Cisco Wireless LAN Controller コンフィギュレーション ガイド リリース 8.0
CAPWAP 優先モードの設定
CAPWAP 優先モードの設定

CAPWAP 優先モードの設定

優先モードについて

優先モードでは、アクセス ポイントが WLC に join するときに使用する CAPWAP L3 トランスポート(IPv4 と IPv6)を(プライマリ/セカンダリ/ターシャリ設定に基づいて)管理者が設定できます。

優先モードには次の 2 つのレベルがあります。
  • AP グループ別

  • グローバル設定

優先モードの設定のガイドライン

次の優先モードの設定を使用できます。
  • AP グループ特有の有線モードは、AP グループの有線モードが設定されており、AP がそのグループに属している場合のみ、AP に適用されます。

  • グローバル優先モードは、デフォルト グループ の AP、およびと優先モードが設定されていない AP グループに適用されます。

  • デフォルトでは、AP グループの優先モードの値は設定されず、グローバルの優先モードの値は IPv4 に設定されます。

  • 優先モードが設定されている AP がコントローラに join しようとして失敗すると、他のトランスポートの AP マネージャの選択に戻り、同じコントローラに join します。 両方のトランスポートが失敗すると、AP は次のディスカバリ応答に移動します。

  • このようなシナリオでは、スタティック IP の設定は、優先モードよりも優先されます。 次に例を示します。

    • コントローラでは、優先モードは IPv4 アドレスで設定されます。

    • AP では、スタティック IPv6 は CLI または GUI を使用して設定されます。

    • AP は、IPv6 トランスポート モードを使用してコントローラに join します。

  • コントローラ CLI は、優先モードの XML サポートを提供します。

CAPWAP 優先モードの設定(CLI)


    ステップ 1   次のコマンドを使用して、AP グループおよびすべての AP の優先モードを設定します。 グローバルな優先モードは、AP グループの優先モードがすでに設定されている AP には適用されません。 設定が正常終了すると、AP は CAPWAP を再起動して、プライマリ/セカンダリ/ターシャリ設定に基づいてコントローラを選択した後、設定された優先モードで join します。 config ap preferred-mode {IPv4|IPv6}{ <apgroup>|<all>}
    ステップ 2   次のコマンドを使用して、AP の優先モードを無効に(設定解除)します。 config ap preferred-mode disable <apgroup>
    (注)      <apgroup> に属する AP は CAPWAP を再起動し、グローバルな優先モードでコントローラに再 join します。
    ステップ 3   次のコマンドを使用して、優先モード設定の統計情報を表示します。 統計情報は累積されませんが、最後に実行された優先モードの設定 CLI に対して更新されます。 show ap prefer-mode stats
    ステップ 4   次のコマンドを使用して、すべての AP グループ用に設定された優先モードを表示します。 show wlan apgroups
    ステップ 5   次のコマンドを使用して、設定されているグローバルな優先モードを表示します。 show network summary
    ステップ 6   次のコマンドを使用して、AP にプッシュされる優先モード コマンドがグローバル コンフィギュレーションからなのか、AP グループ固有の設定からなのかを表示して確認します。 show ap config general <Cisco AP>
    (Cisco Controller) >show ap config general AP-3702E
    
    Cisco AP Identifier.............................. 2
    Cisco AP Name.................................... AP-3702E
    Country code..................................... US  - United States
    Regulatory Domain allowed by Country............. 802.11bg:-A     802.11a:-A
    AP Country code.................................. US  - United States
    AP Regulatory Domain............................. 802.11bg:-A    802.11a:-A
    Switch Port Number .............................. 1
    MAC Address...................................... bc:16:65:09:4e:fc
    IPv6 Address Configuration....................... SLAAC
    IPv6 Address..................................... 2001:9:2:35:be16:65ff:fe09:4efc
    IPv6 Prefix Length............................... 64
    Gateway IPv6 Addr................................ fe80::a2cf:5bff:fe51:c4ce
    NAT External IP Address.......................... None
    CAPWAP Path MTU.................................. 1473
    Telnet State..................................... Globally Enabled
    Ssh State........................................ Globally Enabled
    Cisco AP Location................................ default location
    Cisco AP Floor Label............................. 0
    Cisco AP Group Name.............................. default-group
    Primary Cisco Switch Name........................ amb
    Primary Cisco Switch IP Address.................. 9.2.35.25
    .....................................
    .....................................
    .....................................
    .....................................
    .....................................
    Ethernet Port Speed.............................. Auto
    AP Link Latency.................................. Disabled
    Rogue Detection.................................. Enabled
    AP TCP MSS Adjust................................ Disabled
    IPv6 Capwap UDP Lite............................. Enabled
    Capwap Prefer Mode............................... Ipv6 (Global Config)
    Hotspot Venue Group.............................. Unspecified
    Hotspot Venue Type............................... Unspecified
    DNS server IP ............................. Not Available
    
    
    (注)      コマンド出力の Capwap Prefer Mode を確認します。

    CAPWAP 優先モードの設定(GUI)


      ステップ 1   [Controller] > [General] を選択して、[Global Configuration] ページを開きます。 [CAPWAP Preferred Mode] リスト ボックスを選択し、グローバルな CAPWAP 優先モードして、IPv4 または IPv6 のどちらかを選択します。
      (注)      デフォルトでは、コントローラは CAPWAP 優先モード IPv4 アドレスで設定されます。
      ステップ 2   [WLAN] > [Advanced] > [APGroup] > [General] タブの順に選択し、[CAPWAP Preferred Mode] チェックボックスをオンにして、IPv4 または IPv6 CAPWAP 優先モードで AP グループを設定します。
      ステップ 3   [Wireless] > [ALL APs] > [General] タブの順に選択して、[APs CAPWAP] 設定を確認します。 [IP Config] セクションを参照して、AP の CAPWAP 優先モードの適用先がグローバルか、AP グループかを確認します。
      ステップ 4   [Monitor] > [Statistics] > [Preferred Mode] の順に選択すると、ユーザは優先モード コマンドが AP に正常にプッシュされるかどうかを確認できます。
      • [Prefer Mode of Global/AP Groups]:IPv4、IPv6、またはグローバルで設定した AP の名前。

      • [Total]:優先モードで設定された AP の総数。

      • [Success]:AP が優先モードで正常に設定された回数をカウントします。

      • [Unsupporte]:IPv6 CAPWAP で join できない AP。

      • [Already Configured]:すでに設定済みの AP を設定しようとした試行回数をカウントします。

      • [Per AP Group Configured]:AP グループごとに設定された優先モード。

      • [Failure]:AP が優先モード設定に失敗した回数をカウントします。