Cisco ワイヤレス LAN コントローラ コンフィギュレーション ガイド、リリース 7.6
マルチキャストの最適化の設定
マルチキャストの最適化の設定

マルチキャストの最適化の設定

マルチキャスト最適化について

7.0.116.0 よりも前のリリースでは、マルチキャストは、マルチキャスト アドレスと VLAN を 1 つのエンティティ(MGID)としてグループ化することを基本としていました。 VLAN Select と VLAN プーリングが使用されると、重複パケットが増加する可能性があります。 VLAN Select 機能では、すべてのクライアントがそれぞれ異なる VLAN 上でマルチキャスト ストリームをリッスンします。 そのため、コントローラは、マルチキャスト アドレスと VLAN の組み合わせごとに異なる MGID を作成します。 その結果、アップストリーム ルータは VLAN ごとにコピーを 1 つ送信し、最悪の場合、プール内に存在する VLAN の数だけコピーが作成されます。 WLAN はすべてのクライアントに対して同じままなので、マルチキャスト パケットの複数のコピーが無線で送信されます。 無線メディア上およびコントローラとアクセス ポイントの間に発生する重複したマルチキャスト ストリームを抑制するには、マルチキャスト最適化機能を使用できます。

マルチキャスト最適化では、マルチキャスト トラフィック用に使用可能なマルチキャスト VLAN を作成できます。 WLAN の VLAN の 1 つを、マルチキャスト グループが登録されるマルチキャスト VLAN として設定できます。 クライアントは、マルチキャスト VLAN 上でマルチキャスト ストリームをリッスンできます。 MGID は、マルチキャスト VLAN とマルチキャスト IP アドレスを使用して生成されます。 同じ WLAN の VLAN プール上にある複数のクライアントが単一のマルチキャスト IP アドレスをリッスンしている場合、単一の MGID が生成されます。 コントローラは、この VLAN プール上のクライアントからのすべてのマルチキャスト ストリームが常にマルチキャスト VLAN 上に送出されるようにして、その VLAN プールのすべての VLAN に対し、アップストリーム ルータに登録されるエントリが 1 つになるようにします。 クライアントが異なる VLAN 上にあっても、1 つのマルチキャスト ストリームだけが VLAN プールにヒットします。 したがって、無線で送信されるマルチキャスト パケットは、1 つのストリームだけになります。

マルチキャスト VLAN の設定(GUI)


    ステップ 1   [WLANs] > [WLAN ID] を選択します。 [WLAN > Edit] ページが表示されます。
    ステップ 2   [General] タブで [Multicast VLAN feature] チェックボックスを選択して、WLAN に対してマルチキャスト VLAN を有効にします。

    [Multicast Interface] ドロップダウン リストが表示されます。

    ステップ 3   [Multicast Interface] ドロップダウン リストから VLAN を選択します。
    ステップ 4   [Apply] をクリックします。

    マルチキャスト VLAN の設定(CLI)

    config wlan multicast interface wlan_id enable interface_name コマンドを使用して、マルチキャスト VLAN 機能を設定します。