システム管理構成ガイド、Cisco IOS XE Release 3E(Cisco WLC 5700 シリーズ)
音声パラメータとビデオ パラメータの設定
音声パラメータとビデオ パラメータの設定

目次

音声パラメータとビデオ パラメータの設定

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator には、http:/​/​www.cisco.com/​go/​cfn からアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

音声およびビデオのパラメータの前提条件

音声およびビデオのパラメータを設定する前に、次のポイントをご確認ください。
  • controllerに接続するアクセス ポイントが設定されていることを確認します。

  • SSID を設定します。

音声およびビデオのパラメータの制約事項

以下は、音声およびビデオについてのパラメータを設定する際に考慮する必要のある制限事項です。

  • SIP CAC は TSPEC ベースのアドミッション コントロールをサポートする Cisco Phone 9971 を使用できます。 また、ステータス コード 17 をサポートする電話を使用できます。

  • 非 TSPEC SIP 電話に音声優先対応を提供するために、SIP スヌーピングがサポートされています。

  • ビデオ CAC 用 TSPEC はサポートされません。

  • 次の機能は、Cisco 3600 アクセス ポイントの 802.11ac モジュールについてはサポートされません。
    • 音声サポート

    • CAC サポート

    • TSM サポート

  • 802.11ac モジュールがイネーブルの場合、11n LBCAC パラメータが不正確になり、11ac 対応コールの音声品質が低下する場合があります。

  • 11K がイネーブルな非 WMM デバイスとして承認される Cisco 792x IP フォンでは、電話の音声問題が発生します。

    (注)  


    11K がイネーブルな非 WMM デバイスとして承認されるすべての 792x Cisco IP フォンの音声 WLAN 用の 11K をディセーブルにします。 この問題を解決するには、Cisco Unified Call Manager のファームウェアを 1.4.5 にアップグレードします。 詳細については、Cisco Unified Call Manager コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

音声パラメータとビデオ パラメータの設定について

controllerには、音声またはビデオ、あるいはその両方の品質に影響を及ぼす次の 3 つのパラメータがあります。

  • Call Admission Control

  • Expedited bandwidth requests

  • Unscheduled automatic power save delivery

コール アドミッション制御(CAC)および UAPSD は Cisco Compatible Extensions(CCX)v4 および v5 でサポートされますが、これらのパラメータは、CCX がなくても、(802.1e をサポートする)WMM を実装するデバイスではサポートされます。 Expedited Bandwidth Requests は CCXv5 でのみサポートされます。

音声の品質に関する問題の監視およびレポートには、Traffic Stream Metrics(TSM)を使用します。

コール アドミッション制御

コール アドミッション制御(CAC)を使用すると、ワイヤレス LAN で輻輳が発生したときに、アクセス ポイントは制御された Quality of Service(QoS)を維持できます。 CCXv4 に展開された WMM プロトコルは異なるネットワーク負荷の下で QoS を維持します。

Over-the-Air(OTA)という 2 種類の CAC(静的ベースの CAC および負荷ベースの CAC)が使用可能です。

controllerは次の QoS ポリシーをサポートします。
  • ユーザ定義のポリシー:独自の QoS ポリシーを定義できます。 こうしたポリシーを既存のメタル ポリシーより細かく制御できます。

  • システム定義の重要なメタル ポリシー:下位互換性をサポートします。

    • Platinum:VoIP クライアントに使用されます。

    • Gold:ビデオ クライアント用に使用されます。

    • Silver:ベスト エフォート型トラフィックに使用されます。

    • Bronze:NRT トラフィックに使用されます。

静的ベースの CAC

WMM および TSPEC をサポートする Voice over WLAN アプリケーションでは、コールを開始するために必要になる帯域幅または共有メディア時間を指定できます。 帯域幅ベースまたは静的な CAC によりアクセス ポイントは、特定のコールに対応できるかどうかを判断できます。 アクセス ポイントでは、許容される品質でコールの最大数を維持するために、必要であればコールを拒否します。

WLAN の QoS 設定により、帯域幅ベースの CAC サポートのレベルが決定します。 音声アプリケーションで帯域幅ベースの CAC を使用するには、WLAN を Platinum QoS に対して設定する必要があります。 帯域幅ベースの CAC により、アクセス ポイントの帯域幅のアベイラビリティは、アクセス ポイント クライアントによる帯域幅の現使用量に基づいて決定され、Voice over WLAN アプリケーションによって要求された帯域幅がアクセス ポイント クライアントに追加されます。 この合計が設定された帯域幅しきい値を超えると、新しいコールは拒否されます。


(注)  


WMM が有効化されている CCX v4 クライアントに対して Admission Control(ACM; アドミッション コントロール)を有効にする必要があります。 そうしない場合、帯域幅ベースの CAC はこれらの CCXv4 クライアントに対して正しく動作しません。


負荷ベースの CAC

負荷ベースの CAC では、音声アプリケーションまたはビデオ アプリケーションに対し、すべてのトラフィックの種類(クライアントからのトラフィックなど)、同じチャネルのアクセス ポイントの負荷、および同じ場所に設置されたチャネルの干渉などによって消費される帯域幅を考慮した測定方法を利用できるようになります。 負荷ベース CAC では、PHY およびチャネル欠陥の結果発生する追加の帯域幅使用量も対象となります。

負荷ベース CAC では、アクセス ポイントでは RF チャネルの使用率(消費された帯域幅の割合)、チャネル干渉、およびアクセス ポイントで許可される追加のコールが継続的に測定、更新されます。 アクセス ポイントは、コールをサポートするのに十分なだけの未使用帯域幅がチャネルにある場合に限り、新規のコールを許可します。 このようにすることで、負荷ベース CAC は、チャネルのオーバーサブスクリプションを防ぎ、WLAN の負荷および干渉のあらゆる状況下で QoS を維持します。


(注)  


負荷ベース CAC を無効にすると、アクセス ポイントが帯域幅ベースの CAC を使用するようになります。


IOSd コール アドミッション制御

IOSd コール アドミッション制御(CAC)は、controllerからアクセス ポイントの間の帯域幅のアベイラビリティを制御します。

スイッチにクラスベースの無条件パケット マーキング機能を設定し、CAC を管理できます。

CAC は、音声およびビデオ トラフィックのみに適用される概念で、データ トラフィックには適用されません。 データ トラフィックが増加すると、ネットワーク、キューイング、バッファリングの特定のリンクでオーバーサブスクリプションが発生し、パケット ドロップの決定によって輻輳状態が解消されます。 余剰トラフィックは、トラフィックを送信するインターフェイスが使用可能になるまで遅延するか、またはトラフィックがドロップされた場合、プロトコル、またはエンド ユーザがタイムアウトを開始し、情報の再送信を要求するまで遅延状態となります。

遅延とパケット損失の両方の影響を受けやすいリアルタイムのトラフィックの場合、この方法では、このトラフィックのユーザが要求する Quality of Service(QoS)を維持しながらネットワークの輻輳を解決することはできません。 音声など、リアルタイムの遅延の影響を受けやすいトラフィックの場合、ネットワークのドロップや遅延が発生し、QoS が損なわれたり、お客様の不満を引き起こすよりも、輻輳状態でのネットワーク アクセスを拒否することをお勧めします。

したがって CAC では、音声コールの確立前に行われ、必要なネットワーク リソースが新しいコールに適した QoS を実現できるかどうかによる、情報に基づく決定と安定性がもたらされます。

既存の CAC アルゴリズムおよび許可 CAC CLI 設定に基づいて、controllerにより、TSPEC のビデオ再生または SIP スヌーピングを利用できるようになります。 admin cac の CLI は、音声コールのパススルーに必須です。

BSSID のポリサーが音声またはビデオのトラフィック用に設定されている場合、パケットで追加チェックが実行されます。

Expedited Bandwidth Requests

Expedited Bandwidth Request 機能を使用すると、CCXv5 クライアントは WLAN への緊急の WMM Traffic Specifications(TSPEC)要求(e911 コールなど)を示すことができるようになります。 コントローラがこの要求を受信すると、コントローラは、処理中の他の TSPEC コールの質を変えることなく、緊急のコールに対応しようとします。

Expedited Bandwidth Requests は、帯域幅ベースの CAC と load-based の CAC の両方に適用できます。 Expedited Bandwidth Requests はデフォルトでは無効になっています。 この機能が無効の場合、コントローラはすべての緊急の要求を無視し、TSPEC 要求は通常の TSPEC 要求として処理します。

次の表は、通常の TSPEC 要求と Expedited Bandwidth Requests に対する TSPEC 要求処理の例を示します。

表 1 TSPEC 要求処理の例

CAC モード

音声コールに予約された帯域幅

使用法

通常の TSPEC 要求

緊急 TSPEC 帯域幅要求

帯域幅ベースの CAC

75%(デフォルト設定)

75% 未満

許可

許可

75% ~ 90%(音声コール用に予約された帯域幅が消費される)

却下

許可

90 % 超

却下

却下

負荷ベースの CAC

75% 未満

許可

許可

75% ~ 85%(音声コール用に予約された帯域幅が消費される)

却下

許可

85 % 超

却下

却下

1 帯域幅ベースの CAC の場合、音声コールの使用帯域幅はアクセス ポイント単位となり、同じチャネルのアクセス ポイントは考慮されません。 load-based の CAC の場合、音声コールの使用帯域幅は、チャネル全体に対して測定されます。
2 帯域幅ベースの CAC(音声およびビデオに消費された帯域幅)または load-based の CAC(チャネル使用率 [Pb])

(注)  


TSPEC G711-20 ms および G711-40 ms のコーデック タイプのアドミッション制御がサポートされます。


U-APSD

Unscheduled automatic power save delivery(U-APSD)は、モバイル クライアントのバッテリ寿命を延ばす IEEE 802.11e で定義されている QoS 機能です。 バッテリ寿命を延ばすだけでなく、この機能は無線メディアで配送されるトラフィック フローの遅延時間を短縮します。 U-APSD は、アクセス ポイントでバッファされる個々のパケットをポーリングするようにクライアントに要求しないため、単一のアップリンク トリガー パケットを送信することにより、複数のダウンリンク パケットの送信が許可されます。 WMM が有効化されると、U-APSD は自動的に有効化されます。

Traffic Stream Metrics

voice-over-wireless LAN(VoWLAN)展開では、クライアントとアクセス ポイント間のエア インターフェイスでの音声関連のメトリクスの測定には、Traffic Stream Metrics(TSM)が使用されます。 TSM ではパケット遅延とパケット損失の両方がレポートされます。 これらのレポートを調べることにより、劣悪な音声品質の問題を分離できます。

このメトリクスは、CCX v4 以降のリリースをサポートするアクセス ポイントとクライアント デバイス間のアップリンク(クライアント側)統計とダウンリンク(アクセス ポイント側)統計の集合から成ります。 クライアントが CCX v4 または CCXv5 に準拠していない場合、ダウンリンク統計のみが取得されます。 クライアントとアクセス ポイントで、これらのメトリクスが測定されます。 アクセス ポイントではまた、5 秒おきに測定値が収集されて、90 秒のレポートが作成された後、レポートがコントローラに送信されます。 コントローラは、アップリンクの測定値はクライアント単位で保持し、ダウンリンクの測定値はアクセス ポイント単位で保持します。履歴データは 1 時間分を保持します。 このデータを格納するには、アップリンク メトリクス用に 32MB、ダウンリンク メトリクス用に 4.8MB の追加のメモリがコントローラに必要です。

無線帯域別ベースで(たとえば、すべての 802.11a ラジオ)、GUI または CLI により TSM を設定できます。 コントローラは、リブート後も持続するように、フラッシュ メモリに設定を保存します。 アクセス ポイントにより、コントローラからの設定が受信された後、指定された無線帯域で TSM が有効化されます。

この表に、別のコントローラ シリーズでの TSM エントリの上限を示します。

TSM エントリ

5700

最大 AP TSM エントリ数

100

最大クライアント TSM エントリ数

250

最大 TSM エントリ数

100*250=25000


(注)  


上限に到達すると、追加の TSM エントリを保存し、WCS または NCS に送信することができなくなります。 クライアント TSM エントリが満杯で、AP TSM エントリにまだ空きがある場合、AP エントリのみが保存されます(逆もまた同様)。 これにより、出力が不完全になります。 TSM クリーンアップは、1 時間ごとに行われます。 エントリは、対応する AP とクライアントがシステム内に存在しない場合にのみ削除されます。


優先コール番号を使用した音声優先制御の設定について

TSPEC ベースのコールをサポートしない VoWLAN クライアントからの SIP コールをサポートするようにcontrollerを設定できます。 この機能は、SIP CAC サポートと呼ばれます。 帯域幅が、設定された voice プールで使用可能な場合は、 SIP コールが通常のフローを使用し、controllerがこれらのコールに帯域幅を割り当てます。

また、最大 6 つの優先コール番号に順位を設定できます。 コールが、設定された優先番号の 1 つに送信された場合、controllerは設定された最大音声帯域幅を検査しません。 controllerは、音声 CAC に設定されている音声の最大帯域幅を超えてもコールに必要な帯域幅を割り当てます。 優先コールは、帯域割り当てが無線の帯域幅の 85% を超えた場合に拒否されます。 帯域割り当ては、帯域幅プール全体(設定された最大音声プールからだけではない)の 85 % になります。 帯域割り当ては、ローミング コールの場合であっても同じです。

音声優先制御を設定する前に、次のパラメータを設定しておく必要があります。
  • 音声コールがパススルーできるように WLAN QoS を設定します。

  • 無線の ACM を有効にします。

  • WLAN 上で SIP コール スヌーピングを有効にします。

EDCA パラメータについて

拡張型分散チャネル アクセス(EDCA)パラメータは、音声、ビデオ、およびその他の Quality of Service(QoS)トラフィックのために優先的な無線チャネル アクセスを提供するように設計されています。

音声パラメータとビデオ パラメータの設定方法

音声パラメータの設定(CLI)

はじめる前に

SIP ベースの CAC が設定されていることを確認します。

この手順を開始する前に CAC のクラス マップを作成する必要があります。

手順の概要

    1.    show wlan summary

    2.    show wlan wlan_id

    3.    configure terminal

    4.    policy-map policy-map name

    5.    class {class-name | class-default}

    6.    admit cac wmm-tspec

    7.    service-policy policy-map name

    8.    end

    9.    wlan wlan_profile_name wlan_ID SSID_network_name wlan shutdown

    10.    wlan wlan_profile_name wlan_ID SSID_network_name

    11.    wlan wlan_name call-snoop

    12.    wlan wlan_name service-policy input input_policy_name

    13.    wlan wlan_name service-policy output ouput_policy_name

    14.    wlan wlan_name service-policy input ingress_policy_name

    15.    wlan wlan_name service-policy output egress_policy_name

    16.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown

    17.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice sip

    18.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice acm

    19.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice max-bandwidth bandwidth

    20.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice roam-bandwidth bandwidth

    21.    no wlan shutdown

    22.    no ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown

    23.    end


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 show wlan summary


    例:
    Controller# show wlan summary
     

    controllerに設定されているすべての WLAN を指定します。

     

    ステップ 2show wlan wlan_id


    例:
    Controller# show wlan 25
     

    変更する WLAN を指定します。 Voice over WLAN の場合、WLAN が WMM に対して設定されており、QoS レベルが Platinum に設定されていることを確認します。

     

    ステップ 3 configure terminal


    例:
    Controller# configure terminal
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 4policy-map policy-map name


    例:
    Controller(config)# policy-map test_2000
    Controller(config-pmap)# 
     

    ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

    1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

    WLAN では、これらのコマンドを有効にするには、service-policy を設定する必要があります。

     

    ステップ 5class {class-name | class-default}


    例:
    Controller(config-pmap)# class test_1000
    Controller(config-pmap-c)# 
     

    ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。

    ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。

    未分類のパケットのシステム デフォルト クラスも作成できます。

     

    ステップ 6admit cac wmm-tspec


    例:
    Controller(config-pmap-c)# admit cac wmm-tspec
    Controller(config-pmap-c)# 
     

    (任意)ポリシー マップのコール アドミッション制御(CAC)の要求を許可します。

     

    ステップ 7service-policy policy-map name


    例:
    Controller(config-pmap-c)# service-policy test_2000
    Controller(config-pmap-c)# 
     

    QoS サービス ポリシーを設定します。

     

    ステップ 8end


    例:
    Controller(config)# end
     

    特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

     
    ステップ 9wlan wlan_profile_name wlan_ID SSID_network_name wlan shutdown


    例:
    Controller(config)# wlan wlan1 
    Controller(config-wlan)# wlan shutdown
     

    ビデオ パラメータの変更前に、WMM がイネーブルになっている WLAN をすべてディセーブルにします。

     

    ステップ 10wlan wlan_profile_name wlan_ID SSID_network_name


    例:
    Controller(config)# wlan wlan1
    Controller(config-wlan)# wlan shutdown
     

    音声パラメータの変更前に、WMM がイネーブルになっている WLAN をすべてディセーブルにします。

     

    ステップ 11wlan wlan_name call-snoop


    例:
    Controller(config)# wlan wlan1 call-snoop
     

    特定の WLAN のコール スヌーピングをイネーブルにします。

     

    ステップ 12wlan wlan_name service-policy input input_policy_name


    例:
    Controller(config)# wlan wlan1
    Controller(config-wlan)# service-policy input platinum-up
     

    特定の WLAN の入力 SSID ポリシーを音声に設定します。

     

    ステップ 13wlan wlan_name service-policy output ouput_policy_name


    例:
    Controller(config)# wlan wlan1
    Controller(config-wlan)# service-policy output platinum
     

    特定の WLAN の出力 SSID ポリシーを音声に設定します。

     

    ステップ 14wlan wlan_name service-policy input ingress_policy_name


    例:
    Controller(config)# wlan wlan1
    Controller(config-wlan)# service-policy input policy1
     

    特定の WLAN の入力 SSID ポリシーをユーザ定義ポリシーとして設定します。

     

    ステップ 15wlan wlan_name service-policy output egress_policy_name


    例:
    Controller(config)# wlan wlan1
    Controller(config-wlan)# service-policy output policy2
     

    特定の WLAN の出力 SSID ポリシーをユーザ定義ポリシーとして設定します。

     

    ステップ 16ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown


    例: 

    無線ネットワークをディセーブルにします。

    Controller(config)# ap dot11 5ghz shutdown
     
    ステップ 17ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice sip


    例:
    Controller(config)# ap dot11 5ghz cac voice sip
     

    802.11a または 802.11b/g ネットワークについて、SIP IOSd CAC をイネーブルまたはディセーブルにします。

     

    ステップ 18ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice acm


    例:
    Controller(config)# ap dot11 5ghz cac voice acm
     

    802.11a または 802.11b/g ネットワークについて、帯域幅ベースの音声 CAC をイネーブルまたはディセーブルにします。

     

    ステップ 19ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice max-bandwidth bandwidth


    例:
    Controller(config)# ap dot11 5ghz cac voice max-bandwidth 85
     

    802.11a または 802.11b/g ネットワーク上で音声アプリケーション用にクライアントに割り当てられている最大帯域幅の割合を設定します。

    bandwidth の範囲は 5 ~ 85 % で、デフォルト値は 75 % です。 クライアントが指定値に達すると、このネットワーク上での新しいビデオはアクセス ポイントで拒否されます。

     

    ステップ 20ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice roam-bandwidth bandwidth


    例:
    Controller(config)# ap dot11 5ghz cac voice roam-bandwidth 10
     

    割り当てられた最大帯域幅のうち、ローミングする音声クライアント用に予約する割合を設定します。

    bandwidth の範囲は 0 ~ 25% で、デフォルト値は 6% です。 controllerは、割り当てられた最大帯域幅のうち、この割合の帯域幅をローミングする音声クライアント用に予約します。

     

    ステップ 21 no wlan shutdown


    例:
    Controller(config-wlan)# no wlan shutdown 
     

    WMM がイネーブルになっているすべての WLAN を再度イネーブルにします。

     
    ステップ 22no ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown


    例:
    Controller(config)# no ap dot11 5ghz shutdown
     

    無線ネットワークを再度イネーブルにします。

     

    ステップ 23end


    例:
    Controller(config)# end
     

    特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

     

    ビデオ パラメータの設定(CLI)

    手順の概要

      1.    show wlan summary

      2.    show wlan wlan_id

      3.    configure terminal

      4.    policy-map policy-map name

      5.    class {class-name | class-default}

      6.    admit cac wmm-tspec

      7.    service-policy policy-map name

      8.    end

      9.    wlanwlan_profile_name

      10.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown

      11.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac video acm

      12.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac video load-based

      13.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac video max-bandwidth bandwidth

      14.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac video roam-bandwidth bandwidth

      15.    no wlan shutdown wlan_id

      16.    no ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown

      17.    end


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 show wlan summary


      例:
      Controller# show wlan summary
       

      controllerに設定されているすべての WLAN を指定します。

       

      ステップ 2show wlan wlan_id


      例:
      Controller# show wlan 25
       

      変更する WLAN を指定します。

       

      ステップ 3 configure terminal


      例:
      Controller# configure terminal
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 4policy-map policy-map name


      例:
      Controller(config)# policy-map test_2000
      Controller(config-pmap)# 
       

      ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

      1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

      WLAN では、これらのコマンドを有効にするには、service-policy を設定する必要があります。

       

      ステップ 5class {class-name | class-default}


      例:
      Controller(config-pmap)# class test_1000
      Controller(config-pmap-c)# 
       

      ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。

      ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。

      未分類のパケットのシステム デフォルト クラスも作成できます。

       

      ステップ 6admit cac wmm-tspec


      例:
      Controller(config-pmap-c)# admit cac wmm-tspec
      Controller(config-pmap-c)# 
       

      (任意)ポリシー マップのコール アドミッション制御(CAC)の要求を許可します。

       

      ステップ 7service-policy policy-map name


      例:
      Controller(config-pmap-c)# service-policy test_2000
      Controller(config-pmap-c)# 
       

      QoS サービス ポリシーを設定します。

       

      ステップ 8end


      例:
      Controller(config)# end
       

      特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

       
      ステップ 9wlanwlan_profile_name


      例:
      Controller(config)# wlan wlan1 
      Controller(config-wlan)# wlan shutdown
       

      ビデオ パラメータの変更前に、WMM がイネーブルになっている WLAN をすべてディセーブルにします。

       

      ステップ 10ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown


      例:
      Controller(config)# ap dot11 5ghz shutdown
       

      無線ネットワークをディセーブルにします。

       

      ステップ 11ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac video acm


      例:
      Controller(config)# ap dot11 5ghz cac video acm
       

      802.11a または 802.11b/g ネットワークについて、帯域幅ベースのビデオ CAC をイネーブルまたはディセーブルにします。

       

      ステップ 12ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac video load-based


      例:
      Controller(config)# ap dot11 5ghz cac video load-based
       

      負荷ベース CAC の方式を設定します。

      このコマンドを入力しない場合は、デフォルトのスタティック CAC が適用されます。

       

      ステップ 13ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac video max-bandwidth bandwidth


      例:
      Controller(config)# ap dot11 5ghz cac video max-bandwidth 20
       

      802.11a または 802.11b/g ネットワーク上でビデオ アプリケーション用にクライアントに割り当てられている最大帯域幅の割合を設定します。

      bandwidth の範囲は 5 ~ 85 % で、デフォルト値は 75 % です。 デフォルト値は 0 で、帯域幅の要求は制御されません。 音声帯域幅とビデオ帯域幅の合計が、85% または設定した最大メディア帯域幅を超えないようにする必要があります。

       

      ステップ 14ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac video roam-bandwidth bandwidth


      例:
      Controller(config)# ap dot11 5ghz cac video roam-bandwidth 9
       

      割り当てられた最大帯域幅のうち、ローミングするビデオ クライアント用に予約する割合を設定します。

      bandwidth の範囲は 0 ~ 25% で、デフォルト値は 0% です。

       

      ステップ 15 no wlan shutdown wlan_id


      例:
      Controller(config-wlan)# no wlan shutdown 25 
       

      WMM がイネーブルになっているすべての WLAN を再度イネーブルにします。

       
      ステップ 16no ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown


      例:
      Controller(config)# no ap dot11 5ghz shutdown
       

      無線ネットワークを再度イネーブルにします。

       

      ステップ 17end


      例:
      Controller(config)# end
       

      特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

       

      SIP ベースの CAC の設定(CLI)

      SIP CAC は、実行できる SIP 呼び出しの総数を制御します。

      手順の概要

        1.    configure terminal

        2.    wlan wlan-name

        3.    call-snoop

        4.    service-policy [client] input policy-map name

        5.    service-policy [client] output policy-map name

        6.    end

        7.    show wlan {wlan-id | wlan-name}

        8.    configure terminal

        9.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac {voice | video} acm

        10.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice sip

        11.    end


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 configure terminal


        例:
        Controller# configure terminal
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2 wlan wlan-name


        例:
        Controller(config)# wlan qos-wlan
        Controller(config-wlan)# 
         

        WLAN コンフィギュレーション サブモードを開始します。

         

        ステップ 3 call-snoop


        例:
        Controller(config-wlan)# call-snoop
         

        特定の WLAN のコール スヌーピング機能をイネーブルにします。

         

        ステップ 4service-policy [client] input policy-map name


        例:
        Controller(config-wlan)# service-policy input platinum-up
         

        WLAN 入力トラフィックにポリシー マップを割り当てます。 入力トラフィックの音声に QoS ポリシーを指定していることを確認します。

         

        ステップ 5service-policy [client] output policy-map name


        例:
        Controller(config-wlan)# service-policy output platinum
         

        WLAN 出力トラフィックにポリシー マップを割り当てます。 出力トラフィックに音声に QoS ポリシーを指定していることを確認します。

         

        ステップ 6end


        例:
        Controller(config)# end
         

        特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

         
        ステップ 7show wlan {wlan-id | wlan-name}


        例:
        Controller# show wlan qos-wlan
         

        WLAN の設定済みの QoS ポリシーを検証します。

         

        ステップ 8 configure terminal


        例:
        Controller# configure terminal
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 9ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac {voice | video} acm


        例:
        Controller(config)# ap dot11 5ghz cac voice acm
         

        無線の静的 ACM をイネーブルにします。

        SIP スヌーピングをイネーブルにする場合、静的 CAC ではなく、負荷ベースの CAC を使用します。

         

        ステップ 10ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice sip


        例:
        Controller(config)# ap dot11 5ghz cac voice sip
         

        SIP-Based CAC を設定します。

         

        ステップ 11end


        例:
        Controller(config)# end
         

        特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

         

        優先コール番号の設定(CLI)

        はじめる前に

        優先コール番号を設定する前に、次のパラメータを設定する必要があります。

        • WLAN QoS を音声に設定します。

        • 無線の ACM を有効にします。

        • WLAN 上で SIP コール スヌーピングを有効にします。

        • SIP ベース CAC をイネーブルにします。

        手順の概要

          1.    configure terminal

          2.    wlan wlan-name qos platinum

          3.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac {voice | video} acm

          4.    wlan wlan-name

          5.    wireless sip preferred-call-no call_index call_number

          6.    no wireless sip preferred-call-no call_index

          7.    end


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 configure terminal


          例:
          Controller# configure terminal
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2 wlan wlan-name qos platinum


          例:
          Controller(config)# wlan wlan1
          Controller(config-wlan)# qos platinum
           

          特定の WLAN の QoS を音声に設定します。

           

          ステップ 3ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac {voice | video} acm


          例:
          Controller(config)# ap dot11 5ghz cac voice acm
           

          無線の静的 ACM をイネーブルにします。

          SIP スヌーピングをイネーブルにする場合、静的 CAC ではなく、負荷ベースの CAC を使用します。

           

          ステップ 4wlan wlan-name


          例:
          Controller(config)# wlan wlan1
          Controller(config-wlan)# call-snoop
           

          特定の WLAN のコール スヌーピング機能をイネーブルにします。

           

          ステップ 5wireless sip preferred-call-no call_index call_number


          例:
          Controller(config)# wireless sip preferred-call-no 1 555333
           

          新しい優先コールを追加します。

           

          ステップ 6 no wireless sip preferred-call-no call_index


          例:
          Controller(config)# no wireless sip preferred-call-no 1
           

          優先コールを削除します。

           

          ステップ 7end


          例:
          Controller(config)# end
           

          特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

           

          EDCA パラメータの設定(CLI)

          手順の概要

            1.    configure terminal

            2.    ap dot11 {5ghz | 24ghz } shutdown

            3.    ap dot11 {5ghz | 24ghz} edca-parameters {custom-voice | optimized-video-voice | optimized-voice | svp-voice | wmm-default}

            4.    show ap dot11 {5ghz | 24ghz} network

            5.    no ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown

            6.    end


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 configure terminal


            例:
            Controller# configure terminal
             

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2 ap dot11 {5ghz | 24ghz } shutdown


            例:
            Controller(config)# ap dot11 5ghz shutdown
             

            無線ネットワークをディセーブルにします。

             

            ステップ 3ap dot11 {5ghz | 24ghz} edca-parameters {custom-voice | optimized-video-voice | optimized-voice | svp-voice | wmm-default}


            例:
            Controller(config)# ap dot11 5ghz edca-parameters optimized-voice
             
            802.11a または 802.11b/g ネットワークに対する特定の EDCA パラメータをイネーブルにします。
            • [custom-voice]:802.11a または 802.11b/g ネットワーク用のカスタム音声パラメータをイネーブルにします。

            • [optimized-video-voice]:802.11a または 802.11b/g ネットワークに対する EDCA 音声およびビデオ最適化パラメータをイネーブルにします。

              ネットワーク上で音声サービスとビデオ サービスを両方とも展開する場合に、このオプションを選択します。

            • [optimized-voice]:SpectraLink 以外の音声用に最適化された 802.11a または 802.11b/g ネットワークに対するプロファイル パラメータをイネーブルにします。

              ネットワーク上で SpectraLink 以外の音声サービスを展開する場合に、このオプションを選択します。

            • [svp-voice]:802.11a または 802.11b/g ネットワークに対する SpectraLink 音声優先パラメータをイネーブルにします。

              コールの品質を向上させるためにネットワーク上で SpectraLink の電話を展開する場合に、このオプションを選択します。

            • [wmm-default]:802.11a または 802.11b/g ネットワークに対する Wi-Fi マルチメディア(WMM)デフォルト パラメータをイネーブルにします。

              これはデフォルト値です。 音声サービスまたはビデオ サービスがネットワーク上に展開されていない場合に、このオプションを選択します。

             

            ステップ 4show ap dot11 {5ghz | 24ghz} network


            例:
            Controller(config)# show ap dot11 5ghz network
             

            音声用の MAC 最適化の現在のステータスを表示します。

             

            ステップ 5no ap dot11 {5ghz | 24ghz} shutdown


            例:
            Controller(config)# no ap dot11 5ghz shutdown
             

            無線ネットワークを再度イネーブルにします。

             

            ステップ 6end


            例:
            Controller(config)# end
             

            特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

             

            EDCA パラメータの設定(GUI)


              ステップ 1   [Configuration] > [Wireless] > [802.11a/n/ac] > [EDCA Parameters] または [Configuration] > [Wireless] > [802.11b/g/n] > [EDCA Parameters] を選択し、[EDCA Parameters] ページを開きます。
              ステップ 2   [EDCA Profile] ドロップダウン リストで、次のいずれかのオプションを選択します。
              • wmm-defaultWi-Fi マルチメディア(WMM)のデフォルト パラメータを有効にします。 これはデフォルト値です。 音声サービスまたはビデオ サービスがネットワーク上に展開されていない場合に、このオプションを選択します。

              • svp-voiceSpectraLink 音声優先パラメータを有効にします。 コールの品質を向上させるためにネットワーク上で SpectraLink の電話を展開する場合に、このオプションを選択します。

              • optimized-voice音声用に最適化された EDCA プロファイル パラメータを有効にします。 ネットワーク上で SpectraLink 以外の音声サービスを展開する場合に、このオプションを選択します。

              • optimized-video-voice音声とビデオ用に最適化された EDCA プロファイル パラメータを有効にします。 ネットワーク上で音声サービスとビデオ サービスを両方とも展開する場合に、このオプションを選択します。

              • custom-voice802.11a 用のカスタム音声 EDCA パラメータを有効にします。 このオプションの EDCA パラメータは、このプロファイルが適用された場合、6.0 WMM EDCA パラメータとも一致します。

                (注)     

                ビデオ サービスを展開する場合は、アドミッション制御(Admission Control Managment(ACM))を無効にする必要があります。

              ステップ 3   音声用の MAC の最適化を有効にする場合は、[Enable Low Latency MAC] チェックボックスをオンにします。 有効にしない場合は、このチェックボックスをオフのままにします(デフォルト値)。 この機能は、音声性能を向上させるために、パケットの再送信を制御するとともに、Lightweight アクセス ポイント上の音声パケットを適切にエージング アウトさせるというものです。その結果、アクセス ポイントあたりの処理可能な音声コール数が増加します。
              (注)     

              低遅延 MAC を有効にすることはお勧めしません。 WLAN で WMM クライアントが許可されている場合のみ、低遅延 MAC を有効にする必要があります。 WMM が有効になっている場合は、低遅延 MAC を任意の EDCA プロファイルと共に使用できます。

              ステップ 4   [Apply] をクリックして、変更を確定します。
              ステップ 5   無線ネットワークを再度有効にするには、[802.11a/n/ac]または [802.11b/g/n] の下の [Network] を選択し、[802.11a/n/ac(または 802.11b/g/n)Network Status] チェックボックスをオンにして、[Apply] をクリックします。
              ステップ 6   [Save Configuration] をクリックします。

              音声およびビデオ パラメータのモニタリング

              このセクションでは、音声およびビデオ パラメータに関する新しいコマンドについて説明します。

              次のコマンドは音声およびビデオ パラメータをモニタするために使用できます。

              表 2 音声パラメータ モニタリング コマンド

              コマンド

              目的

              show ap dot11 {5ghz | 24ghz} network

              無線ベースの音声統計情報を表示します。

              show ap name ap_name dot11 24ghz tsm all

              TSM の音質メトリックと、音声用の MAC 最適化の現在のステータスを表示します。

              show ap name apname cac voice

              特定アクセス ポイントの CAC に関する情報を表示します。

              show client detail client_mac

              特定のクライアントの U-APSD 状態を表示します。

              show policy-map interface wireless client

              ビデオ クライアント ポリシーの詳細を表示します。

              show access-list

              controller由来のビデオ クライアント ダイナミック アクセス リストを表示します。

              show wireless client voice diag status

              音声診断がイネーブルになっているかディセーブルになっているかについて表示します。 イネーブルになっている場合は、ウォッチ リスト内のクライアントに関する情報とボイスコール診断の残り時間も表示します。

              (注)     

              音声診断 CLI で機能するためには、次のコマンドを入力する必要があります。debug voice-diagnostic mac-addr client_mac_01 client_mac_02

              show wireless client voice diag tspec

              音声診断が有効になっているクライアントから送信された TSPEC 情報が表示されます。

              show wireless client voice diag qos-map

              QoS/DSCP マッピングに関する情報と 4 つのキュー(VO、VI、BE、BK)それぞれのパケット統計が表示されます。 各種 DSCP 値も表示されます。

              show wireless client voice diag rssi

              音声診断が有効になっている場合、クライアントの過去 5 秒間の RSSI 値が表示されます。

              show client voice-diag roam-history

              過去 3 回のローミング コールに関する情報が表示されます。 出力には、タイムスタンプ、ローミングに関連したアクセス ポイント、およびローミングの理由が含まれ、ローミングに失敗した場合にはその理由も含まれます。

              show policy-map interface wireless mac mac-address

              音声およびビデオ データのパケット統計情報を表示します。

              show wireless media-stream client summary

              メディア ストリームおよびビデオ クライアント情報のサマリーを表示します。

              show controllers d0 | b queue

              アクセス ポイントにおいて、パケットが通過するキューを表示します。

              show platform qos queue stats interface

              controllerからのパケットが通過するキューを表示します。

              次のコマンドを使用してビデオ パラメータをモニタできます。

              表 3 ビデオ パラメータ モニタリング コマンド

              コマンド

              目的

              show ap join stats summary ap_mac

              特定のアクセス ポイントにおける、最後の接続エラーの詳細を表示します。

              show ip igmp snooping wireless mgid

              TSM の音質メトリックと、音声用の MAC 最適化の現在のステータスを表示します。

              show wireless media-stream multicast-direct state

              メディア ストリーム マルチキャストダイレクト パラメータを表示します。

              show wireless media-stream group summary

              メディア ストリームとクライアント情報のサマリーを表示します。

              show wireless media-stream group detail group_name

              特定のメディアストリーム グループの詳細を表示します。

              show wireless media-stream client summary

              メディア ストリーム クライアント セットの詳細を表示します。

              show wireless media-stream client detail group_name

              メディア ストリーム クライアント セットの詳細を表示します。

              show ap dot11 {5ghz | 24ghz) media-stream rrc

              メディア ストリームの詳細を表示します。

              show wireless media-stream message details

              メッセージ設定に関する情報を表示します。

              show ap name ap-name auto-rf dot11 5ghz | i Util

              チャネル使用率の詳細を表示します。

              show controllers d0 | b queue

              2.4 GHz、5 GHz 帯域ベースのアクセス ポイントにおいて、パケットがどのキューを通過しているかを表示します。

              show controllers d1 | b queue

              2.4 GHz、5 GHz 帯域ベースのアクセス ポイントにおいて、パケットがどのキューを通過しているかを表示します。

              show cont d1 | b Media

              帯域 A または B のビデオ メトリックの詳細を表示します。

              show capwap mcast mgid all

              アクセス ポイントに関連付けられたすべてのマルチキャスト グループとそれらに対応するマルチキャスト グループ ID(MGIDs)に関する情報を表示します。

              show capwap mcast mgid id id

              特定の MGID のマルチキャスト グループに属するすべてのビデオ クライアントに関する情報を表示します。

              例:音声およびビデオの設定

              音声およびビデオの出力 SSID ポリシーの設定

              次に、音声とビデオの出力 SSID ポリシーを作成して設定する例を示します。
              table-map egress_ssid_tb
               map from 24 to 24
               map from 34 to 34
               map from 46 to 46
               default copy 
              
              class-map match-any voice
                match  dscp ef 
              class-map match-any video
                match  dscp af41 
              
              policy-map ssid-cac
              class class-default
                  shape average 25000000
                 set dscp dscp table egress_ssid_tb
                 queue-buffers ratio 0
                 service-policy ssid-child-cac
              
              policy-map ssid-child-cac
              	class voice
                  priority level 1
                  police 5000000 
              		   conform-action transmit     
              					exceed-action drop
                  admit cac wmm-tspec
                    rate 1000
                    wlan-up  6 7
               class video
                  priority level 2
                  police 10000000    
              						conform-action transmit    
              					 exceed-action drop
              				admit cac wmm-tspec
                    rate 3000
                    wlan-up  4 5

              音声およびビデオの入力 SSID ポリシーの設定

              次に、音声とビデオの入力 SSID ポリシーを作成して設定する例を示します。

              table-map up_to_dscp
               map from 0 to 0
               map from 1 to 8
               map from 2 to 8
               map from 3 to 0
               map from 4 to 34
               map from 5 to 34
               map from 6 to 46
               map from 7 to 48
               default copy 
              
              policy-map ingress_ssid
              	class class-default
                 set dscp wlan user-priority table up_to_dscp 
              
              

              出力ポート ポリシー音声およびビデオの設定

              次に、音声とビデオの出力ポート ポリシーを作成して設定する例を示します。

              policy-map port_child_policy
              	class non-client-nrt-class
              	bandwidth remaining ratio 10
              
               class voice
              	priority level 1
              	police rate 3000000
              
               class video
              	priority level 2
              	police rate 4000000 
              

              WLAN 上での音声およびビデオの入力および出力 SSID ポリシーの適用

              次に、WLAN 上で音声とビデオの入力および出力 SSID ポリシーを適用する例を示します。

              wlan voice_video 1 voice_video
              	service-policy input ingress_ssid
              	service-policy output ssid-cac 

              音声およびビデオ パラメータに関する追加情報

              関連ドキュメント

              関連項目 マニュアル タイトル
              マルチキャストの設定

              Multicast Configuration Guide(マルチキャスト コンフィギュレーション ガイド)、Cisco IOS XE Release 3SE(Cisco WLC 5700 シリーズ)

              VideoStream 設定

              VideoStream Configuration Guide(VideoStream コンフィギュレーション ガイド)、Cisco IOS XE Release 3SE(Cisco WLC 5700 シリーズ)

              標準および RFC

              標準/RFC タイトル
              なし

              MIB

              MIB MIB のリンク
              本リリースでサポートするすべての MIB

              選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

              http:/​/​www.cisco.com/​go/​mibs

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              http:/​/​www.cisco.com/​support

              音声およびビデオ パラメータ設定の機能履歴と情報

              リリース 機能情報
              Cisco IOS XE 3.2SE この機能が導入されました。