CT5760 コントローラ導入ガイド シスコ次世代 WLAN コントローラ
マルチキャストの設定
マルチキャストの設定
発行日;2013/10/02 | 英語版ドキュメント(2013/09/05 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

マルチキャストの設定

WLC から AP への転送モード

マルチキャスト VLAN 機能

ブロードキャスト転送

設定の確認

CT5760 へのソフトウェア イメージのインストールおよびアップグレード

Prime への WLC の追加

Flexible NetFlow

マルチキャストの設定

マルチキャスト転送のデフォルトは WLC5760 コントローラでディセーブルです。次のコマンドで(IPv4 または IPv6)マルチキャスト転送のサポートをイネーブルにできます。

(config)#wireless multicast

次のコマンドを使用して、Internet Group Management Protocol(IGMP)スヌーピングをコントローラでイネーブルにする必要があります。

(config)#ip igmp snooping

IPv6 の場合は、次のコマンドを使用します。

(config)#ipv6 mld snooping

WLC から AP への転送モード

マルチキャストがイネーブルにされると、マルチキャスト トラフィックを AP に転送できます。コントローラは受信したマルチキャスト パケットを CAPWAP にカプセル化し、個々の AP にこのパケットを送信します。このモードは、マルチキャスト ユニキャスト (MCUC) と呼ばれます。代わりに、コントローラがこのマルチキャスト パケットを別のマルチキャスト パケットにカプセル化して 1 回送信することができます。このモードは、1 パケットだけがコントローラで作成されるので、効率的です。このモードは、マルチキャスト マルチキャスト (MCMC) と呼ばれます。このモードを使用するには、コントローラにマルチキャスト グループを設定する必要があります。コントローラに接続されているすべての AP がこのマルチキャスト グループに加入し、マルチキャスト フローを受信できます。次のコマンドを使用して、MCMC をイネーブルにしマルチキャスト グループを設定できます。

(config)#wireless multicast

(config)#ap capwap multicast 239.3.3.3

このコマンドの no 形式を使用して、デフォルトの MCUC モードに戻すことができます。

(config)#no ap capwap multicast

従来のソリューションと同様に、マルチキャスト グループは VLAN 単位で作成されます。たとえば、WLAN が VLAN 100 にマッピングされ、クライアントがその WLAN からマルチキャスト トラフィックを要求した場合、マルチキャスト送信元、マルチキャスト アドレス、および VLAN(この例では VLAN 100)をマッピングするマルチキャスト グループ ID(MGID)をコントローラが作成します。これは、その WLAN 内のクライアント VLAN に関係なく行われます。

マルチキャスト VLAN 機能

この例では 2 つのインターフェイスを作成し、その後インターフェイス グループで 2 つの VLAN をまとめてマッピングします。

(config)#interface vlan 19

(config-if)#ip address 10.10.19.1 255.255.255.0

(config)#interface vlan 21

(config-if)#ip address 10.10.21.1 255.255.255.0

(config)#vlan group Group19to21 vlan-list 19,21

これらのコマンドは、WLAN を作成し、この WLAN を VLAN グループにマッピングします。

(config)#wlan open19 4 open19

(config-wlan)# client vlan Group19to21

(config-wlan)#

特定の VLAN にマルチキャスト トラフィックをマッピングする ip multicast vlan コマンドを使用します。

(config-wlan)# ip multicast vlan 21

コントローラは、WLAN のマルチキャスト トラフィックを処理するために、VLAN 21 インターフェイスを使用します。


) 一度マルチキャスト転送をコントローラで設定すると、マルチキャストをサポートするインフラストラクチャも設定する必要があります。



) WLC5760 は IGMP v2 を使用します。エンド ユーザがこれを変更するオプションはありません。


ブロードキャスト転送

マルチキャスト転送と同様、ブロードキャスト転送はデフォルトではディセーブルです(コントローラで受信されたブロードキャスト パケットはワイヤレス クライアントに転送されません)。ブロードキャスト転送は VLAN 単位でイネーブルになります。次の一般コマンドを使用して、特定の VLAN のブロードキャスト転送をイネーブルにできます。

(config)#wireless broadcast vlan 21

特定の VLAN を指定しない場合、すべての VLAN に対してブロードキャスト転送をイネーブルにできます。

(config)#wireless broadcast

次に、いくつかの VLAN に対するブロードキャスト転送をディセーブルにしてコマンドを制限できます。

(config)#no wireless broadcast vlan 20

設定の確認

たくさんの方法でマルチキャストを確認できます。コントローラ コンポーネントからは、マルチキャストの状態、ap マルチキャスト モード、および各 VLAN のブロードキャスト/非 IP マルチキャスト状態を表示できます。

#show wireless multicast

すべて(S、G、および V)の値および対応する MGID 値を表示できます。

#show wireless multicast group summary

#show ip igmp snooping

# show ip igmp snooping wireless mgid

これらのコマンドはすべて、IPv6 MLD の監視にも使用できます。ip キーワードの代わりに ipv6、および igmp の代わりに mld を使用する必要があります。

show ipv6 mld snooping, show ipv6 mld snooping wireless mgid

また、すべてのマルチキャスト グループとそれらの稼働中のインターフェイスを表示できます。

#show ip igmp groups

どの IGMP バージョンが使用され、どのポートがグループに関連づけられているかを確認するには、次のコマンドを使用します。

#show ip igmp snooping groups

CT5760 へのソフトウェア イメージのインストールおよびアップグレード

1. フラッシュに USB メモリから新しいイメージをコピーします。

Controller#copy usbflash0:/ ct5760-ipservicesk9.SSA.03.07.97.EMD.150-7.97.EMD.bin flash:

Destination filename [ct5760-ipservicesk9.SSA.03.07.97.EMD.150-7.97.EMD.bin]?Copy in progress...CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC

266151060 bytes copied in 36.030 secs (7386929 bytes/sec)

Controller#

2. 最初のインストールの場合のみ以下の CLI を使用してフラッシュからのバンドル イメージを展開します。最初のインストールでない場合は、手順 5 を参照してください。

Controller#software expand file flash:ct5760-ipservicesk9.SSA.03.07.97.EMD.150- 7.97.EMD.bin verbose

Preparing expand operation

[1]: Expanding bundle flash:ct5760-ipservicesk9.SSA.03.07.97.EMD.150-7.97.EMD.bin

[1]: Copying package files

[1]: Package files copied

[1]: Finished expanding bundle flash:ct5760-ipservicesk9.SSA.03.07.97.EMD.150-

7.97.EMD.bin

3. フラッシュから展開したファイルを確認します。

Controller#dir flash:

Directory of flash:/

311309 -rw- 266151060 Mar 31 2010 05:58:22 +00:00 ct5760- ipservicesk9.SSA.03.07.97.EMD.150-7.97.EMD.bin

360451 -rw- 96724320 Mar 31 2010 06:00:19 +00:00 ct5760- base.SSA.03.07.97.EMD.pkg

360452 -rw- 1292972 Mar 31 2010 06:00:25 +00:00 ct5760- drivers.SSA.03.07.97.EMD.pkg

360453 -rw- 53521356 Mar 31 2010 06:00:21 +00:00 ct5760- infra.SSA.03.07.97.EMD.pkg

360454 -rw- 43506528 Mar 31 2010 06:00:23 +00:00 ct5760-iosd-

ipservicesk9.SSA.150-7.97.EMD.pkg

360455 -rw- 20646616 Mar 31 2010 06:00:22 +00:00 ct5760-

platform.SSA.03.07.97.EMD.pkg

360456 -rw- 50455240 Mar 31 2010 6:00:25 +00:00 ct5760-

wcm.SSA.03.07.97.EMD.pkg

360450 -rw- 1208 Mar 31 2010 06:00:36 +00:00 packages.conf

4. フラッシュからのブートを設定します。

Controller#conf t

Controller(config)#boot system flash:packages.conf

Controller(config)#end

Controller#

5. 今後のアップグレードのために、次のコマンドを入力します。

software install file flash:ct5760-ipservicesk9.SSA.03.08.58.EMP.150-

8.58.EMP3.bin verbose

Preparing install operation ...

[1]: Starting install operation

[1]: Expanding bundle flash:ct5760-ipservicesk9.SSA.03.08.58.EMP.150-

8.58.EMP3.bin

[1]: Copying package files

[1]: Package files copied

[1]: Finished expanding bundle flash:ct5760-ipservicesk9.SSA.03.08.58.EMP.150-

8.58.EMP3.bin

[1]: Verifying and copying expanded package files to flash:

[1]: Verified and copied expanded package files to flash:

[1]: Starting compatibility checks

[1]: Finished compatibility checks

[1]: Starting application pre-installation processing

[1]: Finished application pre-installation processing

[1]: Old files list:

Removed ct5760-base.SSA.03.08.58.EMP1.pkg

Removed ct5760-drivers.SSA.03.08.58.EMP1.pkg

Removed ct5760-infra.SSA.03.08.58.EMP1.pkg

Removed ct5760-iosd-ipservicesk9.SSA.150-8.58.EMP1.pkg

Removed ct5760-platform.SSA.03.08.58.EMP1.pkg

Removed ct5760-wcm.SSA.03.08.58.EMP1.pkg

[1]: New files list:

Added ct5760-base.SSA.03.08.58.EMP3.pkg

Added ct5760-drivers.SSA.03.08.58.EMP3.pkg

Added ct5760-infra.SSA.03.08.58.EMP3.pkg

Added ct5760-iosd-ipservicesk9.SSA.150-8.58.EMP3.pkg

Added ct5760-platform.SSA.03.08.58.EMP3.pkg

Added ct5760-wcm.SSA.03.08.58.EMP3.pkg

[1]: Creating pending provisioning file

[1]: Finished installing software. New software will load on reboot.

[1]: Committing provisioning file

[1]: Do you want to proceed with reload?[yes/no]: yes

6. システムをリセットします。

Prime への WLC の追加

コントローラを追加するには、次の手順を完了してください。

1. CISCO PRIME にログインします。

 

2. [PI] > [Operate] > [Device Work Center] に移動します。

3. [Add Device] をクリックします。

4. CT5760 の以下のパラメータを入力します。

a. [IP Address]:[CT5760 mgt IP]

b. [Read-Write SNMP string (private)]

c. [Telnet credentials]

5. CISCO PRIME Infrastructure による CT5760 の検出を確認します。到達可能で成功の場合は、正しいデバイス タイプとともにステータスに完了と表示されます。

6. CT5760 を管理する CISCO PRIME Infrastructure の GUI を確認します([client]、[statistics]、[details]、[reports] など)。

Flexible NetFlow

Cisco IOS® Flexible NetFlow は次世代のフロー テクノロジーです。ネットワーク インフラの最適化を行い、運用コストを削減し、拡大した柔軟性とスケーラビリティによって容量計画およびセキュリティ インシデント検出を改善します。IP トラフィックの特性を明確化し、トラフィックの送信元、宛先、タイミング、アプリケーション情報を特定する機能は、ネットワークの可用性、パフォーマンス、およびトラブルシューティングにとって重要となります。IP トラフィック フローが監視されている場合、容量計画の精度が向上し、リソース配置が組織の目標をサポートできるようにします。Flexible NetFlow は、リソース使用量の最適化、ネットワーク容量の計画、および QoS の最適なアプリケーション層の識別をどのように行うかを決定するために役立ちます。これは、サービス拒否(DoS)攻撃およびネットワークで伝播したワームの検出によってネットワーク セキュリティで重要な役割を果たします。

Flexible NetFlow を設定するコマンドをここに示します。

!

flow record IPv4flow

match ipv4 protocol

match ipv4 source address

match ipv4 destination address

match flow direction

collect counter bytes long

collect counter packets long

collect timestamp absolute first

collect timestamp absolute last

!

!

flow exporter IPv4export-1

destination 10.1.1.6 (IP address of your Netflow Collector.It should be v9

netflow.

transport udp 2055

!

!

flow monitor IPv4flow (you can view the flows on the switch using CLI if netflow

Collector not available)

description Monitor all IPv4 traffic

exporter IPv4export-1

cache timeout active 30

record IPv4flow

!

show コマンドをここに示します。

show flow monitor name monitor-name cache

show flow record

show flow-sampler

show flow monitor

NetFlow の設定の詳細については、『 Cisco Flexible NetFlow Configuration Guide, Cisco IOS XE Release 3SE (Catalyst 3850 Switches) 』を参照してください。