QoS コンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS XE Release 3E(Cisco WLC 5700 シリーズ)
QoS の設定
QoS の設定

目次

QoS の設定

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報および警告については、使用するプラットフォームおよびソフトウェア リリースの Bug Search Tool およびリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このモジュールの最後にある機能情報の表を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator には、http:/​/​www.cisco.com/​go/​cfn からアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

QoS の前提条件

標準 QoS を設定する前に、次の事項を十分に理解しておく必要があります。

  • 標準 QoS の概念。

  • ワイヤレスの概念とネットワーク トポロジ。

  • 従来の Cisco IOS QoS。

  • モジュラ QoS CLI(MQC)。

  • QoS 実装について。

  • 使用するアプリケーションのタイプおよびネットワークのトラフィック パターン

  • トラフィックの特性およびネットワークのニーズ。 たとえば、ネットワークのトラフィックがバーストであるかどうか 音声およびビデオ ストリーム用の帯域幅確保の必要性

  • ネットワークの帯域幅要件および速度

  • ネットワーク上の輻輳発生箇所

QoS コンポーネント

QoS は、次の主要コンポーネントで構成されています。

  • 分類:分類は、ACL、DiffServ コード ポイント(DSCP)、サービス クラス(CoS)、およびその他の要因に基づいて、トラフィックの 1 つのタイプを区別するプロセスです。

  • マーキングと変換:マーキングは、特定の情報をネットワークのダウンストリーム デバイスに伝送するか、コントローラ内の 1 つのインターフェイスから別のインターフェイスに情報を伝送ためにトラフィック上で使用されます。 トラフィックをマークすると、そのトラフィックの QoS 動作が適用されます。 これは、set コマンドを直接使用するか、入力値を受け取って出力の値に直接変換するテーブル マップで実行できます。

  • シェーピングとポリシング:シェーピングはダウンストリーム デバイスで輻輳が発生しないようにトラフィック レートを調整しながら、トラフィックの最大レートを強制するプロセスのことです。 最も一般的な形式のシェーピングは、物理または論理インターフェイスから送信されるトラフィックを制限するために使用されます。 ポリシングは、トラフィック クラスに最大レートを強制するために使用されます。 レートを超過した場合は、イベント発生直後に特定のアクションが実行されます。

  • キューイング:キューイングは、トラフィックの輻輳を防止するために使用されます。 トラフィックは、帯域割り当てに基づいて処理およびスケジューリングするために、特定のキューに送信されます。 次に、トラフィックはポートを介してスケジュールまたは送信されます。

  • 帯域幅:帯域幅の割り当てにより、QoS ポリシーが適用されるトラフィックで使用可能な容量が決まります。

  • 信頼:信頼により、トラフィックがコントローラを通過できるようになります。明示なポリシー設定がない場合、エンド ポイントから、またはエンド ポイントへの DSCP 値、precedence 値、または CoS 値は保持されます。

QoS の用語

この QoS コンフィギュレーション ガイドでは、次の用語が同じ意味で使用されます。

  • アップストリーム(コントローラに対する方向)は、入力と同じ意味です。

  • ダウンストリーム(コントローラに対する方向)は、出力と同じ意味です。


(注)  


アップストリームは、ワイヤレスから有線への方向を指します。 ダウンストリームは、有線からワイヤレスへの方向を指します。 ワイヤレスからワイヤレスへの方向を指す用語はありません。


QoS について

QoS の概要

Quality of Service(QoS)を設定することで、他のトラフィック タイプの代わりに特定のトラフィック タイプを優先的に処理できます。 QoS を設定しなかった場合、コントローラはパケットの内容やサイズに関係なく、各パケットにベスト エフォート型のサービスを提供します。 コントローラは、信頼性、遅延限界、またはスループットが保証されていないパケットを送信します。

次に、QoS が提供する具体的な機能を示します。

  • 低遅延

  • 帯域幅保証

  • バッファリング能力と廃棄の分野

  • トラフィック ポリシング

  • フレームまたはパケット ヘッダーの属性変更のイネーブル化

  • 関連サービス

モジュラ QoS コマンドライン インターフェイス

コントローラでは、QoS 機能はモジュラ QoS コマンドライン インターフェイス(MQC)を使用してイネーブルにできます。 MQC はコマンドライン インターフェイス(CLI)構造を採用しています。これにより、トラフィック ポリシーを作成し、作成したポリシーをインターフェイスに追加できます。 1 つのトラフィック ポリシーには、1 つのトラフィック クラスと 1 つ以上の QoS 機能が含まれます。 トラフィック クラスがトラフィックを選択するために使用されるのに対して、トラフィック ポリシーの QoS 機能は分類されたトラフィックの処理方法を決定します。 MQC の主な目的の 1 つは、プラットフォームに依存しないインターフェイスを提供することにより、シスコ プラットフォーム全体にわたり QoS を設定することです。

ワイヤレス QoS の概要

ワイヤレス QoS は次のワイヤレス ターゲットで設定できます。

  • 無線

  • SSID(無線単位、AP 単位、SSID 単位で適用可能)

  • クライアント

Cisco IOS XE 3E から、入力 SSID とクライアント ポリシーのマーキングおよびポリシング アクションは、アクセス ポイントで適用できます。 コントローラで設定する SSID とクライアント入力ポリシーは、AP に配信されます。 AP は各パケットのポリシングおよびマーキング アクションを実行します。 ただし、コントローラは QoS ポリシーを選択します。 出力 SSID とクライアント ポリシーのマーキングおよびポリシングは、コントローラで適用されます。

次の表に、ワイヤレス ターゲットでポリシーがどのようにサポートされるかを示します。

表 1 ワイヤレス ターゲットのポリシーのサポート

ワイヤレス ターゲット

サポートされるワイヤレス ターゲットのポリシー

出力方向をサポートするポリシー

入力方向をサポートするポリシー

無線

Yes

Yes:ただし、ユーザ設定不可

No

SSID

Yes

Yes:ユーザ設定可能

Yes:ユーザ設定可能

クライアント

Yes

Yes:ユーザ設定可能

Yes:ユーザ設定可能

ワイヤレス QoS は次の機能をサポートします。

  • 出力方向のキューイング。

  • ワイヤレス トラフィックのポリシング

  • ワイヤレス トラフィックのマーキング。
  • 出力方向のワイヤレス トラフィックのシェーピング。

  • 出力方向の Approximate Fair Drop(AFD)。

  • QoS のモビリティ サポート。

  • Cisco Unified Wireless Controller で使用可能な貴金属の QoS ポリシーとの互換性。

  • CLI/TCLAS および CLI/スヌーピングの組み合わせ。

  • AVC QoS クライアント ポリシーの設定によるアプリケーション制御(データ トラフィックの廃棄またはマーキング機能)。

  • 入力ポリシーのドロップ処理。
  • クライアントの QoS 統計情報および入力方向の SSID ターゲット。
  • ローカル プロファイリング ポリシーの QoS 属性。
  • 階層型ポリシー。

ワイヤレス用の QoS および IPv6

コントローラは IPv4 および IPv6 トラフィックの QoS をサポートし、クライアント ポリシーに IPv4 および IPv6 のフィルターを設定できます。

有線およびワイヤレス アクセスでサポートされる機能

次の表で、有線およびワイヤレス アクセスでサポートされる機能について説明します。

表 2 有線およびワイヤレス アクセスでサポートされる QoS 機能

機能

有線

ワイヤレス

ターゲット

  • ギガビット イーサネット

  • 10 ギガビット イーサネット

  • VLAN

  • SSID

  • クライアント

  • 無線

  • CAPWAP マルチキャスト トンネル

設定手順

service-policy コマンドを使用してインストールされた QoS ポリシー。

  • ユーザはポート ポリシーを設定できます。

  • ユーザは SSID ポリシーを設定できます。

  • これらのポリシーは変更できます。

  • デフォルトの無線ポリシー(変更不可)が無線に付加されます。

  • 任意で、ユーザはクライアント ポリシーを必要に応じて付加できます。

  • WMM クライアントがアソシエートし、アドミッション コントロールが無線でイネーブルにされた場合、デフォルトのクライアント ポリシーが有効になります。

ポート レベルで許可されたキューの数

ポートでは最大 8 つのキューがサポートされます。

4 つのキューだけがサポートされています。

分類メカニズム

  • DSCP

  • IP precedence

  • CoS

  • QoS-group

  • 次を含む ACL のメンバーシップ:

    • IPv4 ACL

    • IPv6 ACL

    • MAC ACL

  • ポート レベル

    • 入力:ワイヤレス ポートの入力で QoS ポリシーがサポートされていません。

    • 出力:DSCP ベースの分類だけです。

  • SSID レベル

    • 入力: DSCP、UP

    • 出力:DSCP、CoS、QoS グループ

  • クライアント レベル

    • 入力:ACL、DSCP、 Up

    • 出力:ACL、DSCP、COS

関連コンセプト

ワイヤレス ターゲットでサポートされる QoS 機能

次の表に、ワイヤレス ターゲットで使用可能なさまざまな機能について説明します。

表 3 ワイヤレス ターゲットで使用可能な QoS 機能
対象 機能 トラフィック ポリシーが適用される方向 コメント
ポート
  • ポート シェーパー

  • プライオリティ キューイング

  • マルチキャストのポリシング

非リアルタイム(NRT)、リアルタイム(RT) 出力  
無線
  • シェーピング

非リアルタイム 出力 無線ポリシーはユーザ設定可能ではありません。
SSID
  • ポリシング

  • テーブル マップ

非リアルタイム、リアルタイム 入力と出力
シェーピング 出力
BRR 出力
セット アクション
  • テーブル マップ
  • set dscp
  • set cos
入力

SSID の入力ポリシーのクラス デフォルト クラスおよびユーザ定義クラスの両方でセットを使用できます。

SSID ポリシーのクラス デフォルト クラスのみでテーブル マップを定義できます。

セット アクション
  • テーブル マップ
  • set dscp
  • set wlan user-priority
出力
削除 入力
クライアント ポリシング 非リアルタイム、リアルタイム 入力と出力

クライアント ポリシーでは、次のフィルタがサポートされます。

  • ACL

  • DSCP

  • Cos(出力の場合のみ)

  • WLAN UP

  • プロトコル

削除 入力
セット アクション
  • set dscp
  • set cos
入力
セット アクション
  • set dscp
  • set wlan user-priority
出力

ポート ポリシー

コントローラはポートベースのポリシーをサポートしています。 ポート ポリシーには、ポート シェーパーと子ポリシー(port_child_policy)が含まれます。

ポート シェーパーは、デバイスと AP 間で適用可能なトラフィック ポリシーを指定します。 これは、アクセス ポイントでサポートされる無線レートの合計です。

ポート ポリシーの形式

Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラにはデフォルト ポート ポリシーが含まれていません。 物理ポート ポリシーは、音声とビデオが機能するように設定する必要があります。 Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラには 6 つの 10 ギガビット ポートが含まれているため、ポリシー マップはすべてのポートで設定する必要があります。

(注)  


LAG(リンク集約/Etherchannel)が設定されている場合でも、ポリシーはコントローラの 6 つの物理ポートすべてで設定する必要があります。


次の基本的なポート ポリシーを物理ポートで設定する必要があります。 必要に応じて詳細な分類を追加できます。

Policy-map <port-policy-name>
  Class voice
      Priority level 1
  class video
     Priority level 2

無線ポリシー

無線ポリシーはシステム定義であり、ユーザは設定できません。 無線ワイヤレス ターゲットは、出力方向にだけ適用されます。

無線ポリシーは無線単位、アクセス ポイント単位で適用されます。 無線のレート制限は、AP 無線レートの実際の制限です。 この値は、アクセス ポイントでサポートされている無線の合計と同じです。

次の無線がサポートされます。
  • 802.11 a/n

  • 802.11 b/n

  • 802.11 ac

SSID ポリシー

入力および出力方向で SSID BSSID(基本サービス セット ID)の QoS ポリシーを作成できます。 デフォルトでは、SSID ポリシーはありません。 SSID の名前に基づいて SSID ポリシーを設定できます。 ポリシーは、BSSID 単位で適用できます。

SSID で作成できるポリシーのタイプには、テーブル マップ(table-map)、シェープ レート、RT1(Real Time 1)および RT2(Real Time 2)policier を使用したマーキングが含まれます。 トラフィックが入力の場合は、通常、SSID でマーキングおよびポリシング ポリシーを設定します。 トラフィックがダウンストリームの場合は、マーキングおよびキューイングを設定できます。

ポートと SSID で設定されているポリシー間では、1 対 1 のマッピングが必要です。 たとえば、ポートでクラス音声とクラス ビデオを設定すると、SSID に同様のポリシーを設定できます。

音声とビデオの動作のプライオリティをポート レベルで維持する場合は、ポートのポリシーが必須です。 キューイング ポリシーは、ダウンストリーム方向で適用されます。 パケットが AP から到着した場合は、ポリシングとレート制限だけを設定できます。

SSID のプライオリティは、帯域幅余剰比率を設定して指定できます。 SSID ポリシーのキューイングは、ダウンストリーム方向で適用されます。

クライアント ポリシー

クライアント ポリシーは、入力方向と出力方向に適用できます。 コントローラのワイヤレス制御モジュールは、WMM クライアントでアドミッション制御がイネーブルの場合に、デフォルト クライアント ポリシーを適用します。 アドミッション制御がディセーブルの場合、デフォルト クライアント ポリシーはありません。 クライアントではポリシング ポリシーおよびマーキング ポリシーを設定できます。

(注)  


クライアント ポリシーには、IPv4 フィルターと IPv6 フィルターの両方を設定できます。


クライアント ポリシーは次のように設定できます。

  • AAA の使用

  • Cisco IOS MQC CLI の使用:WLAN 設定でサービス ポリシー クライアント CLI を使用できます。

  • デフォルト設定の使用

  • ローカル ポリシー の使用(ネイティブ プロファイリング)

show wireless client mac address mac_address service-policy コマンドを使用して、クライアント ポリシーのソース(例:ローカル プロファイリング ポリシー、AAA、CLI)を表示します。 クライアント ポリシーの優先順位は、AAA > ローカル ポリシー > WLAN サービス クライアント ポリシー CLI > デフォルト設定です。


(注)  


ユニファイド ワイヤレス コントローラ手順を設定し、MQC QoS コマンドを使用して AAA を設定した場合は、MQC QoS コマンドによって設定されたポリシーが優先されます。



(注)  


WLAN にクライアント ポリシーを適用する場合は、クライアント ポリシーを変更する前に WLAN をディセーブルにします。 SSID ポリシーは、WLAN がイネーブルでも変更できます。

デフォルトのクライアント ポリシーは、ACM イネーブルの WMM クライアント上でのみイネーブルにされます。

ポリシーの連結

すべてのパケットに最大 2 つのポリシーを適用できます。最初にクライアント ターゲット、次に SSID ターゲットです。 クライアントのポリシング アクションは、クライアント ポリシーで指定されたマーキング アクションの前にパケットに適用されます。 クライアントのポリシングおよびマーキング アクションがパケットに適用されると、SSID ポリシー アクションが更新されたパケットに適用されます。 カスタム ポリシーが指定されていない場合は、システムの信頼設定がパケットに適用されます。 出力の信頼は DSCP に基づいており、入力の信頼は WLAN ユーザ プライオリティに基づいています。

階層型 QoS

コントローラは階層型 QoS(HQoS)をサポートします。 HQoS を使用すると、次の作業を実行できます。

  • 階層型分類:トラフィック分類は、他のクラスに基づいています。

  • 階層型ポリシング:階層型ポリシーの複数のレベルでポリシングを設定するプロセス。

  • 階層型シェーピング:シェーピングは、階層の複数のレベルで設定できます。


    (注)  


    階層型シェーピングは、ポート シェーパーでのみサポートされます。ポート シェーパーでは、親に対してクラス デフォルトの設定だけが可能で、クラス デフォルトのアクションはシェーピングだけです。


階層的なワイヤレス QoS

コントローラは、ワイヤレス ターゲットの階層型 QoS をサポートしています。 階層型 QoS ポリシーは、ポート、無線、SSID、およびクライアントに適用されます。 デバイスに設定された QoS ポリシー(マーキング、シェーピング、ポリシングを含む)は、複数のターゲットに適用できます。 ネットワークに非リアルタイム トラフィックが含まれている場合、非リアルタイム トラフィックは Approximate Fair Drop に従います。 階層は、デバイスに送信されるパケット上のさまざまな QoS ポリシーの適用プロセスに関係します。 親と子ポリシーの両方に対してポリシングを設定できます。

(注)  


階層的なクライアントおよび SSID ポリシーの場合、親または子ポリシーのいずれか一方でのみマーキングを設定します。
図 1.

ワイヤレス パケット形式

図 2. 最初のパスでの出力方向のワイヤレス パケット パス.

この図は、階層型ワイヤレス QoS で使用されるワイヤレス パケット フローおよびカプセル化を示します。 着信パケットは、コントローラに入ります。 コントローラはこの着信パケットをカプセル化し、802.11e および CAPWAP ヘッダーを追加します。



階層型 AFD

Approximate Fair Dropping(AFD)は、Cisco IOS の QoS インフラストラクチャが提供する機能です。 ワイヤレス ターゲットの場合、AFD は SSID(シェーピングによる)とクライアント(ポリシングによる)で設定できます。 AFD のシェーピング レートはダウンストリーム方向のみに適用されます。 ユニキャストのリアルタイム トラフィックは AFD ドロップの対象ではありません。

QoS の実装

ネットワークは通常、ベスト エフォート型の配信方式で動作します。したがって、すべてのトラフィックに等しいプライオリティが与えられ、適度なタイミングで配信される可能性はどのトラフィックでも同等です。 輻輳が発生すると、すべてのトラフィックが等しくドロップされます。

QoS 機能を設定すると、特定のネットワーク トラフィックを選択し、相対的な重要性に応じてそのトラフィックに優先度を指定し、輻輳管理および輻輳回避技術を使用して、優先処理を実行できます。 ネットワークに QoS を実装すると、ネットワーク パフォーマンスがさらに予測しやすくなり、帯域幅をより効率的に利用できるようになります。

QoS は、インターネット技術特別調査委員会(IETF)の規格である Differentiated Services(Diff-Serv)アーキテクチャに基づいて実装されます。 このアーキテクチャでは、ネットワークに入るときに各パケットを分類することが規定されています。

この分類は IP パケット ヘッダーに格納され、推奨されない IP タイプ オブ サービス(ToS)フィールドの 6 ビットを使用して、分類(クラス)情報として伝達されます。 分類情報をレイヤ 2 フレームでも伝達できます。

図 3. フレームおよびパケットにおける QoS 分類レイヤ. 次の図にレイヤ 2 フレームまたはレイヤ 3 パケットの特殊ビットを示します。

レイヤ 2 フレームのプライオリティ ビット

レイヤ 2 の ISL(スイッチ間リンク)フレーム ヘッダーには、下位 3 ビットで IEEE 802.1p サービス クラス(CoS)値を伝達する 1 バイトのユーザ フィールドがあります。 レイヤ 2 ISL トランクとして設定されたポートでは、すべてのトラフィックが ISL フレームに収められます。

レイヤ 2 802.1Q フレーム ヘッダーには、2 バイトのタグ制御情報フィールドがあり、上位 3 ビット(ユーザ プライオリティ ビット)で CoS 値が伝達されます。 レイヤ 2 802.1Q トランクとして設定されたポートでは、ネイティブ Virtual LAN(VLAN)のトラフィックを除くすべてのトラフィックが 802.1Q フレームに収められます。

他のフレーム タイプでレイヤ 2 CoS 値を伝達することはできません。

レイヤ 2 CoS 値の範囲は、0(ロー プライオリティ)~ 7(ハイ プライオリティ)です。

レイヤ 3 パケットのプライオリティ ビット

レイヤ 3 IP パケットは、IP precedence 値または Diffserv コード ポイント(DSCP)値のいずれかを伝送できます。 DSCP 値は IP precedence 値と下位互換性があるので、QoS ではどちらの値も使用できます。

IP precedence 値の範囲は 0 ~ 7 です。 DSCP 値の範囲は 0 ~ 63 です。

分類を使用したエンドツーエンドの QoS ソリューション

インターネットにアクセスするすべてのスイッチおよびルータはクラス情報に基づいて、同じクラス情報が与えられているパケットは同じ扱いで転送を処理し、異なるクラス情報のパケットはそれぞれ異なる扱いをします。 パケットのクラス情報は、設定されているポリシー、パケットの詳細な検証、またはその両方に基づいて、エンド ホストが割り当てるか、または伝送中にスイッチまたはルータで割り当てることができます。 パケットの詳細な検証は、コア スイッチおよびルータの負荷が重くならないように、ネットワークのエッジ付近で行います。

パス上のスイッチおよびルータは、クラス情報を使用して、個々のトラフィック クラスに割り当てるリソースの量を制限できます。 Diff-Serv アーキテクチャでトラフィックを処理するときの、各デバイスの動作をホップ単位動作といいます。 パス上のすべてのデバイスに一貫性のあるホップ単位動作をさせることによって、エンドツーエンドの QoS ソリューションを構築できます。

ネットワーク上で QoS を実装する作業は、インターネットワーキング デバイスが提供する QoS 機能、ネットワークのトラフィック タイプおよびパターン、さらには着信および発信トラフィックに求める制御のきめ細かさによって、簡単にも複雑にもなります。

パケット分類

パケット分類は、特定の基準に基づいて定義したポリシーの複数のクラスの 1 つに属するものとしてパケットを識別するプロセスです。 モジュラ QoS CLI(MQC)は、ポリシークラス ベースの言語です。 ポリシー クラスの言語は、次の定義に使用されています。

  • 1 つまたは複数の一致基準があるクラス マップ テンプレート

  • 1 つまたは複数のクラスがポリシー マップに関連付けられているポリシーマップ テンプレート

ポリシーマップ テンプレートは、コントローラの 1 つまたは複数のインターフェイスに関連付けられます。

パケット分類は、ポリシー マップで定義されたクラスの 1 つに属するものとしてパケットを識別するプロセスです。 分類プロセスは、処理されるパケットがクラス内の特定のフィルタに一致した場合に終了します。 これは、最初の一致による終了と呼ばれます。 つまり、ポリシー マップ内のクラスの順序に関係なく、パケットがポリシー内の複数のクラスに一致する場合、最初のクラスの一致後に分類プロセスが終了します。

パケットがポリシーのクラスと一致しない場合は、ポリシーのデフォルト クラスに分類されます。 すべてのポリシー マップには、システム定義のクラスのデフォルト クラスがあり、どのユーザ定義クラスにも一致しないパケットに一致します。

パケット分類は次のタイプに分類できます。

  • パケットと合わせて伝搬される情報に基づく分類

  • コントローラ固有の情報に基づく分類

  • 階層型分類

パケットと合わせて伝搬される情報に基づく分類

パケットの一部としてエンドツーエンドまたはホップ間で伝搬される情報に基づく分類には、一般的に次が含まれています。

  • レイヤ 3 またはレイヤ 4 ヘッダーに基づく分類

  • レイヤ 2 情報に基づく分類

レイヤ 3 またはレイヤ 4 ヘッダーに基づく分類

これは最も一般的な導入シナリオです。 レイヤ 3 およびレイヤ 4 ヘッダーの多くのフィールドは、パケット分類に使用できます。

最もきめ細かいレベルで、この分類方法はフロー全体を照合するために使用できます。 この導入タイプで、アクセス コントロール リスト(ACL)を使用できます。 ACL は、フローのさまざまなサブセット(送信元 IP アドレスのみ、宛先 IP アドレスのみ、または両方の組み合わせなど)に基づく照合に使用することもできます。

分類は、IP ヘッダーの precedence 値または DSCP 値に基づいて実行することもできます。 IP precedence フィールドは、特定のパケットを処理する必要がある相対プライオリティを示すために使用されます。 これは、IP ヘッダー内のタイプ オブ サービス(ToS)バイトの 3 ビットで構成されます。

次の表に、さまざまな IP precedence ビット値と名前を示します。
(注)     

IP precedence はワイヤレス QoS ではサポートされません。



表 4 IP precedence 値と名前

IP precedence 値

IP precedence ビット

IP precedence の名前

0

000

Routine

1

001

Priority

2

010

Immediate

3

011

Flash

4

100

Flash Override

5

101

Critical

6

110

Internetwork control

7

111

Network control


(注)  


ネットワークのルーティング制御トラフィックすべては、IP precedence 値 6 をデフォルトで使用します。 また、IP precedence 値 7 は、ネットワーク制御トラフィック用に予約されています。 したがって、IP precedence 値 6 および 7 はユーザ トラフィック用に推奨されません。


DSCP フィールドは、IP ヘッダーの 6 ビットで構成され、インターネット技術特別調査委員会(IETF)の DiffServ ワーキング グルーにより標準化されています。 DSCP ビットが含まれた元の ToS バイトは、DSCP バイトの名前を変更しました。 DSCP フィールドは、IP precedence と同様に IP ヘッダーの一部です。 DSCP フィールドは、IP precedence フィールドのスーパー セットです。 したがって、DSCP フィールドは、IP precedence に関連して説明した内容と同様の方法で使用され、設定されます。


(注)  


DSCP フィールド定義は IP precedence 値と下位互換性があります。


レイヤ 2 ヘッダーに基づく分類

レイヤ 2 ヘッダー情報に基づく分類は、さまざまな方法で実行できます。 最も一般的な方法は次のとおりです。

  • MAC アドレスベースの分類(アクセス グループの場合のみ):分類は送信元 MAC アドレス(入力方向のポリシー用)および宛先 MAC アドレス(出力方向のポリシー用)に基づいています。

  • サービス クラス:分類は、IEEE 802.1p 標準に基づくレイヤ 2 ヘッダーの 3 ビットに基づいて行われます。 これは通常、IP ヘッダーの ToS バイトにマッピングします。

  • VLAN ID:分類は、パケットの VLAN ID に基づいて行われます。


(注)  


レイヤ 2 ヘッダー内のこれらフィールドの一部は、ポリシーを使用して設定することもできます。


デバイス固有の情報に基づく分類(QoS グループ)

コントローラは分類がパケット ヘッダーまたはペイロードの情報に基づいていない場合に使用できる分類メカニズムを提供します。

複数の入力インターフェイスから出力インターフェイスの特定のクラスに送信されるトラフィックを集約する必要が生じる場合があります。 たとえば、複数のカスタマー エッジ ルータが、異なるインターフェイスの同じアクセス コントローラに接続される可能性があります。 サービス プロバイダーは、特定のレートでコアに送信されるすべての集約音声トラフィックをポリシングする場合があります。 ただし、異なるカスタマーからの音声トラフィックには、異なる ToS 設定がなされている可能性があります。 QoS グループベースの分類は、次のシナリオで役立つ機能です。

入力インターフェイスで設定されたポリシーは、QoS グループを特定の値に設定します。この値は出力インターフェイスでイネーブルになっているポリシーのパケットの分類に使用できます。

QoS グループは、コントローラ内部のパケット データ構造内のフィールドです。 QoS グループは、コントローラの内部ラベルであり、パケット ヘッダーの一部ではないことに注意してください。

階層型分類

コントローラでは、他のクラスに基づく分類を実行できます。 通常このアクションは、1 つのクラス マップに複数クラスの分類メカニズム(フィルタ)を組み合わせる場合に必要になります。

QoS 有線モデル

QoS を実装するには、コントローラで次のタスクを実行する必要があります。

  • トラフィック分類:パケットまたはフローを相互に区別します。

  • トラフィック マーキングおよびポリシング:パケットがコントローラを移動するときに、特定の QoS を示すラベルを割り当て、パケットが設定されたリソース使用率制限に準拠するようにします。

  • キューイングおよびスケジューリング:リソース競合があるすべての状況で、異なる処理を行います。

  • シェーピング:コントローラから送信されるトラフィックが、特定のトラフィック プロファイルに適合するようにします。

入力ポートのアクティビティ

次のアクティビティはコントローラの入力ポートで発生します。

  • 分類:パケットと QoS ラベルを関連付けて、パケットごとに異なるパスを分類します。 たとえば、コントローラは 1 つの種類と別のトラフィックを区別するためにパケット内の CoS または DSCP を QoS ラベルにマッピングします。 生成された QoS ラベルは、このパケットでこれ以降に実行されるすべての QoS アクションを識別します。

  • ポリシング:ポリシングでは、着信トラフィックのレートを設定済みポリサーと比較して、パケットが適合か不適合かを判別します。 ポリサーは、トラフィック フローで消費される帯域幅を制限します。 その判別結果がマーカーに渡されます。

  • マーキング:マーキングでは、パケットが不適合の場合の対処法に関して、ポリサーおよび設定情報を検討し、パケットの扱い(パケットを変更しないで通過させるか、パケットの QoS ラベルをマークダウンするか、またはパケットをドロップするか)を決定します。


(注)  


ワイヤレス入力ポートでのポリシー適用は、コントローラではサポートされていません。


出力ポートのアクティビティ

次のアクティビティは、コントローラの出力ポートで発生します。

  • ポリシング:ポリシングでは、着信トラフィックのレートを設定済みポリサーと比較して、パケットが適合か不適合かを判別します。 ポリサーは、トラフィック フローで消費される帯域幅を制限します。 その判別結果がマーカーに渡されます。

  • マーキング:マーキングでは、パケットが不適合の場合の対処法に関して、ポリサーおよび設定情報を検討し、パケットの扱い(パケットを変更しないで通過させるか、パケットの QoS ラベルをマークダウンするか、またはパケットをドロップするか)を決定します。

  • キューイング:キューイングでは、使用する出力キューを選択する前に、QoS パケット ラベルおよび対応する DSCP 値または CoS 値を評価します。 複数の入力ポートが 1 つの出力ポートに同時にデータを送信すると輻輳が発生することがあるため、重み付けテール ドロップ(WTD)によってトラフィック クラスを区別し、QoS ラベルに基づいてパケットに別々のしきい値を適用します。 しきい値を超過している場合、パケットはドロップされます。

分類

分類とは、パケットのフィールドを検証して、トラフィックの種類を区別するプロセスです。 分類は、コントローラで QoS がイネーブルの場合のみイネーブルになります。 デフォルトでは、QoS はコントローラでイネーブルにされています。

分類中に、コントローラは検索処理を実行し、パケットに QoS ラベルを割り当てます。 QoS ラベルは、パケットに対して実行するすべての QoS アクション、およびパケットの送信元キューを識別します。

アクセス コントロール リスト

IP 標準 ACL、IP 拡張 ACL、またはレイヤ 2 MAC ACL を使用すると、同じ特性を備えたパケット グループ(クラス)を定義できます。 また IPv6 ACL に基づいて IP トラフィックを分類することもできます。

QoS のコンテキストでは、アクセス コントロール エントリ(ACE)の許可および拒否アクションの意味が、セキュリティ ACL の場合とは異なります。

  • 許可アクションとの一致が検出されると(最初の一致の原則)、指定の QoS 関連アクションが実行されます。

  • 拒否アクションと一致した場合は、処理中の ACL がスキップされ、次の ACL が処理されます。

  • 許可アクションとの一致が検出されないまま、すべての ACE の検証が終了した場合、そのパケットでは QoS 処理は実行されず、コントローラによってベストエフォート型サービスが実行されます。

  • ポートに複数の ACL が設定されている場合に、許可アクションを含む最初の ACL とパケットの一致が見つかると、それ以降の検索処理は中止され、QoS 処理が開始されます。


    (注)  


    アクセス リストを作成するときは、アクセス リストの末尾に暗黙の拒否ステートメントがデフォルトで存在し、それ以前のステートメントで一致が見つからなかったすべてのパケットに適用されることに注意してください。


ACL でトラフィック クラスを定義した後で、そのトラフィック クラスにポリシーを結合できます。 ポリシーにはそれぞれにアクションを指定した複数のクラスを含めることができます。 ポリシーには、特定の集約としてクラスを分類する(DSCP を割り当てるなど)コマンドまたはクラスのレート制限を実施するコマンドを含めることができます。 このポリシーを特定のポートに結合すると、そのポートでポリシーが有効になります。

IP ACL を実装して IP トラフィックを分類する場合は、access-list グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。レイヤ 2 MAC ACL を実装して非 IP トラフィックを分類する場合は、mac access-list extended グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

クラス マップ

クラス マップは、特定のトラフィック フロー(またはクラス)に名前を付けて、他のすべてのトラフィックと区別するためのメカニズムです。 クラス マップでは、さらに細かく分類するために、特定のトラフィック フローと照合する条件を定義します。 この条件には、ACL で定義されたアクセス グループとの照合、または DSCP 値や IP precedence 値の特定のリストとの照合を含めることができます。 複数のトラフィック タイプを分類する場合は、別のクラス マップを作成し、異なる名前を使用できます。 パケットをクラス マップ条件と照合した後で、ポリシー マップを使用してさらに分類します。

クラス マップを作成するには、class-map グローバル コンフィギュレーション コマンドまたは class ポリシー マップ コンフィギュレーション コマンドを使用します。 多数のポート間でマップを共有する場合には、class-map コマンドを使用する必要があります。 class-map コマンドを入力すると、コントローラによってクラス マップ コンフィギュレーション モードが開始されます。 このモードで、match クラス マップ コンフィギュレーション コマンドを使用して、トラフィックの一致条件を定義します。

class class-default ポリシー マップ コンフィギュレーション コマンドを使用して、デフォルト クラスを設定できます。 デフォルト クラスはシステム定義であり、設定することはできません。 分類されていないトラフィック(トラフィック クラスで指定された一致基準を満たさないトラフィック)は、デフォルト トラフィックとして処理されます。

ポリシー マップ

ポリシー マップでは、作用対象のトラフィック クラスを指定します。 アクションには次が含まれます。

  • トラフィック クラスに特定の DSCP 値または IP precedence 値を設定する

  • トラフィック クラスの CoS 値を設定する

  • QoS グループを設定する

  • トラフィック クラスのワイヤレス LAN(WLAN)値を設定する

  • トラフィックがアウト オブ プロファイルになった場合の、トラフィックの帯域幅制限やアクションを指定する

ポリシー マップを効率的に機能させるには、ポートにポリシー マップを結合する必要があります。

ポリシー マップは、policy-map グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して作成し、名前を付けます。 このコマンドを入力すると、コントローラによってポリシーマップ コンフィギュレーション モードが開始されます。 このモードでは、classまたは set ポリシー マップ コンフィギュレーション コマンドおよびポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用して、特定のトラフィック クラスに対して実行するアクションを指定します。

ポリシー マップは、police、および bandwidth ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用して設定できます。ポリサー、トラフィックの帯域幅制限、制限を超過した場合のアクションを定義できます。 またポリシー マップは、Cisco Flexible NetFlow の priority ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用して設定することで、クラスの優先順位をスケジューリングし、ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション コマンド queue-buffers および queue-limit のキューイングを行うことができます。

ポリシー マップをイネーブルにするには、service-policy インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用してポートにマップを結合します。

関連コンセプト

物理ポートのポリシー マップ

実行対象となるトラフィック クラスを指定する非階層型ポリシー マップを、物理ポート上に設定できます。 アクションには、トラフィック クラスでの特定の DSCP または IP precedence 値の設定、一致する各トラフィック クラス(ポリサー)に対するトラフィックの帯域幅限度の指定、トラフィックがアウト オブ プロファイル(マーキング)の場合の処理などが含まれます。

ポリシー マップには、次の特性もあります。

  • 1 つのポリシー マップに、それぞれ異なる一致基準とポリサーを指定した複数のクラス ステートメントを指定できます。

  • ポリシー マップには、事前に定義されたデフォルトのトラフィック クラスを含めることができます。これは、マップの末尾に明示的に配置されます。

    class class-default ポリシーマップ コンフィギュレーション コマンドを使用してデフォルトのトラフィック クラスを設定すると、未分類トラフィック(トラフィック クラスで指定された一致基準に一致しないトラフィック)はデフォルトのトラフィック クラス(class-default)として処理されます。

  • 1 つのポートから受信されたトラフィック タイプごとに、別々のポリシー マップ クラスを設定できます。

VLAN のポリシー マップ

コントローラは、VLAN の QoS 機能をサポートします。これにより、ユーザは、着信フレームの VLAN 情報を使用して VLAN レベルで QoS 処理(分類と QoS アクション)を実行できます。 VLAN ベースの QoS では、サービス ポリシーが SVI インターフェイスに適用されます。 VLAN ポリシー マップに属するすべての物理インターフェイスは、ポートベースのポリシー マップの代わりに VLAN ベースのポリシー マップが表示されるようにプログラムする必要があります。

ポリシー マップは VLAN SVI に適用されますが、ポリシング(レート制限)アクションはポート単位でしか実行できません。 複数の物理ポートからのトラフィックの合計が認識されるようにポリサーを設定できません。 各ポートは、そのポートに着信するトラフィックを制御する別のポリサーを必要とします。

ワイヤレス QoS マルチキャスト

Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラのマルチキャスト設定には、次の 2 つのモードがあります。
  • マルチキャスト - ユニキャスト モード:マルチキャスト トラフィックは AP へユニキャスト トラフィックとしてコピーされます。 Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラでマルチキャスト - ユニキャスト モードがサポートされていない場合のマルチキャスト トラフィックの QoS。
  • マルチキャスト - マルチキャスト モード:コントローラは、マルチキャスト グループにトラフィックを送信します。 マルチキャスト グループの AP は、マルチキャスト トラフィックを受信します。

マーキング

マーキングは、特定の情報をネットワークのダウンストリーム デバイスに伝送するか、コントローラ内の 1 つのインターフェイスから別のインターフェイスに情報を伝送するために使用します。

マーキングは、パケット ヘッダーの特定のフィールド/ビットを設定するか、コントローラ内部のパケット構造内の特定のフィールドを設定するために使用できます。 さらに、マーキング機能はフィールド間のマッピングの定義に使用できます。 QoS では次のマーキング方法を使用できます。

  • パケット ヘッダー

  • デバイス(コントローラ)固有の情報

  • テーブル マップ

パケット ヘッダーのマーキング

パケット ヘッダー フィールドのマーキングは 2 種類の一般的なカテゴリに分類できます。

  • IPv4/v6 ヘッダー ビット マーキング

  • レイヤ 2 ヘッダー ビット マーキング

IP レベルのマーキング機能は、precedence を設定したり、IP ヘッダー内の DSCP を特定の値に設定したりして、ダウンストリーム デバイス(スイッチまたはルータ)で特定のホップごとの動作を実行するために使用されます。また、異なる入力インターフェイスからのトラフィックを、出力インターフェイス内の単一のクラスに集約するためにも使用できます。 この機能は現在、IPv4 および IPv6 ヘッダーでサポートされています。

レイヤ 2 ヘッダーのマーキングは、通常、ダウンストリーム デバイス(スイッチまたはルータ)の廃棄動作に影響を与えるために使用されます。 これは、レイヤ 2 ヘッダーの一致と並行して動作します。 ポリシー マップを使用して設定されるレイヤ 2 ヘッダーのビットはサービス クラスです。

スイッチ固有の情報のマーキング

この形式のマーキングには、パケット ヘッダーの一部ではないパケット データ構造内のフィールドのマーキングが含まれます。これにより、後でデータ パスでマーキングを使用できるようになります。 これはスイッチ間で伝搬されません。 QoS グループのマーキングはこのカテゴリに分類されます。 この形式のマーキングは、入力インターフェイスで有効になっているポリシーだけでサポートされます。 対応する照合機能は、同じスイッチの出力インターフェイスでイネーブルにし、適切な QoS アクションを適用することができます。

テーブル マップのマーキング

テーブル マップ マーキングは変換表を使用したフィールド間のマッピングおよび変換を可能にします。 この変換表はテーブル マップと呼ばれます。

インターフェイスに接続されているテーブル マップに応じて、パケット内の CoS、DSCP、および UP 値(ワイヤレス パケットに固有の UP)が書き換えられます。 コントローラにより、入力のテーブル マップ ポリシーと出力のテーブル マップ ポリシーを設定できます。

たとえば、テーブル マップは、レイヤ 2 CoS 設定をレイヤ 3 の precedence 値にマッピングするのに使用できます。 この機能により、マッピングを行うための方法を示す 1 つのテーブルに複数の set コマンドを組み合わせて使用することができます。 このテーブルは複数のポリシーで、または同じポリシー内で何度も参照できます。

次の表に、現在サポートされているマッピング形式を示します。

表 5 To-From 関係を確立するために使用されるパケット マーキング タイプ

パケット マーキング タイプ「To」

パケット マーキング タイプ「From」

Precedence

CoS

Precedence

QoS グループ

DSCP

CoS

DSCP

QoS グループ

CoS

Precedence

CoS

DSCP

QoS グループ

Precedence

QoS グループ

DSCP

テーブル マップ ベースのポリシーでは、次の機能がサポートされています。

  • 変換:1 つの DSCP 値セットから別の DSCP 値セットにマッピングするテーブル マップを利用できます。また、このテーブル マップは出力ポートに付加できます。

  • 書き換え:入力パケットは設定されたテーブル マップに基づいて書き換えられます。

  • マッピング:テーブル マップ ベースのポリシーは、set ポリシーの代わりに使用できます。

テーブル マップ マーキングには、次の手順が必要です。

  1. テーブル マップの定義:table-map グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して値をマッピングします。 テーブルが使用されるクラスまたはポリシーは認識されません。 テーブル マップのデフォルトのコマンドは、「from」フィールドで一致がない場合に値が「to」フィールドにコピーされることを示すために使用します。

  2. ポリシー マップの定義:テーブル マップを使用するポリシー マップを定義します。

  3. ポリシーをインターフェイスに関連付けます。


(注)  


入力ポートのテーブル マップ ポリシーによって、そのポートの信頼設定が qos-marking の「from」タイプに変更されます。


トラフィックの調整

ネットワークで QoS をサポートするには、サービス プロバイダー ネットワークに入るトラフィックをネットワーク境界ルータでポリシングし、トラフィック レートがサービス範囲内に収まるようにする必要があります。 ネットワーク コアがプロビジョニングされる数を処理するネットワーク境界の少数のルータよりも多くのトラフィックの送信を開始すると、トラフィック負荷の増加がネットワーク輻輳の原因となります。 ネットワークのパフォーマンスが低下すると、すべてのネットワーク トラフィックで QoS を提供することが困難になります。

トラフィック ポリシング機能(ポリシング機能を使用)およびシェーピング機能(トラフィック シェーピング機能を使用)はトラフィック レートを管理しますが、トークンが不足した場合のトラフィックの処理方法は異なります。 トークンの概念は、トークン バケット方式、トラフィック測定機能に基づいています。


(注)  


ネットワーク トラフィックで QoS テストを実行すると、シェーパーとポリシング データで異なる結果が確認される場合があります。 シェーピングからのネットワーク トラフィック データで、より正確な結果が得られます。


この表は、ポリシングとシェーピングの機能を比較します。

表 6 ポリシングとシェーピングの機能の比較

ポリシング機能

シェーピング機能

適合するトラフィックをライン レートで送信し、バーストを許可します。

トラフィックが固定レートでスムーズに送信されます。

トークンが不足すると、アクションがただちに実行されます。

トークンを使い果たすと、トークンが使用可能な場合、パケットをバッファし、後で送信します。 シェーピングを使用するクラスには、関連付けられたキューがあり、パケットをバッファするために使用されます。

ポリシングは、ビット/秒、パケット/秒、およびセル/秒など複数の単位で設定できます。

シェーピングは、ビット/秒の 1 単位だけで設定できます。

ポリシングには、考えられるアクションの例として、イベント、マーキング、および廃棄に関連付けられた複数のアクションがあります。

シェーピングはプロファイルを満たさないパケットをマークできません。

入出力両方のトラフィックで機能します。

出力トラフィックに対してのみ実装されます。

ウィンドウ サイズの低下によってパケット ドロップが発生すると、伝送制御プロトコル(TCP)は、回線速度でラインを検出しますが、設定されたレートに適合します。

TCP は低速回線を検出し、それに応じて再送信タイマーを調整できます。 これにより、再送信の範囲が狭くなり、TCP に負担をかけません。

ポリシング

QoS ポリシング機能は、トラフィック クラスに最大レートを強制するために使用されます。 QoS ポリシング機能は、プライオリティ機能と合わせて、プライオリティ トラフィックを制限するためにも使用できます。 レートを超過した場合は、イベント発生直後に特定のアクションが実行されます。 レート(認定情報レート [CIR] および最大情報レート [PIR])とバースト パラメータ(適合バースト サイズ [ Bc ] および拡張バースト サイズ [Be])は、すべてバイト/秒で設定されます。

QoS では次のポリシング形式またはポリサーがサポートされます。

  • シングルレート 2 カラー ポリシング

  • デュアルレート 3 カラー ポリシング


(注)  


シングルレート 3 カラー ポリシングはサポートされません。


シングルレート 2 カラー ポリシング

シングルレート 2 カラー ポリサーは、CIR と Bc だけを設定するモードです。

Bc は任意のパラメータであり、これが指定されていない場合、デフォルトで計算されます。 このモードでは、着信パケットに十分なトークンがある場合、パケットは適合すると見なされます。 パケットの到着時に、十分なトークンが Bc の範囲内で使用できない場合、パケットは設定レートを超えたと見なされます。


(注)  


トークン バケット アルゴリズムの詳細については、トークン バケット アルゴリズムを参照してください。


関連タスク

デュアルレート 3 カラー ポリシング

デュアル レート ポリサーでは、コントローラはカラー ブラインド モードのみをサポートします。 このモードでは、認定情報レート(CIR)および最大情報レート(PIR)を設定します。 名前からわかるように、この場合、最大レート用に 1 つ、認定レート用に 1 つの、合わせて 2 つのトークン バケットがあります。


(注)  


トークン バケット アルゴリズムの詳細については、トークン バケット アルゴリズムを参照してください。


カラー ブラインド モードでは、最大レートのバケットの着信パケットが最初にチェックされます。 十分な数のトークンがない場合、パケットはレートに違反していると見なされます。 十分な数のトークンがある場合、次に適合レートのバケットのトークンをチェックして、十分な数のトークンがあるかどうかを判別します。 最大レートのバケットにあるトークンは、パケットのサイズによって減少します。 十分な数のトークンがない場合、パケットが設定されているレートを超過していると見なされます。 十分な数のトークンがある場合、パケットは適合すると見なされ、両方のバケットのトークンは、パケットのサイズによって減少します。

トークン補充レートは着信パケットによって異なります。 あるパケットが時間 T1 に着信し、次のパケットが時間 T2 に着信したとします。 T1 と T2 間の時間間隔は、トークン バケットに追加される必要があるトークンの数を決定します。 これは次のように計算されます。

パケットの時間間隔(T2-T1) * CIR)/8 バイト

関連タスク

シェーピング

シェーピングは、ダウンストリーム スイッチおよびルータで輻輳が発生しないようにトラフィック レートを調整しながら、トラフィックの最大レートを強制するプロセスのことです。 最も一般的な形式のシェーピングは、物理または論理インターフェイスから送信されるトラフィックを制限するために使用されます。

シェーピングにはバッファが関連付けられており、十分なトークンがないパケットがすぐにドロップされずにバッファされます。 シェーピングされるトラフィックのサブセットで使用可能なバッファ数は制限され、さまざまな要因に基づいて計算されます。 使用可能なバッファ数は、特定の QoS コマンドを使用して調整できます。 パケットはドロップされずに、バッファが使用可能になった時点でバッファされます。

クラスベース トラフィック シェーピング

コントローラは、クラスベースのトラフィック シェーピングを使用します。 このシェーピング機能は、インターフェイスに関連付けられたポリシーのクラスでイネーブルになります。 シェーピングが設定されたクラスには、トークンがないパケットを保持する複数のバッファが割り当てられます。 バッファされたパケットは FIFO を使用してクラスから送信されます。 最も一般的な形式の使用では、クラスベースのシェーピングを使用して、全体として物理インターフェイスまたは論理インターフェイスの最大レートを強制します。 クラスでは次のシェーピング形式がサポートされます。

  • 平均レート シェーピング

  • 階層型シェーピング

シェーピングは、トークン バケットを使用して実行されます。 CIR、Bc、Be の値は、パケットが送信されるレートと、トークンが補充されるレートを決定します。


(注)  


トークン バケット アルゴリズムの詳細については、トークン バケット アルゴリズムを参照してください。


平均レート シェーピング

平均レート シェーピングを設定するには、shape average ポリシーマップ クラス コマンドを使用します。

このコマンドは、特定のクラスの最大帯域幅を設定します。 キューの帯域幅は、ポートでさらに使用できる帯域幅があってもこの値に制限されます。 コントローラでは、割合またはターゲット ビット レート値でシェーピング平均を設定できます。

階層型シェーピング

シェーピングは、階層内の複数のレベルで設定することもできます。 これは、シェーピングを設定した親ポリシーを作成して、追加のシェーピングを設定した子ポリシーを親ポリシーに付加することで実現できます。

次の 2 つの階層型シェーピングがサポートされています。

  • ポート シェーパー

  • ユーザ設定のシェーピング

ポート シェーパーでは、クラス デフォルトが使用され、親で実行できるアクションはシェーピングだけです。 キュー アクションはポート シェーパーがある子で実行されます。 ユーザ設定のシェーピングを使用すると、子のキューイング アクションを設定することはできません。

キューイングおよびスケジューリング

コントローラは、トラフィックの輻輳を防止するためにキューイングおよびスケジューリングを使用します。 コントローラは、次のキューイングおよびスケジューリング機能をサポートします。

  • 帯域幅

  • 重み付けテール ドロップ

  • プライオリティ キュー

  • キュー バッファ

帯域幅

コントローラは次の帯域幅設定をサポートしています。

  • 帯域幅の割合

  • 帯域幅余剰比率

関連タスク

帯域幅の割合

bandwidth percent ポリシーマップ クラス コマンドを使用して、特定のクラスに最小帯域幅を割り当てることができます。 合計は 100 % を超えることはできず、合計が 100 % 未満である場合は、残りの帯域幅がすべての帯域幅キューで均等に分割されます。


(注)  


キューは、他のキューが全体のポート帯域幅を使用しない場合は、帯域幅をオーバーサブスクライブすることができます。


ポリシー マップで帯域幅タイプを混在させることはできません。 たとえば、1 つのポリシー マップで帯域幅の割合と kbps の両方を使用して、帯域幅を設定することはできません。

帯域幅余剰比率

bandwidth remaining ratio ポリシーマップ クラス コマンドを使用して、指定されたキューでの未使用帯域幅の共有率を作成します。 未使用帯域幅は、これら指定されたキューにより、設定で指定されている比率で使用されます。 このコマンドは、priority コマンドがポリシー内の特定のキューでも使用される場合に使用します。

比率を割り当てる場合には、これらの比率に従って、キューに特定の重みが割り当てられます。

比率は 0 ~ 100 の範囲で指定できます。 たとえば、1 つのクラスの帯域幅余剰比率を 2 に設定し、別のクラスで帯域幅余剰比率 4 のキューを設定できます。 帯域幅余剰比率 4 は、帯域幅余剰比率 2 の 2 倍の回数スケジュールされます。

ポリシーの全帯域幅の比率の割り当ては 100 を超えることができます。 たとえば、1 つのキューに帯域幅余剰比率 50 を設定し、別のキューに帯域幅余剰比率 100 を設定できます。

重み付けテール ドロップ

コントローラの出力キューは、重み付けテール ドロップ(WTD)と呼ばれるテール ドロップ輻輳回避メカニズムの拡張バージョンを使用します。 WTD はキュー長を管理したり、トラフィック分類ごとにドロップ優先順位を設定したりするために実装されています。

フレームが特定のキューにキューイングされると、WTD はフレームに割り当てられた QoS ラベルを使用して、それぞれ異なるしきい値を適用します。 この QoS ラベルのしきい値を超えると(宛先キューの空きスペースがフレーム サイズより小さくなると)、コントローラがフレームをドロップします。

各キューには 3 種類の設定可能なしきい値があります。 QoS ラベルは、3 つのしきい値のうちのどれがフレームの影響を受けるかを決定します。

図 4. WTD およびキューの動作. 次の図は、サイズが 1000 フレームであるキューでの WTD の動作の例を示しています。 ドロップ割合は次のように設定されています。40 %(400 フレーム)、60 %(600 フレーム)、および 100 %(1000 フレーム)です。 これらのパーセンテージは、40 % しきい値の場合は最大 400 フレーム、60 % しきい値の場合は最大 600 フレーム、100 % しきい値の場合は最大 1000 フレームをキューイングできるという意味です。

例では、CoS 値 6 は他の CoS 値よりも重要度が高く、100 %のドロップしきい値(キューフル ステート)に割り当てられます。 CoS 値 4 は 60 % しきい値に、CoS 値 3 は 40 % しきい値に割り当てられます。 これらのしきい値はすべて、queue-limit cos コマンドを使用して割り当てます。

600 のフレームが格納されているキューに、新しいフレームが着信したとします。 これは CoS 値 4 を使用し、60 % のしきい値が適用されます。 このフレームがキューに追加されると、しきい値を超過するため、コントローラがフレームをドロップします。

関連タスク

重み付けテール ドロップのデフォルト値

次に、重み付けテール ドロップ(WTD)のデフォルト値と、WTD しきい値を設定するためのルールを示します。

  • WTD に対して 3 つ未満のキュー制限を設定する場合、WTD のデフォルト値はこれらのしきい値に割り当てられます。

    次に、WTD しきい値のデフォルト値を示します。

    表 7 WTD しきい値のデフォルト値

    しきい値

    デフォルト値の割合

    0

    ビジネス プロセスの 80

    1

    90

    2

    400

  • 異なる 3 つの WTD しきい値が設定されている場合、キューは設定どおりにプログラムされます。

  • 2 つの WTD しきい値が設定されている場合、最大値の割合は 400 です。

  • WTD の単一しきい値が x として設定されている場合、最大値の割合は 400 です。

    • x の値が 90 未満の場合、threshold1 = 90 および threshold 0= x です。

    • x の値が 90 の場合、threshold1 = 90、threshold 0 = 80 です。

    • x の値が 90 より大きい場合、threshold1 = x、threshold 0 = 80 です。

プライオリティ キュー

各ポートは 8 つの出力キューをサポートし、そのうち 2 つにプライオリティを設定できます。

priority level ポリシー クラスマップ コマンドを使用して、2 つのクラスのプライオリティを設定します。 1 つのクラスにプライオリティ キュー レベル 1 を設定し、別のクラスにプライオリティ キュー レベル 2 を設定する必要があります。 これら 2 つのキューのパケットは、他のキューと比較して、低遅延になります。


(注)  


レベルだけでプライオリティを設定できます。

1 つのポリシーマップで使用できる完全プライオリティまたはレベル付きプライオリティは 1 つだけです。 kbps または割合のない同じプライオリティ レベルが設定された複数のプライオリティは、ポリシングですべてが設定された場合にのみ使用できます。


キュー バッファ

コントローラの各 1 ギガビット ポートには、ワイヤレス ポート用の 168 バッファと有線ポート用の 300 バッファが割り当てられます。 各 10 ギガビット ポートには、1800 バッファが割り当てられます。 ブート時に有線ポートでイネーブルになっているポリシー マップがない場合、デフォルトで作成される 2 つのキューがあります。 有線ポートには、MQC ベースのポリシーを使用して最大 8 つのキューを設定できます。 次の表に、どのパケットがどのキューに入っているかを示します。

表 8 DSCP、Precedence、CoS:キューのしきい値のマッピング テーブル

DSCP、Precedence、CoS

キュー

しきい値

制御パケット

0

2

他のパケット

1

2


(注)  


バッファのアベイラビリティを保証し、ドロップしきい値を設定し、キューの最大メモリ割り当てを設定できます。 キュー バッファを設定するには、queue-buffers ポリシーマップ クラス コマンドを使用します。 最大しきい値を設定するには、queue-limit ポリシーマップ クラス コマンドを使用します。


バッファ割り当ては 2 種類あります。キューに明示的に予約される厳格なバッファと、特定のポートで未使用時に他のポートで利用可能な柔軟なバッファです。

ワイヤレス ポートのデフォルトでは、キュー 0 には、厳格なバッファとしてインターフェイスで利用可能なバッファの 40 % が割り当てられます。つまり、1 ギガビット ポートにおいては、キュー 0 に対して 67 バッファが割り当てられます。 このキューの柔軟な最大値は 1 ギガビット ポートに 268 (67 * 400/100 で計算)と設定されます。ここで、400 はキューに設定されたデフォルトの最大しきい値です。

有線ポートのデフォルトでは、キュー 0 には、厳格なバッファとしてインターフェイスで利用可能なバッファの 40 % が割り当てられます。つまり、1 ギガビット ポートにおいては、キュー 0 に対して 120 バッファが割り当てられ、10 ギガビット ポートにおいては、720 バッファが割り当てられます。 このキューの柔軟な最大値は 1 ギガビット ポートに 480(120 * 400/100 として計算された値)と設定され、キューに設定されたデフォルトの最大しきい値が 400 である 10 ギガビット ポートでは 2880 に設定されます。

キュー 1 に割り当てられた厳格なバッファはありません。 デフォルトの柔軟なバッファ制限は 400(最大しきい値)に設定されます。 しきい値によって、共通プールから借用できる柔軟なバッファの最大数が決まります。

キュー バッファの割り当て

キューに対するバッファ割り当ては、queue-buffers ratio ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用して調整できます。

ダイナミックなしきい値および拡張

従来、予約バッファは各キューに静的に割り当てられていました。 キューがアクティブかどうかにかかわらず、バッファはキューに保持されます。 さらに、キューの数が増えるに従って、各キューに割り当てられた予約バッファの部分が徐々に短くなることがあります。 最終的に、すべてのキューのジャンボ フレームをサポートするのに十分な予約バッファがなくなる可能性があります。

コントローラは、バッファ リソースを公平かつ効率的に割り当てる機能として、ダイナミックなしきい値および拡張(DTS)をサポートしています。 輻輳が発生すると、この DTS 機能はグローバル/ポート リソースの占有に基づいて、着信データにバッファを柔軟に割り当てます。 概念上、DTS は、リソースを他のキューが使用できるように、キュー バッファの割り当てを徐々に縮小します。逆も同様です。 この柔軟な方法によって、バッファをより効率的かつ公平に利用できるようになります。

前の項で説明したように、キューには厳格な制限と柔軟な制限の 2 つの制限が設定されています。

厳格な制限は DTS の一部ではありません。 これらのバッファはそのキューにだけ使用できます。 厳格な制限の合計は、グローバルに設定された厳格な最大制限未満である必要があります。 出力キューイング用に設定されたグローバルな厳格な制限は、現在 5705 に設定されています。 MQC ポリシーが設定されていないデフォルトのシナリオでは、24 の 1 ギガビット ポートが 24 * 67 = 1608 を使用し、4 つの 10 ギガビット ポートが 4 * 720 = 2880 を使用し、合計 4488 のバッファを使用して、設定に基づいてより厳格なバッファを割り当てることができます。

柔軟なバッファ制限は DTS プロセスに参加します。 さらに、柔軟なバッファ割り当ての一部は、グローバルな柔軟な制限の割り当てを超えることができます。 出力キューイング用のグローバルな柔軟な制限は、現在 7607 に設定されています。 厳格な制限と柔軟な制限の合計は 13312 になり、3.4 MB に変換されます。 柔軟なバッファ割り当ての合計がグローバルな制限を超える場合があるため、システムの負荷が軽ければ、特定のキューで多数のバッファを使用できるようになります。 DTS プロセスはシステムの負荷が増大するにしたがって、キュー単位の割り当てを動的に調整します。

ワイヤレスでのキューイング

ワイヤレス コンポーネントでのキューイングはポート ポリシーに基づいて実行され、ダウンストリーム方向にだけ適用されます。 ワイヤレス モジュールは次の 4 種類のキューをサポートします。

  • 音声:これは完全プライオリティ キューです。 Q0 に代表されるこのキューは、制御トラフィックとマルチキャストまたはユニキャスト音声トラフィックを処理します。 すべての制御トラフィック(CAPWAP パケットなど)は、音声キューを介して処理されます。 QoS モジュールは、制御パケットおよび音声パケットを処理して、制御パケットが他の非制御パケットよりもプライオリティが高くなるように、音声キュー内の別のしきい値を使用します。

  • ビデオ:これは完全プライオリティ キューです。 Q1 に代表されるこのキューは、マルチキャストまたはユニキャスト ビデオ トラフィックを処理します。

  • データ NRT:Q2 に代表されるこのキューは、すべての非リアルタイム ユニキャスト トラフィックを処理します。

  • マルチキャスト NRT:Q3 に代表されるこのキューは、マルチキャスト NRT トラフィックを処理します。 Q0、Q1、または Q2 のトラフィックに一致しないトラフィックは、Q3 を通じて処理されます。


(注)  


デフォルトでは、キュー Q0 および Q1 はイネーブルになっていません。



(注)  


キュー Q2 および Q3 のトラフィックには、重み付けラウンド ロビン ポリシーが適用されます。


アップストリーム方向では 1 つのキューだけを使用できます。 ポートおよび無線ポリシーは、ダウンストリーム方向にだけ適用できます。

信頼動作

有線およびワイヤレス ポートの信頼動作

コントローラ(IP 電話、ラップトップ、カメラ、テレプレゼンス ユニット、または他のデバイスなどのエンドポイント)に接続された有線またはワイヤレス ポートでは、それらのエンドポイントからの DSCP 値、precedence 値、または CoS 値がコントローラによって信頼され、明示的なポリシー設定がない場合に保持されます。

この信頼動作は、アップストリーム QoS とダウンストリーム QoS の両方に適用できます。

パケットはデフォルトの初期設定ごとに適切なキューに入れられます。 デフォルトでは、コントローラでの優先キューイングは実行されません。 これは、ユニキャストおよびマルチキャスト パケットに当てはまります。

次の表に、着信パケット タイプが発信パケット タイプと異なる場合の信頼動作およびキューイング動作を示します。 ポートのデフォルトの信頼モードが DSCP ベースであることに注意してください。 信頼モードは、着信パケットが純粋なレイヤ 2 パケットの場合、CoS に「フォールバック」します。 また、信頼設定を DSCP から CoS に変更できます。 この設定変更は、「set cos cos table default default-cos」アクションのクラス デフォルトがある MQC ポリシーによって実現されます。ここで、default-cos は作成されるテーブル マップ名です(デフォルト コピーだけを実行)。

表 9 信頼およびキューイング動作

着信パケット

発信パケット

信頼動作

キューイング動作

レイヤ 3

レイヤ 3

DSCP/precedence の保持

DSCP に基づく

レイヤ 2

レイヤ 2

N/A

CoS に基づく

タグ付き

タグ付き

DSCP および CoS の保持

DSCP に基づく(信頼 DSCP が優先)

レイヤ 3

タグ付き

DSCP の保持、CoS を 0 に設定

DSCP に基づく

Cisco IOS XE 3.2 リリースは、有線およびワイヤレス ポートに対して信頼できるさまざまなデフォルト設定をサポートしました。 有線ポートの信頼できるデフォルト設定に関して、このソフトウェア リリースでの変更はありません。 ワイヤレス ポートの場合、デフォルトのシステム動作は非信頼でした。つまり、コントローラの起動時に、ワイヤレス ポートのマーキングすべてがデフォルトでゼロに設定され、トラフィックはプライオリティ処理されませんでした。 既存の有線コントローラとの互換性のために、すべてのトラフィックはデフォルトでベスト エフォートのキューへ送信されていました。 アクセス ポイントは、プライオリティ キューイングをデフォルトで実行していました。 ダウンストリーム方向では、アクセス ポイントは、キューイング用に音声、ビデオ、ベスト エフォート、およびバックグラウンドのキューを保持していました。 アクセスは 11e タグ情報に基づいてキューイング戦略を選択していました。 デフォルトでは、アクセス ポイントはすべてのワイヤレス パケットをベスト エフォートとして処理していました。

ワイヤレス ポートでのデフォルトの信頼動作は、qos wireless default untrust コマンドを使用して変更できました。


(注)  


Cisco IOS XE 3.2 SE リリースからそれ以降のリリースにアップグレードしても、ワイヤレス トラフィックのデフォルトの動作は非信頼のままです。 この場合、no qos wireless-default untrust コマンドを使用して、ワイヤレス トラフィックの信頼動作をイネーブルに設定できます。 ただし、コントローラで Cisco IOS XE 3.3 SE 以降のリリースをインストールすると、ワイヤレス トラフィックのデフォルトの QoS 動作は信頼になります。 Cisco IOS XE 3.3 SE リリース以降の新規インストール(アップグレードは不可)では、ワイヤレス トラフィックの出力および入力方向の両方でパケット マーキングが保持されます。


Cisco IP Phone の信頼境界機能のポート セキュリティ

一般的なネットワークでは、コントローラ ポートに Cisco IP Phone を接続し、電話の背後からデータ パケットを生成するデバイスをカスケードします。 Cisco IP Phone では、音声パケット CoS レベルをハイ プライオリティ(CoS = 5)にマーキングし、データ パケットをロー プライオリティ(CoS = 0)にマーキングすることで、共有データ リンクを通して音声品質を保証しています。 電話からコントローラに送信されたトラフィックは通常 802.1Q ヘッダーを使用するタグでマーキングされています。 ヘッダーには VLAN 情報およびパケットのプライオリティになるサービス クラス(CoS)の 3 ビット フィールドが含まれています。

ほとんどの Cisco IP Phone 設定では、電話からコントローラに送信されるトラフィックは、音声トラフィックがネットワーク内の他のタイプのトラフィックに対して適切にプライオリティ付けがされていることを保証するように信頼されています。 trust device インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、ポートで受信されたトラフィックを信頼するように、電話が接続されているコントローラ ポートを設定します。

信頼設定により、ユーザが電話をバイパスして PC を直接コントローラに接続する場合に、ハイプライオリティ キューの誤使用を避けるのにも信頼境界機能を使用できます。 信頼境界機能を使用しないと、(信頼済みの CoS 設定により)PC が生成した CoS ラベルがコントローラで信頼されてしまいます。 それに対して、信頼境界機能は CDP を使用してコントローラ ポートにある Cisco IP Phone(Cisco IP Phone 7910、7935、7940、7960 など)の存在を検出します。 電話が検出されない場合、信頼境界機能がハイプライオリティ キューの誤使用を避けるためにコントローラ ポートの信頼設定をディセーブルにします。 信頼境界機能は、PC および Cisco IP Phone がコントローラに接続されているハブに接続されている場合は機能しないことに注意してください。

ワイヤレス QoS モビリティ

ワイヤレス QoS モビリティによって、ネットワーク内のどの場所でも同じサービスが提供されるように QoS ポリシーを設定することができます。 ワイヤレス クライアントは 1 つの場所から別の場所にローミングできるため、ワイヤレス クライアントは異なるコントローラに関連付けられた異なるアクセス ポイントにクライアントを関連付けることができます。 ワイヤレス クライアントのローミングは 2 つのタイプに分類できます。
  • コントローラ内ローミング

  • コントローラ間ローミング


(注)  


クライアントのポリシーは、モビリティ グループ内のすべてのコントローラで使用できる必要があります。 クライアントに一貫した操作ができるように、同じ SSID およびポート ポリシーをモビリティ グループのすべてのコントローラに適用する必要があります。

コントローラ間ローミング

クライアントが 1 つの場所から別の場所にローミングすると、同じコントローラ(固定コントローラ)または他のコントローラ(外部コントローラ)に関連付けられたアクセス ポイントに関連付けることができます。 コントローラ間ローミングは、クライアントが、クライアントのローミング前と同じデバイスに関連付けられていないアクセス ポイントに関連付けられるシナリオを示しています。 ホスト デバイスは、クライアントが最初に固定されていたデバイスの外部になります。

コントローラ間ローミングの場合、クライアントの QoS ポリシーは、常に外部コントローラで実行されます。 クライアントが固定コントローラから外部コントローラにローミングされると、QoS ポリシーは固定コントローラでアンインストールされ、外部コントローラにインストールされます。 モビリティのハンドオフ メッセージでは、固定デバイスが 外部コントローラにポリシーの名前を渡します。 外部コントローラには、QoS ポリシーが正しく適用できるように同じ名前のポリシーが必要です。

コントローラ間ローミングの場合、QoS ポリシーはすべて、固定デバイスから外部デバイスに移動します。 固定デバイスから外部デバイスへの QoS ポリシーの移行中は、外部デバイスのトラフィックがデフォルトで提供されます。 これは、クライアントのターゲットの新しいポリシー インストールに似ています。

(注)  


外部デバイスがユーザ定義の物理ポート ポリシーを使用して設定されていない場合、デフォルト ポート ポリシーは RT1 キューを通過する制御トラフィックを除き、NRT キューを介してルーティングされるすべてのトラフィックに適用されます。 ネットワーク管理者は、固定および未知のデバイスで同じ物理ポートのポリシーを対称的に設定する必要があります。


コントローラ間ローミングでは、クライアントが外部のコントローラに関連付けられている一定の期間だけクライアントおよび SSID ポリシー統計情報が収集されます。 ローミング全体(固定コントローラおよび外部コントローラ)の累積統計情報は収集されません。

コントローラ内ローミング

コントローラ内ローミングでは、クライアントがローミングされる前と同じコントローラに関連付けられているアクセス ポイントにクライアントが関連付けられます。ただしこのデバイスとの関連付けは、別のアクセス ポイントを通じて行われます。


(注)  


コントローラ内ローミングの場合、QoS ポリシーはそのまま残ります。


ワイヤレス QoS の貴金属ポリシー

ワイヤレス QoS はユニファイド ワイヤレス コントローラ プラットフォームによって提供される貴金属ポリシーと下位互換性があります。 貴金属ポリシーは、コントローラで使用可能なシステム定義のポリシーです。

次のポリシーを使用できます。

  • プラチナ:VoIP クライアントに使用されます。

  • ゴールド:ビデオ クライアントに使用されます。

  • シルバー:ベスト エフォートであると考えられるトラフィックに使用されます。

  • ブロンズ:NRT トラフィックに使用されます。

これらのポリシー(別名プロファイル)は、トラフィックに基づいて WLAN に適用できます。 Cisco IOS MQC 設定を使用した設定を推奨します。 ポリシーは、必要な貴金属ポリシーに基づくシステムで利用可能です。 SSID の入力および出力ポリシーに対してのみ貴金属ポリシーを設定できます。

適用されたポリシーに基づいて、パケット内の 802.1p、802.11e(WMM)、および DSCP フィールドが影響されます。 これらの値は事前設定されており、コントローラの起動時にインストールされます。

(注)  


Cisco Unified Wireless Controller に適用できる貴金属ポリシーと異なり、属性 rt-average-rate、nrt-average-rate、および最大レートは、このコントローラ プラットフォームに設定された貴金属ポリシーには適用できません。



(注)  


802.1p プロトコル プライオリティは、Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラで適用できます。


標準 QoS のデフォルト設定

デフォルトの有線 QoS 設定

コントローラの各有線インターフェイスでは、デフォルトで 2 つのキューが設定されます。 すべての制御トラフィックはキュー 0 を通過し、処理されます。 その他すべてのトラフィックはキュー 1 を通過し、処理されます。

DSCP マップ

デフォルトの CoS/DSCP マップ

CoS/DSCP マップを使用して、着信パケットの CoS 値を、QoS がトラフィックのプライオリティを表すために内部使用する DSCP 値にマッピングします。 次の表に、デフォルトの CoS/DSCP マップを示します。 これらの値が使用しているネットワークに適さない場合は、値を変更する必要があります。

表 10 デフォルトの CoS/DSCP マップ

CoS 値

DSCP 値

0

0

1

8

2

16

3

24

4

32

5

40

6

48

7

56

デフォルトの IP Precedence/DSCP マップ

着信パケットの IP precedence 値を、QoS がトラフィックのプライオリティを表すために内部使用する DSCP 値にマッピングするには、IP precedence/DSCP マップを使用します。 次の表は、デフォルトの IP Precedence/DSCP マップを示しています。 これらの値が使用しているネットワークに適さない場合は、値を変更する必要があります。

表 11 デフォルトの IP Precedence/DSCP マップ

IP precedence 値

DSCP 値

0

0

1

8

2

16

3

24

4

32

5

40

6

48

7

56

デフォルトの DSCP/CoS マップ

4 つの出力キューのうち 1 つを選択するために使用される CoS 値を生成するには、DSCP/CoS マップを使用します。 次の表に、デフォルトの DSCP/CoS マップを示します。 これらの値が使用しているネットワークに適さない場合は、値を変更する必要があります。

表 12 デフォルトの DSCP/CoS マップ

DSCP 値

CoS 値

0 ~ 7

0

8 ~ 15

1

16 ~ 23

2

24 ~ 31

3

32 ~ 39

4

40 ~ 47

5

48 ~ 55

6

56 ~ 63

7

QoS ポリシーのガイドライン

不正な形式の QoS ポリシーによりクライアントが除外されるのを防ぐには、次のガイドラインに従います。

  • 新しい QoS ポリシーをコントローラに追加する場合、同じ名前の QoS ポリシーは、同じローミングまたはモビリティ ドメイン内の他のコントローラに追加する必要があります。

  • コントローラに新しいリリースのソフトウェア イメージがロードされると、新しいポリシー形式がサポートされます。 以前のリリースから新しいリリースにソフトウェア イメージをアップグレードした場合は、設定を別々に保存する必要があります。 以前のリリースのイメージがロードされると、一部の QoS ポリシーがサポートされていないと表示される場合があり、それらの QoS ポリシーをサポートされるポリシー形式に復元する必要があります。

有線ターゲットの QoS に関する制約事項

ターゲットは、ポリシーが適用されるエンティティです。 有線またはワイヤレス ターゲットにポリシーを適用できます。 有線ターゲットには、ポートまたは VLAN を指定できます。 ワイヤレス ターゲットには、ポート、無線、SSID、またはクライアントを設定できます。 ユーザは、ポート、SSID、およびクライアント ポリシーだけを設定できます。 ユーザは、無線ポリシングを設定できません。 ポート、無線、SSID、クライアントの QoS ポリシーはダウンストリーム方向に適用されます。アップストリーム方向では、SSID およびクライアント ターゲットだけがサポートされます。 ダウンストリームは、トラフィックがコントローラからワイヤレス クライアントに流れていることを示します。 アップストリームは、トラフィックがワイヤレス クライアントからコントローラに流れていることを示します。

次に、QoS 機能を有線ターゲットのコントローラに適用する場合の制限事項を示します。

  • 有線ターゲットのコントローラ ポートでは、最大 8 つのキューイング クラスがサポートされます。

  • 有線ターゲットの有線ポートでは、ポリシーごとに最大 63 のポリサーがサポートされます。

  • QoS 階層でサポートされるのは最大 2 レベルです。

  • 階層型ポリシーでは、子ポリシーの親およびキュー機能のポリシーにポート シェーパーがある場合を除き、親子間のオーバーラップは許可されていません。

  • QoS ポリシーは、EtherChannel インターフェイスに付加できません。

  • 親と子の両方のポリシングは、QoS 階層ではサポートされていません。

  • 親と子の両方のマーキングは、QoS 階層ではサポートされていません。

  • 同じポリシーでのキュー制限とキュー バッファの混在はサポートされません。


    (注)  


    キュー制限の割合は、queue-buffer コマンドがこの機能を処理するため、コントローラではサポートされていません。 キュー制限は、DSCP および CoS 拡張でのみサポートされます。


  • すべての有線キューイングベース ポリシーの分類シーケンスはすべての有線アップストリーム ポート(10 ギガビット イーサネット)で同じであり、すべてのダウンストリーム有線ポート(1 ギガビット イーサネット)で同じです。

  • 空のクラスはサポートされません。

  • 空のアクションによるクラス マップはサポートされません。

  • 有線ターゲットの有線ポートでは、ポリシーごとに最大 256 のクラスがサポートされます。

  • ポリシー マップ内のポリサーのアクションには、次の制限事項があります。

    • 適合アクションは送信する必要があります。

    • マークダウン タイプの超過/違反アクションは、cos2cos、prec2prec、dscp2dscp だけです。

    • マークダウン タイプはポリシー内で同じである必要があります。

  • 分類カウンタには、次の制限事項があります。

    • 分類カウンタは、バイトの代わりにパケットをカウントします。

    • マーキングまたはポリシングによる QoS 設定だけが、分類カウンタをトリガーします。

    • 分類カウンタはポート ベースではありません。 これは、分類カウンタが、異なるインターフェイスに接続し、同じポリシーの同じクラスに属するすべてのパケットを集約することを意味します。

    • ポリシー内にポリシングまたはマーキング アクションがある限り、クラス デフォルトは分類カウンタを保持します。

    • クラスに複数の match ステートメントがある場合、分類カウンタは match ステートメントの 1 つにだけトラフィック カウンタを表示します。
  • テーブル マップには次の制限事項があります。

    • マークダウンを超過するポリシングのテーブル マップとマークダウンに違反するポリシングのテーブル マップは、方向およびターゲットごとに 1 つのみサポートされます。

    • テーブル マップは class-default で設定する必要があります。テーブル マップはユーザ定義クラスに対してサポートされません。

  • 階層型ポリシーは次の機能で必要になります。

    • ポート シェーパー

    • 集約ポリサー

    • PV ポリシー

    • 親シェーピングおよび子マーキング/ポリシング

  • 有線ターゲットを含むポートでは、次の階層型ポリシーだけがサポートされています。

    • ワイヤレス クライアントの場合を除き、同じポリシー内でのポリシングの連結はサポートされていません。

    • 同じポリシー内で階層型キューはサポートされていません(ポート シェーパーは例外)。

    • 親クラスでは、すべてのフィルタが同じタイプでなければなりません。 子フィルタ タイプは次の例外を除き、親フィルタのタイプと一致している必要があります。
      • IP に一致するように親クラスが設定されている場合、ACL に一致するように子クラスを設定できます。

      • CoS に一致するように親クラスが設定されている場合、ACL に一致するように子クラスを設定できます。

次に、VLAN の QoS 機能を有線ターゲットに適用する場合の制限事項を示します。

  • フラットつまり非階層型ポリシーでは、マーキングまたはテーブル マップのみサポートされます。

次に、EtherChannel とチャネル メンバー インターフェイスで QoS 機能を適用するための制限事項と考慮事項を示します。

  • QoS は、EtherChannel インターフェイスではサポートされません。

  • QoS は、入力および出力方向の EtherChannel メンバー インターフェイスでサポートされます。 すべての EtherChannel メンバーが同じ QoS ポリシーを適用する必要があります。 QoS ポリシーが同じでない場合、異なるリンクの個々のポリシーは独立して機能します。
  • チャネル メンバーへサービス ポリシーを付加すると、EtherChannel 内のすべてのポートに同じポリシーが接続されていることを確認するようユーザに知らせる、次の警告メッセージが表示されます。「Warning: add service policy will cause inconsistency with port xxx in ether channel xxx. 」


(注)  


EtherChannel へサービス ポリシーを付加すると、次のメッセージがコンソールに表示されます。「Warning: add service policy will cause inconsistency with port xxx in ether channel xxx. 」 この警告メッセージが予想されます。 この警告メッセージは、同じ EtherChannel 内の他のポートに同じポリシーを付加するように促すものです。 同じメッセージがブートアップ中にも表示されます。 このメッセージは、EtherChannel メンバー ポート間に不一致があることを意味するものではありません。
関連タスク

ワイヤレス ターゲットの QoS に関する制約事項

全般的な制約事項

ターゲットは、ポリシーが適用されるエンティティです。 有線またはワイヤレス ターゲットにポリシーを適用できます。 有線ターゲットには、ポートまたは VLAN を指定できます。 ワイヤレス ターゲットには、ポート、無線、SSID、またはクライアントを設定できます。 ユーザは、ポート、SSID、およびクライアント ポリシーだけを設定できます。 ユーザは、無線ポリシングを設定できません。 ポート、無線、SSID、クライアントの QoS ポリシーはダウンストリーム方向に適用されます。アップストリーム方向では、SSID およびクライアント ターゲットだけがサポートされます。 ダウンストリームは、トラフィックがコントローラからワイヤレス クライアントに流れていることを示します。 アップストリームは、トラフィックがワイヤレス クライアントからコントローラに流れていることを示します。

  • ポート、SSID、および(AAA および Cisco IOS コマンドライン インターフェイスを使用する)クライアント ポリシーだけがユーザ設定可能です。 無線ポリシーはワイヤレス制御モジュールで設定されるため、ユーザ設定できません。

  • ポートおよび無線ポリシーは、出力方向にだけ適用できます。

  • SSID およびクライアント ターゲットには、マーキングおよびポリシング ポリシーのみを設定できます。

  • 方向単位ターゲットあたり 1 つのポリシーがサポートされています。

  • 出力 class-default SSID ポリシーの場合、平均シェーピング レートを設定した後にキュー バッファの割合を 0 に設定する必要があります。
  • ポリシー マップのクラス マップには、さまざまなフィルタ タイプを指定できます。 ただし、出力方向のマップでサポートされるマーキング アクション(table-map、set dscp、または set cos)は 1 つだけです。
  • 階層的なクライアントと SSID の入力ポリシーの場合は、親と子ポリシーの両方ともマーキングを設定できません。 親ポリシーまたは子ポリシーのいずれかでマーキングを設定できます。
  • 同じクラスで複数の set アクションを設定できません。
  • SSID およびクライアントの入力ポリシーの場合、set アクションは dscp 値と CoS 値に対してのみサポートされています。

SSID に対するワイヤレス QoS の制約事項

次に、SSID で QoS 機能を適用するときの制約事項を示します。
  • 入力ポリシーでは 1 つのテーブル マップがサポートされます。

  • テーブル マップは、親 class-default でのみサポートされます。 最大 2 つのテーブル マップが出力方向でサポートされ、QoS グループが関係する場合、3 つのテーブル マップを設定できます。


    (注)  


    テーブル マップは、クライアント ターゲットではサポートされません。


  • プライオリティのないポリシングは出力方向でサポートされません。

  • SSID レベルのプライオリティ設定は、RT1 および RT2 ポリサー(ポリサー用 AFD)を設定する目的でのみ使用されます。 プライオリティの設定にシェーピング レートは含まれません。 そのため、プライオリティはポリシングのない SSID ポリシーに対して制限されます。

  • DSCP2DSCP および COS2COS テーブルでのマッピングは、ポート レベル ポリシーの音声およびビデオ クラスの分類機能に基づいている必要があります。

  • 子ポリシーの class-default ではアクションは許可されません。

  • SSID の入力ポリシーでは、UP および DSCP フィルタ(一致基準)のみがサポートされます。 ACL およびプロトコルの一致基準はサポートされません。

クライアントのワイヤレス QoS の制約事項

次に、クライアント ターゲットでの QoS ポリシーの適用に関する制約事項を示します。
  • デフォルトのクライアント ポリシーは、ACM イネーブルの WMM クライアント上でのみイネーブルにされます。

  • キューイングはサポートされていません。

  • イネーブル状態の WLAN では、クライアント ポリシーの付加、削除また変更はサポートされません。 ポリシーを適用、削除、変更するには、WLAN をシャットダウンする必要があります。

  • テーブル マップ設定は、ターゲット クライアントでサポートされていません。

  • class-default で一緒に設定されたポリシングとセットは、出力方向でブロックされます。

    policy-map foo
    class class-default
    police X
    set dscp Y
  • 親ポリシーが他のユーザ定義クラス マップを含む場合、子ポリシーは class-default でサポートされません。

  • フラットな出力クライアント ポリシーでは、class-default 内のポリシングおよび他のクラス内のマーキング アクションはサポートされません。

  • セット マーキング アクションだけがクライアント ポリシーでサポートされます。
  • クライアント入力ポリシーでは、ACL、Up、DSCP、およびプロトコル フィルタ(一致基準)だけがサポートされます。
  • クライアント ポリシーのポリシー マップ クラスのフィルタすべてに、同じ属性が必要です。 IPv4 または IPv6 アドレスなどのプロトコル固有の属性で一致するフィルタは、異なる属性セットと見なされます。

  • ACL で一致するフィルタでは、アクセス リストのすべての ACE(アクセス コントロール エントリ)に同じ種類と同じ数の属性が必要です。

  • クライアント出力ポリシーでは、マーキング属性で一致するフィルタにおいて、policy-map 内のすべてのフィルタが同じマーキング属性で一致する必要があります。 たとえば、フィルタが DSCP で一致する場合、ポリシー内のすべてのフィルタが DSCP で一致する必要があります。

関連資料

QoS の設定方法

クラス、ポリシー、およびテーブル マップの設定

トラフィック クラスの作成

一致基準が含まれるトラフィック クラスを作成するには、class-map コマンドを使用してトラフィック クラス名を指定し、必要に応じて、次の match コマンドをクラスマップ コンフィギュレーション モードで使用します。

はじめる前に

この設定作業で指定するすべての match コマンドの使用は任意ですが、1 つのクラスに少なくとも 1 つの一致基準を設定する必要があります。

手順の概要

    1.    configure terminal

    2.    class-map {class-map name | match-any}

    3.    match access-group {index number | name}

    4.    match class-map class-map name

    5.    match cos cos value

    6.    match dscp dscp value

    7.    match ip {dscp dscp value | precedence precedence value }

    8.    match non-client-nrt

    9.    match qos-group qos group value

    10.    match vlan vlan value

    11.    match wlan user-priority wlan value

    12.    end


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1configure terminal


    例:
    
    Controller# configure terminal
    
    
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2class-map {class-map name | match-any}


    例:
    Controller(config)# class-map test_1000
    Controller(config-cmap)#
    
    
     

    クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

    • 名前を指定したクラスとパケットとの照合に使用されるクラス マップを作成します。

    • match-any を指定すると、トラフィック クラスで受信したトラフィックがトラフィック クラスの一部と分類されるには、一致基準の 1 つを満たす必要があります。 これはデフォルトです。

     
    ステップ 3match access-group {index number | name}


    例:
    Controller(config-cmap)# match access-group 100
    Controller(config-cmap)#
    
    
     

    このコマンドでは次のパラメータを使用できます。

    • access-group

    • class-map

    • cos

    • dscp

    • ip

    • non-client-nrt

    • precedence

    • qos-group

    • vlan

    • wlan user priority

    (任意)この例では、アクセス グループ ID を入力します。

    • アクセス リスト インデックス(1 ~ 2799 の値)

    • 名前付きアクセス リスト

     

    ステップ 4match class-map class-map name


    例:
    Controller(config-cmap)# match class-map test_2000
    Controller(config-cmap)#
    
    
     

    (任意)別のクラス マップ名に一致します。

     

    ステップ 5match cos cos value


    例:
    Controller(config-cmap)# match cos 2 3 4 5
    Controller(config-cmap)#
    
    
     

    (任意)IEEE 802.1Q または ISL サービス クラス(ユーザ)プライオリティ値に一致します。

    • 最大 4 つの CoS 値(0 ~ 7)をスペースで区切って入力します。

     

    ステップ 6match dscp dscp value


    例:
    Controller(config-cmap)# match dscp af11 af12
    Controller(config-cmap)#
    
    
     

    (任意)IPv4 および IPv6 パケットの DSCP 値に一致します。

     

    ステップ 7match ip {dscp dscp value | precedence precedence value }


    例:
    Controller(config-cmap)# match ip dscp af11 af12
    Controller(config-cmap)#
    
    
     

    (任意)次を含む IP 値に一致します。

    • dscp:IP DSCP(DiffServ コードポイント)に一致します。

    • precedence:IP precedence(0 ~ 7)に一致します。

     

    ステップ 8match non-client-nrt


    例:
    Controller(config-cmap)# match non-client-nrt
    Controller(config-cmap)#
    
    
     

    (任意)非クライアントの NRT(非リアルタイム)に一致します。

    (注)     

    この一致は、ワイヤレス ポートのポリシーにのみ適用できます。 これは、すべての複数の宛先および AP(非クライアント)宛のトラフィックを伝送します。

     

    ステップ 9match qos-group qos group value


    例:
    Controller(config-cmap)# match qos-group 10
    Controller(config-cmap)#
    
    
     

    (任意)QoS グループ値(0 ~ 31)に一致します。

     

    ステップ 10match vlan vlan value


    例:
    Controller(config-cmap)# match vlan 210
    Controller(config-cmap)#
    
    
     

    (任意)VLAN ID(1 ~ 4095)に一致します。

     

    ステップ 11match wlan user-priority wlan value


    例:
    Controller(config-cmap)# match wlan user priority 7
    Controller(config-cmap)#
    
    
    
     

    (任意)802.11e に固有の値に一致します。 ユーザ プライオリティ 802.11e ユーザ プライオリティ(0 ~ 7)を入力します。

     

    ステップ 12end


    例:
    Controller(config-cmap)# end
    
    
     

    設定の変更内容を保存します。

     

    次の作業

    ポリシー マップを設定します。

    関連コンセプト

    トラフィック ポリシーの作成

    トラフィック ポリシーを作成するには、policy-map グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、トラフィック ポリシーの名前を指定します。

    トラフィック クラスは、class コマンドを使用したときにサービス ポリシーと関連付けられます。 class コマンドは、ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始した後に実行しなければなりません。 class コマンドを入力すると、コントローラが自動的にポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードを開始します。ここでトラフィック ポリシーの QoS ポリシーを定義します。

    次のポリシー マップ クラスのアクションがサポートされます。

    • admit:コール アドミッション制御(CAC)の要求を許可します。

    • bandwidth:帯域幅設定オプション。

    • exit:QoS クラス アクション コンフィギュレーション モードを終了します。

    • no:コマンドのデフォルト値を無効にするか、設定します。

    • police:ポリシング機能の設定オプション。

    • priority:このクラスの完全スケジューリング プライオリティの設定オプション。

    • queue-buffers:キューのバッファ設定オプション。

    • queue-limit:重み付けテール ドロップ(WTD)設定オプションのキューの最大しきい値。

    • service-policy:QoS サービス ポリシーを設定します。

    • set:次のオプションを使用して QoS 値を設定します。

      • CoS 値

      • DSCP 値

      • precedence 値

      • QoS グループ値

      • WLAN 値

    • shape:トラフィック シェーピング設定オプション。

    はじめる前に

    最初にクラス マップを作成する必要があります。

    手順の概要

      1.    configure terminal

      2.    policy-map policy-map name

      3.    class {class-name | class-default}

      4.    admit

      5.    bandwidth {kb/s kb/s value | percent percentage | remaining {percent | ratio}}

      6.    exit

      7.    no

      8.    police {target_bit_rate | cir | rate}

      9.    priority {kb/s | level level value | percent percentage value}

      10.    queue-buffers ratio ratio limit

      11.    queue-limit {packets | cos | dscp | percent}

      12.    service-policy policy-map name

      13.    set {cos | dscp | ip | precedence | qos-group | wlan}

      14.    shape average {target _bit_rate | percent}

      15.    end


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1configure terminal


      例:
      
      Controller# configure terminal
      
      
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2policy-map policy-map name


      例:
      Controller(config)# policy-map test_2000
      Controller(config-pmap)#
      
      
       

      ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

      1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

       

      ステップ 3class {class-name | class-default}


      例:
      Controller(config-pmap)# class test_1000
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。

      未分類のパケットのシステム デフォルト クラスも作成できます。

       

      ステップ 4admit


      例:
      Controller(config-pmap-c)# admit cac wmm-tspec
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)コール アドミッション制御(CAC)の要求を許可します。 このコマンドおよび使用の詳細な例については、コール アドミッション制御の設定を参照してください。

      (注)     

      このコマンドは、ワイヤレス QoS の CAC だけを設定します。

       

      ステップ 5bandwidth {kb/s kb/s value | percent percentage | remaining {percent | ratio}}


      例:
      Controller(config-pmap-c)# bandwidth 50
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)次のいずれかを使用して帯域幅を設定します。

      • kb/s:kpbs に 20000 ~ 10000000 の値を入力します。

      • percent:このポリシー マップに使用される総帯域幅の割合を入力します。

      • remaining:残りの帯域幅の割合を入力します。

      このコマンドおよび使用の詳細な例については、帯域幅の設定を参照してください。

       

      ステップ 6exit


      例:
      Controller(config-pmap-c)# exit
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)QoS クラス アクション コンフィギュレーション モードを終了します。

       

      ステップ 7no


      例:
      Controller(config-pmap-c)# no
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)コマンドを拒否します。

       

      ステップ 8police {target_bit_rate | cir | rate}


      例:
      Controller(config-pmap-c)# police 100000
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)ポリサーを設定します。

      • target_bit_rate:ビット レート/秒を入力します。8000 ~ 10000000000 の値を入力します。

      • cir:認定情報レート。

      • rate:ポリシング レート、階層型ポリシーで PCR、またはシングルレベル ATM 4.0 ポリサー ポリシーに SCR を指定します。

      このコマンドおよび使用の詳細な例については、ポリシングの設定を参照してください。

       

      ステップ 9priority {kb/s | level level value | percent percentage value}


      例:
      Controller(config-pmap-c)# priority percent 50 
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)このクラスに完全スケジューリング プライオリティを設定します。 コマンド オプションは次のとおりです。

      • kb/s:kbps に 1 ~ 2000000 の値を入力します。

      • level:マルチレベル プライオリティ キューを確立します。 値を入力します(1 または 2)。

      • percent:このプライオリティの全帯域幅の割合を入力します。

      このコマンドおよび使用の詳細な例については、プライオリティの設定を参照してください。

       

      ステップ 10queue-buffers ratio ratio limit


      例:
      Controller(config-pmap-c)# queue-buffers ratio 10
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)クラスのキュー バッファを設定します。 キュー バッファの割合制限(0 ~ 100)を入力します。

      このコマンドおよび使用の詳細な例については、キュー バッファの設定を参照してください。

       

      ステップ 11queue-limit {packets | cos | dscp | percent}


      例:
      Controller(config-pmap-c)# queue-limit cos 7 percent 50
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)テール ドロップに対してキューの最大しきい値を指定します。

      • packets:デフォルトのパケット数。1 ~ 2000000 の間の値を入力します。

      • cos:各 CoS 値のパラメータを入力します。

      • dscp:各 DSCP 値のパラメータを入力します。

      • percent:しきい値の割合を入力します。

      このコマンドおよび使用の詳細な例については、キュー制限の設定を参照してください。

       

      ステップ 12service-policy policy-map name


      例:
      Controller(config-pmap-c)# service-policy test_2000
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)QoS サービス ポリシーを設定します。

       

      ステップ 13set {cos | dscp | ip | precedence | qos-group | wlan}


      例:
      Controller(config-pmap-c)# set cos 7
      Controller(config-pmap-c)#
      
      
       

      (任意)QoS 値を設定します。 使用可能な QoS 設定値は次のとおりです。

      • cos:IEEE 802.1Q/ISL サービス クラスまたはユーザ プライオリティを設定します。

      • dscp:IP(v4)および IPv6 パケットの DSCP を設定します。

      • ip:IP 固有の値を設定します。

      • precedence:IP(v4)および IPv6 パケットの precedence を設定します。

      • qos-group:QoS グループを設定します。

      • wlan:WLAN ユーザ プライオリティを設定します。

       

      ステップ 14shape average {target _bit_rate | percent}


      例:
      Controller(config-pmap-c) #shape average percent 50
      Controller(config-pmap-c) #
      
      
       
      (任意)トラフィック シェーピングを設定します。 コマンド パラメータは次のとおりです。
      • target_bit_rate:ターゲット ビット レート。

      • percent:認定情報レートのインターフェイス帯域幅の割合。

      このコマンドおよび使用の詳細な例については、シェーピングの設定を参照してください。

       

      ステップ 15end


      例:
      Controller(config-pmap-c) #end
      Controller(config-pmap-c) #
      
      
       

      設定の変更内容を保存します。

       

      次の作業

      インターフェイスを設定します。

      関連コンセプト

      クライアント ポリシーの設定(GUI)


        ステップ 1   [Configuration] > [Wireless] の順に選択します。
        ステップ 2   左側のペインをクリックして [QoS] ノードを拡大し、[QOS-Policy] を選択します。

        [QOS-Policy] ページが表示されます。

        ステップ 3   [Add New] をクリックして、新しい QoS ポリシーを作成します。

        [Create QoS Policy] ページが表示されます。

        ステップ 4   [Policy Type] ドロップダウン メニューから [Client] を選択します。
        ステップ 5   ポリシーを適用する必要がある方向を、[Policy Direction] ドロップダウン メニューから選択します。

        選択項目は次のとおりです。

        • 入力

        • 出力

        ステップ 6   [Policy Name] テキスト ボックスでポリシー名を指定します。
        ステップ 7   [Description] テキスト ボックスでポリシーの説明を入力します。
        ステップ 8   (任意)[Enable Voice] または [Enable Video] チェックボックスをオンにして、デフォルトの音声またはビデオ設定パラメータを設定します。

        装着できる I/O モジュールは次のとおりです。

        • [Trust]:このポリシーの分類タイプの動作を指定します。 次のオプションを使用できます。
          • [DSCP]:特定の QoS を示すラベルを割り当てます。 指定できる範囲は 0 ~ 63 です。
          • [User Priority]:このオプションは、[Policy Direction] が入力の場合に使用できます。 802.11e ユーザ プライオリティを入力します。 範囲は 0 ~ 7 です。
          • [COS]:このオプションは、[Policy Direction] が出力の場合に使用できます。 IEEE 802.1Q サービス クラスと一致します。 範囲は 0 ~ 7 です。
        • [Mark]:各パケットにマーキング ラベルを指定します。 装着できる I/O モジュールは次のとおりです。
          • [DSCP]:特定の QoS を示すラベルを割り当てます。 指定できる範囲は 0 ~ 63 です。
          • [CoS]:IEEE 802.1Q サービス クラスと一致します。 範囲は 0 ~ 7 です。
          • [User Priority]:802.11e ユーザ プライオリティを入力します。 範囲は 0 ~ 7 です。
        • [Police(kbps)]:ポリシング レートを kbps 単位で指定します。
        (注)     

        マーキングおよびポリシング オプションは任意です。

        ステップ 9   [Class-default] パラメータを指定します。

        装着できる I/O モジュールは次のとおりです。

        • [Mark]:各パケットにマーキング ラベルを指定します。 装着できる I/O モジュールは次のとおりです。
          • [DSCP]:特定の QoS を示すラベルを割り当てます。 指定できる範囲は 0 ~ 63 です。
          • [CoS]:IEEE 802.1Q サービス クラスと一致します。 範囲は 0 ~ 7 です。
          • [User Priority]:802.11e ユーザ プライオリティを入力します。 範囲は 0 ~ 7 です。
        • [Police (kbps)]:このオプションは、[Policy Direction] が出力の場合に使用できます。 このオプションは、ポリシング レートを kbps 単位で指定します。
        (注)      出力クライアント ポリシーの作成時に class-default クラスのマーキングまたはポリシング アクションを選択できます。
        ステップ 10   (任意) クライアント ポリシーの AVC クラス マップを設定するには、[Enable Application Recognition] チェックボックスをオンします。
        (注)      出力クライアント ポリシーで、[Application Recognition the Voice] をイネーブルにすると、[Video] および [User Defined] チェックボックスがイネーブルになります。

        装着できる I/O モジュールは次のとおりです。

        • [Trust]:このポリシーの分類タイプを指定します。
          • [Protocol]:プロトコルを選択し、パケットのマーキングおよびポリシングを設定できます。
          • [Category]:アプリケーションのカテゴリを選択できます。 たとえば、ブラウジングです。
          • [Subcategory]:アプリケーションのサブカテゴリを選択できます。 たとえば、ファイル共有です。
          • [Application-Group]:アプリケーション グループを選択できます。 たとえば、ftp-group です。
        • [Protocol Choice][Available Protocols] リストから、プロトコル、カテゴリ、サブカテゴリ、アプリケーション グループを [Assigned Protocols] として選択し、パケットのマーキングおよびポリシングを適用します。
        • [Mark]:各パケットにマーキング ラベルを指定します。 装着できる I/O モジュールは次のとおりです。
          • [DSCP]:特定の QoS を示すラベルを割り当てます。 指定できる範囲は 0 ~ 63 です。
          • [CoS]:IEEE 802.1Q サービス クラスと一致します。 範囲は 0 ~ 7 です。
          • [None]:パケットをマーキングしない場合に、このオプションを選択します。
        • [Police (kbps)]:ポリシング レートを kbps 単位で指定します。 このオプションは、[Policy Direction] が出力の場合に使用できます。
        • [Drop]:選択したプロトコルに対応する入力パケットをドロップします。
        ステップ 11   (任意)ユーザ定義クラスを設定するには、[User Defined Classes] のチェックボックスをオンします。

        装着できる I/O モジュールは次のとおりです。

        • [Trust]:このポリシーの分類タイプの動作を指定します。
          • [DSCP]:特定の QoS を示すラベルを割り当てます。 指定できる範囲は 0 ~ 63 です。
          • [User Priority]:このオプションは、[Policy Direction] が入力の場合に使用できます。 802.11e ユーザ プライオリティを入力します。 範囲は 0 ~ 7 です。
          • [COS]:このオプションは、[Policy Direction] が出力の場合に使用できます。 IEEE 802.1Q サービス クラスと一致します。 範囲は 0 ~ 7 です。
        • [Mark]:各パケットにマーキング ラベルを指定します。 装着できる I/O モジュールは次のとおりです。
          • [DSCP]:特定の QoS を示すラベルを割り当てます。 指定できる範囲は 0 ~ 63 です。
          • [CoS]:IEEE 802.1Q サービス クラスと一致します。 範囲は 0 ~ 7 です。
          • [User Priority]:802.11e ユーザ プライオリティを入力します。 範囲は 0 ~ 7 です。
        • [Police (kbps)]:このオプションは、[Policy Direction] が出力の場合に使用できます。 このオプションは、ポリシング レートを kbps 単位で指定します。
        (注)      各クライアント ポリシーに最大 5 つのユーザ定義クラスを追加できます。
        ステップ 12   [Add] をクリックして、ポリシーを追加します。

        クライアント ポリシーの設定

        次のいずれかの方法を使用して、クライアント ポリシーを設定できます。
        方法 トピック/詳細
        デフォルト クライアント ポリシー

        アドミッション制御(ACM)が WMM クライアントに対してイネーブルの場合、コントローラのワイヤレス制御モジュールは、デフォルト クライアント ポリシーを適用します。 ACM がディセーブルの場合、デフォルト クライアント ポリシーはありません。

        デフォルト ポリシーは次のとおりです。
        • 入力:cldeffromWMM

        • 出力:cldeftoWMM

        show ap dot11 {5ghz | 24ghz} コマンドを使用して、ACM がイネーブルかどうかを確認できます。 ACM をイネーブルにするには、ap dot11 {5ghz | 24ghz} cac voice acm コマンドを使用します。

        GUI を使用して WLAN にクライアント ポリシーを適用します。

        クライアント ポリシーの設定(GUI)

        CLI を使用して WLAN にクライアント ポリシーを適用します。

        WLAN での SSID またはクライアント ポリシーの適用

        CLI を使用したローカル プロファイリング ポリシーにより、QoS 属性を適用します。

        WLAN 上のデバイスのローカル ポリシーの適用(CLI)

        GUI を使用したローカル プロファイリング ポリシーにより、QoS 属性を適用します。

        • [Configuration] > [Security] > [Local Policies] の順に選択して、ローカル プロファイリング ポリシーを作成します。
        • [Configuration] > [Wireless] > [WLAN] > [Policy Mapping] の順に選択して、ローカル プロファイリング ポリシーを WLAN に適用します。

        詳細については、WLAN へのローカル ポリシーの適用(GUI) を参照してください。

        AAA サーバ(ACS/ISE)によりポリシー マップを適用します

        『Cisco Identity Services Engine User Guide』

        『Cisco Secure Access Control System User Guide』

        クラスベースのパケット マーキングの設定

        この手順は、次のクラスベースパケット マーキング機能をコントローラで設定する方法を示します。

        • CoS 値

        • DSCP 値

        • IP 値

        • precedence 値

        • QoS グループ値

        • WLAN 値

        はじめる前に

        この手順を開始する前にクラス マップとポリシー マップを作成する必要があります。

        手順の概要

          1.    configure terminal

          2.    policy-map policy name

          3.    class class name

          4.    set cos {cos value | cos table table-map name | dscp table table-map name | precedence table table-map name | qos-group table table-map name | wlan user-priority table table-map name}

          5.    set dscp {dscp value | default | dscp table table-map name | ef | precedence table table-map name | qos-group table table-map name | wlan user-priority table table-map name}

          6.    set ip {dscp | precedence}

          7.    set precedence {precedence value | cos table table-map name | dscp table table-map name | precedence table table-map name | qos-group table table-map name}

          8.    set qos-group {qos-group value | dscp table table-map name | precedence table table-map name}

          9.    set wlan user-priority {wlan user-priority value | cos table table-map name | dscp table table-map name | qos-group table table-map name | wlan table table-map name}

          10.    end

          11.    show policy-map


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1configure terminal


          例:
          
          Controller# configure terminal
          
          
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2policy-map policy name


          例:
          Controller(config)# policy-map policy1
          Controller(config-pmap)#
          
          
           

          ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

          1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

           

          ステップ 3class class name


          例:
          Controller(config-pmap)# class class1
          Controller(config-pmap-c)#
          
          
           

          ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。

          ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

          • admit:コール アドミッション制御(CAC)の要求を許可します。

          • bandwidth:帯域幅設定オプション。

          • exit:QoS クラス アクション コンフィギュレーション モードを終了します。

          • no:コマンドのデフォルト値を無効にするか、設定します。

          • police:ポリシング機能の設定オプション。

          • priority:このクラスの完全スケジューリング プライオリティの設定オプション。

          • queue-buffers:キューのバッファ設定オプション。

          • queue-limit:重み付けテール ドロップ(WTD)設定オプションのキューの最大しきい値。

          • service-policy:QoS サービス ポリシーを設定します。

          • set:次のオプションを使用して QoS 値を設定します。

            • CoS 値

            • DSCP 値

            • precedence 値

            • QoS グループ値

            • WLAN 値

          • shape:トラフィック シェーピング設定オプション。

          (注)     

          この手順では、set コマンド オプションを使用して、使用可能な設定について説明します。 その他のコマンド オプション(admitbandwidth など)についてはこのマニュアルの他の項で説明します。 このタスク リストには可能なすべての set コマンドが示されますが、クラス単位でサポートされるのは 1 つの set コマンドだけです。

           

          ステップ 4set cos {cos value | cos table table-map name | dscp table table-map name | precedence table table-map name | qos-group table table-map name | wlan user-priority table table-map name}


          例:
          Controller(config-pmap)# set cos 5
          Controller(config-pmap)# 
          
          
           

          (任意)発信パケットの固有の IEEE 802.1Q レイヤ 2 CoS 値を設定します。 値は 0 ~ 7 です。

          set cos コマンドを使用して次の値を設定することもできます。

          • cos table:CoS 値をテーブル マップに基づいて設定します。

          • dscp table:コード ポイント値をテーブル マップに基づいて設定します。

          • precedence table:コード ポイント値をテーブル マップに基づいて設定します。

          • qos-group table:テーブル マップに基づいて QoS グループから CoS 値を設定します。

          • wlan user-priority table:テーブル マップに基づいて WLAN ユーザ プライオリティから CoS 値を設定します。

           

          ステップ 5set dscp {dscp value | default | dscp table table-map name | ef | precedence table table-map name | qos-group table table-map name | wlan user-priority table table-map name}


          例:
          Controller(config-pmap)# set dscp af11
          Controller(config-pmap)# 
          
          
           

          (任意)DSCP 値を設定します。

          特定の DSCP 値の設定に加えて、set dscp コマンドを使用して次を設定できます。

          • default:パケットをデフォルト DSCP 値(000000)と一致させます。

          • dscp table:テーブル マップに基づいて DSCP からパケットの DSCP 値を設定します。

          • ef:パケットを EF DSCP 値(101110)と一致させます。

          • precedence table:テーブル マップの優先順位に基づいてパケットの DSCP 値を設定します。

          • qos-group table:テーブル マップに基づいて QoS グループからパケットの DSCP 値を設定します。

          • wlan user-priority table:パケットの DSCP 値をマッピング テーブルに基づいて WLAN ユーザ プライオリティに基づいて設定します。

           

          ステップ 6set ip {dscp | precedence}


          例:
          Controller(config-pmap)# set ip dscp c3
          Controller(config-pmap)#
          
          
           

          (任意)IP 固有の値を設定します。 これらの値は、IP DSCP 値または IP precedence 値です。

          set ip dscp コマンドを使用して次の値を設定することもできます。

          • dscp value:特定の DSCP の値を設定します。

          • default:パケットをデフォルト DSCP 値(000000)と一致させます。

          • dscp table:テーブル マップに基づいて DSCP からパケットの DSCP 値を設定します。

          • ef:パケットを EF DSCP 値(101110)と一致させます。

          • precedence table:テーブル マップの優先順位に基づいてパケットの DSCP 値を設定します。

          • qos-group table:テーブル マップに基づいて QoS グループからパケットの DSCP 値を設定します。

          • wlan user-priority table:パケットの DSCP 値をマッピング テーブルに基づいて WLAN ユーザ プライオリティに基づいて設定します。

          set ip precedence コマンドを使用して次の値を設定することもできます。

          • precedence value:precedence 値を設定します(0 ~ 7)。

          • cos table:テーブル マップに基づいてレイヤ 2 CoS からパケットの precedence 値を設定します。

          • dscp table:テーブル マップに基づいて DSCP 値からパケットの precedence 値を設定します。

          • precedence table:テーブル マップに基づいて優先順位から precedence 値を設定します。

          • qos-group table:テーブル マップに基づく QoS グループから precedence 値を設定します。

           

          ステップ 7set precedence {precedence value | cos table table-map name | dscp table table-map name | precedence table table-map name | qos-group table table-map name}


          例:
          Controller(config-pmap)# set precedence 5
          Controller(config-pmap)#
          
          
           

          (任意)IPv4 と IPv6 パケットの precedence 値を設定します。

          set precedence コマンドを使用して次の値を設定することもできます。

          • precedence value:precedence 値を設定します(0 ~ 7)。

          • cos table:レイヤ 2 CoS からのパケットの precedence 値をテーブル マップに基づいて設定します。

          • dscp table:テーブル マップに基づいて DSCP からパケットの precedence 値を設定します。

          • precedence table:テーブル マップに基づいて優先順位から precedence 値を設定します。

          • qos-group table:テーブル マップに基づく QoS グループから precedence 値を設定します。

           

          ステップ 8set qos-group {qos-group value | dscp table table-map name | precedence table table-map name}


          例:
          Controller(config-pmap)# set qos-group 10
          Controller(config-pmap)#
          
          
           

          (任意)QoS グループ値を設定します。 このコマンドを使用して次の値を設定できます。

          • qos-group value:1 から 31 までの数。

          • dscp table:テーブル マップに基づいて DSCP からコード ポイント値を設定します。

          • precedence table:テーブル マップの優先順位に基づいてコード ポイント値を設定します。

           

          ステップ 9set wlan user-priority {wlan user-priority value | cos table table-map name | dscp table table-map name | qos-group table table-map name | wlan table table-map name}


          例:
          Controller(config-pmap)# set wlan user-priority 1
          Controller(config-pmap)#
          
          
           

          (任意)WLAN ユーザ プライオリティ値を設定します。 このコマンドを使用して次の値を設定できます。

          • wlan user-priority value:0 ~ 7 の範囲の値。

          • cos table:テーブル マップに基づいて Cos から WLAN ユーザ プライオリティ値を設定します。

          • dscp table:テーブル マップに基づいて DSCP から WLAN ユーザ プライオリティ値を設定します。

          • qos-group table:テーブル マップに基づいて QoS グループから WLAN ユーザ プライオリティ値を設定します。

          • wlan table:テーブル マップに基づいて WLAN ユーザ プライオリティから WLAN ユーザ プライオリティ値を設定します。

           

          ステップ 10end


          例:
          Controller(config-pmap)# end
          Controller#
          
          
           

          設定変更を保存します。

           

          ステップ 11show policy-map


          例:
          Controller# show policy-map
          
          
           

          (任意)すべてのサービス ポリシーに設定されたすべてのクラスに関するポリシー設定情報を表示します。

           

          次の作業

          service-policy コマンドを使用して、インターフェイスにトラフィック ポリシーを付加します。

          音声およびビデオに対するクラス マップの設定

          音声およびビデオ トラフィックに対するクラス マップを設定するには、次の手順に従います。

          手順の概要

            1.    configure terminal

            2.    class-map class-map-name

            3.    match dscp dscp-value-for-voice

            4.    end

            5.    configure terminal

            6.    class-map class-map-name

            7.    match dscp dscp-value-for-video

            8.    end


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 configure terminal


            例:
            Controller# configure terminal
             

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2class-map class-map-name


            例:
            Controller(config)# class-map voice
             

            クラス マップを作成します。

             
            ステップ 3match dscp dscp-value-for-voice


            例:
            Controller(config-cmap)# match dscp 46
             

            IPv4 および IPv6 パケットの DSCP 値を照合します。 この値を 46 に設定します。

             
            ステップ 4end


            例:
            Controller(config)# end
             

            特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

             
            ステップ 5 configure terminal


            例:
            Controller# configure terminal
             

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 6class-map class-map-name


            例:
            Controller(config)# class-map video
             

            クラス マップを設定します。

             
            ステップ 7match dscp dscp-value-for-video


            例:
            Controller(config-cmap)# match dscp 34
             

            IPv4 および IPv6 パケットの DSCP 値を照合します。 この値を 34 に設定します。

             
            ステップ 8end


            例:
            Controller(config)# end
             

            特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

             

            トラフィック ポリシーのインターフェイスへの付加

            トラフィック クラスとトラフィック ポリシーの作成後、service-policy インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、トラフィック ポリシーをインターフェイスに付加し、ポリシーを適用する方向を指定します(インターフェイスに着信するパケットまたはインターフェイスから送信されるパケット)。

            はじめる前に

            インターフェイスにトラフィック ポリシーを付加する前に、トラフィック クラスとトラフィック ポリシーを作成する必要があります。

            手順の概要

              1.    configure terminal

              2.    interface type

              3.    service-policy {input policy-map | output policy-map }

              4.    end

              5.    show policy map


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1configure terminal


              例:
              
              Controller# configure terminal
              
              
               

              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2interface type


              例:
              Controller(config)# interface GigabitEthernet1/0/1
              Controller(config-if)#
              
              
               

              インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、インターフェイスを設定します。

              インターフェイス設定のコマンド パラメータは次のとおりです。

              • Auto Template:自動テンプレート インターフェイス

              • Capwap:CAPWAP トンネル インターフェイス

              • GigabitEthernet:Gigabit Ethernet IEEE 802

              • GroupVI:グループ仮想インターフェイス

              • Internal Interface:内部インターフェイス

              • Loopback:ループバック インターフェイス

              • Null:ヌル インターフェイス

              • Port-channel:インターフェイスのイーサネット チャネル

              • TenGigabitEthernet:10 ギガビット イーサネット

              • Tunnel:トンネル インターフェイス

              • Vlan:Catalyst VLAN

              • Range:インターフェイス範囲

               

              ステップ 3service-policy {input policy-map | output policy-map }


              例:
              Controller(config-if)# service-policy output policy_map_01
              Controller(config-if)#
              
              
               

              ポリシー マップを入力または出力インターフェイスに付加します。 このポリシー マップは、そのインターフェイスのサービス ポリシーとして使用されます。

              この例では、トラフィック ポリシーでそのインターフェイスから送信されるすべてのトラフィックを評価します。

               
              ステップ 4end


              例:
              Controller(config-if)# end
              Controller#
              
              
               

              設定変更を保存します。

               

              ステップ 5show policy map


              例:
              Controller# show policy map
              
              
               

              (任意)指定されたインターフェイスのポリシーの統計情報を表示します。

               

              次の作業

              他のトラフィック ポリシーをインターフェイスに付加し、ポリシーを適用する方向を指定します。

              SSID ポリシーの設定(GUI)


                ステップ 1   [Configuration] > [Wireless] の順に選択します。
                ステップ 2   左側のペインをクリックして [QoS] ノードを拡大し、[QOS-Policy] を選択します。

                [Create QoS Policy] ページが表示されます。

                ステップ 3   [Add New] をクリックして、新しい QoS ポリシーを作成します。

                [QoS Policy] ページが表示されます。

                ステップ 4   [Policy Type] ドロップダウン メニューから [SSID] を選択します。
                ステップ 5   ポリシーを適用する必要がある方向を [Policy Direction] ドロップダウン リストから選択します。

                選択項目は次のとおりです。

                • 入力

                • 出力

                (注)     

                音声およびビデオは、出力方向でのみ設定できます。

                ステップ 6   [Policy Name] テキスト ボックスでポリシー名を指定します。
                ステップ 7   [Description] テキスト ボックスでポリシーの説明を入力します。
                ステップ 8   [Trust] ドロップダウン リストから信頼パラメータを選択します。

                装着できる I/O モジュールは次のとおりです。

                • [DSCP]:特定の QoS を DSCP として示すラベルを割り当てます。
                • [COS]:IEEE 802.1Q サービス クラスと一致します。 このオプションは、[Policy Direction] が入力の場合は使用できません。
                • [User Priority]:802.11e ユーザ プライオリティを入力します。 このオプションは、[Policy Direction] が出力の場合は使用できません。
                • [None]:このオプションは、[Policy Direction] が出力の場合に使用できます。 このオプションは、出力ポリシーに対してのみ使用できます。
                ステップ 9   上記の [Egress] ポリシーを選択した場合は、次のオプションを使用できます。
                • [Bandwidth]:帯域幅レートを指定します。 装着できる I/O モジュールは次のとおりです。
                  • [Rate]:帯域幅を kbps 単位で指定します。 [Value] フィールドに kbps 単位で値を入力します。
                  • [Remaining Ratio]:BRR(帯域幅余剰比率)で帯域幅を指定します。 [Percent] フィールドの割合を入力します。
                  (注)     

                  [Bandwidth] パラメータの [Rate] オプションを選択した場合、この値を、音声およびビデオ トラフィックのポリシング値の合計よりも大きく設定する必要があります。

                  .
                • [Enable Voice][Enable Voice] チェックボックスをオンにして、このポリシーの音声トラフィックをイネーブルにします。 次のプロパティを指定します。
                  • [Priority]:このポリシーのプライオリティを完全スケジューリングに設定します。 プライオリティ レベルを 1 に設定します。
                  • [Police (kbps)]:ポリシング レートを kbps 単位で指定します。
                  • [CAC]:CAC をイネーブルまたはディセーブルにします。 CAC をイネーブルにした場合、次のオプションを指定する必要があります。
                    • [User priority]:このオプションは [Policy Direction] が入力の場合に使用できます。 802.11e ユーザ プライオリティを入力します。 範囲は 0 ~ 7 です。 デフォルトでは、値 6 が割り当てられます。

                    • Rate(kbps)

                      (注)     

                      CAC レートはポリシング レート未満にする必要があります。

                • [Enable Video][Enable Video] チェックボックスをオンにして、このポリシーのビデオ トラフィックをイネーブルにします。 次のプロパティを指定します。
                • [Priority]:このポリシーのプライオリティを完全スケジューリングに設定します。
                • [Police (kbps)]:ポリシング レートを kbps 単位で指定します。
                ステップ 10   [Apply] をクリックします。

                WLAN での SSID またはクライアント ポリシーの適用

                はじめる前に

                SSID に適用する前にサービス ポリシー マップを設定する必要があります SSID:

                手順の概要

                  1.    configure terminal

                  2.    wlan profile-name

                  3.    service-policy [ input | output ] policy-name

                  4.    service-policy client [ input | output ] policy-name

                  5.    end


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 configure terminal


                  例:
                  Controller# configure terminal
                   

                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 2wlan profile-name


                  例:
                  Controller# wlan test4
                   

                  WLAN コンフィギュレーション サブモードを開始します。 profile-name は設定されている WLAN のプロファイル名です。

                   
                  ステップ 3service-policy [ input | output ] policy-name


                  例:
                  Controller(config-wlan)# service-policy input policy-map-ssid
                   
                  ポリシーを適用します。 装着できる I/O モジュールは次のとおりです。
                  • input:WLAN 入力トラフィックにポリシー マップを割り当てます。

                  • output:WLAN 出力トラフィックにポリシー マップを割り当てます。

                   
                  ステップ 4service-policy client [ input | output ] policy-name


                  例:
                  Controller(config-wlan)# service-policy client input policy-map-client
                   
                  ポリシーを適用します。 装着できる I/O モジュールは次のとおりです。
                  • input:WLAN の入力方向にクライアント ポリシーを割り当てます。

                  • output:WLAN の出力方向にクライアント ポリシーを割り当てます。

                   
                  ステップ 5end


                  例:
                  Controller(config)# end
                   

                  特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

                   

                  ポリシー マップによる物理ポートのトラフィックの分類、ポリシング、およびマーキング

                  実行対象となるトラフィック クラスを指定する非階層型ポリシー マップを、物理ポート上に設定できます。 サポートされるアクションは再マーキングとポリシングです。

                  はじめる前に

                  この手順を開始する前に、ネットワーク トラフィックの分類、ポリシング、およびマーキングについて、あらかじめポリシー マップによって決定しておく必要があります。

                  手順の概要

                    1.    configure terminal

                    2.    class-map {class-map name | match-any }

                    3.    match access-group { access list index | access list name }

                    4.    policy-map policy-map-name

                    5.    class {class-map-name | class-default}

                    6.    set {cos | dscp | ip | precedence | qos-group | wlan user-priority}

                    7.    police {target_bit_rate | cir | rate }

                    8.    exit

                    9.    exit

                    10.    interface interface-id

                    11.    service-policy input policy-map-name

                    12.    end

                    13.    show policy-map [policy-map-name [class class-map-name]]

                    14.    copy running-config startup-config


                  手順の詳細
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1configure terminal


                    例:
                    
                    Controller# configure terminal
                    
                    
                     

                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                     
                    ステップ 2class-map {class-map name | match-any }


                    例:
                    Controller(config)# class-map ipclass1
                    Controller(config-cmap)# exit
                    Controller(config)#
                    
                    
                     

                    クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                    • 名前を指定したクラスとパケットとの照合に使用されるクラス マップを作成します。

                    • match-any を指定すると、トラフィック クラスで受信したトラフィックがトラフィック クラスの一部と分類されるには、一致基準の 1 つを満たす必要があります。 これはデフォルトです。

                     
                    ステップ 3match access-group { access list index | access list name }


                    例:
                    Controller(config-cmap)# match access-group 1000
                    Controller(config-cmap)# exit
                    Controller(config)#
                    
                    
                     

                    分類基準をクラス マップに一致するように指定します。 次の基準について照合できます。

                    • access-group:アクセス グループに一致します。

                    • class-map:別のクラス マップに一致します。

                    • cos:CoS 値に一致します。

                    • dscp:DSCP 値に一致します。

                    • ip:特定の IP 値に一致します。

                    • non-client-nrt:非クライアント NRT に一致します。

                    • precedence:IPv4 および IPv6 パケットの precedence 値に一致します。

                    • qos-group:QoS グループに一致します。

                    • vlan:VLAN に一致します。

                    • wlan:ワイヤレス LAN に一致します。

                     

                    ステップ 4policy-map policy-map-name


                    例:
                    
                    Controller(config)# policy-map flowit
                    Controller(config-pmap)#
                    
                    
                     

                    ポリシー マップ名を入力してポリシー マップを作成し、ポリシーマップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                    デフォルトでは、ポリシー マップは定義されていません。

                     
                    ステップ 5class {class-map-name | class-default}


                    例:
                    
                    Controller(config-pmap)# class ipclass1
                    Controller(config-pmap-c)# 
                    
                    
                     

                    トラフィックの分類を定義し、ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

                    デフォルトでは、ポリシー マップ クラス マップは定義されていません。

                    すでに class-map グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してトラフィック クラスが定義されている場合は、このコマンドで class-map-name にその名前を指定します。

                    class-default トラフィック クラスは定義済みで、どのポリシーにも追加できます。 このトラフィック クラスは、常にポリシー マップの最後に配置されます。 暗黙の match anyclass-default クラスに含まれている場合、他のトラフィック クラスと一致していないすべてのパケットは class-default と一致します。

                     
                    ステップ 6set {cos | dscp | ip | precedence | qos-group | wlan user-priority}


                    例:
                    
                    Controller(config-pmap-c)# set dscp 45
                    Controller(config-pmap-c)#
                    
                    
                     

                    (任意)QoS 値を設定します。 使用可能な QoS 設定値は次のとおりです。

                    • cos:IEEE 802.1Q/ISL サービス クラスまたはユーザ プライオリティを設定します。

                    • dscp:IP(v4)および IPv6 パケットの DSCP を設定します。

                    • ip:IP 固有の値を設定します。

                    • precedence:IP(v4)および IPv6 パケットの precedence を設定します。

                    • qos-group:QoS グループを設定します。

                    • wlan user-priority:WLAN ユーザ プライオリティを設定します。

                    この例では、set dscp コマンドが、パケットでの新しい DSCP 値を設定して IP トラフィックを分類します。

                     
                    ステップ 7police {target_bit_rate | cir | rate }


                    例:
                    Controller(config-pmap-c)# police 100000 conform-action transmit exceed-action
                    drop
                    Controller(config-pmap-c)#
                    
                    
                     

                    (任意)ポリサーを設定します。

                    • target_bit_rate:ビット レート/秒を指定し、8000 ~ 10000000000 の値を入力します。

                    • cir:認定情報レート。

                    • rate:ポリシング レート、階層型ポリシーの PCR、またはシングルレベルの ATM 4.0 ポリサー ポリシーの SCR を指定します。

                    この例では、police コマンドが、100000 セットのターゲット ビット レートを超えるトラフィックがドロップされるクラスにポリサーを追加します。

                     

                    ステップ 8exit


                    例:
                    
                    Controller(config-pmap-c)# exit
                    
                    
                     

                    ポリシー マップ コンフィギュレーション モードに戻ります。

                     
                    ステップ 9exit


                    例:
                    
                    Controller(config-pmap)# exit
                    
                    
                     

                    グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

                     
                    ステップ 10interface interface-id


                    例:
                    
                    Controller(config)# interface 
                    gigabitethernet 2/0/1
                    
                    
                     

                    ポリシー マップを適用するポートを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                    有効なインターフェイスには、物理ポートが含まれます。

                     
                    ステップ 11service-policy input policy-map-name


                    例:
                    
                    Controller(config-if)# service-policy 
                    input flowit
                    
                    
                     

                    ポリシー マップ名を指定し、入力ポートに適用します。 サポートされるポリシー マップは、入力ポートに 1 つだけです。

                     
                    ステップ 12end


                    例:
                    
                    Controller(config-if)# end
                    
                    
                     

                    特権 EXEC モードに戻ります。

                     
                    ステップ 13show policy-map [policy-map-name [class class-map-name]]


                    例:
                    
                    Controller# show policy-map
                    
                    
                     

                    (任意)入力を確認します。

                     
                    ステップ 14copy running-config startup-config


                    例:
                    
                    Controller# copy-running-config 
                    startup-config
                    
                    
                     

                    (任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

                     
                    次の作業

                    必要に応じて QoS 設定は、ポリシー マップを使用して、SVI のトラフィックの分類、ポリシング、およびマーキングを設定します。

                    ポリシー マップによる SVI のトラフィックの分類、ポリシング、およびマーキング

                    はじめる前に

                    この手順を開始する前に、ポリシー マップを使用して、ネットワーク トラフィックの分類、ポリシング、およびマーキングについて決定しておく必要があります。

                    手順の概要

                      1.    configure terminal

                      2.    class-map {class-map name | match-any }

                      3.    match vlan vlan number

                      4.    policy-map policy-map-name

                      5.    description description

                      6.    class {class-map-name | class-default}

                      7.    set {cos | dscp | ip | precedence | qos-group | wlan user-priority}

                      8.    police {target_bit_rate | cir | rate}

                      9.    exit

                      10.    exit

                      11.    interface interface-id

                      12.    service-policy input policy-map-name

                      13.    end

                      14.    show policy-map [policy-map-name [class class-map-name]]

                      15.    copy running-config startup-config


                    手順の詳細
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1configure terminal


                      例:
                      
                      Controller# configure terminal
                      
                      
                       

                      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                       
                      ステップ 2class-map {class-map name | match-any }


                      例:
                      Controller(config)# class-map class_vlan100
                      
                      
                       

                      クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                      • 名前を指定したクラスとパケットとの照合に使用されるクラス マップを作成します。

                      • match-any を指定すると、トラフィック クラスで受信したトラフィックがトラフィック クラスの一部と分類されるには、一致基準の 1 つを満たす必要があります。 これはデフォルトです。

                       
                      ステップ 3match vlan vlan number


                      例:
                      Controller(config-cmap)# match vlan 100
                      Controller(config-cmap)# exit
                      Controller(config)#
                      
                      
                       

                      VLAN をクラス マップに一致するように指定します。

                       

                      ステップ 4policy-map policy-map-name


                      例:
                      
                      Controller(config)# policy-map policy_vlan100
                      Controller(config-pmap)#
                      
                      
                       

                      ポリシー マップ名を入力してポリシー マップを作成し、ポリシーマップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                      デフォルトでは、ポリシー マップは定義されていません。

                       
                      ステップ 5description description


                      例:
                      Controller(config-pmap)# description vlan 100
                      
                      
                       

                      (任意)ポリシー マップの説明を入力します。

                       

                      ステップ 6class {class-map-name | class-default}


                      例:
                      
                      Controller(config-pmap)# class class_vlan100
                      Controller(config-pmap-c)# 
                      
                      
                       

                      トラフィック分類を定義し、ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

                      デフォルトでは、ポリシー マップ クラス マップは定義されていません。

                      すでに class-map グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してトラフィック クラスが定義されている場合は、このコマンドで class-map-name にその名前を指定します。

                      class-default トラフィック クラスは定義済みで、どのポリシーにも追加できます。 このトラフィック クラスは、常にポリシー マップの最後に配置されます。 暗黙の match anyclass-default クラスに含まれている場合、他のトラフィック クラスと一致していないすべてのパケットは class-default と一致します。

                       
                      ステップ 7set {cos | dscp | ip | precedence | qos-group | wlan user-priority}


                      例:
                      
                      Controller(config-pmap-c)# set dscp af23
                      Controller(config-pmap-c)#
                      
                      
                       

                      (任意)QoS 値を設定します。 使用可能な QoS 設定値は次のとおりです。

                      • cos:IEEE 802.1Q/ISL サービス クラスまたはユーザ プライオリティを設定します。

                      • dscp:IP(v4)および IPv6 パケットの DSCP を設定します。

                      • ip:IP 固有の値を設定します。

                      • precedence:IP(v4)および IPv6 パケットの precedence を設定します。

                      • qos-group:QoS グループを設定します。

                      • wlan user-priority:WLAN ユーザ プライオリティを設定します。

                      この例では、set dscp コマンドが AF23(010010)の DSCP 値にパケットを照合することによって、IP トラフィックを分類します。

                       
                      ステップ 8police {target_bit_rate | cir | rate}


                      例:
                      Controller(config-pmap-c)# police 200000 conform-action transmit 
                      exceed-action drop
                      Controller(config-pmap-c)#
                      
                      
                       

                      (任意)ポリサーを設定します。

                      • target_bit_rate:ビット レート/秒を指定します。 8000 ~ 10000000000 の範囲で値を入力します。

                      • cir:認定情報レート。

                      • rate:ポリシング レート、階層型ポリシーの PCR、またはシングルレベルの ATM 4.0 ポリサー ポリシーの SCR を指定します。

                      この例では、200000 セットのターゲット ビット レートを超えるトラフィックはドロップされるクラスに police コマンドがポリサーを追加します。

                       

                      ステップ 9exit


                      例:
                      
                      Controller(config-pmap-c)# exit
                      
                      
                       

                      ポリシー マップ コンフィギュレーション モードに戻ります。

                       
                      ステップ 10exit


                      例:
                      
                      Controller(config-pmap)# exit
                      
                      
                       

                      グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

                       
                      ステップ 11interface interface-id


                      例:
                      
                      Controller(config)# interface 
                      gigabitethernet 1/0/3
                      
                      
                       

                      ポリシー マップを適用するポートを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                      有効なインターフェイスには、物理ポートが含まれます。

                       
                      ステップ 12service-policy input policy-map-name


                      例:
                      
                      Controller(config-if)# service-policy 
                      input policy_vlan100
                      
                       

                      ポリシー マップ名を指定し、入力ポートに適用します。 サポートされるポリシー マップは、入力ポートに 1 つだけです。

                       
                      ステップ 13end


                      例:
                      
                      Controller(config-if)# end
                      
                      
                       

                      特権 EXEC モードに戻ります。

                       
                      ステップ 14show policy-map [policy-map-name [class class-map-name]]


                      例:
                      
                      Controller# show policy-map
                      
                      
                       

                      (任意)入力を確認します。

                       
                      ステップ 15copy running-config startup-config


                      例:
                      
                      Controller# copy-running-config 
                      startup-config
                      
                      
                       

                      (任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

                       
                      関連コンセプト

                      テーブル マップの設定

                      テーブル マップはマーキングの形式であり、テーブルを使用してフィールド間のマッピングと変換を可能にすることもできます。 たとえば、テーブル マップはレイヤ 2 の CoS 設定をレイヤ 3 の precedence 値にマッピングして変換するために使用できます。


                      (注)  


                      テーブル マップは、複数のポリシーで、または同じポリシー内で複数回参照できます。


                      手順の概要

                        1.    configure terminal

                        2.    table-map name {default {default value | copy | ignore} | exit | map {from from value to to value } | no}

                        3.    map from value to value

                        4.    exit

                        5.    exit

                        6.    show table-map

                        7.    configure terminal

                        8.    policy-map

                        9.    class class-default

                        10.    set cos dscp table table map name

                        11.    end


                      手順の詳細
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1configure terminal


                        例:
                        
                        Controller# configure terminal
                        
                        
                         

                        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                         
                        ステップ 2table-map name {default {default value | copy | ignore} | exit | map {from from value to to value } | no}


                        例:
                        Controller(config)# table-map table01
                        Controller(config-tablemap)# 
                        
                        
                         

                        テーブル マップを作成し、テーブル マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 テーブル マップ コンフィギュレーション モードでは、次のタスクを実行できます。

                        • default:テーブル マップのデフォルト値を設定するか、テーブル マップ内にない値についてコピーするか無視するか、デフォルトの動作を設定します。

                        • exit:テーブル マップ コンフィギュレーション モードを終了します。

                        • map:テーブル マップで from 値を to 値にマッピングします。

                        • no:無効にするか、コマンドのデフォルト値を設定します。

                         

                        ステップ 3map from value to value


                        例:
                        Controller(config-tablemap)# map from 0 to 2
                        Controller(config-tablemap)# map from 1 to 4
                        Controller(config-tablemap)# map from 24 to 3
                        Controller(config-tablemap)# map from 40 to 6 
                        Controller(config-tablemap)# default 0
                        Controller(config-tablemap)#
                        
                        
                         

                        この手順では、DSCP 値が 0 のパケットを CoS 値 2 に、DSCP 値が 1 のパケットを CoS 値 4 に、DSCP 値が 24 のパケットを CoS 値 3 に、DSCP 値が 40 のパケットを CoS 値 6 に、およびそれ以外のすべてのパケットを CoS 値 0 にマークします。

                        (注)     

                        この例の CoS 値から DSCP 値へのマッピングは、後で説明するように、set ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用して設定します。

                         

                        ステップ 4exit


                        例:
                        Controller(config-tablemap)# exit
                        Controller(config)#
                        
                        
                         

                        グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

                         

                        ステップ 5exit


                        例:
                        Controller(config) exit
                        Controller#
                        
                        
                         

                        特権 EXEC モードに戻ります。

                         

                        ステップ 6show table-map


                        例:
                        Controller# show table-map
                        Table Map table01
                            from 0 to 2
                            from 1 to 4
                            from 24 to 3
                            from 40 to 6
                            default 0
                        
                        
                         

                        テーブル マップ設定を表示します。

                         

                        ステップ 7configure terminal


                        例:
                        Controller# configure terminal
                        Controller(config)#
                        
                        
                         

                        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します

                         
                        ステップ 8policy-map


                        例:
                        Controller(config)# policy-map table-policy
                        Controller(config-pmap)#
                        
                        
                         

                        テーブル マップのポリシー マップを設定します。

                         

                        ステップ 9class class-default


                        例:
                        Controller(config-pmap)# class  class-default
                        Controller(config-pmap-c)#
                        
                        
                         

                        クラスをシステム デフォルトに一致させます。

                         

                        ステップ 10set cos dscp table table map name


                        例:
                        Controller(config-pmap-c)# set cos dscp table table01
                        Controller(config-pmap-c)#
                        
                        
                         

                        このポリシーが入力ポートに適用された場合、そのポートでは trust dscp がイネーブルになり、テーブル マップに応じてマーキングが行われます。

                         

                        ステップ 11end


                        例:
                        Controller(config-pmap-c)# end
                        Controller#
                        
                        
                         

                        特権 EXEC モードに戻ります。

                         

                        次の作業

                        ネットワークの QoS 用の追加のポリシー マップを設定します。 ポリシー マップを作成したら、service-policy コマンドを使用してトラフィック ポリシーをインターフェイスに付加します。

                        信頼の設定

                        ワイヤレス トラフィックの信頼動作の設定

                        Cisco IOS XE 3.2 リリースは、有線およびワイヤレス ポートに対して信頼できるさまざまなデフォルト設定をサポートしました。 有線ポートの信頼できるデフォルト設定に関して、このソフトウェア リリースでの変更はありません。 ワイヤレス ポートの場合、デフォルトのシステム動作は非信頼でした。つまり、コントローラの起動時に、ワイヤレス ポートのマーキングすべてがデフォルトでゼロに設定され、トラフィックはプライオリティ処理されませんでした。 既存の有線コントローラとの互換性のために、すべてのトラフィックはデフォルトでベスト エフォートのキューへ送信されていました。 アクセス ポイントは、プライオリティ キューイングをデフォルトで実行していました。 ダウンストリーム方向では、アクセス ポイントは、キューイング用に音声、ビデオ、ベスト エフォート、およびバックグラウンドのキューを保持していました。 アクセスは 11e タグ情報に基づいてキューイング戦略を選択していました。 デフォルトでは、アクセス ポイントはすべてのワイヤレス パケットをベスト エフォートとして処理していました。

                        手順の概要

                          1.    configure terminal

                          2.    qos wireless-default-untrust

                          3.    end


                        手順の詳細
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1 configure terminal


                          例:
                          Controller# configure terminal
                           

                          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                           
                          ステップ 2qos wireless-default-untrust


                          例:
                          Controller (config)# qos wireless-default-untrust
                           

                          コントローラの動作を設定して、ワイヤレス トラフィックを非信頼にします。 ワイヤレス トラフィックをデフォルトで信頼するようにコントローラを設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。

                           
                          ステップ 3end


                          例:
                          Controller(config)# end
                           

                          特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

                           

                          QoS の特性と機能の設定

                          コール アドミッション制御の設定

                          このタスクでは、コール アドミッション制御(CAC)用の コントローラ で、クラスベースの無条件パケット マーキング機能を設定する方法を説明します。

                          手順の概要

                            1.    configure terminal

                            2.    class-map class name

                            3.    match dscp dscp value

                            4.    exit

                            5.    class-map class name

                            6.    match dscp dscp value

                            7.    exit

                            8.    table-map name

                            9.    default copy

                            10.    exit

                            11.    table-map name

                            12.    default copy

                            13.    exit

                            14.    policy-map policy name

                            15.    class class-map-name

                            16.    priority level level_value

                            17.    police [target_bit_rate | cir | rate ]

                            18.    admit cac wmm-tspec

                            19.    rate value

                            20.    wlan-up value

                            21.    exit

                            22.    exit

                            23.    class class name

                            24.    priority level level_value

                            25.    police [target_bit_rate | cir | rate ]

                            26.    admit cac wmm-tspec

                            27.    rate value

                            28.    wlan-up value

                            29.    exit

                            30.    exit

                            31.    policy-map policy name

                            32.    class class-map-name

                            33.    set dscp dscp table table_map_name

                            34.    set wlan user-priority dscp table table_map_name

                            35.    shape average {target bit rate | percent percentage}

                            36.    queue-buffers {ratio ratio value}

                            37.    service-policy policy_map_name

                            38.    end

                            39.    show policy-map


                          手順の詳細
                             コマンドまたはアクション目的
                            ステップ 1configure terminal


                            例:
                            
                            Controller# configure terminal
                            
                            
                             

                            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                             
                            ステップ 2class-map class name


                            例:
                            Controller(config)# class-map voice
                            Controller(config-cmap)#
                            
                            
                             

                            ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

                            • word:クラス マップ名。
                            • class-default:未分類のパケットを照合する、システム デフォルト クラス。

                             
                            ステップ 3match dscp dscp value


                            例:
                            Controller(config-cmap)#  match dscp 46
                            
                            
                             

                            (任意)IPv4 および IPv6 パケットの DSCP 値に一致します。

                             

                            ステップ 4exit


                            例:
                            Controller(config-cmap)# exit
                            Controller(config)#
                            
                            
                             

                            グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

                             

                            ステップ 5class-map class name


                            例:
                            Controller(config)# class-map video
                            Controller(config-cmap)#
                            
                            
                             

                            ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

                            • word:クラス マップ名。
                            • class-default:未分類のパケットを照合する、システム デフォルト クラス。

                             
                            ステップ 6match dscp dscp value


                            例:
                            Controller(config-cmap)#  match dscp 34
                            
                            
                             

                            (任意)IPv4 および IPv6 パケットの DSCP 値に一致します。

                             

                            ステップ 7exit


                            例:
                            Controller(config-cmap)# exit
                            Controller(config)#
                            
                            
                             

                            グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

                             

                            ステップ 8table-map name


                            例:
                            Controller(config)# table-map  dscp2dscp
                            Controller(config-tablemap)# 
                            
                            
                             

                            テーブル マップを作成し、テーブル マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                             

                            ステップ 9default copy


                            例:
                            Controller(config-tablemap)# default copy
                            
                            
                             

                            コピーするテーブル マップで検出されない値のデフォルト動作を設定します。

                            (注)     

                            これはデフォルト オプションです。 DSCP から DSCP へ値をマッピングすることもできます。

                             

                            ステップ 10exit


                            例:
                            Controller(config-tablemap)# exit
                            Controller(config)#
                            
                            
                             

                            グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

                             

                            ステップ 11table-map name


                            例:
                            Controller(config)# table-map dscp2up
                            Controller(config-tablemap)# 
                            
                            
                             

                            新しいテーブル マップを作成し、テーブル マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                             

                            ステップ 12default copy


                            例:
                            Controller(config-tablemap)# default copy
                            
                            
                             

                            コピーするテーブル マップで検出されない値のデフォルト動作を設定します。

                            (注)     

                            これはデフォルト オプションです。 DSCP から UP へ値をマッピングすることもできます。

                             

                            ステップ 13exit


                            例:
                            Controller(config-tablemap)# exit
                            Controller(config)#
                            
                            
                             

                            グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

                             

                            ステップ 14policy-map policy name


                            例:
                            Controller(config)#  policy-map ssid_child_cac
                            Controller(config-pmap)#
                            
                            
                             

                            ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                            1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

                             

                            ステップ 15class class-map-name


                            例:
                            
                            Controller(config-pmap)# class voice
                            
                            
                             

                            インターフェイス レベルのトラフィック分類を定義し、ポリシーマップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                             
                            ステップ 16priority level level_value


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)# priority level 1
                            
                            
                             

                            priority コマンドは、クラスに完全スケジューリング プライオリティを割り当てます。

                            (注)     

                            プライオリティ レベル 1 はプライオリティ レベル 2 より重要です。 プライオリティ レベル 1 は、 QoS に最初に処理される帯域幅を予約するため、遅延は非常に低くなります。 プライオリティ レベル 1 と 2 はどちらも帯域幅を予約します。

                             

                            ステップ 17police [target_bit_rate | cir | rate ]


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)#  police cir 10m
                            
                            
                             

                            (任意)ポリサーを設定します。

                            • target_bit_rate:ビット レート/秒を指定します。 8000 ~ 10000000000 の範囲で値を入力します。

                            • cir:認定情報レート。

                            • rate:ポリシング レート、階層型ポリシーの PCR、またはシングルレベルの ATM 4.0 ポリサー ポリシーの SCR を指定します。

                             
                            ステップ 18admit cac wmm-tspec


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)# admit cac wmm-tspec
                            Controller(config-pmap-cac-wmm)#
                            
                            
                             

                            ポリシー マップに対するコール アドミッション制御を設定します。

                            (注)     

                            このコマンドは、ワイヤレス QoS の CAC だけを設定します。

                             

                            ステップ 19rate value


                            例:
                            Controller(config-pmap-admit-cac-wmm)# rate 5000
                            
                            
                             

                            ターゲット ビット レート(kbps)を設定します。 8 ~ 10000000 の範囲の数を入力してください。

                             

                            ステップ 20wlan-up value


                            例:
                            Controller(config-pmap-admit-cac-wmm)# wlan-up 6 7
                            
                            
                             

                            WLAN UP 値を設定します。 0 ~ 7 の範囲の数を入力してください。

                             

                            ステップ 21exit


                            例:
                            Controller(config-pmap-admit-cac-wmm)# exit
                            Controller(config-pmap-c)#
                            
                            
                             

                            ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードに戻ります。

                             

                            ステップ 22exit


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)# exit
                            Controller(config-pmap)#
                            
                            
                             

                            ポリシー マップ コンフィギュレーション モードに戻ります。

                             

                            ステップ 23class class name


                            例:
                            Controller(config-pmap)# class video
                            Controller(config-pmap-c)#
                            
                            
                             

                            ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

                            • word:クラス マップ名。
                            • class-default:未分類のパケットを照合する、システム デフォルト クラス。

                             
                            ステップ 24priority level level_value


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)# priority level 2 
                            
                            
                             

                            priority コマンドは、クラスに完全スケジューリング プライオリティを割り当てます。

                            (注)     

                            プライオリティ レベル 1 はプライオリティ レベル 2 より重要です。 プライオリティ レベル 1 は、 QoS に最初に処理される帯域幅を予約するため、遅延は非常に低くなります。 プライオリティ レベル 1 と 2 はどちらも帯域幅を予約します。

                             

                            ステップ 25police [target_bit_rate | cir | rate ]


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)#  police cir 20m
                            
                            
                             

                            (任意)ポリサーを設定します。

                            • target_bit_rate:ビット レート/秒を指定します。 8000 ~ 10000000000 の範囲で値を入力します。

                            • cir:認定情報レート。

                            • rate:ポリシング レート、階層型ポリシーの PCR、またはシングルレベルの ATM 4.0 ポリサー ポリシーの SCR を指定します。

                             
                            ステップ 26admit cac wmm-tspec


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)# admit cac wmm-tspec
                            Controller(config-pmap-admit-cac-wmm)#
                            
                            
                             

                            ポリシー マップに対するコール アドミッション制御を設定します。

                            (注)     

                            このコマンドは、ワイヤレス QoS の CAC だけを設定します。

                             

                            ステップ 27rate value


                            例:
                            Controller(config-pmap-admit-cac-wmm)# rate 5000
                            
                            
                             

                            ターゲット ビット レート(kbps)を設定します。 8 ~ 10000000 の範囲の数を入力してください。

                             

                            ステップ 28wlan-up value


                            例:
                            Controller(config-pmap-admit-cac-wmm)# wlan-up 4 5
                            
                            
                             

                            WLAN UP 値を設定します。 0 ~ 7 の範囲の数を入力してください。

                             

                            ステップ 29exit


                            例:
                            Controller(config-pmap-cac-wmm)# exit
                            Controller(config-pmap)#
                            
                            
                             

                            ポリシー マップ コンフィギュレーション モードに戻ります。

                             

                            ステップ 30exit


                            例:
                            Controller(config-pmap)# exit
                            Controller(config)#
                            
                            
                             

                            グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

                             

                            ステップ 31policy-map policy name


                            例:
                            Controller(config)# policy-map ssid_cac
                            Controller(config-pmap)#
                            
                            
                             

                            ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                            1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

                             

                            ステップ 32class class-map-name


                            例:
                            Controller(config-pmap)# class default
                            
                            
                             

                            インターフェイス レベルのトラフィック分類を定義し、ポリシーマップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                            この例では、クラス マップはデフォルトに設定されます。

                             
                            ステップ 33set dscp dscp table table_map_name


                            例:
                            
                            Controller(config-pmap-c)#  set dscp dscp table dscp2dscp
                            
                            
                             

                            (任意)QoS 値を設定します。 この例では、set dscp dscp table コマンドはテーブル マップを作成し、値を設定します。

                             
                            ステップ 34set wlan user-priority dscp table table_map_name


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)#   set wlan user-priority dscp table dscp2up
                            
                            
                             

                            (任意)QoS 値を設定します。 この例では、set wlan user-priority dscp table コマンドは WLAN ユーザ プライオリティを設定します。

                             
                            ステップ 35shape average {target bit rate | percent percentage}


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)# shape average 100000000
                            
                            
                             

                            平均シェーピング レートを設定します。 ターゲット ビット レート(bps)または認定情報レート(CIR)のインターフェイス帯域幅の割合の平均シェーピング レートを設定できます。

                             

                            ステップ 36queue-buffers {ratio ratio value}


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)# queue-buffers ratio 0 
                            
                            
                             

                            キューの相対的なバッファ サイズを設定します。

                            (注)      ポリシーに設定されているすべてのバッファの合計が 100 % 以下である必要があります。 未割り当てバッファは、残りのキューに均等に分散されます。

                             

                            ステップ 37service-policy policy_map_name


                            例:
                            Controller(config-pmap-c)#  service-policy ssid_child_cac
                            
                            
                             

                            サービス ポリシーのポリシー マップを指定します。

                             

                            ステップ 38end


                            例:
                            Controller(config-pmap)# end
                            Controller#
                            
                            
                             

                            設定変更を保存します。

                             

                            ステップ 39show policy-map


                            例:
                            Controller# show policy-map
                            
                            
                             

                            (任意)すべてのサービス ポリシーに設定されたすべてのクラスに関するポリシー設定情報を表示します。

                             

                            次の作業

                            ネットワークの QoS 用の追加のポリシー マップを設定します。 ポリシー マップを作成したら、service-policy コマンドを使用してトラフィック ポリシーをインターフェイスに付加します。

                            CAC の詳細については、『System Management Configuration Guide, Cisco IOS XE Release 3SE (Cisco WLC 5700 Series)』を参照してください。

                            帯域幅の設定

                            この手順は、コントローラで帯域幅を設定する方法を示します。

                            はじめる前に

                            この手順を開始する前に、帯域幅のクラス マップを作成する必要があります。

                            手順の概要

                              1.    configure terminal

                              2.    policy-map policy name

                              3.    class class name

                              4.    bandwidth {Kb/s | percent percentage | remaining { ratio ratio }}

                              5.    end

                              6.    show policy-map


                            手順の詳細
                               コマンドまたはアクション目的
                              ステップ 1configure terminal


                              例:
                              
                              Controller# configure terminal
                              
                              
                               

                              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                               
                              ステップ 2policy-map policy name


                              例:
                              Controller(config)# policy-map policy_bandwidth01
                              Controller(config-pmap)#
                              
                              
                               

                              ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                              1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

                               

                              ステップ 3class class name


                              例:
                              Controller(config-pmap)# class class_bandwidth01
                              Controller(config-pmap-c)#
                              
                              
                               

                              ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

                              • word:クラス マップ名。

                              • class-default:未分類のパケットを照合する、システム デフォルト クラス。

                               

                              ステップ 4bandwidth {Kb/s | percent percentage | remaining { ratio ratio }}


                              例:
                              Controller(config-pmap-c)# bandwidth 200000
                              Controller(config-pmap-c)#
                              
                              
                               

                              ポリシー マップの帯域幅を設定します。 パラメータは次のとおりです。

                              • Kb/s:特定の値を kbps で設定します(20000 ~ 10000000)。

                              • percent-:割合に基づいて、特定のクラスに最小帯域幅を割り当てます。 キューは、他のキューが全体のポート帯域幅を使用しない場合は、帯域幅をオーバーサブスクライブすることができます。 合計は 100 % を超えることはできません。100 % 未満の場合、帯域幅の残りは、すべての帯域幅キュー上に均等に分割されます。

                              • remaining:特定のクラスに最小帯域幅を割り当てます。 キューは、他のキューが全体のポート帯域幅を使用しない場合は、帯域幅をオーバーサブスクライブすることができます。 合計は 100 % を超えることはできません。 このコマンドは、ポリシー内の特定のキューに対して priority コマンドが使用されている場合に使用します。 各キューには、割合ではなく比率を割り当てることもできます。キューにはそれらの比率に従って、特定の重みが割り当てられます。 比率は 0 ~ 100 の範囲で指定できます。 この場合のポリシーの全帯域幅での比率の割り当ては、100 を超えることができます。
                              (注)     

                              ポリシー マップで帯域幅タイプを混在させることはできません。 たとえば、1 つのポリシー マップで帯域幅の割合と kbps の両方を使用して、帯域幅を設定することはできません。

                               

                              ステップ 5end


                              例:
                              Controller(config-pmap-c)# end
                              Controller#
                              
                              
                               

                              設定変更を保存します。

                               

                              ステップ 6show policy-map


                              例:
                              Controller# show policy-map
                              
                              
                               

                              (任意)すべてのサービス ポリシーに設定されたすべてのクラスに関するポリシー設定情報を表示します。

                               

                              次の作業

                              ネットワークの QoS 用の追加のポリシー マップを設定します。 ポリシー マップを作成した後は、service-policy コマンドを使用して、インターフェイスにトラフィック ポリシーを付加します。

                              関連コンセプト

                              ポリシングの設定

                              この手順は、コントローラでポリシングを設定する方法を説明しています。

                              はじめる前に

                              この手順を開始する前に、ポリシング用のクラス マップを作成する必要があります。

                              手順の概要

                                1.    configure terminal

                                2.    policy-map policy name

                                3.    class class name

                                4.    police {target_bit_rate [burst bytes | bc | conform-action | pir ] | cir {target_bit_rate | percent percentage} | rate {target_bit_rate | percent percentage} conform-action transmit exceed-action {drop [violate action] | set-cos-transmit | set-dscp-transmit | set-prec-transmit | transmit [violate action] }}

                                5.    end

                                6.    show policy-map


                              手順の詳細
                                 コマンドまたはアクション目的
                                ステップ 1configure terminal


                                例:
                                
                                Controller# configure terminal
                                
                                
                                 

                                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                 
                                ステップ 2policy-map policy name


                                例:
                                Controller(config)# policy-map policy_police01
                                Controller(config-pmap)#
                                
                                
                                 

                                ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                                1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

                                 

                                ステップ 3class class name


                                例:
                                Controller(config-pmap)# class class_police01
                                Controller(config-pmap-c)#
                                
                                
                                 

                                ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

                                • word:クラス マップ名。

                                • class-default:未分類のパケットを照合する、システム デフォルト クラス。

                                 

                                ステップ 4police {target_bit_rate [burst bytes | bc | conform-action | pir ] | cir {target_bit_rate | percent percentage} | rate {target_bit_rate | percent percentage} conform-action transmit exceed-action {drop [violate action] | set-cos-transmit | set-dscp-transmit | set-prec-transmit | transmit [violate action] }}


                                例:
                                Controller(config-pmap-c)# police 8000 conform-action transmit exceed-action drop
                                Controller(config-pmap-c)# 
                                
                                
                                 

                                次の police サブコマンド オプションを使用できます。

                                • target_bit_rate:ビット/秒(8000 ~ 10000000000)。

                                  • burst bytes:1000 ~ 512000000 の値を入力します。

                                  • bc:適合バースト。

                                  • conform-action:レートが適合バーストより小さくなる場合に実行されるアクション。

                                  • pir:最大情報レート。

                                • cir:認定情報レート。

                                  • target_bit_rate:ターゲット ビット レート(8000 ~ 10000000000)。

                                  • percent:CIR のインターフェイス帯域幅の割合。

                                • rate:ポリシング レート、階層型ポリシーの PCR、またはシングルレベルの ATM 4.0 ポリサー ポリシーの SCR を指定します。

                                  • target_bit_rate:ターゲット ビット レート(8000 ~ 10000000000)。

                                  • percent:レートのインターフェイス帯域幅の割合。

                                次の police conform-action transmit exceed-action サブコマンド オプションを使用できます。

                                • drop:パケットをドロップします。

                                • set-cos-transmit:CoS 値を設定して送信します。

                                • set-dscp-transmit:DSCP 値を設定して送信します。

                                • set-prec-transmit:パケットの precedence を書き換えて送信します。

                                • transmit:パケットを送信します。

                                (注)     

                                ポリサー ベースのマークダウン アクションは、テーブル マップを使用する場合のみサポートされます。 コントローラ内の各マーキング フィールドでは、1 つのマークダウン テーブル マップだけが許可されます。

                                 

                                ステップ 5end


                                例:
                                Controller(config-pmap-c)# end
                                Controller#
                                
                                
                                 

                                設定変更を保存します。

                                 

                                ステップ 6show policy-map


                                例:
                                Controller# show policy-map
                                
                                
                                 

                                (任意)すべてのサービス ポリシーに設定されたすべてのクラスに関するポリシー設定情報を表示します。

                                 

                                次の作業

                                ネットワークの QoS 用の追加のポリシー マップを設定します。 ポリシー マップを作成したら、service-policy コマンドを使用してトラフィック ポリシーをインターフェイスに付加します。

                                プライオリティの設定

                                この手順は、コントローラでプライオリティを設定する方法を示します。

                                コントローラでは、指定されたキューにプライオリティを与えることができます。 使用可能な 2 つのプライオリティ レベルがあります(1 および 2)。

                                (注)  


                                音声とビデオに対応するキューには、プライオリティ レベル 1 を割り当てます。


                                はじめる前に

                                この手順を開始する前にプライオリティのクラス マップを作成する必要があります。

                                手順の概要

                                  1.    configure terminal

                                  2.    policy-map policy name

                                  3.    class class name

                                  4.    priority [Kb/s [burst_in_bytes] | level level_value [Kb/s [burst_in_bytes] | percent percentage [burst_in_bytes] ] | percent percentage [burst_in_bytes] ]

                                  5.    end

                                  6.    show policy-map


                                手順の詳細
                                   コマンドまたはアクション目的
                                  ステップ 1configure terminal


                                  例:
                                  
                                  Controller# configure terminal
                                  
                                  
                                   

                                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                   
                                  ステップ 2policy-map policy name


                                  例:
                                  Controller(config)# policy-map policy_priority01
                                  Controller(config-pmap)#
                                  
                                  
                                   

                                  ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                                  1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

                                   

                                  ステップ 3class class name


                                  例:
                                  Controller(config-pmap)# class class_priority01
                                  Controller(config-pmap-c)#
                                  
                                  
                                   

                                  ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

                                  • word:クラス マップ名。

                                  • class-default:未分類のパケットを照合する、システム デフォルト クラス。

                                   
                                  ステップ 4priority [Kb/s [burst_in_bytes] | level level_value [Kb/s [burst_in_bytes] | percent percentage [burst_in_bytes] ] | percent percentage [burst_in_bytes] ]


                                  例:
                                  Controller(config-pmap-c)# priority level 1
                                  Controller(config-pmap-c)# 
                                  
                                  
                                   

                                  priority コマンドは、クラスに完全スケジューリング プライオリティを割り当てます。

                                  コマンド オプションは次のとおりです。

                                  • Kb/s:kbps を指定します(1 ~ 2000000)。

                                    • burst_in_bytes:バイトでバーストを指定します(32 ~ 2000000)。

                                  • level level_value:マルチレベル(1 ~ 2)のプライオリティ キューを指定します。

                                    • Kb/s:kbps を指定します(1 ~ 2000000)。

                                      • burst_in_bytes:バイトでバーストを指定します(32 ~ 2000000)。

                                    • percent:総帯域幅の割合。

                                      • burst_in_bytes:バイトでバーストを指定します(32 ~ 2000000)。

                                  • percent:総帯域幅の割合。

                                    • burst_in_bytes:バイトでバーストを指定します(32 ~ 2000000)。

                                  (注)     

                                  プライオリティ レベル 1 はプライオリティ レベル 2 より重要です。 プライオリティ レベル 1 は、 QoS に最初に処理される帯域幅を予約するため、遅延は非常に低くなります。 プライオリティ レベル 1 と 2 はどちらも帯域幅を予約します。

                                   

                                  ステップ 5end


                                  例:
                                  Controller(config-pmap-c)# end
                                  Controller#
                                  
                                  
                                   

                                  設定変更を保存します。

                                   

                                  ステップ 6show policy-map


                                  例:
                                  Controller# show policy-map
                                  
                                  
                                   

                                  (任意)すべてのサービス ポリシーに設定されたすべてのクラスに関するポリシー設定情報を表示します。

                                   

                                  次の作業

                                  ネットワークの QoS 用の追加のポリシー マップを設定します。 ポリシー マップを作成したら、service-policy コマンドを使用してトラフィック ポリシーをインターフェイスに付加します。

                                  関連コンセプト

                                  キューとシェーピングの設定

                                  出力キューの特性の設定

                                  ネットワークおよび QoS ソリューションの複雑さによっては、この項の手順をすべて実行する必要があります。 次の特性を決定する必要があります。

                                  • DSCP、CoS、または QoS グループ値によって各キューおよびしきい値 ID にマッピングされるパケット

                                  • キューに適用されるドロップ割合のしきい値と、トラフィック タイプで必要な予約メモリと最大メモリ

                                  • キューに割り当てる固定バッファ スペース

                                  • ポートの帯域幅に関するレート制限の必要性

                                  • 出力キューの処理頻度、および使用する技術(シェーピング、共有、または両方)


                                  (注)  


                                  出力キューはコントローラでのみ設定できます。

                                  キュー バッファの設定

                                  コントローラを使用すると、キューにバッファを割り当てることができます。 バッファが割り当てられていない場合は、すべてのキューに対して均等に分割されます。 queue-buffer ratio を使用して、特定の比率で分割できます。 デフォルトで DTS(Dynamic Threshold and Scaling)はすべてのキューでアクティブになるため、これらはソフト バッファになります。


                                  (注)  


                                  queue-buffer ratio は有線ポートとワイヤレス ポートの両方でサポートされますが、queue-buffer ratio は queue-limit とともに設定することはできません。


                                  はじめる前に

                                  次は、この手順の前提条件です。

                                  • この手順を開始する前にキュー バッファ用のクラス マップを作成する必要があります。

                                  • キュー バッファを設定する前に、ポリシー マップの帯域幅、シェーピング、またはプライオリティを設定する必要があります。

                                  手順の概要

                                    1.    configure terminal

                                    2.    policy-map policy name

                                    3.    class class name

                                    4.    bandwidth {Kb/s | percent percentage | remaining { ratio ratio value }}

                                    5.    queue-buffers {ratio ratio value}

                                    6.    end

                                    7.    show policy-map


                                  手順の詳細
                                     コマンドまたはアクション目的
                                    ステップ 1configure terminal


                                    例:
                                    
                                    Controller# configure terminal
                                    
                                    
                                     

                                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 2policy-map policy name


                                    例:
                                    Controller(config)# policy-map policy_queuebuffer01
                                    Controller(config-pmap)#
                                    
                                    
                                     

                                    ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                                    1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

                                     

                                    ステップ 3class class name


                                    例:
                                    Controller(config-pmap)# class class_queuebuffer01
                                    Controller(config-pmap-c)#
                                    
                                    
                                     

                                    ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

                                    • word:クラス マップ名。

                                    • class-default:未分類のパケットを照合する、システム デフォルト クラス。

                                     

                                    ステップ 4bandwidth {Kb/s | percent percentage | remaining { ratio ratio value }}


                                    例:
                                    Controller(config-pmap-c)# bandwidth percent 80
                                    Controller(config-pmap-c)#
                                    
                                    
                                     

                                    ポリシー マップの帯域幅を設定します。 コマンド パラメータは次のとおりです。

                                    • Kb/s:特定の値を設定するには、このコマンドを使用します。 範囲は 20000 ~ 10000000 です。

                                    • percent:割合を使用して特定のクラスに最小帯域幅を割り当てます。 キューは、他のキューが全体のポート帯域幅を使用しない場合は、帯域幅をオーバーサブスクライブすることができます。 合計は 100 % を超えることはできません。100 % 未満の場合、帯域幅の残りは、すべての帯域幅キュー上に均等に分割されます。

                                    • remaining:特定のクラスに最小帯域幅を割り当てます。 キューは、他のキューが全体のポート帯域幅を使用しない場合は、帯域幅をオーバーサブスクライブすることができます。 合計は 100 % を超えることはできません。 このコマンドは、ポリシー内の特定のキューに対して priority コマンドが使用されている場合に使用します。 各キューには、割合ではなく比率を割り当てることもできます。キューにはそれらの比率に従って特定の重みが割り当てられます。 比率は 0 ~ 100 の範囲で指定できます。 この場合のポリシーの全帯域幅での比率の割り当ては、100 を超えることができます。
                                    (注)     

                                    ポリシー マップで帯域幅タイプを混在させることはできません。

                                     

                                    ステップ 5queue-buffers {ratio ratio value}


                                    例:
                                    Controller(config-pmap-c)# queue-buffers ratio 10
                                    Controller(config-pmap-c)# 
                                    
                                    
                                     

                                    キューの相対的なバッファ サイズを設定します。

                                    (注)      ポリシーに設定されているすべてのバッファの合計が 100 % 以下である必要があります。 未割り当てバッファは、残りのキューに均等に分散されます。

                                     

                                    ステップ 6end


                                    例:
                                    Controller(config-pmap-c)# end
                                    Controller#
                                    
                                    
                                     

                                    設定変更を保存します。

                                     

                                    ステップ 7show policy-map


                                    例:
                                    Controller# show policy-map
                                    
                                    
                                     

                                    (任意)すべてのサービス ポリシーに設定されたすべてのクラスに関するポリシー設定情報を表示します。

                                     

                                    次の作業

                                    ネットワークの QoS 用の追加のポリシー マップを設定します。 ポリシー マップを作成したら、service-policy コマンドを使用してトラフィック ポリシーをインターフェイスに付加します。

                                    キュー制限の設定

                                    重み付けテール ドロップ(WTD)を設定するためにキュー制限を使用します。 WTD を使用すると、キューごとに複数のしきい値を設定できます。 各サービス クラスが異なるしきい値でドロップされて QoS 差別化が実現されます。 コントローラによって、3 つの明示的にプログラム可能なしきい値クラスとして各キューに 0、1、2 を指定できます。 したがって、キューごとに各パケットのキューイング/ドロップの決定は、フレーム ヘッダーの DSCP、CoS、または QoS グループ フィールドに指定されたパケットしきい値クラスの割り当てによって決定されます。

                                    WTD では柔軟な制限が使用されるため、最大 400 %(共通プールで予約されるバッファの最大 4 倍)のキュー制限を設定できます。 この柔軟な制限は、他の機能に影響することなく、共通プールのオーバーランを防止します。


                                    (注)  


                                    キュー制限は、有線ポートのコントローラの出力キューでのみ設定できます。
                                    はじめる前に

                                    次は、この手順の前提条件です。

                                    • この手順を開始する前に、キュー制限を使用するクラス マップを作成する必要があります。

                                    • キュー制限を設定する前に、ポリシー マップの帯域幅、シェーピング、またはプライオリティを設定する必要があります。

                                    手順の概要

                                      1.    configure terminal

                                      2.    policy-map policy name

                                      3.    class class name

                                      4.    bandwidth {Kb/s | percent percentage | remaining { ratio ratio value }}

                                      5.    queue-limit {packets packets | cos {cos value { maximum threshold value | percent percentage } | values {cos value | percent percentage } } | dscp {dscp value {maximum threshold value | percent percentage} | match packet {maximum threshold value | percent percentage} | default {maximum threshold value | percent percentage} | ef {maximum threshold value | percent percentage} | dscp values dscp value} | percent percentage }}

                                      6.    end

                                      7.    show policy-map


                                    手順の詳細
                                       コマンドまたはアクション目的
                                      ステップ 1configure terminal


                                      例:
                                      
                                      Controller# configure terminal
                                      
                                      
                                       

                                      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 2policy-map policy name


                                      例:
                                      Controller(config)# policy-map policy_queuelimit01
                                      Controller(config-pmap)#
                                      
                                      
                                       

                                      ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                                      1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

                                       

                                      ステップ 3class class name


                                      例:
                                      Controller(config-pmap)# class class_queuelimit01
                                      Controller(config-pmap-c)#
                                      
                                      
                                       

                                      ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

                                      • word:クラス マップ名。

                                      • class-default:未分類のパケットを照合する、システム デフォルト クラス。

                                       
                                      ステップ 4bandwidth {Kb/s | percent percentage | remaining { ratio ratio value }}


                                      例:
                                      Controller(config-pmap-c)# bandwidth 500000
                                      Controller(config-pmap-c)#
                                      
                                      
                                       

                                      ポリシー マップの帯域幅を設定します。 パラメータは次のとおりです。

                                      • Kb/s:特定の値を設定するには、このコマンドを使用します。 範囲は 20000 ~ 10000000 です。

                                      • percent:特定のクラスに最小帯域幅を割り当てます。 キューは、他のキューが全体のポート帯域幅を使用しない場合は、帯域幅をオーバーサブスクライブすることができます。 合計は 100 % を超えることはできません。100 % 未満の場合、帯域幅の残りは、すべての帯域幅キュー上に均等に分割されます。

                                      • remaining:特定のクラスに最小帯域幅を割り当てます。 キューは、他のキューが全体のポート帯域幅を使用しない場合は、帯域幅をオーバーサブスクライブすることができます。 合計は 100 % を超えることはできません。 このコマンドは、ポリシー内の特定のキューに対して priority コマンドが使用されている場合に使用します。 各キューには、割合ではなく比率を割り当てることもできます。キューにはそれらの比率に従って特定の重みが割り当てられます。 比率は 0 ~ 100 の範囲で指定できます。 この場合のポリシーの全帯域幅での比率の割り当ては、100 を超えることができます。
                                      (注)     

                                      ポリシー マップで帯域幅タイプを混在させることはできません。

                                       

                                      ステップ 5queue-limit {packets packets | cos {cos value { maximum threshold value | percent percentage } | values {cos value | percent percentage } } | dscp {dscp value {maximum threshold value | percent percentage} | match packet {maximum threshold value | percent percentage} | default {maximum threshold value | percent percentage} | ef {maximum threshold value | percent percentage} | dscp values dscp value} | percent percentage }}


                                      例:
                                      Controller(config-pmap-c)# queue-limit dscp 3 percent 20
                                      Controller(config-pmap-c)# queue-limit dscp 4 percent 30
                                      Controller(config-pmap-c)# queue-limit dscp 5 percent 40
                                      
                                      
                                       

                                      キュー制限のしきい値の割合を設定します。

                                      すべてのキューで、3 つのしきい値(0、1、2)があり、それぞれのしきい値についてデフォルト値があります。 デフォルトまたはその他のキュー制限しきい値設定を変更するには、このコマンドを使用します。 たとえば、DSCP 3、4、および 5 のパケットが設定した特定のキューに送信される場合、このコマンドは、この 3 つの DSCP 値のしきい値パーセンテージを設定できます。 キュー制限しきい値に関する詳細については、重み付けテール ドロップを参照してください。

                                      (注)     

                                      コントローラは絶対キュー制限の割合をサポートしません。 コントローラは、dscp または cos キュー制限の割合だけをサポートします。

                                       

                                      ステップ 6end


                                      例:
                                      Controller(config-pmap-c)# end
                                      Controller#
                                      
                                      
                                       

                                      設定変更を保存します。

                                       

                                      ステップ 7show policy-map


                                      例:
                                      Controller# show policy-map
                                      
                                      
                                       

                                      (任意)すべてのサービス ポリシーに設定されたすべてのクラスに関するポリシー設定情報を表示します。

                                       

                                      次の作業

                                      ネットワークの QoS 用の追加ポリシー マップを設定します。 ポリシー マップを作成したら、service-policy コマンドを使用して、インターフェイスにトラフィック ポリシーを付加します。

                                      関連コンセプト

                                      シェーピングの設定

                                      特定のクラスのシェーピング(最大帯域幅)を設定するには、shape コマンドを使用します。 ポートに残っている追加帯域幅があっても、キューの帯域幅はこの値に制限されます。 シェーピングは平均の割合で、または bps のシェーピングの平均値で設定できます。

                                      はじめる前に

                                      この手順を開始する前に、シェーピングのクラス マップを作成する必要があります。

                                      手順の概要

                                        1.    configure terminal

                                        2.    policy-map policy name

                                        3.    class class name

                                        4.    shape average {target bit rate | percent percentage}

                                        5.    end

                                        6.    show policy-map


                                      手順の詳細
                                         コマンドまたはアクション目的
                                        ステップ 1configure terminal


                                        例:
                                        
                                        Controller# configure terminal
                                        
                                        
                                         

                                        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                         
                                        ステップ 2policy-map policy name


                                        例:
                                        Controller(config)# policy-map policy_shaping01
                                        Controller(config-pmap)#
                                        
                                        
                                         

                                        ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

                                        1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。

                                         

                                        ステップ 3class class name


                                        例:
                                        Controller(config-pmap)# class class_shaping01
                                        Controller(config-pmap-c)#
                                        
                                        
                                         

                                        ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。 ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 ポリシー クラス マップ コンフィギュレーション モードには、次のコマンド オプションが含まれます。

                                        • word:クラス マップ名。

                                        • class-default:未分類のパケットを照合する、システム デフォルト クラス。

                                         
                                        ステップ 4shape average {target bit rate | percent percentage}


                                        例:
                                        Controller(config-pmap-c)# shape average percent 50
                                        Controller(config-pmap-c)#
                                        
                                        
                                         

                                        平均シェーピング レートを設定します。 ターゲット ビット レート(bps)または認定情報レート(CIR)のインターフェイス帯域幅の割合の平均シェーピング レートを設定できます。

                                        (注)      出力 class-default SSID ポリシーの場合、平均シェーピング レートを設定した後にキュー バッファの割合を 0 に設定する必要があります。

                                         

                                        ステップ 5end


                                        例:
                                        Controller(config-pmap-c)# end
                                        Controller#
                                        
                                        
                                         

                                        設定変更を保存します。

                                         

                                        ステップ 6show policy-map


                                        例:
                                        Controller# show policy-map
                                        
                                        
                                         

                                        (任意)すべてのサービス ポリシーに設定されたすべてのクラスに関するポリシー設定情報を表示します。

                                         

                                        次の作業

                                        ネットワークの QoS 用の追加のポリシー マップを設定します。 ポリシー マップを作成したら、service-policy コマンドを使用してトラフィック ポリシーをインターフェイスに付加します。

                                        貴金属ポリシーの設定

                                        WLAN 単位で貴金属 QoS ポリシーを設定できます。
                                        手順の概要

                                          1.    configure terminal

                                          2.    wlan wlan-name

                                          3.    service-policy {input | output} policy-name

                                          4.    end

                                          5.    show wlan {wlan-id | wlan-name}


                                        手順の詳細
                                           コマンドまたはアクション目的
                                          ステップ 1 configure terminal


                                          例:
                                          Controller# configure terminal
                                           

                                          グローバル コマンド モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 2wlan wlan-name


                                          例:
                                          Controllerwlan test4
                                           

                                          WLAN コンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                           
                                          ステップ 3service-policy {input | output} policy-name


                                          例:
                                          Controller(config-wlan)# service-policy output platinum
                                          


                                          例:
                                          Controller(config-wlan)# service-policy input platinum-up
                                          
                                           

                                          QoS ポリシーで WLAN を設定します。 貴金属ポリシーで WLAN を設定するには、次のキーワードの 1 つを入力する必要があります。platinumgoldsilver、または bronze。 例に示すように、アップストリーム ポリシーは platinum-up キーワードで指定されます。

                                          (注)     

                                          アップストリーム ポリシーは、ダウンストリーム ポリシーと異なります。 アップストリーム ポリシーには -up サフィックスがあります。

                                           
                                          ステップ 4end


                                          例:
                                          Controller(config)# end
                                           

                                          特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

                                           
                                          ステップ 5show wlan {wlan-id | wlan-name}


                                          例:
                                          Controller# show wlan name qos-wlan
                                           
                                          WLAN の設定済み QoS ポリシーを検証します。
                                          Controller# show wlan name qos-wlan
                                          . . . 
                                          . . . 
                                          . . . 
                                          
                                          QoS Service Policy - Input
                                            Policy Name                                  : platinum-up
                                            Policy State                                 : Validated
                                          QoS Service Policy - Output
                                            Policy Name                                  : platinum
                                            Policy State                                 : Validated
                                          . . . 
                                          
                                          . . . 

                                           

                                          マルチキャスト トラフィックの Qos ポリシーの設定

                                          はじめる前に

                                          次に、マルチキャスト トラフィックの QoS ポリシーを設定するための前提条件を示します。

                                          • マルチキャスト サービス ポリシーが設定されている必要があります。

                                          • ポリシーを適用する前にマルチキャスト - マルチキャスト モードをイネーブルにします。

                                          手順の概要

                                            1.    configure terminal

                                            2.    ap capwap multicast service-policy output service-policy-name

                                            3.    end


                                          手順の詳細
                                             コマンドまたはアクション目的
                                            ステップ 1 configure terminal


                                            例:
                                            Controller# configure terminal
                                             

                                            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 2 ap capwap multicast service-policy output service-policy-name


                                            例:
                                            Controller(config)#ap capwap multicast service-policy output service-policy-mcast
                                             

                                            設定されたマルチキャスト ポリシーを適用します。

                                             
                                            ステップ 3end


                                            例:
                                            Controller(config)# end
                                             

                                            特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。

                                             

                                            ポート ポリシーの設定(GUI)


                                              ステップ 1   [Configuration] > [Wireless] の順に選択します。
                                              ステップ 2   左側のペインをクリックして [QoS] ノードを拡大し、[QOS-Policy] を選択します。

                                              [QOS-Policy] ページが表示されます。

                                              ステップ 3   [Add New] をクリックして、新しい QoS ポリシーを作成します。

                                              [Create QoS Policy] ページが表示されます。

                                              ステップ 4   [Policy Type] ドロップダウン メニューから [Port] を選択します。
                                              ステップ 5   [Policy Name] テキスト フィールドにポリシー名を入力します。
                                              ステップ 6   [Description] フィールドに、作成するポリシーの説明を指定します。
                                              ステップ 7   Enable Voice および Enable Video パラメータをイネーブルにして、ポート ポリシーの音声またはビデオの優先順位を設定します。
                                              (注)     

                                              ポート ポリシーをインターフェイスに付加する必要があります。 デフォルト値が推奨されます。

                                              ステップ 8   [Add] をクリックして、ポリシーを追加します。

                                              次の作業

                                              インターフェイスにポート ポリシーを割り当てます。

                                              ポート ポリシーの適用または変更(GUI)


                                                ステップ 1   [Configuration] > [Controller] > [System] > [Interfaces] > [Port Summary] の順に選択します。

                                                [Port Configuration] ページが表示されます。

                                                ステップ 2   [Interface Name] カラムからポート ポリシーを設定するインターフェイスを選択します。
                                                ステップ 3   [Assign Policy] ドロップダウン リストからポリシーを選択して、[QoS Port Policy] を適用または変更します。

                                                [Existing Policy] フィールドは、現在割り当てられているポリシーを表示します。

                                                (注)      チャネル グループのすべてのインターフェイスを同じポート ポリシーに割り当てる必要があります。
                                                ステップ 4   [Apply] をクリックします。

                                                WLAN での QoS ポリシーの適用(GUI)


                                                  ステップ 1   Choose [Configuration] > [Wireless] を選択します。
                                                  ステップ 2   WLAN ノードを左側のペインをクリックして拡大し、[WLANs] を選択します。

                                                  [WLANs] ページが表示されます。

                                                  ステップ 3   WLAN の [Profile] をクリックして QoS ポリシーを設定する WLAN を選択します。
                                                  ステップ 4   WLAN で QoS ポリシーを設定するには、[QoS] タブをクリックします。

                                                  WLAN に対する貴金属ポリシーも設定できます。

                                                  次のオプションを使用できます。

                                                  パラメータ 説明
                                                  QoS SSID Policy

                                                  出力ポリシー

                                                  QoS ダウンストリーム ポリシーの設定。

                                                  [Existing Policy] 列には、現在適用されているポリシーが表示されます。 既存のポリシーを変更するには、[Assign Policy] 列のドロップダウン リストからポリシーを選択します。

                                                  ポリシーを選択しない場合は、「NONE」と表示されます。

                                                  入力ポリシー

                                                  QoS アップストリーム ポリシー設定。

                                                  [Existing Policy] 列には、現在適用されているポリシーが表示されます。 既存のポリシーを変更するには、[Assign Policy] 列のドロップダウン リストからポリシーを選択します。

                                                  ポリシーを選択しない場合は、「NONE」と表示されます。

                                                  QoS Client Policy

                                                  出力ポリシー

                                                  QoS ダウンストリーム ポリシーの設定。

                                                  [Existing Policy] 列には、現在適用されているポリシーが表示されます。 既存のポリシーを変更するには、[Assign Policy] 列のドロップダウン リストからポリシーを選択します。

                                                  ポリシーを選択しない場合は、「NONE」と表示されます。

                                                  入力ポリシー

                                                  QoS アップストリーム ポリシー設定。

                                                  [Existing Policy] 列には、現在適用されているポリシーが表示されます。 既存のポリシーを変更するには、[Assign Policy] 列のドロップダウン リストからポリシーを選択します。

                                                  ポリシーを選択しない場合は、「NONE」と表示されます。

                                                  WMM

                                                  WMM Policy

                                                  WMM ポリシー。 このパラメータには、次のような値があります。
                                                  • Disabled:この WMM ポリシーをディセーブルにします。

                                                  • Allowed:クライアントがこの WLAN で通信できます。

                                                  • Required:WLAN との通信を可能にする WMM 機能がクライアントに存在することが必須であることを確認します。

                                                  ステップ 5   [Apply] をクリックします。

                                                  関連コンセプト

                                                  QoS のモニタリング

                                                  コントローラでの QoS のモニタリングには、次のコマンドを使用できます。

                                                  表 13 QoS のモニタリング

                                                  コマンド

                                                  説明

                                                  show class-map [class_map_name]

                                                  設定されているすべてのクラス マップのリストを表示します。

                                                  show class-map type control subscriber detail

                                                  制御クラス マップと統計情報が表示されます。

                                                  show policy-map [policy_map_name]

                                                  設定されているすべてのポリシー マップのリストが表示されます。 コマンド パラメータは次のとおりです。

                                                  • policy map name

                                                  • interface

                                                  • session

                                                  show policy-map interface { Auto-template | Capwap | GigabitEthernet | GroupVI | InternalInterface | Loopback | Lspvif | | Null | Port-channel | TenGigabitEthernet | Tunnel | Vlan | brief | class | input | output | wireless }

                                                  コントローラで設定されているすべてのポリシーのランタイムと統計情報が表示されます。 コマンド パラメータは次のとおりです。

                                                  • Auto-template:Auto-Template インターフェイス

                                                  • Capwap:CAPWAP トンネル インターフェイス

                                                  • GigabitEthernet:ギガビット イーサネット IEEE.802.3z

                                                  • GroupVI:グループ仮想インターフェイス

                                                  • InternalInterface:内部インターフェイス

                                                  • Loopback:ループバック インターフェイス

                                                  • Lspvif:LSP の仮想インターフェイス

                                                  • Null:ヌル インターフェイス

                                                  • Port-channel:インターフェイスのイーサネット チャネル

                                                  • TenGigabitEthernet:10 ギガビット イーサネット

                                                  • Tunnel:トンネル インターフェイス

                                                  • Vlan:Catalyst VLAN

                                                  • brief:ポリシー マップの簡単な説明

                                                  • class:個々のクラスの統計情報の表示

                                                  • input:入力ポリシー

                                                  • output:出力ポリシー

                                                  • Wireless:ワイヤレス

                                                  show policy-map interface wireless ap [access point]

                                                  コントローラのすべてのワイヤレス AP のランタイムと統計情報が表示されます。

                                                  show policy-map interface wireless ssid [ssid]

                                                  コントローラのすべての SSID ターゲットのランタイムと統計情報が表示されます。

                                                  show policy-map interface wireless client mac [mac_address]

                                                  コントローラのすべてのクライアント ターゲットのランタイムと統計情報が表示されます。

                                                  show policy-map session [ input | output | uid UUID ]

                                                  セッションの QoS ポリシーを示します。 コマンド パラメータは次のとおりです。

                                                  • input:入力ポリシー

                                                  • output:出力ポリシー

                                                  • uid:SSS 固有の ID に基づくポリシー

                                                  show policy-map type control subscriber { all | name }

                                                  QoS タイプのポリシー マップを示します。

                                                  show table-map

                                                  すべてのテーブル マップと設定を表示します。

                                                  show policy-map interface wireless ssid name ssid-name [radio type {24ghz | 5ghz} ap name ap-name | ap name ap-name]

                                                  アクセス ポイントの SSID ポリシー設定を表示します。

                                                  show wireless client mac-address mac_address service-policy {input | output}

                                                  クライアント ポリシーの詳細を表示します。

                                                  show wlan qos service-policies

                                                  すべての WLAN に設定された SSID ポリシーを表示します。

                                                  show ap name ap_name service-policy

                                                  AP 上に設定されているポリシーをすべて表示します。

                                                  SSID およびクライアント ポリシーの統計情報の監視(GUI)

                                                  統計情報は、ワイヤレス ターゲットの入力ポリシー(最大 5 クラス)でのみサポートされます。 非常に大規模なポリシーの場合、入力ポリシーの統計情報はコントローラに表示されません。 統計情報の頻度は、アクセス ポイントに関連付けられているクライアントの数によって異なります。

                                                  統計情報の種類 方法 詳細
                                                  SSID ポリシー

                                                  [Monitor] > [Controller] > [Statistics] > [QoS] の順に選択します。

                                                  [QoS] ページには、SSID ポリシー、無線の種類、および AP の一覧が表示されます。

                                                  SSID ポリシー、無線、およびアクセス ポイントをドロップダウン リストから選択し、[Apply] をクリックして、選択された SSID ポリシーの統計情報を表示します。

                                                  一致基準、確認済みバイト数、適合レート、超過レートなどの詳細を表示できます。

                                                  クライアント ポリシー

                                                  [Monitor] > [Clients] > [Client Details] の順に選択します。

                                                  [Clients] ページには、クライアントの MAC アドレスの一覧、AP、およびその他の項目が表示されます。

                                                  クライアントの MAC アドレスをクリックし、[QoS Statistics] タブをクリックします。

                                                  一致基準、確認済みバイト数、適合レート、超過レートなどの詳細を表示できます。

                                                  QoS の設定例

                                                  例:アクセス コントロール リストによる分類

                                                  この例は、アクセス コントロール リスト(ACL)を使用して QoS のパケットを分類する方法を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# access-list 101 permit ip host 12.4.1.1 host 15.2.1.1 
                                                  Controller(config)# class-map acl-101
                                                  Controller(config-cmap)# description match on access-list 101
                                                  Controller(config-cmap)# match access-group 101
                                                  Controller(config-cmap)#
                                                  
                                                  

                                                  ACL を使用してクラスマップを作成した後で、クラスのポリシー マップを作成し、ポリシー マップを QoS のインターフェイスに適用します。

                                                  関連コンセプト

                                                  例:サービス クラス レイヤ 2 の分類

                                                  この例は、サービス クラス レイヤ 2 の分類を使用して QoS に対してパケットを分類する方法を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# class-map cos
                                                  Controller(config-cmap)# match cos ?
                                                    <0-7>  Enter up to 4 class-of-service values separated by white-spaces
                                                  Controller(config-cmap)# match cos 3 4 5
                                                  Controller(config-cmap)#
                                                  
                                                  

                                                  CoS レイヤ 2 の分類を使用してクラス マップを作成したら、そのクラスのポリシー マップを作成し、QoS のインターフェイスにポリシー マップを適用します。

                                                  例:サービス クラス DSCP の分類

                                                  この例は、サービス クラス DSCP の分類を使用して、QoS に対してパケットを分類する方法を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# class-map dscp
                                                  Controller(config-cmap)# match dscp af21 af22 af23 
                                                  Controller(config-cmap)#
                                                  
                                                  

                                                  DSCP 分類を使用してクラス マップを作成したら、クラスのポリシー マップを作成し、QoS のインターフェイスにポリシー マップを適用します。

                                                  例:VLAN ID レイヤ 2 の分類

                                                  この例は、VLAN ID レイヤ 2 の分類を使用して QoS に分類する方法を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# class-map vlan-120
                                                  Controller(config-cmap)# match vlan ?
                                                    <1-4095>  VLAN id
                                                  Controller(config-cmap)# match vlan 120
                                                  Controller(config-cmap)#
                                                  
                                                  

                                                  VLAN レイヤ 2 の分類を使用してクラス マップを作成したら、クラスのポリシー マップを作成し、QoS のインターフェイスにポリシー マップを適用します。

                                                  例:DSCP 値または precedence 値による分類

                                                  この例は、DSCP 値または precedence 値を使用してパケットを分類する方法を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# class-map prec2
                                                  Controller(config-cmap)# description matching precedence 2 packets
                                                  Controller(config-cmap)# match ip precedence 2 
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  Controller(config)# class-map ef 
                                                  Controller(config-cmap)# description EF traffic
                                                  Controller(config-cmap)# match ip dscp ef
                                                  Controller(config-cmap)#
                                                  
                                                  

                                                  DSCP 値または precedence 値を使用してクラス マップを作成したら、クラスのポリシー マップを作成し、QoS のインターフェイスにポリシー マップを適用します。

                                                  例:階層型分類

                                                  次の例は、child という名前の別のクラスに一致する parent という名前のクラスが作成される、階層型分類を示しています。 child という名前のクラスは、2 に設定された IP precedence に基づいて照合されます。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# class-map child
                                                  Controller(config-cmap)# match ip precedence 2
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  Controller(config)# class-map parent
                                                  Controller(config-cmap)# match class child
                                                  Controller(config-cmap)#
                                                  
                                                  

                                                  親クラス マップを作成したら、クラスのポリシー マップを作成し、QoS のインターフェイスにポリシー マップを適用します。

                                                  関連コンセプト

                                                  例:階層型ポリシーの設定

                                                  次の例は、階層型ポリシーを使用した設定を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# class-map c1
                                                  Controller(config-cmap)# match dscp 30
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# class-map c2
                                                  Controller(config-cmap)# match precedence 4
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# class-map c3
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# policy-map child
                                                  Controller(config-pmap)# class c1
                                                  Controller(config-pmap-c)# priority level 1
                                                  Controller(config-pmap-c)# police rate percent 20 conform-action transmit exceed action drop 
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# exit
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  Controller(config-pmap)# class c2
                                                  Controller(config-pmap-c)# bandwidth 20000
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                  Controller(config-pmap)# class class-default
                                                  Controller(config-pmap-c)# bandwidth 20000
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                  Controller(config-pmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# policy-map parent
                                                  Controller(config-pmap)# class class-default
                                                  Controller(config-pmap-c)# shape average 1000000
                                                  Controller(config-pmap-c)# service-policy child
                                                  Controller(config-pmap-c)# end
                                                  
                                                  
                                                  次の例は、テーブル マップを使用した階層型ポリシーを示しています。
                                                  Controller(config)# table-map dscp2dscp
                                                   Controller(config-tablemap)# default copy
                                                  Controller(config)# table-map dscp2up
                                                  Controller(config-tablemap)# map from 46 to 6
                                                  Controller(config-tablemap)# map from 34 to 5
                                                  Controller(config-tablemap)# default copy
                                                  Controller(config)# policy-map ssid_child_policy
                                                  Controller(config-pmap)# class voice
                                                  Controller(config-pmap-c)# priority level 1
                                                  Controller(config-pmap-c)# police 15000000
                                                  Controller(config-pmap)# class video
                                                  Controller(config-pmap-c)# priority level 2
                                                  Controller(config-pmap-c)# police 10000000
                                                  Controller(config)# policy-map ssid_policy
                                                  Controller(config-pmap)# class class-default
                                                  Controller(config-pmap-c)# shape average 30000000
                                                  Controller(config-pmap-c)# queue-buffer ratio 0
                                                  Controller(config-pmap-c)# set dscp dscp table dscp2dscp
                                                  Controller(config-pmap-c)# service-policy ssid_child_policy
                                                  
                                                  
                                                  関連コンセプト

                                                  例:音声およびビデオの分類

                                                  この例は、コントローラ固有の情報を使用して、音声とビデオのパケット ストリームを分類する方法を示しています。

                                                  この例では、音声とビデオがエンドポイント A からコントローラの GigabitEthernet1/0/1 に送信され、それぞれ precedence 値 5 と 6 を持ちます。 また、音声とビデオは、エンドポイント B からコントローラの GigabitEthernet1/0/2 にそれぞれ DSCP 値 EF と AF11 で送信されます。

                                                  両方のインターフェイスからのすべてのパケットがアップリンク インターフェイスに送信されます。その場合、音声は 100 Mbps にポリシングし、ビデオは 150 Mbps にポリシングする必要があります。

                                                  上記の要件ごとに分類するために、GigabitEthernet1/0/1 で送信される音声パケットに一致するクラスが作成されます。これには、優先順位 5 に一致する voice-interface-1 という名前が付けらます。 同様に、GigabitEthernet1/0/2 の音声パケットに一致する、voice-interface-2 という名前の音声用の別のクラスが作成されます。 これらのクラスは、GigabitEthernet1/0/1 に接続される input-interface-1 と、GigabitEthernet1/0/2 に接続される input-interface-2 という 2 つの別個のポリシーに関連付けられます。 このクラスのアクションは、qos-group に 10 とマーキングすることです。 出力インターフェイスで QoS-group 10 のパケットを照合するために、QoS-group 10 で一致する voice という名前のクラスが作成されます。 これは、output-interface という名前の別のポリシーに関連付けられ、アップリンク インターフェイスに関連付けられます。 ビデオも同じ方法で処理されますが、QoS-group 20 で一致します。

                                                  次の例は、上記のコントローラ固有の情報を使用して分類する方法を示しています。

                                                  Controller(config)#
                                                  Controller(config)# class-map voice-interface-1
                                                  Controller(config-cmap)# match ip precedence 5
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# class-map video-interface-1
                                                  Controller(config-cmap)# match ip precedence 6
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# class-map voice-interface-2
                                                  Controller(config-cmap)# match ip dscp ef
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# class-map video-interface-2
                                                  Controller(config-cmap)# match ip dscp af11
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# policy-map input-interface-1
                                                  Controller(config-pmap)# class voice-interface-1
                                                  Controller(config-pmap-c)# set qos-group 10
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  Controller(config-pmap)# class video-interface-1
                                                  Controller(config-pmap-c)# set qos-group 20
                                                  
                                                  Controller(config-pmap-c)# policy-map input-interface-2
                                                  Controller(config-pmap)# class voice-interface-2
                                                  Controller(config-pmap-c)# set qos-group 10
                                                  Controller(config-pmap-c)# class video-interface-2
                                                  Controller(config-pmap-c)# set qos-group 20
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                  Controller(config-pmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# class-map voice
                                                  Controller(config-cmap)# match qos-group 10
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# class-map video
                                                  Controller(config-cmap)# match qos-group 20
                                                  
                                                  Controller(config)# policy-map output-interface
                                                  Controller(config-pmap)# class voice
                                                  Controller(config-pmap-c)# police 256000 conform-action transmit exceed-action drop
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# exit
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                    
                                                  Controller(config-pmap)# class video
                                                  Controller(config-pmap-c)# police 1024000 conform-action transmit exceed-action drop
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# exit
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  

                                                  例:音声、ビデオ、およびマルチキャスト トラフィックで分類されたワイヤレス QoS ポリシー

                                                  次の例では、音声とビデオのトラフィックの Quality of Service を管理するポートの子ポリシーを作成するテンプレートを示します。

                                                  Policy-map port_child_policy
                                                      Class voice (match dscp ef)
                                                              Priority level 1
                                                              Police  Multicast Policer
                                                      Class video (match dscp af41)
                                                              Priority level 2
                                                              Police  Multicast Policer
                                                      Class mcast-data  (match non-client-nrt)
                                                              Bandwidth remaining ratio <>
                                                      Class class-default  (NRT Data)
                                                              Bandwidth remaining ratio <>
                                                  

                                                  (注)  


                                                  上記の例のマルチキャスト ポリサーはキーワードではありません。 これは設定されたポリシング ポリシーを示しています。


                                                  名前の音声とビデオを使用する 2 つのクラス マップは、46 および 34 の DSCP の割り当てで設定されます。 音声トラフィックにはプライオリティ 1 が割り当てられ、ビデオ トラフィックにはプライオリティ レベル 2 が割り当てられ、Q0 および Q1 を使用して処理されます。 ネットワークがマルチキャスト音声およびビデオ トラフィックを受信すると、マルチキャストのポリサーを設定できます。 非クライアント NRT データおよび NRT データは Q2 および Q3 キューで処理されます。

                                                  例:ダウンストリーム SSID ポリシーの設定

                                                  ダウンストリーム BSSID ポリシーを設定するには、最初にプライオリティ レベルのキューイングでポートの子ポリシーを設定する必要があります。

                                                  ポリシーのタイプ
                                                  ユーザ定義のポートの子ポリシー
                                                  policy-map port_child_policy
                                                     class voice
                                                       priority level 1 20000
                                                  
                                                     class video
                                                       priority level 2 10000
                                                  
                                                     class non-client-nrt-class
                                                       bandwidth remaining ratio 10
                                                  
                                                     class class-default
                                                       bandwidth remaining ratio 15
                                                  
                                                  
                                                  出力(BSSID)ポリシー
                                                  policy-map bssid-policer
                                                     queue-buffer ratio 0
                                                     class class-default
                                                     shape average 30000000
                                                  set dscp dscp table dscp2dscp
                                                  set wlan user-priority dscp table dscp2up  
                                                  service-policy ssid_child_qos
                                                  
                                                  
                                                  SSID の子 QoS ポリシー
                                                  Policy Map ssid-child_qos
                                                      Class voice
                                                        priority level 1
                                                        police cir 5m
                                                        admit cac wmm-tspec 
                                                             UP 6,7  / tells WCM allow ‘voice’ TSPEC\SIP snoop for this ssid
                                                              rate 4000 / must be police rate value is in kbps)
                                                     Class video
                                                        priority level 2
                                                        police cir 60000
                                                  
                                                  

                                                  関連コンセプト

                                                  例:入力 SSID ポリシー

                                                  次に、入力 SSID の階層型ポリシーの例を示します。
                                                  入力 SSID ポリシーの種類
                                                  入力 SSID の階層型ポリシー
                                                  policy-map ssid-child-policy
                                                  class voice  //match dscp 46
                                                  police 3m
                                                  class video //match dscp 34
                                                  police 4m
                                                  policy-map ssid-in-policy
                                                  class class-default
                                                  set dscp wlan user-priority table up2dscp
                                                  service-policy ssid-child-policy
                                                  
                                                  
                                                  policy-map ssid_in_policy
                                                  class dscp-40
                                                  set cos 1
                                                  police 10m
                                                  class up-1
                                                  set dscp 34
                                                  police 12m
                                                  class dscp-10 
                                                  set dscp 20
                                                  police 15m
                                                  class class-default
                                                  set dscp wlan user-priority table up2dscp   
                                                  police 50m 
                                                  
                                                  

                                                  例:クライアント ポリシー

                                                  クライアント ポリシーの種類 例/詳細
                                                  デフォルトの出力クライアント ポリシー すべての着信トラフィックのユーザプライオリティは 0 です。
                                                  (注)     

                                                  デフォルトのクライアント ポリシーは、ACM イネーブルの WMM クライアント上でのみイネーブルにされます。

                                                  ACM がイネーブルにされているかどうかは、show ap dot11 5ghz network コマンドを使用して確認できます。 ACM をイネーブルにするには、ap dot11 5ghz cac voice acm コマンドを使用します。

                                                  Policy-map client-def-down
                                                    class class-default
                                                        set wlan user-priority 0
                                                  
                                                  
                                                  デフォルトの入力クライアント ポリシー ワイヤレス ネットワークから有線ネットワークに送信されるトラフィックは、DSCP 値が 0 に設定されます。
                                                  (注)     

                                                  デフォルトのクライアント ポリシーは、ACM イネーブルの WMM クライアント上でのみイネーブルにされます。

                                                  Policy-map client-def-up
                                                     class class-default
                                                     	set dscp 0
                                                  
                                                  
                                                  設定された QoS レベル属性を使用してクライアントが AAA のプロファイルに認証する際に、自動的に生成され、WMM クライアントに適用されるクライアント ポリシー。
                                                  Policy Map platinum-WMM    
                                                  Class voice-plat     
                                                  	 set wlan user-priority 6   
                                                   Class video-plat      
                                                  	set wlan user-priority 4    
                                                  Class class-default     
                                                  	 set wlan user-priority 0
                                                  
                                                  
                                                  Policy Map gold-WMM    
                                                  Class voice-gold     
                                                  	 set wlan user-priority 4   
                                                   Class video-gold      
                                                  	set wlan user-priority 4    
                                                  Class class-default     
                                                  	 set wlan user-priority 0
                                                  
                                                  
                                                  非 WMM クライアントの貴金属ポリシー
                                                  Policy Map platinum         
                                                  	 set wlan user-priority 6	
                                                  
                                                  

                                                  トラフィックがクラス voice1 と一致し、ユーザ プライオリティが事前定義の値に設定された出力クライアント ポリシー。

                                                  クラスは DSCP または ACL を割り当てるように設定できます。

                                                  Policy Map client1-down
                                                  Class voice1     //match dscp, cos   
                                                  	 set wlan user-priority <>
                                                  Class voice2    //match acl
                                                     set wlan user-priority <>
                                                  Class voice3
                                                     set wlan user-priority <>        
                                                  Class class-default     
                                                  	 set wlan user-priority 0	
                                                  
                                                  
                                                  AAA および TCLAS に基づくクライアント ポリシー
                                                  Policy Map client2-down[ AAA+ TCLAS pol example]
                                                  Class      voice\\match dscp
                                                        police <>
                                                        set <>
                                                  Class class-default
                                                      set <> 
                                                  Class voice1|| voice2 [match acls]
                                                        police <>
                                                        class voice1
                                                          set <>
                                                        class voice2
                                                          set <>
                                                  
                                                  
                                                  出力方向のトラフィック用の音声とビデオのクライアント ポリシー
                                                  Policy Map client3-down
                                                      class voice \\match dscp, cos
                                                            police X
                                                       class video
                                                           police Y
                                                      class class-default 
                                                          police Z	
                                                  
                                                  ポリシングを使用する入力方向のトラフィック用の音声とビデオのクライアント ポリシー
                                                  Policy Map client1-up
                                                      class voice     \\match dscp, up, cos
                                                        police X
                                                      class video
                                                       police Y
                                                    class class-default
                                                      police Z
                                                  
                                                  DSCP に基づく音声とビデオのクライアント ポリシー
                                                  Policy Map client2-up
                                                      class voice     \\match dscp, up, cos
                                                  set dscp <> 
                                                      class video
                                                       set dscp <>
                                                    class class-default
                                                      set dscp <>             
                                                  

                                                  マーキングおよびポリシングを使用したクライアント入力ポリシー

                                                  policy-map client_in_policy
                                                  class dscp-48 //match dscp 48
                                                   set cos 3
                                                   police 2m
                                                  class up-4   //match wlan user-priority 4
                                                   set dscp 10
                                                  police 3m
                                                  class acl   //match acl
                                                   set cos 2
                                                  police 5m
                                                  class class-default
                                                   set dscp 20
                                                  police 15m
                                                  
                                                  
                                                  階層型クライアント入力ポリシー
                                                  policy-map client-child-policy
                                                  class voice  //match dscp 46
                                                  set dscp 40
                                                  police 5m
                                                  class video //match dscp 34
                                                  set dscp 30
                                                  police 7m
                                                  policy-map client-in-policy
                                                  class class-default
                                                  police 15m
                                                  service-policy client-child-policy
                                                  
                                                  
                                                  関連コンセプト

                                                  例:平均レート シェーピングの設定

                                                  次の例は、平均レート シェーピングを設定する方法を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# class-map prec1
                                                  Controller(config-cmap)# description matching precedence 1 packets
                                                  Controller(config-cmap)# match ip precedence 1
                                                  Controller(config-cmap)# end
                                                  
                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# class-map prec2
                                                  Controller(config-cmap)# description matching precedence 2 packets
                                                  Controller(config-cmap)# match ip precedence 2
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# policy-map shaper
                                                  Controller(config-pmap)# class prec1
                                                  Controller(config-pmap-c)# shape average 512000
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  Controller(config-pmap)# policy-map shaper
                                                  Controller(config-pmap)# class prec2
                                                  Controller(config-pmap-c)# shape average 512000
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  Controller(config-pmap)# class class-default
                                                  Controller(config-pmap-c)# shape average 1024000
                                                  
                                                  

                                                  クラス マップ、ポリシー マップ、シェーピング平均を設定したら、QoS のインターフェイスにポリシー マップを適用します。

                                                  関連コンセプト

                                                  例:キュー制限の設定

                                                  次の例は、DSCP 値および割合に基づいて、キュー制限ポリシーを設定する方法を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller#(config)# policy-map port-queue
                                                  Controller#(config-pmap)# class dscp-1-2-3
                                                  Controller#(config-pmap-c)# bandwidth percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 1 percent 80
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 2 percent 90
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 3 percent 100
                                                  Controller#(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  Controller#(config-pmap)# class dscp-4-5-6
                                                  Controller#(config-pmap-c)# bandwidth percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 4 percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 5 percent 30
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 6 percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  Controller#(config-pmap)# class dscp-7-8-9
                                                  Controller#(config-pmap-c)# bandwidth percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 7 percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 8 percent 30
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 9 percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  Controller#(config-pmap)# class dscp-10-11-12
                                                  Controller#(config-pmap-c)# bandwidth percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 10 percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 11 percent 30
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 12 percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  Controller#(config-pmap)# class dscp-13-14-15
                                                  Controller#(config-pmap-c)# bandwidth percent 10
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 13 percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 14 percent 30
                                                  Controller#(config-pmap-c)# queue-limit dscp 15 percent 20
                                                  Controller#(config-pmap-c)# end  
                                                  Controller#     
                                                            
                                                  

                                                  上記のポリシー マップのキュー制限の設定が終了すると、QoS のインターフェイスにポリシー マップを適用することができます。

                                                  関連コンセプト
                                                  関連タスク

                                                  例:キュー バッファの設定

                                                  次の例は、キュー バッファ ポリシーを設定して QoS のインターフェイスに適用する方法を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# policy-map policy1001  
                                                  Controller(config-pmap)# class class1001
                                                  Controller(config-pmap-c)# bandwidth remaining ratio 10
                                                  Controller(config-pmap-c)# queue-buffer ratio ?
                                                    <0-100>  Queue-buffers ratio limit
                                                  Controller(config-pmap-c)# queue-buffer ratio 20
                                                  Controller(config-pmap-c)# end
                                                  
                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# interface gigabitEthernet2/0/3
                                                  Controller(config-if)# service-policy output policy1001
                                                  Controller(config-if)# end
                                                  
                                                  
                                                  

                                                  例:ポリシング アクションの設定

                                                  次の例は、ポリサーに関連付けることができるさまざまなポリシング アクションを示しています。 これらのアクションは、パケット設定の適合、超過、または違反によって実現されます。 トラフィック プロファイルを超過または違反したパケットをドロップ、マーク付け、または送信することができます。

                                                  たとえば、1 つの一般的な導入シナリオでは、エンタープライズ顧客ポリシー トラフィックがネットワークからサービス プロバイダーに送信され、DSCP 値が異なる、適合、超過、および違反パケットをマーキングします。 サービス プロバイダーは、輻輳があると DSCP 値の超過および違反としてマーキングされたパケットをドロップすることができますが、使用可能な帯域幅がある場合は送信することも可能です。


                                                  (注)  


                                                  Layer 2 フィールドには CoS フィールドが含まれるようにマーキングでき、Layer 3 フィールドには precedence および DSCP フィールドが含まれるようにマーキングできます。


                                                  1 つの便利な機能として、複数のアクションとイベントを関連付けることができます。 たとえば、すべての適合パケットについて、precedence ビットと CoS を設定できます。 アクションを設定するサブモードは、ポリシング機能によって配信できます。

                                                  これは、ポリシング アクションの設定例を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# policy-map police
                                                  Controller(config-pmap)# class class-default
                                                  Controller(config-pmap-c)# police cir 1000000 pir 2000000 
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# conform-action transmit
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# exceed-action set-dscp-transmit dscp table exceed-markdown-table
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# violate-action set-dscp-transmit dscp table violate-markdown-table  
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# end
                                                  
                                                  

                                                  この例では、exceed-markdown-table と violate-mark-down-table がテーブル マップです。


                                                  (注)  


                                                  ポリサー ベースのマークダウン アクションは、テーブル マップを使用する場合のみサポートされます。 コントローラの各マーキング フィールドで許可されているマークダウン テーブル マップは 1 つだけです。


                                                  関連タスク

                                                  例:ポリサーの VLAN 設定

                                                  次の例では、VLAN のポリサー設定を表示します。 この設定の最後に、QoS のインターフェイスに VLAN ポリシー マップを適用します。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# class-map vlan100
                                                  Controller(config-cmap)# match vlan 100
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  Controller(config)# policy-map vlan100
                                                  Controller(config-pmap)# policy-map class vlan100
                                                  Controller(config-pmap-c)# police 100000 bc conform-action transmit exceed-action drop
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# end
                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# interface gigabitEthernet1/0/5
                                                  Controller(config-if)#  service-policy input vlan100
                                                  
                                                  
                                                  関連コンセプト

                                                  例:ポリシングの単位

                                                  次の例は、QoS でサポートされるポリシングのさまざまな単位を示しています。 ポリシングの単位はトークン バケットが動作する基盤です。

                                                  次の単位のポリシングがサポートされています。

                                                  • CIR および PIR はビット/秒で指定します。 バースト パラメータはバイト単位で指定します。 これはデフォルトのモードであり、単位が指定されていない場合に使用される単位です。 CIR および PIR は、パーセントでも設定できます。その場合バースト パラメータをミリ秒単位で設定する必要があります。

                                                  • CIR および PIR はパケット/秒で指定します。 この場合、バースト パラメータもパケットで設定されます。

                                                  次の例は、ビット/秒のポリサー設定を示しています。

                                                  Controller(config)# policy-map bps-policer
                                                  Controller(config-pmap)# class class-default
                                                  Controller(config-pmap-c) # police rate 256000 bps burst 1000 bytes 
                                                  conform-action transmit exceed-action drop
                                                  
                                                  

                                                  次の例は、パケット/秒のポリサー設定を示しています。 この設定では、測定単位がパケットであるデュアル レートの 3 カラー ポリサーが設定されます。 バーストおよびピーク バーストはすべてパケットに指定されます。

                                                  Controller(config)# policy-map pps-policer
                                                  Controller(config-pmap)# class class-default
                                                  Controller(config-pmap-c)# police rate 5000 pps burst 100 packets 
                                                  peak-rate 10000 pps peak-burst 200 packets conform-action transmit 
                                                  exceed-action drop violate-action drop
                                                  
                                                  
                                                  関連タスク

                                                  例:シングルレート 2 カラーのポリシング設定

                                                  次の例は、シングルレート 2 カラー ポリサーを設定する方法を示しています。

                                                  Controller(config)# class-map match-any prec1
                                                  Controller(config-cmap)# match ip precedence 1
                                                  Controller(config-cmap)# exit
                                                  Controller(config)# policy-map policer
                                                  Controller(config-pmap)# class prec1
                                                  Controller(config-pmap-c)# police cir 256000 conform-action transmit exceed-action drop 
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# exit
                                                  Controller(config-pmap-c)#
                                                  
                                                  
                                                  関連タスク

                                                  例:デュアルレート 3 カラー ポリシング設定

                                                  次の例は、デュアルレート 3 カラー ポリサーを設定する方法を示しています。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# policy-Map dual-rate-3color-policer
                                                  Controller(config-pmap)# class class-default
                                                  Controller(config-pmap-c)# police cir 64000 bc 2000 pir 128000 be 2000
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# conform-action transmit
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# exceed-action set-dscp-transmit dscp table exceed-markdown-table
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# violate-action set-dscp-transmit dscp table violate-markdown-table
                                                  Controller(config-pmap-c-police)# exit
                                                  Controller(config-pmap-c)#
                                                  
                                                  

                                                  この例では、exceed-markdown-table と violate-mark-down-table がテーブル マップです。


                                                  (注)  


                                                  ポリサー ベースのマークダウン アクションは、テーブル マップを使用する場合のみサポートされます。 コントローラの各マーキング フィールドで許可されているマークダウン テーブル マップは 1 つだけです。


                                                  関連タスク

                                                  例:テーブル マップのマーキング設定

                                                  次のステップと例は、QoS 設定でテーブル マップ マーキングを使用する方法を示しています。

                                                  1. テーブル マップを定義します。

                                                    table-map コマンドを使用してテーブル マップを定義し、値のマッピングを示します。 このテーブルでは、テーブルが使用されるポリシーまたはクラスを認識しません。 テーブル マップのデフォルトのコマンドは、一致する「from」フィールドがない場合に、「to」フィールドにコピーされる値を示します。 この例では、table-map1 というテーブル マップが作成されます。 定義されたマッピングでは、値 0 が 1 に、2 が 3 に変換され、デフォルト値は 4 に設定されます。

                                                    Controller(config)# table-map table-map1
                                                    Controller(config-tablemap)# map from 0 to 1
                                                    Controller(config-tablemap)# map from 2 to 3
                                                    Controller(config-tablemap)# default 4
                                                    Controller(config-tablemap)# exit
                                                    
                                                     
                                                  2. テーブル マップが使用されるポリシー マップを定義します。

                                                    この例では、着信 CoS が table-map1 テーブルで指定されたマッピングに基づいて、DSCP にマッピングされます。 この例では、着信パケットの DSCP が 0 である場合、パケット内の CoS は 1 に設定されます。 テーブル マップ名が指定されていない場合、このコマンドではデフォルトの動作が実行され、値が「from」フィールド(この場合は DSCP)から「to」フィールド(この場合は CoS)にコピーされます。 ただし、CoS が 3 ビット フィールドであっても DSCP は 6 ビット フィールドです。これは、DSCP 内の最初の 3 ビットに CoS がコピーされることを意味します。

                                                    Controller(config)# policy map policy1
                                                    Controller(config-pmap)# class class-default
                                                    Controller(config-pmap-c)# set cos dscp table table-map1
                                                    Controller(config-pmap-c)# exit
                                                    
                                                    
                                                  3. ポリシーをインターフェイスに関連付けます。

                                                    Controller(config)# interface GigabitEthernet1/0/1
                                                    Controller(config-if)# service-policy output policy1
                                                    Controller(config-if)# exit
                                                    
                                                    

                                                  例:CoS マーキングを保持するテーブル マップの設定

                                                  次の例は、テーブル マップを使用して、QoS 設定のインターフェイスで CoS マーキングを保持する方法を示しています。

                                                  (例で設定されている)cos-trust-policy ポリシーは入力方向でイネーブルになり、インターフェイスに着信する CoS マーキングが保持されます。 ポリシーがイネーブルになっていない場合は、デフォルトで DSCP だけが信頼されます。 純粋なレイヤ 2 パケットがインターフェイスに着信すると、CoS の入力ポートに一致するポリシーがない場合は、CoS 値が 0 に書き換えられます。

                                                  Controller# configure terminal
                                                  Controller(config)# table-map cos2cos
                                                  Controller(config-tablemap)# default copy
                                                  Controller(config-tablemap)# exit
                                                  
                                                  
                                                  Controller(config)# policy map cos-trust-policy
                                                  Controller(config-pmap)# class class-default
                                                  Controller(config-pmap-c)# set cos cos table cos2cos
                                                  Controller(config-pmap-c)# exit
                                                  
                                                  Controller(config)# interface GigabitEthernet1/0/2
                                                  Controller(config-if)# service-policy input cos-trust-policy
                                                  Controller(config-if)# exit
                                                  
                                                  

                                                  QoS に関するその他の参考資料

                                                  関連ドキュメント

                                                  関連項目 マニュアル タイトル

                                                  この章で使用するコマンドの完全な構文および使用方法の詳細。

                                                  QoS Command Reference (Cisco WLC 5700 Series)

                                                  Cisco IOS Quality of Service Solutions Command Reference

                                                  コール アドミッション制御(CAC)

                                                  System Management Configuration Guide(Cisco WLC 5700 Series)

                                                  System Management Command Reference(Cisco WLC 5700 Series)

                                                  マルチキャスト シェーピングおよびポリシング レート

                                                  Routing Configuration Guide (Cisco WLC 5700 Series)

                                                  アプリケーションの可視性と制御

                                                  System Management Configuration Guide(Cisco WLC 5700 Series)

                                                  System Management Command Reference(Cisco WLC 5700 Series)

                                                  アプリケーションの可視性と制御

                                                  System Management Configuration Guide(Cisco WLC 5700 Series)

                                                  System Management Command Reference(Cisco WLC 5700 Series)

                                                  プラットフォームに依存しない設定情報

                                                  • QoS: Classification Configuration Guide, Cisco IOS XE Release 3SE(Catalyst 3850 Switches)

                                                  • QoS: Congestion Management Configuration Guide, Cisco IOS XE Release 3SE(Catalyst 3850 Switches)

                                                  エラー メッセージ デコーダ

                                                  説明 リンク

                                                  このリリースのシステム エラー メッセージを調査し解決するために、エラー メッセージ デコーダ ツールを使用します。

                                                  https:/​/​www.cisco.com/​cgi-bin/​Support/​Errordecoder/​index.cgi

                                                  標準および RFC

                                                  標準/RFC タイトル

                                                  MIB

                                                  MIB MIB のリンク

                                                  本リリースでサポートするすべての MIB

                                                  選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

                                                  http:/​/​www.cisco.com/​go/​mibs

                                                  シスコのテクニカル サポート

                                                  説明 リンク

                                                  シスコのサポート Web サイトでは、シスコの製品やテクノロジーに関するトラブルシューティングにお役立ていただけるように、マニュアルやツールをはじめとする豊富なオンライン リソースを提供しています。

                                                  お使いの製品のセキュリティ情報や技術情報を入手するために、Cisco Notification Service(Field Notice からアクセス)、Cisco Technical Services Newsletter、Really Simple Syndication(RSS)フィードなどの各種サービスに加入できます。

                                                  シスコのサポート Web サイトのツールにアクセスする際は、Cisco.com のユーザ ID およびパスワードが必要です。

                                                  http:/​/​www.cisco.com/​support

                                                  QoS の機能履歴と情報

                                                  リリース

                                                  修正

                                                  Cisco IOS XE 3.2SE

                                                  この機能が導入されました。

                                                  Cisco IOS XE 3.3SE

                                                  有線ポートとワイヤレス ポートの両方における一貫して信頼できるシステム デフォルトの信頼動作。

                                                  Cisco IOS XE 3.2 リリースは、有線およびワイヤレス ポートに対して信頼できるさまざまなデフォルト設定をサポートしました。 有線ポートの信頼できるデフォルト設定に関して、このソフトウェア リリースでの変更はありません。 ワイヤレス ポートの場合、デフォルトのシステム動作は非信頼でした。つまり、コントローラの起動時に、ワイヤレス ポートのマーキングすべてがデフォルトでゼロに設定され、トラフィックはプライオリティ処理されませんでした。 既存の有線コントローラとの互換性のために、すべてのトラフィックはデフォルトでベスト エフォートのキューへ送信されていました。 アクセス ポイントは、プライオリティ キューイングをデフォルトで実行していました。

                                                  ワイヤレス ポートでのデフォルトの信頼動作は、no qos wireless default untrust コマンドを使用して変更できました。

                                                  Cisco IOS XE 3.3SE

                                                  IPv6 ワイヤレス クライアントのサポート。

                                                  Cisco IOS XE 3.2 ソフトウェア リリースは、ワイヤレス クライアントに対して IPv6 をサポートしていませんでした。 新しいリリースでは、これをサポートしています。 クライアント ポリシーは、IPv4 および IPv6 フィルタを設定できるようになりました。

                                                  Cisco IOS XE 3.3SE

                                                  3 つの無線と 11ac のサポート。

                                                  Cisco IOS XE 3.3SE

                                                  show policy-map コマンドで使用可能な新しい分類カウンタ。

                                                  (注)     

                                                  この機能は、有線ターゲットでのみ使用できます。

                                                  Cisco IOS XE 3E

                                                  入力 SSID ポリシーのマーキングおよびポリシング アクション。 クライアント ポリシーはアクセス ポイントで適用されます。

                                                  Cisco IOS XE 3E

                                                  ワイヤレス ターゲット用に show policy-map コマンドで使用可能な新しい分類カウンタ。

                                                  Cisco IOS XE 3E

                                                  統計情報は、入力ポリシーでだけサポートされます。