Cisco Aironet 1520 シリーズ 屋外 Mesh アクセス ポイント ハードウェア インストレーション ガイド
概要
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目次

概要

ハードウェア機能

アンテナ コネクタの位置

コネクタ

マルチ無線動作

外部アンテナ

複数の電源

イーサネット ポート

ケーブル モデム

金属エンクロージャ

オプションのハードウェア

ネットワーク配置の例

無線バックホール

ポイントツーポイント ブリッジング

ポイントツーマルチポイント ブリッジング

メッシュ ネットワーク

レイヤ 3 ネットワークでの使用

概要

Cisco Aironet 1520 シリーズ 屋外 Mesh アクセス ポイント(以下、アクセス ポイント)は、メッシュ ネットワークでの使用を目的に、屋外環境向けとして設計されたモジュラ型無線アクセス ポイントです。 このアクセス ポイントは、無線クライアント アクセス、ポイントツーポイント ブリッジング、ポイントツーマルチポイント ブリッジング、ポイントツーマルチポイント メッシュ無線接続もサポートしています。 このアクセス ポイントはスタンドアロン型のユニットで、街灯柱、建物の壁、突出部、ケーブルより線に取り付けることができます。

LAP1522 モデルは 2 つの無線帯域(2.4GHz と 5GHz)をサポートしており、LAP1524 モデルは 4 つの無線帯域(2.4GHz、5.8GHz、Public Safety 用 4.9GHz)をサポートしています。 どちらのモデルも、ライセンスがなくてもクライアントにアクセスできます。 5GHz 無線は、有線ネットワークに接続するバックホール専用です。2.4GHz 無線は無線クライアントで使用します。 Public Safety 4.9GHz 帯無線は、バックホール用およびアクセス用として使用されます。 サポートしているデータ レートは 6 ~ 54Mb/秒です。

このアクセス ポイントには、ケーブル、支柱取り付け、メッシュの 3 つの構成モデルがあります。ケーブル構成では、装置上面にアンテナコネクタを 3 つ備え、ケーブルより線に取り付け可能で、Power-Over-Cable(POC)をサポートしています。柱取り付け構成では、装置の上面と底面に 2 つのアンテナを持ちます。この構成は、柱や建物壁面に取り付け可能で、光ファイバ ネットワークで使用でき、電源関連のオプションをいくつか用意しています。メッシュ構成の場合、本装置の上面と底面に 2 つのアンテナがあります。AC 電源で動作し、有線ネットワークに接続する無線バックホール通信のみをサポートします。有線ネットワークに接続するハードウェアによる通信(ケーブル、光ファイバ、またはイーサネット)では使用できません。

アクセス ポイントの注文時に危険場所オプションを選択することもできます。 危険場所対応のアクセス ポイントは、Class I、Division 2、Zone 2 危険場所での安全基準を満たしています。これは、通常の動作条件下で、可燃性のガス、気体、または液体によって爆発性雰囲気が生成される可能性が小さい場所を対象としています。 注文時に危険場所設置オプションを選択した場合は、本システムに新しい構成部品が追加されています。 2 つのコンジット アダプタとアセンブリについての説明および組み立て手順は、同梱の説明書を参照してください。

アクセス ポイントは、有線ネットワークに直接接続されていない他のアクセス ポイントのリレー ノードとしても動作します。インテリジェントな無線ルーティングは特許取得済みの Adaptive Wireless Path Protocol(AWPP)によって実現します。このプロトコルを使用することで、各アクセス ポイントは近隣のアクセス ポイントを識別し、パスごとに信号の強度とコントローラへのアクセスに必要なホップ数についてコストを計算して、有線ネットワークまでの最適なパスをインテリジェントに選択できるようになります。

アクセス ポイント は、『 Cisco Wireless LAN Controller Configuration Guide 』に示すように、Cisco Wireless LAN Controller(以下、コントローラ)を使用して、設定、監視、および操作します。 無線ポイントツーポイント、ポイントツーマルチポイント、およびメッシュのそれぞれの配置をサポートする Cisco メッシュ ネットワークの計画および初期設定の方法については、『 Deployment Guide: Cisco Mesh Networking Solution 』を参照してください。 コントローラでは、ブラウザベースの管理システム、command-line interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)、または Cisco Wireless Control System(WCS)ネットワーク管理システムを使用して、コントローラおよびアソシエートされたアクセス ポイントが管理されます。 アクセス ポイントは、ハードウェアに基づく高度な暗号化標準(AES)による暗号化を無線ノードとの間でサポートし、エンドツーエンドのセキュリティを提供します。

この章では、次の項目について説明します。

「ハードウェア機能」

「ネットワーク配置の例」

ハードウェア機能

この項では、アクセス ポイントのハードウェア機能について説明します。図1-1図1-2、および図1-3 はアクセス ポイントの各種コネクタを示しています。


) このガイドの図では、アクセス ポイントで可能なすべての接続を示しています。未使用のコネクタはコネクタ プラグを装着して密閉し、アクセス ポイントの防水構造を確保します。コネクタの開放部に使用する液密アダプタが用意されており、アクセス ポイントの配置前でも配置後でも取り付けできます。


図1-1 アクセスポイント底面の各種コネクタ

 

 

1

アンテナ ポート 4

7

AC 入力コネクタ

2

アンテナ ポート 5

8

ファイバ ポート

3

アンテナ ポート 6

9

PoE 出力ポート

4

ファイバ ポート(オプション)

10

LED

5

ケーブル POC ポート(オプション)

11

PoE 入力ポート

6

補助コンソール ポート

図1-2 ケーブル、光ファイバ、およびアンテナの各コネクタの位置

 

 

1

ケーブル POC コネクタ(オプション) 1

4

アンテナ ポート 2 2 (N 型)

2

光ファイバ コネクタ(オプション) 3

5

アンテナ ポート 1 2 (N 型)

3

アンテナ ポート 3 2 (N 型)

1.図にあるスティンガ コネクタはユーザ側で用意します。

2.アンテナの位置は、アクセス ポイントの構成によって異なります(「アンテナ コネクタの位置」を参照)。

3.液密コネクタは示されていません。

図1-3 DC 電源コネクタおよびアース ネジ穴

 

 

1

アース ネジ穴

2

DC 電源コネクタ

図1-4 はアンテナ ポートの位置を示しています。これらはすべてのモデルに共通です。 使用するポートは注文したモデルによって異なります。

図1-4 アンテナ ポートの位置

 

 

1

アンテナ ポート 1

5

ヒンジ

2

アンテナ ポート 2

6

アンテナ ポート 5

3

アンテナ ポート 3

7

アンテナ ポート 6

4

アンテナ ポート 4

アンテナ コネクタの位置

アクセス ポイントには、ケーブル、メッシュ、柱取り付けの 3 つの構成モデルがあります。アクセス ポイントのアンテナは、 表1-1 に示すように、それぞれの構成ごとに固有の位置にあります。

 

表1-1 アクセス ポイントの各構成モデルのアンテナ位置

アンテナ ポート
アクセス ポイントの構成
ケーブル
メッシュおよび柱取り付け

1

2.4GHz アンテナ コネクタ(RX)

5GHz アンテナ コネクタ(TX/RX)

2

5GHz アンテナ コネクタ(TX/RX)

- 4

3

2.4GHz アンテナ コネクタ(TX/RX)

2.4GHz アンテナ コネクタ(RX)

4

- 1

2.4GHz アンテナ コネクタ(RX)

5

- 1

- 1

6

- 1

2.4GHz アンテナ コネクタ(TX/RX)

4.将来の使用のために確保。

アクセス ポイントには、次のようなハードウェア機能があります。

マルチ無線(2.4GHz、5GHz、4.9GHz)- 「マルチ無線動作」を参照

外部無線アンテナ - 「外部アンテナ」を参照

複数の電源 - 「複数の電源」を参照

イーサネット ポート - 「イーサネット ポート」を参照

頑丈な金属エンクロージャ - 「金属エンクロージャ」を参照

オプションのケーブル モデム - 「ケーブル モデム」を参照

オプションのハードウェア - 「オプションのハードウェア」を参照

コネクタ

アクセス ポイントのオプション機能では、以下のコネクタをサポートしています(図1-1 を参照)。

PoE 入力コネクタ - 防水用液密アダプタ付き内部 RJ-45

PoE 出力コネクタ - 防水用液密アダプタ付き内部 RJ-45

3 つ、4 つ、または 6 つのアンテナ コネクタ(N 型) - アクセス ポイントの構成による

光ファイバ コネクタ - LC コネクタ付き内部 Small Form-Factor Pluggable(SFP)トランシーバ

POC スティンガ コネクタ - ユーザ側で用意

AC 電源コネクタ(3 ピン Remke Mini-Link 50908)

DC 電源コネクタ - 内部 2 ピン コネクタ

マルチ無線動作

アクセス ポイントでは、外部アンテナを使用して 2.4GHz と 5GHz の無線を使用できます(「外部アンテナ」を参照)。

LAP1522モデルは、2.4GHz 802.11b/g 無線と 5GHz 802.11a 無線を使用した同時デュアル無線動作をサポートしています。5GHz 無線は、工業、科学、医療用(ISM)の上位 5.8GHz 帯域または Public Safety 用の 4.9GHz 帯域で動作できます。5GHz 無線は、使用できるアンテナは 1 つのみで、コントローラへのバックホール動作に使用します。


) 4.9GHz の周波数帯にはライセンスが必要であり、FCC 規則の第 90.20 項に定義されている有資格の Public Safety オペレータのみが運用を許可されています。


2.4GHz 無線では、2 つまたは 3 つのアンテナを使用した Single-Input Multiple-Output(SIMO)動作が可能です。アクセス ポイントでは、2 つまたは 3 つのレシーバを使用して、レシーバのパフォーマンスを高める Maximum Ratio Combining(MRC; 最大比合成)をサポートします。 MRC は、複数のレシーバで受信した信号を合成し、受信信号強度を最適化するための技術です。2 つの受信アンテナを使用した場合は最大 3dB、3 つのアンテナを使用した場合は最大 5dB の受信信号強度の増加が得られます。

外部アンテナ

アクセス ポイントでは、N 型無線周波数(RF)アンテナ コネクタを、装置の上面で最大 3 つ、底面で 2 つ使用できます。使用できるアンテナ コネクタの数は、アクセス ポイントの構成によって異なります(「アンテナ コネクタの位置」を参照)。どの構成のアクセス ポイントでも、MISO 動作で複数の 2.4GHz アンテナを使用できますが、5GHz アンテナは 1 つのみ使用可能です。

オプションの Cisco 小型全方向性アンテナを使用すると、2.4GHz アンテナと 5GHz アンテナをアクセス ポイントに直接接続できます。Cisco 全方向性アンテナには、垂直偏波が使用されます。


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。


アクセス ポイントは、以下の表にあるアンテナを使用して、2.4GHz で 8dBi、5GHz で 17dBi の最大ゲインで動作するように設計されています。この表にないアンテナの使用や、この最大ゲインを超えるゲインでの動作は、厳しく禁じられています。アンテナに要求されるインピーダンスは 50Ÿです。

他のユーザに対する無線妨害発生の可能性を低くするには、正常な通信に必要な電力を超えない Equivalent Isotropically Radiated Power(EIRP; 等価等方輻射電力)となるようにアンテナのタイプとゲインを選択します。


注意 直接取り付け型のアンテナでは、アンテナ コネクタの周囲に耐侯処理を施さないでください。排水孔がふさがれ、アンテナを損傷する恐れがあります。

表1-2 および 表1-3 は、アクセス ポイントで使用できる外部アンテナを示しています。

 

表1-2 5GHz 外部アンテナ

製品番号
モデル 5
ゲイン(dBi)

AIR-ANT5180V-N

5GHz 小型全方向性

8

AIR-ANT58G10SSA-N

5GHz セクター

9.5

AIR-ANT5114P-N

5GHz パッチ

14

AIR-ANT5117S-N

5GHz 90°セクター

17

5.4.9GHz の周波数帯での運用にはライセンスが必要であり、FCC 規則の第 90.20 項に定義されている有資格の Public Safety オペレータのみが運用を許可されています。

 

表1-3 2.4GHz 外部アンテナ

製品番号
モデル
ゲイン(dBi)

AIR-ANT2450V-N

2.4GHz 小型全方向性

5.5

AIR-ANT2480V-N

2.4GHz 全方向性

8

複数の電源

アクセス ポイントでは次の電源を使用できます。

PoE - パワー インジェクタ(AIR-PWRINJ1500-2=)

AC 電源 - 100 ~ 480VAC(柱取り付け構成では標準の電源)

POC - 40 ~ 90VAC(準方形波 AC)、(ケーブル構成では標準の電源)

外部 12VDC


警告 この装置は、IEC 60950 に基づく安全基準の安全特別低電圧(SELV)の要件に適合した DC 電源にのみ接続してください。


内部バッテリ

アクセス ポイントは複数の電源に接続できます。アクセス ポイントは使用可能な電源を検出し、次のデフォルトの優先順位に従って最適な電源に切り替えます。

AC 電源または POC 電源

外部 12VDC 電源

パワー インジェクタの PoE 電源

内部バッテリ電源


警告 この装置には、複数の電源が接続されている場合があります。装置を無効にするには、すべての電源の接続を切り離します。



注意 インライン PoE を供給するには、1520 パワー インジェクタ(AIR-PWRINJ1500-2=)を使用する必要があります。他のパワー インジェクタ、PoE スイッチ、および 802.3af 電源では十分な電源が供給できず、アクセス ポイントが誤動作したり、電源が過電流状態になる可能性があります。


注意 1520 パワー インジェクタ(AIR-PWRINJ1500-2=)は、屋内環境のみで使用してください。


) ケーブル構成では、アクセス ポイントを POC 電源または外部 12VDC 電源で動作させている場合にのみ、ケーブル モデムが有効になります。PoE 電源のみの使用では、ケーブル モデムは無効になります。



注意 アクセス ポイントを屋外または水に濡れたり湿度の多い場所に設置する場合は、National Electrical Code(NEC)の Article 210 で要求されているように、Ground Fault Protection(GFCI; 漏電遮断器)付きで、アクセス ポイントに電力を供給する AC 分岐回路をアクセス ポイントに装備する必要があります。

パワー インジェクタとアクセス ポイント(PoE 入力ポート)を接続するイーサネット ケーブルの長さは 3.1m(10 フィート)以上とする必要があります。

AC 電源コードには次のオプションがあります。

米国およびカナダで街灯柱に取り付けるための長さ 15.2m(40 フィート)の電源コード。電源コードの一方の端にはアクセス ポイントの AC 電源コネクタ、もう一方の端には AC プラグ(AIR-CORD-R3P-40NA=)がそれぞれ取り付けられています。

EU 各国で、街灯柱に取り付けるための長さ 15.2m(40 フィート)の電源コード。 この電源コードの一方の端は、アクセス ポイントの AC 電源コネクタに取り付けられています。もう一方の端は終端されていません。 Interpower 84131251 または Hubbell HBL316P6W(IEC/EN60309)のピンスリーブ型コネクタ(AIR-CORD-R3P-40UE=)など、屋外用として認定された IP67 準拠のプラグを取り付ける必要があります。

米国およびカナダで街灯柱に取り付けるための長さ 1.2m(4 フィート)の街路灯電源タップ アダプタ(AIR-PWR-ST-LT-R3P=)。

イーサネット ポート

アクセス ポイントでは、PoE 入力ポートと PoE 出力ポートを使用できます。アクセス ポイントの PoE 入力ポートでは RJ-45 コネクタ(液密アダプタ付き)を使用してアクセス ポイントを 10/100/1000BASE-T ネットワークに接続します。イーサネット ケーブルは、イーサネット データの送受信のほか、必要に応じてパワー インジェクタから 56VDC インライン電源の供給に使用します。

アクセス ポイントの PoE 出力(10/100/1000BASE-T)ポートでは、RJ-45 コネクタ(液密アダプタ付き)を使用して LAN 接続を実現するほか、カメラやセンサー ゲートウェイなど、ユーザが用意した周辺機器 1 台に IEEE 802.3af 電源を供給します。PoE 出力ポートをスイッチやハブには接続しないでください。


) パワー インジェクタでアクセス ポイントが動作している場合、PoE 出力ポートは無効になります。


イーサネットの MAC アドレスは、アクセス ポイントの底面にある LED の下部に印刷されています(「製品シリアル番号の記載場所」を参照)。


警告 火災の危険性を低減するため、No. 26 AWG 以上の太さの電気通信線コードのみを使用してください。


イーサネット ケーブルには、シールド タイプの屋外用カテゴリ 5e(CAT5e)以上の定格のものを使用してください。アクセス ポイントはイーサネットと電源の信号を感知して、ケーブル接続に合った内部回路に自動的に切り替わります。


注意 インライン PoE を供給するには、1520 パワー インジェクタ(AIR-PWRINJ1500-2=)を使用する必要があります。他のパワー インジェクタ、PoE スイッチ、および 802.3af 電源では十分な電源が供給できず、アクセス ポイントが誤動作したり、電源が過電流状態になる可能性があります。

ケーブル モデム

アクセス ポイントのケーブル構成では、柱取り付けのケーブル ラインからケーブル ネットワークに接続するために内部ケーブル モデムを使用します。アクセス ポイントは、ケーブル ネットワークから供給される 40 ~ 90VAC(準方形波 AC)電源で動作させることができます。


) アクセス ポイントには、Scientific Atlanta DPC2100 ケーブル モデム基板と 4015821 無線スプリッタが使用されています。


このケーブル モデムでは以下の機能をサポートしています。

Data Over Cable Service Interface Specifications (DOCSIS) 2.0

既存の DOCSIS 1.1 および 1.0 のネットワークとの下位互換性

金属エンクロージャ

アクセス ポイントは、屋内と屋外の環境に対応し、-40 ~ +55°C(-40 ~ +131°F)の産業動作温度に耐える金属エンクロージャを採用しています。これにより、アクセス ポイントは NEMA 4 および IP67 の要求事項に適合しています。

オプションのハードウェア

アクセス ポイントのハードウェア オプションには、次のものがあります。

光ファイバ モジュールおよび巻き取りリール キット(GLC-FE-100BX-URGD=) - 光ファイバ回線への接続に使用する SFP モジュールです。余分な光ファイバ ケーブルをリールに巻き付けて格納するために、巻き取りリールを使用します。

単線ファイバを使用した双方向光トランシーバ

波長 1.3m(送信)および 1.5m(受信)による Wavelength Division Multiplexing(WDM; 波長分割多重方式)機能

データレート 100Mb/s

LC レセプタクル

最大 25km(15.5 マイル)の長さの光ファイバ ケーブルをサポート

柱取り付けキット(AIR-ACCPMK1520=) - アクセス ポイントを街灯柱などの金属製や木製のポールに取り付けるためのハードウェアです。

より線取り付けキット(AIR-ACCSMK1520=) - ケーブルより線にアクセス ポイントを取り付けるためのハードウェアです。

街路灯の電源タップ アダプタ(AIR-PWR-ST-LT-R3P=) - 街路灯のポールにある照明コントロール コネクタに接続して、アクセス ポイントに AC 電源を供給します。

1520 パワー インジェクタ(AIR-PWRINJ1500-2=)- アクセス ポイントに PoE を供給します。

米国およびカナダで街灯柱に取り付けるための長さ 12.2m(40 フィート)の電源コード
(AIR-CORD-R3P-40NA=) - アクセス ポイントに AC 電源を供給します。電源コードの一方の端にはアクセス ポイントの AC 電源コネクタ、もう一方の端には AC プラグがそれぞれ取り付けられています。

バッテリ バックアップ モジュール(AIR-1520-BATT-6AH) - 外部電源が使用できないとき、内部バッテリを一時的にバックアップ電源として使用できます。

25°C(77°F)で PoE 出力ポートをオフにしたデュアル無線動作で 3 時間の運転が可能

25°C(77°F)で PoE 出力ポートをオンにしたデュアル無線動作で 2 時間の運転が可能

結束ストラップ(BAND IT)(AIR-BAND-INST-TL=)- 支柱取り付け時に、金属ストラップを固定するために使用します。

ネットワーク配置の例

アクセス ポイントは、無線クライアント アクセスと、ポイントツーポイント ブリッジング、ポイントツーマルチポイント ブリッジング、およびポイントツーマルチポイント メッシュ無線接続に対応するよう設計された無線デバイスです。 アクセス ポイント は、別の アクセス ポイント にリンクして有線ネットワーク接続にアクセスしたり、他の アクセス ポイント のリピータ動作を提供したりするための 5GHz のバックホール機能を備えています。

アクセス ポイントは、無線が持つ 2 つの主要な役割であるルート アクセス ポイント(以下、RAP)および無線接続をコントローラにリレーするアクセス ポイント(メッシュ アクセス ポイント(MAP))のいずれかとして機能します。アクセス ポイントから(スイッチを経由して)コントローラに接続する手段が有線イーサネット、光ファイバ、またはケーブルのいずれかである場合、その無線の役割は RAP です。RAP は、ブリッジングまたはメッシュ ネットワークへの親ノードです。コントローラは、1 つ以上の RAP をサポートでき、それぞれの RAP が同じ無線ネットワークまたは異なる無線ネットワークの親として機能します。同じメッシュ ネットワークに複数の RAP を配備して、冗長性を確保することもできます。RAP と MAP のどちらのアクセス ポイントも、2.4GHz 無線を使用して無線クライアントをサポートできます。


) アクセス ポイントはデフォルトでは MAP に設定されていますが、コントローラで RAP として設定する必要があります。


アクセス ポイントからコントローラに接続する手段が有線イーサネット、光ファイバ、またはケーブルのいずれでもない場合、その無線の役割は MAP です。MAP は、バックホール インターフェイスを介して他の MAP に無線接続し、最終的に、スイッチを経由してイーサネットまたはケーブルでコントローラに接続している RAP に接続します。MAP は、ローカル LAN に有線イーサネットで接続して、その LAN のブリッジ エンドポイントとして機能することもできます(ポイントツーポイント ブリッジ接続またはポイントツーマルチポイント ブリッジ接続を使用)。

無線バックホール

アクセス ポイントは、5GHz の無線を使用する無線バックホール機能をサポートすることで、別のアクセス ポイントをブリッジして、コントローラとの有線ネットワーク接続にアクセスします(図1-5 を参照)。この構成では、有線ネットワークに接続されているアクセス ポイントは、RAP と見なされます。リモート アクセス ポイントは MAP と見なされ、無線クライアント トラフィックを RAP に転送して、有線ネットワークへの転送を実現します。Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)で制御されているトラフィックも、このブリッジ リンクを介して転送されます。

図1-5 アクセスポイントのバックホールの例

 

ポイントツーポイント ブリッジング

アクセス ポイントを使用すると、リモート ネットワークを延長できます。これには、図1-6 に示すように、5GHz のバックホール無線を使用して、2 つのネットワーク セグメントをブリッジングします。イーサネット ブリッジングをサポートするには、コントローラで各アクセス ポイントのブリッジングを有効にする必要があります。

図1-6 アクセスポイントのポイントツーポイント ブリッジングの例

 

ポイントツーマルチポイント ブリッジング

アクセス ポイントを RAP として使用すると、複数のリモート MAP を、それらにアソシエートされた有線ネットワークに接続することができます(図1-7 を参照)。 デフォルトでは、この機能はすべてのアクセス ポイントで無効に設定されています。 イーサネット ブリッジングをサポートするには、コントローラで各アクセス ポイントのブリッジングを有効にする必要があります。

無線クライアント アクセスもブリッジ リンクを介して提供できますが、高層ビル間をブリッジングする場合、2.4GHz では無線範囲が制限されることがあるため、直接的な無線クライアント アクセスには適さない場合があります。

図1-7 アクセスポイントのポイントツーマルチポイント ブリッジングの例

 

メッシュ ネットワーク

アクセス ポイントは、一般に、メッシュ ネットワーク構成に配置されます。一般的なメッシュ配置では、1 つ以上の RAP が、スイッチ経由でコントローラに有線ネットワーク接続されます。有線ネットワーク接続されない他のリモート MAP は、バックホール機能を使用して、有線ネットワークに接続されている RAP への最適なリンクを選択します。メッシュ ネットワークでは、アクセス ポイント間のリンクはバックホール リンクと呼ばれます。

インテリジェントな無線ルーティングは特許取得済みの Adaptive Wireless Path Protocol(AWPP)によって実現します。このプロトコルを使用することで、各 MAP は近隣の MAP を識別し、パスごとに信号の強度とコントローラへのアクセスに必要なホップ数についてコストを計算して、有線ネットワークに接続されている RAP までの最適なパスをインテリジェントに選択できるようになります。

図1-8 は、MAP および RAP を使用した一般的なメッシュ構成を示しています。

図1-8 アクセスポイントを使用した一般的なメッシュ構成

 

レイヤ 3 ネットワークでの使用

アクセス ポイントは、レイヤ 3 ネットワークで使用できます。レイヤ 3 構成でのアクセス ポイントとコントローラでは、IP アドレスと UDP パケットが使用され、それらのアドレスやパケットは大規模ネットワーク全体にルーティングされます。レイヤ 3 構成はスケーラブルなので、シスコではこちらをお勧めしています。

図1-9 は、アクセス ポイントやコントローラを含む一般的なレイヤ 3 無線ネットワーク構成を示しています。

図1-9 レイヤ 3 アクセス ポイントを使用した一般的なネットワーク構成の例