Cisco Wireless Control System コンフィギュレーション ガイド Software Release 3.2
システム タスクの実行
システム タスクの実行
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

システム タスクの実行

WCS データベースへのシステム コンポーネントの追加

WCS データベースへのコントローラの追加

WCS データベースへの Location Appliance の追加

WCS を使ってシステム ソフトウェアを更新する方法

WCS を使用しての長いプリアンブルの有効化(SpectraLink 社の NetLink 電話用)

RF キャリブレーション モデルの作成

システム タスクの実行

この章では、WCS を使ってシステムレベルのタスクを実行する方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「WCS データベースへのシステム コンポーネントの追加」

「WCS を使ってシステム ソフトウェアを更新する方法」

「WCS を使用しての長いプリアンブルの有効化(SpectraLink 社の NetLink 電話用)」

「RF キャリブレーション モデルの作成」

WCS データベースへのシステム コンポーネントの追加

この項では、コントローラと Location Appliance を WCS データベースに追加する方法について説明します。

WCS データベースへのコントローラの追加

コントローラを WCS データベースに追加する手順は、次のとおりです。


) セキュリティを向上させるために、コントローラを専用のサービス ポートで管理することをお勧めします。ただし、サービス ポートがないコントローラを管理する場合(2000 シリーズ コントローラなど)、またはサービス ポートが無効になっているコントローラを管理する場合は、コントローラ管理インターフェイスを通してコントローラを管理する必要があります。



ステップ 1 WCS ユーザ インターフェイスにログインします。

ステップ 2 Configure > Controllers の順にクリックして、 AllControllers ページを表示します。

ステップ 3 Select a Command ドロップダウン メニューから、Add Controller を選択し、GO をクリックします。

ステップ 4 Add Controller ページで、コントローラの IP アドレス、ネットワーク マスク、および必要な SNMP 設定を入力します。

ステップ 5 OK をクリックします。コントローラに接続している間、WCS に Please Wait というメッセージが表示され、現在のコントローラ設定が WCS データベースに追加されます。 Add Controller ページに戻ります。

ステップ 6 WCS によって、入力した IP アドレスでコントローラが発見されなかった場合は、Discovery Status ダイアログに次のメッセージが表示されます。

No response from device, check SNMP.

次の設定を確認して、問題に対処します。

The controller service port IP Address might be set incorrectly. Check the service port setting on the controller.

WCS might not have been able to contact the controller. Make sure that you can ping the controller from the WCS server.

The SNMP settings on the controller might not match the SNMP settings that you entered in WCS. Make sure that the SNMP settings configured on the controller match the settings that you entered in WCS.

ステップ 7 必要に応じてさらにコントローラを追加します。


 

WCS データベースへの Location Appliance の追加

Location Appliance を WCS データベースに追加するには、『 Cisco Location Appliance Configuration Guide 』の第 2 章に記載されている指示に従ってください。

WCS を使ってシステム ソフトウェアを更新する方法

WCS を使って、コントローラ(およびアクセス ポイント)のソフトウェアを更新する手順は、次のとおりです。


) WCS を使って、2000、4100、または 4400 シリーズのコントローラ、Cisco Wireless Services Module(WiSM)に搭載されているコントローラ、または Cisco 26/28/37/38xx シリーズのサービス統合型ルータに搭載されているコントローラ上のソフトウェアを更新する場合は、これらのコントローラにサービス ポートがないかサービス ポートがルーティングできないため、WCS サーバは、同じサブネット上にコントローラ管理インターフェイスとして存在する必要があります。



ステップ 1 ping IP アドレス と入力して、WCS サーバがコントローラと通信できるかどうか確認します。外部 TFTP サーバを使用している場合は、ping IP アドレス と入力して、WCS サーバが TFTP サーバと通信できるかどうか確認します。


) コントローラの Distribution System(DS;ディストリビューション システム)ネットワーク ポートを経由してダウンロードする場合、DS ポートはルーティング可能なので TFTP サーバは同じサブネット上にあっても、別のサブネット上にあってもかまいません。


ステップ 2 Configure > Controllers の順にクリックし、 All Controllers ページに移動します。

ステップ 3 目的のコントローラのチェックボックスをオンにして、Select a command ドロップダウン メニューから Download Software を選択し、 GO をクリックします。 Download Software to Controller ページが表示されます。

ステップ 4 組み込みの WCS TFTP サーバを使用している場合は、 TFTP Server on WCS System チェックボックスをオンにします。外部 TFTP サーバを使用している場合は、このチェックボックスをオフにして、外部 TFTP サーバの IP アドレスを追加します。

ステップ 5 Browse をクリックして、ソフトウェア更新ファイル(たとえば、2000 シリーズ コントローラの場合は、AS_2000_リリース番号.aes)を参照します。ソフトウェアのパスとファイル名が File Name ボックスに表示されます。


) コントローラのソフトウェア ファイルを修正する必要があります。


ステップ 6 Download をクリックします。WCS によってソフトウェアがコントローラにダウンロードされ、コントローラによってコードがフラッシュ RAM に書き込まれます。WCS によってこの機能が実行されるたびに、その進捗状況が Status フィールドに表示されます。


 

WCS を使用しての長いプリアンブルの有効化(SpectraLink 社の NetLink 電話用)

無線プリアンブル(ヘッダーとも呼ばれる)は、パケットの先頭部分にあるデータで、パケットを送受信する際に無線デバイスが必要とする情報が格納されています。短いプリアンブルの方がスループット パフォーマンスが向上するため、デフォルトではこちらが有効になっています。ただし、SpectraLink 社の NetLink 電話などの一部の無線デバイスは、長いプリアンブルを必要とします。

無線 LAN 上にある SpectraLink 社 NetLink 電話の動作を最適化するために、WCS を使用して長いプリアンブルを有効化する手順は次のとおりです。


ステップ 1 WCS ユーザ インターフェイスにログインします。

ステップ 2 Configure > Controllers の順にクリックし、All Controllers ページに移動します。

ステップ 3 目的のコントローラの IP アドレスをクリックします。

ステップ 4 サイドバーで、802.11b/g > Parameters の順にクリックします。

ステップ 5 IP Address > 802.11b/g Parameters ページで短いプリアンブルが有効になっている場合は、次の手順に進みます。短いプリアンブルが無効になっている場合(つまり長いプリアンブルが有効な場合)、コントローラはすでに SpectraLink 社の NetLink 電話に対して最適化されているため、以降の手順を実行する必要はありません。

ステップ 6 Short Preamble チェックボックスをオフにすることによって長いプリアンブルを使用可能にします。

ステップ 7 Save をクリックして、コントローラの設定をアップデートします。

ステップ 8 コントローラの設定を保存するには、サイドバーで System > Commands の順にクリックし、Administrative Commands ドロップダウン メニューから Save Config To Flash をクリックして、GO をクリックします。

ステップ 9 コントローラをリブートするには、Administrative Commands ドロップダウン メニューから Reboot をクリックして、GO をクリックします。

ステップ 10 次のメッセージが表示された場合、 OK をクリックします。

Please save configuration by clicking “Save Config to flash”.Do you want to continue rebooting anyways?
 

コントローラが再度ブートします。これにはしばらく時間がかかる場合があります。その間に WCS はコントローラから切断されます。


) CLI セッションを使用してコントローラのリブート プロセスを表示できます。



 

RF キャリブレーション モデルの作成

ビルディングの 1 フロアまたは複数フロア全体におけるクライアントおよび不正アクセス ポイントの位置の正確さを WCS Location で向上させる場合は、物理的に収集された RF 測定値を使って位置アルゴリズムを微調整する RF キャリブレーション モデルを作成するオプションがあります。校正されたフロアと同じ物理レイアウトのフロアがビルディング内に複数ある場合、同じ RF キャリブレーション モデルを他のフロアに使用することで、他のフロアを校正する時間を短縮できます。RF キャリブレーションを実行するには、『 Wireless Control System Online Help 』に記載されている RF キャリブレーション手順に従って RF 予測モデルを作成します。