Cisco ワイヤレス LAN コントローラ構成ガイド リリース 8.1
Key Telephone System-Based CAC の設定
Key Telephone System-Based CAC の設定

Key Telephone System-Based CAC の設定

Key Telephone System-Based CAC の制約事項

  • コントローラは、クライアントからの SSID Capability Check Request メッセージを無視します。

  • KTS CAC クライアントには、優先コールはサポートされていません。

  • コントローラ間ローミングには、理由コード 17 はサポートされていません。

  • KTS-based CAC 機能を有効にするには、次の作業を行ってください。

    • WLAN 上で WMM を有効にします。

    • 無線レベルで ACM を有効にします。

    • 無線レベルでの TSPEC 非アクティブ タイムアウトの処理を有効にします。

Key Telephone System-Based CAC について

Key Telephone System-based CAC は、NEC MH240 ワイヤレス IP 電話で使用されるプロトコルです。 KTS-based SIP クライアントで CAC をサポートし、そのようなクライアントからの帯域幅要求メッセージを処理し、AP 無線で要求された帯域幅を割り当て、プロトコルの一部であるその他のメッセージを処理するように、コントローラを設定できます。

コールが開始されると、KTS-based CAC クライアントが帯域幅要求メッセージを送信し、それに対してコントローラが、帯域幅が割り当てられるかどうかを示す帯域幅確認メッセージで応答します。 帯域幅が利用可能な場合のみ、コールが許可されます。 クライアントは、AP から別の AP にローミングする場合、別の帯域幅要求メッセージをコントローラに送信します。

帯域幅の割り当ては、帯域幅要求メッセージからのデータ レートとパケット化間隔を使用して計算されるメディア時間によって異なります。 KTS-based CAC クライアントの場合、パケット化間隔が 20 ミリ秒の G.711 コーデックが、メディア時間の計算に使用されます。

コントローラは、クライアントからの帯域幅リリース メッセージを受信したあと、帯域幅を解放します。 コントローラ内ローミングとコントローラ間ローミングのいずれの場合も、クライアントが別の AP にローミングすると、コントローラは前の AP の帯域幅を解放し、新規の AP に帯域幅を割り当てます。 クライアントのアソシエーションが解除された場合、または非アクティブの状態が 120 秒間続いた場合、コントローラは帯域幅を解放します。 クライアントの非アクティビティまたはディスアソシエーションによって、クライアント用の帯域幅が解放された場合、コントローラからクライアントへの通知はありません。

KTS-based CAC の設定(GUI)

はじめる前に

WLAN に対して KTS-based CAC を有効にするには、次の作業を実行します。

  • WLAN の QoS プロファイルを Platinum に設定します。

  • WLAN を無効な状態に設定します。

  • WLAN に対する FlexConnect ローカル スイッチングを Disabled 状態にします([WLANs > Edit] ページの [Advanced] タブをクリックし、[FlexConnect Local Switching] チェックボックスをオフにします)。


    ステップ 1   [WLANs] を選択して、[WLANs] ページを開きます。
    ステップ 2   KTS-based CAC ポリシーを設定する WLAN の ID 番号をクリックします。
    ステップ 3   [WLANs > Edit] ページで [Advanced] タブをクリックします。
    ステップ 4   [Voice] の下の [KTS based CAC Policy] チェックボックスをオンまたはオフにして、WLAN に対する KTS-based CAC を有効または無効にします。
    ステップ 5   [Apply] をクリックして、変更を確定します。

    KTS-based CAC の設定(CLI)

    はじめる前に

    WLAN に対して KTS-based CAC を有効にするには、次の作業を実行します。

    • WLAN の QoS プロファイルを Platinum に設定するには、次のコマンドを入力します。

      config wlan qos wlan-id platinum

    • WLAN を無効にするには、次のコマンドを入力します。

      config wlan disable wlan-id

    • WLAN に対する FlexConnect ローカル スイッチングを無効にするには、次のコマンドを入力します。

      config wlan flexconnect local-switching wlan-id disable


      ステップ 1   WLAN に対して KTS-based CAC を有効にするには、次のコマンドを入力します。

      config wlan kts-cac enable wlan-id

      ステップ 2   KTS-based CAC 機能を有効にするには、次の作業を行ってください。
      1. WLAN 上で WMM を有効にするには、次のコマンドを入力します。

        config wlan wmm allow wlan-id

      2. 無線レベルで ACM を有効にするには、次のコマンドを入力します。

        config 802.11a cac voice acm enable

      3. 無線レベルで TSPEC 非アクティブ タイムアウトの処理を有効にするには、次のコマンドを入力します。

        config 802.11a cac voice tspec-inactivity-timeout enable


      関連コマンド

      • クライアントが KTS-based CAC をサポートするかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

        show client detail client-mac-address

        以下に類似した情報が表示されます。

        
        Client MAC Address............................... 00:60:b9:0d:ef:26
        Client Username ................................. N/A
        AP MAC Address................................... 58:bc:27:93:79:90
        
        QoS Level........................................ Platinum
        802.1P Priority Tag.............................. disabled
        KTS CAC Capability............................... Yes
        WMM Support...................................... Enabled
        Power Save....................................... ON
        
      • KTS-based CAC に関する問題をトラブルシューティングするには、次のコマンドを入力します。

        debug cac kts enable

      • CAC に関する他の問題をトラブルシューティングするには、次のコマンドを入力します。

        • debug cac event enable

        • debug call-control all enable