ワイヤレス : Cisco Aironet 1300 ????

Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス ブリッジの設置手順

Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス ブリッジの設置手順
発行日;2012/01/20 | 英語版ドキュメント(2011/03/20 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Aironet 1300 シリーズ

目次

はじめに

システム要件

パッケージの内容

安全についての警告

インストール全般

屋外および車両への設置

車両への設置

安全に関する注意事項

一般的なブリッジ設置コンポーネント

取り付け場所の選択

信号経路の距離

アンテナ偏波

信号経路のクリアランス

物理的な設置場所の調査

連絡先とアクセス権限

物理的な設置場所

ケーブル ルート

避雷器

ブリッジの取り付け

必要な工具と留め具

工具

ケーブル

留め具

窓越しの取り付け

一般的なガイドライン

吊り天井の上への取り付け

壁面または天井マウント ブラケット

ブリッジの取り付け

ブリッジへのパワー インジェクタの取り付け

屋内配置ブリッジでのケーブル ルーティング

リンクのアクティブ化

屋上または壁面への取り付け

ブリッジの取り付け

ケーブルのルーティング

リンクのアクティブ化

タワーへの取り付け

ブリッジの取り付け

雷保護のためのケーブル ルーティング

正しいケーブル ルーティング

リンクのアクティブ化

マストへの取り付け

マストの準備

ブリッジの取り付け

マスト ケーブル ルーティング

マストを立て、ケーブルを接続する

リンクのアクティブ化

同軸シール テープの使用

取り付けハードウェアの組み立て

屋上マウントの組み立て

ブリッジへのハウジング ブラケットの装着

マウント ブラケットの装着

屋上の支柱または直径の小さいマスト

支柱へのブリッジの取り付け

ブリッジ リンクのアクティブ化

デフォルト IP アドレスの動作

デフォルトの SSID と無線の動作

アクセス ポイント/ブリッジへのローカル接続

パワー インジェクタのイーサネット ポートの使用方法

パワー インジェクタのコンソール ポートの使用方法

CLI を使用した IP アドレスの検索

リンクのアクティブ化の概要

ブリッジのインストール モード インジケータ

ルート ブリッジのアクティブ化

非ルート ブリッジのアクティブ化

無線インターフェイスの有効化

無線の役割と SSID 設定の変更

方向性アンテナの位置合わせ

LED 表示を利用したアンテナの位置合わせ

車両への取り付け

電力ロードダンプ保護

DC 電源ケーブルとコネクタ

インライン電源ヒューズ

同軸ケーブルの長さ

12 VDC 電源を供給する車両環境

24 VDC 電源を供給する車両環境

40 VDC 電源を供給する車両環境

110 VAC 電源を供給する車両環境

関連資料

技術情報の入手方法

Cisco.com

Product Documentation DVD(英語版)

マニュアルの発注方法(英語版)

シスコシステムズマニュアルセンター

シスコ製品のセキュリティの概要

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性のレポート

テクニカル サポート

シスコの Technical Support & Documentation Web サイト

Japan TAC Webサイト

製品シリアル番号の記載場所

サービスの依頼

サービス依頼の重大度の定義

その他の資料および情報の入手方法

Cisco Aironet 1300 シリーズ
ワイヤレス ブリッジの設置手順

2005 年 8 月

はじめに

Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス ブリッジ(以下、ブリッジ)は、ビル間の無線接続のために設計された無線デバイスです。このブリッジは、IEEE 802.11g 規格を使用して 2.4GHz 周波数帯(2.400 ~ 2.497GHz)で動作し、1 ~ 54Mbps のデータ レートで送受信を行います。使用に際して、ライセンスを取得する必要はありません。ブリッジは、屋外設置用に設計された完全独立ユニットであり、さまざまなアンテナ ゲインとカバレッジ パターンを指定できます。 ポイントツーポイントとマルチポイント ブリッジング構成をサポートします。ポイントツーポイント構成では 2 台のブリッジを積み重ねることで、データのスループットを向上させたり、コールド スタンバイによる冗長性を実現できます。

また、ブリッジは、アクセス ポイントまたはワークグループ ブリッジとして動作するよう構成することもできます。 このユニットをアクセス ポイント モードで設置すると、IEEE 802.11b および IEEE 802.11g 準拠の無線クライアント デバイスがサポートされます。 ワークグループ ブリッジ モードで設置すると、リモート有線デバイスを Cisco Aironet アクセス ポイントまたは Cisco Aironet ブリッジに無線接続することができます。

ブリッジは、一体型アンテナまたは外部アンテナ コネクタとともに使用できます。ブリッジを一体型アンテナとともに使用する場合は、信号強度が最大になるようにアンテナの位置を合わせるため、リモート アンテナとの間にクリアな経路がある配置場所を選び、ブリッジの方向を調節する必要があります。 オプションの設置キットに含まれる取り付けブラケットには、位置合わせに役立つ調節スロットが付いています。ブリッジを外部アンテナとともに使用する場合は、外部アンテナ近くの都合の良い場所にブリッジを取り付けます。外部アンテナの取り付け手順は、外部アンテナごとに異なります。


) 規制の制約事項を満たすには、専門の担当者が外部アンテナ ブリッジ ユニットと外部アンテナを設置する必要があります。専門の設置担当者として適しているのは、ユニットのインストールおよび設定を担当するネットワーク管理者などの IT 専門技術者です。 設置後、ネットワーク管理者がユニットへのアクセスをパスワードで保護して、規制に適合した状態を維持する必要があります。


システム要件

ブリッジ システムは、天候の影響を受けにくいブリッジ、パワー インジェクタ、アース ブロック、および外部アンテナ(オプション)から構成されます。ブリッジおよび外部アンテナは通常屋外に、アース ブロックはビルの引き込み口に、パワー インジェクタと電源モジュールは屋内に設置されます。このドキュメントでは、ブリッジの取り付け方法のみを説明します。 他のコンポーネントの詳細は、「関連資料」を参照してください。

パッケージの内容

ブリッジのパッケージには、次の品目が含まれています。

アクセス ポイント/ブリッジ ユニット(一体型アンテナまたは外部アンテナ構成)

パワー インジェクタ(LR2)ユニット

電源モジュールと AC 電源コード

『Quick Start Guide: Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス ブリッジ』

Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス屋外アクセス ポイント/ブリッジの設置手順

シスコ製品の登録カードとシスコ資料に関するフィードバック カード

オプションの天井用マウント キットには次の品目が含まれています。

天井用マウント 1 個

二重同軸ケーブル 2 本(6.1m と 15.2m)

多機能マウント(ブリッジ ブラケットとマスト ブラケット)

タワー クランプ(U 型ボルト)2 個(ナットとワッシャ 各 4 個付属)

ブリッジ ブラケットをマスト ブラケットに固定するためのボルトとワッシャ 各 4 個

ブリッジ ブラケットをユニットに固定するためのボルト 4 個

アース ブロックと取り付けネジ

ブリッジ用アース ラグ、六角ナットとワッシャ 各 2 個

防水キット(同軸シールと電気接合剤)

オプションの壁用マウント キット(屋内専用)には次の品目が含まれています。

壁用マウント ブラケット(取り付け用ボルトとワッシャ 各 4 個付属)

サブミニ RG-59 同軸ケーブル(30.5cm)2 本

安全についての警告

以下の安全についての警告の翻訳版は、『Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス ブリッジ ハードウェア インストレーション ガイド』の付録 A「各国語による安全性に関する警告」を参照してください。

インストール全般


警告 警告マークは危険を示します。身体に傷害を受ける可能性があります。 機器を動作させる前に、電気回路の危険性を認識し、事故を防止するための一般的な措置について把握しておいてください(このガイドに示されている警告文は、付録「各国語による安全性に関する警告」に各国語で記載してありますので、参照してください)。ステートメント 84



警告 無線ネットワーク デバイスは、専用のタイプでない限り、シールドされていない雷管の近くや爆発の可能性のある場所では稼動させないでください。 ステートメント 245B



警告 国際的な RF 被曝制限値に準拠するため、パラボラ アンテナは身体から 22cm 以上離れた場所に設置してください。 その他のアンテナは身体から 20cm 以上離れた場所に設置してください。 ステートメント 246



警告 雷が発生している間は、システムを動作させたり、ケーブルを接続したり接続を断ったりしないでください。 ステートメント 1001



警告 この製品は、設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。保護装置の定格が 15A を超えないことを確認してください。ステートメント 1005



警告 この機器は接地する必要があります。 アース導体を破損しないよう注意してください。アース導体を正しく取り付けないまま装置を絶対に稼動させないでください。接地が適正であるかどうかわからない場合は、電気検査機関または電気技術者に相談してください。ステートメント 1024



警告 この製品を廃棄処分する際は、各国の法律および規制に従って処理してください。 ステートメント 1040



警告 送電線またはその他の電灯/電力回線に近い場所や、これらの回線に接触する可能性のある場所に、アンテナを設置しないでください。アンテナを設置するときには、死傷事故のおそれがあるので、これらの回線に絶対に接触しないよう十分に注意する必要があります。 アンテナの適切な設置および接地の手順については、国および地域の規定を参照してください(たとえば、NFPA 70、National Electrical Code、Article 810(米国)やCanadian Electrical Code、Section 54(カナダ)など)。
ステートメント 1052


屋外および車両への設置

屋外および車両に設置する場合は、次の警告が適用されます。


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた有資格の担当者だけが行うようにしてください。 ステートメント 1030


車両への設置

車両に設置する場合は、次の警告が適用されます。


警告 固定配線の常に手が届く場所に、二極切断装置を組み込む必要があります。 ステートメント 1022



警告 このユニットは、安全基準に基づく IEC 60950 の安全超低電圧(SELV)要件に適合している DC 電源にだけ接続してください。 ステートメント 1033


安全に関する注意事項


) 規制の制約事項を満たすには、専門の担当者が外部アンテナ ブリッジ ユニットと外部アンテナを設置する必要があります。専門の設置担当者として適しているのは、ユニットのインストールおよび設定を担当するネットワーク管理者などの IT 専門技術者です。 設置後、ネットワーク管理者がユニットへのアクセスをパスワードで保護して、規制に適合した状態を維持する必要があります。


アンテナを設置しようとして、毎年多くの方が亡くなったり怪我をしたりしています。事故に遭われた方の多くは感電の危険を認識していましたが、事故を避けるための適切な手順を取っていませんでした。

安全を確保し、ハードウェアを適切に設置するために、ここに記載する安全に関する注意事項を読み、その指示に従ってください。これは、事故防止につながります。

1. はじめてアンテナを設置する場合は、自身と周囲の安全のため、電気機器の構築と動作に関する技術と知識を持ち、これに伴う危険に対する安全訓練を受けた専門家の指示を仰いでください。

2. 設置場所を選択する際は、パフォーマンスと同様に安全性にも注意するようにしてください。電力線と電話線は似ていることを忘れないでください。架空送電線は非常に危険であることを常に認識していてください。

3. 電力会社に連絡してください。設置計画を通知し、設置案を実際に見て確認するよう依頼してください。これは、危険を防ぐには適切な要請といえます。

4. 慎重に設置計画を立てて、計画が完成してから実行に移ってください。うまくマストやタワーを建てられるかどうかは、連携作業の問題である場合がほとんどです。特定のタスクごとにそれぞれの担当者を割り当て、実行する内容とタイミングを認識してもらいます。責任者を 1 人割り当て、指示を出したり、トラブルの兆候がないかを監視してもらいます。

5. アンテナの設置時には、次のことを忘れないでください。

a. 金属製のはしごを使用しない。

b. 雨の日または風の強い日に作業しない。

c. ゴム底の靴をはき、ゴム手袋をして、長袖のシャツまたはジャケットを着用する。

6. 組み立て部品が落下しかけたら、その部品を取ろうとせずにそのまま落としてください。アンテナ、マスト、ケーブル、金属支線ワイヤは、非常に優れた電流導体であり、電力線に接触する可能性があることに注意してください。

7. アンテナ システムの一部が電力線に接触している場合には、その部分に触ったり自分で取り除こうとしないでください。地域の電力会社に連絡してください。電力会社の担当者がその部品を安全に取り除きます。

電力線に関する事故が発生した場合には、すぐに有資格者に助けを求めてください。

一般的なブリッジ設置コンポーネント

このブリッジは屋内環境または、一般には壁、タワーまたは高いビル上といった屋外環境に設置するように設計されています。 一般的な設置図を図1 に示します。

図1 一般的な設置図

 


) アース線は、National Electrical Code の Section 810 と 820、および Canadian Electrical Code の Section 54 に適合していなければなりません。



警告 この機器は接地する必要があります。 アース導体を破損しないよう注意してください。アース導体を正しく取り付けないまま装置を絶対に稼動させないでください。接地が適正であるかどうかわからない場合は、電気検査機関または電気技術者に相談してください。ステートメント 1024



注意 設置とアース接続を正しく行うために、各地域および各国の電気関連法規に従ってブリッジを設置してください。National Fire Protection Association(NFPA)70、National Electrical Code(米国)、Canadian Electrical Code、Part I、CSA 22.1(カナダ)、および、地域および国の電気関連法規がない場合は、IEC 364、Part 1 ~ 7 を参照してください(その他の国)。

取り付け場所の選択

ブリッジに適切な取り付け場所を選択することは、無線リンクの信頼性とサポート可能な最大データ レートに影響するため重要です。ここで最も重要になるのは、ブリッジ間の距離と障害物のクリアランスです。設置場所は、リモート ブリッジへの障害物のないクリアな見通しを確保できる、ビルの屋上や側面、タワーなどになります。

一体型アンテナ ブリッジ構成では、ブリッジをリモート ブリッジから見通せる場所に物理的に配置する必要があります。ブリッジを適切な方向に調節できる場所でなければなりません。

外部アンテナ ブリッジ構成では、外部アンテナをリモート ブリッジから見通せる場所に配置する必要があります。ブリッジは、ケーブルからアンテナまでの長さが最短になる都合の良い場所に配置できます。


) 規制の制約事項を満たすには、専門の担当者が外部アンテナ ブリッジ ユニットと外部アンテナを設置する必要があります。専門の設置担当者として適しているのは、ユニットのインストールおよび設定を担当するネットワーク管理者などの IT 専門技術者です。 設置後、ネットワーク管理者がユニットへのアクセスをパスワードで保護して、規制に適合した状態を維持する必要があります。


信号経路の距離

信号経路上に障害物がない環境では、ブリッジ間の最大距離は主に、アンテナのタイプとアンテナ間の自由空間の損失によって決まります。検討中の設置場所がリモート アンテナの範囲内にあることを確認します。 双方のブリッジで一体型 13dBi アンテナを使用している場合、ブリッジは 1km 範囲内で 54Mbps、7.2km 範囲内で 6 Mbps のデータレートをサポートします。ハブで 12dBi 全方向性アンテナを、リモートで一体型 13 dBi アンテナを使用している場合、ブリッジは 0.8km 範囲内で 54Mbps をサポートします。Cisco.com には、指定した設置に対する範囲の算出に役立つ、屋外ブリッジ用の範囲計算ツールがあります。このツールを利用するには、次の URL にアクセスしてください。 http://www.cisco.com/go/aironet/calculation/


) 範囲計算ツールでは、Microsoft Excel を実行する必要があります。



) アクセス ポイントとして動作させた場合の最大通信距離は、約 1.6kmです。


アンテナ偏波

一体型アンテナは、垂直偏波の無線信号を放射および受信します。アンテナは他の発信源からの交差偏波の信号を拒否する傾向があるため、偏波は干渉の削減に役立ちます。


) マルチポイント リンクでは、すべてのアンテナで垂直偏波を使用することをお勧めしますが、ポイントツーポイントのリンクではリンクの両端で水平偏波を使用することもできます。正常に動作させるためには、無線リンクの各端のアンテナで同じ偏波を使用する必要があります。


次のアンテナは、垂直偏波です。

13dBi 一体型アンテナ

5.2dBi および 12dBi 全方向性アンテナ

14dBi セクター アンテナ

次のアンテナは、設置する方向に応じて、垂直または水平に偏波可能です。

21dBi パラボラ アンテナ

10dBi および 13.5dBi 八木アンテナ

9dBi 壁取り付け型パッチ アンテナ

信号経路のクリアランス

無線ビームは、一方のブリッジからもう一方のブリッジに真っ直ぐ伝播します。そのため、アンテナ間の経路に大きな障害物がないようにしてください。経路上または経路近くの障害物と地形は無線信号の伝播に大きな影響を与え、干渉と信号キャンセルの双方を引き起こす可能性があります。

設置場所を選択する際は、下記の一般的な障害物の影響を考慮してください。

木や大きな植物

経路上に木があると、信号を完全にブロックする可能性があります。木の上に隙間がある場合、通常 2 次的な影響はありませんが、将来木が成長することを考慮してください。

人工的な障害物

ガス貯蔵所や貯水塔などの大きな丸いコンテナが経路の一部にある場合、信号のブロックの原因となります。これらの障害物はエネルギーの一部に影響を与え、他のレシーバに干渉する可能性があります。経路上または経路近くの正方形または矩形のオブジェクトの矩形の表面は、その上または近くを通る信号をブロックしたり回折させたりする可能性があります。

地表面

アンテナを低い位置に取り付けた場合、地表面が信号に干渉します。 地面から適度なクリアランスのある高さにアンテナを取り付けます( 表1 を参照)。ブリッジの取り付け位置が高すぎると、他のシステムから干渉を受けやすくなります。

信号経路のまわりにどの程度のクリアランスを残すかを判断するには、次を参考にしてください。

 

表1 2.4GHz 周波数でのクリアランスの目安

経路全体の長さ(キロメートル)
信号経路のクリアランスの半径(メートル)

7

13.8

11

17.1

15

20.4

19

23.1

22

24.9

28

31.8

伝播経路沿いの障害物(地面を含む)がこれらの値より近くならない位置に、一体型アンテナ ブリッジまたは外部アンテナを設置します。タワーの設置では、もう一方の設置場所までの経路の見通しが良いことを確認するために、検討中の設置場所のタワーを登る必要が生じる可能性があります。信号の伝播線上に木がある場合には、将来的に木が成長して信号経路に入り込むことを見越して、木の上に余分なクリアランスを確保します。

物理的な設置場所の調査

実際に設置場所を点検して確認し、その場所の物理的な特性を文書化します。これにより、システムを適切に設置し動作させるために必要なすべての要件が確実に揃うようにします。

連絡先とアクセス権限

設置を開始する前に、次の一般的な要件を満たしていることを確認します。

サイト名や電話番号など、顧客から提供された情報を確認する。

ビル(テナント)の賃貸契約を調べ、ビルの屋根またはタワーの権利を確認または確立する。可能な場合は、レイアウト図を使用して変更の実現可能性や必要となりうる特別許可を判断します。

タワーに取り付ける場合は、所有者、運営者、建物の管理人が、専門のまたは認可された業者による作業を必要とするかどうかを確認する。

物理的な設置場所

設置を開始する前に、物理的な設置場所に関し次の要件を満たしていることを確認します。

ブリッジを取り付ける屋根部分、壁、タワーの特定。リモート ブリッジを見通せる場所を設置場所に選択。

階段やはしごなど、通路エリアの決定。

既存機器の設置の確認および、取り付けを予定しているタワーの状況または設置構成の評価。

温度、通気、湿度などの環境条件の評価。

ケーブル ルート

設置を開始する前に、ケーブル ルートに関する次の要件を満たしていることを確認します。

ケーブル ルート、ビルの引き込み口、および、特殊なルーティングまたはサポート要件(ダクト、支柱、ケーブル トレイ、安全構造など)を確認する。ブリッジとパワー インジェクタ間のケーブル全体の長さが 100 mを超えないようにしてください。

床面、屋根、壁面の貫通の必要性を確認し、場所を特定する。

既存の接地システム、および新しい機器の接続要件を文書化する。

各地域での規制については、次の電気関連法規を参照してください。

NFPA 70(米国 National Electrical Code)

Canadian Electrical Code、Part 1、CSA 22.1

IEC 364、Part 1 ~ 7(その他の国)


注意 ブリッジやパワー インジェクタの損傷を防ぐために、パワー インジェクタとブリッジを同軸ケーブルで接続し、電源ジャックをパワー インジェクタに接続してから、電源を投入してください。

避雷器

屋外へのアンテナの設置では、付近での落雷が原因となってアンテナやケーブル上で発生したサージにより、アンテナおよびブリッジ システムが損傷を受けることがあります。避雷器
(AIR-ACC-3354 など)を使用すると、静電気や雷により発生したサージからブリッジ システムを保護できます。ただし、避雷器は雷が直撃した場合の損傷を防ぐことはできません。

避雷器は、中心導体とグラウンドの間にガス放電管を装備した 50Ω の伝送ラインです。ガス放電管は、電圧やエネルギーのサージが発生すると、ほぼ即座に(100 ナノ秒)回路オープンから回路絡路に変化し、エネルギーのサージにグラウンドへの経路を指定します。

避雷器は、屋外アンテナとブリッジの間に設置する必要があります。また、避雷器とグラウンドの間を 6 AWG 銅線で接続してください。

ブリッジの取り付け

この項では、ブリッジを取り付け、アンテナを位置合わせする方法について説明し、次の項目を取り上げます。

「必要な工具と留め具」

「窓越しの取り付け」

「壁面または天井マウント ブラケット」

「屋上または壁面への取り付け」

「タワーへの取り付け」

「マストへの取り付け」

「同軸シール テープの使用」

「取り付けハードウェアの組み立て」

「マウント ブラケットの装着」

「屋上の支柱または直径の小さいマスト」

「支柱へのブリッジの取り付け」

「LED 表示を利用したアンテナの位置合わせ」

ブリッジを設置する担当者は、無線ブリッジ技術、アンテナの位置合わせと調整、および接地方法に精通していなければなりません。


) 規制の制約事項を満たすには、専門の担当者が外部アンテナ ブリッジ ユニットと外部アンテナを設置する必要があります。専門の設置担当者として適しているのは、ユニットのインストールおよび設定を担当するネットワーク管理者などの IT 専門技術者です。 設置後、ネットワーク管理者がユニットへのアクセスをパスワードで保護して、規制に適合した状態を維持する必要があります。


この手順では、設置とケーブル ルーティングに関する一般的な事項に焦点を当てます。 取り付けハードウェアの組み立てに関する詳細は、「取り付けハードウェアの組み立て」を参照してください。

必要な工具と留め具

この項では、必要な工具、ケーブル、および留め具について説明します。

工具

ブリッジを取り付けるには、次の工具が必要になります。

7mm、8mm、13mm レンチまたは多機能マウント用ソケット

2 つの 7/16 レンチまたは天井マウント用ソケット

F コネクタに RG6/U ケーブルを収容するための圧着工具(http://www.tessco.com)

アース ラグに使用する圧着工具、Panduit CT-1004 またはこれに相当するもの(http://onlinecatalog.panduit.com)

この他に、事前に準備したハードウェアまたは留め具に使用する工具が必要になる場合があります。

ケーブル

ブリッジとパワー インジェクタ間の接続には、次のタイプの同軸ケーブルの使用をお勧めします。

 

表2 推奨される同軸ケーブルのタイプ

ケーブルの
タイプ
Belden 部品番号 #
Times Fiber 部品番号 #
Channel Master 部品番号 #

RG6

9077

2360-T660-VB または
2560-T690-VB

9539

RG59/U

1426A

02345-T5953-VB

9540

RG59/U

1505A

02183-T5967-VB

-

RG11/U

8213

02362-T1153-VB

-

留め具

設置キットに含まれていないハードウェアや留め具が別途必要になるかどうかを判断します。たとえば、付属のマウント ブラケットが合わない場合や非常に直径が大きな導管や変わった形の構造部材にブリッジを固定する場合、別途ハードウェアや留め具が必要になることがあります。

屋上または壁面マウント ブラケットには、次の留め具を用意する必要があります。

木造構造:1/4 x 1 インチ(最小)ラグ ボルト 4 個

中空壁:1/4-20 x 2 3/4 モリー アンカー 4 個

コンクリート構造:1/4 x 1 3/4 インチ(最小)コンクリート アンカー付きボルト 4 個

壁面または天井マウント ブラケットには、次の留め具を用意する必要があります。

木造構造:1/4 x 1 インチ(最小)ラグ ボルト 3 個

中空壁:1/4-20 x 2 3/4 モリー アンカー 3 個

コンクリート構造: 1/4 x 1 3/4 インチ(最小)コンクリート アンカー付きボルト 3 個


) 用意した留め具には、留め具のベンダーが推奨する適切なサイズのドリスを使用する必要があります。


ポールまたはタワーの取り付けには、使用するポールやマストを固定する U ボルトが必要になります。たとえば、次を参考にしてください。

http://www.mcmaster.com

設置に必要な工具、部品、ブラケット、ハードウェア、アクセサリを書き出し、設置を開始する前にすべて揃っていることを確認してください。

窓越しの取り付け

無線ブリッジ リンクを窓越しに展開する場合、窓ガラスにより著しい信号損失が生じることがあります。通常の損失は、窓に使用されるガラスのタイプによって異なりますが、窓 1 つあたり 5 ~ 15dB です。配置計画では、アンテナ ゲインと電力設定を計画する際に、この余分な損失を確実に見積もる必要があります。窓越しに配置する場合は、設置場所の詳細な調査が不可欠です。

窓用マウント ブラケットの詳細は、次の URL を参照してください。

http://www.terrawave.com/BR1300

一般的なガイドライン

無線信号は多くのタイプの窓ガラスを簡単に通過しますが、タイプによっては通過がかなり制限されます。窓ガラス越しに動作させる場合の一般的なガイドラインを次に示します。

金属入り、または、金属コーティングされたガラスは使用しない。

窓に導電性ガスを入れたガラスは使用しない。

ワイヤが埋め込まれたガラスを使用しない。

両端でほぼ同じ高さにある窓を選ぶ。

厚みが最小の窓を選ぶ。

設置場所を最終的に決定する前に、ガラス越しに無線信号の品質テストを必ず実行する。

吊り天井の上への取り付け

ビル内の空間である吊り天井の上に、壁面または天井マウント ブラケットを使用してブリッジを設置することもできます(「壁面または天井マウント ブラケット」を参照)。


) ブリッジとパワー インジェクタは、吊り天井の上など、ビル内の空間での稼動に適した耐火性と低発煙性を備えています。National Electrical Code(NEC)の Section 300-22(C)および Canadian Electrical Code、Part 1、C22.1 の Section 2-128、12-010(3)、および 12-100 に準拠しています。



) ビル環境の空間にブリッジまたはパワー インジェクタを取り付ける場合には、National Electrical Code(NEC)の Section 300-22(C)に従って、ビル内の空間での稼動に適した同軸およびイーサネット ケーブルを使用する必要があります。



) 電源モジュールは、吊り天井の上への取り付け用には設計されていません。


壁面または天井マウント ブラケット

ブリッジは、外部アンテナ ブリッジ ユニットのみで使用可能な、壁面または天井マウント ブラケットをサポートしています(図2 を参照)。このブラケットを使用できるのは屋内だけです。

壁面または天井にブリッジを設置する場合には、次のサブタスクが含まれます。

1. ユニットの取り付け

2. ケーブルのルーティング(通常)

3. リンクのアクティブ化

図2 壁面または天井マウント ブラケットを取り付けたブリッジ

 

ブリッジの取り付け

壁面または天井マウント ブラケットを使用して外部アンテナ ブリッジ ユニットを取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 ブリッジの設置場所を選択します。 詳細は、「取り付け場所の選択」を参照してください。

ステップ 2 マウント ブラケットに安定した設置場所を探します(ビルの壁面や天井にあるスタッドや主要建築部材など)。木造構造部材を探すのにスタッド ファインダの使用が必要になることもあります。

ステップ 3 図2に示すように、マウント ブラケットをブリッジの上に置き、定位置にはめ込みます。ブラケットの開口部はブリッジの形に対応しており、ブリッジのコネクタ領域に合わせて平面部分を切り抜いてあります。


) ブラケットの支持脚はブリッジの前面に位置します。


ステップ 4 事前に用意した次のハードウェアを使用して、ブリッジを取り付けます。

木造構造:1/4 x 1 インチ(最小)ラグ ボルト 3 個

中空壁:1/4-20 x 2 3/4 モリー アンカー 3 個

コンクリート構造: 1/4 x 1 インチ(最小)コンクリート アンカー付きボルト 3 個


) 構造を点検し、設置場所が劣化したり脆弱になったりすることがないことを確認します。設置場所がブリッジを適切に支えることができるどうかを確認してください。


ステップ 5 ボルトを締め付け、ブリッジ マウント ブラケットを壁面または天井に固定します。


 

ブリッジへのパワー インジェクタの取り付け

壁面または天井マウント ブラケットを使用する場合には、ブラケットに付属のハードウェアを使用して、パワー インジェクタをブリッジの取り付けラグに直接取り付けることができます(図3 を参照)。


) ブリッジとパワー インジェクタを一緒に取り付ける場合は、これらを屋内に取り付ける必要があります。


図3 ブリッジへのパワー インジェクタの取り付け

 

壁面または天井マウント ブラケット キットは、ブリッジにパワー インジェクタを取り付けるのに使用する次のハードウェアを同梱しています。

鋸歯状のフランジ付き六角ボルト(M6x1x10mm) 4 個

ワッシャ 4 個

サブミニ RG-59 同軸ケーブル(12 インチ) 2本(短)

ボルトを締め付け、パワー インジェクタをブリッジに固定します。ボルトを、6~8 フィートポンドのトルクで締めてください。

屋内配置ブリッジでのケーブル ルーティング

屋内設置ブリッジで壁面または天井取り付けを使用する場合には、パワー インジェクタを直接ブリッジに取り付けることができます。この手順では、ケーブルのルーティングと接続の方法、およびブリッジの接地方法について説明します。


ステップ 1 短い同軸ケーブル 2 本を、パワー インジェクタとブリッジに接続します。アース ブロックは、こうした短い同軸ケーブルでは不要です。


警告 この機器は接地する必要があります。 アース導体を破損しないよう注意してください。アース導体を正しく取り付けないまま装置を絶対に稼動させないでください。接地が適正であるかどうかわからない場合は、電気検査機関または電気技術者に相談してください。ステートメント 1024



注意 ブリッジやパワー インジェクタの損傷を防ぐため、パワー インジェクタとブリッジを同軸ケーブルで接続し、電源ジャックをパワー インジェクタに接続してから、電源を投入してください。


) これがシステム配置の最初のユニットである場合(ルート ブリッジなど)、アンテナの最終的な位置合わせが終わるまで、耐候処理を行ったり、すべての接続を完全に固定したりしないでください。


ステップ 2 ビルの接地電極システムを検出してから、6 AWG 銅線を使用してブリッジのアース ラグを接続します。圧着工具を使用して、ワイヤをアース ラグに圧着します。 アース ラグのブリッジへの装着の詳細は、「ブリッジへのハウジング ブラケットの装着」ステップ 3ステップ 4 を参照してください。 アース ラグの場所については、図11 を参照してください。


 

リンクのアクティブ化

ブリッジ コンポーネントの設置と動作準備が完了したら、リンクをアクティブ化し、アンテナの位置合わせをします。 詳細は、「ブリッジ リンクのアクティブ化」を参照してください。

屋上または壁面への取り付け

マウント キットには、平屋根、傾斜屋根、および屋外の壁面に適した屋上マウント ブラケットがあります。屋上または壁面にブリッジを取り付ける場合には、次のサブタスクが含まれます。

1. ブリッジの取り付け

2. ケーブルのルーティング

3. リンクのアクティブ化

屋外で設置する場合は、次の警告が適用されます。


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた有資格の担当者だけが行うようにしてください。 ステートメント 1030


ブリッジの取り付け

屋上または壁面にブリッジを取り付けるには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 ブリッジの設置場所を選択します。一体型アンテナを使用する場合、設置場所にはリモート ブリッジへのクリアな信号経路が必要になります。 詳細は、「取り付け場所の選択」を参照してください。

ステップ 2 ベース ブラケットの堅固な設置場所を探します(屋根または外壁のスタッドや主要建築部材など)。木造構造部材を探すのにスタッド ファインダの使用が必要になることもあります。

ステップ 3 屋上マウントの組み立て。詳細は、「屋上マウントの組み立て」を参照してください。

ステップ 4 事前に用意した次のハードウェアを使用して、屋上用ブラケットを設置場所に取り付けます。

木造構造:1/4 x 2 インチ(最小)ラグ ボルト 4 個

コンクリート構造: 1/4 x 1 インチ(最小)コンクリート アンカー付きボルト 4 個

図4 は、屋上マストの組み立てを示します。

図4 屋根マウント マスト

 

取り付けポールが垂直であることを確認します。ブラケットの最下部を回転すると、壁面または傾斜屋根の設置場所に対して垂直になるように調節できます。

ステップ 5 ボルトを締め付け、取り付けポールを取り付け支柱に固定します。ナットを、12 から 14 フィートポンドのトルクで締めてください。

ステップ 6 付属のブラケットとハードウェアを使用して、ポールの垂直部分にブリッジを装着します。 詳細は、「取り付けハードウェアの組み立て」を参照してください。

図5 は、屋上マストに取り付けられたブリッジを示しています。

図5 屋根マウントの組み立て

 

ステップ 7 アンテナをできるだけ正確にリモート アンテナの方向に向けます。レーダー ドームの平坦面がリモート アンテナの方向に向いていれば、一体型アンテナは正しい位置に置かれています。


 

ケーブルのルーティング

この手順では、パワー インジェクタ ケーブルをブリッジからアース ブロックにルーティングする方法について説明します。アース ブロックは、ビルの引き込み口に設置する必要があります。

ケーブルをルーティングし接続するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 2 本の 75Ω ケーブルをブリッジからアース ブロックまでの全長分延ばし、ねじれのないよう真っ直ぐ配置します。ブリッジとアース ブロック間で必要な全体の長さがわかるまで、ケーブルを切断しないでください。

ステップ 2 各ケーブルのブリッジ側に F コネクタを設置し、ケーブルをブリッジに接続します。屋外の場合、ケーブルがブリッジ コネクタから下に傾斜するように設置し、暴風雨の際に水滴がブリッジに入らないようにします。必要であれば、コネクタ近くにドリップ ループを作ってください。

ステップ 3 ブリッジからアース ブロックまでの経路に沿ってケーブルを配置します。耐 UV タイラップまたはそれに相当する留め具を使用して、ケーブルを設置ルートに沿って固定します。

ステップ 4 ケーブルを必要な長さに切断し、端に F コネクタを取り付けて、アース ブロックに接続します。


注意 ブリッジやパワー インジェクタの損傷を防ぐため、パワー インジェクタとブリッジを同軸ケーブルで接続し、電源ジャックをパワー インジェクタに接続してから、電源を投入してください。


) 14 AWG 以上の銅線を使用して、アース ブロックをビルの接地電極システムに接続する必要があります。


ステップ 5 ビルの接地電極システムを検出してから、6 AWG 銅線を使用してブリッジのアース ラグを接続します。圧着工具を使用して、ワイヤをアース ラグに圧着します。 アース ラグのブリッジへの装着の詳細は、「ブリッジへのハウジング ブラケットの装着」ステップ 3ステップ 4 を参照してください。 アース ラグの場所については、図11 を参照してください。


注意 設置とアース接続を正しく行うために、各地域および各国の電気関連法規に従ってブリッジを設置してください。National Fire Protection Association(NFPA)70、National Electrical Code(米国)、Canadian Electrical Code、Part 1、CSA 22.1(カナダ)、および、地域および国の電気関連法規がない場合は、IEC 364、Part 1 ~ 7 を参照してください(その他の国)。


) 一部地域の法規では、屋上マウントの接地が必要な場合があります。


ステップ 6 屋外では、設置キットに付属するシーリング テープで覆うことで、すべての同軸コネクタを耐候処理してください。 詳細は、「同軸シール テープの使用」を参照してください。


) これがシステム配置の最初のブリッジである場合(ルート ブリッジなど)、アンテナの最終的な位置合わせが終わるまで、耐候処理を行ったり、すべての接続を完全に固定したりしないでください。



 

リンクのアクティブ化

ブリッジ コンポーネントの設置と動作準備が完了したら、リンクをアクティブ化し、アンテナの位置合わせをします。 詳細は、「ブリッジ リンクのアクティブ化」を参照してください。

タワーへの取り付け

タワーへのブリッジの設置は、専門的な設置業者が行う必要があります。専門的な設置業者は、電気機器の構築、動作、および取り付けに関する技術と知識を持ち、これに伴う危険に対する安全訓練を受けています。

タワーにブリッジを設置する場合には、次のサブタスクが含まれます。

1. ブリッジの取り付け

2. ケーブルのルーティング(通常または雷保護)

3. リンクのアクティブ化

屋外でブリッジを設置する場合は、次の警告が適用されます。


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた有資格の担当者だけが行うようにしてください。 ステートメント 1030


ブリッジの取り付け

タワーにブリッジを設置するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 タワーのブリッジの設置場所を選択します。一体型アンテナを使用する場合、設置場所にはリモート ブリッジへのクリアな信号経路が必要になります。 詳細は、「取り付け場所の選択」を参照してください。

ステップ 2 適切な取り付け支柱を探すか、ブリッジのために取り付けポールを設置します。マウント ブラケットは、直径 30.5 ~ 69.9mm のポールに対応しています。同梱の U ボルトは、30.5 ~ 35.9mm のポールにのみ適合します。http://www.rohnnet.com で、このタイプのハードウェアを見つけることができます。

ステップ 3 ブリッジ組み立て品を設置場所まで持ち上げます。マウント ブラケットには、ユニットを持ち上げる開口部があります。

ステップ 4 適切なハードウェアを使用して、ブリッジを取り付けポールに装着します(図6 を参照)。 詳細は、「取り付けハードウェアの組み立て」を参照してください。

ステップ 5 アンテナをできるだけ正確にリモート アンテナの方向に向けます。レーダ ドームの平坦面がリモート アンテナの方向に向いていれば、一体型アンテナは正しい位置に置かれています。


警告 この機器は接地する必要があります。 アース導体を破損しないよう注意してください。アース導体を正しく取り付けないまま装置を絶対に稼動させないでください。接地が適正であるかどうかわからない場合は、電気検査機関または電気技術者に相談してください。ステートメント 1024



注意 設置と接地を正しく行うために、各地域および各国の電気関連法規に従ってブリッジを設置してください。National Fire Protection Association(NFPA)70、National Electrical Code(米国)、Canadian Electrical Code、Part 1、CSA 22.1(カナダ)、および、地域および国の電気関連法規がない場合は、IEC 364、Part 1 ~ 7 を参照してください(その他の国)。


) 一部地域の法規では、タワー マウントの接地が必要な場合があります。


ステップ 6 ビルの接地電極システムを検出してから、6 AWG 銅線を使用してブリッジのアース ラグを接続します。圧着工具を使用して、ワイヤをアース ラグに圧着します。 アース ラグのブリッジへの装着の詳細は、「ブリッジへのハウジング ブラケットの装着」ステップ 3ステップ 4 を参照してください。 アース ラグの場所については、図11 を参照してください。


 

雷保護のためのケーブル ルーティング

落雷がよく起こる地域でブリッジがタワーへの高い位置に取り付けられた場合、タワーへの RG6 同軸ケーブルのシールドを一定の間隔で接地する必要があります。これに注意することで、ブリッジとパワー インジェクタを雷による損傷から保護するのに役立ちます。 推奨される接地の間隔は、60m です。雷のリスクが特に高い地域では、接地の間隔を狭くします。


) タワー所有者の方針と使用地域の法規に従ってください。タワー構造に穴を開けたり、塗装表面に損傷を与えたり、その他の変更を加えることは、タワーの長期的な保全に影響を及ぼします。


雷保護のためにケーブルをルーティングし接続するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 ケーブルのルートに沿って、タワーに対しアース ブロックを 60m 間隔で取り付けてください。各アース ブロックがタワーと電気的(金属と金属)に良好に接触していることを確認します。

ステップ 2 間隔ごとにケーブル セグメントを切断し、F コネクタを事前に取り付けます。

ステップ 3 耐 UV タイラップまたはそれに相当する留め具を使用し、設置ルートに沿ってケーブル セグメントを固定します。

ステップ 4 すべてのケーブル セグメントを接続します。屋外設置では、ポイントごとにドリップ ループを使用し、コネクタに水が入らないようします。

ステップ 5 次の手順に進みます。ブリッジからではなく、一番下のアース ブロックから開始します。


 

正しいケーブル ルーティング

パワー インジェクタ ケーブルを正常にルーティングおよび接続するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 2 本の 75Ω ケーブルをタワーまでの全長分延ばし、ねじれのないよう真っ直ぐ配置します。ブリッジとアース ブロック間で必要な全体の長さがわかるまで、ケーブルを切断しないでください。

ステップ 2 タワーに登る前に、ケーブルの端に F コネクタを設置します。

ステップ 3 2 本のケーブルの端近くにロープを結び付け、黒色の電気テープを使用してロープを固定します。コネクタにケーブルの重みがかからないようにしてください。

ステップ 4 タワーから、ロープを使用してケーブルを地面から引っ張り上げます。その際、ケーブルを安全に固定できるタワー部材沿いにケーブルが通るようにします。ブリッジに、サービス ループ用のケーブルを十分残します。

ステップ 5 耐 UV タイラップまたはそれに相当する留め具を使用して、ケーブルをタワーに、および、ルートに沿ってアース ブロックに固定します。


警告 この機器は接地する必要があります。 アース導体を破損しないよう注意してください。アース導体を正しく取り付けないまま装置を絶対に稼動させないでください。接地が適正であるかどうかわからない場合は、電気検査機関または電気技術者に相談してください。ステートメント 1024



注意 ブリッジやパワー インジェクタの損傷を防ぐため、パワー インジェクタとブリッジを同軸ケーブルで接続し、電源ジャックをパワー インジェクタに接続してから、電源を投入してください。


) 14 AWG 以上の銅線を使用して、ブロックをビルの接地システムに接続する必要があります。


ステップ 6 ケーブルをブリッジ(または、タワーの一番下のアース ブロック)に接続します。ケーブルが下を向くように設置して、暴風雨の際に水滴がコネクタに入らないようにします。必要であれば、コネクタ近くにドリップ ループを作ってください。

ステップ 7 ケーブルを必要な長さに切断し、端に F コネクタを取り付けて、アース ブロックに接続します。

ステップ 8 設置キットに付属するシーリング テープで覆って、すべての同軸コネクタを耐候処理してください。 詳細は、「同軸シール テープの使用」を参照してください。


) これがシステム配置の最初のユニットである場合(ルート ブリッジなど)、アンテナの最終的な位置合わせが終わるまで、耐候処理を行ったり、すべての接続を完全に固定したりしないでください。



 

リンクのアクティブ化

ブリッジ コンポーネントの設置と動作準備が完了したら、リンクをアクティブ化し、アンテナの位置合わせをします。 詳細は、「ブリッジ リンクのアクティブ化」を参照してください。

マストへの取り付け

高いマストにブリッジを取り付けた場合、ブリッジの LED を確認したり、アンテナを垂直方向に調節できなくなるため、アンテナの位置合わせが難しくなります。可能であれば、踏み台やその他の台からブリッジに届く程度の低いマストを使用します。そうしないと、アンテナの位置を調節するためにマストを下ろす必要が生じることがあります。

マストにブリッジを取り付ける場合には、次のサブタスクが含まれます。

1. マストの準備

2. ブリッジの取り付け

3. マスト ケーブルのルーティング

4. マストを立て、ケーブルを接続

5. リンクのアクティブ化

屋外で設置する場合は、次の警告が適用されます。


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた有資格の担当者だけが行うようにしてください。 ステートメント 1030


マストの準備

マストを準備するには、次の手順に従います。


ステップ 1 マストの設置場所を選択します。 詳細は、「取り付け場所の選択」を参照してください。

ステップ 2 ビル内でマスト用マウント ブラケットの堅固な設置場所を探します(屋根または外壁のスタッドや主要建築部材など)。必要であれば、木造構造部材を探すためにスタッド ファインダを使用してください。

ステップ 3 マスト取り付けハードウェアおよび支線ワイヤを探します。

ステップ 4 支線取り付けポイントを探し、取り付けます。最低 3 本、できれば 4 本の支線でマストを固定する必要があります。

ステップ 5 取り付けポイントでマストに線を接続し、装着ポイントまでそれを延ばして、支線の長さを測ります。

ステップ 6 マストを垂直になるように立て、すべての支線をそれぞれの取り付けポイントに一時的に固定します。

ステップ 7 ポールの(90 度を成す)2 つの面について水準器を使用して、マストが垂直であることを確認します。必要に応じて支線を調節し、装着ポイントを記録します。

ステップ 8 マストを下ろします。


 

ブリッジの取り付け

マストにブリッジを取り付けるには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 マストの頂点近くにブリッジを装着します。

マストと屋上の支柱の直径が同じ場合は、付属のハードウェアを使用できます。 マウント ブラケットには、小さなマストを 1 本取り付けられます(図6 を参照)。 詳細は、「取り付けハードウェアの組み立て」を参照してください。

図6 小さな取り付けポールに装着されたブリッジ

 

1

U ボルト(付属品 2 個)

2

小さなマスト(直径 30.5 ~ 63.5mm)

ステップ 2 #6 ゲージ ワイヤを使用し、ブリッジのアース ラグをマストに接続します。圧着工具を使用して、ワイヤをアース ラグに固定します。マストを接続するには、マストにマスト クランプか、タップ付きのネジを使用します。


 

マスト ケーブル ルーティング

ケーブルをルーティングし接続するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 75Ω ケーブル 2 本をブリッジからアース ブロックまでの全長分延ばし、ねじれのないよう真っ直ぐ配置します。ブリッジとアース ブロック間で必要になる全体の長さがわかるまで、ケーブルを切断しないでください。

ステップ 2 各ケーブルのブリッジ側に F コネクタを設置し、ケーブルをブリッジに接続します。ブリッジ コネクタからケーブルが下に傾斜するように設置し、暴風雨の際に水滴がブリッジ コネクタに入らないようにします。必要であれば、コネクタ近くにドリップ ループを作ってください。

ステップ 3 耐 UV タイラップまたはそれに相当する留め具を使用して、ケーブルをマストに固定します。

ステップ 4 設置キットに付属するシーリング テープで覆って、すべての同軸コネクタを耐候処理してください。 詳細は、「同軸シール テープの使用」を参照してください。


) これがシステム配置の最初のブリッジである場合(ルート ブリッジなど)、アンテナの最終的な位置合わせが終わるまで、耐候処理を行ったり、すべての接続を完全に固定したりしないでください。



 

マストを立て、ケーブルを接続する

マストを立ち上げてケーブルを接続するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 マスト組み立て品を垂直になるように構え、マストを取り付けベース クランプに設置し、アンテナをリモート アンテナの方向に向け、支線ワイヤを固定します。

ステップ 2 マスト クランプを締めます。マストは固定しますが、最終的な位置の調節のために回転できるようにしておきます。


警告 この機器は接地する必要があります。 アース導体を破損しないよう注意してください。アース導体を正しく取り付けないまま装置を絶対に稼動させないでください。接地が適正であるかどうかわからない場合は、電気検査機関または電気技術者に相談してください。ステートメント 1024



注意 設置と接地を正しく行うために、各地域および各国の電気関連法規に従ってブリッジを設置してください。National Fire Protection Association(NFPA)70、National Electrical Code(米国)、Canadian Electrical Code、Part 1、CSA 22.1(カナダ)、および、地域および国の電気関連法規がない場合は、IEC 364、Part 1 ~ 7 を参照してください(その他の国)。

ステップ 3 ビルの接地電極システムを探し、6 AWG 銅線を使用してマストをそれに接続します。 アース ラグのブリッジへの装着の詳細は、「ブリッジへのハウジング ブラケットの装着」ステップ 3ステップ 4 を参照してください。 アース ラグの場所については、図11 を参照してください。

ステップ 4 マストからアース ブロックまでの経路に沿ってケーブルを配置します。耐 UV タイラップまたはそれに相当する留め具を使用して、ケーブルを設置ルートに沿って固定します。


注意 ブリッジやパワー インジェクタの損傷を防ぐため、パワー インジェクタとブリッジを同軸ケーブルで接続し、電源ジャックをパワー インジェクタに接続してから、電源を投入してください。


) # 14 AWG 以上の銅線を使用して、アース ブロックをビルの接地システムに接続する必要があります。


ステップ 5 ケーブルを必要な長さに切断し、端に F コネクタを取り付け、アース ブロックに接続します。

ステップ 6 設置キットに付属するシーリング テープで覆って、すべての同軸コネクタを耐候処理してください。 詳細は、「同軸シール テープの使用」を参照してください。


 

リンクのアクティブ化

ブリッジ コンポーネントの設置と動作準備が完了したら、リンクをアクティブ化し、アンテナの位置合わせをします。 詳細は、「ブリッジ リンクのアクティブ化」を参照してください。

同軸シール テープの使用

マウント キットに付属する同軸シール テープを使用して、すべての同軸接続を耐候処理する必要があります。適切に被覆されていない同軸接続では、水滴が接続部分に入り込むことがあり、パフォーマンスの劣化やリンクの問題の原因となります。

次のコネクタを耐候処理する必要があります。

ブリッジと各アース ブロックに配置される、F コネクタ

外部アンテナとともにブリッジを使用する場合は、R-TNC アンテナ コネクタ


) コネクタにビニールの電気テープを使用しないでください。長期にわたり紫外線を浴びたり極端な天候に晒された場合、劣化します。


同軸シールを適用するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 同軸ケーブル、コネクタ、およびコネクタ周辺に汚れや湿気がないことを確認します。

ステップ 2 長さ 25cm ほどの同軸シール テープの裏紙をはがします。

ステップ 3 各ブリッジ コネクタをテープで覆います(同軸ケーブル、コネクタ本体、ブリッジまたはアース ブロックの順で覆います)。 各端の折り返しを最低 50% 重ねるようにして、全体の厚みが 2 重になるようにします(図8 を参照)。


) 後でコネクタを簡単に取り外すため、最初にコネクタを上質の電気テープで覆った後、同軸シールを使用することもできます。電気テープをきつく巻き、それぞれの折り返しを少なくとも 25% 重ね、完全に被覆する必要があります。


図7 同軸シール テープの使用

 

ステップ 4 指でケーブルとコネクタのまわりの同軸シールの形を整え、表面を滑らかにします。 空気が入り込まないように絞り出してください(図8 を参照)。

図8 形を整えた後の同軸シール テープ

 

ステップ 5 シールをよく見て、コネクタ領域全体が完全に覆われていることを確認します。すきまがある場合、既存のシールの上から同軸シールを覆い、形を整えます。

ステップ 6 ブリッジおよびアース ブロックの個々の同軸接続に対し、この手順を繰り返します。


 

取り付けハードウェアの組み立て

ブリッジの取り付けハードウェアによって、タワー、マスト、屋上への設置に対応できます。取り付けハードウェアに含まれる主要部品を次に示します。

ハウジング ブラケット

マウント ブラケット

屋上マウントまたは壁面マウント ブラケット

屋上マウントの組み立て

屋上マウントまたは壁面マウント ブラケットは(図9 を参照)、ビルの屋根や壁面など、平坦な水平または垂直面にブリッジを取り付ける際に使用します。屋上マウントを使用するには、あらかじめこれを組み立てる必要があります。屋上マウントを使用しない場合は、この項を飛ばしてください。

屋上マウントを組み立てるには、次の手順に従います。


ステップ 1 長めのフランジ付き六角ボルトにワッシャをはめます。

ステップ 2 ボルトの穴が付いているマスト パイプの端をベース プレートにはめます(図9 を参照)。

図9 屋上支柱のボルトの位置

 

1

長めのフランジ付き六角ボルト

3

キャリッジ ボルト

2

キャリッジ ボルト

ステップ 3 マスト パイプの穴をベース プレートの穴に合わせます。

ステップ 4 長めのフランジ付き六角ボルトとワッシャをベース プレートの上の穴に差し込み、マスト パイプに通します(図9 を参照)。

ステップ 5 ワッシャと六角ナットを長めのフランジ付き六角ボルトの端にはめ、手で固く締めます。

ステップ 6 図9 に示すように、マスト パイプとベース プレートを置きます。

ステップ 7 マスト パイプの下の四角い穴を、ベース プレートの半円形の切り出し部分に合わせます。

ステップ 8 キャリッジ ボルトをマスト パイプの内側の四角い穴にはめます。

ステップ 9 ワッシャと六角ナットをキャリッジ ボルトの端にはめ、手で固く締めます。

ステップ 10 他の四角い穴についても、ステップ 8 と 9 を繰り返します。

これで屋上または壁面マウントの組み立てが完了しました。 屋上または壁面マウントの取り付けについては、「ブリッジの取り付け」を参照してください。


 

ブリッジへのハウジング ブラケットの装着

ハウジング ブラケットをブリッジに装着するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 ハウジング ブラケットを装着する前に、図10 を参照してください。

図10 ハウジング ブラケットの装着

 

1

ハウジング ブラケット

3

吊ピン

2

鋸歯状のフランジ付き六角ボルト

4

ステップ 2 六角ボルトを使用し、ハウジング ブラケットを筐体に装着します。ボルトを、8~10 フィートポンドのトルクで締めてください。

ステップ 3 電気接合剤をブリッジのアース ラグに薄く塗ります(図11 を参照)。

図11 アース ラグの装着ポイント

 

1

アース ラグ用のネジの取り付けスタッド

ステップ 4 付属のアース ラグを、付属のロッキング六角ナット 2 つを使用して、ブリッジのねじの取り付けスタッド 2 つに装着します。ナットを、10~12 インチポンドのトルクで締めてください。


) 取り付けスタッドに工場出荷時に取り付けられたロック ナット 2 つを外さないでください。



) ブリッジを支柱に設置してから、6 AWG 線を使用して、この接地をビルの接地に接続します。



 

マウント ブラケットの装着

マウント ブラケットは、屋上、マスト、タワーの支柱に利用できます。マウント ブラケットを支柱に装着する方法は、次のようにマストの直径によって異なります。

 

マスト タイプ
マストの直径
マストの装着

屋上の支柱
または小さなマスト

30.5 ~ 69.9mm

ブラケットとブリッジの間でマストをマウント ブラケットに装着します(図12 を参照)。

屋上の支柱または直径の小さいマスト

この手順に従って、マウント ブラケットを屋上の支柱、または直径が 30.5 ~ 69.9mm のマストに取り付けます。屋上の支柱でなく、マストを使用する場合は、使用するマストに合った U ボルトを使用します。

マウント ブラケットを屋上の支柱または小さなマストに取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 マウント ブラケットを取り付けポールの横に置き、ブラケット上の矢印が上を向くようにします。

図12 屋上支柱用のマウント ブラケットの組み立て

 

1

U ボルト

4

六角ナット

2

マウント ブラケット

5

屋根マウント マスト

3

フラット ワッシャ

6

吊ピン スロット

ステップ 2 U ボルト 2 個、ナットおよびワッシャを 4 個使用し、マウント ブラケットをマストに装着します。


) 一体型アンテナを使用している場合、U ボルトをゆるく締め、アンテナの位置合わせのためにブリッジを水平方向に調節できるようにします。



 

支柱へのブリッジの取り付け

屋外で設置する場合は、次の警告が適用されます。


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた有資格の担当者だけが行うようにしてください。 ステートメント 1030


ブリッジを支柱に装着するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 ハウジング ブラケットの吊ピンをマウント ブラケットの吊ピン スロットにはめ、ハウジング ブラケットをマウント ブラケットに取り付けます。 コネクタが下を向くようにしてください(図13 を参照)。

図13 支柱へのブリッジの取り付け

 

1

鋸歯状のフランジ付き六角ボルトとワッシャ(4 か所)

ステップ 2 六角ボルトとフラット ワッシャ 4 個を使用し、ハウジング ブラケットを支柱ブラケットに固定します。


) 一体型アンテナを使用している場合、U ボルトをゆるく締め、アンテナの位置合わせのためにブリッジを水平方向に調節できるようにします。


ステップ 3 ブリッジの平坦面をリモート ブリッジの方に向けて、一体型アンテナのだいたいの位置を合わせます。

ステップ 4 アンテナの位置を合わせた後、すべての取り付けボルトを 6~10 フィートポンドのトルクで締めてください。


 

ブリッジ リンクのアクティブ化

ブリッジの工場出荷時のデフォルト動作は、装置で実行中の Cisco IOS のソフトウェア リリースによって異なります。 ソフトウェア リリースの中には、ブリッジ リンクを初期化する前に、手動による設定の変更が必要なものもあります。 次の項では、デフォルト動作の変更手順とリンクのアクティブ化の手順について説明します。

デフォルト IP アドレスの動作

Cisco IOS Release 12.3(2)JA 以降のソフトウェアで実行しているブリッジを、デフォルトの設定で LAN に接続すると、DHCP サーバからの IP アドレスの入力が求められます。IP アドレスを入力しないでいると、IP アドレスの入力が無期限に求められます。 この動作を回避するには、コンソール ポートからブリッジにアクセスして、静的 IP アドレスを割り当ててください。

Cisco IOS Release 12.2(15)JA2 以前のソフトウェアで実行しているブリッジを、デフォルトの設定で LAN に接続すると、DHCP サーバからの IP アドレスの入力が求められます。IP アドレスを入力しないでいると、デフォルト IP アドレスの 10.0.0.1 が割り当てられます。

デフォルトの SSID と無線の動作

Cisco IOS Release 12.3(2)JA2 以前では、最初の電源投入時にブリッジがデフォルトのインストール モードになり、無線が使用可能に設定されます。 この場合、次の SSID をサポートします。

インストール モードに対する SSID は、autoinstall。

ルート AP およびワークグループ ブリッジの役割に対する SSID は、tsunami。

Cisco IOS Release 12.3(4)JA 以降では、最初の電源投入時にブリッジがデフォルトのルート アクセス ポイントの役割になり、無線が使用不可に設定され、デフォルトの SSID は一切設定されていない状態になります。


) Cisco IOS Release 12.3(4)JA 以降では、他のブリッジからの無線アソシエーションをブリッジが許可する前に、SSID を作成して無線を使用可能にしておく必要があります。デフォルト設定にこれらの変更を加えることで、新しくインストールされたブリッジのセキュリティが向上します。 SSID の設定については、「無線の役割と SSID 設定の変更」を参照してください。


アクセス ポイント/ブリッジへのローカル接続

パワー インジェクタのイーサネット ポートの使用方法

パワー インジェクタのイーサネット ポートを使用すると、有線 LAN に接続せずに Web ブラウザ インターフェイスまたは CLI を使用してブリッジをローカルで設定できます。


) PC をパワー インジェクタのイーサネット ポートに接続するのに、特別なクロス ケーブルは不要です。ストレート型ケーブルまたはクロス ケーブルのいずれかを使用できます。


パワー インジェクタのイーサネット ポートの接続手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カテゴリ 5 イーサネット ケーブルを、PC のイーサネット コネクタとパワー インジェクタのイーサネット ポートに接続します。

ステップ 2 PC とブリッジには、イーサネット インターフェイスで通信できるよう、互換性のある IP アドレスとサブネット マスクを指定してください。 次のいずれかの操作を行います。

a. ブリッジが Cisco IOS Release 12.2(15)JA 以前を実行していてデフォルト値で設定されている場合は、PC に 10.0.0.31 ~ 10.0.0.40 の範囲の IP アドレスを手動で割り当てます。

b. ブリッジが Cisco IOS Release 12.3(2)JA2 を実行していてデフォルト値で設定されている場合は、ブリッジに一時的な静的 IP アドレスを手動で割り当てます。また、互換性のある IP アドレスとサブネット マスクを指定して PC を手動で設定します。 詳細は、「CLI を使用した IP アドレスの検索」を参照してください。


 

パワー インジェクタのコンソール ポートの使用方法

パワー インジェクタのコンソール ポートから、CLI コマンドを入力することができます。 パワー インジェクタのコンソール ポートの接続手順は、次のとおりです。


ステップ 1 9 ピンのメスの DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルを、パワー インジェクタの RJ-45 シリアル コンソール ポートと、コンピュータの COM ポートに接続します。


) DB-9 to RJ-45 シリアル ケーブルの Cisco 製品番号は AIR-CONCAB1200 です。 シリアル ケーブルは、http://www.cisco.com/go/marketplace で注文できます。


ステップ 2 アクセス ポイントと通信できるようにターミナル エミュレータを設定します。 ターミナル エミュレータの接続では、9600 ボー、データ ビット 8、パリティなし、ストップ ビット 1 の設定を使用します。フロー制御はなしです。


) 設定変更が完了したら、コンソール ポートからシリアル ケーブルを取り外してください。



 

CLI を使用した IP アドレスの検索

ユーザ EXEC モードから次の CLI コマンドを使用すると、ブリッジの IP アドレスを検索できます。

 

コマンド
目的

ステップ 1

show interface bvi1

インターフェイス BVI の IP アドレスが表示されます。

リンクのアクティブ化の概要

ブリッジ システムのインストールが完了し、電源を投入できる状態になったら、リンクをアクティブ化します。 次に示す手順は、Cisco IOS Release 12.3(2)JA2 以前のソフトウェアを搭載したブリッジをアクティブ化する手順をまとめたものです。

1. ルート ブリッジの電源を入れ、LED をチェックして正常に起動したことを確認します。

2. リモート ブリッジの電源を入れ、アンテナの位置を合わせ、アソシエーションが成功したかどうかを確認します。

3. ルート アンテナの位置を合わせます。

次に示す手順は、Cisco IOS Release 12.3(4)JA 以降のソフトウェアを搭載したブリッジをアクティブにする手順をまとめたものです。

1. ルート ブリッジの場合

a. ルート ブリッジの電源を投入します。

b. 無線インターフェイスを有効にします(「無線インターフェイスの有効化」を参照)。

c. 無線ネットワークの役割をインストール モードに指定して、無線 SSID を設定します(「無線の役割と SSID 設定の変更」 を参照)。

d. ブリッジの電源を切ります。

e. ルート ブリッジをアクティブ化し、LED をチェックして正常に起動したことを確認します(「ブリッジのインストール モード インジケータ」 を参照)。

2. 非ルート ブリッジの場合

a. 非ルート ブリッジの電源を投入します。

b. 無線インターフェイスを有効にします(「無線インターフェイスの有効化」を参照)。

c. 無線ネットワークの役割をインストール モードに指定して、無線 SSID を設定します(「無線の役割と SSID 設定の変更」 を参照)。

d. ブリッジの電源を切ります。

e. 非ルート ブリッジをアクティブ化し、アンテナの位置を合わせ、アソシエーションが成功したかどうかを確認します(「ブリッジのインストール モード インジケータ」 を参照)。

3. ルート アンテナを、信号が最も強くなる位置に合わせます。

内部アンテナの位置合わせがだいたい正確であれば、双方のブリッジが初期化され、互いのブリッジとすぐにアソシエートします。ブリッジがアソシエートしない場合、アンテナの合わせ方が正しくない可能性があります。ブリッジの起動サイクル中にアンテナの位置を調節する必要があります。アソシエーションの問題が持続する場合は、ブリッジの場所が不適切か、信号経路に障害物がある可能性があります。

LED の表示を見て、アソシエーション プロセス中のブリッジの状態を確認します。 次の項では、LED インジケータの読み方について説明します。

ブリッジのインストール モード インジケータ

初めてブリッジの電源を入れた場合、特殊なインストール モードでブリッジは起動します。このモードでは、LED に起動ステータス、動作モード、アソシエーション ステータス、受信信号強度が表示されます。これらの情報は、リンクをアクティブ化し、ブリッジが設置された場所でアンテナの位置を合わせるのに役立ちます。

LED は筐体背面にあります(図14 を参照)。

図14 LED とコネクタの位置

 

R

無線 LED

E

イーサネット LED

S

ステータス LED

I

インストール LED

インストール LED には、 表3 に示す情報が表示されます。

 

表3 起動中およびアソシエーション中のインストール LED の状態

インストール LED
ブリッジの状態

オフ

起動

オレンジに点滅

ビーコンのスキャン中、アソシエートされていません(非ルート モード)

オレンジ

アソシエートされています(非ルート モード)

緑色に点滅

ビーコンの送信中、アソシエートされていません(ルート モード)

緑色

アソシエートされています(ルート モード)

アソシエーション後、イーサネット LED、ステータス LED、および 無線 LED は信号強度を表します( 表4 を参照)。

起動およびアソシエーションのシーケンスは、初期のブリッジ設定に応じて次のように異なります。

デフォルト:ブリッジは、60 秒間、ルート ブリッジとのアソシエートを試み、次にルート以外のブリッジとのアソシエートを試みます。これがタイムアウトになると、ルート以外の場所にあるアンテナを再配置するための時間が制限されます。

事前設定:ブリッジは設定されているモード(ルートまたは非ルートのいずれか)で、リモート ブリッジにアソシエートを試みます。タイムアウトが発生しないため、はじめのアンテナの位置合わせが不適切だった場合、アンテナを再配置しやすくなります。

次の手順では、デフォルトまたは事前設定済みのブリッジとして、ルートおよび非ルート ブリッジをアクティブ化する方法を説明します。

ルート ブリッジのアクティブ化

ルート ブリッジをアクティブ化するには、次の手順に従います。


ステップ 1 レーダー ドーム面が大体リモート アンテナの方向に向いていることを確認します。レーダー ドーム面が大きく傾いている場合、双眼鏡や目印となる目標物を利用してリモートのブリッジまたはアンテナを探し、それに従って水平および垂直の位置を合わせます。


注意 ブリッジやパワー インジェクタの損傷を防ぐため、パワー インジェクタとブリッジを同軸ケーブルで接続し、電源ジャックをパワー インジェクタに接続してから、電源を投入してください。

ステップ 2 電源を投入し、ブリッジの LED を確認します。

ステップ 3 ブリッジが次に示す一連の初期化状態を示すまで待ちます。

 

状態
インストール LED
アクティビティ

自己診断

オフ

電源投入時自己診断テスト。

非ルート、検索中 1

オレンジに点滅

ブリッジは、60 秒間、ルート ブリッジとのアソシエートを試みます。

ルート、検索中

緑色に点滅

ブリッジは非ルート ブリッジに無期限にアソシエートを試みます。

1.事前設定したブリッジは、この状態をスキップします。


) インストール LED がオレンジに点灯する場合、ブリッジは他のブリッジと間違ってアソシエートしています。干渉しているブリッジの電源を切ってから、この手順をやり直してください。


ステップ 4 非ルート ブリッジの電源を入れ、アンテナの位置を合わせます。

ステップ 5 ルート ブリッジに戻り、LED インジケータまたは RSSI 電圧を利用してアンテナの位置を合わせます。 詳細は、「方向性アンテナの位置合わせ」を参照してください。


 

非ルート ブリッジのアクティブ化

非ルート ブリッジをアクティブ化し、位置を合わせるには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 電源を投入し、ブリッジの LED を確認します。

ステップ 2 ブリッジが次に示す一連の初期化状態およびアソシエーション状態を示すまで待ちます。

 

状態
インストール LED
アクティビティ

自己診断

オフ

電源投入時自己診断テスト。

非ルート、検索中

オレンジに点滅

ブリッジは、ルート ブリッジとのアソシエートを試みます。

非ルート、アソシエートされている

オレンジ

ブリッジは、ルート ブリッジとのアソシエートに成功しました。

ステップ 3 インストール LED が緑色に点滅し始めた場合は、非ルート ブリッジはルート ブリッジとのアソシエートに失敗しています。ブリッジの電源を切ってすぐ入れ直し、インストール LED がオレンジに点滅するのを待った後、インストール LED がオレンジに点灯するまで、アンテナをゆっくりと左右に回したり、上下に傾けます。デフォルトの設定では、アソシエーションを達成するまでの時間が 60 秒に限定されます。

ステップ 4 LED インジケータを利用してアンテナの位置合わせをします。 詳細は、「方向性アンテナの位置合わせ」を参照してください。


 

無線インターフェイスの有効化

ブリッジの IP アドレスを入手したら、次の手順に従って無線インターフェイスを有効化します。


ステップ 1 Web ブラウザを使用してブリッジにアクセスします。

ステップ 2 Summary Status ページが表示されたら、Network Interfaces > Radio0-802.11g の順にクリックします。Radio Status ページが表示されます。

ステップ 3 Settings をクリックします。Radio Settings ページが表示されます。

ステップ 4 Enable Radio フィールドで、Enable をクリックします。

ステップ 5 Apply をクリックします。

ステップ 6 ブラウザを閉じます。


 

無線の役割と SSID 設定の変更

ブリッジの IP アドレスを入手したら、ブラウザの Express Setup ページを表示して、初期設定を行うことができます。その手順は次のとおりです。


ステップ 1 ブリッジの IP アドレスを表示します。 Enter Network Password 画面が表示されます。

ステップ 2 Username フィールドに、大文字と小文字を区別してユーザ名 Cisco を入力します。

Password フィールドに、大文字と小文字を区別して Cisco というパスワードを入力し、Enter キーを押します。 Summary Status ページが表示されます。このページがブリッジのホーム ページです。

ステップ 3 Express Setup をクリックします。 Express Setup ページが表示されます。

ステップ 4 Role in Radio Network フィールドから、ネットワークでブリッジに必要な役割を示すチェックボックスをクリックします。


) Cisco IOS Release 12.3(2)JA2 以前では、ブリッジがデフォルトでブリッジ インストール モードに設定され、自動ブリッジ検出機能が有効になります。 Cisco IOS Release 12.3(4)JA では、ブリッジがデフォルトでルート アクセス ポイント モードに設定されます。


Install Mode:ブリッジのインストールおよび位置合わせモードをアクティブにします。ブリッジが自動的にネットワークの役割を判別するように指定します。ブリッジは、他の Cisco Aironet ルート ブリッジに 60 秒以内にアソシエートできるときは、非ルート ブリッジの役割を担当します。 ブリッジは、60 秒以内に他の Cisco Aironet ルート ブリッジにアソシエートできないときは、ルート ブリッジの役割を担当します。

ブリッジをルート ブリッジ モードや非ルート ブリッジ モードにあらかじめ構成して、60 秒間の自動検出フェーズを省くこともできます。

Root Bridge:本製品がルート ブリッジとして動作するように指定し、メインのイーサネット LAN ネットワークに直接接続します。 このモードでは、本装置は、他の Cisco Aironet 非ルート ブリッジと無線クライアント デバイスからのアソシエーションを受け入れます。

Non-root Bridge:本製品が非ルート ブリッジとして動作し、リモート LAN ネットワークに接続し、無線インターフェイスを使用して Cisco Aironet ルート ブリッジとアソシエートするように指定します。

Access Point:本製品がメイン イーサネット LAN ネットワークに接続されているアクセス ポイントとして動作するように指定します。このモードでは、無線クライアント デバイスからアクセス ポイントへのアソシエートが許可されます。

Repeater:本製品(非ルート リピータとも呼ばれます)を有線 LAN に接続せずに無線クライアントをサポートするには、このチェックボックスをオンにします。

Workgroup Bridge:本製品をイーサネット ハブまたはスイッチを介して、小規模有線イーサネット LAN ネットワークに接続されたワークグループ ブリッジとして動作するように指定します。ワークグループ ブリッジは、Cisco Aironet アクセス ポイントまたは Cisco Aironet ブリッジにアソシエートしなければなりません。

Scanner:無線データ トラフィックの監視に Cisco WLSE によって本製品が使用されていると、この設定がオンになります。

ステップ 5 Apply をクリックして、無線の役割の設定を保存します。

ステップ 6 Express Setup ページの左側にある Express Security をクリックします。Express Security ページが表示されます。

ステップ 7 SSID フィールドに SSID を入力します。

ステップ 8 Apply をクリックして、SSID 設定を保存します。

ステップ 9 ブラウザを閉じます。


 

方向性アンテナの位置合わせ

方向性アンテナを位置合わせするときの目標は、LED 表示を利用してローカル アンテナの位置を合わせ、最大の受信信号強度を確保することです。LED は便利かつ簡単に利用できます。

通常、信号経路上でアンテナを回すと、大きなピークを 1 つ観察できます。しかし、設置時のアンテナの位置合わせが不適切であると、ほぼ同じ振幅のピークが 2 つ見られることがあります。 受信信号をターゲットとして考えてみます(図15 を参照)。

図15 ピークを 2 つ示す信号強度のターゲット

 

1

中程度の信号レベル

3

強い信号レベル

2

弱い信号レベル

4

ピーク間の中間点

ターゲットは同心円で構成され、最も強い信号が中心にあり、その周辺を弱い領域、次いで比較的強いサイド ローブが囲んでいます。水平方向の点線で示すように、信号をスキャンしたときは、中心部の強い信号を見落とし、ほぼ同じ振幅のピーク 2 つに遭遇する可能性があります。この弱いピークのいずれかにアンテナの位置を合わせ、次に垂直方向の位置を調節した場合、最大信号領域を完全に見落とします。これを避けるためには、2 つのピークの位置を確認し、このピークの間にアンテナを向ける必要があります。次に、垂直スキャンを行うと、信号レベルが最大となる中心点に交差します。

LED 表示を利用したアンテナの位置合わせ

ブリッジがリモート ブリッジとのアソシエートに成功したら、LED だけを使って、一体型アンテナまたは方向性外部アンテナの位置合わせを行うことができます。インストール モードでは、ブリッジがアソシエートに成功すると、インストール LED はオレンジか緑色に点灯します。ブリッジは、アソシエート後の最初の 20 秒間に、受信信号強度の表示(RSSI)レベルを受信パケットから読み取り、最大値を記録します。 20 秒以降、ブリッジのイーサネット LED、ステータス LED、および 無線 LED は、最初の 20 秒間で記録された最大値に対する相対的な RSSI データ( 表4 を参照)を表示します。

 

表4 インストール モード RSSI 表示

信号レベル(dBm)
イーサネット LED
ステータス LED
無線 LED

-44 またはそれより強い

オン

オン

オン

-47 ~ -44

速い点滅 2

オン

オン

-50 ~ -47

中速度の点滅 3

オン

オン

-53 ~ -50

遅い点滅 4

オン

オン

-54 ~ -53

オフ

オン

オン

-57 ~ -54

オフ

速い点滅

オン

-60 ~ -57

オフ

中速度の点滅

オン

-63 ~ -60

オフ

遅い点滅

オン

-66 ~ -63

オフ

オフ

オン

-69 ~ -66

オフ

オフ

速い点滅

-72 ~ -69

オフ

オフ

中速度の点滅

-75 ~ -72

オフ

オフ

遅い点滅

- 75 以下

オフ

オフ

オフ

2.1 秒に 1 回点滅

3.1 秒に 2 回点滅

4.1 秒に 4 回点滅

LED を使用して受信信号を最高にするときは、できるだけ多くの LED が点灯するまでアンテナを調整し、点灯していない LED がある場合は、その LED ができるだけ速く点滅するまで調整してください。3 つの LED がすべて点灯している場合、信号の状態は良好で、最大データ レートをサポートします。

LED インジケータを使用してアンテナの位置を合わせるには、次の手順に従います。


ステップ 1 インストール LED がオレンジまたは緑色に点灯することを確認します。

ステップ 2 ブリッジを信号経路の左右にゆっくりと回し、信号強度のピークを観察します。それぞれの側にアンテナを 60 度まで回し、一体型アンテナがリモート アンテナのメイン ローブとサイド ローブを確実に通過するようにします。

ステップ 3 ブリッジを信号が最も強くなる位置に戻すか、または、同様のピークが 2 つある場合は、それらの中間点に戻します。

ステップ 4 マストの U ボルトを締め付け、水平方向の調節を固定します。 ナットを、6 ~ 8 フィートポンドのトルクで締めてください。

ステップ 5 ブリッジをゆっくりと上下に傾け、信号強度のピークを観察します。マウント ブラケットの垂直方向の調節範囲全体を使用します。

ステップ 6 ブリッジを信号が最も強い位置に戻します。これは通常、すべての信号強度 LED が点灯している場所です。すべての LED が点灯しない場合は、単純に信号が最大になるようにします。

ステップ 7 ハウジング ブラケットをサポート ブラケットに固定するボルト 4 個を締め、垂直方向の調節を固定します。ボルトを、8~10 フィートポンドのトルクで締めてください。


 

車両への取り付け

ブリッジは、自動車、バス、トラック、電車、ボートなどの車両に取り付けて、他のブリッジとの通信に使用することができます。ブリッジのパワー インジェクタ用の DC または AC 電源が、車両に搭載されていることが必要です。次の項では、いくつかの異なる同軸ケーブル タイプがこうした環境でサポートできる最大ケーブル長を示します。

次の例で示した以外のケーブルを選択する場合は、そのケーブルの RF 特性がケーブル例の 500 MHzまでの RF 特性に一致するか、または上回っていることを確認してください。また、高品質のケーブル コネクタとアース ブロックを使用し、結合されたすべての接続に関する DC 抵抗損失が 0.2Ω を下回るようにしてください。


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた有資格の担当者だけが行うようにしてください。 ステートメント 1030



) Cisco Aironet Power Injector LR2T は、パワー インジェクタに DC 電源を供給する車両で使用してください。


電力ロードダンプ保護

バッテリ電源システムでは、電源の供給中に充電システムからバッテリの接続が解除された場合に、ロードダンプが発生します。バッテリ システムに接続されたデバイスは、発生した大量のエネルギーを消費しなければなりません。 たとえば、バッテリ ケーブルが緩んでいたり、サービス ショップでエンジンの動作中に整備士が誤ってバッテリ ケーブルを外してしまった場合などに、この状況が発生する可能性があります。

SAE 1211 および SAE1455 標準に記述されている車両のロードダンプ要件に準拠するため、外部のロードダンプ保護デバイスを使用する必要があります。このデバイスは、車両のバッテリ システムとパワー インジェクタ間の電源ケーブルに接続してください。

ロードダンプが発生する可能性があり、+24 VDC(またはそれ以上)をパワー インジェクタに供給する、すべての車載システムに外部のロードダンプ保護デバイスを設置してください。

ロードダンプ保護デバイスの詳細は、『Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス ブリッジ ハードウェア インストレーション ガイド』の「付録 F」を参照してください。

DC 電源ケーブルとコネクタ

車両に取り付ける場合には、パワー インジェクタに使用する電源ケーブル、ヒューズ、電源コネクタを事前に準備してください。 パワー インジェクタは、通常の車載バッテリ電圧(+12 VDC、+24 VDC、または +40 VDC)で 13 W の電力を供給できる外部電源を必要とします。電源ケーブルでは、正の電圧を中心ピンに接続し、帰線を電源プラグの外側の筒状の部分に接続します。


警告 固定配線の常に手が届く場所に、二極切断装置を組み込む必要があります。 ステートメント 1022



警告 このユニットは、安全基準に基づく IEC 60950 の安全超低電圧(SELV)要件に適合している DC 電源にだけ接続してください。 ステートメント 1033



注意 DC 電源をパワー インジェクタに供給するインライン ヒューズ付きの電源ケーブルを整備し設置する作業は、有資格の電気技術者、または保守担当者だけが行うようにしてください。


注意 ブリッジやパワー インジェクタの損傷を防ぐため、パワー インジェクタとブリッジを同軸ケーブルで接続し、電源ジャックをパワー インジェクタに接続してから、電源を投入してください。

電源プラグには、電源ケーブルをパワー インジェクタに固定するためのネジ留め式のキャップがあります。 接合する電源プラグは、Switchcraft 760K です(図16 を参照)。

図16 電源プラグ

 

インライン電源ヒューズ

車両にブリッジを取り付ける場合には、パワー インジェクタに向かう正(+)の電力線にインライン電源ヒューズを使用する必要があります。


) インライン電源ヒューズは、ブリッジを設置する国の適切な安全基準を満たし、かつ認定されたものを使用します。


表5 は、インライン電源ヒューズの要件を示します。

 

表5 インライン 電源ヒューズの要件

車両の電源
インライン ヒューズ(Slow-blow)

+12 VDC

1.7A

+24 VDC

600mA

37.5 VDC

360mA

+40 VDC

335mA

同軸ケーブルの長さ

車両環境で動作する場合、通常、電源は、電圧が 12 ~ 40 DVC の範囲で変化する車載バッテリ システムです。車両環境では、パワー インジェクタに供給する電圧が動作ロードしだいで上下する可能性があります。次の項では、いくつかの一般的な同軸ケーブルでサポートできる最大同軸ケーブル長を示します。

さまざまな同軸ケーブルでサポートされる最大同軸ケーブル長を判別するには、次の URL にある同軸ケーブル長計算ユーティリティを利用できます。

http://www.cisco.com/go/aironet/coax_length_utility

12 VDC 電源を供給する車両環境

自動車環境では通常、+12 VDC バッテリ充電システムを使用してパワー インジェクタに DC 電源を供給できます。 表6 に、自動車環境でいくつかの同軸ケーブルが対応可能な最大ケーブル長を示します。

 

表6 12 VDC 電源を供給する環境での最大ケーブル長

ケーブル パラメータ
RG-6/U
Belden 9077
RG-59/U
Belden 1426A
RG-59/U
Belden 1505A
RG-11/U
Belden 8213

パワー インジェクタで利用可能な最小電圧(V)

10

10

10

10

最大ケーブル長(m)

7.5

22

20

75

24 VDC 電源を供給する車両環境

トラックまたはバスの車両環境では、通常 +24 VDC バッテリ充電システムを使用してパワー インジェクタに DC 電源を供給できます。 表7 に、トラックまたはバス環境でいくつかの同軸ケーブルが対応可能な最大ケーブル長を示します。

 

表7 24 VDC 電源を供給する環境での最大ケーブル長

パラメータ
RG-6/U
Belden 9077
RG-59/U
Belden 1426A
RG-59/U
Belden 1505A
RG-11/U
Belden 8213

パワー インジェクタで利用可能な最小電圧(V)

18

18

18

18

最大ケーブル長(m)

100

100

100

100

40 VDC 電源を供給する車両環境

車両によっては、パワー インジェクタに +40 VDC バッテリ電源を供給できます。 この車両環境での最大ケーブル長については、 表8 を参照してください。

 

表8 40 VDC 電源を供給する環境での最大ケーブル長

ケーブル パラメータ
RG-6/U
Belden 9077
RG-59/U
Belden 1426A
RG-59/U
Belden 1505A
RG-11/U
Belden 8213

パワー インジェクタで利用可能な最小電圧(V)

32

32

32

32

最大ケーブル長(m)

100

100

100

100

110 VAC 電源を供給する車両環境

車両によっては、パワー インジェクタに 110 VAC 電源を供給できます。AC 電源を搭載した車両では、ブリッジ付属のパワー インジェクタ電源モジュールを使用できます。 この車両環境での最大ケーブル長については、 表9 を参照してください。

 

表9 110 VAC 電源を供給する環境での最大ケーブル長

ケーブル パラメータ
RG-6
Belden 1828D
RG-59/U
Belden 1426A
RG-59/U
Belden 1505A
RG-11/U
Belden 8213

パワー インジェクタで利用可能な最小電圧(V)

43

43

43

43

最大ケーブル長(m)

100

100

100

100

関連資料

下記の資料は、ブリッジに関する追加情報を提供します。

『Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス ブリッジ ハードウェア インストレーション ガイド』

『Cisco Aironet ブリッジ Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド』

『Cisco Aironet アクセス ポイント Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド』

『Cisco Aironet アクセス ポイント/ブリッジ Cisco IOS コマンド リファレンス』

『Quick Start Guide: Cisco Aironet 1300 シリーズ ワイヤレス ブリッジ』

技術情報の入手方法

シスコの製品マニュアルおよびその他の資料は、Cisco.com で入手することができます。また、シスコのテクニカル サポート、およびその他のリソースは、さまざまな方法で入手することができます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。

Cisco.com

次の URL から、シスコ製品の最新資料を入手することができます。

http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm

シスコの Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com

また、シスコの Web サイトの各国語版へは、次のURLからアクセスできます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

Cisco Marketplace については、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace/

Product Documentation DVD(英語版)

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属の Cisco Documentation DVD パッケージでご利用いただけます。Documentation DVD は定期的に更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。

この Product Documentation DVD は、製品マニュアルを携帯可能なメディアにすべて網羅したライブラリです。 この DVD をお使いいただくと、シスコ製品の各種ハードウェアおよびソフトウェアのインストール ガイド、設定ガイド、コマンド ガイドを開いて、技術資料を HTML 形式でご覧いただけます。 また、インターネットに接続しなくても、シスコの Web サイトに掲載されているのと同じ資料を開くことができます。 製品によっては、PDF 形式の資料をご用意しているものもあります。

この Product Documentation DVD はまとめて入手することも、購読することもできます。 Cisco.com(Cisco Direct Customers)登録ユーザの場合、Ordering Tool または Cisco Marketplace から Documentation DVD(Product Number: DOC-DOCDVD=)を発注できます。

Cisco Ordering Tool については、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/

Cisco Marketplace については、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace/

マニュアルの発注方法(英語版)

2005 年 6 月 30 日から、Cisco.com に登録されている場合、次の URL にアクセスいただければ Cisco Marketplace の Product Documentation Store からシスコ製品の資料を発注できるようになりました。

http://www.cisco.com/go/marketplace/

また、引き続き注文ツールでも資料のご注文を承ります。

Cisco.com(Cisco Direct Customers)に登録されている場合は、Cisco Ordering Tool からシスコ製品の英文マニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/

Cisco Ordering Tool を使用した資料の注文の手順は、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm

Cisco.com に登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

シスコシステムズマニュアルセンター

シスコシステムズマニュアルセンターでは、シスコ製品の日本語マニュアルの最新版をPDF形式で公開しています。また、日本語マニュアル、および日本語マニュアルCD-ROMもオンラインで発注可能です。ご希望の方は、次のURLにアクセスしてください。

http://www2.hipri.com/cisco/

また、シスコシステムズマニュアルセンターでは、日本語マニュアル中の誤記、誤植に関するコメントをお受けしています。次のURLの「製品マニュアル内容不良報告」をクリックすると、コメント入力画面が表示されます。

http://www2.hipri.com/cisco/

なお、技術内容に関するお問い合わせは、このWebサイトではお受けできませんので、製品を購入された各代理店へお問い合わせください。

シスコ製品のセキュリティの概要

シスコでは、オンラインのセキュリティ脆弱性ポリシー ポータルを次の URL で無料で提供しています。

http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html

このサイトでは、次の作業を行えます。

シスコ製品のセキュリティ脆弱性の報告

シスコ製品に関するセキュリティ問題に対するサポートの依頼

シスコからのセキュリティ情報を受け取るための登録

シスコ製品に関するセキュリティ勧告と注意事項の最新のリストは、次の URL で入手いただけます。

http://www.cisco.com/go/psirt

勧告および注意事項が変更された際に、リアルタイムで確認したい場合は、以下の URL から Product Security Incident Response Team Really Simple Syndication(PSIRT RSS)Feed にアクセスできます。

http://www.cisco.com/en/US/products/products_psirt_rss_feed.htm

シスコ製品におけるセキュリティの脆弱性のレポート

シスコでは、安全な製品を提供することに尽力しています。製品のリリース前には社内でテストを実施し、すべての脆弱性を迅速に修正するように努めております。お客様がシスコ製品の脆弱性を発見したと思われる場合は、次の PSIRT にご連絡ください。

緊急度の高い問題: security-alert@cisco.com

緊急度の高い問題とは、システムがアクティブな攻撃を受けている場合、または至急の対応を要する重大なセキュリティ上の脆弱性が報告されている場合を指します。 これに該当しない場合はすべて、緊急度の低い問題と見なされます。

緊急度の低い問題: psirt@cisco.com

緊急度の高い問題の場合、次の電話番号で PSIRT に問い合わせることができます。

1 877 228-7302

1 408 525-6532


ヒント 機密情報をシスコに送信する際は、Pretty Good Privacy(PGP)または PGP と互換性のある製品を使用して情報を暗号化することをお勧めします。PSIRTは、PGPバージョン 2. x ~ 8. x と互換性のある暗号化情報を取り扱うことができます。

無効な暗号鍵または失効した暗号鍵は使用しないでください。PSIRT と通信する際は、次の公開鍵サーバの一覧に記載されている最新作成日の公開鍵を使用してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.htm

このページ上のリンクからは、現在使用されている最新の PGP 鍵の ID にアクセスできます。


 

テクニカル サポート

シスコのテクニカル サポートでは、受賞の実績のあるテクニカル サポートを 24 時間体制で提供します。Cisco.com のシスコの Technical Support & Documentation Web サイトでは、オンライン サポート 資料を豊富に用意しています。また、シスコと正式なサービス契約を交わしているお客様には、Cisco Technical Assistance Center(TAC)のエンジニアによる電話サポートも提供しています。シスコと有効なサービス契約を結んでいない場合は、リセラーにお問い合わせください。

シスコの Technical Support & Documentation Web サイト

シスコの Web サイトでは、シスコの製品とテクノロジーに関する技術的な問題のトラブルシューティングと解決のためのオンライン資料とツールを提供しています。 この Web サイトはいつでもご利用いただけます。URL は次のとおりです。

http://www.cisco.com/techsupport

シスコの Web サイトのどのツールにアクセスする場合にも、Cisco.com ユーザの ID とパスワードが必要です。 有効なサービス契約を結んでいても、ユーザ ID またはパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。

http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do


) Web 上または電話でサービスを依頼する前に、Cisco Product Identification(CPI)ツールを使用して製品のシリアル番号をご確認ください。CPI ツールにアクセスするには、シスコの Technical Support & Documentation Web サイトで Documentation & Tools にある Tools & Resources リンクをクリックします。Alphabetical Index ドロップダウン リストから Cisco Product Identification Tool を選択するか、Alerts & RMAs にある Cisco Product Identification Tool リンクをクリックします。CPI ツールでは、製品 ID またはモデル名別の検索、ツリー ビュー別の検索、または(特定の製品で)show コマンド出力のコピーと貼り付けによる検索の 3 つの検索オプションを使用できます。検索結果には、シリアル番号ラベルの貼られている位置が強調表示された製品の図が表示されます。電話でサービスを依頼する前に、製品のシリアル番号ラベルを調べて情報を書き留めてください。


Japan TAC Webサイト

Japan TAC Webサイトでは、利用頻度の高いCisco TAC Webサイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Webサイトのドキュメントにアクセスできます。Japan TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。ログインIDとパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

製品シリアル番号の記載場所

ブリッジのシリアル番号は、筐体の底面に記載されています(図17 を参照)。

図17 ブリッジのシリアル番号ラベルの場所

 

 

ブリッジのシリアル番号ラベルには、次の情報が記載されています。

型番(例:AIR-BR1300)

シリアル番号(例:S/N: VDF0636XXXX(11 文字の英数字))

MAC アドレス(例:MAC: 00abc65094f3 (12 桁の 16 進文字))

製造場所(例:Made in Singapore)

Technical Assistance Center(TAC)にサポートを依頼される際には、製品シリアル番号が必要となります。

サービスの依頼

オンラインの TAC Service Request Tool を使用すると、S3 および S4 のサービスをすぐに依頼できます (S3 および S4 のサービスの依頼とは、ネットワークへの影響が非常に少ないか、製品情報が必要な場合のことです)。 状況の詳しい説明を入力すると、推奨されるリソースが TAC Service Request Tool により自動的に提示されます。 これらのリソースを使用しても問題を解決できない場合は、サービスの依頼がシスコのエンジニアに割り当てられます。 TAC Service Request Tool には、次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest

S1 および S2 のサービスを依頼される際、またはインターネットにアクセスできない場合には、Cisco TAC まで電話でご連絡ください(S1 および S2 のサービスを依頼とは、実稼動ネットワークがダウンしているか、ネットワークのパフォーマンスが大幅に低下している場合のことです)。 S1 および S2 のサービス の依頼はシスコのエンジニアにただちに割り当てられ、お客様は業務をスムーズに遂行するための支援を受けることができます。

電話でサービスの依頼を開始するには、次の電話番号に連絡してください。

アジア太平洋:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
EMEA:+32 2 704 55 55
米国:1 800 553-2447

Cisco TAC の連絡先については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/techsupport/contacts

サービス依頼の重大度の定義

シスコでは、すべてのサービスの依頼を決められた形式に従って報告していただけるよう、問題の重大度を次のように定義しています。

重大度 1(S1):ネットワークが「ダウン」した状態、業務に致命的な損害が発生した場合。 お客様およびシスコが、24 時間体制でこの問題を解決する必要があると判断した場合。

重大度 2(S2):既存のネットワーク動作が著しく低下したか、シスコ製品が十分に機能しないため、業務に重大な影響を及ぼした場合。お客様およびシスコが、通常の業務中の全時間を費やして、この問題を解決する必要があると判断した場合。

重大度 3(S3):ネットワークの動作パフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用は継続できる場合。お客様およびシスコが、業務時間中にサービスを十分なレベルにまで復旧させる必要があると判断した場合。

重大度 4(S4):シスコ製品の機能、インストレーション、またはコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。業務の運用には、ほとんど影響がありません。

その他の資料および情報の入手方法

シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手できます。

Cisco Marketplace では、さまざまなシスコの書籍、リファレンス ガイド、およびロゴ製品を提供しています。シスコのストアである Cisco Marketplace には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace/

Cisco Press では、ネットワーキング、トレーニング、および資格認定に関する出版物を幅広く発行しています。初心者から上級者まで、さまざまな読者向けの出版物があります。Cisco Press の最新の出版情報などについては、次の URL からアクセスしてください。

http://www.ciscopress.com

『Packet』は、シスコシステムズがテクニカル ユーザ向けに発行する情報誌で、インターネットやネットワークへの投資を最大限に活用するのに役立つ情報が記載されています。この季刊誌には、最新の業界トレンド、最新テクノロジー、シスコ製品およびソリューションのほか、ネットワーク構成およびトラブルシューティングに関するヒント、コンフィギュレーション例、カスタマー ケース スタディ、認定およびトレーニングの情報、およびさまざまな充実したオンライン サービスへのリンクの内容が含まれます。『Packet』には、次のURL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/packet

日本語版『Packet』は、米国版『Packet』と日本版のオリジナル記事で構成されています。日本語版『Packet』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/packet/

『iQ Magazine』は、シスコシステムズが発行する季刊誌で、成長する企業向けに収益の増加、ビジネスの合理化、およびサービス拡大のためのテクノロジーの利用方法を提供します。この季刊誌では、実際のケース スタディとビジネス戦略を利用してこのような企業が抱える課題とその解決に役立つテクノロジーを特定し、読者がテクノロジーへの投資に関して堅実な意思決定を行えるように支援します。『iQ Magazine』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/iqmagazine

デジタル版には、次の URL からアクセスしてください。

http://ciscoiq.texterity.com/ciscoiq/sample/

『Internet Protocol Journal』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコが発行する季刊誌です。『Internet Protocol Journal』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/ipj

シスコ システムズが提供するネットワーキング製品、および各種のカスタマー サポート サービスは、次の URL から入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/products/index.html

Networking Professionals Connection は対話形式の Web サイトです。このサイトでは、ネットワーキング製品やテクノロジーに関する質問、提案、および情報をネットワーキング担当者がシスコの専門家や他のネットワーキング担当者と共有できます。 次の URL にアクセスしてディスカッションに参加してください。

http://www.cisco.com/discuss/networking

シスコは、国際的なレベルのネットワーク関連トレーニングを実施しています。 トレーニングの最新情報については、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/learning/index.html