セキュリティ コンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS XE リリース 3E(Cisco WLC 5700 シリーズ)
パスワードおよび権限レベルによるスイッチ アクセスの制御
パスワードおよび権限レベルによるスイッチ アクセスの制御

目次

パスワードおよび権限レベルによるスイッチ アクセスの制御

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報および警告については、使用するプラットフォームおよびソフトウェア リリースの Bug Search Tool およびリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このモジュールの最後にある機能情報の表を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator には、http:/​/​www.cisco.com/​go/​cfn からアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

パスワードおよび権限によるスイッチ アクセスの制御の制約事項

パスワードおよび権限によるスイッチ アクセスの制御の制約事項は、次のとおりです。

  • パスワード回復のディセーブル化は、boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して手動でブートするようにスイッチを設定している場合は無効です。 このコマンドは、スイッチの電源の再投入後、ブートローダ プロンプト(switch:)を表示させます。

関連コンセプト

パスワードおよび権限レベルに関する情報

デフォルトのパスワードおよび権限レベル設定

ネットワークで端末のアクセス コントロールを行う簡単な方法は、パスワードを使用して権限レベルを割り当てることです。 パスワード保護によって、ネットワークまたはネットワーク デバイスへのアクセスが制限されます。 権限レベルによって、ネットワーク デバイスにログイン後、ユーザがどのようなコマンドを使用できるかが定義されます。

次の表に、デフォルトのパスワードおよび権限レベル設定を示します。

表 1 デフォルトのパスワードおよび権限レベル設定

機能

デフォルト設定

イネーブル パスワードおよび権限レベル

パスワードは定義されていません。 デフォルトはレベル 15 です(特権 EXEC レベル)。 パスワードは、コンフィギュレーション ファイル内では暗号化されていない状態です。

イネーブル シークレット パスワードおよび権限レベル

パスワードは定義されていません。 デフォルトはレベル 15 です(特権 EXEC レベル)。 パスワードは、暗号化されてからコンフィギュレーション ファイルに書き込まれます。

回線パスワード

パスワードは定義されていません。

追加のパスワード セキュリティ

追加のセキュリティ レイヤを、特にネットワークを越えるパスワードや Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバに保存されているパスワードに対して設定する場合には、enable password または enable secret グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用できます。 コマンドの作用はどちらも同じです。このコマンドにより、暗号化されたパスワードを設定できます。特権 EXEC モード(デフォルト設定)または特定の権限レベルにアクセスするユーザは、このパスワードを入力する必要があります。

より高度な暗号化アルゴリズムが使用されるので、enable secret コマンドを使用することを推奨します。

enable secret コマンドを設定した場合、このコマンドは enable password コマンドよりも優先されます。同時に 2 つのコマンドを有効にはできません。

パスワードの暗号化をイネーブルにすると、ユーザ名パスワード、認証キー パスワード、イネーブル コマンド パスワード、コンソールおよび仮想端末回線パスワードなど、すべてのパスワードに適用されます。

パスワード回復

スイッチに物理的にアクセスできるエンド ユーザは、デフォルトで、スイッチの電源投入時にブート プロセスに割り込み、新しいパスワードを入力することによって、失われたパスワードを回復できます。

パスワード回復ディセーブル化機能では、この機能の一部をディセーブルにすることによりスイッチのパスワードへのアクセスを保護できます。 この機能がイネーブルの場合、エンド ユーザは、システムをデフォルト設定に戻すことに同意した場合に限り、ブート プロセスに割り込むことができます。 パスワード回復をディセーブルにしても、ブート プロセスに割り込んでパスワードを変更できますが、コンフィギュレーション ファイル(config.text)および VLAN データベース ファイル(vlan.dat)は削除されます。

パスワード回復をディセーブルにする場合は、エンド ユーザがブート プロセスに割り込んでシステムをデフォルトの状態に戻すような場合に備え、セキュア サーバにコンフィギュレーション ファイルのバックアップ コピーを保存しておくことを推奨します。 スイッチ上でコンフィギュレーション ファイルのバックアップ コピーを保存しないでください。 VTP(VLAN トランキング プロトコル)トランスペアレント モードでスイッチが動作している場合は、VLAN データベース ファイルのバックアップ コピーも同様にセキュア サーバに保存してください。 スイッチがシステムのデフォルト設定に戻ったときに、XMODEM プロトコルを使用して、保存したファイルをスイッチにダウンロードできます。

パスワードの回復を再びイネーブルにするには、service password-recovery グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

端末回線の Telnet 設定

初めてスイッチに電源を投入すると、自動セットアップ プログラムが起動して IP 情報を割り当て、この後続けて使用できるようにデフォルト設定を作成します。 さらに、セットアップ プログラムは、パスワードによる Telnet アクセス用にスイッチを設定することを要求します。 セットアップ プログラムの実行中にこのパスワードを設定しなかった場合は、端末回線に対する Telnet パスワードを設定するときに設定できます。 この操作の詳細については、関連項目を参照してください。

ユーザ名とパスワードのペア

ユーザ名とパスワードのペアを設定できます。このペアはスイッチ上でローカルに保存されます。 このペアは回線またはポートに割り当てられ、各ユーザを認証します。ユーザは認証後、スイッチにアクセスできます。 権限レベルを定義している場合は、ユーザ名とパスワードの各ペアに特定の権限レベルを、対応する権利および権限とともに割り当てることもできます。

権限レベル

Cisco スイッチ(および他のデバイス)では、権限レベルを使用して、スイッチ動作の異なるレベルに対してパスワード セキュリティを提供します。 デフォルトでは、Cisco IOS ソフトウェアは、パスワード セキュリティの 2 つのモード(権限レベル)で動作します。ユーザ EXEC(レベル 1)および特権 EXEC(レベル 15)です。 各モードに、最大 16 個の階層レベルからなるコマンドを設定できます。 複数のパスワードを設定することにより、ユーザ グループ別に特定のコマンドへのアクセスを許可することができます。

回線の権限レベル

ユーザは、回線にログインし、別の権限レベルをイネーブルに設定することにより、privilege level ライン コンフィギュレーション コマンドを使用して設定された権限レベルを上書きできます。 また、disable コマンドを使用することにより、権限レベルを引き下げることができます。 上位の権限レベルのパスワードがわかっていれば、ユーザはそのパスワードを使用して上位の権限レベルをイネーブルにできます。 回線の使用を制限するには、コンソール回線に高いレベルまたは権限レベルを指定してください。

たとえば、多くのユーザに clear line コマンドへのアクセスを許可する場合、レベル 2 のセキュリティを割り当て、レベル 2 のパスワードを広範囲のユーザに配布できます。 また、configure コマンドへのアクセス制限を強化する場合は、レベル 3 のセキュリティを割り当て、そのパスワードを限られたユーザ グループに配布することもできます。

コマンド権限レベル

コマンドをある権限レベルに設定すると、構文がそのコマンドのサブセットであるコマンドはすべて、そのレベルに設定されます。 たとえば、show ip traffic コマンドをレベル 15 に設定すると、show コマンドおよび show ip コマンドは、それぞれ別のレベルに設定しない限り、自動的にレベル 15 に設定されます。

パスワードおよび権限レベルでスイッチ アクセスを制御する方法

スタティック イネーブル パスワードの設定または変更

イネーブル パスワードは、特権 EXEC モードへのアクセスを制御します。 スタティック イネーブル パスワードを設定または変更するには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。

手順の概要

    1.    configure terminal

    2.    enable password password

    3.    end


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1configure terminal


    例:
    
    ControllerDevice# configure terminal
    
    
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2enable password password


    例:
    ControllerDevice(config)# enable password secret321
    
    
     

    特権 EXEC モードにアクセスするための新しいパスワードを定義するか、既存のパスワードを変更します。

    デフォルトでは、パスワードは定義されません。

    password には、1 ~ 25 文字の英数字のストリングを指定します。 ストリングを数字で始めることはできません。大文字と小文字を区別し、スペースを使用できますが、先行スペースは無視されます。 疑問符(?)は、パスワードを作成する場合に、疑問符の前に Ctrl+v を入力すれば使用できます。たとえば、パスワード abc?123 を作成するときは、次のようにします。

    abc を入力します。

    Ctrl+v を入力します。

    ?123 を入力します。

    システムからイネーブル パスワードを入力するように求められた場合、疑問符の前に Ctrl+v を入力する必要はなく、パスワードのプロンプトにそのまま abc?123 と入力できます。

     
    ステップ 3end


    例:
    
    ControllerDevice(config)# end
    
    
     

    特権 EXEC モードに戻ります。

     

    暗号化によるイネーブルおよびイネーブル シークレット パスワードの保護

    特権 EXEC モードで、次の手順に従って、特権 EXEC モード(デフォルト)またはユーザが指定した権限レベルにアクセスするためにユーザが入力する必要のある暗号化パスワードを設定します。

    手順の概要

      1.    configure terminal

      2.    次のいずれかを使用します。

      • enable password [ level level ] { password | encryption-type encrypted-password }
      • enable secret [ level level ] { password | encryption-type encrypted-password }

      3.    service password-encryption

      4.    end


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1configure terminal


      例:
      
      ControllerDevice# configure terminal
      
      
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2次のいずれかを使用します。
      • enable password [ level level ] { password | encryption-type encrypted-password }
      • enable secret [ level level ] { password | encryption-type encrypted-password }


      例:
      ControllerDevice(config)# enable password example102
      
      

      または

      ControllerDevice(config)# enable secret level 1 password secret123sample
      
      
       
      • 特権 EXEC モードにアクセスするための新しいパスワードを定義するか、既存のパスワードを変更します。

      • シークレット パスワードを定義します。これは非可逆的な暗号化方式を使用して保存されます。
        • (任意)level に指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 レベル 1 が通常のユーザ EXEC モード権限です。 デフォルト レベルは 15 です(特権 EXEC モード権限)。

        • password には、1 ~ 25 文字の英数字のストリングを指定します。 ストリングを数字で始めることはできません。大文字と小文字を区別し、スペースを使用できますが、先行スペースは無視されます。 デフォルトでは、パスワードは定義されません。

        • (任意)encryption-type には、シスコ独自の暗号化アルゴリズムであるタイプ 5 しか使用できません。 暗号化タイプを指定する場合は、暗号化されたパスワードを使用する必要があります。この暗号化パスワードは、別のスイッチの設定からコピーします。

        (注)     

        暗号化タイプを指定してクリア テキスト パスワードを入力した場合は、再び特権 EXEC モードを開始することはできません。 暗号化されたパスワードが失われた場合は、どのような方法でも回復することはできません。

       
      ステップ 3service password-encryption


      例:
      ControllerDevice(config)# service password-encryption
      
      
      
       

      (任意)パスワードの定義時または設定の書き込み時に、パスワードを暗号化します。

      暗号化を行うと、コンフィギュレーション ファイル内でパスワードが読み取り可能な形式になるのを防止できます。

       
      ステップ 4end


      例:
      
      ControllerDevice(config)# end
      
      
       

      特権 EXEC モードに戻ります。

       

      パスワード回復のディセーブル化

      パスワードの回復をディセーブルにしてスイッチのセキュリティを保護するには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。

      はじめる前に

      パスワード回復をディセーブルにする場合は、エンド ユーザがブート プロセスに割り込んでシステムをデフォルトの状態に戻すような場合に備え、セキュア サーバにコンフィギュレーション ファイルのバックアップ コピーを保存しておくことを推奨します。 スイッチ上でコンフィギュレーション ファイルのバックアップ コピーを保存しないでください。 VTP(VLAN トランキング プロトコル)トランスペアレント モードでスイッチが動作している場合は、VLAN データベース ファイルのバックアップ コピーも同様にセキュア サーバに保存してください。 スイッチがシステムのデフォルト設定に戻ったときに、XMODEM プロトコルを使用して、保存したファイルをスイッチにダウンロードできます。

      手順の概要

        1.    configure terminal

        2.    no service password-recovery

        3.    end


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1configure terminal


        例:
        
        ControllerDevice# configure terminal
        
        
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2no service password-recovery


        例:
        ControllerDevice(config)# no service password-recovery
        
        
         

        パスワード回復をディセーブルにします。

        この設定は、フラッシュ メモリの中で、ブートローダおよび Cisco IOS イメージがアクセスできる領域に保存されますが、ファイル システムには含まれません。また、ユーザがアクセスすることはできません。

         
        ステップ 3end


        例:
        
        ControllerDevice(config)# end
        
        
         

        特権 EXEC モードに戻ります。

         
        次の作業

        パスワードの回復を再びイネーブルにするには、service password-recovery グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

        関連コンセプト

        端末回線に対する Telnet パスワードの設定

        接続された端末回線に対する Telnet パスワードを設定するには、ユーザ EXEC モードで次の手順を実行します。

        はじめる前に

        エミュレーション ソフトウェアを備えた PC またはワークステーションをスイッチ コンソール ポートに接続するか、または PC をイーサネット管理ポートに接続します。

        コンソール ポートのデフォルトのデータ特性は、9600 ボー、8 データ ビット、1 ストップ ビット、パリティなしです。 コマンドライン プロンプトが表示されるまで、Return キーを何回か押す必要があります。

        手順の概要

          1.    enable

          2.    configure terminal

          3.    line vty 0 15

          4.    password password

          5.    end


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1enable


          例:
          ControllerDevice> enable
          
          
           
          (注)     

          パスワードが特権 EXEC モードへのアクセスに必要な場合は、その入力が求められます。

          特権 EXEC モードを開始します。

           
          ステップ 2configure terminal


          例:
          ControllerDevice# configure terminal
          
          
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 3line vty 0 15


          例:
          ControllerDevice(config)# line vty 0 15
          
          
           

          Telnet セッション(回線)の数を設定し、ライン コンフィギュレーション モードを開始します。

          コマンド対応スイッチでは、最大 16 のセッションが可能です。 0 および 15 を指定すると、使用できる 16 の Telnet セッションすべてを設定することになります。

           
          ステップ 4password password


          例:
          ControllerDevice(config-line)# password abcxyz543
          
          
           

          1 つまたは複数の回線に対応する Telnet パスワードを設定します。

          password には、1 ~ 25 文字の英数字のストリングを指定します。 ストリングを数字で始めることはできません。大文字と小文字を区別し、スペースを使用できますが、先行スペースは無視されます。 デフォルトでは、パスワードは定義されません。

           
          ステップ 5end


          例:
          ControllerDevice(config-line)# end
          
          
           

          特権 EXEC モードに戻ります。

           

          ユーザ名とパスワードのペアの設定

          ユーザ名とパスワードのペアを設定するには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。

          手順の概要

            1.    configure terminal

            2.    username name [privilege level] {password encryption-type password}

            3.    次のいずれかを使用します。

            • line console 0
            • line vty 0 15

            4.    login local

            5.    end


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1configure terminal


            例:
            
            ControllerDevice# configure terminal
            
            
             

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2username name [privilege level] {password encryption-type password}


            例:
            ControllerDevice(config)# username adamsample privilege 1 password secret456
            
            
            ControllerDevice(config)# username 111111111111 mac attribute
             

            各ユーザのユーザ名、権限レベル、パスワードを設定します。

            • name には、ユーザ ID を 1 ワードで指定するか、または MAC アドレスを指定します。 スペースと引用符は使用できません。

            • ユーザ名と MAC フィルタの両方に対し、最大 12000 のクライアントを個別に設定できます。
            • (任意)level には、アクセス権を得たユーザに設定する権限レベルを指定します。 指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 レベル 15 では特権 EXEC モードでのアクセスが可能です。 レベル 1 では、ユーザ EXEC モードでのアクセスとなります。

            • encryption-type には、暗号化されていないパスワードが後ろに続く場合は 0 を、 暗号化されたパスワードが後ろに続く場合は 7 を指定します。

            • password には、ユーザがスイッチにアクセスする場合に入力する必要のあるパスワードを指定します。 パスワードは 1 ~ 25 文字で、埋め込みスペースを使用でき、username コマンドの最後のオプションとして指定します。

             
            ステップ 3次のいずれかを使用します。
            • line console 0
            • line vty 0 15


            例:
            ControllerDevice(config)# line console 0
            
            

            または

            ControllerDevice(config)# line vty 15
            
             

            ライン コンフィギュレーション モードを開始し、コンソール ポート(回線 0)または VTY 回線(回線 0 ~ 15)を設定します。

             
            ステップ 4login local


            例:
            ControllerDevice(config-line)# login local
            
            
             

            ログイン時のローカル パスワード チェックをイネーブルにします。 認証は、ステップ 2 で指定されたユーザ名に基づきます。

             
            ステップ 5end


            例:
            
            ControllerDevice(config)# end
            
            
             

            特権 EXEC モードに戻ります。

             

            コマンドの特権レベルの設定

            コマンドの権限レベルを設定するには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。

            手順の概要

              1.    configure terminal

              2.    privilege mode level level command

              3.    enable password level level password

              4.    end


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1configure terminal


              例:
              
              ControllerDevice# configure terminal
              
              
               

              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2privilege mode level level command


              例:
              ControllerDevice(config)# privilege exec level 14 configure
              
              
               

              コマンドの特権レベルを設定します。

              • mode には、グローバル コンフィギュレーション モードの場合は configure を、EXEC モードの場合は exec を、インターフェイス コンフィギュレーション モードの場合は interface を、ライン コンフィギュレーション モードの場合は line をそれぞれ入力します。

              • level に指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 レベル 1 が通常のユーザ EXEC モード権限です。 レベル 15 は、enable パスワードによって許可されるアクセス レベルです。

              • command には、アクセスを制限したいコマンドを指定します。

               
              ステップ 3enable password level level password


              例:
              ControllerDevice(config)# enable password level 14 SecretPswd14
              
              
               

              権限レベルをイネーブルにするためのパスワードを指定します。

              • level に指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 レベル 1 が通常のユーザ EXEC モード権限です。

              • password には、1 ~ 25 文字の英数字のストリングを指定します。 ストリングを数字で始めることはできません。大文字と小文字を区別し、スペースを使用できますが、先行スペースは無視されます。 デフォルトでは、パスワードは定義されません。

               
              ステップ 4end


              例:
              
              ControllerDevice(config)# end
              
              
               

              特権 EXEC モードに戻ります。

               
              関連情報

              回線のデフォルト特権レベルの変更

              指定した回線に対するデフォルトの権限レベルを変更するには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。

              手順の概要

                1.    configure terminal

                2.    line vty line

                3.    privilege level level

                4.    end


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1configure terminal


                例:
                
                ControllerDevice# configure terminal
                
                
                 

                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 2line vty line


                例:
                ControllerDevice(config)# line vty 10
                
                
                 

                アクセスを制限する仮想端末回線を選択します。

                 
                ステップ 3privilege level level


                例:
                ControllerDevice(config)# privilege level 15
                
                
                 

                回線のデフォルト特権レベルを変更します。

                level に指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 レベル 1 が通常のユーザ EXEC モード権限です。 レベル 15 は、enable パスワードによって許可されるアクセス レベルです。

                 
                ステップ 4end


                例:
                
                ControllerDevice(config)# end
                
                
                 

                特権 EXEC モードに戻ります。

                 
                次の作業

                ユーザは、回線にログインし、別の権限レベルをイネーブルに設定することにより、privilege level ライン コンフィギュレーション コマンドを使用して設定された権限レベルを上書きできます。 また、disable コマンドを使用することにより、権限レベルを引き下げることができます。 上位の権限レベルのパスワードがわかっていれば、ユーザはそのパスワードを使用して上位の権限レベルをイネーブルにできます。 回線の使用を制限するには、コンソール回線に高いレベルまたは権限レベルを指定してください。

                関連情報

                権限レベルへのログインおよび終了

                指定した権限レベルにログインする、または指定した権限レベルを終了するには、ユーザ EXEC モードで次の手順を実行します。

                手順の概要

                  1.    enable level

                  2.    disable level


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1enable level


                  例:
                  ControllerDevice> enable 15
                  
                  
                   

                  指定された特権レベルにログインします。

                  この例で、レベル 15 は特権 EXEC モードです。

                  level に指定できる範囲は 0 ~ 15 です。

                   
                  ステップ 2disable level


                  例:
                  ControllerDevice# disable 1
                  
                  
                   

                  指定した特権レベルを終了します。

                  この例で、レベル 1 はユーザ EXEC モードです。

                  level に指定できる範囲は 0 ~ 15 です。

                   
                  関連情報

                  スイッチ アクセスのモニタリング

                  表 2 DHCP 情報を表示するためのコマンド
                     

                  show privilege

                  権限レベルの設定を表示します。

                  パスワードおよび権限レベルの設定例

                  例:スタティック イネーブル パスワードの設定または変更

                  次に、イネーブル パスワードをl1u2c3k4y5 に変更する例を示します。 パスワードは暗号化されておらず、レベル 15 のアクセスが与えられます(従来の特権 EXEC モード アクセス)。

                  ControllerDevice(config)# enable password l1u2c3k4y5
                  
                  

                  例:暗号化によるイネーブルおよびイネーブル シークレット パスワードの保護

                  次に、権限レベル 2 に対して暗号化パスワード $1$FaD0$Xyti5Rkls3LoyxzS8 を設定する例を示します。

                  ControllerDevice(config)# enable secret level 2 5 $1$FaD0$Xyti5Rkls3LoyxzS8
                  
                  

                  例:端末回線に対する Telnet パスワードの設定

                  次に、Telnet パスワードを let45me67in89 に設定する例を示します。

                  ControllerDevice(config)# line vty 10
                  ControllerDevice(config-line)# password let45me67in89
                  
                  
                  関連コンセプト

                  例:コマンドの権限レベルの設定

                  configure コマンドを権限レベル 14 に設定し、レベル 14 のコマンドを使用する場合にユーザが入力するパスワードとして SecretPswd14 を定義する例を示します。

                  ControllerDevice(config)# privilege exec level 14 configure
                  ControllerDevice(config)# enable password level 14 SecretPswd14
                  
                  
                  関連情報

                  その他の関連資料

                  エラー メッセージ デコーダ

                  説明 Link

                  このリリースのシステム エラー メッセージを調査し解決するために、エラー メッセージ デコーダ ツールを使用します。

                  https:/​/​www.cisco.com/​cgi-bin/​Support/​Errordecoder/​index.cgi

                  MIB

                  MIB MIB のリンク
                   

                  選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

                  http:/​/​www.cisco.com/​go/​mibs

                  シスコのテクニカル サポート

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