インターフェイス コンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS XE リリース 3SE(Cisco 5700 シリーズ WLC)
Web グラフィカル ユーザ インターフェイスの使用
Web グラフィカル ユーザ インターフェイスの使用
発行日;2013/12/17   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Web グラフィカル ユーザ インターフェイスの使用

Web GUI を使用するための前提条件

  • GUI を使用する PC では、Windows 7、Windows XP SP1 以降のリリースまたは Windows 2000 SP4 以降のリリースが稼働している必要があります。
  • このコントローラ GUI は、Microsoft Internet Explorer バージョン 10.x、Mozilla Firefox 20.x、または Google Chrome 26.x に対応しています。

Web GUI の使用方法について

Web ブラウザ、つまり、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)は、各コントローラに組み込まれています。

サービス ポート インターフェイスまたは管理インターフェイスを使用して GUI にアクセスできますが、 サービス ポート インターフェイスの使用をお勧めします。 GUI のページ上部にある [Help] をクリックすると、オンライン ヘルプが表示されます。 オンライン ヘルプを表示するには、ブラウザのポップアップ ブロッカを無効にする必要があります。

Web GUI 機能

コントローラの Web GUI は、次の内容をサポートしています。

設定ウィザード:IP アドレスおよびローカル ユーザ名/パスワードの初期設定または認証サーバ(必須特権 15)での認証の後、ウィザードが初期ワイヤレス設定を実行するための方法を提供します。 [Configuration] -> [Wizard] からウィザードを起動し、9 つの手順に従って次の内容を設定します。
  • 管理ユーザ
  • SNMP システムの概要
  • 管理ポート
  • ワイヤレス管理
  • RF モビリティと国コード
  • モビリティ設定
  • WLAN
  • 802.11 の設定
  • 時間の設定
[Monitor] タブでは、次の内容を実行できます。
  • コントローラ、クライアント、およびアクセス ポイントの概要の詳細を表示します。
  • すべての無線および AP join 統計情報を表示します。
  • アクセス ポイントの電波品質を表示します。
  • 全インターフェイスのすべての Cisco Discovery Protocol(CDP)および CDP トラフィック情報のリストを表示します。
  • 危険性のない分類、悪意のある、アドホック、分類済み、未分類に基づいてすべての不正アクセス ポイントを表示します。
[Configuration] タブでは、次の内容を実行できます。
  • Web の設定ウィザードを使用して、コントローラにすべての初期操作を設定できます。 ウィザードを使用すると、ユーザの詳細、管理インターフェイスなどを設定できます。
  • システム、内部 DHCP サーバ、管理、およびモビリティ管理パラメータを設定できます。
  • コントローラ、WLAN、無線を設定できます。
  • コントローラにセキュリティ ポリシーを設定できます。
  • コントローラのオペレーティング システム ソフトウェア管理コマンドにアクセスできます。

[Administration] タブを使用すると、システム ログを設定できます。

コントローラのコンソール ポートの接続

はじめる前に

基本的な動作ができるようにコントローラを設定するには、VT-100 ターミナル エミュレーション プログラム(HyperTerminal、ProComm、Minicom、Tip など)を実行する PC にコントローラを接続する必要があります。


    ステップ 1   ヌルモデム シリアル ケーブルの一端をコントローラの RJ-45 コンソール ポートに接続し、もう一端を PC のシリアル ポートに接続します。
    ステップ 2   AC 電源コードをコントローラに接続し、アース付き 100 ~ 240 VAC、50/60 Hz の電源コンセントに差し込みます。 電源を入れます。 起動スクリプトによって、オペレーティング システム ソフトウェアの初期化(コードのダウンロードおよび電源投入時自己診断テスト)および基本設定が表示されます。 コントローラの電源投入時自己診断テストに合格した場合は、起動スクリプトによって設定ウィザードが実行されます。画面の指示に従って、基本設定を入力してください。
    ステップ 3   yes と入力します。 CLI セットアップ ウィザードの基本的な初期設定パラメータに進みます。 gigabitethernet 0/0 インターフェイスであるサービス ポートの IP アドレスを指定します。

    設定ウィザードの設定パラメータを入力すると、Web GUI にアクセスできます。 コントローラがサービス ポートの IP アドレスに設定されました。


    Web GUI へのログイン


      ステップ 1   ブラウザのアドレス行にコントローラの IP アドレスを入力します。 接続をセキュリティで保護するには、https://ip-address と入力します。 接続をセキュリティで保護しない場合は、http://ip-address と入力します。
      ステップ 2   ユーザ名とパスワードを入力する画面が表示されたら、有効な値を入力して [OK] をクリックします。
      (注)     

      設定ウィザードで作成されたユーザ名およびパスワードでは、大文字と小文字が区別されます。 デフォルトのユーザ名は admin、デフォルトのパスワードは cisco です。

      [Accessing Cisco AIR-CT5760] ページが表示されます。

      [Accessing Cisco AIR-CT3850] ページが表示されます。


      Web モードおよびセキュア Web モードの有効化


        ステップ 1   [Configuration] > [Controller] > [Management] > [Protocol Management] > [HTTP-HTTPS] を選択します。

        [HTTP-HTTPS Configuration] ページが表示されます。

        ステップ 2   Web モード(ユーザが「http://ip-address」を使用してコントローラ GUI にアクセスできます)を有効にするには、[HTTP Access] ドロップダウン リストから [Enabled] を選択します。 有効にしない場合は、[Disabled] を選択します。 Web モード(HTTP)の接続は、セキュリティで保護されません。

        ステップ 3   セキュア Web モード(ユーザが「https://ip-address」を使用してコントローラ GUI にアクセスできます)を有効にするには、[HTTPS Access] ドロップダウン リストから [Enabled] を選択します。 有効にしない場合は、[Disabled] を選択します。 セキュア Web モード(HTTPS)の接続は、セキュリティで保護されています。
        ステップ 4   [IP Device Tracking] チェックボックスでデバイスを追跡するように選択します。
        ステップ 5   [Enable] チェックボックスでトラスト ポイントをイネーブルにするように選択します。
        ステップ 6   [Trustpoints] ドロップダウン リストからトラスト ポイントを選択します。
        ステップ 7   [HTTP Timeout-policy (1 to 600 sec)] テキスト ボックスに、非アクティブ状態によって Web セッションがタイムアウトするまでの時間を秒単位で入力します。

        有効な範囲は 1 ~ 600 秒です。

        ステップ 8   [Server Life Time (1 to 86400 sec)] テキスト ボックスにサーバのライフタイムを入力します。

        有効な範囲は 1 ~ 86400 秒です。

        ステップ 9   [Maximum number of Requests (1 to 86400)] テキスト ボックスに、サーバが受け入れることができる接続要求の最大数を入力します。

        指定できる範囲は、1 ~ 86400 接続です。

        ステップ 10   [Apply] をクリックします。
        ステップ 11   [Save Configuration] をクリックします。

        コントローラの Web GUI の設定

        設定ウィザードでは、コントローラ上での基本的な設定を行うことができます。 このウィザードは、コントローラを購入した直後やコントローラを工場出荷時のデフォルトにリセットした後に実行します。 設定ウィザードは、GUI と CLI の両方の形式で使用できます。


          ステップ 1   PC をサービス ポートに接続し、コントローラと同じサブネットを使用するように IPv4 アドレスを設定します。 コントローラに IOS XE イメージがロードされ、サービス ポート インターフェイスが gigabitethernet 0/0 として設定されます。

          ステップ 2   PC で Internet Explorer 10 以降、Firefox 2.0.0.11 以降、または Google Chrome を起動し、ブラウザ ウィンドウに管理インターフェイスの IP アドレスを入力します。 管理インターフェイスの IP アドレスは、gigabitethernet 0/0 と同じです(別名サービス ポート インターフェイス)。 初回ログイン時は、HTTP ユーザ名とパスワードを入力するように求められます。 デフォルトでは、ユーザ名は admin、パスワードは cisco です。

          サービス ポート インターフェイスを使用すると、HTTP と HTTPS の両方を使用できます。 HTTPS はデフォルトでイネーブルにされており、HTTP もイネーブルにできます。

          初めてログインする場合、[Accessing Cisco Controller <Model Number> <Hostname>] ページが表示されます。

          ステップ 3   [Accessing Cisco Controller] ページで、[Wireless Web GUI] リンクをクリックして、コントローラの Web GUI の [Home] ページにアクセスします。
          ステップ 4   [Configuration] > [Wizard]を選択して、コントローラを初めて設定するのに必要なすべての手順を実行します。

          [Admin Users] ページが表示されます。

          ステップ 5   [Admin Users] ページで、このコントローラに割り当てる管理ユーザ名を [User Name] テキスト ボックスに入力し、このコントローラに割り当てる管理パスワードを [Password] と [Confirm Password] テキスト ボックスに入力します。 [Next] をクリックします。

          デフォルトのユーザ名は admin、デフォルトのパスワードは cisco です。 または、コントローラの新しい管理ユーザを作成できます。 ユーザ名とパスワードには、24 文字までの ASCII 文字を入力できます。

          [SNMP System Summary] ページが表示されます。

          ステップ 6   [SNMP System Summary] ページで、コントローラの次の SNMP システム パラメータを入力し、[Next] をクリックします。
          • [Location] テキスト ボックスに、カスタマーが定義できるコントローラの位置を入力します。
          • [Contact] テキスト ボックスに、電話番号および名前などのユーザが定義できる連絡先の詳細を入力します。
          • [SNMP Global Trap] ドロップダウン リストから [enabled] を選択して、さまざまな SNMP トラップの SNMP 通知を送信するか、[disabled] を選択して、さまざまな SNMP トラップの SNMP 通知を送信しないようにします。
          • [SNMP Logging] ドロップダウン リストから [enabled] を選択して、システム ログ メッセージを送信するか、[disabled] を選択して、システム ログ メッセージを送信しないようにします。
          (注)     

          SNMP トラップ サーバは、ディストリビューション ポートから到達できる必要があります(gigabitethernet0/0 サービスまたは管理インターフェイスを介してではなく)。

          [Management Port] ページが表示されます。

          ステップ 7   [Management Port] ページで、管理ポート インターフェイス(gigabitethernet 0/0)の次のパラメータを入力し、[Next] をクリックします。
          • [IP Address] テキスト ボックスに、サービス ポートに割り当てたインターフェイスの IP アドレスを入力します。
          • [Netmask] テキスト ボックスに、管理ポート インターフェイスのネットワーク マスクのアドレスを入力します。
          • [IPv4 DHCP Server] テキスト ボックスに、選択したポートの IPv4 Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)アドレスを入力します。

          [Wireless Management] ページが表示されます。

          ステップ 8   [Wireless Management] ページで、次のワイヤレス インターフェイス管理の詳細を入力し、[Next] をクリックします。
          • [Select Interface] ドロップダウン リストから、VLAN、または 10 ギガビット イーサネットのインターフェイスを選択します。
          • [VLAN id] テキスト ボックスに、VLAN タグの ID または 0(VLAN タグなしの場合)を入力します。
          • [IP Address] テキスト ボックスに、アクセス ポイントが接続されるワイヤレス管理インターフェイスの IP アドレスを入力します。
          • [Netmask] テキスト ボックスに、ワイヤレス管理インターフェイスのネットワーク マスクのアドレスを入力します。
          • [IPv4 DHCP Server] テキスト ボックスに、DHCP IPv4 の IP アドレスを入力します。

          インターフェイスとして VLAN を選択した場合、[Switch Port Configuration] テキスト ボックスに表示される指定済みリストからトランク ポートまたはアクセス ポートとしてポートを指定できます。

          [RF Mobility and Country Code] ページが表示されます。

          ステップ 9   [Mobility and Country Code] ページで、[RF Mobility] テキスト ボックスに RF モビリティ ドメイン名を入力し、[Country Code] ドロップダウン リストから既存の国コードを選択し、[Next] をクリックします。 GUI からは、1 つの国コードだけを選択できます。
          (注)      RF グルーピング パラメータとモビリティ設定を設定する前に、必ず関連する概念の内容を参照してから、設定に進むようにしてください。

          モビリティのグローバル コンフィギュレーション設定を表示した [Mobility Configuration] ページが表示されます。

          ステップ 10   [Mobility Configuration] ページで、次のモビリティのグローバル コンフィギュレーション設定を表示して入力し、[Next] をクリックします。
          • [Mobility Role] テキスト ボックスにモビリティ コントローラが表示されます。
          • [Mobility Protocol Port] テキスト ボックスにモビリティ プロトコル ポート番号が表示されます。
          • [Mobility Group Name] テキストボックスにモビリティ グループ名が表示されます。
          • [DTLS Mode] テキスト ボックスに DTLS がイネーブルかどうかが表示されます。 DTLS は、標準化過程にある TLS に基づくインターネット技術特別調査委員会(IETF)プロトコルです。
          • [Mobility Domain ID for 802.11 radios] テキスト ボックスに 802.11 無線のモビリティ ドメイン ID が表示されます。
          • [Mobility Domain Member Count] テキスト ボックスに、コントローラで設定したメンバー数が表示されます。
          • Mobility Oracle としてコントローラをイネーブルにするには、[Mobility Oracle Enabled] チェックボックスを選択します。
            (注)     

            Mobility Oracle として設定できるのはコントローラだけです。 スイッチを Mobility Oracle に設定することはできません。

            Mobility Oracle は任意で、1 つの完全なモビリティ ドメインでクライアントのデータベースを維持します。
          • [Mobility Keepalive Interval (1-30)sec] テキスト ボックスに、ピア コントローラに送信する各 ping 要求の間隔を秒単位で入力します。 有効範囲は 1 ~ 30 秒で、デフォルト値は 10 秒です。
          • [Mobility Keepalive Count (3-20)] テキスト ボックスに、ピアが到着不能と判断されるまでにピア コントローラに ping 要求を送信する回数を入力します。 有効な範囲は 3 ~ 20 で、デフォルト値は 3 です。
          • [Mobility Control Message DSCP Value (0-63)] テキスト ボックスにモビリティ コントローラに対して設定できる DSCP 値を入力します。 有効な範囲は 0 ~ 63 で、デフォルト値は 0 です。

          [WLANs] ページが表示されます。

          ステップ 11   [Mobility Configuration] ページで、次のモビリティのグローバル コンフィギュレーション設定を表示して入力し、[Next] をクリックします。
          • [Mobility Role] ドロップダウン リストから [Mobility Controller] または [Mobility Agent] を選択します。
            • [Mobility Agent] を選択した場合は、[Mobility Controller IP Address] テキスト ボックスと [Mobility Controller Public IP Address] テキスト ボックスにモビリティ コントローラの IP アドレスを入力します。
            • [Mobility Controller] を選択した場合は、モビリティ コントローラの IP アドレスとモビリティ コントローラのパブリック IP アドレスがそれぞれのテキスト ボックスに表示されます。
          • [Mobility Protocol Port] テキスト ボックスにモビリティ プロトコル ポート番号が表示されます。
          • [Mobility Switch Peer Group Name] テキストボックスにモビリティ スイッチ ピアのグループ名が表示されます。
          • [DTLS Mode] テキスト ボックスに DTLS がイネーブルかどうかが表示されます。 DTLS は、標準化過程にある TLS に基づくインターネット技術特別調査委員会(IETF)プロトコルです。
          • [Mobility Domain ID for 802.11 radios] テキスト ボックスに 802.11 無線のモビリティ ドメイン ID が表示されます。
          • [Mobility Keepalive Interval (1-30)sec] テキスト ボックスに、ピア コントローラに送信する各 ping 要求の間隔を秒単位で入力します。 有効範囲は 1 ~ 30 秒で、デフォルト値は 10 秒です。
          • [Mobility Keepalive Count (3-20)] テキスト ボックスに、ピアが到着不能と判断されるまでにピア コントローラに ping 要求を送信する回数を入力します。 有効な範囲は 3 ~ 20 で、デフォルト値は 3 です。
          • [Mobility Control Message DSCP Value (0-63)] テキスト ボックスにモビリティ コントローラに対して設定できる DSCP 値を入力します。 有効な範囲は 0 ~ 63 で、デフォルト値は 0 です。
          • [Switch Peer Group Members Configured] テキストボックスに設定されたモビリティ スイッチ ピアのグループ メンバーの数が表示されます。

          [WLANs] ページが表示されます。

          ステップ 12   [WLANs] ページで、次の WLAN 設定パラメータを入力し、[Next] をクリックします。
          • [WLAN ID] テキスト ボックスに WLAN ID を入力します。
          • [SSID] テキスト ボックスにクライアントが関連付けられた WLAN の SSID を入力します。
          • [Profile Name] テキスト ボックスに、クライアントが使用する WLAN の名前を入力します。

          [802.11 Configuration] ページが表示されます。

          ステップ 13   [802.11 Configuration] ページで、[802.11a/n/ac] および [802.11b/g/n] チェックボックスの 1 つまたは両方をオンにして、802.11 無線をイネーブルにし、[Next] をクリックします。

          [Set Time] ページが表示されます。

          ステップ 14   [Set Time] ページで、次のパラメータに基づいてコントローラの日時を設定し、[Next] をクリックします。
          • [Current Time] テキスト ボックスに、コントローラの現在のタイムスタンプが表示されます。
          • [Mode] ドロップダウン リストから [Manual] または [NTP] を選択します。 NTP サーバを使用する際は、コントローラに接続されているすべてのアクセス ポイントは、使用可能な NTP サーバ設定に基づいて時間を同期します。
          • [Year, Month, and Day] ドロップダウン リストからコントローラの日付を選択します。
          • [Hours, Minutes, and Seconds] ドロップダウン リストから時間を選択します。
          • [Zone] テキスト ボックスに時間帯を入力し、[Offset] ドロップダウン リストからコントローラに設定された現在の時間との比較で必要なとオフ設定を選択します。

          [Save Wizard] ページが表示されます。

          ステップ 15   [Save Wizard] ページで、これらの手順を使用してコントローラで実行されたコンフィギュレーション設定を確認できます。また、設定値を変更する場合は、[Previous] をクリックして、そのページに移動します。

          成功メッセージがすべてのウィザードに表示された場合のみ、ウィザードを使用して作成されたコントローラの設定を保存できます。 [Save Wizard] ページがエラーを表示する場合、コントローラの初期設定に対してウィザードを再作成する必要があります。