Cisco Wireless Control System コンフィギュレーション ガイド Release 4.2
使用する前に
使用する前に
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

使用する前に

必要条件

システム要件

Windows 対応の WCS のインストール

Linux 対応の WCS のインストール

WCS の開始

Windows での WCS の開始

Linux での WCS の開始

WCS ユーザ インターフェイスへのログイン

General タブ

Client タブ

Security タブ

WCS Home ページのタブのカスタマイズ

WCS Home ページのコンテンツのカスタマイズ

Cisco WCS ユーザ インターフェイスの使用

メニュー バー

Monitor メニュー

Configure メニュー

Administration メニュー

Location メニュー

Help メニュー

サイドバー領域

アラーム ダッシュボード

コマンド ボタン

Main Data ページ

管理ツール

必要条件

Cisco WCS をインストールする前に、次の項目が完了していることを確認してください。

Cisco WCS の 「システム要件」 に記載されている必要なハードウェアおよびソフトウェアの要件を満たしている。

必要な重要アップデートおよびサービス パックを使用してシステムをアップデート済みである。


) Cisco WCS の適切な操作に必要なサービス パックおよび修正プログラムについては、最新のリリース ノートを参照してください。


システム要件

Cisco WCS はワークステーション/サーバ クラス システムで実行でき、アクセス ポイントはコントローラ全体に偏在させることができます。各種コンポーネントについて、次の要件が満たされていることを確認する必要があります。

ハイ エンド サーバ

最大 3000 の Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイント、1250 のスタンドアロン アクセス ポイント、および 750 の Cisco 無線 LAN コントローラ

8GB RAM および 200GB ハード ドライブ付き 3.16GHz の Intel Xeon Quad プロセッサ

ハード ドライブ上の最小 80GB の空き容量


) 上記の空き容量は最小要件ですが、バックアップの数に応じて、各システムで異なることがあります。


標準サーバ

最大 2000 の Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイント、1000 のスタンドアロン アクセス ポイント、150 の Cisco 無線 LAN コントローラ、および 1000 の Autonomous アクセス ポイント

4GB RAM および 80GB ハード ドライブ付き 3.2GHz の Intel Dual Core プロセッサ

ハード ドライブ上の最小 40GB の空き容量

ロー エンド サーバ

最大 500 の Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイント、200 のスタンドアロン アクセス ポイント、および 125 の Cisco 無線 LAN コントローラ

2GB の RAM および 30GB のハード ドライブ付き 3.06GHz の Intel プロセッサ

ハード ドライブ上の最小 30GB の空き容量。

サポートされている OS

次の OS がサポートされています。

すべての重大で安全な Windows Update がインストールされた Windows 2003/SP2 以降。64 ビットのインストールはサポートされていません。

Red Hat Linux Enterprise Server 4.0 Update 5 または Advanced Server 4.0 Update 5。32 ビットの OS のインストールのみがサポートされています。64 ビットの OS のインストールはサポートされていません。

VmWare ESX 3.0.1 以上の環境でサポートされた Windows 2003 および Redhat Linux。


) VmWare は、次の最小要件でシステムにインストールしておく必要があります。
3.16GHzで動作する Quad CPU
8GB の RAM
200GB のハード ドライブ



) VmWare で WCS を稼動するそれぞれの OS は、使用する WCS のサイズについて、仕様に従う必要があります。



) Cisco WCS は Red Hat Linux Enterprise Server 3.0 にインストールできますが、今後のリリースでは対応しない予定です。


WLSE 上の WCS

最大 1500 の Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイントおよび 100/375 の Cisco 無線 LAN コントローラ

3GB RAM 付き 3GHz Intel Pentium4 プロセッサ

ハード ドライブ上の 38GB の空き容量

WCS ポータル

20 WCS

30K アクセス ポイント

Cisco WCS ユーザ インターフェイス

Cisco WCS ユーザ インターフェイスには Internet Explorer 6.0/SP1 以降およびフラッシュ プラグインのバージョン 9.0.47.0 が必要です。Cisco WCS ユーザ インターフェイスは、Internet Explorer 6.0 を使用して Windows ワークステーション上で テストおよび検証済みです。


) ディスプレー解像度は、WCS および Navigator の両方に対して 1024 x 768 ピクセルに設定してください。


クライアント要件

クライアントが WCS にアクセスするには、1GB 以上の RAM および 2GHz 以上のプロセッサが搭載されている必要があります。クライアント デバイスでは、CPU やメモリをたくさん使うアプリケーションを実行しないでください。

Windows 対応の WCS のインストール

この項では、Cisco WCS を Windows OS にインストールする方法を説明します。Cisco WCS をインストールする前に、「必要条件」および「システム要件」を参照してください。これらの項には、システム要件とインストールの前に取るべき措置の大要が説明されています。Windows では管理者アクセス権が必要です。以前のバージョンの WCS が検出されたというメッセージを受信したら、次のアップグレード オプションのうちいずれかに進んでください。「WCS のアップグレード」を参照してください。

Linux 対応の WCS をインストールする場合は、「Linux 対応の WCS のインストール」を参照してください。

WCS のインストール前のガイドライン


) • サーバへログインする際に使用するユーザ名に感嘆符(!)などの特殊文字が含まれていると、WCS ソフトウェアをインストールできません。確実にインストールするには、特殊文字を含まないユーザ名を使用してログインしてからソフトウェアをインストールしてください。

Cisco WCS では、WCS ソフトウェアを稼動する Windows サーバの名前にアンダースコア文字(_)を使用できません。サーバ名にアンダースコアが含まれている場合には、WCS ソフトウェアをインストールできますが、起動できません。

他のサービス(プライマリまたはセカンダリのドメイン コントローラとして稼動するものを含む)が稼動していない専用の Windows サーバに WCS をインストールして、WCS との競合を避ける必要があります。


 

Cisco WCS をインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Windows Cisco WCS CD を CD-ROM ドライブに挿入して、WCS-STANDARD-K9-4.2.X.Y.exe ファイルをダブルクリックします。この 4.2.X.Y はソフトウェアのビルドです。インストーラを Cisco.com から受け取っている場合、ローカル ドライブにダウンロードした
WCS-STANDARD-WB-K9-4-2-X-Y.exe ファイルをダブルクリックします。

ステップ 2 Install Anywhere ウィンドウが表示され、インストールするためにシステムの準備を行います。数秒後に Introduction ウィンドウが表示され、続いてライセンス契約ウィンドウが表示されます(図2-1 参照)。次に進むには、「I accept the terms of the License Agreement(ライセンス契約の条項を受け入れる)」をクリックします。

図2-1 ライセンス契約ウィンドウ

 

ステップ 3 インストール ウィザードが以前のバージョンの WCS を検出すると、図2-2 または 図2-3 のようなウィンドウが表示されます。以前のバージョンが検出された場合は、アップグレードとして進め、「WCS のアップグレード」を参照してください。初めてのインストールの場合は、手順 4 に進みます。

図2-2 自動アップデートに適さない場合

 

図2-3 以前のインストールが検出された場合

 

ステップ 4 Check Ports ウィンドウが表示されます(図2-4 参照)。Check Ports ウィンドウで、デフォルトの HTTP ポートおよび HTTPS ポートを必要に応じて変更し、Next をクリックして Choose Install Type ウィンドウを開きます。HTTP および HTTPS のデフォルト ポートは、それぞれ 80 および 443 です。

図2-4 Check Ports ウィンドウ

 

ステップ 5 ルート パスワードを 2 度入力します。強力なパスワードのルールは、次のとおりです。

最小文字数は 8 文字です。

パスワードには、ユーザ名やユーザ名を逆にしたものを使用できません。

パスワードには、Cisco または ocsic(Cisco の逆)を使用できません。

ルート パスワードには、public を使用できません。

パスワードでは、同じ文字を 3 回以上連続で繰り返して使用できません。

パスワードには、大文字、小文字、数字および特殊文字の 4 種類のうち、3 種類が含まれている必要があります。

ステップ 6 ルート FTP パスワードを入力します。

ステップ 7 FTP Server File ウィンドウから、FTP サーバ ファイルを保存するフォルダを選択し、Next をクリックして TFTP File Server ウィンドウを起動します。


) FTP サーバ ファイルをメイン インストール フォルダの外のフォルダに保存します。これにより、Cisco WCS がアンインストールされても FTP サーバ ファイルは削除されなくなります。


ステップ 8 TFTP Server File ウィンドウから、TFTP サーバ ファイルを保存するフォルダを選択して Next をクリックします。


) TFTP サーバ ファイルをメイン インストール フォルダの外のフォルダに保存します。これにより、Cisco WCS がアンインストールされても TFTP サーバ ファイルは削除されなくなります。


ステップ 9 Cisco WCS を マルチホーム サーバ(複数のインターフェイスを持つサーバ)にインストールする場合、インストーラにより複数のインターフェイスの存在が自動的に検出されます。Select Local Interfaces ウィンドウが表示されます(図2-5 参照)。コントローラ、Location Appliance、リモート FTP サーバ、およびクライアントと通信するためのサーバが使用するインターフェイスを選択します。Next をクリックします。

図2-5 Select Local Interfaces ウィンドウ

 

ステップ 10 Choose Install Folder ウィンドウで、Cisco WCS のインストール先フォルダを選択します(図2-6 参照)。Next をクリックして、次に進みます。

図2-6 Choose Install Folder

 

ステップ 11 画面に表示されるプロンプトに従って、インストールを完了します。インストールが完了すると、Install Complete ウィンドウが表示されます。Done をクリックして、インストールを完了します。


 

Linux 対応の WCS のインストール

Linux ではルート アクセス権が必要です。この項では、Cisco WCS を Linux OS にインストールする方法を説明します。


ステップ 1 バックアップをまだ作成していない場合は、ルートとしてログインして X 端末セッションを開きます。

ステップ 2 コマンドラインを使用して、次のいずれかを実行します。

a. CD からインストールする場合、/media/cdrom ディレクトリに切り替えます。

b. Cisco.com からインストールする場合、インストール ファイルがダウンロードされたディレクトリに切り替えます。たとえば、インストール ファイルが /root/Desktop にある場合、cd /root/Desktop と入力します。

ステップ 3 CD からインストールする場合は ./WCS-STANDARD-K9-4.2.X.Y.bin、Cisco.com からインストールする場合は ./WCS-STANDARD-LB-K9-4-2-X-Y.bin と入力して、インストール スクリプトを開始します。

インストール スクリプトにより、インストール環境が準備され、ライセンス契約が表示されます。ライセンス契約の条項を受け入れるかどうか確認されます。

ステップ 4 インストール ウィザードが以前のバージョンの WCS を検出すると、検出されたバージョンが自動アップグレードに適しているかどうかを示すメッセージが表示されます。以前のバージョンが検出された場合は、アップグレードとして進め、「WCS のアップグレード」を参照してください。初めてのインストールの場合は、手順 5 に進みます。

ステップ 5 Check Ports プロンプトが表示されます。Check Ports ウィンドウで、デフォルトの HTTP ポートおよび HTTPS ポートを必要に応じて変更します。HTTP および HTTPS のデフォルト ポートは、それぞれ 80 および 443 です。

ステップ 6 ルート パスワードを 2 度入力します。強力なパスワードのルールは、次のとおりです。

最小文字数は 8 文字です。

パスワードには、ユーザ名やユーザ名を逆にしたものを使用できません。

パスワードには、Cisco または ocsic(Cisco の逆)を使用できません。

ルート パスワードには、public を使用できません。

パスワードでは、同じ文字を 3 回以上連続で繰り返して使用できません。

パスワードには、大文字、小文字、数字および特殊文字の 4 種類のうち、3 種類が含まれている必要があります。

ステップ 7 ルート FTP パスワードを入力します。

ステップ 8 FTP サーバ ファイルの保存先フォルダを選択します。


) フォルダがまだない場合は、mkdir と入力してフォルダを作成する必要があります。


ステップ 9 TFTP サーバ ファイルの保存先フォルダを選択します。


) TFTP サーバ ファイルをメイン インストール フォルダの外のフォルダに保存します。これにより、Cisco WCS がアンインストールされても TFTP サーバ ファイルは削除されなくなります。


ステップ 10 Cisco WCS を マルチホーム サーバ(複数のインターフェイスを持つサーバ)にインストールする場合、インストーラにより複数のインターフェイスの存在が自動的に検出されます。コントローラ、Location Appliance、リモート FTP サーバ、およびクライアントと通信するためのサーバが使用するインターフェイスを選択します。

ステップ 11 Cisco WCS のインストール先フォルダを選択します。

ステップ 12 表示されるプロンプトに従って、インストールを完了します。インストールが完了すると、Install Complete 文が表示されます。

ステップ 13 Done をクリックして、インストールを完了します。


 

WCS の開始

この項では、Windows または Linux のサーバで WCS を開始する方法について説明します。

Windows と Linux では、Cisco WCS がサービスとしてインストールされます。サービスを継続的に実行し、リブート後に実行が再開されます。


) WCS のステータスの確認はいつでもできます。これを実行するには、「WCS のステータスの確認」の手順に従って実行します。


Windows での WCS の開始

WCS が Windows にインストールされている場合、WCS を開始する手順は、次のとおりです。


) WCS が Windows サービスとしてインストールされている場合は、WCS はシステム起動時に自動的に実行されます。



ステップ 1 administrator としてシステムにログインします。

ステップ 2 次のいずれかを実行します。

Windows の Start メニューから、 Programs > Wireless Control System> StartWCS の順にクリックします。

コマンド プロンプトから、WCS インストール ディレクトリ(C:\Program Files\WCS32\bin)に移動し、WCSAdmin start と入力します。

WCS Admin ウィンドウが表示され、WCS が開始されることを示すメッセージが表示されます。


) Release 4.0.66.0 以前の WCS から復元した後に WCS を開始する場合、スタートアップが予想以上に長くかかることがあります。その際、WCS Admin ウィンドウで WCS の開始が失敗したと表示されることがあります。タスク ビューアを参照して、Java が CPU を少しずつ使用しているかどうかを確認してください。使用されていれば、WCS は稼動しています。



) WCS がサービスとしてインストールされている場合は、Nms_Server サービスが開始されることを示すメッセージも表示されます。


ステップ 3 Close ボタンがアクティブになったら、WCSAdmin ウィンドウを閉じます。

ステップ 4 WCS は WCS ユーザ インターフェイス(クライアント)をホストできる状態になります。「WCS ユーザ インターフェイスへのログイン」に進み、Web ブラウザを使用して WCS ユーザ インターフェイスに接続します。


 

Linux での WCS の開始

WCS が Linux にインストールされている場合、WCS を開始する手順は、次のとおりです。


) 現在インストールされている WCS のバージョンを確認するには、 nmsadmin.sh version と入力します。



) WCS が Linux サービスとしてインストールされている場合は、WCS はシステム起動時に自動的に実行されます。



ステップ 1 root としてシステムにログインします。

ステップ 2 Linux コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、次のいずれかを実行します。

/opt/WCS32 ディレクトリ(または、インストール時に選択したディレクトリ)に移動し、./StartWCS と入力します。

/opt/WCS32/bin ディレクトリに移動し、WCSAdmin start と入力します。

CLI に、WCS が開始することを示すメッセージが表示されます。

ステップ 3 WCS は WCS ユーザ インターフェイス(クライアント)をホストできる状態になります。「WCS ユーザ インターフェイスへのログイン」に進み、Web ブラウザを使用して WCS ユーザ インターフェイスに接続します。


 

WCS ユーザ インターフェイスへのログイン

Web ブラウザを介して WCS ユーザ インターフェイスにログインする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 WCS をインストールして開始したコンピュータとは別のコンピュータで Internet Explorer 6.0 またはそれ以降を起動します。


) Windows ワークステーション上で Internet Explorer 6.0 以外の Web ブラウザを使用した場合、一部の WCS 機能が適切に機能しない場合があります。


ステップ 2 ブラウザのアドレス行で、 https://wcs-ip-address と入力します。 wcs-ip-address には、WCS をインストールして開始したコンピュータの IP アドレスを入力します。

ステップ 3 WCS ユーザ インターフェイスに Login ウィンドウが表示された場合、インストール時に作成したルート パスワードを入力します。

Submit をクリックして、WCS にログインします。WCS ユーザ インターフェイスは、これでアクティブになり、使用可能になります。WCS Home ページが表示されます。このホーム ページに表示する内容は、ネットワークに重要な監視コンポーネントを選択しておくことによって、事前に定義しておくことができます。たとえば、メッシュ ダッシュボード用にカスタマイズしたタブを作成できるため、メッシュ ネットワークには別の監視コンポーネントが選択できます。

このページでは、表示したい情報が選択できます。ユーザ定義のタブで情報を整理できます。デフォルトの画面にはデフォルトのタブと、それに事前に選択されたコンポーネントがそれぞれ表示されますが、これらは自由に配置できます。

このページには、カバレッジ領域、最新の検出済み不正アクセス ポイント、アクセス ポイントの運用データ、報告されたカバレッジ ホール、時系列で示されたクライアントの分散状況など、Cisco Unified Wireless Network Solution の概要が表示されます。図2-7 は、通常の WCS Home ページを示しています。

WCS Home ページには、General、Client、Security、および Mesh の 4 つのタブが表示されます。


) WCS を初めて使用するときには、Network Summary ページに Controllers、Coverage Areas、Most Recent Rogue APs、Top 5 APs、および Most Recent Coverage Holes データベースが空であることが表示されます。また、どのクライアント デバイスもシステムに接続されていないことが表示されます。1 つまたは複数のコントローラで WCS データベースを設定した後に、更新された情報が WCS Home ページに表示されます。


図2-7 WCS Home

 


) WCS ユーザ インターフェイスを終了するには、ブラウザ ウィンドウを閉じるか、ページの右上の Logout をクリックします。WCS ユーザ インターフェイス セッションを終了しても、サーバ上では WCS は終了しません。



) WCS セッション中にシステム管理者が WCS を停止すると、セッションが終了し、Web ブラウザに次のメッセージが表示されます。「The page cannot be displayed.」サーバが再起動される際に、セッションは WCS に再アソシエートされません。WCS セッションを再開する必要があります。


General タブ

General タブのデフォルトのコンポーネントは、次のとおりです。

 

表2-1 General タブのコンポーネント

コンポーネント
説明

Inventory Detail Status

表示される内容は、次のとおりです。

Controllers:WCS で管理対象となっているコントローラの数を一覧表示します。到達可能なコントローラと到達不可能なコントローラをグラフで示します。

Radios:WCS で管理対象となっている無線の数を一覧表示します。停止中(重大)、minor(比較的重大でない)、および良好状態の無線の数をグラフで示します。

Location Servers:WCS で管理対象となっているロケーション サーバの数を一覧表示します。到達可能なロケーション サーバと到達不可能なロケーション サーバをグラフで示します。

Client Count

クライアントの数を時系列に沿ってグラフで示します(デフォルトでは1日)。時系列のオプションは、1 日から 1 年の間で変更可能です。日数をカスタマイズすることもできます。

Coverage Areas

選択した期間内の、WCS 内のクライアント総数を表示します。

Recent Coverage Holes

カバレッジ アラームのうち、最新の 5 つを表示します。

Total APs not yet assigned to Maps

割り当て済みのアクセス ポイント数を示します。アクセス ポイントの一覧を表示するには、アクセス ポイント数をクリックします。

Client タブ

この Client タブは、クライアントの問題の特定、診断、および解決に役立ちます。Client タブのデフォルトのコンポーネントは、次のとおりです。

Top APs By Client Count

次のデータのうち、クライアント数が最も多いアクセス ポイントを 5 つ表示します。

AP Name:アクセス ポイントに割り当てられた名前。そのアクセス ポイントの詳細を表示するには、リスト内の項目をクリックします。

Map Location:クライアントが設置されているマップ名

a/n Clients:現在コントローラにアソシエートされている 802.11a クライアント数

b/g/n Clients:現在コントローラにアソシエートされている 802.11b クライアントおよび 802.11g クライアントの数

Total Client:現在コントローラにアソシエートされているクライアントの合計数

Most Recent Client Alarms

次のデータを示すクライアント アラームのうち、デフォルトで最新 5 つを表示します。

Client:IP アドレス、MAC アドレス、またはユーザが定義したクライアント名

Date/Time:クライアント通知の日時

Event Type:クライアント通知の理由。アソシエーション解除、WEP 復号化エラー、認証失敗など。

Alarms ページを表示するには、カッコ内の番号をクリックします。

Manually Disabled Clients

手動により無効化したクライアントのリストへのリンクを表示します。このページを表示するには、 Manually Disabled Clients をクリックします。

このページでは、手動による無効化クライアント テンプレートの情報を表示できます。

MAC Address:クライアント MAC アドレス

Description:オプションのユーザが定義した説明

Client Traffic

指定された時間フレーム内でアソシエートされたクライアントがグラフで示されます。Client Traffic(bps Out および bps In)は、6 時間、1 日、1 週間、2 週間、4 週間、3 か月、6 か月、1 年、またはカスタム期間の時間差分を表示します。

Security タブ

WCS Home ページから Security タブをクリックすると表示されるデフォルトのコンポーネントは、次のとおりです。

 

表2-2 Security タブのコンポーネント

コンポーネント
説明

AP Attack Details

アクセス ポイントに対する脅威または攻撃を、過去 1 時間、過去 24 時間、および合計のアクティブ数で表示します。

Signature Attacks Summary

シグニチャ攻撃を、過去 1 時間、過去 24 時間、および合計のアクティブ数で表示します。

Recent Rogue AP Alarms

不正アラームのうち、最新 5 つを表示します。Alarms ページを表示するには、カッコ内の番号をクリックします。アラームの詳細を表示するには、MAC Address の下の項目をクリックします。

Recent Rogue Adhoc Alarm

アドホック アラームのうち、最新 5 つを表示します。Alarms ページを表示するには、カッコ内の番号をクリックします。アドホックの詳細を表示するには、MAC Address の下の項目をクリックします。

Most Recent Security Alarms

セキュリティ アラームのうち、最新 5 つを表示します。Alarms ページを表示するには、カッコ内の番号をクリックします。

Mesh タブ

WCS Home ページから Mesh タブをクリックすると表示されるデフォルトのコンポーネントは、次のとおりです。

 

表2-3 Mesh タブのコンポーネント

コンポーネント
説明

Most Recent Mesh Alarms

メッシュ アラームのうち、最新 5 つを表示します。Alarms ページを表示するには、カッコ内の番号をクリックします。

Worst SNR Link

最低 Signal to Noise Ratio(SNR; 信号対雑音比)のリンクを表示します。データには、Parent AP Name、Child AP Name、および Link SNR が記載されます。

Worst Node Hop Count

最低ノード ホップ数を表示します。データには、AP Name、Hop Count、および Parent AP Name が記載されます。

Worst Packet Error Rate

最低のパケット エラー率を表示します。データには、Parent AP Name、Child AP Name、および Packet Error Rate が記載されます。

WCS Home ページのタブのカスタマイズ

ホーム ページをデフォルトの 4 つのタブからカスタマイズして、外観を変更することができます。WCS Home ページの Edit Tabs リンクをクリックすると、カスタマイズを開始できる画面に移動します(図2-8 参照)。タブを新規作成する手順は、次のとおりです。

図2-8 WCS Home > Edit Tab

 


ステップ 1 新しく作成するタブの名前を入力し、Add をクリックします。追加したタブ名が、Tab Order ウィンドウに表示されます。


) 保存しなくて済む操作は、Add のみです。Delete、Rename、Move Up、Move Down のうちいずれかをクリックした場合は、Save をクリックして変更内容を適用する必要があります。


ステップ 2 Tab Order ウィンドウからタブ名をクリックして、Move Up または Move Down をクリックして配置を設定します。


図2-7 のように、工場出荷時のデフォルトに戻すには、Reset をクリックします。



 

WCS Home ページのコンテンツのカスタマイズ

ホーム ページのコンポーネントをカスタマイズして、外観を変更することができます。WCS Home ページの Edit Contents リンクをクリックすると、カスタマイズを開始できる画面に移動します(図2-8 参照)。コンポーネントを追加または削除するには、定義済みリストから選択します。

また、カスタマイズできるホーム ページの中には、時間ベースまたは時間ベース以外の対話式グラフもあり、該当するアイコンをクリックすることでグラフィカルに表示したりチャート形式で表示することができます。(対話式グラフは、Monitor > Clients、Location > Location Servers、および Configure > Spectrum Experts からでも表示できます。)これらのグラフは、所属タスクのポーリング周期に基づいて、所定の期間内で自動的に更新されます。グラフが時間ベースの場合は、グラフ ウィンドウの上のリンク バーに次のようなオプションが表示されます。

6h:現在および現在のデータベース テーブルの、過去 6 時間のデータ

1d:現在および現在のデータベース テーブルの、過去 1 日のデータ

1w:現在および時間単位で集積したテーブルの、先週のデータ

2w:現在および時間単位で集積したテーブルの、過去 2 週間のデータ

4w:現在および時間単位で集積したテーブルの、過去 4 週間のデータ

3m:現在および日にち単位で集積したテーブルの、過去 3 ヶ月間のデータ

6m:現在および週単位で集積したテーブルの、過去 6 ヶ月間のデータ

1y:現在および週単位で集積したテーブルの、過去 1 年間のデータ

custom:ユーザが、開始日と終了日の日時を設定できます。現在、時間単位、日単位のいずれでも、集積されるソースは開始日に基づいて選択されます。

時間帯を指定すると、時間帯のデータが取得され、該当するグラフが表示されます。グラフの描画先リンクは、他のリンクとは異なる色(オレンジ)で表示されます。WCS に用意されている対話式グラフには、線グラフ、面グラフ、円グラフ、および積み重ね表示棒グラフがあります。

Enlarge Chart をクリックすると、そのグラフの詳細を別のウィンドウに表示できます。


) View in Chart または View in Grid というツール ヒントのボタンの上にマウスを置いてください。View in Chart ボタンをクリックすると、グラフ内のデータが表示されます。View in Grid ボタンをクリックすると、テーブル内のデータが表示されます。


WCS Home > Edit Content ウィンドウの Available Contents には、複数のコンポーネントが一覧表示されます。オプションとその説明を、次に示します。

Client Security Component:過去 24 時間以内のクライアントのセキュリティの詳細を表示します。排除されたクライアント イベント、WEP 復号化エラー、WPA MIC エラー、回避したクライアント、および IPSEC エラーを、過去 1 時間以内、過去 24 時間以内、および合計数で記載します。

Controller CPU Utilization:平均的な最高 CPU 使用率と、平均的な最低 CPU 使用率をグラフ形式で表示します。

Most Recent AP Alarms:アクセス ポイントのアラームのうち、デフォルトで最新 5 つを表示します。表示するアラームの数は変更できます。All Alarm リンクをクリックすると、すべてのアラームが表示されるアラーム ページに移動します。

Recent Alarms:アラームのうち、デフォルトで最新 5 つを表示します。表示するアラームの数は変更できます。All Alarm リンクをクリックすると、すべてのアラームが表示されるアラーム ページに移動します。

Rogue AP Detail Summary:不正アラームのうち、最新 5 つを表示します。表示するアラームの数は変更できます。この概要には、MAC アドレス、SSID、タイプ、ステート、および日時タイムスタンプが記載されます。

Rogue Adhoc Detail Summary:アドホックの不正アクセス ポイントのアラーム数を、稼動ネットワークおよび停止ネットワークごとにそれぞれ表示します。

Controller Memory Utilization:平均的な最高メモリ使用率と、平均的な最低メモリ使用率をグラフ形式で表示します。

Clients Detected by Location Server:ロケーション サーバで 15 分以内に検出されたクライアント数を表示します。分の単位は、30 分または 60 分に変更できます。

Client Count:1 日のデフォルト オプション設定でのクライアント数を時系列でグラフィカルに表示します。時間のオプションは、1 日から 1 年の間で変更できます。日数もカスタムして入力できます。

Inventory Status:Inventory Status に表示される内容は、次のとおりです。

Controllers:WCS で管理対象になっているコントローラの数を一覧表示し、到達可能なコントローラの数と到達不可能なコントローラの数をグラフで示します。

Radios:WCS で管理対象になっている無線の数を一覧表示し、停止中(重大)、マイナー、および良好状態の無線の数をグラフで示します。

Location Servers:WCS で管理対象になっているロケーション サーバの数を一覧表示し、到達可能なロケーション サーバの数と到達不可能なロケーション サーバの数をグラフで示します。

Recent Coverage Holes:カバレッジ アラームのうち、最新 5 つを表示します。表示するアラームの数は変更できます。

Client Traffic:WCS に配置されているすべてのクライアントに対する平均的な着信トラフィックと発信トラフィックを、グラフ形式で表示します。

Coverage Areas:マップ上のさまざまなカバレッジ領域を表示し、その領域内のアクセス ポイント数、無線数、およびクライアント数を一覧表示するほか、その状態を表示します。表示するマップの数は変更できます。

WCS Home ページにコンテンツを新規作成する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Home ページは、2 つの部分に分かれています。Available Contents ウィンドウから目的のコンポーネントを強調表示し、左列に追加するかまたは右列に追加するか選択します。該当する列に、コンポーネントが移動します。

ステップ 2 Left Column または Right Column ウィンドウからコンポーネントをクリックし、上下右または削除のいずれかを指定します。


 

Cisco WCS ユーザ インターフェイスの使用

通常の Cisco WCS ユーザ インターフェイス ページは、図2-9 に示されている領域で構成されています。

図2-9 WCS ユーザ インターフェイス

 

次の項では、Cisco WCS ユーザ インターフェイス ページの領域とその使用方法について説明します。

「メニュー バー」

「サイドバー領域」

「アラーム ダッシュボード」

「コマンド ボタン」

「Main Data ページ」

「管理ツール」

メニュー バー

各ウィンドウには、次の 5 つのメニューがあります。Monitor、Reports,、Configure、Location、Administration、および Help です。マウスをメニューのいずれかの上に移動すると、ドロップダウン メニューが表示されます。


) Location メニューは、Cisco WCS Location バージョンにのみ表示されます。


Monitor メニュー

Monitor メニューでは、ネットワーク上のデバイスの最上位レベルの説明が表示されます。ネットワーク、マップ、さまざまなデバイス、セキュリティ、アラーム、イベント、またはレポートを監視できます。

Configure メニュー

Configure メニューを使用すると、ネットワーク上のテンプレート、コントローラ、およびアクセス ポイントを設定できます。

Administration メニュー

Administration メニューを使用すると、バックアップの作成、デバイス ステータスの確認、ネットワークの監査、Location サーバの同期などのタスクをスケジュールできます。Logging to enable various logging modules を選択して、再起動の要件を指定することもできます。パスワードの変更、グループの作成、アプリケーション セキュリティの設定などのユーザ管理には AAA を選択することも可能です。

Location メニュー

Location メニューを使用すると、Location Appliance を設定できます。Location Appliance は、最大 2,500 までのラップトップ クライアント、パームトップ クライアント、VoIP 電話クライアント、アクティブな Radio Frequency Identifier(RFID)アセット タグ、不正なアクセス ポイント、および不正なアクセス ポイント クライアントに関する、ロケーション データの履歴を最大 30 日分収集および保存するサーバです。


) Location メニューは、Cisco WCS Location バージョンにのみ表示されます。


Location Appliance の詳細は、『Cisco 2700 Series Location Appliance Installation and Configuration Guide』を参照してください。


) 読み取りおよび書き込み権限は、Location Appliance のロケーション機能で使用されます。書き込み権限により、クライアント アプリケーションまたは Location Appliance オペレータはロケーション データのみ(アセット情報など)を変更できます。また、読み取り権限により、クライアントはロケーション データの読み取りのみが可能になります。



) 管理には、フル権限が必要です。Cisco WCS の Locate メニューの下にあるすべての機能は、管理の機能です。管理者には、常にフル権限が必要です。


Help メニュー

Help メニューを使用すると、オンライン ヘルプにアクセスして Cisco WCS のバージョンを確認できます。

WCS のバージョンを確認するには、About the Software をクリックします。製品名、バージョン番号、著作権宣言文、および Apache Software Foundation の説明が表示されます。

サイドバー領域

サイドバー領域を使用すると、現在選択しているメニュー領域の下に新しい設定パネルを選択できます。任意の使用可能なデータを表示または設定するために選択できます。選択領域のオプションは、選択したメニューに応じて異なります。

ウィンドウによっては、この領域に一連のメニューが表示されます。メニュー項目をクリックしてサブメニューを表示させ、次に選択する項目をクリックします。

アラーム ダッシュボード

コントローラからアラーム メッセージを受け取った場合、Cisco WCS ユーザ インターフェイスによりアラーム インジケータが左下の隅にあるアラーム ダッシュボードと呼ばれるアラーム概要パネルに表示されます。アラーム ダッシュボードは、Flashがインストールされている場合にのみ表示されます。

アラームは、現在の障害または注意する必要のある要素の状態を示します。通常、1 つまたは複数のイベントによって生成されます。アラームをクリアすることはできますが、イベントは残ります。アラームの例として AP down があります。これは、アクセス ポイントの現在のステータスがダウンしていることを意味します。

アラームのカラー コードは、次のとおりです。

透明 = アラームなし

赤 = 重大なアラーム

オレンジ =

黄 =

さまざまな種類の中の任意のアラームをクリックすると(不正、カバレッジ、セキュリティ、コントローラ、アクセス ポイント、ロケーション、メッシュ リンク、WCS など)、詳細を表示できます。

コマンド ボタン

Cisco WCS ユーザ インターフェイスには、ウィンドウ全体で多数のコマンド ボタンが使用されます。最も一般的なコマンド ボタンは、次のとおりです。

Apply to Controllers:選択した情報をコントローラへ適用します。

Delete:選択した情報を削除します。

Cancel:現在のウィンドウに入力された新しい情報をキャンセルして、前のウィンドウに戻ります。

Save:現在の設定を保存します。

Audit:このアクセス ポイントの現在のステータスを検出します。

Place AP:WCS データベース デバイスの設定間の相違にフラグを立てることによって、選択したエンティティの設定を監査します。

Main Data ページ

Main Data ページは、必要なパラメータ情報によって決定されます。データ ページのアクティブ領域には、次のものが含まれます。

キーボードを使用してデータを入力できるテキスト フィールド

複数のオプションのいずれかを選択できるプルダウン

1 つまたは複数の項目を表示されたリストから選択できるチェックボックス

パラメータをオンまたはオフにできるラジオ ボタン

Cisco WCS ユーザ インターフェイスの別のページへ移動できるハイパーリンク

入力フィールドは、背景色は白で文字色は黒です。入力または選択されたデータは、コントローラへ送信されるのではなく、GO ボタンが選択されるまでフィールドに保存されます。

管理ツール

この領域には、管理機能(ログイン、ログアウト、更新、ヘルプなど)へのショートカットが用意されており、Web ユーザ インターフェイスを使用してコントローラを設定する際に定期的に使用されます。