Cisco ワイヤレス LAN コントローラ コンフィギュレーション ガイド リリース 7.4(統合版)
DHCP スコープの設定
DHCP スコープの設定
発行日;2013/06/17   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

DHCP スコープの設定

DHCP スコープについて

コントローラには組み込みの DHCP リレー エージェントがあります。 ただし、別個の DHCP サーバを持たないネットワーク セグメントを求められる場合、コントローラに IP アドレスとサブネット マスクを無線クライアントに割り当てる組み込みの DHCP スコープを設定できます。 一般に、1 つのコントローラには、それぞれある範囲の IP アドレスを指定する複数の DHCP スコープを設定できます。

DHCP スコープは内部 DHCP が機能するために必要となります。 コントローラで DHCP が定義された後、管理インターフェイス、AP マネージャ インターフェイス、動的インターフェイスのプライマリ DHCP サーバの IP アドレスをコントローラの管理インターフェイスにポイントできます。

DHCP スコープの設定に関する制限

最大 16 の DHCP スコープを設定できます。

DHCP スコープの設定(GUI)


    ステップ 1   [Controller] > [Internal DHCP Server] > [DHCP Scope] を選択して、[DHCP Scopes] ページを開きます。

    このページには、これまでに設定されたすべての DHCP スコープが表示されます。

    (注)     

    既存の DHCP スコープを削除するには、そのスコープの青いドロップダウンの矢印の上にカーソルを置いて、[Remove] を選択します。

    ステップ 2   新しい DHCP スコープを追加するには、[New] をクリックします。 [DHCP Scope > New] ページが表示されます。
    ステップ 3   [Scope Name] テキスト ボックスに、新しい DHCP スコープの名前を入力します。
    ステップ 4   [Apply] をクリックします。 DHCP Scopes ページが再度表示されたら、新しいスコープの名前をクリックします。 [DHCP Scope > Edit] ページが表示されます。
    ステップ 5   [Pool Start Address] テキスト ボックスに、クライアントに割り当てられた範囲の開始 IP アドレスを入力します。
    (注)     

    このプールは、各 DHCP スコープで一意でなければならず、ルータまたは他のサーバの固定 IP アドレスを含めることはできません。

    ステップ 6   [Pool End Address] テキスト ボックスに、クライアントに割り当てられた範囲の終了 IP アドレスを入力します。
    (注)     

    このプールは、各 DHCP スコープで一意でなければならず、ルータまたは他のサーバの固定 IP アドレスを含めることはできません。

    ステップ 7   [Network] テキスト ボックスに、この DHCP スコープの対象となるネットワークの名前を入力します。 この IP アドレスは、[Interfaces] ページで設定されている、ネットマスクが適用された管理インターフェイスによって使用されます。
    ステップ 8   [Netmask] テキスト ボックスに、すべての無線クライアントに割り当てられたサブネット マスクを入力します。
    ステップ 9   [Lease Time] テキスト ボックスに、IP アドレスをクライアントに対して許可する時間(0 ~ 65536 秒)を入力します。
    ステップ 10   [Default Routers] テキスト ボックスに、コントローラに接続しているオプション ルータの IP アドレスを入力します。 各ルータには、DHCP フォワーディング エージェントを含める必要があります。これにより、単一コントローラで複数のコントローラのクライアントを処理できます。
    ステップ 11   [DNS Domain Name] テキスト ボックスに、1 つまたは複数の DNS サーバで使用する、この DHCP スコープのオプションのドメイン ネーム システム(DNS)ドメイン名を入力します。
    ステップ 12   [DNS Servers] テキスト ボックスに、オプションの DNS サーバの IP アドレスを入力します。 各 DNS サーバは、この DHCP スコープで割り当てられた IP アドレスと一致するように、クライアントの DNS エントリを更新できる必要があります。
    ステップ 13   [Netbios Name Servers] テキスト ボックスに、Internet Naming Service(WINS)サーバなど、オプションの Microsoft Network Basic Input Output System(NetBIOS)ネーム サーバの IP アドレスを入力します。
    ステップ 14   [Status] ドロップダウン リストから、[Enabled] を選択してこの DHCP スコープを有効にするか、または [Disabled] を選択して無効にします。
    ステップ 15   [Apply] をクリックして、変更を確定します。
    ステップ 16   [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。
    ステップ 17   [DHCP Allocated Leases] を選択して、無線クライアントの残りのリース時間を表示します。 [DHCP Allocated Lease] ページが表示され、無線クライアントの MAC アドレス、IP アドレス、および残りのリース時間が示されます。

    DHCP スコープの設定(CLI)


      ステップ 1   次のコマンドを入力して、新しい DHCP スコープを作成します。

      config dhcp create-scope scope

      (注)     

      DHCP スコープを削除する場合は、次のコマンドを入力します。config dhcp delete-scope scope

      ステップ 2   クライアントに割り当てられた範囲の開始および終了 IP アドレスを指定するには、次のコマンドを入力します。

      config dhcp address-pool scope start end

      (注)     

      このプールは、各 DHCP スコープで一意でなければならず、ルータまたは他のサーバの固定 IP アドレスを含めることはできません。

      ステップ 3   この DHCP スコープの対象となるネットワーク(ネットマスクが適用された管理インターフェイスによって使用される IP アドレス)およびすべての無線クライアントに割り当てられたサブネット マスクを指定するには、次のコマンドを入力します。

      config dhcp network scope network netmask

      ステップ 4   次のコマンドを入力して、クライアントに IP アドレスを許容する時間(0 ~ 65536 秒)を指定します。

      config dhcp lease scope lease_duration

      ステップ 5   コントローラに接続されているオプション ルータの IP アドレスを指定するには、次のコマンドを入力します。

      config dhcp default-router scope router_1 [router_2] [router_3]

      各ルータには、DHCP フォワーディング エージェントを含める必要があります。これにより、単一コントローラで複数のコントローラのクライアントを処理できます。

      ステップ 6   次のコマンドを入力して、1 つまたは複数の DNS サーバで使用する、この DHCP スコープのオプションのドメイン ネーム システム(DNS)ドメイン名を指定します。

      config dhcp domain scope domain

      ステップ 7   次のコマンドを入力して、オプションの DNS サーバの IP アドレスを指定します。

      config dhcp dns-servers scope dns1 [dns2] [dns3]

      各 DNS サーバは、この DHCP スコープで割り当てられた IP アドレスと一致するように、クライアントの DNS エントリを更新できる必要があります。

      ステップ 8   次のコマンドを入力して、Internet Naming Service(WINS)サーバなど、オプションの Microsoft Network Basic Input Output System(NetBIOS)ネーム サーバの IP アドレスを指定します。

      config dhcp netbios-name-server scope wins1 [wins2] [wins3]

      ステップ 9   次のコマンドを入力して、この DHCP スコープを有効または無効にします。

      config dhcp {enable | disable} scope

      ステップ 10   次のコマンドを入力して、変更を保存します。

      save config

      ステップ 11   次のコマンドを入力して、設定されている DHCP スコープのリストを表示します。

      show dhcp summary

      以下に類似した情報が表示されます。

      
      Scope Name           Enabled           Address Range
      Scope 1 						No 	 	 	 0.0.0.0 -> 0.0.0.0
      Scope 2						No			 0.0.0.0 -> 0.0.0.0
      
      ステップ 12   次のコマンドを入力して、特定のスコープの DHCP 情報を表示します。

      show dhcp scope

      以下に類似した情報が表示されます。

      
      Enabled....................................... No
      Lease Time.................................... 0
      Pool Start.................................... 0.0.0.0
      Pool End...................................... 0.0.0.0
      Network....................................... 0.0.0.0
      Netmask....................................... 0.0.0.0
      Default Routers............................... 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0
      DNS Domain....................................
      DNS........................................... 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0
      Netbios Name Servers.......................... 0.0.0.0 0.0.0.0 0.0.0.0