Cisco ワイヤレス LAN コントローラ構成ガイド リリース 8.1
FlexConnect AP に対する FlexConnect AP のアップグレードの設定
FlexConnect AP に対する FlexConnect AP のアップグレードの設定

FlexConnect AP に対する FlexConnect AP のアップグレードの設定

FlexConnect AP のアップグレードについて

通常、AP のイメージをアップグレードする際に、プリイメージ ダウンロード機能を使用して、AP がクライアントに対応できない時間を短縮することができます。 一方、アクセス ポイントはアップグレード中、クライアントに対応できないため、ダウンしている時間も増加します。 プリイメージ ダウンロード機能は、このダウンしている時間を短縮するために使用することができます。 ただし、ブランチ オフィス セットアップの場合、アップグレード イメージは引き続き WAN リンクを介して、各アクセス ポイントにダウンロードされるので、より大きな遅延が発生します。

より効率的な方法は、FlexConnect AP のアップグレード機能を使用することです。 この機能が有効になっている場合、まずローカル ネットワーク内の各モデルの 1 つのアクセス ポイントは、WAN リンクを介してアップグレード イメージをダウンロードします。 これはマスター/スレーブ モデルやクライアント/サーバ モデルと同じように動作します。 このアクセス ポイントは、次に類似したモデルの残りのアクセス ポイントのマスターになります。 残りのアクセス ポイントは、次にアップグレード イメージをマスター アクセス ポイントから、ローカル ネットワークを介してプリイメージ ダウンロード機能を使用してダウンロードします。これにより、WAN の遅延時間が短縮されます。

FlexConnect アクセス ポイントに対する FlexConnect AP アップグレードに関する制約事項

  • ネットワークのプライマリ コントローラおよびセカンダリ コントローラは、プライマリ イメージおよびバックアップ イメージの設定と同じにする必要があります。

  • FlexConnect グループが設定されている場合、そのグループ内のすべてのアクセス ポイントは、同じサブネット内にあるか、NAT を介してアクセスできる必要があります。

  • 7.5 より前のリリースから 7.6.X 以降のリリースへ直接アップグレードすると、Cisco AP 2600 および AP 3600 上のプレダウンロード プロセスは失敗します。 Cisco WLC を 7.6.X 以降のリリースにアップグレードした後で、AP 2600 および Cisco AP 3600 に新しいイメージがロードされます。 リリース 7.6.X のイメージへアップグレードした後で、プレダウンロード機能が予想どおりに機能します。 プレダウンロードが失敗するのは、1 回だけです。

FlexConnect AP のアップグレードの設定(GUI)


    ステップ 1   [Wireless] > [FlexConnect Groups] を選択します。

    [FlexConnect Groups] ページが表示されます。 このページに、コントローラで設定された FlexConnect グループが一覧表示されます。

    ステップ 2   イメージ アップグレードを設定する [Group Name] リンクをクリックします。
    ステップ 3   [Image Upgrade] タブをクリックします。
    ステップ 4   [FlexConnect AP Upgrade] チェックボックスをオンにして、FlexConnect AP のアップグレードを有効にします。
    ステップ 5   前の手順で FlexConnect AP のアップグレードを有効にした場合、次のパラメータを有効にする必要があります。
    • [Slave Maximum Retry Count]:アップグレード イメージのダウンロードについて、スレーブ アクセス ポイントがマスター アクセス ポイントに接続するように試すべき試行回数。 設定された再試行の間にイメージ ダウンロードが行われない場合、イメージは WAN を介してアップグレードされます。
    • [Upgrade Image]:アップグレード イメージを選択します。 オプションは、[Primary]、[Backup]、および [Abort] です。
    • [FlexConnect Upgrade] をクリックして、アップグレードします。
    ステップ 6   [AP Name] ドロップダウン リストから、[Add Master] をクリックしてマスター アクセス ポイントを追加します。

    アクセス ポイントを選択して、FlexConnect グループのマスター アクセス ポイントを手動で割り当てることができます。

    ステップ 7   [Apply] をクリックします。

    FlexConnect AP のアップグレードの設定(CLI)

    • config flexconnect group group-name predownload {enable | disable}:FlexConnect AP のアップグレードを有効または無効にします。

    • config flexconnect group group-name predownload master ap-name:あるアクセス ポイントをマスター アクセス ポイントとして手動で割り当てます。

    • config flexconnect group group-name predownload slave retry-count ap-name:アクセスポイントをスレーブ アクセス ポイントとして再試行回数とともに設定します。

    • config flexconnect group group-name predownload start:FlexConnect グループのアクセス ポイントでイメージ ダウンロードを開始します。

    • config ap image predownload {abort | primary | backup}:プリイメージ アップグレードでダウンロードする必要があるイメージ タイプを割り当てます。

    • show flexconnect group group-name:FlexConnect グループ設定の概要を表示します。

    • show ap image all:アクセス ポイント上のイメージの詳細を表示します。