Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス 屋外 アクセス ポイント/ブリッジ ハードウェア インストレーション ガイド
Lightweight アクセス ポイントの トラブルシューティング
Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング

Lightweight アクセス ポイントの LED のチェック

LED 表示

パワー インジェクタ

電源の確認

DHCP オプション 43 の使用

アクセス ポイント CLI を使用したコントローラ情報の手動設定

コンソール シリアル ポートへの接続

コントローラの情報の設定方法

手動で入力したコントローラの情報の消去方法

アクセス ポイントのデフォルトへの手動によるリセット

アクセス ポイントの Autonomous モードへの復帰

コントローラからアクセス ポイントを Autonomous モードに戻す方法

Autonomous アクセス ポイントのイメージ ファイルの取得

Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング

この章では、Lightweight アクセス ポイント(型番:LAP1310G)に発生する可能性のある基本的な問題に対するトラブルシューティングの手順を説明します。最新の詳細なトラブルシューティングの情報は、次の URL にあるシスコの TAC Web サイトを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/wireless/tsd_products_support_category_home.html

この章の内容は、次のとおりです。

「Lightweight アクセス ポイントの LED のチェック」

「パワー インジェクタ」

「電源の確認」

「DHCP オプション 43 の使用」

「アクセス ポイント CLI を使用したコントローラ情報の手動設定」

「アクセス ポイントの Autonomous モードへの復帰」

「Autonomous アクセス ポイントのイメージ ファイルの取得」

Lightweight アクセス ポイントの LED のチェック

Lightweight アクセス ポイントが正常に動作していない場合、背面パネルの LED を確認してください。これらの LED により、装置の状態がすぐわかります。図5-1 は、アクセス ポイントの LED を示しています。

図5-1 LED

 

 

R

無線 LED

E

イーサネット LED

S

ステータス LED

I

インストール LED


) インストール LED は、1300 シリーズ Lightweight アクセス ポイントでは使用されません。


LED 表示

アクセス ポイントの動作中 LED は 表5-1 に示すステータス情報を提示します。

 

表5-1 LED 信号

メッセージ タイプ
イーサネット
LED
ステータスLED
無線LED
意味

ブート ローダの
状態

緑色

緑色

DRAM メモリ テスト

オレンジ

赤色

ボードの初期化テスト

緑色に点滅

緑色に点滅

フラッシュ メモリのテスト

オレンジ

緑色

イーサネットの初期化テスト

緑色

緑色

緑色

Cisco IOS の起動

アソシエーションの状態

緑色

少なくとも 1 台の無線クライアント デバイスが装置にアソシエートされている。

緑色に点滅

クライアント デバイスがアソシエートされていない。装置の SSID および WEP 設定を確認してください。

動作状態

緑色

緑色に点滅

無線パケットの送受信中

緑色

イーサネット リンクが稼動中

緑色に点滅

イーサネット パケットの送受信中

ブート ローダ エラー

赤色

赤色

DRAM メモリ テストの失敗

赤色

赤色

ファイル システムの障害

赤色

赤色

イメージ復元中のイーサネットの障害

オレンジ

緑色

オレンジ

ブート環境エラー

赤色

緑色

赤色

Cisco IOS イメージ ファイルなし

オレンジ

オレンジ

オレンジ

ブートの失敗

動作エラー

緑色

オレンジに
点滅

無線ポートにおける最大再試行回数の超過、またはバッファ フルが発生

オレンジに
点滅

イーサネットの送受信エラー

オレンジに点滅

一般的な警告

設定のリセット

オレンジ

設定オプションを工場出荷時のデフォルトにリセット

障害

赤色

赤色

赤色

ファームウェアの障害。装置の電源を切断し、再接続する。

ファームウェアのアップグレード

赤色

新しいファームウェア イメージのロード

コントローラの
ステータス

緑、赤、オレンジの順に点灯 1

コントローラに接続中


) アクセス ポイントが 5 分を超えてもこのモードのままである場合、アクセス ポイントはコントローラを検出できていません。DHCP サーバが使用可能であるか、またはコントローラの情報がアクセス ポイントに設定されていることを確認してください。


1.このステータス表示は、他のステータス表示よりも優先されて最優先となります。

パワー インジェクタ

パワー インジェクタの電源を投入すると、二重同軸ケーブルを介してアクセス ポイントに 48VDC の電力が供給されます。

アクセス ポイントは電力を供給されると、ブートローダーを起動し、POST 処理を開始します。POST 処理が正常に終了すると、アクセス ポイントは Cisco IOS イメージのロードを開始します。メージのロードが正常に行われると、ブリッジは無線を初期化してテストを行います。

パワー インジェクタの LED を 図5-2 に示します。

図5-2 パワー インジェクタ

 

 

1

二重同軸イーサネット ポート(F 型コネクタ)

4

イーサネット LAN ポート(RJ-45 コネクタ)

2

電源 LED

5

コンソール シリアル ポート(RJ-45 コネクタ)

3

電源ジャック

パワー インジェクタには、次の 2 つのモデルがあります。

Cisco Aironet パワー インジェクタ LR2:標準バージョン(アクセス ポイントに同梱)

48VDC 入力電源

48VDC 電源モジュールを使用(アクセス ポイントに同梱)

Cisco Aironet パワー インジェクタ LR2T:オプションの移動用バージョン

12 ~ 40VDC 入力電源

電源の確認

パワー インジェクタの LED を調べると、Lightweight アクセス ポイントに電力が供給されているか確認できます(図5-2 を参照)。

電源 LED

緑色のときは、入力電力がアクセス ポイントに供給されていることを示します。

赤色は過電流、または過電圧によるエラー状態であることを表します。パワー インジェクタから入力電源をはずし、すべての同軸ケーブルの接続がショートしていないかどうかを確認して、約1 分間待ってから、入力電源をパワー インジェクタに再接続します。それでも LED が赤色になる場合は、テクニカル サポートに問い合わせてください。


) パワー インジェクタが過電流または過電圧状態から回復するには、約 50 秒かかります。


オフのときは、入力電源が使用できないことを示します。電源モジュールがパワー インジェクタに接続されていて AC 電源が使用できるか、あるいは 12 ~ 40VDC 入力電源がパワー インジェクタに接続されているか確認します。

DHCP オプション 43 の使用

DHCP オプション 43 を使用して、コントローラ IP アドレスのリストを Lightweight アクセス ポイントに提供し、このアクセス ポイントがコントローラの検索とアソシエートをできるようにすることができます。詳細は、「Lightweight アクセス ポイントのための DHCP オプション 43 の設定」を参照してください。

アクセス ポイント CLI を使用したコントローラ情報の手動設定

新しいインストールで、アクセス ポイントが DHCP サーバにアクセスできない場合は、Lightweight アクセス ポイント CLI を使用して、必要なコントローラ情報を手動設定します。


) このセクションで説明するCLI コマンドは、コントローラとアソシエートされていない Lightweight アクセス ポイントでのみ使用できます。


Lightweight アクセス ポイントは、CLI コマンドで設定された静的な情報を使用して、コントローラに接続します。コントローラに接続されると、コントローラは新しいコントローラの設定でアクセス ポイントを再設定しますが、アクセス ポイントの静的 IP アドレスとデフォルト ゲートウェイは変更されません。

コンソール シリアル ポートへの接続

アクセス ポイントを(有線 LAN に接続せずに)ローカルで設定する必要がある場合、DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルを使用すると PC をパワー インジェクタのコンソール シリアル ポートに接続できます。次の手順に従ってコンソール シリアル ポートに接続し、CLI を開きます。


ステップ 1 9 ピンのメスの DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルを、パワー インジェクタの RJ-45 シリアル ポートと、PC の COM ポートに接続します。図5-3 は、パワー インジェクタのコンソール シリアル ポート コネクタを示しています。

図5-3 コンソール シリアル ポート コネクタ

 

 

1

コンソール シリアル ポート コネクタ(RJ-45 コネクタ)


) DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルの Cisco 製品番号は、AIR-CONCAB1200 です。シリアル ケーブルは、http://www.cisco.com/go/marketplace で注文できます。


ステップ 2 アクセス ポイントと通信できるようにターミナル エミュレータを設定します。ターミナル エミュレータの接続は、9600 ボー、データ ビット 8、パリティなし、ストップ ビット 1、フロー制御なしに設定します。

ステップ 3 ターミナル エミュレータがアクティブになったら、Enter キーを押します。Enter Network Password 画面が表示されます。

ステップ 4 User Name フィールドにユーザ名を入力します。デフォルトのユーザ名は Cisco です。

ステップ 5 Password フィールドにアクセス ポイント/ブリッジのパスワードを入力し、Enter キーを押します。デフォルトのパスワードは Cisco です。


 

コントローラの情報の設定方法

アクセス ポイントの CLI インターフェイスを使用して、新しい(箱から出したばかりの)アクセス ポイントでコントローラ情報を手動で設定するには、次の EXEC モードの CLI コマンドを使用できます。

lwapp ap ip address <IP アドレス> <サブネット マスク>

lwapp ip default-gateway <IP アドレス>

lwapp controller ip address <IP アドレス>

lwapp ap hostname <名前>

ここで、<名前> には、コントローラに表示されるアクセス ポイント名が入ります。


) デフォルト(パッケージから出した直後)のイネーブル パスワードは Cisco です。


手動で入力したコントローラの情報の消去方法

アクセス ポイントをネットワークの別の場所に移動する必要がある場合、手動で入力したコントローラ情報をクリアして、アクセス ポイントと別のコントローラをアソシエートできるようにする必要があります。


) このコマンドを実行するには、CLI EXEC モードに切り替えるために、コントローラで設定されたイネーブル パスワードが必要です。


手動で入力したコントローラ情報をクリアまたは削除するには、次の EXEC モード CLI コマンドを使用できます。

clear lwapp ap ip address

clear lwapp ip default-gateway

clear lwapp controller ip address

clear lwapp ap hostname

アクセス ポイントのデフォルトへの手動によるリセット

次の EXEC モード CLI コマンドを使用して、アクセス ポイントをデフォルトの設定に手動でリセットできます。

clear lwapp private-config


) このコマンドを実行するには、CLI EXEC モードに切り替えるために、コントローラで設定されたイネーブル パスワードが必要です。


アクセス ポイントの Autonomous モードへの復帰

Autonomous モードをサポートする Cisco IOS リリース(Cisco IOS リリース 12.3(8)JA 以前)をロードすることにより、Lightweight アクセス ポイントを Autonomous モードに戻すことができます。このアクセス ポイントがコントローラにアソシエートされている場合、このコントローラを使って、Cisco IOS リリースにロードすることができます。

コントローラからアクセス ポイントを Autonomous モードに戻す方法

コントローラを使用して、Lightweight アクセス ポイントを Autonomous モードに戻す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アクセス ポイントがアソシエートされるコントローラの CLI にログインし、次のコマンドを入力します。

config ap tftp-downgrade<TFTP サーバの IP アドレス> <ファイル名> <アクセス ポイント名>

a) TFTP サーバの IP アドレスは、TFTP サーバの IP アドレスです。

b) <ファイル名> は、アクセス ポイント イメージ ファイルの完全パス、およびファイル名です。たとえば、D:/Images/c1310-k9w7-tar.123-8.JA.tar のように指定します。

c) <アクセス ポイント名> は、コントローラ上のアクセス ポイントを表す名前です。

ステップ 2 アクセス ポイントがリブートを完了するまで待機します。

ステップ 3 アクセス ポイントがリブートしたら、アクセス ポイントの GUI または CLI を使用して再設定します。詳細は、次の URL にある『Cisco Aironet 1300 Series Outdoor Access Point Hardware Installation Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/wireless/tsd_products_support_category_home.html

1300 シリーズ アクセス ポイントの資料を参照するには、Wireless LAN Access の下にある Cisco Aironet 1300 Series をクリックしてください。


 

Autonomous アクセス ポイントのイメージ ファイルの取得

Autonomous アクセス ポイントのイメージ ファイルは、次の手順に従って Cisco.com のソフトウェア センターから取得できます。


ステップ 1 インターネット ブラウザを使用して、Cisco Software Center にアクセスします。URL は、次のとおりです。

http://tools.cisco.com/support/downloads/pub/MDFTree.x?butype=wireless


) Cisco.com のソフトウェア センターからソフトウェアをダウンロードするには、登録ユーザである必要があります。ユーザ登録は、この Web ページからできます。


ステップ 2 Wireless LAN Access > Aironet Access Points > Cisco Aironet 1300 Series をクリックします。

ステップ 3 Cisco Aironet 1310 Access Point/Bridge をクリックします。

ステップ 4 Enter Network Password ウィンドウで、Cisco.com ユーザ名とパスワードを入力し、OK をクリックします。

ステップ 5 IOS をクリックします。

ステップ 6 12.3.11.JA など、目的の Cisco IOS リリースを選択します。

ステップ 7 c1310-k9w7-tar.123-11.JA.tar などのアクセス ポイント イメージ ファイルを取得できるよう、WIRELESS LAN をクリックします。

ステップ 8 Enter Network Password ウィンドウで、Cisco.com ユーザ名とパスワードを入力し、OK をクリックします。

ステップ 9 Security Information ウィンドウで Yes をクリックして、保護されていないアイテムを表示します。

ステップ 10 Encryption Software Export Authorization ページで表示されている情報を読み、このイメージを自分のみが使用するか、または組織で使用するかという質問に対して、Yes または No のいずれかのチェックボックスをオンにします。Submit をクリックします。

ステップ 11 No をオンにした場合は、必要な情報を入力して Submit をクリックします。

ステップ 12 Yes をクリックして処理を続行します。

ステップ 13 DOWNLOAD をクリックします。

ステップ 14 Software Download Rules の条項を読んで、同意します。

ステップ 15 Enter Network Password ウィンドウで、Cisco.com ユーザ名とパスワードを入力し、OK をクリックします。

ステップ 16 Save をクリックして、イメージ ファイルをハード ディスクにダウンロードします。

ステップ 17 ハード ディスク上のダウンロード先を選択し、Save をクリックします。