Cisco ワイヤレス LAN コントローラ コンフィギュレーション ガイド リリース 7.4(統合版)
SpectraLink 社の NetLink 電話用システムの設定
SpectraLink 社の NetLink 電話用システムの設定
発行日;2013/06/17   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

SpectraLink 社の NetLink 電話用システムの設定

SpectraLink NetLink 電話について

SpectraLink 社の NetLink 電話を Cisco UWN ソリューションと最適な形で統合するには、長いプリアンブルを有効にするようオペレーティング システムを設定する必要があります。 無線プリアンブル(ヘッダーとも呼ばれる)とは、パケットの先頭部分のデータ セクションのことであり、ここには、無線デバイスでのパケットの送受信に必要な情報が格納されています。 ショート プリアンブルの方がスループット パフォーマンスが向上するため、デフォルトではこちらが有効になっています。 ただし、SpectraLink 社の NetLink 電話などの一部の無線デバイスは、ロング プリアンブルを必要とします。

SpectraLink 社の NetLink 電話の設定

長いプリアンブルの有効化(GUI)


    ステップ 1   [Wireless] > [802.11b/g/n] > [Network] の順に選択して、[802.11b/g Global Parameters] ページを開きます。
    ステップ 2   [Short Preamble] チェックボックスがオンの場合は、以降の手順に進みます。 [Short Preamble] チェックボックスがオフの場合(つまり、長いプリアンブルが有効な場合)、コントローラはすでに SpectraLink 社の NetLink 電話用に最適化されているため、これ以降の手順を実行する必要はありません。
    ステップ 3   [Short Preamble] チェックボックスをオフにして、長いプリアンブルを有効にします。
    ステップ 4   [Apply] をクリックして、コントローラの設定を更新します。
    (注)     

    コントローラへの CLI セッションがアクティブでない場合は、CLI セッションを開始してコントローラをリブートし、リブート プロセスを監視することをお勧めします。 コントローラがリブートすると GUI が切断されるため、その意味でも CLI セッションは役に立ちます。

    ステップ 5   [Commands] > [Reboot] > [Reboot] > [Save and Reboot] の順に選択して、コントローラをリブートします。 次のプロンプトに対し [OK] をクリックします。
    
    Configuration will be saved and the controller will be rebooted. Click ok to confirm.
    

    コントローラがリブートします。

    ステップ 6   コントローラの GUI にもう一度ログインし、コントローラが正しく設定されていることを確認します。
    ステップ 7   [Wireless] > [802.11b/g/n] > [Network] の順に選択して、[802.11b/g Global Parameters] ページを開きます。 [Short Preamble] チェックボックスがオフの場合、コントローラは SpectraLink 社の NetLink 電話用に最適化されています。

    長いプリアンブルの有効化(CLI)


      ステップ 1   コントローラ CLI にログインします。
      ステップ 2   show 802.11b コマンドを入力し、Short preamble mandatory パラメータを選択します。 短いプリアンブルが有効になっている場合は、以降の手順に進みます。 短いプリアンブルが有効な場合、次のように表示されます。
      
      Short Preamble mandatory....................... Enabled
      

      短いプリアンブルが無効になっている場合(つまり長いプリアンブルが有効な場合)、コントローラはすでに SpectraLink 社の NetLink 電話に対して最適化されているため、以降の手順を実行する必要はありません。

      ステップ 3   次のコマンドを入力して、802.11b/g ネットワークを無効にします。

      config 802.11b disable network

      802.11a ネットワークでは、長いプリアンブルを有効化できません。
      ステップ 4   次のコマンドを入力して、長いプリアンブルを有効にします。

      config 802.11b preamble long

      ステップ 5   次のコマンドを入力して、802.11b/g ネットワークを再度有効にします。

      config 802.11b enable network

      ステップ 6   reset system コマンドを入力し、コントローラをリブートします。 システムの変更を保存するためのプロンプトが表示されたら、y と入力します。 コントローラがリブートします。
      ステップ 7   CLI にログインし直し、show 802.11b コマンドを入力して次のパラメータを表示して、コントローラが正しく設定されていることを確認します。
      
      802.11b Network................................ Enabled
      Short Preamble mandatory....................... Disabled
      

      上記のパラメータは、802.11b/g ネットワークが有効になっていて、短いプリアンブルが無効になっていることを示しています。


      Enhanced Distributed Channel Access(CLI)

      802.11 Enhanced Distributed Channel Access(EDCA)パラメータを設定して SpectraLink の電話をサポートするには、次の CLI コマンドを入力します。

      config advanced edca-parameter {custom-voice | optimized-video-voice | optimized-voice | svp-voice | wmm-default}

      値は次のとおりです。
      • custom-voice:カスタム音声 EDCA パラメータを有効にします
      • optimized-video-voice:ビデオと音声用に最適化された複合パラメータを有効にします
      • optimized-voice:非 SpectraLink の音声用に最適化されたパラメータを有効にします
      • svp-voice:SpectraLink Voice Priority(SVP)パラメータを有効にします
      • wmm-default:Wireless Multimedia(WMM)のデフォルト パラメータを有効にします

      (注)  


      このコマンドをコントローラに接続されたすべてのアクセス ポイントに適用するには、このコマンドを入力したあと、802.11b/g ネットワークを無効にし、その後再び有効にしてください。