Cisco Location Appliance コンフィギュレーション ガイド Release 3.1
メンテナンス オペレーションの実行
メンテナンス オペレーションの実行
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

メンテナンス オペレーションの実行

忘失パスワードの回復

ロケーション サーバのデータのバックアップと復元

の履歴データのバックアップ

の履歴データの復元

ロケーション サーバの自動バックアップの有効化

ロケーション サーバへのソフトウェアのダウンロード

NTP サーバの設定

データベースのデフラグ

ハードウェアの再起動

ハードウェアのシャットダウン

設定のクリア

アセット情報のインポートとエクスポート

アセット情報のインポート

アセット情報のエクスポート

メンテナンス オペレーションの実行

この章では、ロケーション サーバのデータをバックアップおよび復元する方法と、ロケーション サーバ ソフトウェアを更新する方法を説明します。また、他のメンテナンス オペレーションについても説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

「忘失パスワードの回復」

「ロケーション サーバのデータのバックアップと復元」

「ロケーション サーバへのソフトウェアのダウンロード」

「NTP サーバの設定」

「ロケーション サーバ データベースのデフラグ」

「ロケーション サーバ ハードウェアの再起動」

「ロケーション サーバ ハードウェアのシャットダウン」

「ロケーション サーバ設定のクリア」

「アセット情報のインポートとエクスポート」

忘失パスワードの回復

Location Appliance のルート パスワードを忘失した場合にパスワードを回復する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 GRUB 画面が表示されたらすぐに、 Esc を押してブート メニューを開きます。

ステップ 2 編集を行うための e を押します。

ステップ 3 "kernel" から始まる行に移動して、 e を押します。

行末でスペースを 1 つ入力し、続いて数字の 1 を入力します。 Enter を押して、この変更内容を保存します。

ステップ 4 ブートを開始するための b を押します。

起動シーケンスが始まります。起動シーケンスが終わると、シェル プロンプトが表示されます。

ステップ 5 passwd コマンドを呼び出して、ルート パスワードを変更できます。

ステップ 6 新しいパスワードを入力して、これを確認します。

ステップ 7 マシンを再起動します。


 

ロケーション サーバのデータのバックアップと復元

ロケーション サーバのデータをバックアップおよび復元する方法について説明します。自動バックアップを有効にする方法についても説明します。

ロケーション サーバの履歴データのバックアップ

Cisco WCS には、ロケーション サーバのデータをバックアップする機能があります。

ロケーション サーバのデータをバックアップする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 バックアップするサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Maintenance (左側)をクリックします。

ステップ 4 Backup をクリックします。

ステップ 5 バックアップの名前を入力します。

ステップ 6 バックアップがタイムアウトになるまでの時間を秒単位で入力します。


) ロケーション サーバ バージョン 2.1 以降では、タイムアウトの値を入力する必要はありません。



) ロケーション サーバ バージョン 2.0 以降では、タイムアウトはフル オペレーションにかかる時間の長さを表します。デフォルト値は 1800 秒です。ロケーション サーバ バージョン 2.0 以前では、タイムアウト パラメータは接続タイムアウト値のみを表し、小さい値を入力する必要があります(デフォルトでは 120 秒)。


ステップ 7 Submit をクリックして、Cisco WCS を実行しているサーバのハード ドライブに履歴データをバックアップします。

バックアップの進行中には、バックアップ状態が画面に表示されます。バックアップの進行中には、次の 3 項目が表示されます。(1)Last Status フィールドにバックアップの状況を示すメッセージが表示されます。(2)Progress フィールドにバックアップの完了割合が % で表示されます。(3)Started at フィールドにバックアップ開始日時が表示されます。


) このバックアップ処理は、別の WCS ウィンドウで他のロケーション サーバの動作を操作している最中でも、バックグラウンドで実行できます。



) バックアップは、Cisco WCS のインストール中に指定した FTP ディレクトリに保存されます。



 

ロケーション サーバの履歴データの復元

Cisco WCS を使用して、バックアップした履歴データを復元できます。

ロケーション サーバのデータを復元する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 復元するサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Maintenance (左側)をクリックします。

ステップ 4 Restore をクリックします。

ステップ 5 ドロップダウン メニューから復元するファイルを選択します。

ステップ 6 復元がタイムアウトになるまでの時間を秒単位で入力します。


) ロケーション サーバ バージョン 2.1 以降では、タイムアウトの値を入力する必要はありません。



) ロケーション サーバ バージョン 2.0 以降では、タイムアウトはフル オペレーションにかかる時間の長さを表します(デフォルト ユーザ インターフェイスでは 1800 秒を推奨)。古いロケーション サーバの場合、タイムアウトは接続タイムアウトを表し、小さい値を使用する必要があります(デフォルトでは 120 秒)。


ステップ 7 Submit をクリックして、復元プロセスを開始します。

ステップ 8 OK をクリックし、Cisco WCS サーバ ハード ドライブからロケーション サーバのデータを復元することを確認します。

復元が完了すると、それを示すメッセージが表示されます。


) この復元処理は、別の WCS ウィンドウで他のロケーション サーバの動作を操作している最中でも、バックグラウンドで実行できます。



 

ロケーション サーバの自動バックアップの有効化

Cisco WCS を設定し、定期的にロケーション サーバのデータの自動バックアップを実行できます。

ロケーション サーバのデータの自動バックアップを有効にする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Administration > Background Task を選択します。

ステップ 2 Location Server Backup チェックボックスをオンにします。

ステップ 3 Select a command ドロップダウン メニューから Enable Task を選択します。Go をクリックします。

バックアップは Cisco WCS のインストール中に指定した FTP ディレクトリに保存されます。


 

ロケーション サーバへのソフトウェアのダウンロード

ソフトウェアをロケーション サーバにダウンロードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アプリケーション コードのダウンロードに使用する Cisco WCS サーバまたは外部の FTP サーバから、ロケーション サーバに ping できることを確認します。

ステップ 2 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 3 ソフトウェアのダウンロード先のサーバの名前をクリックします。

ステップ 4 Maintenance (左側)をクリックします。

ステップ 5 Download Software をクリックします。

ステップ 6 ソフトウェアをダウンロードするには、次のいずれかを実行します。

WCS ディレクトリにリストされたソフトウェアをダウンロードするには、 Select from uploaded images to transfer into the Location Server を選択します。次にドロップダウン メニューからバイナリ イメージを選択します。

ドロップダウン メニューにリストされたバイナリ イメージが、Cisco WCS のインストール中に指定した FTP サーバ ディレクトリにダウンロードされます。


) バージョン 2.0 以前がインストールされたロケーション サーバをアップグレードする場合は、イメージをインストールする前に、ファイル(gzip -d imageFilename)をダウンロードし、圧縮解除しておく必要があります。ファイルを圧縮解除したら、その結果の .bin インストーラ ファイルを実行します。



) バージョン 2.0 以降のロケーション サーバ イメージがすでにインストールされている場合は、WCS からのダウンロード中に、ソフトウェア イメージが自動的に圧縮解除を行います。


ローカルまたはネットワーク全体で使用可能なダウンロード済みソフトウェアを使用するには、 Browse a new software image to transfer into the Location Server を選択し、 Browse をクリックします。ファイルを見つけ、 Open をクリックします。

ステップ 7 ソフトウェアのダウンロードがタイムアウトになるまでの時間を秒単位(1 ~ 1800)で入力します。

ステップ 8 Download をクリックして、ソフトウェアをロケーション サーバの /opt/locserver/installers ディレクトリに送信します。


) イメージがロケーション サーバに転送されたら、画面上の説明に従います。ロケーションサーバの CLI にログインし、サーバを停止し、/opt/locserver/installers ディレクトリからインストーラ イメージを実行します。



 

NTP サーバの設定

NTP サーバを設定して、2700 および 2710 Location Appliances の日時をセットアップできます。


) プロンプトが自動的に表示され、NTP を有効にして NTP サーバの IP アドレスを自動インストール スクリプトの一部として入力するように指示されます。自動インストール スクリプトの詳細は、次のリンクで『Cisco 2700 Series Wireless Location Appliance Installation and Configuration Guide』を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/products/ps6386/prod_installation_guides_list.html


/etc/ntp.conf ファイルは主要な設定ファイルで、使用する NTP サーバの IP アドレス または DNS 名をこのファイルに格納します(次の例参照)。

server ntp.mydomain.com # my corporate NTP
server 192.168.2.5 # my second NTP
 

NTP を設定して起動を開始するには、次のように入力してください。

[root@loc-server1]# chkconfig ntpd on
 

起動後に NTP を開始、停止、再起動するには、次の例に従ってください。

[root@loc-server1]# service ntpd start
[root@loc-server1]# service ntpd stop
[root@loc-server1]# service ntpd restart
 

NTP の設定および起動後、適切に稼動していることを確認してください。NTP プロセスが稼動しているかどうかをテストするには、次のコマンドを使用します。

[root@loc-server1]# pgrep ntpd
 

簡単な旧プロセス ID 番号による応答があるはずです。

初めて NTP デーモンを起動する前に、ntpdate -u<serverIP> コマンドを入力して、サーバを直ちにその NTP サーバと同期させます(次の例参照)。

[root@loc-server1]# service ntpd stop
[root@loc-server1] ntpdate -u 192.168.1.100
Looking for host 192.168.1.100 and service ntp
host found: ntpl.my-site.com
12 Aug 08:03:38 ntpdate[2472]: step time server 192.168.1.100 offset 28993.084943 sec
[root@smallfry tmp]# service ntpd start
 

) NTP 設定の詳細は、Linux 設定ガイドを参照してください。


ロケーション サーバ データベースのデフラグ

時間の経過とともに、ロケーション サーバのデータベースはフラグメント化し、サーバのパフォーマンスが低下する場合があります。この問題に対処するには、Cisco WCS を使用してデータベースをデフラグします。

ロケーション サーバ データベースをデフラグする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 データベースをデフラグするロケーション サーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Advanced (左側)をクリックし、そのメニュー オプションを表示します。

ステップ 4 Advanced Parameters をクリックします。

ステップ 5 Advanced Commands セクションで、 Defragment Database をクリックします。

ステップ 6 OK をクリックし、ロケーション サーバのデータベースをデフラグすることを確認します。


 

ロケーション サーバ ハードウェアの再起動

Location Appliance を再起動する必要がある場合には、次の手順に従います。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 再起動するロケーション サーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Advanced をクリックし、そのメニュー オプションを表示します。

ステップ 4 Advanced Parameters をクリックします。

ステップ 5 Advanced Commands セクション(右)で、 Reboot Hardware をクリックします。

ステップ 6 OK をクリックし、ロケーション サーバ ハードウェアを再起動することを確認します。

起動プロセスには、数分かかります。


 

ロケーション サーバ ハードウェアのシャットダウン

Location Appliance をシャットダウンする必要がある場合には、次の手順に従います。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 シャットダウンするロケーション サーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Advanced をクリックし、そのメニュー オプションを表示します。

ステップ 4 Advanced Parameters をクリックします。

ステップ 5 Advanced Commands セクション(右)で、 Shutdown Hardware をクリックします。

ステップ 6 OK をクリックし、ロケーション サーバ をシャットダウンすることを確定します。


 

ロケーション サーバ設定のクリア

ロケーション サーバ の設定をクリアして工場出荷時のデフォルトを復元する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 設定するサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Advanced (左)をクリックし、そのメニュー オプションを表示します。

ステップ 4 Advanced Parameters をクリックします。

ステップ 5 Advanced Commands セクション(右)で、 Clear Configuration をクリックします。


) このコマンドを使用すると、サーバのデータベースもクリアされます。


ステップ 6 OK をクリックして、ロケーション サーバ設定をクリアします。


 

アセット情報のインポートとエクスポート

この項では、手動による入力ができるだけ少なくなるよう、フラットなテキスト ファイルに保存したアセット情報をインポートおよびエクスポートする方法について説明します。

アセット情報のインポート

Cisco WCS を使用してロケーション サーバのアセット情報をインポートする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

All Location Servers summary ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 アセット情報をインポートするサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Administration (左側)をクリックし、管理設定オプションを表示します。

ステップ 4 Import Asset Information をクリックします。

ステップ 5 テキスト ファイル名を入力するか、またはファイル名を参照します。

インポートしたファイルの情報は、次の形式です。

a. タグの形式:#tag, 00:00:00:00:00:00, categoryname, groupname, assetname

b. ステーションの形式:#station, 00:00:00:00:00:00, categoryname, groupname, assetname

ステップ 6 Import をクリックします。


 

アセット情報のエクスポート

Cisco WCS を使用してロケーション サーバからファイルにアセット情報をエクスポートする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco WCS で、 Location > Location Servers を選択します。

All Location Servers summary ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 アセット情報をエクスポートするサーバの名前をクリックします。

ステップ 3 Administration (左側)をクリックし、管理設定オプションを表示します。

ステップ 4 Export Asset Information をクリックします。

ステップ 5 Export をクリックします。

アセット ファイルを Open (画面に開く)か、 Save (外部 PC またはサーバに保存する)か、またはその要求を Cancel (キャンセルする)かのいずれかを選択するようメッセージが表示されます。


) Save を選択すると、アセット ファイルの保存先とファイル名を選択するようメッセージが表示されます。デフォルトでは、ファイル名は「assets.out」になります。ダウンロードが完了したら、ダイアログボックスから Close をクリックします。