Cisco Aironet 1570 シリーズ屋外アクセス ポイント ハードウェア インストレーション ガイド
DHCP オプション 43 の設定
DHCP オプション 43 の設定
発行日;2015/05/20 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 14MB) | フィードバック

目次

DHCP オプション 43 の設定

概要

1570 シリーズ アクセス ポイントのオプション 43 の設定

DHCP オプション 43 の設定

この付録では、Cisco Catalyst 3750 シリーズ スイッチなどの DHCP サーバを Cisco Aironet アクセス ポイントで使用できるように、DHCP オプション 43 を設定する手順について説明します。この付録の内容は、次のとおりです。

「概要」

「1570 シリーズ アクセス ポイントのオプション 43 の設定」

概要

DHCP オプション 43 の使用方法と Lightweight Cisco Aironet アクセス ポイント(LAP)の DHCP オプション 43 の設定例の確認方法の最新情報については、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/wireless-mobility/wireless-lan-wlan/97066-dhcp-option-43-00.html

ここでは、DHCP サーバを Cisco Aironet アクセス ポイントで使用できるようにするための DHCP オプション 43 の設定例を示します。その他の DHCP サーバの実装に関する DHCP オプション 43 の設定については、DHCP サーバの製品マニュアルを参照してください。オプション 43 では、コントローラ管理インターフェイスの IP アドレスを使用します。


) DHCP オプション 43 では、1 つの DHCP プールを 1 種類のアクセス ポイントだけに割り当てることができます。アクセス ポイントの種類別に、異なる DHCP プールを設定する必要があります。


Cisco Aironet 1570 シリーズ アクセス ポイントは、DHCP オプション 43 の Type-Length-Value(TLV)形式を使用します。DHCP サーバは、アクセス ポイントの DHCP Vendor Class Identifier(VCI; ベンダー クラス ID)文字列(DHCP オプション 60)に基づいてオプションを返すようにプログラミングされている必要があります。 表 D-1 は、Lightweight モードで動作する Cisco アクセス ポイントの VCI ストリングを示しています。

 

表 D-1 Lightweight アクセス ポイントの VCI ストリング

Access Point
Vendor Class Identifier(VCI)

Cisco Aironet 1570 シリーズ

Cisco AP c1570

TLV ブロックの形式を以下に示します。

型:0xf1(十進数では 241)

長さ:コントローラの IP アドレス数 * 4

値:WLC 管理インターフェイスのリスト

1570 シリーズ アクセス ポイントのオプション 43 の設定

組み込み Cisco IOS DHCP サーバで Cisco Aironet 1570 シリーズ アクセス ポイントの DHCP オプション 43 を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Cisco IOS の CLI でコンフィギュレーション モードに切り替えます。

ステップ 2 デフォルトのルータやネーム サーバなどの必要なパラメータを指定して、DHCP プールを作成します。DHCP プールの作成に使用するコマンドは次のとおりです。

ip dhcp pool pool name
network IP Network Netmask
default-router Default router
dns-server DNS Server
 
それぞれの説明は次のとおりです。
pool name は、DHCP プールの名前です(例:AP1570)。
IP Network は、コントローラがあるネットワーク IP アドレス(10.0.15.1 など)です。
Netmask はサブネット マスク(255.255.255.0 など)です。
Default router は、デフォルト ルータの IP アドレス(10.0.0.1 など)です。
DNS Server は、DNS サーバの IP アドレス(10.0.10.2 など)です。
 

ステップ 3 次の構文に従って、オプション 60 の行を追加します。

option 60 ascii “VCI string”
 

VCI のストリングには、 表 D-1 の値を使用します。引用符は必ず含める必要があります。

ステップ 4 次の構文を使用してオプション 43 の行を追加します。

option 43 hex hex string
 

hex string には、次の TLV 値を組み合わせて指定します。

型 + 長さ + 値

型は、常に f1(16 進数)です。長さは、コントローラの管理 IP アドレスの数に 4 を掛けた値です(16 進数)。値には、コントローラの IP アドレスを順番に指定します(16 進数)。

たとえば、管理インターフェイスの IP アドレス 10.126.126.2 および 10.127.127.2 を持ったコントローラが 2 つあるとします。型は、f1(16 進数)です。長さは、2 * 4 = 8 = 08(16 進数)です。IP アドレスは、0a7e7e02 および 0a7f7f02 に変換されます。文字列を組み合わせて、f1080a7e7e020a7f7f02 と指定します。DHCP スコープに追加された結果の Cisco IOS コマンドは、次のとおりです。

option 43 hex f1080a7e7e020a7f7f02