Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス 屋外 アクセス ポイント/ブリッジ ハードウェア インストレーション ガイド
取り付けの概要
取り付けの概要
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

取り付けの概要

アクセス ポイント/ブリッジの取り付け

ハードウェアの取り付け

窓越しの取り付け

多機能マウント

アクセス ポイント ブラケット

マスト ブラケット

LED

Autonomous アクセス ポイント/ブリッジ

RSSI LED 表示を使用した Autonomous ブリッジ アンテナの位置合わせ

取り付けの概要

この章では、アクセス ポイント/ブリッジの取り付けの概要を説明します。この章では、次の項目について説明します。

「アクセス ポイント/ブリッジの取り付け」

「ハードウェアの取り付け」

「LED」

アクセス ポイント/ブリッジの取り付け

通常、アクセス ポイント/ブリッジは、屋上、マスト、タワー、壁、または適切な平面に取り付けます。設置場所によって、取り付け方法は異なります。このドキュメントでは、取り付けの概要を説明します。取り付け方法の詳細は、ユニットに同梱されている取り付け方法を参照してください。

アクセス ポイント/ブリッジは、次の 2 つの構成で使用できます。

一体型アンテナ アクセス ポイント/ブリッジ(13dBi)

外部アンテナ アクセス ポイント/ブリッジ(シングル アンテナとデュアル ダイバーシティ アンテナの 2 つのアンテナ コネクタを装備)


) アクセス ポイント/ブリッジを設置する担当者は、無線ブリッジ技術、アンテナの取り付けと調整、およびアース接続方法に精通していなければなりません。



) 規制の制約事項を満たすには、専門の担当者が外部アンテナ アクセス ポイント/ブリッジ ユニットと外部アンテナを設置する必要があります。専門の設置担当者として適しているのは、ユニットのインストールおよび設定を担当するネットワーク管理者などの IT 専門技術者です。設置後、装置へのアクセスはネットワーク管理者がパスワードで保護し、規制準拠を維持する必要があります。


屋外および車両に設置する場合は、次の警告が適用されます。


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた有資格の担当者だけが行うようにしてください。ステートメント 1030


ハードウェアの取り付け

アクセス ポイント/ブリッジには、次のオプションのマウント キットが用意されています。

天井用マウント キット(屋内または屋外で使用)には次の品目が含まれています。

天井用マウント 1 個

二重同軸ケーブル 2 本(6.1m と 15.2m)

多機能マウント(アクセス ポイント/ブリッジ ブラケットとマスト ブラケット)

タワー クランプ(U 型ボルト)2 個(ナットとワッシャ 各 4 個付属)

アクセス ポイント/ブリッジ ブラケットをマスト ブラケットに固定するためのボルトとワッシャ 各 4 個

アクセス ポイント/ブリッジ ブラケットをユニットに固定するためのボルト 4 個

アース ブロックと取り付けネジ

アクセス ポイント/ブリッジ用アース ラグ、六角ナットとワッシャ 各 2 個

防水キット(Coax Seal と電気接合剤)

壁用マウント キット(屋内専用)には次の品目が含まれています。

壁用マウント ブラケット(取り付け用ボルトとワッシャ 各 4 個付属)

サブミニ RG-59 ケーブル(30.5cm) 2 本

窓越しの取り付け

無線リンクを窓越しに展開する場合、窓が原因で著しい信号損失が生じることがあります。通常の損失は、窓に使用されるガラスのタイプによって異なりますが、窓 1 つあたり 5 ~ 15dB までさまざまです。アンテナ ゲインと電力設定のプラン作成では、この余分の信号損失を考慮する必要があります。窓越しに展開する場合は、詳細なサイト調査が不可欠です。

窓用マウント ブラケットの詳細は、次の URL を参照してください。

http://www.terrawave.com/BR1300

多機能マウント

多機能マウントにより、マスト、タワー、天井用マウントにアクセス ポイント/ブリッジを取り付けることができます。これには次の 2 つのパーツが含まれています(図3-1 を参照)。

アクセス ポイント/ブリッジ ブラケット:ブリッジの背面に取り付ける

マスト ブラケット:マスト、タワー、または天井用マウントに取り付ける

多機能マウントを使用すると、簡単に方位角と仰角を調整できます。基本の取り付け手順は次のとおりです。

1. アクセス ポイント/ブリッジ ブラケットをアクセス ポイント/ブリッジ取り付けラグに取り付けます。

2. 付属の U ボルトか、または適切なサイズの U ボルトを使用して、マスト ブラケットをタワーまたはマストに取り付けます。

3. サポート ピンを使用して、マスト ブラケットにアクセス ポイント/ブリッジを吊り下げます。

4. 付属のナット、ボルト、およびワッシャを使用して、アクセス ポイント/ブリッジ ブラケットをマスト ブラケットに固定します(手で締める)。

5. 二重同軸ケーブルを、アクセス ポイント/ブリッジのパワー インジェクタの二重同軸イーサネット ポート(F 型コネクタ)に接続します。


) ケーブルのコネクタは、小型レンチを使って確実に締めてください (1.69~2.26Nm)。


6. 付属のアース ラグを使用して、アース線を屋外に設置されたアクセス ポイント/ブリッジに接続します。

7. 電源ケーブルをパワー インジェクタに接続します。

8. ナットとボルトを締めます。

図3-1 多機能マウント

 

 

1

サポート ピン付きのアクセス ポイント ブラケット

2

マスト ブラケット

アクセス ポイント ブラケット

アクセス ポイント/ブリッジブラケットは、ユニット筐体の背面に取り付けます。ユニットにある 4 つのラグにブラケットを取り付けます。ブラケットに付いている 2 つのサポート ピンは、取り付け用ボルトを締めるまで、マスト取り付けブラケットにあるノッチにユニットを吊り下げておくときに使用します。

アクセス ポイント/ブリッジは、リモート アンテナと一致する正しいアンテナ偏波が得られるように配置しなければなりません。一体型アクセス ポイント/ブリッジ アンテナは垂直偏波です。すべてのアクセス ポイント/ブリッジが最適な動作をするように、同じアンテナ偏波を使用する必要があります。

マスト ブラケット

マスト ブラケットは、マストまたはタワーに取り付けて、アクセス ポイント/ブリッジを固定するために使用します( 表3-1 を参照)。

 

表3-1 マスト ブラケットの取り付け方法

マストのタイプ
マストの直径
マストの取り付け方法

天井、小型マスト、
またはタワー

30.5 ~ 69.9 mm

取り付けブラケット内部のパイプを、ブラケットとアクセス ポイント/ブリッジの間に取り付けます。


) 天井用マウント キットに付属の U ボルトは、直径 44.5mm までのマストに使用できます。これより大きいマストの場合は、サイズに合った U ボルトを各自用意してアクセス ポイント/ブリッジに取り付けてください。


LED

LED は、ステータス、無線アクティビティ、およびイーサネット アクティビティを示します。LED は筐体背面にあります(図3-2 を参照)。

図3-2 LED

 

 

R

無線 LED

E

イーサネット LED

S

ステータス LED

I

インストール LED

LED 表示の詳細は、「Autonomous アクセス ポイントとブリッジのトラブルシューティング」または「Lightweight アクセス ポイントのトラブルシューティング」を参照してください。

Autonomous アクセス ポイント/ブリッジ

Cisco IOS Release 12.3(4)JA を実行する Autonomous アクセス ポイント/ブリッジの電源が初めて投入されると、ユニットは、無線が無効でデフォルトの SSID のないルート アクセス ポイントにデフォルト設定されます。クライアントのアソシエーションを許可するには、SSID を設定し、無線インターフェイスを有効にする必要があります(『Cisco IOS Software Configuration Guide for Access Points』を参照)。

Cisco IOS Release 12.3(2)JA2 以前を実行する Autonomous アクセス ポイント/ブリッジの電源が初めて投入されると、ブリッジ インストール モードが有効化され、ユニットは 60 秒間ルート ブリッジにアソシエートを試みます。ルート ブリッジにアソシエートできないときは、ブリッジが自動的にルート ブリッジの役割を担当します。

インストール LED には、インストール モード中のブリッジのアソシエーション ステータスが表示されます。このステータスを 表3-2 に示します。

 

表3-2 インストール LED のステータス

インストール LED
ステータス
ブリッジの状態

オフ

自己診断テスト

始動します。

オレンジに点滅

非ルート、検索中

アソシエートされていません(非ルート モード)。アクセス ポイント/ブリッジは 60 秒間ルート ブリッジにアソシエートを試みます。 1

オレンジ

非ルート、アソシエートされている

アソシエートされています(非ルート モード)。

緑色に点滅

ルート、検索中

アソシエートされていません(ルート モード)。アクセス ポイント/ブリッジは非ルート ブリッジに無期限にアソシエートを試みます。

緑色

ルート、アソシエートされている

アソシエートされています(ルート モード)。

赤色

エラー

過電圧または過電流によるエラーが発生しています 2

1.既定の設定のブリッジは無期限に検索を続けます。

2.パワー インジェクタの電源を切断し、約 1 分間待ってから、再度電源を投入します。それでもエラー状態が続く場合は、テクニカル サポートに問い合わせてください。

ブリッジが正常にリモート ブリッジとアソシエートしているかどうかを判別し、その動作モードを確認するときに、インストール LED を使用します。アソシエーション後、他の 3 つの LED は信号強度を示します。

始動とアソシエーションのシーケンスは、アクセス ポイント/ブリッジの設定によって異なります。設定は次のいずれかです。

デフォルト:アクセス ポイント/ブリッジは 60 秒間ルート ブリッジにアソシエートを試みます。ルート ブリッジにアソシエートしない場合は、非ルート ブリッジにアソシエートを試みます。

事前設定済みブリッジ モード:ユニットは設定されているモード(ルートまたは非ルートのいずれか)で、リモート ブリッジにアソシエートを試みます。タイムアウトはないので、より簡単にアンテナを位置合わせできます。

事前設定済みのアクセスポイントまたはワークグループ ブリッジ モード:ブリッジのインストール LED は動作しません。

RSSI LED 表示を使用した Autonomous ブリッジ アンテナの位置合わせ

Autonomous ブリッジにでは、ユニットがリモート ブリッジに正常にアソシエートしてから、LED を使用して一体型アンテナを位置合わせできます。他のブリッジにアソシエートする前のインストール モードでは、インストール LED はオレンジに点滅します。ユニットがルート ブリッジにアソシエートすると、インストール LED はオレンジに点灯します。ユニットが最初の 60 秒間でルート ブリッジにアソシエートしないと、インストール LED は緑色に点滅し、ビーコンが送信中で、ユニットが別の非ルート ブリッジへのアソシエートの待機中であることを示します。

アソシエーション後の最初の 20 秒間に、ユニットは receive signal strength indictor(RSSI;受信信号強度インジケータ)のレベルを読み取って、受信した最高レベルを記録します。20 秒経過すると、インストール LED がオレンジに変わり、イーサネット LED、ステータス LED、および無線 LED に、受信した最大レベルと比較した相対的な RSSI レベルが表示されます。RSSI LED 表示を 表3-3 に示します。


) 信号レベル(dBm)は負の値で示されるので、数字が小さいほど信号は強くなります。


 

表3-3 ブリッジのLED インストール モードの RSSI 表示

RSSI レベル(dBm)
イーサネット LED
ステータス LED
無線 LED

> -44

オン

オン

オン

D47 ~ D44

速い点滅 3

オン

オン

D50 ~ D47

中速度の点滅 4

オン

オン

D53 ~ D50

遅い点滅 5

オン

オン

D54 ~ D53

オフ

オン

オン

D57 ~ D54

オフ

速い点滅 1

オン

D60 ~ D57

オフ

中間の点滅 2

オン

D63 ~ D60

オフ

遅い点滅 3

オン

D66 ~ D63

オフ

オフ

オン

D69 ~ D66

オフ

オフ

速い点滅 1

D72 ~ D69

オフ

オフ

中間の点滅 2

D75 ~ D72

オフ

オフ

遅い点滅 3

< -75

オフ

オフ

オフ

3.遅い点滅は、1 秒間に 1 回点滅します。

4.中間の点滅は、1 秒間に 2 回点滅します。

5.速い点滅は、1 秒間に 4 回点滅します。

LED を使用して受信信号を最高にするときは、できるだけ多くの LED が点灯するまでアンテナを調整し、点灯していない LED がある場合は、その LED ができるだけ速く点滅するまで調整してください。