Cisco Mobility Express リリース 8.1 ユーザ ガイド
付録
付録

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Cisco Mobility Express ソリューションの機能と仕様

Cisco Mobility Express ソリューションの技術仕様、サポートされる機能とサポートされない機能、および相互運用性情報の詳細なリストについては、次の URL にある「Release Notes for Cisco Wireless Controllers and Lightweight Access Points for Cisco Wireless Release 8.1.120.0」を参照してください: http:/​/​www.cisco.com/​c/​en/​us/​td/​docs/​wireless/​controller/​release/​notes/​crn81mr2.html

対応ブラウザ

オペレーティング システム

サポートされるブラウザとバージョン

Microsoft Windows

  • Internet Explorer 10 以降

  • Mozilla Firefox 33 以降

  • Google Chrome 38 以降

Apple MAC OS

  • Safari 7 以降

  • Mozilla Firefox 33 以降

  • Google Chrome 38 以降

Cisco Mobility Express コントローラのフェールオーバーとマスター AP の選定プロセス

Mobility Express コントローラのフェールオーバーのための冗長性

Cisco Mobility Express ネットワークには、マスター AP として機能できない AP が存在することがあります。 マスター AP として機能できる AP モデルについては、サポートされる Cisco Aironet アクセス ポイントを参照してください。

フェールオーバーを可能にする冗長性を Cisco Mobility Express コントローラに持たせるには、ネットワークに、マスター AP として機能できるアクティブな AP が複数必要です。 フェールオーバーの発生時に、これらの AP の 1 つが自動的にマスターとして選定されます。 新しく選定されたマスターは、元のマスターと同じ IP および設定になります。 管理者にとっては、フェールオーバー発生時、元のマスターと新しく選定されたマスターに違いはありません。


(注)  


マスター AP に接続されているクライアントは、フェールオーバー時に切断されます。


マスター AP の選定プロセス

Cisco Mobility Express AP ネットワークでマスター AP がシャットダウンすると、この導入環境でマスターとして機能できる他の AP の 1 つが自動的にマスター AP に指定されます。 内部のマスター自動選定プロセスにより、Cisco Mobility Express 対応の AP からマスター AP が自動的に選択されます。 このプロセスは 2 つの目的で使用されます。1 つはマスター AP の障害を検出すること、もう 1 つはマスターとして機能できる AP から新しいマスター AP を指定することです。 このプロセスは Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP)に基づいており、優先順位の降順でリストしてある次のパラメータを基にアルゴリズムで次のマスター AP を決定します。
  • コントローラの CLI で VRRP コマンド config ap next-preferred-master を使用して VRRP マスターとして設定された AP。

  • 関連付けられているクライアント数を基準に負荷が最小である AP。

  • クライアントの負荷が同程度の AP の中で、MAC アドレスが最小である AP。

Cisco Mobility Express ネットワークにアクセス ポイントを追加する方法

CAPWAP Lightweight AP ソフトウェアを実行しているサポート対象の AP を Cisco Mobility Express ネットワークに追加すると、起動時に CAPWAP の状態が Discover advertisements on boot up になります。 マスター AP で動作する Cisco Mobility Express コントローラはこのアドバタイズメントに応答し、新しい AP は Cisco Mobility Express コントローラの join プロセスを実行します。 追加される AP が同じバージョンを実行している場合は、すぐに Cisco Mobility Express ネットワークに join します。 ただし、AP が Cisco Mobility Express で実行されているイメージより古いイメージを実行している場合は、対応する Cisco Mobility Express 対応 AP イメージをコントローラが TFTP サーバからダウンロードします。

ソフトウェア アップデートの実施方法については、Cisco Mobility Express ソフトウェアの更新を参照してください。

アクセス ポイントへのイメージのプレダウンロード

コントローラからアクセス ポイントへアップグレード ソフトウェア イメージをダウンロードするときには、アクセス ポイントをリセットしたり、ネットワーク接続を切断したりする必要はないため、ネットワークの停止を最小限に抑えることができます。 つまり、アップグレード イメージは最初にコントローラにダウンロードされ、その後アクセス ポイントにダウンロードされます。その際、ネットワークは稼働したままになります。 コントローラを再起動すると、アクセス ポイントの関連付けが解除され、アクセス ポイントが再起動します。 コントローラが最初に起動し、その後で、イメージがアップグレードされたすべてのアクセス ポイントが起動します。 コントローラがアクセス ポイントから送信されたディスカバリ要求に自身のディスカバリ応答パケットで応答すると、アクセス ポイントから join 要求が送信されます。

Mobility Express から CAPWAP Lightweight ソフトウェアへの AP の変換

Mobility Express コントローラを実行している AP を CAPWAP Lightweight 導入環境(つまり、Unified Wireless Network)用に変換するには、次の手順に従ってください。
  1. コンソール ポート、Telnet、または SSH を AP に接続します。

  2. Mobility Express コントローラ コンソールにログインします。

  3. Mobility Express コントローラ コンソールで apciscoshell コマンドを使用して、AP コンソールに接続します。

  4. ユーザ名 Cisco とパスワード Cisco を使用して AP コンソールにログインします。 どちらも大文字と小文字が区別されます。

  5. enable と入力します。

  6. ap-type capwap コマンドを入力し、確認します。

    これにより、AP が設定完了済みの CAPWAP Lightweight に変換されます。 この AP は、変換し直して元に戻さない限り、Mobility Express マスター AP として機能できません。

よくある質問

Mobility Express ワイヤレス LAN コントローラ機能をホストできるアクセス ポイント、およびそれによって管理できるアクセス ポイントはどれですか。

サポートされる Cisco Aironet アクセス ポイントを参照してください。

Mobility Express ワイヤレス LAN コントローラ機能でサポートされるコントローラベースのモードは何ですか。

Mobility Express ソリューションによって管理されるアクセス ポイントは、AireOS FlexConnect モードと同様に、集中型コントロール プレーン モードと分散型データ プレーン モードで動作します。

Mobility Express のライセンス要件はどうなっていますか。

Cisco Mobility Express ソリューションにはアクセス ポイント用のライセンスが必要ありません。

アクセス ポイントのスケールを拡大し、ワイヤレス コントローラ導入環境用に変換できますか。

はい。アクセス ポイントにプライマリ コントローラとして WLAN コントローラの IP アドレスを指し示すだけで実現できます。 これはモードに依存しません。 WLAN コントローラは、適切な AP イメージとそれぞれの設定をプッシュします。 詳細については、Mobility Express から CAPWAP Lightweight ソフトウェアへの AP の変換を参照してください。

導入環境を縮小してアクセス ポイント数を 25 以下にする必要がある場合、既存のコントローラベースの導入環境から Mobility Express に変換することはできますか。

はい。 導入環境に含まれるアクセス ポイントが Mobility Express コントローラ機能をホストできる場合は(Cisco Aironet 1850 または 1830 シリーズのアクセス ポイントなど)、ワイヤレス コントローラベースの導入環境を Mobility Express に変換できます。

Cisco Mobility Express ソリューションの詳細はどこで確認できますか。

http:/​/​www.cisco.com/​go/​mobilityexpress [英語] に進みます。