Cisco ワイヤレス LAN コントローラ コンフィギュレーション ガイド、リリース 7.6
アクセス ポイントのフェールオーバー プライオリティの設定
アクセス ポイントのフェールオーバー プライオリティの設定

アクセス ポイントのフェールオーバー プライオリティの設定

アクセス ポイントに対するフェールオーバー プライオリティの設定について

各コントローラには、定義された数のアクセス ポイント用通信ポートが装備されています。 未使用のアクセス ポイント ポートがある複数のコントローラが同じネットワーク上に展開されている場合、1 つのコントローラが故障すると、ドロップしたアクセス ポイントは、自動的に未使用のコントローラ ポートをポーリングして、そのポートにアソシエートします。

次に、アクセス ポイントのフェールオーバー プライオリティを設定する際の注意事項を示します。
  • バックアップ コントローラがプライオリティ レベルの高いアクセス ポイントからの join 要求を認識できるよう、また、プライオリティ レベルの低いアクセス ポイントを必要に応じてアソシエーション解除してポートを使用可能にできるよう無線ネットワークを設定できます。

  • フェールオーバーのプライオリティ レベルは、通常の無線ネットワークの運用中は無効です。 コントローラ障害後に使用できるバックアップ コントローラ ポートよりも多くのアソシエーション要求が発生する場合のみ有効となります。

  • この機能を設定するには、ネットワークのフェールオーバー プライオリティ レベルを設定して個別のアクセス ポイントにプライオリティ レベルを割り当てる必要があります。

  • デフォルトでは、すべてのアクセス ポイントはプライオリティ レベル 1 に設定されています。これは、最も低いプライオリティ レベルです。 このため、これよりも高いプライオリティ レベルを必要とするアクセス ポイントにのみ、プライオリティ レベルを割り当てる必要があります。

アクセス ポイントのフェールオーバー プライオリティの設定(GUI)


    ステップ 1   [Wireless] > [Access Points] > [Global Configuration] の順に選択して [Global Configuration] ページを開きます。
    ステップ 2   [Global AP Failover Priority] ドロップダウン リストから [Enable] を選択してアクセス ポイント フェールオーバー プライオリティを有効にするか、または [Disable] を選択してこの機能を無効にし、アクセス ポイント プライオリティの割り当てをすべて無視します。 デフォルト値は [Disable] です。
    ステップ 3   [Apply] をクリックして、変更を確定します。
    ステップ 4   [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。
    ステップ 5   [Wireless] > [Access Points] > [All APs] の順に選択して、[All APs] ページを開きます。
    ステップ 6   フェールオーバー プライオリティを有効にするアクセス ポイントの名前をクリックします。
    ステップ 7   [High Availability] タブを選択します。 [All APs > Details for]([High Availability])ページが表示されます。
    ステップ 8   [AP Failover Priority] ドロップダウン リストで次のオプションのいずれかを選択して、アクセス ポイントのプライオリティを指定します。
    • [Low]:アクセス ポイントにプライオリティ レベル 1 を割り当てます。これは最も低いプライオリティ レベルです。 これは、デフォルト値です。

    • [Medium]:アクセス ポイントにプライオリティ レベル 2 を割り当てます。

    • [High]:アクセス ポイントにプライオリティ レベル 3 を割り当てます。

    • [Critical]:アクセス ポイントにプライオリティ レベル 4 を割り当てます。これは最も高いプライオリティ レベルです。

    ステップ 9   [Apply] をクリックして、変更を確定します。
    ステップ 10   [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。

    アクセス ポイントのフェールオーバー プライオリティの設定(CLI)


      ステップ 1   次のコマンドを入力して、アクセス ポイント フェールオーバー プライオリティを有効または無効にします。

      config network ap-priority {enable | disable}

      ステップ 2   次のコマンドを入力して、アクセス ポイントのプライオリティを指定します。

      config ap priority {1 | 2 | 3 | 4} Cisco_AP

      ここで、1 は最も低いプライオリティ レベルであり、4 は最も高いプライオリティ レベルです。 デフォルト値は、1 です

      ステップ 3   save config コマンドを入力して、変更を保存します。

      フェールオーバー プライオリティの設定の表示(CLI)

      • 次のコマンドを入力して、ネットワーク上でアクセス ポイントのフェールオーバー プライオリティが有効かどうかを確認します。

        show network summary

        以下に類似した情報が表示されます。

        
        RF-Network Name............................. mrf
        Web Mode.................................... Enable
        Secure Web Mode............................. Enable
        Secure Web Mode Cipher-Option High.......... Disable
        Secure Shell (ssh).......................... Enable
        Telnet...................................... Enable
        Ethernet Multicast Mode..................... Disable
        Ethernet Broadcast Mode..................... Disable
        IGMP snooping............................... Disabled
        IGMP timeout................................ 60 seconds
        User Idle Timeout........................... 300 seconds
        ARP Idle Timeout............................ 300 seconds
        Cisco AP Default Master..................... Disable
        AP Join Priority......................... Enabled
        
...
        
      • 次のコマンドを入力して、各アクセス ポイントのフェールオーバー プライオリティを表示します。

        show ap summary

        以下に類似した情報が表示されます。

        
        Number of APs.................................... 2
        Global AP User Name.............................. user
        Global AP Dot1x User Name........................ Not Configured
        
        AP Name  Slots  AP Model           Ethernet MAC       Location   Port Country Priority
        -------  -----  ------------------ -----------------  ---------  ---- ------- -------
        ap:1252  2      AIR-LAP1252AG-A-K9 00:1b:d5:13:39:74  hallway 6  1    US      1
        ap:1121  1      AIR-LAP1121G-A-K9  00:1b:d5:a9:ad:08  reception  1    US      3
        

      特定のアクセス ポイントの概要を表示するには、アクセス ポイント名を指定します。 また、アクセス ポイントのフィルタリングを行うときは、ワイルドカード検索を使用できます。