Cisco ワイヤレス LAN コントローラ コンフィギュレーション ガイド、リリース 7.6
複数の AP マネージャ インターフェイスの設定
複数の AP マネージャ インターフェイスの設定

複数の AP マネージャ インターフェイスの設定

複数の AP マネージャ インターフェイスについて

複数の AP マネージャ インターフェイスを作成すると、インターフェイスはそれぞれ異なるポートにマッピングされます。 AP マネージャ インターフェイス 2 がポート 2、AP マネージャ インターフェイス 3 がポート 3、AP マネージャ インターフェイス 4 がポート 4 となるように、ポートが順番に設定されている必要があります。

アクセス ポイントはコントローラに join する前に、discovery request を送信します。 アクセス ポイントは、受信した discovery response から、コントローラにある AP マネージャ インターフェイスの数と、各 AP マネージャ インターフェイスにあるアクセス ポイントの数を判断します。 アクセス ポイントは、通常、最もアクセス ポイント数の少ない AP マネージャに join します。 この方法により、アクセス ポイントの負荷は、複数の AP マネージャ インターフェイスに対して動的に分散されます。


(注)  


アクセス ポイントは AP マネージャ インターフェイス全体に、均等に分散されるわけではありませんが、ある程度のロード バランシングは行われます。


複数の AP マネージャ インターフェイス設定の制約事項

次の制限は、コントローラに複数の AP マネージャ インターフェイスを設定するときに適用されます。

  • コントローラ上の各ポートに、AP マネージャ インターフェイスを割り当てる必要があります。

  • 複数の AP マネージャ インターフェイスを実装する前に、それらがコントローラのポート冗長性に与える影響を考慮する必要があります。

  • 複数の AP マネージャ インターフェイスを使用できるのは、Cisco 5500 シリーズ コントローラだけです。

  • すべての AP マネージャ インターフェイスが同じ VLAN または同じ IP サブネット上になくてもかまいません。また、管理インターフェイスと同じ VLAN または IP サブネットになくても問題はありません。 ただし、すべての AP マネージャ インターフェイスが同一の VLAN または IP サブネット上に存在するように設定することをお勧めします。

  • いずれかの AP マネージャ インターフェイスのポートで障害が発生した場合は、コントローラによってアクセス ポイントの状態がクリアされるので、通常のコントローラ join プロセスを使用してコントローラとの通信を再確立するために、アクセス ポイントのリブートが必要になります。 この後、コントローラからの CAPWAP または LWAPP ディスカバリ応答には、障害を起こした AP マネージャ インターフェイスは含まれなくなります。 アクセス ポイントは再度コントローラに join し、アクセス ポイントの負荷は使用可能な AP マネージャ インターフェイス間に分散されます。

複数の AP マネージャ インターフェイスの作成(GUI)


    ステップ 1   [Controller] > [Interfaces] の順に選択して、[Interfaces] ページを開きます。
    ステップ 2   [New] をクリックします。

    [Interfaces > New] ページが表示されます。

    ステップ 3   AP マネージャ インターフェイスの名前と VLAN 識別子を入力します。
    ステップ 4   [Apply] をクリックして、変更を確定します。 [Interfaces > Edit] ページが表示されます。
    ステップ 5   適切なインターフェイス パラメータを入力します。
    (注)     
    すべてのインターフェイスは、次の場合を除き、プライマリおよびバックアップ ポートをサポートします。
    • 動的インターフェイスは、ポート設定のバックアップをサポートしない AP マネージャに変換されます。

    • AP マネージャが管理インターフェイスで有効であり、管理インターフェイスがプライマリ ポート障害のためにバックアップ ポートに移動した場合、AP マネージャ インターフェイスは無効になります。

    ステップ 6   このインターフェイスを AP マネージャ インターフェイスにするには、[Enable Dynamic AP Management] チェックボックスをオンにします。
    (注)     

    1 つの物理ポートにつき、AP マネージャ インターフェイスは 1 つのみ許可されます。 AP マネージャ インターフェイスとして指定された動的インターフェイスは WLAN インターフェイスとして使用できません。

    ステップ 7   [Save Configuration] をクリックして設定を保存します。
    ステップ 8   作成する AP マネージャ インターフェイスそれぞれについて、この手順を繰り返します。

    複数の AP マネージャ インターフェイスの作成(CLI)


      ステップ 1   次のコマンドを入力し、新しいインターフェイスを作成します。
      • config interface create operator_defined_interface_name {vlan_id | x}

      • config interface address operator_defined_interface_name ip_addr ip_netmask [gateway]

      • config interface vlan operator_defined_interface_name {vlan_id | o}

      • config interface port operator_defined_interface_name physical_ds_port_number

      • config interface dhcp operator_defined_interface_name ip_address_of_primary_dhcp_server [ip_address_of_secondary_dhcp_server]

      • config interface quarantine vlan interface_name vlan_id

        (注)     

        このコマンドを使用して、任意のインターフェイスに対して隔離 VLAN を設定します。

      • config interface acl operator_defined_interface_name access_control_list_name

      ステップ 2   このインターフェイスを AP マネージャ インターフェイスにするには、次のコマンドを入力します。 {config interface ap-manager operator_defined_interface_name enable | disable}
      (注)      1 つの物理ポートにつき、AP マネージャ インターフェイスは 1 つのみ許可されます。 AP マネージャ インターフェイスとして指定された動的インターフェイスは WLAN インターフェイスとして使用できません。
      ステップ 3   save config コマンドを入力して、変更を保存します。
      ステップ 4   作成する AP マネージャ インターフェイスそれぞれについて、この手順を繰り返します。