Cisco ワイヤレス LAN コントローラ構成ガイド リリース 8.1
Spectrum Expert の接続の設定
Spectrum Expert の接続の設定

Spectrum Expert の接続の設定

Spectrum Expert 接続について

スペクトラム アナライザから提供されるような RF 分析プロットの作成に使用できる詳細なスペクトラム データを入手するには、Cisco CleanAir 対応のアクセス ポイントを、Spectrum Expert アプリケーションを実行している Microsoft Windows XP または Vista の PC(Spectrum Expert コンソールと呼ばれる)に直接接続するよう設定します。 Spectrum Expert との接続は、Prime Infrastructure から半自動的に開始することも、Cisco WLC から手動で開始することもできます。 この項では、後者の方法について説明します。

Spectrum Expert の設定(GUI)

はじめる前に

Spectrum Expert コンソールとアクセス ポイントとの間に接続を確立する前に、IP アドレスのルーティングが正しく設定され、途中にあるすべてのファイアウォールでネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)ポートが開かれていることを確認します。


    ステップ 1   Spectrum Expert コンソールに接続するアクセス ポイントで、Cisco CleanAir 機能が有効になっていることを確認します。
    ステップ 2   Cisco WLC GUI または CLI を使用してアクセス ポイントを SE-Connect モードに設定します。
    (注)     

    SE-Connect モードは、1 つの無線だけでなく、そのアクセス ポイント全体に対して設定されます。 しかし、Spectrum Expert コンソールが接続するのは一度に 1 つの無線です。

    Cisco WLC GUI を使用している場合は、次の手順に従ってください。

    1. [Wireless] > [Access Points] > [All APs] の順に選択して、[All APs] ページを開きます。
    2. 対象のアクセス ポイントの名前を選択して、[All APs > Details for] ページを開きます。
    3. [AP Mode] ドロップダウン リストから [SE-Connect] を選択します。 このモードは、Cisco CleanAir 機能にをサポートできるアクセス ポイントでのみ使用できます。 SE-Connect モードが使用可能なオプションとして表示されるには、アクセス ポイントに有効状態のスペクトラム対応無線が少なくとも 1 つ以上あることが必要です。
    4. [Apply] をクリックして、変更を確定します。
    5. アクセス ポイントをリブートするように求められたら、[OK] をクリックします。

    CLI を使用している場合は、次の手順に従ってください。

    1. 次のコマンドを入力して、アクセス ポイントに SE-Connect モードを設定します。

      config ap mode se-connect Cisco_AP

    2. アクセス ポイントをリブートするように求められたら、「Y」と入力します。
    3. 次のコマンドを入力して、アクセス ポイントの SE-Connect の設定状況を確認します。

      show ap config {802.11a | 802.11b} Cisco_AP

      以下に類似した情報が表示されます。

      
      Cisco AP Identifier.............................. 0
      Cisco AP Name.................................... CISCO_AP3500
      ...
      Spectrum Management Information
              Spectrum Management Capable.............. Yes
              Spectrum Management Admin State.......... Enabled
              Spectrum Management Operation State...... Up
              Rapid Update Mode........................ Disabled
              Spectrum Expert connection............... Enabled
      	 	Spectrum Sensor State.................. Configured (Error code = 0)

      
    ステップ 3   Windows PC で、次の URL から Cisco Software Center にアクセスします。

    http:/​/​www.cisco.com/​cisco/​software/​navigator.html

    ステップ 4   [Product] > [Wireless] > [Cisco Spectrum Intelligence] > [Cisco Spectrum Expert] > [Cisco Spectrum Expert Wi-Fi] の順にクリックし、Spectrum Expert 4.0 の実行可能ファイル(*.exe)をダウンロードします。
    ステップ 5   PC で Spectrum Expert アプリケーションを実行します。
    ステップ 6   [Connect to Sensor] ダイアログボックスが表示されたら、アクセス ポイントの IP アドレスを入力し、アクセス ポイントの無線を選択し、認証のために 16 バイトのネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)キーを入力します。 Spectrum Expert アプリケーションによって、NSI プロトコルを使用して、アクセス ポイントへの TCP/IP による直接接続が開かれます。
    (注)     

    アクセス ポイントは、2.4 GHz の周波数をポート 37540 で、5 GHz の周波数をポート 37550 でリスニングする TCP サーバである必要があります。 これらのポートは、Spectrum Expert アプリケーションが NSI プロトコルを使用してアクセス ポイントに接続するために、開かれている必要があります。

    (注)     

    Cisco WLC GUI では、NSI キーは [All APs > Details for] ページにある [Network Spectrum Interface Key] フィールド([Port Number] フィールドの下)に表示されます。 Cisco WLC CLI から NSI キーを表示するには、show ap config {802.11a | 802.11b} Cisco_AP コマンドを入力します。

    SE-Connect モードのアクセス ポイントが Cisco WLC に join すると、アクセス ポイントから Spectrum Capabilities 通知メッセージが送信され、Cisco WLC は Spectrum Configuration Request で応答します。 この要求には 16 バイトのランダム NSI キーが含まれます。このキーは NSI 認証で使用するために Cisco WLC で作成されたものです。 Cisco WLC はアクセス ポイントごとにキーを 1 つ作成し、アクセス ポイントはこのキーをリブートするまで保存します。

    (注)      Spectrum Expert コンソール接続は、アクセス ポイントの無線ごとに最大 3 つまで確立できます。 Cisco WLC GUI の [802.11a/n/ac(または 802.11b/g/n)Cisco APs > Configure] ページにある [Number of Spectrum Expert Connections] テキスト ボックスには、現在アクセス ポイント無線に接続されている Spectrum Expert アプリケーションの数が表示されます。
    ステップ 7   Spectrum Expert アプリケーションの右下隅にある [Slave Remote Sensor] テキスト ボックスを選択して、Spectrum Expert コンソールがアクセス ポイントに接続されていることを確認します。 デバイスが 2 台接続されている場合は、このテキスト ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスが表示されます。
    ステップ 8   Spectrum Expert アプリケーションを使用して、アクセス ポイントからのスペクトラム データを表示および分析します。