもできます。RSS フィードは無料のサービスです。シスコは現在、RSS バージョン 2.0 をサポートしています。
• 『Catalyst 3750-X and 3560-X Switch Getting Started Guide』
• 『Catalyst 3750-X and 3560-X Switch Hardware Installation Guide』
• 『Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 3750-X and 3560-X Switch』
• 『Installation Notes for the Catalyst 3750-X and Catalyst 3560-X Switch Power Supply Modules』
• 『Installation Notes for the Catalyst 3750-X and 3560-X Switch Fan Module』
• 『Installation Notes for the Catalyst 3750-X and 3560-X Switch Network Modules』
• 『Release Notes for the Catalyst 3750-X and 3560-X Switch』
• 『Catalyst 3750-X and 3560-X Switch Software Configuration Guide』
• 『Catalyst 3750-X and 3560-X Switch Command Reference』
• 『Catalyst 3750-X, 3750-E, 3560-X, and 3560-E Switch System Message Guide』
• 『Cisco IOS Software Installation Document』
• シスコの SFP および SFP+ モジュールの詳細については、次の Cisco.com サイトを参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/prod_installation_guides_list.html
SFP 互換性マトリックスの資料は、次の Cisco.com のサイトから入手できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/products_device_support_tables_list.html