Cisco ワイヤレス LAN コントローラ構成ガイド リリース 8.1
DHCP スコープの設定
DHCP スコープの設定

DHCP スコープの設定

DHCP スコープの設定に関する制限

最大 16 の DHCP スコープを設定できます。

DHCP スコープについて

Controllersには組み込みの DHCP リレー エージェントがあります。 ただし、別個の DHCP サーバを持たないネットワーク セグメントが必要な場合、controllersに IP アドレスとサブネット マスクを無線クライアントに割り当てる組み込みの DHCP スコープを設定できます。 一般に、1 つのcontrollerには、それぞれある範囲の IP アドレスを指定する 1 つ以上の DHCP スコープを設定できます。

DHCP スコープは内部 DHCP が機能するために必要となります。 controllerで DHCP が定義されると、管理インターフェイス、AP マネージャ インターフェイス、動的インターフェイスのプライマリ DHCP サーバの IP アドレスをcontrollerの管理インターフェイスにポイントすることができます。

DHCP スコープの設定(GUI)


    ステップ 1   [Controller] > [Internal DHCP Server] > [DHCP Scope] を選択して、[DHCP Scopes] ページを開きます。

    このページには、これまでに設定されたすべての DHCP スコープが表示されます。

    (注)     

    既存の DHCP スコープを削除するには、そのスコープの青いドロップダウンの矢印の上にカーソルを置いて、[Remove] を選択します。

    ステップ 2   新しい DHCP スコープを追加するには、[New] をクリックします。 [DHCP Scope > New] ページが表示されます。
    ステップ 3   [Scope Name] テキスト ボックスに、新しい DHCP スコープの名前を入力します。
    ステップ 4   [Apply] をクリックします。 DHCP Scopes ページが再度表示されたら、新しいスコープの名前をクリックします。 [DHCP Scope > Edit] ページが表示されます。
    ステップ 5   [Pool Start Address] テキスト ボックスに、クライアントに割り当てられた範囲の開始 IP アドレスを入力します。
    (注)     

    このプールは、各 DHCP スコープで一意でなければならず、ルータまたは他のサーバの固定 IP アドレスを含めることはできません。

    ステップ 6   [Pool End Address] テキスト ボックスに、クライアントに割り当てられた範囲の終了 IP アドレスを入力します。
    (注)     

    このプールは、各 DHCP スコープで一意でなければならず、ルータまたは他のサーバの固定 IP アドレスを含めることはできません。

    ステップ 7   [Network] テキスト ボックスに、この DHCP スコープの対象となるネットワークの名前を入力します。 この IP アドレスは、[Interfaces] ページで設定されている、ネットマスクが適用された管理インターフェイスによって使用されます。
    ステップ 8   [Netmask] テキスト ボックスに、すべての無線クライアントに割り当てられたサブネット マスクを入力します。
    ステップ 9   [Lease Time] テキスト ボックスに、IP アドレスをクライアントに対して許可する時間(0 ~ 65536 秒)を入力します。
    ステップ 10   [Default Routers] テキスト ボックスに、コントローラに接続しているオプション ルータの IP アドレスを入力します。 各ルータには、DHCP フォワーディング エージェントを含める必要があります。これにより、単一コントローラで複数のコントローラのクライアントを処理できます。
    ステップ 11   [DNS Domain Name] テキスト ボックスに、1 つまたは複数の DNS サーバで使用する、この DHCP スコープのオプションのドメイン ネーム システム(DNS)ドメイン名を入力します。
    ステップ 12   [DNS Servers] テキスト ボックスに、オプションの DNS サーバの IP アドレスを入力します。 各 DNS サーバは、この DHCP スコープで割り当てられた IP アドレスと一致するように、クライアントの DNS エントリを更新できる必要があります。
    ステップ 13   [Netbios Name Servers] テキスト ボックスに、Internet Naming Service(WINS)サーバなど、オプションの Microsoft Network Basic Input Output System(NetBIOS)ネーム サーバの IP アドレスを入力します。
    ステップ 14   [Status] ドロップダウン リストから、[Enabled] を選択してこの DHCP スコープを有効にするか、または [Disabled] を選択して無効にします。
    ステップ 15   [Apply] をクリックして、変更を確定します。
    ステップ 16   [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。
    ステップ 17   [DHCP Allocated Leases] を選択して、無線クライアントの残りのリース時間を表示します。 [DHCP Allocated Lease] ページが表示され、無線クライアントの MAC アドレス、IP アドレス、および残りのリース時間が示されます。

    DHCP スコープの設定(CLI)


      ステップ 1   次のコマンドを入力して、新しい DHCP スコープを作成します。

      config dhcp create-scope scope

      (注)     

      DHCP スコープを削除する場合は、config dhcp delete-scope scope コマンドを入力します。

      ステップ 2   クライアントに割り当てられた範囲の開始および終了 IP アドレスを指定するには、次のコマンドを入力します。

      config dhcp address-pool scope start end

      (注)     

      このプールは、各 DHCP スコープで一意でなければならず、ルータまたは他のサーバの固定 IP アドレスを含めることはできません。

      ステップ 3   この DHCP スコープの対象となるネットワーク(ネットマスクが適用された管理インターフェイスによって使用される IP アドレス)およびすべての無線クライアントに割り当てられたサブネット マスクを指定するには、次のコマンドを入力します。

      config dhcp network scope network netmask

      ステップ 4   次のコマンドを入力して、クライアントに IP アドレスを許容する時間(0 ~ 65536 秒)を指定します。

      config dhcp lease scope lease_duration

      ステップ 5   コントローラに接続されているオプション ルータの IP アドレスを指定するには、次のコマンドを入力します。

      config dhcp default-router scope router_1 [router_2] [router_3]

      各ルータには、DHCP フォワーディング エージェントを含める必要があります。これにより、単一コントローラで複数のコントローラのクライアントを処理できます。

      ステップ 6   次のコマンドを入力して、1 つまたは複数の DNS サーバで使用する、この DHCP スコープのオプションのドメイン ネーム システム(DNS)ドメイン名を指定します。

      config dhcp domain scope domain

      ステップ 7   次のコマンドを入力して、オプションの DNS サーバの IP アドレスを指定します。

      config dhcp dns-servers scope dns1 [dns2] [dns3]

      各 DNS サーバは、この DHCP スコープで割り当てられた IP アドレスと一致するように、クライアントの DNS エントリを更新できる必要があります。

      ステップ 8   次のコマンドを入力して、Internet Naming Service(WINS)サーバなど、オプションの Microsoft Network Basic Input Output System(NetBIOS)ネーム サーバの IP アドレスを指定します。

      config dhcp netbios-name-server scope wins1 [wins2] [wins3]

      ステップ 9   次のコマンドを入力して、この DHCP スコープを有効または無効にします。

      config dhcp {enable | disable} scope

      ステップ 10   次のコマンドを入力して、変更を保存します。

      save config

      ステップ 11   次のコマンドを入力して、設定されている DHCP スコープのリストを表示します。

      show dhcp summary

      以下に類似した情報が表示されます。

      
      Scope Name           Enabled           Address Range
      Scope 1 						No 	 	 	 0.0.0.0 -> 0.0.0.0
      Scope 2						No			 0.0.0.0 -> 0.0.0.0
      
      ステップ 12   次のコマンドを入力して、特定のスコープの DHCP 情報を表示します。

      show dhcp scope

      以下に類似した情報が表示されます。

      
      Enabled....................................... No
      Lease Time.................................... 0
      Pool Start.................................... 0.0.0.0
      Pool End...................................... 0.0.0.0
      Network....................................... 0.0.0.0
      Netmask....................................... 0.0.0.0
      Default Routers............................... 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0
      DNS Domain....................................
      DNS........................................... 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0
      Netbios Name Servers.......................... 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0