Cisco Wireless Control System コンフィギュレーション ガイド Software Release 4.0
マップの追加および使用
マップの追加および使用
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

マップの追加および使用

マップの作成

キャンパスの追加

ビルディングの追加

キャンパス マップへのビルディングの追加

独立したビルディングの追加

屋外領域の追加

フロア図面の追加と拡張

キャンパスのビルディングへのフロア図面の追加

独立したビルディングへのフロア図面の追加

Map Editor を使用したフロア図面の拡張

プランニング モードを使用したアクセス ポイント要件の計算

アクセス ポイントの追加

アクセス ポイントの配置

ネットワーク設計の作成

ネットワークの設計

マップの監視

予測カバレッジの監視

フロア マップ上でのチャネルの監視

フロア マップ上での送信電力レベルの監視

フロア マップ上でのカバレッジ ホールの監視

フロア マップ上でのクライアントの監視

屋外領域の監視

キャリブレーション モデルの作成と適用

フロア マップの外観の変更

キャリブレーション モデルの監視

テストポイントを使用した要素の位置精度の分析

マップの追加および使用

この章では、Cisco WCS データベースにマップを追加した後、そのマップを使って無線 LAN を監視する方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「マップの作成」

「アクセス ポイントの配置」

「ネットワーク設計の作成」

「マップの監視」

「キャリブレーション モデルの作成と適用」

「テストポイントを使用した要素の位置精度の分析」

マップの作成

Cisco WCS データベースにマップを追加すると、リアルなキャンパス、ビルディング、およびフロア図面の各マップ上で管理対象のシステムを確認できます。キャンパス、ビルディング、屋外領域、フロア図面、およびアクセス ポイントを Cisco WCS データベースのマップに追加するには、次の項の手順を実行します。

「キャンパスの追加」

「ビルディングの追加」

「屋外領域の追加」

「フロア図面の追加と拡張」

「アクセス ポイントの追加」

キャンパスの追加

単一のキャンパス マップを Cisco WCS データベースに追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 マップを .PNG、 .JPG、 .JPEG、または .GIF 形式で保存します。


) WCS では、作業領域に合せてマップのサイズが自動的に調整されるため、マップは任意のサイズにすることができます。


ステップ 2 ファイル システムの特定の場所にあるマップを参照して、インポートします。

ステップ 3 Monitor > Maps の順にクリックして、Maps ページを表示します。

ステップ 4 Select a Command ドロップダウン メニューから、 New Campus を選択し、 GO をクリックします。

ステップ 5 Maps > New Campus ページで、キャンパス名とキャンパス問い合せ先の名前を入力します。

ステップ 6 キャンパス マップが含まれているイメージ ファイル名を参照および選択してから、Open をクリックします。

ステップ 7 Maintain Aspect Ratio チェックボックスをオンにして、WCS でマップのサイズが変更されたときに、縦横比が変わらないようにします。

ステップ 8 マップの水平方向スパンと垂直方向スパンをフィート単位で入力します。


) 水平方向スパンと垂直方向スパンは、キャンパスに追加するビルディングやフロア図面よりも大きい値にする必要があります。


ステップ 9 OK をクリックして、このキャンパス マップを Cisco WCS データベースに追加します。WCS に、データベース内のマップ、マップの種類、およびキャンパスのステータスの一覧を含む Maps ページが表示されます。


 

ビルディングの追加

キャンパス マップをデータベースに追加したことがあるかどうかに関係なく、ビルディングを Cisco WCS データベースに追加できます。この項では、ビルディングをキャンパス マップに追加する方法、および独立したビルディングを Cisco WCS データベースに追加する方法について説明します。

キャンパス マップへのビルディングの追加

Cisco WCS データベース内のキャンパス マップにビルディングを追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順にクリックして、Maps ページを表示します。

ステップ 2 目的の campus をクリックします。WCS に Maps > Campus Name ページが表示されます。

ステップ 3 Select a Command ドロップダウン メニューから、 New Building を選択し、 GO をクリックします。

ステップ 4 Campus Name > New Building ページで、関連するフロア図面マップを整理するために架空のビルディングを作成する手順は、次のとおりです。

a. ビルディング名を入力します。

b. ビルディング問い合せ先の名前を入力します。

c. 地上のフロア数と地下のフロア数を入力します。

d. ビルディングのおおまかな水平方向スパンと垂直方向スパン(マップ上の幅と奥行き)をフィート単位で入力します。


) 水平方向スパンと垂直方向スパンは、後から追加するフロアのサイズと等しいかそれより大きくする必要があります。



ヒント Ctrl キーを押した状態でクリックすることで、キャンパス マップの左上にある境界領域のサイズを変更できます。境界領域のサイズを変更すると、ビルディングの水平方向スパンおよび垂直方向スパンのパラメータも操作に応じて変わります。

e. Place をクリックして、ビルディングをキャンパス マップ上に配置します。WCS では、キャンパス マップのサイズに合せてサイズ変更されたビルディングの四角形が作成されます。

f. ビルディングの四角形をクリックして、キャンパス マップ上の目的の位置までドラッグします。

g. Save をクリックして、このビルディングとキャンパス上の位置をデータベースに保存します。WCS では、キャンパス マップ上のビルディングの四角形の中にビルディング名が保存されます。


) ビルディングには、該当する Map ページに移動するためのハイパーリンクが関連付けられます。



 

独立したビルディングの追加

Cisco WCS データベースに独立したビルディングを追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順にクリックして、Maps ページを表示します。

ステップ 2 Select a Command ドロップダウン メニューから、 New Building を選択し、 GO をクリックします。

ステップ 3 Maps > New Building ページで、関連するフロア図面マップを整理するために架空のビルディングを作成する手順は、次のとおりです。

a. ビルディング名を入力します。

b. ビルディング問い合せ先の名前を入力します。

c. 地上のフロア数と地下のフロア数を入力します。

d. ビルディングのおおまかな水平方向スパンと垂直方向スパン(マップ上の幅と奥行き)をフィート単位で入力します。


) 水平方向スパンと垂直方向スパンは、後から追加するフロアのサイズと等しいかそれより大きくする必要があります。


e. OK をクリックして、このビルディングをデータベースに保存します。


 

屋外領域の追加

屋外領域をキャンパス マップに追加する手順は、次のとおりです。


) 屋外領域マップをデータベースに追加したことがあるかどうかに関係なく、屋外領域を Cisco WCS データベース内のキャンパス マップに追加することができます。



ステップ 1 屋外領域のマップをデータベースに追加する場合は、マップを .PNG、 .JPG、 .JPEG、または .GIF 形式で保存します。ファイル システムの特定の場所にあるマップを参照して、インポートします。


) 屋外領域を追加するのにマップは必要ありません。屋外領域をデータベースに追加するため、領域の寸法を定義する必要があるだけです。WCS では、作業領域に合せてマップのサイズが自動的に調整されるため、マップは任意のサイズにすることができます。


ステップ 2 Monitor > Maps の順にクリックして、Maps ページを表示します。

ステップ 3 目的の campus をクリックします。WCS に Maps > Campus Name ページが表示されます。

ステップ 4 Select a Command ドロップダウン メニューから、 New Outdoor Area を選択し、 GO をクリックします。

ステップ 5 Campus Name > New Outdoor Area ページで、管理可能な屋外領域を作成する手順は、次のとおりです。

a. 屋外領域名を入力します。

b. 屋外領域問い合せ先の名前を入力します。

c. 必要に応じて、屋外領域マップのファイル名を入力または参照します。

d. 屋外領域のおおまかな水平方向スパンと垂直方向スパン(マップ上の幅と奥行き)をフィート単位で入力します。


ヒント Ctrl キーを押した状態でクリックすることで、キャンパス マップの左上にある境界領域のサイズを変更できます。境界領域のサイズを変更すると、屋外領域の水平方向スパンおよび垂直方向スパンのパラメータも操作に応じて変わります。

e. Place をクリックして、屋外領域をキャンパス マップ上に配置します。WCS では、キャンパス マップのサイズに合せてサイズ変更された屋外領域の四角形が作成されます。

f. 屋外領域の四角形をクリックして、キャンパス マップ上の目的の位置までドラッグします。

g. Save をクリックして、この屋外領域とキャンパス上の位置をデータベースに保存します。WCS では、キャンパス マップ上の屋外領域の四角形の中に屋外領域名が保存されます。


) 屋外領域には、該当する Map ページに移動するためのハイパーリンクが関連付けられます。



 

フロア図面の追加と拡張

この項では、フロア図面をキャンパスのビルディング、または Cisco WCS データベース内の独立したビルディングに追加する方法について説明します。また、WCS Map Editor を使って、作成したフロア図面を拡張したり、WCS プランニング モードでその領域をカバーするのに必要なアクセス ポイント数を計算する方法について説明します。

キャンパスのビルディングへのフロア図面の追加

ビルディングをキャンパス マップに追加したら、ビルディングに個々のフロア図面と地下のマップを追加できます。フロア図面をキャンパスのビルディングに追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 フロア図面マップを .PNG、.JPG、または .GIF 形式で保存します。


) WCS では、作業領域に合せてマップのサイズが自動的に調整されるため、マップは任意のサイズにすることができます。


ステップ 2 ファイル システムの特定の場所にあるフロア図面マップを参照して、インポートします。

ステップ 3 Monitor > Maps の順にクリックして、Maps ページを表示します。

ステップ 4 目的の campus をクリックします。WCS に Maps > Campus Name ページが表示されます。

ステップ 5 カーソルを既存の building の四角形の中にある名前に移動して、強調表示します。


) building の四角形の中にある名前を強調表示すると、building の説明がサイドバーに表示されます。


ステップ 6 building の名前をクリックして、Maps > Campus Name > Building Name ページを表示します。

ステップ 7 Select a Command ドロップダウン メニューから、 New Floor Area を選択し、 GO をクリックします。

ステップ 8 Building Name > New Floor Area ページで、関連するフロア図面マップを整理するためにフロアをビルディングに追加する手順は、次のとおりです。

a. フロア名または地下名を入力します。

b. フロアまたは地下の問い合せ先の名前を入力します。

c. 地上または地下のフロア数を選択します。

d. 地上または地下のタイプを選択します。

e. フロア間の高さをフィート単位で入力します。

f. Image File チェックボックスをオンにして、目的のフロアまたは地下のイメージ ファイル名を参照および選択してから、Open をクリックします。


) フロアまたは地下のイメージ ファイル名を選択すると、イメージがビルディングのサイズに合せたグリッド内に表示されます。


g. Next をクリックします。

h. 元のイメージの縦横比を維持するには、Maintain Aspect Ratio チェックボックスをオンのままにし、イメージの縦横比を変更するにはチェックボックスをオフにします。

i. フロアまたは地下のおおまかな水平方向スパンと垂直方向スパン(マップ上の幅と奥行き)をフィート単位で入力します。


) 水平方向スパンと垂直方向スパンは、Cisco WCS データベース内のビルディングの水平方向スパンおよび垂直方向スパン以下にする必要があります。


j. 必要に応じて、 Place をクリックして、フロアまたは地下のイメージをビルディングのグリッド上に配置します。


ヒント ビルディングのサイズに合せてグリッド内のイメージのサイズを変更するには、Ctrl キーを押した状態でクリックします。

k. OK をクリックして、このフロア図面をデータベースに保存します。WCS の Maps > Campus Name > Building Name ページにフロア図面のイメージが表示されます。

ステップ 9 フロア図面または地下のマップを表示するには、フロアまたは地下のイメージをクリックします。


) マップを拡大/縮小してさまざまなサイズで表示したり、アクセス ポイントを追加することができます。詳細は、「アクセス ポイントの追加」を参照してください。



 

独立したビルディングへのフロア図面の追加

独立したビルディングを Cisco WCS データベースに追加したら、個々のフロア図面マップをビルディングに追加できます。フロア図面を独立したビルディングに追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 フロア図面マップを .PNG、.JPG、または .GIF 形式で保存します。


) WCS では、作業領域に合せてマップのサイズが自動的に調整されるため、マップは任意のサイズにすることができます。


ステップ 2 ファイル システムの特定の場所にあるフロア図面マップを参照して、インポートします。

ステップ 3 Monitor > Maps の順にクリックして、Maps ページを表示します。

ステップ 4 目的の building をクリックします。WCS に Maps > Building Name ページが表示されます。

ステップ 5 Select a Command ドロップダウン メニューから、 New Floor Area を選択し、 GO をクリックします。

ステップ 6 Building Name > New Floor Area ページで、関連するフロア図面マップを整理するためにフロアをビルディングに追加する手順は、次のとおりです。

a. フロア名または地下名を入力します。

b. フロアまたは地下の問い合せ先の名前を入力します。

c. 地上または地下のフロア数を選択します。

d. 地上または地下のタイプを選択します。

e. フロア間の高さをフィート単位で入力します。

f. Image File チェックボックスをオンにして、目的のフロアまたは地下のイメージ ファイル名を参照および選択してから、Open をクリックします。


) フロアまたは地下のイメージ ファイル名を選択すると、イメージがビルディングのサイズに合せたグリッド内に表示されます。


g. Next をクリックします。

h. 元のイメージの縦横比を維持するには、Maintain Aspect Ratio チェックボックスをオンのままにし、イメージの縦横比を変更するにはチェックボックスをオフにします。

i. フロアまたは地下のおおまかな水平方向スパンと垂直方向スパン(マップ上の幅と奥行き)をフィート単位で入力します。


) 水平方向スパンと垂直方向スパンは、Cisco WCS データベース内のビルディングの水平方向スパンおよび垂直方向スパン以下にする必要があります。


j. 必要に応じて、 Place をクリックして、フロアまたは地下のイメージをビルディングのグリッド上に配置します。


ヒント ビルディングのサイズに合せてグリッド内のイメージのサイズを変更するには、Ctrl キーを押した状態でクリックします。

k. OK をクリックして、このフロア図面をデータベースに保存します。WCS の Maps > Building Name ページにフロア図面のイメージが表示されます。

ステップ 7 フロア図面または地下のマップを表示するには、フロアまたは地下のイメージをクリックします。


) マップを拡大/縮小してさまざまなサイズで表示したり、アクセス ポイントを追加することができます。詳細は、「アクセス ポイントの追加」を参照してください。



 

Map Editor を使用したフロア図面の拡張

WCS Map Editor を使って、フロア図面を定義したり、描画したり、拡張することができます。また、アクセスポイントに対する RF 予測ヒート マップを計算するときに考慮するための障害物を作成できます。さらに、カバレッジ領域を追加して、後で位置と領域の通知を定義するときに使用できます。

Map Editor の使用に関する一般的な注意とガイドライン

Map Editor を使用してビルディングまたはフロア マップを変更する際に考慮すべき項目の概要を、次に一覧表示します。

以前の Floor Plan Editor から .FPE ファイルをインポートするのではなく、Map Editor を使用して壁やその他の障害物を描画することをお勧めします。

必要に応じて .FPE ファイルをインポートすることはできます。そのためには、目的のフロア領域に移動します。Select a command ドロップダウン メニューから、Edit Floor Area を選択し、GO をクリックします。FPE File チェックボックスをオンにしてから、.FPE ファイルを参照して選択します。

Floor Plan Editor(FPE)ファイルを 200 個を超える壁と共にインポートすると、速度が遅くなり、ブラウザでステータスがレポートされなくなったり、そのダウンロード中に他のページにリダイレクトされる可能性があります。大きな FPE ファイルをインポートする際は、ファイルのインポートを確認するために、Maps ページをクリックする前に 5 分以上の時間的余裕を見ておくことをお勧めします。

Map Editor でフロア図面に追加できる壁の数に制限はありません。ただし、クライアント ワークステーションの処理能力およびメモリによって、WCS での更新やレンダリングが制限されることがあります。

RAM が 1GB 以下のコンピュータでは、実用的な制限として、フロアごとの壁数を 400 個までにすることをお勧めします。

すべての壁は、WCS が RF カバレッジ ヒートマップを生成する際に使用されます。

ただし、Location Appliance で計算に使用される厚い壁は 50 個以内です。また、薄い壁の減衰はすでにキャリブレーション プロセス中に計上されているため、Location Appliance では薄い壁は計算に使用されません。

Map Editor を使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順に選択して、Maps ページを表示します。

ステップ 2 目的の campus をクリックします。WCS に Maps > Campus Name ページが表示されます。

ステップ 3 キャンパスのビルディングをクリックします。

ステップ 4 目的のフロア領域をクリックします。WCS に Maps > Campus Name > Building Name > Floor Area Name ページが表示されます。

ステップ 5 Select a Command ドロップダウン メニューから、Map Editor を選択し、GO をクリックします。Map Editor ページが表示されます。

ステップ 6 外壁の外側の空白部分がすべてなくなるように、フロア図面のイメージが適切に縮尺されていることを確認してください。フロア面積が正確かどうかを確かめるには、ツールバーのコンパス ツールを選択します。

ステップ 7 基準長を配置します。実行すると、指定した線の長さの Scale メニューが表示されます。基準長の寸法(幅と高さ)を入力して、OK をクリックします。

ステップ 8 Radio Type ドロップダウン メニューから必要な 802.11 標準規格を選択します。

ステップ 9 Antenna ドロップダウン メニューからアンテナ モデルを選択します。

ステップ 10 Antenna Mode ドロップダウン メニューで伝送パターンを決定します。

ステップ 11 アンテナ方向バーを目的の度の方向へスライドさせて、アンテナ調整をします。

ステップ 12 目的のアクセス ポイントを選択します。

ステップ 13 Save をクリックします。


 

プランニング モードを使用したアクセス ポイント要件の計算

次の条件に基づいて、アクセス ポイントの推奨される数および位置を計算できます。

ネットワーク上でアクティブなトラフィックのタイプ:データ トラフィック、音声トラフィック、または両方

位置精度の要件

アクティブなユーザ数

1 平方フィートごとのユーザ数

特定の配置におけるアクセス ポイントの推奨される数および配置を計算する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順に選択します。

ウィンドウが表示されます(図5-1 参照)。

図5-1 Monitor > Maps Page

 

ステップ 2 表示されるリストから、該当する位置のリンクをクリックします。

インストールされているすべての要素(アクセス ポイント、クライアント、タグ)の配置および相対的な信号強度を示した、色分けされたマップが表示されます(図5-2 参照)。

インストールされているすべての要素(アクセス ポイント、クライアント、タグ)の配置および相対的な信号強度を示した、色分けされたマップが表示されます(図5-2 参照)。

図5-2 現在のアクセス ポイント割り当てを示した選択されたフロア領域

 

ステップ 3 Select a command ドロップダウン メニュー(右上)から、 Planning Mode を選択します。 GO をクリックします。

空白のフロア マップが表示されます。

ステップ 4 Add APs をクリックします。

ステップ 5 表示されるページで、破線の四角形を、推奨されるアクセス ポイントを計算するマップ位置にドラッグします(図5-3 参照)。


) 四角形の端を選択し、Ctrl キーを押したままにして、四角形のサイズまたは配置を調整します。必要に応じてマウスを動かし、目的の位置の輪郭を描きます。


図5-3 Add APs ページ

 

ステップ 6 Add APs ドロップダウン メニューから Automatic を選択します。

ステップ 7 AP Type と、そのアクセス ポイントに対して適切なアンテナおよびプロトコルを選択します。

ステップ 8 アクセス ポイントのターゲット スループットを選択します。

ステップ 9 フロアで使用されるサービスの隣にあるチェックボックスをオンにします。オプションは Data/Coverage(デフォルト)、Voice、および Location です( 表5-1 )。


) 少なくとも 1 つのサービスを選択しないと、エラーが発生します。



Advanced Options チェックボックスをオンにした場合、Demand と Override Coverage per AP の 2 つのアクセス ポイント プランニング オプションが追加で表示されます。また、Data/Coverage および Voice サービス オプションに対しては、Safety Margin パラメータが表示されます(表5-2)。


 

表5-1 サービス オプションの定義

サービス
オプション
説明

Data/Coverage

無線 LAN 上でデータ トラフィックが送信される場合に選択します。次の定義は、帯域およびデータ レートに応じて使用されます。

帯域
パス損失モデル(dBm)
データ レート(Mbps)
領域(Sq. ft.)

802.11a

-3.3

10-12

6000

802.11a

-3.3

15-18

4500

802.11a

-3.5

10-12

5000

802.11a

-3.5

15-18

3250

802.11bg

-3.3

5

6500

802.11bg

-3.3

6

4500

802.11bg

-3.5

5

5500

802.11bg

-3.5

6

3500

Advanced Options を有効にした場合(チェックボックスをクリック)、データの信号強度のしきい値について、希望するセーフティ マージン(Aggressive、Safe、または Very Safe)を選択できます。

Aggressive = 最小(-3 dBm)

Safe = 中(0 dBm)

Very Safe = 最大(+3 dBm)

Voice

無線 LAN 上で音声トラフィックが送信される場合に選択します。

Advanced Options を有効にした場合(チェックボックスをクリック)、音声の信号強度のしきい値について、希望するセーフティ マージン(Aggressive、Safe、または Very Safe)を選択できます。

Aggressive = 最小 [-78 dBm (802.11a/b/g)]

Safe = 中 [-75 dBm (802.11a/b/g)]

Very Safe = 最大 [(-72 dBm (802.11a/b/g)]

7920_enabled = [(-72 dBm (802.11a); -67 dBm (802.11b/g)]

Location

選択すると、推奨されるアクセス ポイントの計算において、少なくとも 90% の確率で、10m 以内にある要素の真の位置が提供されるようになります。

条件を満たすために、各アクセス ポイントは、他のアクセスポイントから 70 フィート以内に配置します。アクセス ポイントの周囲を六角形に区切り、その六角形を互い違いに組み合わせた形式の配置にします。


) 各サービス オプションには、そのオプションの上に示されているすべてのサービスが含まれます。たとえば、Location チェックボックスをオンにした場合、計算では必要なアクセス ポイントの最適数の特定において、データ/カバレッジ、音声、および位置が考慮されます。


 

表5-2 Advanced Options の定義

Advanced Options
説明

Demand

アクセス ポイント計算の基準として、合計ユーザ数またはアクセス ポイントごとのユーザ比率を使用する場合に選択します。

Override Coverage per AP

アクセス ポイントのカバレッジの基準として、平方フィートのカバレッジを指定する場合に選択します。

Safety Margin

アクセス ポイントの計算において、データおよび音声サービスの相対的な信号強度の要件を制限するオプションを選択します。オプションは Aggressive、Safe、Very Safe、および 7920-enabled(音声のみ)です。計算において最小限の信号強度要件を必要とするには Aggressive を選択し、最大限の信号強度を要求するには Very Safe を選択します。

ステップ 10 Calculate をクリックします。

選択されたサービスに対して推奨されるアクセス ポイントの数が表示されます(図5-4 参照)。

図5-4 選択されたサービスおよびパラメータに対して推奨されるアクセス ポイント数

 


) 推奨される計算では、詳細オプションの Safety Margin で下方に調整されていない限り、常に強力な信号が必要であると見なされます。場合によっては、必要なアクセス ポイントが推奨される数より少ないこともあります。



) プランニング モードの計算では、壁は使用または考慮されません。


ステップ 11 Apply をクリックして、選択されたサービスおよびパラメータに基づいて、選択された領域において推奨されるアクセス ポイントの配置案を示すマップを生成します(図5-5 参照)。

図5-5 選択されたサービスおよびパラメータに対して推奨されるアクセス ポイントの配置

 

ステップ 12 Generate Proposal を選択して、指定された入力に基づいて推奨されるアクセス ポイントの数および配置のレポートを、テキストおよびグラフィックで表示します。


 

アクセス ポイントの追加

.PNG、 .JPG、 .JPEG、または .GIF 形式のフロア図面と屋外領域のマップを Cisco WCS データベースに追加することによって、Lightweight アクセス ポイント アイコンをマップ上に配置して、ビルディング内の設定位置を示すことができます。アクセス ポイントをフロア図面と屋外領域のマップに追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Network Summary の順にクリックして、Network Summary ページを表示します。

ステップ 2 Coverage Areas で、目的のフロア図面または屋外領域のマップをクリックします。WCS に、アソシエートされたカバレッジ領域マップが表示されます。

ステップ 3 Select a Command ドロップダウン メニューから、 Add Access Points を選択し、 GO をクリックします。

ステップ 4 Add Access Points ページで、マップに追加するアクセス ポイントを選択します。

ステップ 5 OK をクリックして、アクセス ポイントをマップに追加し、Position Access Points マップを表示します。


) アクセス ポイント アイコンがマップの左上の領域に表示されます。


ステップ 6 アイコンをクリックしてドラッグし、物理位置を示します。

ステップ 7 各アイコンをクリックして、サイドバーでアンテナの方向を選択します。


) アンテナの角度は、マップの X 座標に対して相対的です。X 座標および Y 座標の原点はマップの左上の角であるため、0 度はアクセス ポイントの Side A を右に、90 度は Side A を下に、180 度は Side A を左に向けることになります。



) 各アクセス ポイントがマップ上の正しい位置に設置されていること、またアンテナの方向が正しいことを確認します。マップを使って、カバレッジ ホールや不正アクセス ポイントを発見するときは、正確なアクセス ポイントの位置決めが重要です。


ステップ 8 Save をクリックして、アクセス ポイントの位置と方向を保存します。WCS によって、カバレッジ領域の RF 予測が計算されます。この RF 予測は、カバレッジ領域マップ上の RF 信号の相対強度を示しているため、一般的には「ヒート マップ」として知られています。図5-6 は、RF 予測ヒート マップを示しています。


) ここでは、石壁や金属の物体など、ビルディングのさまざまな素材の減衰は考慮されておらず、RF 信号が障害物に跳ね返る影響も表示されないため、実際の RF 信号強度の近似値だけが表示されています。


図5-6 RF 予測ヒート マップ

 


 

アクセス ポイントの配置

無線 LAN のカバレッジ領域での全デバイスの最適な位置を判断するには、アクセス ポイントの密度と位置を考慮する必要があります。

少なくとも 3 個、可能な場合は 4 個か 5 個のアクセス ポイントが、デバイス位置を必要とする各領域にカバレッジを提供していることを確認します。デバイスを検出するアクセス ポイントは多いほうが効果があります。この高水準のガイドラインが生み出す最良の実施例は次のとおりです。優先度順に並べられています。

1. 最も重要なのは、アクセス ポイントが目的の位置を囲むことです。

2. 17 ~ 20m(50 ~ 70 リニアーフィート)ごとに 1 つのアクセス ポイントが配置される必要があります。これは変換すると、230 ~ 450 平方メートル(2,500 ~ 5,000 平方フィート)ごとに 1 つのアクセス ポイントとなります。


) アクセス ポイントは、約 6m (20 フィート)未満の高さで設置する必要があります。性能を最も引き出すためには、約 3m (10 フィート)で設置すると理想的です。


これらのガイドラインに従うと、アクセス ポイントが追跡したデバイスをより検出しやすくなります。2 つの物理環境が同じ RF 特性を持つことはほとんどありません。ユーザは特定の環境や要件に合わせてこれらのパラメータを変更しなければならない場合があります。


) コントローラが情報を Location Appliance に転送するために、-75dBm を超える信号でデバイスを検出する必要があります。3 つ以上のアクセス ポイントが、-75dBm 以下の信号でデバイスを検出できなければなりません。


アクセス ポイントを効果的に配置することは、配置用のシステムにとって重要です。いくつかの基本的なルールに従うと、位置の正確さが高まります。

1. カバレッジ領域の境界に沿ってアクセス ポイントを設置し、部屋や建物の屋外に近い位置にあるデバイスが検出されやすくなるようにします(図5-7 参照)。このようなカバレッジ領域の中心に設置されたアクセス ポイントは、別の方法だとほかの全アクセス ポイントから等距離に見えるデバイス上の優れたデータを提供します。

図5-7 アクセスポイントを一塊に集めた効果の低い位置精度

 

2. 全体のアクセス ポイントの密度を高め、アクセス ポイントをカバレッジ領域の周辺方向へ移動することにより、位置精度が大幅に向上します(図5-8 参照)。

図5-8 数および配置を増やすことで向上する位置精度

 

細長いカバレッジ領域では、直線的にアクセス ポイントを配置しないようにします(図5-9 参照)。各アクセス ポイントでデバイス位置のスナップショットがほかと異なるように、それらを交互にずらします。

図5-9 直線的な配置を控える

 

図5-9 の計画は、高い帯域幅のアプリケーションに十分なアクセス ポイント密度を与えますが、各アクセス ポイントの単一デバイスの視点の種類が少ないため、位置の判定が困難になり、よい配置ではありません。

アクセス ポイントをカバレッジ領域の周辺に移動して、それらを交互にずらします。それぞれにおいてデバイスの視点が明確に異なる可能性が高くなり、結果としてより位置精度が高まります(図5-10 参照)。

図5-10 周辺で交互にずらすことで向上する位置精度

 

位置認識の無線 LAN を設計は、音声用に計画するときと同様に、いくつかのことを考慮するとよりよい設計になります。最も一般的な無線端末は、3 つの重複しないチャネルのみを提供する 802.11b しかサポートしていません。そのため、電話に対して設計された無線 LAN は、データを伝送するために計画されたものより密度が低い傾向があります。また、トラフィックが Platinum QoS バケットのキューに入ると(通常は音声、およびその他の遅延に影響されるトラフィックのために確保される)、lightweight アクセス ポイントは、それらをほかのチャネルでピークになるようにするスキャン機能を先送りして、優先してデバイス位置情報を収集します。ユーザは、monitor-only モードに設定したアクセス ポイントで無線 LAN 展開を補完できます。監視機能のみを実行するアクセス ポイントは、クライアントにサービスを提供せず、干渉は引き起こしません。デバイス情報のエアウェーブをスキャンするだけです。

音声ネットワークなどの低密度の無線 LAN の導入では、それらの位置精度が、アクセス ポイントの追加および適切な配置によって非常に高まることがわかります(図5-11 を参照)。

図5-11 低密度の無線 LAN の導入

 

音声ネットワークなどの低密度の無線 LAN の導入では、それらの位置の正確性が、監視アクセス ポイントの追加および適切な配置によって非常に高まることがわかります。

無線ラップトップ、ハンドヘルド、また場合によっては電話を使用してカバレッジを検証し、3 つ以上のアクセス ポイントがデバイスによって検出されることを確認します。クライアントとアセット タグの位置を確認するには、指定した精度の範囲内(10m、90%)で、WCS がクライアントのデバイスとタグを報告することを確認します。

ネットワーク設計の作成

アクセス ポイントを設置コントローラに接続し、そのコントローラを管理するように WCS を設定したら、ネットワーク設計を設定します。ネットワーク設計 は、施設全体にわたるアクセス ポイントの物理配置を WCS 内で表現したものです。1 つのキャンパス、そのキャンパスを構成するビルディング、および各ビルディングのフロアという階層構造が、1 つのネットワーク設計を構成します。これらの手順は、その環境のデバイスを追跡するために、location appliance がそのネットワーク内のコントローラをポーリングするように設定され、特定のネットワーク設計と同期させるように設定されると仮定します。「WCS への Location Appliance のインポート」では、WCS と Location Appliance 間の同期を実行するための概念と手順を説明します。

ネットワークの設計

ネットワークを設計する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 WCS の Web インターフェイスを開いてログインします。


) ネットワーク設計を作成または編集するには、WCS にログインし、SuperUser、Admin、または ConfigManager アクセス権限を持つ必要があります。


ステップ 2 Monitor タブをクリックして、Maps サブタブを選択します。

ステップ 3 ネットワーク設計のサイズおよびマップの構成に応じて(図5-11 参照)、右側のドロップダウン メニューから、New Campus または New Building を選択します(図5-12 参照)。New Campus を選択する場合は、手順 4 に進みます。キャンパスなしでビルディングを作成するには、ステップ 13 に進みます。

図5-12 新しいネットワーク設計の作成

 

ステップ 4 Go をクリックします。

ステップ 5 キャンパスのネットワーク設計の名前、問い合せ先の名前、およびキャンパスのイメージ ファイルへの ファイル パスを入力します。.bmps と .jgps をインポート可能です。AutoCAD およびサポートされていない画像は、まずこれらの形式に変換する必要があります。

ステップ 6 Maintain Aspect Ratio チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、キャンパスの水平方向スパンが 約 1,524m(5,000 フィート)になり、イメージ ファイルの縦横比に従って垂直方向スパンが調整されます。水平方向または垂直方向のスパンを調整すると、画像の比率に従ってほかのフィールドが変更されます。

この自動調整を上書きしたい場合は、Maintain Aspect Ratio チェックボックスをオフにする必要があります。その後で、両方のスパンを実際のキャンパスの寸法に合うように調整できます。

ステップ 7 OK をクリックします。

ステップ 8 Monitor > Maps サブタブで、前の手順で作成したキャンパス マップに関連付いているハイパーインクをクリックします。新しいキャンパス画像を示すウィンドウが表示されます。

ステップ 9 ウィンドウの右上のドロップダウン メニューから、New Building を選択し、Go をクリックします(図5-13 参照)。

図5-13 新しいビルディング

 

ステップ 10 ビルディング名、問い合せ担当者、およびビルディングの地上のフロア数と地下のフロア数を入力します。

ステップ 11 キャンパス画像の左上の青い四角形をクリックし、それを目的の位置にドラッグして、キャンパス マップのどのビルディングが適切なビルディングかを示します(図5-14 参照)。青い四角形のサイズを変更するには、Ctrl キーを押した状態でクリックしてドラッグし、その水平サイズを調整します。また、ビルディングの寸法を Horizontal Span と Vertical Span フィールドに数値で入力して Place をクリックすることもできます。サイズ変更した後で、青い四角形をクリックして目的の位置にドラッグすることで、必要に応じて再配置できます。Save をクリックします。

図5-14 青色で強調表示されたビルディングの再配置

 

ステップ 12 その後 WCS は、緑色の四角形の中で強調表示された、新たに作成されたビルディングを備えたキャンパス画像に戻ります。緑色の四角形をクリックします(図5-15 参照)。

図5-15 緑色で強調表示された新しく作成されたビルディング

 

ステップ 13 キャンパスなしでビルディングを作成するには、New Building を選択して Go をクリックします。

ステップ 14 ビルディング名、問い合せ情報、地上のフロア数と地下のフロア数、および寸法情報を入力します。Save をクリックします。WCS が Monitor > Maps ウィンドウに戻ります。

ステップ 15 新しく作成されたビルディングに関連付いているハイパーリンクをクリックします。

ステップ 16 Monitor > Maps > Campus Name > Building Name ウィンドウで、ドロップダウン メニューから New Floor Area を選択します。Go をクリックします。

ステップ 17 アクセス ポイントを設置するフロア名、問い合せ先、フロア番号、フロアの種類、高さを入力し、フロア画像のパスを入力します。Next をクリックします。


) Floor Type(RF Model)フィールドは、その指定したフロアの環境の種類を指定します。この RF Model は、そのフロア上の予想される RF 信号の減衰量を示します。使用可能なモデルがフロアの構造を正しく表していない場合は、フロアの減衰特性に特有の RF モデルの作成方法について、「キャリブレーション モデルの作成と適用」で詳述されています。


ステップ 18 フロア領域がビルディングの面積と異なる場合は、Dimensions 見出しの下のテキスト フィールドの数値を変更するか、Ctrl キーを押した状態でクリックしてフロア画像の周りの青い四角形をドラッグし、フロアの面積を調整します。フロアの位置がビルディングの左上角から相殺される場合は、青い四角形をクリックして目的の位置にドラッグするか、Coordinates of top left corner 見出しの下の数値を変更して、ビルディング内のフロアの配置を変更します(図5-16 参照)。いずれかの数値を変更した後は、Place をクリックします。

図5-16 数値フィールドを使用した再配置

 

ステップ 19 このポイントでは、Launch Map Editor の隣のチェックボックスを選択することで、WCS マップ エディタでフロアの特性を調整できます。Map Editor の機能については、「Map Editor を使用したフロア図面の拡張」を参照してください。

ステップ 20 新しいフロア画像のウィンドウ(Monitor > Maps > CampusName > BuildingName > FloorName)で、右上のドロップダウン メニューから Add Access Points を選択します。Go をクリックします。

ステップ 21 コントローラに接続しているすべてのアクセス ポイントが表示されます。管理のために WCS は設定されているがまだ別のフロア マップに追加されていないコントローラでも表示されます。アクセス ポイント エントリの左側のチェックボックスをオンにして、特定のフロア マップ上に配置するアクセス ポイントを選択します。Name 列の左側のチェックボックスをオンにしてすべてのアクセス ポイントを選択します。OK をクリックします。

ステップ 22 フロア マップに追加するために選択した各アクセス ポイントは、灰色の円で表され(アクセス ポイント名や MAC アドレスにより区別)、フロア マップの左上部分に並べられます。各アクセス ポイントを適切な位置にドラッグします。(アクセス ポイントは、クリックして再配置すると青色に変わる)各アクセス ポイントの横の小さい黒矢印は各アクセス ポイントの Side A を表し、各アクセス ポイントの矢印は、アクセス ポイントが設置された方向と一致する必要があります。(Side A はそれぞれの 1000 シリーズ アクセス ポイント上で明確に記されており、802.11a 無線とは関連なし)。方向の矢印を調整するには、Antenna Angle ドロップダウン メニューで適切な方向を選択します。各アクセス ポイントの方向の配置や調整が終了したら、Save をクリックします。例については図5-17 を参照してください。この画像は説明のためのみにあり、正しいアクセス ポイントの密度や配置を示すものではありません。

図5-17 アンテナ角度を使用した適切な方向付け

 


) アクセス ポイントの配置と方向は、実際のアクセス ポイントの展開に直接反映する必要があります。反映しない場合は、システムはデバイス位置を特定できません。


それぞれのデバイス位置がネットワーク設計で適切に詳しく表されるまで、前のプロセスを繰り返してキャンパス、ビルディング、およびフロアを作成します。


 

マップの監視

この項では、マップを使って無線 LAN を監視する方法について説明します。マップを使用すると、次の情報を監視できます。

「予測カバレッジの監視」

「フロア マップ上でのチャネルの監視」

「フロア マップ上での送信電力レベルの監視」

「フロア マップ上でのカバレッジ ホールの監視」

「フロア マップ上でのクライアントの監視」

「キャリブレーション モデルの監視」

「フロア マップの外観の変更」

「キャリブレーション モデルの監視」

予測カバレッジの監視

マップ上で無線 LAN の予測カバレッジを監視する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順にクリックして、Maps ページを表示します。

ステップ 2 Name 列の項目をクリックして、フロア マップをクリックします。

ステップ 3 View Filters アイコンをクリックします。 AP Filter ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 Protocol ドロップダウン メニューから次のいずれかの 802.11 プロトコルを選択して、カバレッジ マップ上に表示します。

802.11a & b/g:領域内のすべてのアクセス ポイントを表示します。

802.11a:802.11a 無線通信機に対するカバレッジ パターンを示す色付きのオーバーレイを表示します。色は、赤(-35dBm)~濃い青(-85dBm)までの受信信号強度を表します。

802.11b/g:802.11b/g 無線通信機に対するカバレッジ パターンを示す色付きのオーバーレイを表示します。色は、赤(-35dBm)~濃い青(-85dBm)までの受信信号強度を表します。これがデフォルト値です。

ステップ 5 Display ドロップダウン メニューから次のいずれかのオプションを選択して、マップ上の各アクセス ポイントの隣のフラグに表示される情報を指定します。

Names:アクセス ポイント名を表示します。これがデフォルト値です。

MAC Addresses:アクセス ポイントがコントローラにアソシエートされているかどうかに関係なく、MAC アドレスを表示します。

Controller IP:アクセス ポイントがアソシエートされているコントローラの IP アドレスを表示します。アソシエーションを解除されたアクセス ポイントでは、「Not Associated」を表示します。

Utilization:アソシエートされたクライアント デバイスが使用する帯域幅の割合を表示します。アソシエーションを解除されたアクセス ポイントでは「Unavailable」、監視専用モードのアクセス ポイントでは「MonitorOnly」を表示します。

Channels:Ch#nn のように Cisco Radio チャネル番号を表示します。この nn はチャネル数です。また、接続していないアクセス ポイントに対しては Unavailable を表示します。

TX Power Level:Tx Power n のように現在の Cisco Radio 送信電力レベルを表示します。この n は電力レベル 1(高)から 5(低)です。また、接続していない アクセス ポイント に対しては Unavailable を表示します。

Coverage Holes:接続が切断されるまでに信号が弱くなったクライアントの割合を表示します。接続していない アクセス ポイント に対しては Unavailable を表示し、Monitor-Only モードの アクセス ポイント に対しては MonitorOnly を表示します。

Profiles:対応するオペレータ定義のしきい値の Load、Noise、Interference および Coverage コンポーネントを表示します。しきい値を超えない場合は Okay、しきい値を超える場合は Issue、接続していない アクセス ポイント に対しては Unavailable を表示します。

Users:Cisco WLAN Solution クライアントの数を表示します。接続していない アクセス ポイント に対しては Unavailable を表示し、Monitor-Only モードの アクセス ポイント に対しては MonitorOnly を表示します。

ステップ 6 OK をクリックします。

図5-18 は、ビルディングの 1 フロアをカバーするアクセス ポイントを含む一般的な RF 予測ヒート マップを示しています。

図5-18 RF 予測ヒート マップ

 


 

フロア マップ上でのチャネルの監視

フロア マップ上でチャネルを監視する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順にクリックして、Maps ページを表示します。

ステップ 2 Name 列の項目をクリックして、フロア マップをクリックします。

ステップ 3 View Filters アイコンをクリックします。 AP Filter ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 Display ドロップダウン メニューから Channels を選択して、OK をクリックします。各無線通信機で使用されているチャネル番号が、各アクセス ポイントの隣のフラグに表示されます。アソシエーションを解除されたアクセス ポイントでは、「Unavailable」が表示されます。


) 使用可能なチャネルは、国番号設定によって定義され、国ごとに規制されています。製品ごとにサポートされている国番号の一覧については、
http://www.cisco.com/application/pdf/en/us/guest/products/ps5861/c1650/cdccont_0900aecd80537b6a.pdf
または http://www.ciscofax.com を参照してください。



 

フロア マップ上での送信電力レベルの監視

フロア マップ上で送信電力レベルを監視する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順にクリックして、Maps ページを表示します。

ステップ 2 Name 列の項目をクリックして、フロア マップをクリックします。

ステップ 3 View Filters アイコンをクリックします。 AP Filter ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 Display ドロップダウン メニューから Tx Power Level を選択して、OK をクリックします。各無線通信機で使用されている送信電力レベル番号が、各アクセス ポイントの隣のフラグに表示されます。アソシエーションを解除されたアクセス ポイントでは、「Unavailable」が表示されます。

表5-3 は、送信電力レベル番号と対応する電力設定を示しています。

表5-3 送信電力レベル値

送信電力
レベル番号
電力設定

1

国番号設定で許可される最大の電力

2

50% の電力

3

25% の電力

4

12.5 ~ 6.25% の電力

5

6.25 ~ 0.195% の電力


) 電力レベルは、国番号設定によって定義され、国ごとに規制されています。製品ごとにサポートされている国番号の一覧については、
http://www.cisco.com/application/pdf/en/us/guest/products/ps5861/c1650/cdccont_0900aecd80537b6a.pdf または http://www.ciscofax.com を参照してください。



 

フロア マップ上でのカバレッジ ホールの監視

カバレッジ ホールとは、クライアントが無線ネットワークから信号を受信できない領域のことです。無線ネットワークを展開する場合、初期ネットワーク展開のコストとカバレッジ ホール領域の割合との間でトレードオフがあります。展開するにあたってのカバレッジ ホールの妥当な条件とは、2 ~ 10% です。これは、100 か所のランダムに選択したテスト ロケーションのうち、2 ~ 10 か所でサービスが制限される可能性があることを意味します。展開後、Cisco Unified Wireless Network Solution の Radio Resource Management(RRM)によってこれらのカバレッジ ホール領域が特定され、IT マネージャに報告されます。IT マネージャはユーザからの要求に基づいてカバレッジ ホールに対応します。

フロア マップ上でカバレッジ ホールを監視する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順にクリックして、 Maps ページを表示します。

ステップ 2 Name 列の項目をクリックして、フロア マップをクリックします。

ステップ 3 View Filters アイコンをクリックします。 AP Filter ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 Display ドロップダウン メニューから Coverage Holes を選択して、OK をクリックします。無線ネットワークへの接続を失ったクライアントの割合が、各アクセス ポイントの隣のフラグに表示されます。アソシエーションを解除されたアクセス ポイントでは「Unavailable」、監視専用モードのアクセス ポイントでは「MonitorOnly」が表示されます。


 

フロア マップ上でのクライアントの監視

フロア マップ上でクライアント デバイスを監視する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順にクリックして、 Maps ページを表示します。

ステップ 2 Name 列の項目をクリックして、フロア マップをクリックします。

ステップ 3 View Filters アイコンをクリックします。 AP Filter ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 Display ドロップダウン メニューから Users を選択して、OK をクリックします。各無線通信機にアソシエートされたクライアント デバイスの番号が、各アクセス ポイントの隣のフラグに表示されます。アソシエーションを解除されたアクセス ポイントでは「Unavailable」、監視専用モードのアクセス ポイントでは「MonitorOnly」が表示されます。

ステップ 5 特定のクライアント デバイスとパラメータのリストを表示するには、そのクライアントの番号をクリックします。 表5-4 は、表示されるパラメータを示しています。

 

表5-4 クライアント パラメータ

パラメータ
説明

User

クライアントのユーザ名

Vendor

クライアントの製造業者

IP Address

クライアントの IP アドレス

MAC Address

クライアントの MAC アドレス

Access Point

クライアントがアソシエートされているアクセス ポイントの名前

Controller

アクセス ポイントが接続されているコントローラの IP アドレス

Port

アクセス ポイントが接続されているコントローラのポート番号

802.11 State

クライアントがアソシエートされているかどうかを示す

SSID

アクセス ポイントによってブロードキャストされている Service Set Identifier(SSID; サービス セット ID)

Authenticated

認証が有効かどうかを示す

Protocol

802.11a と 802.11b/g のどちらのプロトコルが使用されているかを示す


 

屋外領域の監視

屋外領域をキャンパスに追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順に選択します。

ステップ 2 Name 列でキャンパス名をクリックします。

ステップ 3 Select a Command ドロップダウン メニューから、New Outdoor Area を選択し、GO をクリックします。

ステップ 4 新しい屋外領域のユーザ定義の名前を入力します。

ステップ 5 問い合せ先の名前を指定します。

ステップ 6 ドロップダウン メニューを使用して、この領域に存在する構造の種類を選択します。立方形および壁で囲まれたオフィス、乾式壁のオフィスのみ、または屋外空間を選択できます。

ステップ 7 アクセス ポイントを設置する位置の高さをフィート単位で入力します。

ステップ 8 屋外領域マップを含むファイルの名前を入力するか、Browse ボタンを使用してファイルを検索します。Next をクリックして、新しい屋外領域のプロセスを続行します。

ステップ 9 青色の四角形が右上角に表示され、キャンパスのマップ上に重なります。マウスを使用して、この四角形を屋外の目的の位置までドラッグします。青色の四角形のサイズを変更するには、Ctrl キーと Left キーを押した状態でクリックします。

ステップ 10 名前と問い合せ情報は、この画面に引き継がれます。拡大/縮小を使用してマップをさまざまに表示します。

ステップ 11 マップ画像の水平方向と垂直方向のピクセル比率を維持したい場合は、Maintain Image Aspect Ratio チェックボックスをオンにします。縦横比を維持すると、マップの外観のゆがみを避けることができます。

ステップ 12 屋外領域の四角形からキャンパス マップの左端までの水平距離をフィートまたはメートルで入力します。

ステップ 13 屋外領域の四角形からキャンパス マップの上端までの垂直距離をフィートまたはメートルで入力します。

ステップ 14 屋外領域の四角形の左から右までの水平方向スパンをフィートまたはメートルで入力します。

ステップ 15 屋外領域の四角形の上から下までの垂直方向スパンをフィートまたはメートルで入力します。


) 測定単位(フィートまたはメートル)を変更するには、Select a command ドロップダウン メニューから Monitor > Maps を選択してから Properties を選択し、GO をクリックします。Maps > Properties ウィンドウの最初のドロップダウン メニューで、寸法の単位としてフィートまたはメートルを選ぶことができます。


ステップ 16 Place を選択して表示上の変更を確定するか、Save を選択してそれらをデータベースに追加します。


 

キャリブレーション モデルの作成と適用

指定した RF モデルがフロアのレイアウトを十分に表していない場合は、フロアに適用するキャリブレーション モデルを作成し、そのフロアの減衰特性をより正確に表すことができます。一般的な減衰特性を多くのフロアで共有している環境(図書館など)では、キャリブレーション モデルを 1 つ作成して、同一の物理レイアウトおよび同一の展開を持つフロアに適用できます。

キャリブレーション モデルは、別々のフロア領域に適用できる測定済みの RF 信号特性を使用して RF オーバーレイとして使用されます。これによって Cisco WLAN Solution インストール チームは複数フロア領域の 1 フロアをレイアウトし、RF キャリブレーション ツールを使用して新しいキャリブレーション モデルとしてそのフロアの RF 特性を測定して保存し、そのキャリブレーション モデルを同一の物理レイアウトを備えるすべての他のフロアに適用できます。

ラップトップまたはその他の無線デバイスを使用して WCS サーバにブラウザを開き、キャリブレーション プロセスを実行します。


ステップ 1 Monitor > Maps に移動して、右上のドロップダウン メニューから RF Calibration Models を選択します。Go をクリックします。

ステップ 2 右上のドロップダウン メニューから Create New Model を選択します。Go をクリックします。

ステップ 3 モデルに名前を割り当てて、OK をクリックします。

ステップ 4 ほかの RF キャリブレーション モデルに従って新しいモデルが作成されますが、そのステータスは Not Yet Calibrated として表示されます。キャリブレーション プロセスを開始するには、新しいモデル名に関連付けられた ハイパーリンクをクリックします。新しいモデルの詳細を示す新しいウィンドウが表示されます。右上角のドロップダウン メニューから Add Data Points を選択して、Go をクリックします。

ステップ 5 このプロセスが WCS を介して Cisco Centralized アーキテクチャに接続されたモバイル デバイスから実行されている場合は、MAC アドレス フィールドに自動的にデバイスのアドレスが読み込まれます。キャリブレーションの実行に使用しているデバイスの MAC アドレスを手動で入力することもできます。手動で入力する MAC アドレスはコロンで区切る必要があります
(例:FF:FF:FF:FF:FF:FF)。

ステップ 6 キャリブレーションを実行する適切なキャンパス、ビルディング、フロアを選択します(図5-19 参照)。Next をクリックします。

図5-19 キャリブレーションの開始

 

ステップ 7 選択したフロア マップおよびアクセス ポイントの位置が存在する場合は、キャリブレーションのためのデータ収集を実行した位置が点のグリッドで表されます。これらの位置をガイドラインとして使用して、フロア上の既知の位置に無線デバイスを配置します。マップ上をクリックして赤色の十字線の位置を決め、デバイスの設置位置を示して Save をクリックします(図5-20 参照)。

図5-20 十字線の位置決め

 


) 802.11a と 802.11b/g の両方をサポートするクライアント デバイスを使用して、両方の周波数帯のキャリブレーションを迅速に処理します。


ステップ 8 推奨された位置座標をガイドラインとして使用して、赤色の十字線が実際のデバイス位置に正確に関連付いていることを確認しながらフロア全体でモバイル デバイスの移動を進めます。Save をクリックして、それぞれの位置の測定内容を保存します。

キャリブレーション ウィザードがプロセスの完了を示すまで、位置決めが必要な各周波数帯にこのプロセスを実行します。キャリブレーション ウィザードは、約 50 か所の異なる位置と 150 個の測定結果を収集すると、キャリブレーションの完了を表示します。キャリブレーション プロセスで保存されたそれぞれの位置で、複数のデータ ポイントが収集されます。キャリブレーション状態に関する情報は、ウィンドウの左側の凡例に示されます。データ ポイントが収集されマップの領域が適切に校正されるとともに、カバレッジが、そのデータを収集するために使用した特定の無線 LAN 規格に対応する色の付いた領域で表示されます。

ステップ 9 位置決めが必要な各周波数帯のキャリブレーションが完了したら、ウィンドウ上部のキャリブレーション モデル名をクリックしてそのモデルのメイン画面に戻ります。

ステップ 10 すべての未加工データの収集を実行すると、モデルを編集した後に、WCS と Location Appliance によって RF 減衰特性の把握のためにそのデータが使用されます。収集したデータ ポイントを計算するには、ドロップダウン メニューから Calibrate を選択して Go をクリックします。

ステップ 11 新しく作成されたキャリブレーション モデルを使用するには、それが作成されたフロアにそのモデル適用する必要があります(また、類似する減衰特性を持つその他のフロアについても同様)。Monitor > Maps に移動して、モデルを適用する特定のフロアを見つけます。フロア マップのインターフェイスで、ドロップダウン メニューから Edit Floor Area を選択し、GO をクリックします。

ステップ 12 Floor Type (RF Model) ドロップダウン メニューから、新しく作成したキャリブレーション モデルを選択します。OK をクリックして、フロアにモデルを適用します。


このプロセスを、必要なモデルとフロアの数に応じて繰り返します。モデルをフロアに適用すると、そのフロアで実行される位置判定はすべて、キャリブレーション モデルから収集した特定の減衰データを使用して実行されます。



 

フロア マップの外観の変更

View ドロップダウン リストからオプションを選択して、フロア マップの外観を変更できます。ドロップダウン リストから選択できるオプションは、次のとおりです。

Show/Hide APs

Show/Hide AP Heatmaps

Show AP Mesh Info(ブリッジするアクセス ポイントをフロアに追加した場合のみ表示)このオプションを選択した場合は、Cisco WCS はコントローラとコンタクトをとり、ブリッジするアクセス ポイントに関する情報を表示します。表示される情報は次のとおりです。

子アクセス ポイントと親アクセス ポイント間のリンク

子アクセス ポイントから親アクセス ポイントへの方向を示す矢印

Signal to Noise Ratio(SNR; 信号対雑音比)を示すカラー コード リンク。緑色のリンクは高い SNR(25 dB 以上)を表し、黄色のリンクは許容範囲内の SNR(20~25 dB)を表します。また、赤色のリンクは非常に低い SNR(20 dB 以下)を表します。

Show/Hide Clients

Show/Hide 802.11 tags

Show/Hide Rogue APs

Show/Hide Rogue Clients

Show/Hide Grid

Show/Hide 802.11 coverage areas

Full screen

Set as default

キャリブレーション モデルの監視

RF キャリブレーション モデルのプロパティを調整する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Monitor > Maps の順に選択します。

ステップ 2 Select a command ドロップダウン リストから、RF Calibration Models を選択し、GO をクリックします。

ステップ 3 校正された RF モデル名をクリックします。

ステップ 4 Select a command ドロップダウン リストから、Properties を選択し、GO をクリックします。

ステップ 5 有効にするには、Sweep Client Power for Location チェックボックスをオンにします。高密度のアクセス ポイントが存在し、送信電力が減少しているか不明な場合は、これを有効にしたい場合があります。クライアントの送信電力のスイープ範囲は精度が向上しますが、拡張性が低下する場合があります。

ステップ 6 HeatMap Binsize ドロップダウン メニューからビンサイズ(4、8、16、32)を選択します。

ステップ 7 ヒートマップの遮断を判断します。特にアクセス ポイントの密度が高く、RF 伝送条件が有利な場合は、ヒートマップを低く遮断することをお勧めします。遮断値を高くすると拡張性が高まりますが、クライアントの検索が困難になる場合があります。

ステップ 8 ヒートマップの遮断を判断します。特にアクセス ポイントの密度が高く、RF 伝送条件が有利な場合は、ヒートマップを低く遮断することをお勧めします。遮断値を高くすると拡張性が高まりますが、クライアントの検索が困難になる場合があります。


 

テストポイントを使用した要素の位置精度の分析

領域またはフロア マップ上にテストポイントを入力することで、不正なクライアント、不正でないクライアント、およびアセット タグの位置精度を分析できます。この機能を使用すると、アクセス ポイントによって自動的に、またはキャリブレーションによって手動で生成された位置情報を検証できます。


) 位置精度を確認することによって、既存のアクセス ポイントの能力を確認し、少なくとも 90% の確率で、10m 以内にある要素の真の位置を推定できます。



) このプロセスを開始する前に、分析する領域またはフロア内のすべての要素の MAC アドレスと位置を確認する必要があります。この情報は、マップ上にテストポイントを配置するときに必要です。キャリブレーション後に位置を分析する場合は、少なくともキャリブレーション中に入力されたのと同数の要素の位置精度を分析する必要があります。



) 位置精度のテストポイント機能を使用するには、Location Appliance と WCS の両方で Advanced Debug オプションを有効にする必要があります。


Advanced Debug オプションを有効にし、フロア マップにテストポイントを割り当てて、位置精度を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Location > Location Servers を選択します。

ステップ 2 表示される All Location Servers ページでサーバを選択します。

ステップ 3 Location Server General Properties ページの Administration メニューから Advanced Parameters を選択します(図5-21 参照)。

図5-21 Location Server General Properties ページ

 

ステップ 4 表示されるページで、Advanced Parameters セクション(図5-22 参照)までスクロールします。

図5-22 Location Server > Advanced Parameters ページ

 

ステップ 5 Advanced Debug チェックボックスをオンにして、機能を有効にします。 Save をクリックします。


Advanced Debug チェックボックスがすでにオンになっている場合は、さらに操作を行う必要はありません。Cancel をクリックします。


これで、選択した領域またはマップへのテストポイントの割り当てを開始できます。

ステップ 6 Monitor > Maps の順に選択します。

ステップ 7 Select a command ドロップダウン メニューから、 Properties を選択します。

ステップ 8 Maps > Properties ページ(図5-23 参照)で、Advanced Debug ドロップダウン メニューから Enable を選択します。 OK をクリックします。

これで、テストポイントを割り当てる準備ができました。

図5-23 Maps > Properties ページ

 

ステップ 9 Monitor > Maps の順に選択します。表示されるマップの概要から、分析する領域またはフロアを選択します。

図5-24 に示すページが表示されます。

図5-24 Monitor > Maps ページで選択された領域またはフロア マップ

 

ステップ 10 Select a command ドロップダウン メニュー(右上)から、 Position TestPoint を選択します。 GO をクリックします。

テストポイントの割り当て用に、選択した領域またはフロアの空白のマップが表示されます(図5-25 参照)。

図5-25 Position TestPoint Assignment ページ

 

ステップ 11 赤色の十字線のカーソル(左上)を、要素に対応するマップ上の位置に移動します。


) カーソルを使用する代わりに、アセット タグまたはクライアントの水平方向(Horz)と垂直方向(Vert)の座標を入力して、その位置を指定することもできます。


ステップ 12 その要素に関連付けられている MAC Address (MAC Addr)を選択します。 Save をクリックします。


) 水平方向と垂直方向の座標を入力した場合は、Save の代わりに Place TP をクリックします。


要素のテストポイント追加の成功およびその MAC アドレスを示すポップアップ ボックスが表示されます。

ステップ 13 マップに追加する各クライアントまたはアセット タグに対して、手順 11 および 12 を繰り返します。

ステップ 14 入力したテストポイントの位置精度を特定するには、 Analyze (右端) をクリックします。

精度情報を示したポップアップ ウィンドウが表示されます(図5-26 参照)。

図5-26 位置精度の結果