Cisco Location Appliance コンフィギュレーション ガイド Version 2.1
メンテナンス オペレーションの実行
メンテナンス オペレーションの実行
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 439KB) | フィードバック

目次

メンテナンス オペレーションの実行

忘失パスワードの回復

ロケーション サーバのデータのバックアップと復元

ロケーション サーバの履歴データのバックアップ

ロケーション サーバの履歴データの復元

ロケーション サーバの自動バックアップの有効化

ロケーション サーバへのソフトウェアのダウンロード

ロケーション サーバ データベースのデフラグ

ロケーション サーバ メモリでの Java GC の実行

ロケーション サーバ ハードウェアの再起動

ロケーション サーバ 設定のクリア

アセット情報のインポートとエクスポート

アセット情報のインポート

アセット情報のエクスポート

メンテナンス オペレーションの実行

この章では、ロケーション サーバのデータをバックアップおよび復元する方法と、ロケーション サーバ ソフトウェアを更新する方法を説明します。 また、他のメンテナンス オペレーションについても説明します。 この章の内容は、次のとおりです。

「忘失パスワードの回復」

「ロケーション サーバのデータのバックアップと復元」

「ロケーション サーバへのソフトウェアのダウンロード」

「ロケーション サーバ データベースのデフラグ」

「ロケーション サーバ メモリでの Java GC の実行」

「ロケーション サーバ ハードウェアの再起動」

「ロケーション サーバ 設定のクリア」

「アセット情報のインポートとエクスポート」

忘失パスワードの回復

Location Appliance のルート パスワードを忘失した場合にパスワードを回復する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 GRUB 画面が表示されたらすぐに、 Esc を押してブート メニューを開きます。

ステップ 2 編集を行うための e を押します。

ステップ 3 "kernel" から始まる行に移動して、 e を押します。

行末でスペースを 1 つ入力し、続いて数字の 1 を入力します。 Enter を押して、この変更内容を保存します。

ステップ 4 ブートを開始するための b を押します。

起動シーケンスが始まります。起動シーケンスが終わると、シェル プロンプトが表示されます。

ステップ 5 passwd コマンドを呼び出して、ルート パスワードを変更できます。

ステップ 6 新しいパスワードを入力して、これを確認します。

ステップ 7 マシンを再起動します。


 

ロケーション サーバのデータのバックアップと復元

ロケーション サーバのデータをバックアップおよび復元する方法について説明します。 自動バックアップを有効にする方法についても説明します。

ロケーション サーバの履歴データのバックアップ

Cisco WCS には、ロケーション サーバのデータをバックアップする機能があります。

ロケーション サーバのデータをバックアップする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 バックアップするサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Maintenance (左側)をクリックします。

ステップ 4 Backup をクリックします。

ステップ 5 バックアップの名前を入力します。

ステップ 6 バックアップがタイムアウトになるまでの時間を秒単位で入力します。


) ロケーション サーバ バージョン 2.1 以降では、タイムアウトの値を入力する必要はありません。



) ロケーション サーバ バージョン 2.0 以降では、タイムアウトはフル オペレーションにかかる時間の長さを表します。 デフォルト値は 1800 秒です。 ロケーション サーバ バージョン 2.0 以前では、タイムアウト パラメータは接続タイムアウト値のみを表し、小さい値を入力する必要があります(デフォルトでは 120 秒)。


ステップ 7 Submit をクリックして、Cisco WCS を実行しているサーバのハード ドライブに履歴データをバックアップします。

バックアップの進行中には、バックアップ状態が画面に表示されます。 バックアップの進行中には、次の 3 項目が表示されます。(1)Last Status フィールドにバックアップの状況を示すメッセージが表示されます。(2)Progress フィールドにバックアップの完了割合が % で表示されます。(3)Started at フィールドにバックアップ開始日時が表示されます。


) このバックアップ処理は、別の WCS ウィンドウで他のロケーション サーバの動作を操作している最中でも、バックグラウンドで実行できます。



) バックアップは、Cisco WCS のインストール中に指定した FTP ディレクトリに保存されます。



 

ロケーション サーバの履歴データの復元

Cisco WCS を使用して、バックアップした履歴データを復元できます。

ロケーション サーバのデータを復元する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 復元するサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Maintenance (左側)をクリックします。

ステップ 4 Restore をクリックします。

ステップ 5 ドロップダウン メニューから復元するファイルを選択します。

ステップ 6 復元がタイムアウトになるまでの時間を秒単位で入力します。


) ロケーション サーバ バージョン 2.1 以降では、タイムアウトの値を入力する必要はありません。



) ロケーション サーバ バージョン 2.0 以降では、タイムアウトはフル オペレーションにかかる時間の長さを表します(デフォルトのユーザ インターフェイスでは 1800 秒を推奨)。 古いロケーション サーバの場合、タイムアウトは接続タイムアウトを表し、小さい値を使用する必要があります(デフォルトでは 120 秒)。


ステップ 7 Submit をクリックして、復元プロセスを開始します。

ステップ 8 OK をクリックし、Cisco WCS サーバ ハード ドライブからロケーション サーバのデータを復元することを確認します。

復元が完了すると、それを示すメッセージが表示されます。


) この復元処理は、別の WCS ウィンドウで他のロケーション サーバの動作を操作している最中でも、バックグラウンドで実行できます。



 

ロケーション サーバの自動バックアップの有効化

Cisco WCS を設定し、定期的にロケーション サーバのデータの自動バックアップを実行できます。

ロケーション サーバのデータの自動バックアップを有効にする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Administration > Scheduled Tasks を選択します。

ステップ 2 Location Server Backup をクリックします。

ステップ 3 Enabled チェックボックスをオンにすることによって、自動バックアップを有効にします。

ステップ 4 "Max backups to keep" フィールドに、Cisco WCS を実行しているシステムに保持するバックアップの最大数を入力します。

ステップ 5 Interval フィールドに、自動バックアップを実行する間隔を日数で入力します。

デフォルトでは、ロケーション サーバは、自動バックアップを 7 日ごとに実行します。

ステップ 6 Time of Day フィールドに、バックアップを実行する時刻を入力します。

ステップ 7 Submit をクリックします。

Cisco WCS は、そのデータベースに登録されているすべてのロケーション サーバに、指定された間隔でバックアップを実行するように指示します。 バックアップは Cisco WCS のインストール中に指定した FTP ディレクトリに保存されます。


 

ロケーション サーバへのソフトウェアのダウンロード

ロケーション サーバにソフトウェアをダウンロードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アプリケーション コードのダウンロードに使用する Cisco WCS サーバまたは外部の FTP サーバから、ロケーション サーバに ping できることを確認します。

ステップ 2 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 3 ソフトウェアのダウンロード先のサーバの名前をクリックします。

ステップ 4 Maintenance (左側)をクリックします。

ステップ 5 Download Software をクリックします。

ステップ 6 ソフトウェアをダウンロードするには、次のいずれかを実行します。

WCS ディレクトリにリストされたソフトウェアをダウンロードするには、 Select from uploaded images to transfer into the Location Server を選択します。 次にドロップダウン メニューからバイナリ イメージを選択します。

ドロップダウン メニューにリストされたバイナリ イメージが、Cisco WCS のインストール中に指定した FTP サーバ ディレクトリにダウンロードされます。


) バージョン 2.0 以前がインストールされたロケーション サーバをアップグレードする場合は、イメージをインストールする前に、ファイル(gzip -d imageFilename)をダウンロードし、圧縮解除しておく必要があります。 ファイルを圧縮解除したら、その結果の .bin インストーラ ファイルを実行します。



) バージョン 2.0 以降のロケーション サーバ イメージがすでにインストールされている場合は、WCS からのダウンロード中に、ソフトウェア イメージが自動的に圧縮解除を行います。


ローカルまたはネットワーク全体で使用可能なダウンロード済みソフトウェアを使用するには、 Browse a new software image to transfer into the Location Server を選択し、 Browse をクリックします。 ファイルを見つけ、 Open をクリックします。

ステップ 7 ソフトウェアのダウンロードがタイムアウトになるまでの時間を秒単位(1 ~ 999)で入力します。

ステップ 8 Download をクリックして、ソフトウェアをロケーション サーバの /opt/locserver/installers ディレクトリに送信します。


 


) イメージがロケーション サーバに転送されたら、画面上の説明に従います。 ロケーションサーバの CLI にログインし、サーバを停止し、/opt/locserver/installers ディレクトリからインストーラ イメージを実行します。


ロケーション サーバ データベースのデフラグ

時間の経過とともに、ロケーション サーバのデータベースはフラグメント化し、サーバのパフォーマンスが低下する場合があります。 この問題に対処するには、Cisco WCS を使用してデータベースをデフラグします。

ロケーション サーバ データベースをデフラグする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 データベースをデフラグするロケーション サーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Administration (左側)をクリックし、管理設定オプションを表示します。

ステップ 4 Advanced Parameters をクリックします。

ステップ 5 Defragment Database をクリックします。

ステップ 6 OK をクリックし、ロケーション サーバのデータベースをデフラグすることを確認します。


 

ロケーション サーバ メモリでの Java GC の実行

Cisco WCS では、Java General Cleanup(Java GC)プログラムを実行し、ロケーション サーバ上のメモリを解放できます。

ロケーション サーバ上で Java GC を実行する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 データベースをデフラグするロケーション サーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Administration (左側)をクリックし、管理設定オプションを表示します。

ステップ 4 Advanced Parameters をクリックします。

ステップ 5 Memory Information セクションで、 Run Java GC をクリックします。


 

ロケーション サーバ ハードウェアの再起動

Location Appliance を再起動する必要がある場合、Cisco WCS を使用して、ロケーション サーバを実行しているハードウェアを再起動します。

ロケーション サーバ搭載ハードウェアを再起動する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 再起動するロケーション サーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Administration (左側)をクリックし、管理設定オプションを表示します。

ステップ 4 Advanced Parameters をクリックします。

ステップ 5 Advanced Commands セクション(右下)で、 Reboot Hardware をクリックします。

ステップ 6 OK をクリックし、ロケーション サーバ ハードウェアを再起動することを確認します。

起動プロセスには、数分かかります。


 

ロケーション サーバ 設定のクリア

Cisco WCS を使用してロケーション サーバの設定をクリアし、工場出荷時のデフォルトを復元する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 設定するサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Administration (左側)をクリックし、管理設定オプションを表示します。

ステップ 4 Advanced Parameters をクリックします。

ステップ 5 Advanced Commands セクションで、 Clear Configuration をクリックします。


) このコマンドを使用すると、サーバのデータベースもクリアされます。


ステップ 6 OK をクリックして、ロケーション サーバ設定をクリアします。


 

アセット情報のインポートとエクスポート

この項では、手動による入力ができるだけ少なくなるよう、フラットなテキスト ファイルに保存したアセット情報をインポートおよびエクスポートする方法について説明します。

アセット情報のインポート

Cisco WCS を使用してロケーション サーバのアセット情報をインポートする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

All Location Servers summary ページが表示されます。

ステップ 2 アセット情報をインポートするサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Administration (左側)をクリックし、管理設定オプションを表示します。

ステップ 4 Import Asset Information をクリックします。

ステップ 5 テキスト ファイル名を入力するか、またはファイル名を参照します。

インポートしたファイルには、次の形式で情報が保存されます。

a. tag format: #tag, 00:00:00:00:00:00, categoryname, groupname, assetname

b. station format: #station, 00:00:00:00:00:00, categoryname, groupname, assetname

ステップ 6 Import をクリックします。


 

アセット情報のエクスポート

Cisco WCS を使用してロケーション サーバからファイルにアセット情報をエクスポートする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

All Location Servers summary ページが表示されます。

ステップ 2 アセット情報をエクスポートするサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Administration (左側)をクリックし、管理設定オプションを表示します。

ステップ 4 Export Asset Information をクリックします。

ステップ 5 Export をクリックします。

アセット ファイルを Open (画面に開く)か、 Save(外部パソコンまたは外部サーバに保存する) か、またはその要求を Cancel (キャンセルする)かのいずれかを選択するようメッセージが表示されます。


) Save を選択すると、アセット ファイルの保存先とファイル名を選択するようメッセージが表示されます。 デフォルトでは、ファイル名は "assets.out" になります。 ダウンロードが完了したら、ダイアログボックスから Close をクリックします。