Cisco Wireless LAN Controller コンフィギュレーション ガイド リリース 8.0
TCP MSS の設定
TCP MSS の設定

TCP MSS の設定

TCP MSS の設定について

トランスミッション コントロール プロトコル(TCP)スリーウェイ ハンドシェイクにおけるクライアントの最大セグメント サイズ(MSS)が、最大伝送単位で処理できるサイズよりも大きい場合、スループットの低下およびパケットのフラグメンテーションが発生する場合があります。 コントローラ ソフトウェア リリース 6.0 以降のリリースでこの問題を回避するには、コントローラに join しているすべてのアクセス ポイントまたは特定のアクセス ポイントに MSS を指定します。

この機能を有効にすると、アクセス ポイントがデータ パスのワイヤレス クライアントと送受信する TCP パケットの MSS を選択します。 これらのパケットの MSS が設定した値または CAPWAP トンネルのデフォルト値よりも大きい場合、アクセス ポイントは MSS を、設定された新しい値に変更します。

TCP MSS は、ローカル モードの AP でのみサポートされます。

TCP MSS の設定(GUI)


    ステップ 1   [WIRELESS] > [Access Points] > [Global Configuration] の順に選択して [Global Configuration] ページを開きます。
    ステップ 2   [TCP MSS] の下にある [Global TCP Adjust MSS] チェックボックスをオンして、コントローラにアソシエートされているすべてのアクセス ポイントの MSS を設定します。
    (注)      有効な範囲は次のとおりです。
    • IPv4 TCP:536 ~ 1363 バイトの範囲内。
    • IPv6 TCP:1220 ~ 1331 の範囲内。

    CAPWAP v6 AP では、1220 未満または 1331 より大きい TCP MSS 値は無効です。


    TCP MSS の設定(CLI)


      ステップ 1   次のコマンドを入力して、特定のアクセス ポイントまたはすべてのアクセス ポイントの TCP MSS を有効または無効にします。

      config ap tcp-mss-adjust {enable|disable} {Cisco_AP | all} size

      size パラメータの値は、IPv4 の場合は 536 ~ 1363 バイト、IPv6 の場合は 1220 ~ 1331 バイトです。 デフォルト値はクライアントにより異なります。
      (注)      有効な範囲は次のとおりです。
      • IPv4:536 ~ 1363 バイトの範囲内の値を使用します。
      • IPv6:1220 ~ 1331 バイトの範囲内の値を使用します。
      CAPWAP v6 AP では、1220 未満または 1331 より大きい TCP MSS 値は無効です。
      ステップ 2   次のコマンドを入力して、変更を保存します。 save config
      ステップ 3   次のコマンドを入力して、特定のアクセス ポイントまたはすべてのアクセス ポイントの現在の TCP MSS 設定を表示します。

      show ap tcp-mss-adjust {Cisco_AP | all}

      以下に類似した情報が表示されます。

      
      AP Name              TCP State  MSS Size
      ------------------   --------   -------
      AP-1140 	 	 	 	    	 enabled   		 536
      AP-1240              disabled     	-
      AP-1130 			        	 disabled    	 -