システム管理構成ガイド、Cisco IOS XE Release 3E(Cisco WLC 5700 シリーズ)
Right-To-Use ライセンスの設定
Right-To-Use ライセンスの設定

目次

Right-To-Use ライセンスの設定

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator には、http:/​/​www.cisco.com/​go/​cfn からアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

Right-To-Use AP-Count ライセンスの制約事項

以下は、Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラのライセンスを使用するときに考慮する必要のある制限事項です。

  • お客様が購入したライセンスはCisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラにのみ適用されます。 Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラの以前のバージョンとは同じライセンスを使用できません。

  • ユーザが Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラで実行する CLI コマンドはこれらのcontrollersにのみ適用されます。 以前のバージョンのcontrollersに対してこれらのコマンドを実行できません。

RTU ライセンスの設定に関する情報

Right-To-Use AP-Count ライセンス

Right-To-Use ライセンス(RTU)により、特定のライセンス タイプを注文およびアクティベート化し、ライセンスの使用状況をコントローラで管理することができます

特定数の追加アクセス ポイント数ライセンスのサポート付きのcontrollerを発注できますが、発注したライセンスの総数が 1000 を超えてはなりません。 controllerを受け取った後でも追加アクセス ポイント数ライセンスを注文できます。

たとえば、 700 の新しい追加ライセンスを注文した場合、注文した追加ライセンスのみをそのcontrollerに追加できます。 ライセンスの追加単位は 1 です。ただし、controllerに追加するライセンスの総数が 1000 を超えないようにします。

CLI を使用してアカウント ポイント数ライセンスを管理し、CLI と GUI の両方で現在使用中のアクセス ポイント数を確認できるようにcontrollerを設定できます。

以下では、2 種類のアクセス ポイント ライセンスについて説明します。
  1. アクセス ポイントの永久ライセンス

    • 追加アクセス ポイント数ライセンス:後でcontrollerのキャパシティを増やすために追加ライセンスを購入できます。 追加アクセス ポイント数ライセンスをあるcontrollerから別のコントローラに換えることができます。

  2. アクセス ポイントの評価ライセンス
    • ライセンスを購入する前に、さらに多くのアクセス ポイントを評価するためにこれらのライセンスをアクティブ化できます。

    • 評価できるアクセス ポイントの最大数は 1000 です。

    • アクセス ポイント ライセンスを使用した評価期間は 90 日です。

    • CLI から評価ライセンスをアクティブ化および非アクティブ化できます。

Right-to-Use AP-Count 評価ライセンス

アクセス ポイント数の多いライセンスにアップグレードする場合は、永久バージョンのライセンスにアップグレードする前に評価ライセンスを試すことができます。 たとえば、使用している永久ライセンスのアクセス ポイント数が 50 の場合に、アクセス ポイント数が 100 の評価ライセンスを 90 日間試用できます。

評価ライセンスがアクティブ化されると、AP-Count 永久ライセンスは無視されます。 最大 1000 のアクセス ポイントがサポートされるライセンスは、90 日間使用できます。

操作の中断を避けるために、controllerは、評価ライセンスの有効期限が切れてもライセンスを変更しません。 期限切れ警告メッセージは有効期限日の 5 日前から毎日表示されます。 90 日後に、評価ライセンスは期限切れになり、警告メッセージが表示されます。 評価ライセンスをディセーブルにし、永久ライセンスを購入しなければなりません。

評価ライセンスの期限が切れた後にcontrollerを再起動すると、ライセンスのデフォルトが永久ライセンスに設定されます。

Right-To-Use Adder AP-Count 再ホスト ライセンス

あるデバイスのライセンスを無効にして、別のデバイスにインストールする操作を再ホストと呼びます。 デバイスの目的を変更するために、ライセンスのリホストが必要になる場合があります。 たとえば、Office Extend または屋内アクセス ポイントを別のcontrollerに移動する場合、あるcontrollerから別のコントローラに基本ライセンスを移行できます。

ライセンスを再ホストするには、あるデバイスの Adder AP-Count ライセンスを非アクティブ化し、別のデバイスで同じライセンスをアクティブ化します。

評価ライセンスを再ホストすることはできません。

RTU ライセンスの設定方法

ap-count 評価ライセンスのアクティブ化(CLI)

評価ライセンスがアクティブ化されると、サポートされる最大数の ap-count ライセンスが使用可能になります。 評価版 ap-count ライセンスを有効にすることで、最大 1000 のアクセス ポイントが 90 日間評価できます。

手順の概要

    1.    license right-to-use activate ap-count evaluation

    2.    show license right-to-use summary


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1license right-to-use activate ap-count evaluation


    例:
    Controller# license right-to-use activate ap-count evaluation
     

    controllerの ap-count 評価ライセンスをイネーブルにします。 デフォルトでは、アクティブ化の際に、EULA が表示されます。 acceptEULA が渡された場合、EULA の内容は表示されず、評価ライセンスをアクティブ化できます。 このオプションは、自動化とスクリプトに役立ちます。

     

    ステップ 2 show license right-to-use summary


    例:
    Controller# show license right-to-use summary
     

    controllerの評価ライセンスがアクティブ化されていることを確認します。

     

    ap-count 永久ライセンスのアクティブ化

    controllerの ap-count 評価ライセンスを非アクティブ化し、ap-count 永久ライセンスをアクティブ化できます。

    ap-count 永久ライセンス、または追加ライセンスをアクティブ化したにもかかわらず、show license right-to-use summary コマンドで依然として ap-count 評価ライセンスが表示される場合は、以前使用していた評価ライセンスで非アクティブ化していないものを、非アクティブ化する必要があります。 評価ライセンスを非アクティブ化して、ap-count 永久ライセンス、または追加ライセンスをイネーブルします。

    手順の概要

      1.    license right-to-use deactivate ap-count evaluation

      2.    show license right-to-use summary


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1license right-to-use deactivate ap-count evaluation


      例:
      Controller# license right-to-use deactivate ap-count evaluation
       

      controllerで特定の評価ライセンス レベルを非アクティブ化し、ap-count 永久ライセンスをアクティブ化します。

       
      ステップ 2 show license right-to-use summary


      例:
      Controller# show license right-to-use summary
       

      controllerでアクティブ化された ap-count 永久ライセンスの数を確認します。

       

      アップグレード ライセンスまたはキャパシティ Adder ライセンスの取得

      キャパシティ Adder ライセンスを使用すれば、controllerがサポートするアクセス ポイントの数が増やせます。

      手順の概要

        1.    license right-to-use activate ap-count ap-number slot 1

        2.    show license right-to-use summary


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1license right-to-use activate ap-count ap-number slot 1


        例:
        Controller# license right-to-use activate ap-count 500 slot 1
         

        アップグレードを入手するか、新しい Adder ライセンスを追加し、ライセンスのキャパシティを拡張します。

         

        ステップ 2 show license right-to-use summary


        例:
        Controller# show license right-to-use summary
         

        controllerでアクティブ化された ap-count 永久ライセンスの数を確認します。

         

        RMA 後にライセンスを交換用Controllerに移管する

        交換用controllerには同じ ap-count 永久ライセンスが付与されます。

        手順の概要

          1.    license right-to-use deactivate ap-count count slot 1 acceptEULA

          2.    license right-to-use activate ap-count count slot 1 acceptEULA

          3.    show license right-to-use summary


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1license right-to-use deactivate ap-count count slot 1 acceptEULA


          例:
          Controller# license right-to-use deactivate ap-count 55 slot 1 acceptEULA
           

          前述の交換用controllerで、ap-count 永久ライセンスを非アクティブ化します。

           

          ステップ 2license right-to-use activate ap-count count slot 1 acceptEULA


          例:
          Controller# license right-to-use activate ap-count 55 slot 1 acceptEULA
           

          交換用controllerで、同じ ap-count 永久ライセンスをアクティブ化します。

           

          ステップ 3 show license right-to-use summary


          例:
          Controller# show license right-to-use summary
           

          交換用controllerでアクティブ化された ap-count ライセンスのポイント数を確認します。

           

          Right-To-Use ライセンスの設定(GUI)


            ステップ 1   [Administration] > [Software Activation] > [Licenses] を選択して、[Licenses] ページを開きます。
            ステップ 2   [License Activation] 領域で、[License] ドロップダウン ボックスから [Activate] また [Deactivate] を選択し、[License Adder of AP-Count (1 to 1000)] テキスト ボックスにアクティブ化または非アクティブ化する追加ライセンスの数を入力します。
            ステップ 3   [Apply] および [Save Configuration] をクリックします。

            RTU ライセンスのモニタリングおよびメンテナンス

            Right-To-Use AP-Count ライセンスの確認(GUI)

            controller GUI から、[Licenses] および [License Usage] ページを使用して、controllerにインストールされたアクセス ポイント ライセンスの詳細を表示できます。


              ステップ 1   [Administration] > [Software Activation] > [Licenses] を選択します。

              例:

              [Licenses] ページが表示されます。

              このページには、controllerにインストールされているすべてのアクセス ポイント ライセンスのリストが表示されます。 ライセンスに関する次の詳細情報を見ることができます。
              • ライセンス名

              • ライセンス タイプ(追加、永久、または評価)

              • このライセンスで許可されるアクセス ポイントの最大数

              • ライセンスの残りの有効期間

              さらに、ap-count ライセンスの以下の詳細を参照できます。
              • ap-count ライセンスがイネーブルになっているかどうか

              • このライセンスで許可されるアクセス ポイントの最大数

              • このライセンスを現在使用しているアクセス ポイントの数

              • ap-count ライセンスの残数

              ステップ 2   [Administration] > [Software Activation] > [License Usage] を選択します。

              例:

              [License Usage] ページが表示されます。

              [License Usage] ページでは、ライセンスの使用期間、使用状況、およびエンドユーザ ライセンス契約書(EULA)の承認状況に基づいて、すべてのライセンスをまとめたリストが表示されます。

              ステップ 3   [Administration] > [Software Activation] > [Eula] > [Adder]、[Evaluation]、または[Permanent] を選択します。

              例:

              選択したライセンスの [Eula] ページが表示されます。

              追加評価、または永久ライセンスのご利用条件を参照できます。


              Right-To-Use AP-Count ライセンスの確認(CLI)

              controller CLI から、show license right-to-use コマンドを使用して、controllerにインストールされた ap-count ライセンスの詳細情報を表示できます。

              手順の概要

                1.    show license right-to-use detail

                2.    show license right-to-use detail | output modifiers

                3.    show license right-to-use eula

                4.    show license right-to-use

                5.    show license right-to-use usage

                6.    show license right-to-use | output modifiers

                7.    show license right-to-use summary


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 show license right-to-use detail


                例:
                Controller# show license right-to-use detail
                 

                スタック 1 にインストールされたすべてのライセンスの詳細を表示します。

                 

                ステップ 2 show license right-to-use detail | output modifiers


                例:
                Controller# show license right-to-use detail | append <url>


                例:
                Controller# show license right-to-use detail | begin apcount


                例:
                Controller# show license right-to-use detail | count ap


                例:
                Controller# show license right-to-use detail | exclude ap


                例:
                Controller# show license right-to-use detail | format <spec file location>


                例:
                Controller# show license right-to-use detail | include apcount


                例:
                Controller# show license right-to-use detail | redirect <url>


                例:
                Controller# show license right-to-use detail | section include apcount 
                Controller# show license right-to-use detail | section exclude apcount 
                Controller# show license right-to-use detail | section license 


                例:
                Controller# show license right-to-use detail | tee <url>
                 

                append、begin、count、exclude、format、include、redirect、section、および tee などの出力修飾子を使用してフィルタリングされた検索に基づいてライセンスの詳細を表示します。

                URL にリダイレクトされたライセンス情報を追加します。 追加操作をサポートする URL は、crashinfo、flash、FTP、HTTP、HTTPS、NVRAM、RCP、SCP、TFTP、UNIX および USB flash0 です。

                正規表現に一致する行で始まるライセンス情報を表示します。

                正規表現に一致する行数を表示します。

                正規表現に一致する行を除外するライセンス情報の詳細を表示します。

                スペック ファイルに指定されている形式に基づいてライセンス情報の詳細を表示します。

                正規表現に一致する行を表示します。

                ライセンス情報の出力を URL にリダイレクトします。 リダイレクト操作をサポートする URL は、crashinfo、flash、FTP、HTTP、HTTPS、NVRAM、RCP、SCP、TFTP、UNIX および USB flash0 です。

                包含、除外、またはその他の指定された正規表現オプションに基づいてライセンス情報出力のセクションをフィルタリングします。

                ライセンス情報の出力を URL にコピーします。 コピー操作をサポートする URL は、crashinfo、flash、FTP、HTTP、HTTPS、NVRAM、RCP、SCP、TFTP、UNIX および USB flash0 です。

                 

                ステップ 3 show license right-to-use eula


                例:
                Controller# show license right-to-use eula adder
                Controller# show license right-to-use eula evaluation
                Controller# show license right-to-use eula permanent
                 

                ap-count の追加、評価、および永久ライセンスの EULA の内容を表示します。

                 

                ステップ 4 show license right-to-use


                例:
                Controller# show license right-to-use
                 

                EULA とともにアクティブ化されたライセンスを表示します。

                 

                ステップ 5 show license right-to-use usage


                例:
                Controller# show license right-to-use usage
                 

                すべてのライセンスの使用状況の詳細を表示します。

                 

                ステップ 6 show license right-to-use | output modifiers


                例:
                Controller# show license right-to-use | append 
                 

                append、begin、count、exclude、format、include、redirect、section、および tee などの出力修飾子を使用してフィルタリングされた検索に基づいてライセンスの詳細を表示します。

                 

                ステップ 7 show license right-to-use summary


                例:
                Controller# show license right-to-use summary 
                 

                現在使用中のライセンスの概要を表示します。

                 

                例:RTU ライセンス設定

                次に、ap-count 評価ライセンスをアクティブ化する例を示します。
                
                Controller# license right-to-use activate ap-count evaluation
                Controller# show license right-to-use summary
                
                次に、ap-count 永久ライセンスをアクティブ化する例を示します。
                
                Controller# license right-to-use deactivate ap-count evaluation
                Controller# show license right-to-use summary
                
                次に、アップグレードまたは追加ライセンスを取得する例を示します。
                
                Controller# license right-to-use activate ap-count 700 slot 1
                Controller# show license right-to-use summary
                
                次に、RMA 後、交換用controllerにライセンスを移管する例を示します。 交換対象のcontrollerのライセンスを非アクティブ化し、交換用controllerに同じ数のライセンスをアクティブ化または追加します。
                
                Controller# license right-to-use deactivate ap-count 250 slot 1
                
                
                Controller# license right-to-use activate ap-count 250 slot 1
                Controller# show license right-to-use summary
                

                RTU ライセンスに関する追加情報

                関連ドキュメント

                関連項目 マニュアル タイトル

                RTU コマンド

                System Management Command Reference (Cisco WLC 5700 Series)

                RTU AP イメージ プレロード機能

                System Management Configuration Guide(Cisco WLC 5700 Series)

                標準および RFC

                標準/RFC タイトル

                なし

                MIB

                MIB MIB のリンク

                本リリースでサポートするすべての MIB

                選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

                http:/​/​www.cisco.com/​go/​mibs

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                http:/​/​www.cisco.com/​support

                RTU ライセンスの機能履歴と情報

                リリース 機能情報
                Cisco IOS XE 3.2SE この機能が導入されました。