Network Management Configuration Guide Cisco IOS XE Release 3E(Cisco WLC 5700 Series)
サービス レベル契約の設定
サービス レベル契約の設定

目次

サービス レベル契約の設定

この章では、スイッチで Cisco IOS IP サービス レベル契約(SLA)を使用する方法について説明します。

特に明記しないかぎり、スイッチという用語はスタンドアロン スイッチまたはスイッチ スタックを意味します。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報および警告については、使用するプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator には、 http:/​/​www.cisco.com/​go/​cfnからアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

SLA の制約事項

ここでは、SLA の制約事項を示します。

次に示すのは、IP SLA ネットワーク パフォーマンス測定の制約事項です。

  • controllerは、ゲートキーパー登録遅延動作測定を使用した Voice over IP(VoIP)サービス レベルはサポートしていません。

  • Cisco IOS デバイスだけが宛先 IP SLA Responder の送信元になります。

  • 他社製のデバイスに IP SLA Responder を設定することはできません。また、Cisco IOS IP SLA はこれらのデバイス固有のサービスに対してだけ動作パケットを送信できます。

SLA について

Cisco IOS IP サービス レベル契約(SLA)

Cisco IOS IP SLA はネットワークにデータを送信し、複数のネットワーク ロケーション間あるいは複数のネットワーク パス内のパフォーマンスを測定します。 Cisco IOS IP SLA は、ネットワーク データおよび IP サービスをシミュレーションし、ネットワーク パフォーマンス情報をリアル タイムで収集します。 Cisco IOS IP SLA は、Cisco IOS デバイス間のトラフィックまたは Cisco IOS デバイスからネットワーク アプリケーション サーバのようなリモート IP デバイスへのトラフィックを生成し、分析します。 さまざまな Cisco IOS IP SLA 動作で評価を実行し、トラブルシューティング、問題分析、ネットワーク トポロジの設計に使用します。

Cisco IOS IP SLA 動作に応じてシスコ デバイスのネットワーク パフォーマンス統計情報がモニタリングされ、コマンドライン インターフェイス(CLI)MIB および簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)MIB に格納されます。 IP SLA パケットには設定可能な IP レイヤおよびアプリケーション層のオプションがあります。たとえば、発信元および宛先 IP アドレス、ユーザ データグラム プロトコル(UDP)/TCP ポート番号、タイプ オブ サービス(ToS)バイト(DiffServ コード ポイント(DSCP)および IP プレフィックス ビットを含む)、VPN ルーティング/転送インスタンス(VRF)、URL Web アドレスなどが設定できます。

Cisco IP SLA はレイヤ 2 転送に依存していないので、異なるネットワーク間にエンドツーエンド動作を設定してエンド ユーザが経験しそうなメトリックを最大限に反映させることができます。 IP SLA は、次のパフォーマンス メトリックの収集と分析のための 。

  • 遅延(往復および一方向)

  • ジッタ(方向性あり)

  • パケット損失(方向性あり)

  • パケット シーケンス(パケット順序)

  • パス(ホップ単位)

  • 接続(方向性あり)

  • サーバまたは Web サイトのダウンロード時間

Cisco IP SLA は SNMP によるアクセスが可能なので、Cisco Prime Internetwork Performance Monitor(IPM)やサードパーティ製パフォーマンス管理製品などのパフォーマンス モニタリング アプリケーションでも使用できます。

IP SLA を使用すると、次の利点が得られます。

  • SLA モニタリング、評価、検証。

  • ネットワーク パフォーマンス モニタリング。

    • ネットワークのジッター、遅延、パケット損失の測定。

    • 連続的で信頼性のある予測可能な測定。

  • IP サービス ネットワーク ヘルス アセスメントにより、既存の QoS が新しい IP サービスに適していることを確認できる。

  • 端末間のネットワーク アベイラビリティをモニタリングして、ネットワーク リソースをあらかじめ検証し接続をテストできる(たとえば、ビジネス上の重要なデータを保存する NFS サーバのネットワーク アベイラビリティをリモート サイトから確認できる)。

  • 問題をすぐに認識し、トラブルシューティングにかかる時間を短縮できる一貫性のある信頼性の高い測定によるネットワーク動作のトラブルシューティング。

  • マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)パフォーマンス モニタリングとネットワークの検証を行う(controllerが MPLS をサポートする場合)。

Cisco IOS IP SLA でのネットワーク パフォーマンスの測定

IP SLA を使用して、プローブを物理的に配置せずに、コア、分散、エッジといったネットワーク内の任意のエリア間のパフォーマンスをモニタリングすることができます。 2 つのネットワーク デバイス間のネットワーク パフォーマンスは、生成トラフィックで測定します。

図 1. Cisco IOS IP SLA 動作. 次の図に、送信元デバイスが宛先デバイスに生成パケットを送信するときに IP SLA が開始される手順を示します。 宛先デバイスがパケットを受信すると、IP SLA 動作の種類によって、送信元のタイム スタンプ情報に応じてパフォーマンス メトリックを算出します。 IP SLA 動作は、特定のプロトコル(UDP など)を使用してネットワークの送信元から宛先へのネットワーク測定を行います。

関連資料

IP SLA レスポンダおよび IP SLA 制御プロトコル

IP SLA レスポンダは宛先 Cisco デバイスに組み込まれたコンポーネントで、システムが IP SLA 要求パケットを予想して応答します。 Responder は専用プローブなしで正確な測定を行います。 レスポンダは、受信および応答するポートが通知されるメカニズムを Cisco IOS IP SLA コントロール プロトコルを通じて実現します。


(注)  


IP SLA レスポンダはレスポンダ設定可能なcontrollerである Cisco IOS レイヤ 2 にすることもできます。 レスポンダは、IP SLA 機能を全面的にサポートする必要はありません。


次の図は、IP ネットワーク内での Cisco IOS IP SLA レスポンダの配置場所を示します。 レスポンダは、IP SLA 動作から送信されたコントロール プロトコル メッセージを指定されたポートで受信します。 コントロール メッセージを受信したら、指定された UDP または TCP ポートを指定された時間だけイネーブルにします。 この間に、Responder は要求を受け付け、応答します。 レスポンダは、IP SLA パケットに応答した後または指定の時間が経過したら ポートをディセーブルにします。 セキュリティの向上のために、コントロール メッセージでは MD5 認証が利用できます。
図 2. Cisco IOS IP SLA 動作

すべての IP SLA 動作に対して宛先デバイスのレスポンダをイネーブルにする必要はありません。 たとえば、宛先ルータが提供しているサービス(Telnet や HTTP など)は Responder では必要ありません。

関連資料

IP SLA の応答時間の計算

スイッチ、コントローラ、ルータは、他のハイ プライオリティ プロセスがあるために、着信パケットの処理に数十ミリ秒かかることがあります。 この遅延により応答時間が影響を受けます。テストパケットの応答が処理待ちのキューに入っていることもあるからです。 この場合、応答時間は正しいネットワーク遅延を反映しません。 IP SLA はソース デバイスとターゲット デバイス(レスポンダが使用されている場合)の処理遅延を最小化し、正しいラウンドトリップ時間(RTT)を識別します。 IP SLA テスト パケットは、タイム スタンプによって処理遅延を最小化します。

IP SLA レスポンダがイネーブルの場合、パケットが割り込みレベルでインターフェイスに着信したときおよびパケットが出て行くときにターゲット デバイスでタイム スタンプを付け、処理時間は含めません。 タイム スタンプはサブミリ秒単位で構成されます。

図 3. Cisco IOS IP SLA レスポンダ タイム スタンプ. 次の図は、レスポンダの動作を示します。 RTT を算出するためのタイム スタンプが 4 つ付けられます。 ターゲット ルータでレスポンダ機能がイネーブルの場合、タイム スタンプ 3(TS3)からタイム スタンプ 2(TS2)を引いてテスト パケットの処理にかかった時間を求め、デルタ(Δ)で表します。 次に全体の RTT からこのデルタの値を引きます。 IP SLA により、この方法はソース ルータにも適用されます。その場合、着信タイム スタンプ 4(TS4)が割り込みレベルで付けられ、より正確な結果を得ることができます。

この他にも、ターゲット デバイスに 2 つのタイム スタンプがあれば一方向遅延、ジッタ、方向性を持つパケット損失がトラッキングできるという利点があります。 大半のネットワーク動作は非同期なので、このような統計情報があるのは問題です。 ただし一方向遅延測定を取り込むには、ソース ルータとターゲット ルータの両方にネットワーク タイム プロトコル(NTP)を設定し、両方のルータを同じくロック ソースに同期させる必要があります。 一方向ジッタ測定にはクロック同期は不要です。

IP SLA 動作のスケジューリング

IP SLA 動作を設定する場合、統計情報の取り込みとエラー情報の収集から開始するように動作をスケジューリングする必要があります。 スケジューリングは、すぐに動作を開始する、または特定の月、日、時刻に開始するように設定できます。 また、pending オプションを使用して、あとで動作を開始するように設定することもできます。 pending オプションは動作の内部状態に関するもので、SNMP で表示できます。 トリガーを待機する反応(しきい値)動作の場合も pending オプションを使用します。 スケジューリングでは、1 度に 1 つの IP SLA 動作をさせることも、グループの動作をさせることもできます。

Cisco IOS CLI または CISCO RTTMON-MIB で 1 つのコマンドを使用して、複数の IP SLA 動作をスケジューリングできます。 等間隔で動作を実行するようにスケジューリングすると、IP SLA モニタリング トラフィックの数を制御できます。 IP SLA 動作をこのように分散させると CPU 使用率を最小限に抑え、ネットワーク スケーラビリティを向上させることができます。

IP SLA 複数動作のスケジューリング機能の詳細については、『Cisco IOS IP SLA Configuration Guide』の「IP SLAs—Multiple Operation Scheduling」の章を参照してください。

IP SLA 動作のしきい値のモニタリング

サービス レベル契約モニタリングを正しくサポートするには、違反が発生した場合にすぐに通知されるメカニズムにする必要があります。 IP SLA は次のような場合にイベントによってトリガーされる SNMP トラップを送信できます。

  • 接続の損失

  • タイムアウト

  • RTT しきい値

  • 平均ジッターしきい値

  • 一方向パケット損失

  • 一方向ジッター

  • 一方向平均オピニオン評点(MOS)

  • 一方向遅延

IP SLA しきい値違反が発生した場合も、あとで分析するために別の IP SLA 動作がトリガーされます。 たとえば、回数を増やしたり、Internet Control Message Protocol(ICMP)パス エコーや ICMP パス ジッター動作を開始してトラブルシューティングを行うことができます。

ICMP Echo

ICMP エコー動作は、シスコ デバイスと IP を使用するその他のデバイス間のエンドツーエンド応答時間を測定します。 応答時間は、ICMP エコー要求メッセージを宛先に送信し、ICMP エコー応答を受信するのにかかる時間を測定して算出されます。 多くのお客様は、IP SLA ICMP ベース動作、社内 ping テスト、またはこの応答所要時間を測定するために ping ベース専用プローブを使用します。 IP SLA ICMP エコー動作は、ICMP ping テストと同じ仕様に準拠しており、どちらの方法でも同じ応答所要時間になります。

UDP Jitter

ジッターとは、パケット間遅延の差異を説明する簡単な用語です。 複数のパケットが送信元から宛先まで 10 ミリ秒の間隔で継続的に送信される場合、宛先は 10 ミリ秒間隔で受信します(ネットワークが正常に動作している場合)。 しかし、ネットワークに遅延がある場合(キューイングや代替ルートを通じた到着など)、パケットの着信の間隔が 10 ミリ秒を超える場合や 10 ミリ秒未満になる場合があります。 正のジッター値は、パケットが 10 ミリ秒を超える間隔で到着することを示します。 負のジッター値は、パケットが 10 ミリ秒未満の間隔で到着することを示します。 パケットの到着が 12 ミリ秒間隔の場合、正のジッター値は 2 ミリ秒です。8 ミリ秒間隔で到着する場合、負のジッター値は 2 ミリ秒です。 遅延による影響を受けやすいネットワークの場合、正のジッタ値は望ましくありません。ジッタ値 0 が理想的です。

ジッターのモニタリング以外にも、IP SLA UDP ジッター動作を多目的データ収集動作に使用できます。 IP SLA によって生成されるパケットは、データを送受信するパケットを含めて、送信元および動作ターゲットからシーケンス情報とタイム スタンプを伝送します。 このデータに基づいて、UDP ジッター動作は次を測定します。

  • 方向別ジッター(送信元から宛先へ、宛先から送信元へ)

  • 方向別パケット損失

  • 方向別遅延(一方向遅延)

  • ラウンドトリップ遅延(平均 RTT)

データを送受信するパスが異なる場合もあるので(非同期)、方向別データを使用すればネットワークで発生している輻輳や他の問題の場所を簡単に突き止めることができます。

UDP ジッタ動作では合成(シミュレーション)UDP トラフィックを生成し、送信元ルータからターゲット ルータに多数の UDP パケットを送信します。その際の各パケットのサイズ、パケット同士の間隔、送信間隔は決められています。 デフォルトでは、10 バイトのペイロード サイズのパケット フレームを 10 ミリ秒で 10 個生成し、60 秒間隔で送信します。 これらのパラメータは、提供する IP サービスを最適にシミュレートするように設定できます。

一方向遅延を正確に測定する場合、(NTP によって提供される)送信元デバイスとターゲット デバイス間のクロック同期が必要です。 一方向ジッタおよびパケット損失を測定する場合は、クロック同期は不要です。 送信元デバイスとターゲット デバイスの間でクロックが同期していない場合、一方向ジッターとパケット損失のデータは戻されますが、UDP ジッター動作による一方向遅延測定は 0 の値が戻ります。

IP SLA 動作の設定方法

ここでは、利用可能なすべての動作の設定情報について説明されているわけではありません。設定情報の詳細については『Cisco IOS IP SLAs Configuration Guide』を参照してください。 ここでは、応答側の設定、UDP ジッタ動作の設定(応答側が必要)、ICMP エコー動作の設定(応答側が不要)などの動作例を説明します。 他の動作の設定の詳細については、次の URL の『Cisco IOS IP SLAs Configuration Guide』を参照してください。

デフォルト設定

IP SLA 動作は設定されていません。

設定時の注意事項

IP SLA のコマンドについては、『Cisco IOS IP SLA Command Reference, Release 12.4T』のコマンド リファレンスを参照してください。

説明と設定手順の詳細については、『Cisco IOS IP SLAs Configuration Guide, Release 12.4TL』を参照してください。

ガイドに記載されている IP SLA コマンドまたは動作の中にはcontrollerでサポートされないものもあります。 controllerでは、UDP ジッター、UDP エコー、HTTP、TCP 接続、ICMP エコー、ICMP パス エコー、ICMP パス ジッター、FTP、DNS、DHCP を使用する IP サービス レベル分析がサポートされます。また、複数動作スケジューリングおよび事前に設定されたしきい値のモニタリングもサポートされます。 ゲートキーパー登録遅延動作測定を使用した Voice over IP(VoIP)サービス レベルはサポートしていません。

IP SLA アプリケーションを設定する前に、show ip sla application 特権 EXEC コマンドを使用してソフトウェア イメージで動作タイプがサポートされていることを確認してください。 コマンド出力例は次のとおりです。


Controller# show ip sla application

        IP Service Level Agreements
Version: Round Trip Time MIB 2.2.0, Infrastructure Engine-III

Supported Operation Types:
        icmpEcho, path-echo, path-jitter, udpEcho, tcpConnect, http
        dns, udpJitter, dhcp, ftp, udpApp, wspApp

Supported Features:
        IPSLAs Event Publisher

IP SLAs low memory water mark: 33299323
Estimated system max number of entries: 24389

Estimated number of configurable operations: 24389
Number of Entries configured  : 0
Number of active Entries      : 0
Number of pending Entries     : 0
Number of inactive Entries    : 0
Time of last change in whole IP SLAs: *13:04:37.668 UTC Wed Dec 19 2012

IP SLA レスポンダの設定

IP SLA レスポンダは、Cisco IOS ソフトウェアベース デバイスだけで利用可能です。これには、IP SLA 機能をフルにサポートしていない一部のレイヤ 2 controllersも含まれます。

特権 EXEC モードで、ターゲット デバイス(動作ターゲット)に IP SLA レスポンダを設定する手順は次のとおりです。

手順の概要

    1.    configure terminal

    2.    ip sla responder {tcp-connect | udp-echo} ipaddress ip-address port port-number

    3.    end


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1configure terminal


    例:
    
    Controller# configure terminal
    
    
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2ip sla responder {tcp-connect | udp-echo} ipaddress ip-address port port-number


    例:
    
    Controller(config)# ip sla responder udp-echo 172.29.139.134 5000
    
    
     

    controllerを IP SLA レスポンダとして設定します。

    キーワードの意味は次のとおりです。

    • tcp-connect:レスポンダの TCP 接続動作をイネーブルにします。

    • udp-echo:レスポンダのユーザ データグラム プロトコル(UDP)エコー動作またはジッター動作をイネーブルにします。

    • ipaddress ip-address:宛先 IP アドレスを入力します。

    • port port-number:宛先ポート番号を入力します。

      (注)     

      IP アドレスとポート番号は、IP SLA 動作のソース デバイスに設定した IP アドレスおよびポート番号と一致している必要があります。

     
    ステップ 3end


    例:
    
    Controller(config)# end
    
    
     

    特権 EXEC モードに戻ります。

     

    UDP ジッターの例

    次に、デバイスを UDP ジッター IP SLA 動作のレスポンダに設定する例を示します。UDP ジッター IP SLA 動作については次の項で説明します。

    
    Controller(config)# ip sla responder udp-echo 172.29.139.134 5000 
    
    

    IP SLA ネットワーク パフォーマンス測定の実装

    controllerで IP SLA ネットワーク パフォーマンス測定を実装するには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。

    はじめる前に

    show ip sla application 特権 EXEC コマンドを使用して、ソフトウェア イメージで目的の動作タイプがサポートされていることを確認してください。

    手順の概要

      1.    configure terminal

      2.    ip sla operation-number

      3.    udp-jitter {destination-ip-address | destination-hostname} destination-port [source-ip {ip-address | hostname}] [source-port port-number] [control {enable | disable}] [num-packets number-of-packets] [interval interpacket-interval]

      4.    frequency seconds

      5.    threshold milliseconds

      6.    exit

      7.    ip sla schedule operation-number [life {forever | seconds}] [start-time {hh:mm [:ss] [month day | day month] | pending | now | after hh:mm:ss] [ageout seconds] [recurring]

      8.    end


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1configure terminal


      例:
      
      Controller# configure terminal
      
      
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2ip sla operation-number


      例:
      
      Controller(config)# ip sla 10
      
      
       

      IP SLA 動作を作成し、IP SLA コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3udp-jitter {destination-ip-address | destination-hostname} destination-port [source-ip {ip-address | hostname}] [source-port port-number] [control {enable | disable}] [num-packets number-of-packets] [interval interpacket-interval]


      例:
      
      Controller(config-ip-sla)# udp-jitter 172.29.139.134 5000
      
      
       

      IP SLA 動作を目的の動作タイプとして設定して(例では UDP ジッター動作が使用されています)、そのコンフィギュレーション モードを開始します(例では UDP ジッター コンフィギュレーション モードが使用されています)。

      • destination-ip-address | destination-hostname:宛先 IP アドレスまたはホスト名を指定します。

      • destination-port:宛先ポート番号を 1 ~ 65535 の範囲で指定します。

      • (任意)source-ip {ip-address | hostname}:送信元 IP アドレスまたはホスト名を指定します。 送信元 IP アドレスまたはホスト名が指定されていない場合、IP SLA では、宛先に最も近い IP アドレスが選択されます。

      • (任意)source-port port-number:送信元ポート番号を 1 ~ 65535 の範囲で指定します。 ポート番号を指定しない場合、IP SLA は利用可能なポートを選択します。

      • (任意)control:IP SLA 制御メッセージの IP SLA レスポンダへの送信をイネーブルまたはディセーブルにします。 デフォルトでは、IP SLA 制御メッセージは宛先デバイスに送信され、IP SLA レスポンダとの接続が確立されます。

      • (任意)num-packets number-of-packets:生成するパケット数を入力します。 指定できる範囲は 1 ~ 6000 です。デフォルトは 10 です。

      • (任意)interval inter-packet-interval:パケットの送信間隔をミリ秒で指定します。 指定できる範囲は 1 ~ 6000 です。デフォルトは 20 ミリ秒です。

       
      ステップ 4frequency seconds


      例:
      
      Controller(config-ip-sla-jitter)# frequency 45
      
      
       

      (任意)SLA 動作のオプションを設定します。 次の例では、指定された IP SLA 動作が繰り返されるレートを設定します。 指定できる範囲は 1 ~ 604800 秒で、デフォルトは 60 秒です。

       
      ステップ 5threshold milliseconds


      例:
      Controller(config-ip-sla-jitter)# threshold 200
      
      
       

      (任意)しきい値条件を設定します。 次の例では、指定された IP SLA 動作のしきい値が 200 に設定されます。 有効な範囲は 0 ~ 60000 ミリ秒です。

       
      ステップ 6exit


      例:
      
      Controller(config-ip-sla-jitter)# exit
      
      
       

      SLA 動作コンフィギュレーション モード(この例では UDP ジッター コンフィギュレーション モード)を終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

       
      ステップ 7ip sla schedule operation-number [life {forever | seconds}] [start-time {hh:mm [:ss] [month day | day month] | pending | now | after hh:mm:ss] [ageout seconds] [recurring]

      例:
      
      Controller(config)# ip sla schedule 10 start-time now life forever
      
      
       

      個々の IP SLA 動作のスケジューリング パラメータを設定します。

      • operation-number:RTR エントリ番号を入力します。

      • (任意)life:動作の実行を無制限(forever)に指定するか、秒数(seconds)を指定します。 有効な範囲は 0 ~ 2147483647 です。 デフォルトは 3600 秒(1 時間)です。

      • (任意)start-time:情報の収集を開始する時刻を入力します。

        特定の時刻に開始する場合は、時、分、秒(24 時間表記)、月日を入力します。 月を入力しない場合、当月がデフォルト設定です。

        pending と入力すれば、開始時刻を指定するまでは情報を収集しません。

        now と入力すれば、ただちに動作を開始します。

        after hh:mm:ss と入力すれば、指定した時刻の経過後に動作を開始します。

      • (任意)ageout seconds:情報を収集していないとき、メモリの動作を保存する秒数を指定します。 指定できる範囲は 0 ~ 2073600 秒です。デフォルトは 0 秒(いつまでも保存する)です。

      • (任意)recurring:毎日、動作を自動的に実行します。

       
      ステップ 8end


      例:
      
      Controller(config)# end
      
      
       

      特権 EXEC モードに戻ります。

       

      UDP ジッター コンフィギュレーション

      次に、UDP ジッター IP SLA 動作の設定例を示します。

      Controller(config)# ip sla 10
      Controller(config-ip-sla)# udp-jitter 172.29.139.134 5000
      Controller(config-ip-sla-jitter)# frequency 30
      Controller(config-ip-sla-jitter)# exit
      Controller(config)# ip sla schedule 5 start-time now life forever
      Controller(config)# end
      Controller# show ip sla configuration 10
      IP SLAs, Infrastructure Engine-II.
      
      Entry number: 10
      Owner:
      Tag:
      Type of operation to perform: udp-jitter
      Target address/Source address: 1.1.1.1/0.0.0.0
      Target port/Source port: 2/0
      Request size (ARR data portion): 32
      Operation timeout (milliseconds): 5000
      Packet Interval (milliseconds)/Number of packets: 20/10
      Type Of Service parameters: 0x0
      Verify data: No
      Vrf Name:
      Control Packets: enabled
      Schedule:
          Operation frequency (seconds): 30
          Next Scheduled Start Time: Pending trigger
          Group Scheduled : FALSE
          Randomly Scheduled : FALSE
          Life (seconds): 3600
          Entry Ageout (seconds): never
          Recurring (Starting Everyday): FALSE
          Status of entry (SNMP RowStatus): notInService
      Threshold (milliseconds): 5000
      Distribution Statistics:
          Number of statistic hours kept: 2
          Number of statistic distribution buckets kept: 1
          Statistic distribution interval (milliseconds): 20
      Enhanced History:
      
      
      関連資料

      UDP ジッタ動作を使用した IP サービス レベルの分析

      送信元デバイス上で UDP ジッタ動作を設定するには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。

      はじめる前に

      送信元デバイス上で UDP ジッター動作を設定するには、ターゲット デバイス(動作ターゲット)で、IP SLA レスポンダをイネーブルにする必要があります。

      手順の概要

        1.    configure terminal

        2.    ip sla operation-number

        3.    udp-jitter {destination-ip-address | destination-hostname} destination-port [source-ip {ip-address | hostname}] [source-port port-number] [control {enable | disable}] [num-packets number-of-packets] [interval interpacket-interval]

        4.    frequency seconds

        5.    exit

        6.    ip sla schedule operation-number [life {forever | seconds}] [start-time {hh:mm [:ss] [month day | day month] | pending | now | after hh:mm:ss] [ageout seconds] [recurring]

        7.    end


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1configure terminal


        例:
        
        Controller# configure terminal
        
        
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2ip sla operation-number


        例:
        
        Controller(config)# ip sla 10
        
        
         

        IP SLA 動作を作成し、IP SLA コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 3udp-jitter {destination-ip-address | destination-hostname} destination-port [source-ip {ip-address | hostname}] [source-port port-number] [control {enable | disable}] [num-packets number-of-packets] [interval interpacket-interval]


        例:
        
        Controller(config-ip-sla)# udp-jitter 172.29.139.134 5000
        
        
         

        IP SLA 動作を UDP ジッター動作として設定し、UDP ジッター コンフィギュレーション モードを開始します。

        • destination-ip-address | destination-hostname:宛先 IP アドレスまたはホスト名を指定します。

        • destination-port:宛先ポート番号を 1 ~ 65535 の範囲で指定します。

        • (任意)source-ip {ip-address | hostname}:送信元 IP アドレスまたはホスト名を指定します。 送信元 IP アドレスまたはホスト名が指定されていない場合、IP SLA では、宛先に最も近い IP アドレスが選択されます。

        • (任意)source-port port-number:送信元ポート番号を 1 ~ 65535 の範囲で指定します。 ポート番号を指定しない場合、IP SLA は利用可能なポートを選択します。

        • (任意)control:IP SLA 制御メッセージの IP SLA レスポンダへの送信をイネーブルまたはディセーブルにします。 デフォルトでは、IP SLA 制御メッセージは宛先デバイスに送信され、IP SLA レスポンダとの接続が確立されます。

        • (任意)num-packets number-of-packets:生成するパケット数を入力します。 指定できる範囲は 1 ~ 6000 です。デフォルトは 10 です。

        • (任意)interval inter-packet-interval:パケットの送信間隔をミリ秒で入力します。 指定できる範囲は 1 ~ 6000 です。デフォルトは 20 ミリ秒です。

         
        ステップ 4frequency seconds


        例:
        
        Controller(config-ip-sla-jitter)# frequency 45
        
        
         

        (任意)指定した IP SLA 動作を繰り返す間隔を設定します。 指定できる範囲は 1 ~ 604800 秒で、デフォルトは 60 秒です。

         
        ステップ 5exit


        例:
        
        Controller(config-ip-sla-jitter)# exit
        
        
         

        UDP ジッター コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

         
        ステップ 6ip sla schedule operation-number [life {forever | seconds}] [start-time {hh:mm [:ss] [month day | day month] | pending | now | after hh:mm:ss] [ageout seconds] [recurring]

        例:
        
        Controller(config)# ip sla schedule 10 start-time now life forever
        
        
         

        個々の IP SLA 動作のスケジューリング パラメータを設定します。

        • operation-number:RTR エントリ番号を入力します。

        • (任意)life:動作の実行を無制限(forever)に指定するか、秒数(seconds)を指定します。 有効な範囲は 0 ~ 2147483647 です。 デフォルトは 3600 秒(1 時間)です。

        • (任意)start-time:情報の収集を開始する時刻を入力します。

          特定の時刻に開始する場合は、時、分、秒(24 時間表記)、月日を入力します。 月を入力しない場合、当月がデフォルト設定です。

          pending と入力すれば、開始時刻を指定するまでは情報を収集しません。

          now と入力すれば、ただちに動作を開始します。

          after hh:mm:ss と入力すれば、指定した時刻の経過後に動作を開始します。

        • (任意)ageout seconds:情報を収集していないとき、メモリの動作を保存する秒数を指定します。 指定できる範囲は 0 ~ 2073600 秒です。デフォルトは 0 秒(いつまでも保存する)です。

        • (任意)recurring:毎日、動作を自動的に実行します。

         
        ステップ 7end


        例:
        
        Controller(config)# end
        
        
         

        特権 EXEC モードに戻ります。

         

        UDP ジッター IP SLA 動作の設定

        次に、UDP ジッター IP SLA 動作の設定例を示します。

        
        Controller(config)# ip sla 10
        Controller(config-ip-sla)# udp-jitter 172.29.139.134 5000
        Controller(config-ip-sla-jitter)# frequency 30
        Controller(config-ip-sla-jitter)# exit
        Controller(config)# ip sla schedule 5 start-time now life forever
        Controller(config)# end
        Controller# show ip sla configuration 10
        IP SLAs, Infrastructure Engine-II.
        
        Entry number: 10
        Owner:
        Tag:
        Type of operation to perform: udp-jitter
        Target address/Source address: 1.1.1.1/0.0.0.0
        Target port/Source port: 2/0
        Request size (ARR data portion): 32
        Operation timeout (milliseconds): 5000
        Packet Interval (milliseconds)/Number of packets: 20/10
        Type Of Service parameters: 0x0
        Verify data: No
        Vrf Name:
        Control Packets: enabled
        Schedule:
            Operation frequency (seconds): 30
            Next Scheduled Start Time: Pending trigger
            Group Scheduled : FALSE
            Randomly Scheduled : FALSE
            Life (seconds): 3600
            Entry Ageout (seconds): never
            Recurring (Starting Everyday): FALSE
            Status of entry (SNMP RowStatus): notInService
        Threshold (milliseconds): 5000
        Distribution Statistics:
            Number of statistic hours kept: 2
            Number of statistic distribution buckets kept: 1
            Statistic distribution interval (milliseconds): 20
        Enhanced History:
        
        
        関連コンセプト

        ICMP エコー動作を使用した IP サービス レベルの分析

        ソース デバイス上で ICMP エコー動作を設定するには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します。

        はじめる前に

        この動作では、IP SLA レスポンダ側を有効にしておく必要はありません。

        手順の概要

          1.    configure terminal

          2.    ip sla operation-number

          3.    icmp-echo {destination-ip-address | destination-hostname} [source-ip {ip-address | hostname} | source-interface interface-id]

          4.    frequency seconds

          5.    exit

          6.    ip sla schedule operation-number [life {forever | seconds}] [start-time {hh:mm [:ss] [month day | day month] | pending | now | after hh:mm:ss] [ageout seconds] [recurring]

          7.    end


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1configure terminal


          例:
          
          Controller# configure terminal
          
          
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2ip sla operation-number


          例:
          
          Controller(config)# ip sla 10
          
          
           

          IP SLA 動作を作成し、IP SLA コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 3icmp-echo {destination-ip-address | destination-hostname} [source-ip {ip-address | hostname} | source-interface interface-id]


          例:
          
          Controller(config-ip-sla)# icmp-echo 172.29.139.134
          
          
           

          IP SLA 動作を ICMP エコー動作として設定し、ICMP エコー コンフィギュレーション モードを開始します。

          • destination-ip-address | destination-hostname:宛先 IP アドレスまたはホスト名を指定します。

          • (任意)source-ip {ip-address | hostname}:送信元 IP アドレスまたはホスト名を指定します。 送信元 IP アドレスまたはホスト名が指定されていない場合、IP SLA では、宛先に最も近い IP アドレスが選択されます。

          • (任意)source-interface interface-id:動作に対する送信元インターフェイスを指定します。

           
          ステップ 4frequency seconds


          例:
          
          Controller(config-ip-sla-echo)# frequency 30
          
          
           

          (任意)指定した IP SLA 動作を繰り返す間隔を設定します。 指定できる範囲は 1 ~ 604800 秒で、デフォルトは 60 秒です。

           
          ステップ 5exit


          例:
          
          Controller(config-ip-sla-echo)# exit
          
          
           

          UDP エコー コンフィギュレーション モードを終了します。続いて、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

           
          ステップ 6ip sla schedule operation-number [life {forever | seconds}] [start-time {hh:mm [:ss] [month day | day month] | pending | now | after hh:mm:ss] [ageout seconds] [recurring]


          例:
          
          Controller(config)# ip sla schedule 5 start-time now life forever
          
          
           

          個々の IP SLA 動作のスケジューリング パラメータを設定します。

          • operation-number:RTR エントリ番号を入力します。

          • (任意)life:動作の実行を無制限(forever)に指定するか、秒数(seconds)を指定します。 有効な範囲は 0 ~ 2147483647 です。 デフォルトは 3600 秒(1 時間)です。

          • (任意)start-time:情報の収集を開始する時刻を入力します。

            特定の時刻に開始する場合は、時、分、秒(24 時間表記)、月日を入力します。 月を入力しない場合、当月がデフォルト設定です。

            pending と入力すれば、開始時刻を指定するまでは情報を収集しません。

            now と入力すれば、ただちに動作を開始します。

            after hh:mm:ss と入力すれば、指定した時刻の経過後に動作を開始します。

          • (任意)ageout seconds:情報を収集していないとき、メモリの動作を保存する秒数を指定します。 指定できる範囲は 0 ~ 2073600 秒です。デフォルトは 0 秒(いつまでも保存する)です。

          • (任意)recurring:毎日、動作を自動的に実行します。

           
          ステップ 7end


          例:
          
          Controller(config)# end
          
          
           

          特権 EXEC モードに戻ります。

           

          ICMP エコー IP SLA 動作の設定

          次に、ICMP エコー IP SLA 動作の設定例を示します。

          
          Controller(config)# ip sla 12
          Controller(config-ip-sla)# icmp-echo 172.29.139.134 
          Controller(config-ip-sla-echo)# frequency 30
          Controller(config-ip-sla-echo)# exit
          Controller(config)# ip sla schedule 5 start-time now life forever
          Controller(config)# end
          Controller# show ip sla configuration 22
          IP SLAs, Infrastructure Engine-II.
          
          Entry number: 12
          Owner:
          Tag:
          Type of operation to perform: echo
          Target address: 2.2.2.2
          Source address: 0.0.0.0
          Request size (ARR data portion): 28
          Operation timeout (milliseconds): 5000
          Type Of Service parameters: 0x0
          Verify data: No
          Vrf Name:
          Schedule:
              Operation frequency (seconds): 60
              Next Scheduled Start Time: Pending trigger
              Group Scheduled : FALSE
              Randomly Scheduled : FALSE
              Life (seconds): 3600
              Entry Ageout (seconds): never
              Recurring (Starting Everyday): FALSE
              Status of entry (SNMP RowStatus): notInService
          Threshold (milliseconds): 5000
          Distribution Statistics:
              Number of statistic hours kept: 2
              Number of statistic distribution buckets kept: 1
              Statistic distribution interval (milliseconds): 20
          History Statistics:
              Number of history Lives kept: 0
              Number of history Buckets kept: 15
              History Filter Type: None
          Enhanced History:
          
          

          IP SLA 動作のモニタリング

          次の表で、IP SLA 動作の設定と結果を表示するために使用するコマンドについて説明します。

          表 1 IP SLA 動作のモニタリング
             

          show ip sla application

          Cisco IOS IP SLA のグローバル情報を表示します。

          show ip sla authentication

          IP SLA 認証情報を表示します。

          show ip sla configuration [entry-number]

          すべての IP SLA 動作または特定の IP SLA 動作に関する、デフォルト値をすべて含めた設定値を表示します。

          show ip sla enhanced-history {collection-statistics | distribution statistics} [entry-number]

          収集した履歴バケットの拡張履歴統計情報、あるいはすべての IP SLA 動作または特定の IP SLA 動作に関する分散統計情報を表示します。

          show ip sla ethernet-monitor configuration [entry-number]

          IP SLA 自動イーサネット設定を表示します。

          show ip sla group schedule [schedule-entry-number]

          IP SLA グループ スケジューリング設定と個別情報を表示します。

          show ip sla history [entry-number | full | tabular]

          すべての IP SLA 動作について収集した履歴を表示します。

          show ip sla mpls-lsp-monitor {collection-statistics | configuration | ldp operational-state | scan-queue | summary [entry-number] | neighbors}

          MPLS ラベル スイッチド パス(LSP)ヘルス モニタ動作を表示します。

          show ip sla reaction-configuration [entry-number]

          すべての IP SLA 動作または特定の IP SLA 動作に関する、予防的しきい値のモニタリングの設定を表示します。

          show ip sla reaction-trigger [entry-number]

          すべての IP SLA 動作または特定の IP SLA 動作に関する反応トリガー情報を表示します。

          show ip sla responder

          IP SLA レスポンダ側の情報を表示します。

          show ip sla statistics [entry-number | aggregated | details]

          動作ステータスおよび統計情報の現在値または合計値を表示します。

          IP SLA 動作のモニタリングの例

          次の例は、アプリケーションごとのすべての IP SLA を示しています。

          Controller# show ip sla application
          
                  IP Service Level Agreements
          Version: Round Trip Time MIB 2.2.0, Infrastructure Engine-III
          
          Supported Operation Types:
                  icmpEcho, path-echo, path-jitter, udpEcho, tcpConnect, http
                  dns, udpJitter, dhcp, ftp, udpApp, wspApp
          
          Supported Features:
                  IPSLAs Event Publisher
          
          IP SLAs low memory water mark: 33299323
          Estimated system max number of entries: 24389
          
          Estimated number of configurable operations: 24389
          Number of Entries configured  : 0
          Number of active Entries      : 0
          Number of pending Entries     : 0
          Number of inactive Entries    : 0
          Time of last change in whole IP SLAs: *13:04:37.668 UTC Wed Dec 19 2012
          

          次の例は、すべての IP SLA ディストリビューション統計情報を示しています。

          Controller# show ip sla enhanced-history distribution-statistics
          
          Point by point Enhanced History
          Entry    = Entry Number
          Int      = Aggregation Interval
          BucI     = Bucket Index
          StartT   = Aggregation Start Time
          Pth      = Path index
          Hop      = Hop in path index
          Comps    = Operations completed
          OvrTh    = Operations completed over thresholds
          SumCmp   = Sum of RTT (milliseconds)
          SumCmp2L = Sum of RTT squared low 32 bits (milliseconds)
          SumCmp2H = Sum of RTT squared high 32 bits (milliseconds)
          TMax     = RTT maximum (milliseconds)
          TMin     = RTT minimum (milliseconds)
          
          Entry Int BucI StartT     Pth Hop Comps OvrTh SumCmp     SumCmp2L   SumCmp2H   T
          Max    TMin
          

          サービス レベル契約の機能の履歴と情報

          リリース

          変更内容

          Cisco IOS XE 3.2SE

          この機能が導入されました。