ワイヤレス : Cisco WT2700 Wireless Suite

Cisco uBR7200 シリーズ マルチポイント ワイヤレス モデム カードおよび サブシステムのインストレーション

Cisco uBR7200 シリーズ マルチポイント ワイヤレス モデム カードおよびサブシステムのインストレーション
発行日;2012/01/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco uBR7200 シリーズ マルチポイント

詳細情報の入手先

マルチポイント ワイヤレス モデム カードおよびサブシステムの概要

ワイヤレス モデム カード

パワー フィード パネル

ワイヤレス トランスバータ

Field-Replaceable Unit(FRU)

インストレーションの準備

部品および工具

ワイヤレス モデム カード

パワー フィード パネル

ワイヤレス トランスバータ

ソフトウェアおよびハードウェアの要件

安全に関する注意事項

安全上の警告

電気製品を扱う際の注意事項

静電破壊の防止

製品の廃棄

暗号に関する米国輸出規制への遵守

ワイヤレス モデム カードの取り外しおよび取り付け

ワイヤレス モデム カードの取り外し

ワイヤレス モデム カードの取り付けまたは交換

ワイヤレス モデム カードのケーブル配線

IF ケーブルの接続

モニタ ケーブルの接続(オプション)

10MHz クロックのケーブル配線(オプション)

パワー フィード パネルの取り付け

パワー フィード パネルの設置

パワー フィード パネルのラックへの設置

パワー フィード パネルの壁面への設置

アース端子の取り付け

DC 電源の配線

パワー フィード パネルのケーブル配線

ワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルの接続

ワイヤレス トランスバータへの IF ケーブルの接続

ワイヤレス トランスバータの設置

ワイヤレス トランスバータへのデュプレクサの取り付け

緩衝器の取り付け

トランスバータへの緩衝器の取り付け

アンテナ マストへのトランスバータの取り付け

トランスバータのケーブル配線

アース端子の取り付け

IF ケーブルの接続

アンテナ ケーブルの接続

電力の回復

インストレーションのテストおよび初期設定

必要な情報

インストレーションのテスト

デュプレクサ情報の保管

トランスバータ情報の表示

IF ループバックの設定(任意)

RF ループバックの設定(任意)

ケーブル損失の確認

初期コンフィギュレーションの作成

チャネル、周波数、電力レベル、および変調プロファイルの設定

Automatic Level Control の設定

ワイヤレス リンクの変調プロファイルの設定

ワイヤレス モデム カードのコンフィギュレーションの確認

ヘッドエンド信号の確認

加入者信号の確認

準拠規格および安全に関する情報

FCC 規格の要件および適合

回路短絡保護に関する警告

切断装置に関する警告

雷発生中の警告

インストレーションに関する警告

装身具の取り外しに関する警告

電源回路に関する警告

サービス要員に関する警告

製品の廃棄に関する警告

前面プレートとカバー パネルの必要性

シャーシ ― ラック マウントとサービスに関する警告

制限区域に関する警告

アースされた導体に関する警告

電源配線に関する警告

アース接続に関する警告

電源装置の配線に関する警告

銅の導体に関する警告

DC 電源ケーブルの被覆破れに関する警告

48V DC 電源システムに関する警告

SELV-IEC 60950 DC 電源モジュールに関する警告

DC 電源切断に関する警告

DC 入力配線に関する警告

アース線接続に関する警告

アース導体のに関する警告

同軸ケーブル仕様に関する警告

トランスバータ設置場所に関する警告

放射線障害の可能性に関する警告

DC 電源切断に関する警告

マニュアルの入手方法

WWW

Documentation CD-ROM

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

Cisco.com

TAC

TAC Web サイトへのアクセス

Japan TAC Web サイト

電話による TAC の利用

Cisco uBR7200 シリーズ マルチポイント
ワイヤレス モデム カードおよび
サブシステムのインストレーション

Customer Order Number: DOC-J-7810930=

製品番号: UBR-MCW-MDA、UBR-MCW-MDA=、UBR-ODD-XXA、UBR-WMF4A=、CISCO-WT2772-MAA=

このマニュアルでは、Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ(Cisco uBR7223、Cisco uBR7246、および Cisco uBR7246 VXR)を使用するマルチポイント固定ブロードバンド ワイヤレス ヘッドエンド システム用のコンポーネントを取り付ける手順について説明します。ポイントツーポイント固定ブロードバンド ワイヤレス システムの設置および設定の詳細については、『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Wireless Modem Card and Subsystem Installation and Configuration 』を参照してください。

次のコンポーネントの取り付け、および確認の手順が記載されています。

ワイヤレス モデム カード

パワー フィード パネル

ワイヤレス トランスバータおよびデュプレクサ


) このマニュアルは、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide』および『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』と合わせてご利用ください。これらの資料は、Cisco uBR7200 シリーズ ルータに添付されています。また、オンラインおよび Documentation CD-ROM で入手することもできます。


このマニュアルで説明する内容は、次のとおりです。

「詳細情報の入手先」

「マルチポイント ワイヤレス モデム カードおよびサブシステムの概要」

「Field-Replaceable Unit(FRU)」

「インストレーションの準備」

「ワイヤレス モデム カードの取り外しおよび取り付け」

「パワー フィード パネルの取り付け」

「ワイヤレス トランスバータの設置」

「インストレーションのテストおよび初期設定」

「準拠規格および安全に関する情報」

「マニュアルの入手方法」

「テクニカル サポート」

詳細情報の入手先

ルータ上で実行される Cisco IOS ソフトウェアには、幅広い機能が搭載されています。詳細情報を得ることにより、これらの機能を、より簡単かつ効果的に利用することができます。Cisco uBR7200 シリーズ ルータの設定およびメンテナンスの詳細については、以下の資料を参照してください。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータのハードウェアのインストレーションおよびメンテナンスの情報は、『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide 』を参照してください。この資料は、Cisco uBR7223、Cisco uBR7246、または Cisco uBR7246 VXR の各製品に添付されています。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータのソフトウェアの設定情報は、『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』を参照してください。この資料は、Cisco uBR7223、Cisco uBR7246、または Cisco uBR7246 VXR の各製品に添付されています。

Cisco IOS ソフトウェアのコンフィギュレーション情報については、ご使用のシスコ ハードウェア製品にインストールされているソフトウェアに対応した Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション マニュアルの、コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。


) WWW 上の URL、http://www.cisco.comhttp://www.cisco.com/jp
http://www-china.cisco.com、から、Cisco IOS ソフトウェアのコンフィギュレーション マニュアルにアクセスすることができます。


Cisco uBR7200 シリーズ の国際適合規格、安全性、および WAN(ワイドエリア ネットワーク)インターフェイスの法定情報については、『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Hardware Installation Guide 』の付録「Regulatory Compliance and Safety Information」を参照してください。

マニュアルの一般情報については、「マニュアルの入手方法」 を参照するか、製品を購入された代理店にお問合せください。または、 cs-rep@cisco.com 宛てに E メールを送信するか、ルータに付属の『 Cisco Information Packet 』を参照してください。

マルチポイント ワイヤレス モデム カードおよびサブシステムの概要

シスコの高速マルチポイント ブロードバンド固定ワイヤレス システムは、単一のヘッドエンド サイトと複数の加入者サイト間に、専用の全二重ワイヤレス データ通信を提供します。また、このシステムは、ライセンスが必要な Multichannel Multipoint Distribution Service(MMDS)帯域(2.150 ~ 2.162 GHz および 2.500 ~ 2.690 GHz)またはライセンスが不要な U-NII バンド(5.725 ~ 5.825 GHz)で送受信を行います。

マルチポイント システムの各ヘッドエンド サイトは、セクタと呼ばれる完全な円形の一部または指向性に基づく部分において、RF(高周波)信号をブロードキャストするアンテナを使用するように設計されています。各ヘッドエンド サイトは、ネットワークの要件に応じて、単一セクタまたは複数セクタでブロードキャストを実行するように設計し、設定することができます。

各セクタは、共通の Cisco uBR7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータ(Cisco uBR7223、Cisco uBR7246、または Cisco uBR7246 VXR)、ワイヤレス モデム カード(図1)、およびモデム カードをサポートするサブシステムを使用します。各モデム カードは、パワー フィード パネル(図2)に接続する必要があります。パワー フィード パネルは、順に 2 つのワイヤレス トランスバータ(ダイバーシティを使用する場合)および 2 つのアンテナ(ダイバーシティを使用する場合)に接続します。フェージングの影響を最小限にするダイバーシティでは、各サイトに 2 つのアンテナを設置し、各アンテナを独自のトランスバータに接続します。マルチポイント システムのヘッドエンド サイトでは、ダイバーシティを使用することを強く推奨します。


) このマニュアルで取り上げているワイヤレス トランスバータはシスコシステムズが MMDS リンク用に製造および販売しているものです。他の周波数帯を使用するリンク用のトランスバータはサードパーティ ベンダーから購入してください。設置手順についてはベンダーのマニュアルを参照してください。


図1 ワイヤレス モデム カード

 

図2 パワー フィード パネル

 

ワイヤレス モデム カードは、Cisco uBR7200 シリーズ ルータに取り付けます。各モデム カードは、ルータと同じ機器ラックまたは壁面に設置されたパワー フィード パネルにケーブルで接続します。

パワー フィード パネルからのケーブルは、アンテナ マストに取り付けた 1 つまたは 2 つのメイン ワイヤレス トランスバータか 1 つまたは 2 つのメインおよびダイバーシティ トランスバータのペア(図3 を参照)に接続します。システムは、CLI(コマンドライン インターフェイス)または CiscoView グラフィカル デバイス管理アプリケーションを使用して管理します。図4 に、コンポーネント間の接続を示します。

図3 MMDS 帯域用 Cisco ヘッドエンド ワイヤレス トランスバータ

 

図4 コンポーネントの接続

 


) 10MHz クロックの接続はオプションです。


ワイヤレス モデム カード

ワイヤレス モデム カードは、システムのデジタル マザーボードとワイヤレス トランスバータの RF サブシステムとの間の制御およびデータ インターフェイスを提供します。また、ワイヤレス モデム カードは、ベースバンドから IF(中間周波数)へのアップ/ダウン変換を行います。

ワイヤレス モデム カードは、次のコンポーネントで構成されています。

デジタル マザーボード

IF アナログ ボード

外部基準クロック信号への 10MHz 入力接続(外部基準クロックはオプション)

オプションの外部基準クロック信号から他のワイヤレス モデム カードへの 10MHz 出力接続

テストおよびトラブルシューティング用のモニタ接続(メインおよびダイバーシティ)

パワー フィード パネル接続(メインおよびダイバーシティ)

モデム カードのステートを示す 7 つの LED

図5 に、ワイヤレス モデム カードのコネクタおよび LED を示します。

図5 ワイヤレス モデム カードのコネクタおよび LED

 

表1 に、コネクタの機能を示します。

 

表1 ワイヤレス モデム カードのコネクタ

コネクタ
タイプ
入力/出力
用途

10MHz 入力

SMA(メス)

入力

オプションの 10MHz 外部基準クロックに接続。


) このシステムは、10MHz 外部基準クロックを使用しなくても、最低 10 年間、FCC(米国連邦通信委員会)の MMDS 帯域周波数精度要件に準拠することが保証されています。周波数帯域に関わらず、より厳密な周波数精度が必要な場合は、マスターとして設計されているワイヤレス モデム カードに外部クロックを接続することができます。(アクセサリ サプライヤのリストは『Cisco Broadband Fixed Wireless Site Planning Guide』を参照してください)


10MHz 出力

SMA(メス)

出力

オプションで接続する単一の 10MHz 外部基準クロックの信号をカスケードし、単一クロックの信号を複数のワイヤレス モデム カードに適用できます。


) システム精度の情報は、上記の「10MHz 入力」の「用途」の欄を参照してください。


モニタ ダイバーシティ

SMA(メス)

出力

テストおよびトラブルシューティング用のスペクトル アナライザに接続(ダイバーシティを使用する場合)。

PFP ダイバーシティ

SMA(メス)

出力

24MHz 基準。IF 信号、制御信号、およびステータス信号の送受信も行います(ダイバーシティを使用する場合)。

モニタ メイン

SMA(メス)

出力

テストおよびトラブルシューティング用のスペクトル アナライザに接続。

PFP メイン

SMA(メス)

出力

24MHz 基準。IF 信号、制御信号、およびステータス信号の送受信も行います。

表2 に、LED の意味を示します。

 

表2 ワイヤレス モデム カードの LED

LED
機能

RECEIVE DATA

モデム カードがデータ パケットを受信している場合、グリーンが点灯します。この LED が消灯している場合、パケットを受信していません。

ネットワークの正常な運用時、この LED はグリーンの点滅を繰り返します。

SEND DATA

モデム カードがデータ パケットを送信している場合、グリーンが点灯します。この LED が消灯している場合、パケットを送信していません。

ネットワークの正常な運用時、この LED はグリーンの点滅を繰り返します。

CARRIER

RF リンクの稼働時、グリーンが点灯しますが、リンクが劣化していたり、サービスを利用できない場合もあります。(リンクの劣化については MINOR ALARM LED、サービスの利用性については OUT OF SERVICE LED を確認してください)この LED が消灯している場合、RF リンクは稼働していません。

ネットワークの正常な運用時、この LED はグリーンが点灯したままの状態です。

OUT OF SERVICE

全ユーザへのサービスが拒否されている場合(ヘッドエンドがループバック モードのとき)、イエローが点灯します。全ユーザにサービスが提供されている場合、この LED は消灯しています。

ネットワークの正常な運用時、この LED は消灯したままの状態です。

MINOR ALARM

無線サブシステムのマイナー アラームが発生すると、イエローが点灯します。リンクが劣化しているため、修正作業が必要になることがあります。マイナー アラームが発生していない場合、この LED は消灯しています。

モデム カードの正常な動作時、この LED は消灯したままの状態です。

MAJOR ALARM

無線サブシステムのメジャー アラームが発生すると、イエローが点灯します。電気系統の障害、RF パスの問題、またはリンク ダウンが考えられます。メジャー アラームが発生していない場合、この LED は消灯しています。

モデム カードの正常な動作時、この LED は消灯したままの状態です。

ENABLED

ワイヤレス モデム カードがオンで、ルータのミッドプレーンから電力が供給され、動作可能な場合、グリーンが点灯します。この LED が消灯している場合、モデム カードがオフか、電源が供給されていないか、または動作不能な状態です。

モデム カードの正常な動作時、この LED にはグリーンが点灯しています。

パワー フィード パネル

パワー フィード パネルは、トランスバータに DC 電源、IF 伝送信号、周波数基準、および制御信号を提供します。このパネルはワイヤレス モデム カードに IF 受信信号を供給し、4 つのトランスバータへの電源接続用として 4 つの電源/ブレーカ スイッチを備えています。

パワー フィード パネルは、次のコンポーネントで構成されています。

前面パネル

PWR ON LED が付いている電源/ブレーカ スイッチ× 4

ワイヤレス モデム カード ケーブル用のメス SMA コネクタ× 4

背面パネル

DC 電源装置端子ブロック× 2

トランスバータ ケーブル用の PWR ON LED 付きメス N タイプ コネクタ× 4

アース接続端子× 1

図6 に、パワー フィード パネルの前面パネルを示します。

図6 パワー フィード パネル(前面パネル)

 

表3 に、前面パネルの LED およびコネクタの機能を示します。

 

表3 パワー フィード パネルの LED およびコネクタ(前面パネル)

LEDおよび
コネクタ
タイプ
入力/出力
機能

PWR ON

LED

--

関連パワー/ブレーカ スイッチにより制御されている回路に電力が供給されている場合、点灯します。

MCW(4)

SMA コネクタ(メス)

入力および出力

ワイヤレス モデム カードから IF 伝送信号、RF サブシステム制御信号、および 24MHz 基準信号を受信。ワイヤレス モデム カードに IF 受信信号を送信。

図7 に、背面パネルを示します。

図7 パワー フィード パネル(背面パネル)

 

表4 に、背面パネルの LED およびコネクタの機能を示します。

 

表4 パワー フィード パネルの LED およびコネクタ(背面パネル)

LED/
コネクタ
タイプ
入力/出力
機能

PWR ON

LED

--

関連回路に接続されているトランスバータに電力が供給されている場合、点灯します。

INPUT(2)

プラグ接続用の端子ブロック コネクタ(メス)

入力

関連トランスバータ用の DC 電源。

WT(4)

N タイプ コネクタ(メス)

入力および出力

トランスバータに IF 伝送信号、-48V DC 電力、RF サブシステム制御信号、および 24MHz 基準信号を送信。トランスバータから IF 受信信号を受信。

ワイヤレス トランスバータ

耐久性ワイヤレス トランスバータ(屋外装置または ODU とも呼ばれる)は、屋内サブシステムに対する屋外のデータ インターフェイスで、IF から RF への周波数のアップ/ダウン変換を実行します。


) このマニュアルで取り上げているワイヤレス トランスバータはシスコシステムズが MMDS リンク用に製造および販売しているものです。他の周波数帯を使用するリンク用のトランスバータはサードパーティ ベンダーから購入してください。設置手順についてはベンダーのマニュアルを参照してください。


Cisco MMDS 屋外ユニットは、次のコンポーネントで構成されています。

RF ヘッド

IF 入力/出力信号、制御信号、および -48V DC 入力電力のコネクタ ポート

アンテナ接続付きのデュプレクサ アセンブリ

アース端子

図8 に、ワイヤレス トランスバータのコネクタを示します。 表5 に、各コネクタの用途を示します。

図8 デュプレクサ アセンブリ搭載のワイヤレス トランスバータ

 

 

表5 ワイヤレス トランスバータおよびデュプレクサ アセンブリのコネクタ

コネクタ
タイプ
入力/出力
機能

アンテナ コネクタ

N タイプ耐候性(メス)

入力および出力

アンテナ接続用

IF 入力

N タイプ耐候性(メス)

入力および出力

送信/受信 IF 信号、入力電力、および IF 基準周波数を伝搬。

アース端子

2 穴圧着型

--

アース用

Field-Replaceable Unit(FRU)

マルチポイント ワイヤレス ヘッドエンドのすべての主要コンポーネント、および Cisco uBR7200 シリーズ ルータの主要コンポーネントは、Field-Replaceable Units (FRU; 現場交換可能ユニット) です。各 FRU には、取り外しおよび取り付けの手順書が添付されています。

FRU として入手できるコンポーネントは、次のとおりです。

ワイヤレス トランスバータ

ワイヤレス トランスバータ用のデュプレクサ

パワー フィード パネル

ワイヤレス モデム カード

Cisco uBR7200 シリーズ ルータのコンポーネント

Network processing engine(NPE; ネットワーク処理エンジン)

I/O コントローラ

ポート アダプタ

電源装置

ファン トレイ

シャーシ

サブシャーシおよびミッドプレーン

フラッシュ メモリ カード

ラック マウントおよびケーブル マネジメント キット

発注方法については、製品を購入された代理店にお問合せください。また、「Cisco.com」 を参照してください。

インストレーションの準備

ここには、Cisco uBR7200 シリーズ ルータのマルチポイント ワイヤレス モデム カードの取り外しおよび交換、装置ラックまたは壁面へのパワー フィード パネルの設置、およびアンテナ サイトでのワイヤレス トランバータの取り付け作業に必要な部品および工具が一覧表示されています。また、けがや機器の損傷を防ぐため、安全に関する注意事項および静電破壊の防止についての情報が記載されています。

部品および工具

各コンポーネントの取り付け作業に必要な部品および工具は、次のとおりです。

ワイヤレス モデム カード

マルチポイント ヘッドエンド ワイヤレス モデム カードの取り外しおよび交換を行うには、次の道具と部品が必要です。追加の機器が必要な場合には、発注方法について製品を購入された代理店にお問合せください(Cisco.comを参照)。

新しいワイヤレス モデム カード

No.2 プラス ドライバ

SMA コネクタ用トルク レンチ

すべてのアップグレード キット、FRU、およびスペア部品に付属の使い捨て静電気防止用リスト ストラップ、または任意の静電気防止用器具

静電気防止用マットまたはシート

静電気防止用バッグ

パワー フィード パネル

装置ラックまたは壁面にマルチポイント ヘッドエンド パワー フィード パネルを設置するには、次の工具および部品が必要です。追加の機器が必要な場合には、発注方法について製品を購入された代理店にお問合せください(Cisco.com を参照)。

パワー フィード パネル

No.2 プラス ドライバ

No.2 トルク ドライバ

N タイプ コネクタ用トルク レンチ

ブラケット キット(付属品)

ラックまたは壁面用の取り付けネジ

1/8インチのマイナス ドライバ

5/8インチのオープンエンド レンチ

SMA コネクタ用トルク レンチ

IF インターフェイス用の N 型(オス)コネクタ付き 50ohm 同軸ケーブル

-48V DC 電源装置

取り外し可能な配線ブロック× 2

アース端子(アース キットの付属品)

ワイヤレス トランスバータ

Cisco MMDS マルチポイント ヘッドエンド ワイヤレス トランスバータを取り付けるには、次の工具および部品が必要です。追加の機器が必要な場合には、発注方法について製品を購入された代理店にお問合せください(Cisco.com を参照)。

ワイヤレス トランスバータ

デュプレクサ アセンブリ

No.2 プラス ドライバ

No.2 トルク ドライバ

9/16インチのオープンエンド レンチ

13/16インチのオープンエンド レンチ

モンキー レンチ

N タイプ コネクタ用トルク レンチ

ケーブル防水ラップ

アンテナ用工具(アンテナ製造者の取扱説明書を参照)

取り付けキット(付属品)

ワイヤレス トランスバータをアンテナに接続する N 型(オス)コネクタ付き 50ohm 同軸ケーブル

ケーブル用工具

地域および各国の電気規格に準拠した落雷用の電力サージ サプレッサ、建物の配線ポイントでケーブル(ワイヤレス トランスバータからパワー フィード パネルまでの)に使用

アース端子(アース キットの付属品)


) 一部の N タイプ コネクタには、特殊な工具が必要です。詳細は、ケーブル ベンダにお問合せください。


ソフトウェアおよびハードウェアの要件

このインストレーションおよびコンフィギュレーションの作業には、Cisco IOS Release 12.1(3)XQ1 以上を実装した、設定済みのCisco uBR7200 シリーズ ルータが必要です。

安全に関する注意事項

ここでは、電源または電話回線に接続する機器を取り扱う際に従うべき安全に関する注意事項を示します。

安全上の警告


警告 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。



) インストレーション作業は、すべての地域および各国の規則に従って行う必要があります。米国電気規格の 800、810、および 820、カナダ電気規格のセクション 54 および 60、およびすべての他の地域と国の TV、ラジオ、および同軸ケーブル配線の CATV に関する規則の同等なセクションには、特に注意が必要です。



警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。各国および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。



警告 固定配線には、容易に操作できる二極切断装置を組み込む必要があります。


電気製品を扱う際の注意事項

電気機器を取り扱う際には、次の基本的な注意事項に従ってください。

シャーシ内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておきます。

シャーシの取り外しを行う前に、すべての電源コードおよび外付けケーブルを外してください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

故障していると思われる機器は取り付けないでください。

濡れた床、アースされていない電源延長コード、保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

故障していると思われる機器は取り付けないでください。

静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります。ESD はプリント回路基板の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。

NPE、I/O コントローラ、ポート アダプタ、およびワイヤレス モデム カードには、金属フレームに取り付けられたプリント回路基板が搭載されています。EMI シールド、コネクタ、およびハンドルはフレームを構成する部品です。NPE、I/O コントローラ、ポート アダプタ、およびワイヤレス モデム カードを取り扱う際は、金属フレームおよびハンドル部分だけを持ってください。プリント回路基板には触れないでください。

図9 に、NPE、I/O コントローラ、またはCisco uBR7200 シリーズ ワイヤレス モデム カードの金属フレームに取り付けられているプリント回路基板の位置を示します。これらのコンポーネントを取り扱う際は、プリント回路基板に触れないでください。

図9 Cisco uBR7200 シリーズ ワイヤレス モデム カードの取り扱い ― 側面図

 

金属フレームは、プリント回路基板の静電破壊を防ぐのに役立ちますが、NPE、I/O コントローラ、ポート アダプタ、またはワイヤレス モデム カードを取り扱う際は、必ず、静電気防止用ストラップを着用してください。ストラップは肌に密着させて着用し、ストラップのクリップをシャーシの塗装されていない面に接続して、不要な静電気をアースに安全に放電してください。

リスト ストラップがない場合には、身体をシャーシの金属面に接触させて、自身の静電気を放電してください。


注意 NPE、I/O コントローラ、およびワイヤレス モデム カード上の非脱落型ネジが締められているかどうかを確認してください(No.2 ドライバを使用します)。これらのネジは機器の脱落を防ぎ、ルータに適切なアースを提供し、NPE、I/O コントローラ、およびモデム カードをルータのミッドプレーンに確実に固定します。

静電破壊を防止するために、次のガイドラインに従ってください。

NPE、I/O コントローラ、ポート アダプタ、またはモデム カードの取り付けおよび交換を行う際は、必ず、静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを着用してください。静電気防止用ストラップが肌に密着していることを確認します。

NPE、I/O コントローラ、ポート アダプタ、またはモデム カードを取り扱う際は、金属フレームおよびハンドル部分だけを持ってください。プリント回路基板またはコネクタ ピンには触れないでください。

取り外した NPE、I/O コントローラ、ポート アダプタ、またはワイヤレス モデム カードは、プリント回路基板のコンポーネント側を上向きにして静電気防止用シート上に置くか、静電気防止用バッグに入れてください。I/O コントローラ、NPE、ポート アダプタ、またはモデム カードを返却する際は、ただちに静電気防止用バッグに保管してください。


注意 安全を守るために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ~ 10Mohm でなければなりません。


警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。



警告 装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。



警告 この装置の設置およびメンテナンス作業は、AS/NZS 3260 に定義されているサービス要員だけが行ってください。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。


製品の廃棄


警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。


暗号に関する米国輸出規制への遵守

この製品は暗号化(ベースライン プライバシ機能)を実行するので、米国政府による輸出規制の対象になります。暗号化製品に対する米国輸出規制を遵守するため、次のような制限があります。

この製品は、米政府から輸出ライセンスを許諾されていない場合、米国およびカナダ以外の居住者が使用することは許可されていません。

米政府から事前に書面による承認を得ないかぎり、物理的または電気的な手段によって、この製品を米国およびカナダ以外に輸出することはできません。

米政府から事前に書面による承認を得ないかぎり、米国およびカナダ以外の居住者が、物理的または電気的な手段によって、この製品を再輸出、再販、または譲渡することはできません。

ワイヤレス モデム カードの取り外しおよび取り付け

ここでは、次の手順について説明します。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータに搭載されているマルチポイント ヘッドエンド ワイヤレス モデム カードの取り外しおよび交換(ワイヤレス モデム カードの取り外し を参照)。

Cisco uBR7200 シリーズ ルータへのマルチポイント ヘッドエンド ワイヤレス モデム カードの取り付け(ワイヤレス モデム カードの取り付けまたは交換 を参照)。

ワイヤレス モデム カードの取り外し

Cisco uBR7200 シリーズ ルータからワイヤレス モデム カードを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、クリップを塗装されていないシャーシ面に取り付けます。


注意 正常なルータの運用が妨害されないように、適切なコマンドを使用してモデム カードがシャットダウンされるまで、ケーブルは取り外さないでください。

ステップ 2 モデム カードの前面からすべてのケーブルを取り外します。

ステップ 3 ワイヤレス モデム カードの前面にある非脱落型ネジを取り外します(図10 を参照)。

図10 非脱落型ネジ

 

ステップ 4 ワイヤレス モデム カードのハンドルをつかみ、モデム カードをミッドプレーンから注意深く引き抜きます。ブランク モデム カードを取り外す場合は、ブランク カードをシャーシ スロットから完全に引き抜いてかまいません。


注意 ワイヤレス モデム カードは、常に金属フレームおよびハンドル部分だけを持ってください。モデム カードのコンポーネントまたはコネクタ ピンには絶対に触れないでください(図11 を参照)。

ステップ 5 コンポーネント側を上向きにして、モデム カードを静電気防止用シート上に置くか、静電気防止用バッグに入れます。モデム カードを返却する場合には、ただちにカードを静電気防止用バッグに保管してください。


 

これで、Cisco uBR7200 シリーズ ルータからヘッドエンド ワイヤレス モデム カードを取り外す手順は終了です。

ワイヤレス モデム カードの取り付けまたは交換

Cisco uBR7200 シリーズ ルータにワイヤレス モデム カードを取り付ける、または交換する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、クリップを塗装されていないシャーシ面に取り付けます。

ステップ 2 図11 に示すような方向で、モデム カードの金属フレームを持ちます。

図11 Cisco uBR7200 シリーズ ワイヤレス モデム カードの取り扱い ― 側面図

 

ステップ 3 ワイヤレス モデム カードの金属フレームの左右のエッジを、ルータの 2 つのモデム カード スロット ガイドの位置に合わせます(Cisco uBR7223 は 図12、Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246 VXR は 図13 を参照)。

図12 ワイヤレス モデム カードの金属フレームとスロット ガイドの位置合わせ(Cisco uBR7223)

 

図13 ワイヤレス モデム カードの金属フレームとスロット ガイドの位置合わせ(Cisco uBR7246 および Cisco uBR7246 VXR)

 

ステップ 4 金属フレームをスロット ガイドの位置に合わせたら、モデム カードをスロット内にゆっくり滑り込ませ、カードのコネクタをミッドプレーンにかみ合わせます。

ステップ 5 モデム カードをスロット内に完全に挿入してから、モデム カードの前面に必要なすべてのケーブルを接続します(ワイヤレス モデム カードのケーブル配線 を参照)。


注意 ワイヤレス モデム カードを取り付ける際は、非脱落型ネジを締めすぎないように十分注意してください。ネジが働かなくなることがあります。モデム カードの取り付けには、スクリュー ガンなどの機器は絶対に使用しないでください。

ステップ 6 モデム カード上の非脱落型ネジを締めます(図10 を参照)。


) モデム カードの非脱落型ネジがしっかりと締まらない場合は、カードがミッドプレーンに完全に装着されていません。モデム カードをスロットの中程までゆっくり引き戻し、再び完全に挿入してから、非脱落型ネジを締めてください。



注意 ルータのモデム カードの周囲が十分に通気されるように、各モデム カード スロットには、モデム カードまたはブランク モデム カード(前面プレート)を必ず取り付けてください。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。



 

これで、Cisco uBR7200 シリーズ ルータにヘッドエンド ワイヤレス モデム カードを取り付ける手順は終了です。

ワイヤレス モデム カードのケーブル配線

ワイヤレス モデム カードにケーブルを接続する場合には、次の対応する手順に従ってください。

1. 「IF ケーブルの接続」

2. 「モニタ ケーブルの接続(オプション)」

3. 「10MHz クロックのケーブル配線(オプション)」

IF ケーブルの接続

ワイヤレス モデム カードに IF ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 IF 信号ケーブルの一端を、ワイヤレス モデム カードの PFP メイン ポートに接続します(図14 を参照)。

図14 IF ケーブルの接続

 

ステップ 2 ダイバーシティを使用する場合は、2 本めの IF 信号ケーブルの一端を、ワイヤレス モデム カードの PFP ダイバーシティ ポートに接続します(図15 を参照)。


) SMA ポートのコネクタ接続の推奨トルクは、7 ~ 9インチ ポンドです。


図15 2 本めの IF 信号ケーブルの接続

 


 

モニタ ケーブルの接続(オプション)

ワイヤレス モデム カード信号のテストまたはトラブルシューティングにスペクトル アナライザを使用する場合には、モニタする信号に応じて、アナライザをモニタ メイン ポートまたはモニタ ダイバーシティ ポート(ダイバーシティを使用する場合)に接続します。

10MHz クロックのケーブル配線(オプション)

10MHz クロックを使用する場合は、サイトの要件に応じて、単一のワイヤレス モデム カードまたは複数のワイヤレス モデム カードでクロックを使用できます。クロックを単一カードに配線する場合は、「単一ワイヤレス モデム カードと 10MHz クロックの配線」 を参照してください。クロックを複数のカードに配線する場合は、「複数のワイヤレス モデム カードと 10MHz クロックの配線」 を参照してください。

単一ワイヤレス モデム カードと 10MHz クロックの配線

10MHz クロックを単一のワイヤレス モデム カードに接続するには、ワイヤレス モデム カードの 10MHz IN コネクタ ポートに SMA/BNC アダプタを接続し、さらに、アダプタにクロック ケーブルの BNC コネクタを接続します。

これで、ワイヤレス モデム カードのケーブル配線の手順は終了です。

複数のワイヤレス モデム カードと 10MHz クロックの配線

複数のワイヤレス モデム カードに 10MHz クロックを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 最初のワイヤレス モデム カードの 10MHz IN コネクタ ポートに SMA/BNC アダプタを接続します。


) SMA ポートのコネクタ接続の推奨トルクは、7 ~ 9インチ ポンドです。


ステップ 2 最初のワイヤレス モデム カードに接続したアダプタに、クロック ケーブルの BNC コネクタを接続します。

ステップ 3 SMA ケーブルを使用して、最初のワイヤレス モデム カードの 10MHz OUT コネクタ ポートと、2 つめのワイヤレス モデム カードの 10MHz IN コネクタ ポートを接続します。

ステップ 4 10MHz クロックの信号を共有する他のすべてのワイヤレス モデム カードについて、この「カスケード」配線を行います。常に、接続済みのワイヤレス モデム カードの 10MHz OUT コネクタ ポートと、次のワイヤレス モデム カードの 10MHz IN コネクタ ポートを接続してください。


 

これで、ワイヤレス モデム カードの配線手順は終了です。

パワー フィード パネルの取り付け

パワー フィード パネルを取り付ける手順は、次のとおりです。

1. 「パワー フィード パネルの設置」

2. 「アース端子の取り付け」

3. 「DC 電源の配線」

4. 「パワー フィード パネルのケーブル配線」

パワー フィード パネルの設置

マルチポイント ヘッドエンド パワー フィード パネルは、19インチ ラックまたは壁面に設置することができます。サイトの要件に応じて、ルータと同じラックに設置したり、屋外ワイヤレス トランスバータに通じる開口付近の屋内の壁面に取り付けることができます。


) ヘッドエンド パワー フィード パネルをラックに設置する場合には、Cisco uBR7200 シリーズ ルータとの間、または他のパワー フィード パネルとの間に、最低限 1 ユニット分のスペースを空けてください。


パワー フィード パネルのラックへの設置

パワー フィード パネルは、サイトのケーブル配線の要件に応じて、前面パネルまたは背面パネルのどちらかを手前にして、標準ラックに設置します。また、中央設置型の Telco ラックにパワー フィード パネルを設置することもできます。電源 LED は、前面パネルおよび背面パネルの両方から見ることができます。


警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。


ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。


警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、保守担当者が特殊な道具やロック、キー、または他のセキュリティ手段を使用しなければ入ることができない場所であり、かつ責任者が管理している場所です。


ブラケットの取り付け

パワー フィード パネルを、前面パネルを手前にして標準ラックに設置する場合には、前面パネル付近の両側にブラケットを取り付けます(図16 を参照)。

図16 ブラケットの取り付け(前面パネルが手前)

 

パワー フィード パネルを、背面パネルを手前にして標準ラックに設置する場合には、背面パネル付近の両側にブラケットを取り付けます(図17 を参照)。

図17 ブラケットの取り付け(背面パネルが手前)

 

パワー フィード パネルを中央設置型の Telco ラックに設置する場合には、前面パネルと背面パネルの中間の両側にブラケットを取り付けます(図18 を参照)。

図18 中央設置型 Telco ラックのブラケットの取り付け(背面パネルが手前)

 

装置ラックへのパワー フィード パネルの設置

ブラケットを固定したら、パワー フィード パネルの両側のブラケットを装置ラックに取り付けます(図19 を参照)。

図19 装置ラックへのパワー フィード パネルの取り付け

 

パワー フィード パネルの壁面への設置

パワー フィード パネルを壁面に取り付ける場合にも、装置ラックに取り付けたときと同じブラケットを使用します。ただし、壁面に設置する場合には、ブラケットを取り付ける位置が異なります(図20 を参照)。

パワー フィード パネルを壁面に取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 パワー フィード パネルの両側にブラケットを取り付けます(図20 を参照)。

図20 壁面用ブラケットの取り付け

 

ステップ 2 使用するネジおよび留め具を用意します。(シスコではこれらの留め具は提供していません)


) 安全要件を満たすため、パワー フィード パネルは背面パネルのコネクタが上向きになるように取り付ける必要があります。


ステップ 3 パワー フィード パネルを手で支えながら、ネジおよび留め具を使用して、背面パネルのコネクタが上向きになるようにして、パワー フィード パネルを壁面に取り付けます(図21 を参照)。パワー フィード パネルおよびケーブルがしっかり支持されるように、パワー フィード パネルは壁面の縦の梁に固定するか、または合板の裏板を使って確実に固定してください。ケーブルの接続時に、装置が壁面からずれ落ちないようにします。

図21 パワー フィード パネルの壁面への取り付け

 


 

アース端子の取り付け

パワー フィード パネルにはアース端子キットが付いています。パワー フィード パネルのシャーシにアース端子を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アース端子に、各国および地域の電気規格に準拠したアース線を取り付けます。

ステップ 2 背面パネルの右上にあるアース端子用の 2 つのネジ穴を確認します。

ステップ 3 2 つのネジ穴にアース端子の穴を合わせ、キットに含まれている 2 本のネジと No.2 トルク ドライバを使用して、アース端子をシャーシに固定します(図22 を参照)。ネジを、16 ~ 20インチ ポンドのトルクに締めます。

図22 アース端子の取り付け

 


 

DC 電源の配線

DC 電源の配線作業では、DC 電源装置のコードを取り外し可能な配線ブロックに接続し、配線ブロックをパワー フィード パネルに接続します。


) DC 入力電源装置の引き込み線のカラーコーディングは、設置場所の DC 電源装置のカラーコーディングによって異なります。一般にアース線にはグリーンまたはグリーン/イエロー、-48V の戻り線にはブラック、-48V にはレッドまたはホワイトを使用します。DC 入力電源装置に使用するカラーコーディングが、設置環境の DC 電源のカラーコーディングと一致しているかどうかを確認してください。



警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。国および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。



警告 この装置は、DC 電源回路のアースされた導体と、アース用導体を接続します。


この装置は、DC 電源システムのアース用電極導体に直接接続するか、または DC 電源システムのアース用電極が接続されているアース端子バーまたはバスのボンディング ジャンパに直接接続する必要があります。

この装置は、同じ DC 電源回路のアースされた導体とアース用導体を接続している他の装置、および DC システムのアース点に近接する場所(隣接キャビネットなど)に設置する必要があります。DC システムは、他の場所でアースすべきではありません。

DC 電源は、この装置と同じ敷地内になければなりません。

DC 電源とアース電極導体の接続ポイント間にあるアースされた回路導体には、スイッチングまたは切断用のデバイスを置くべきではありません。


警告 フィールド接続配線が混乱しないように、装置を取り付ける際にすべての電源コードを固定してください。



警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



警告 図24 に、DC 電源装置の端子ブロックを示します。図に示すように、DC 電源を配線するときにワイヤ側に適切なワイヤ終端を取り付けます。正しい配線手順は、アースとアース、プラスとプラス(ラインと L)、マイナスとマイナス(ニュートラルと N)です。アース線は手順の最初に接続し、最後に取り外す必要があります。



警告 固定配線には、容易に操作できる二極切断装置を組み込む必要があります。



警告 必ず、銅の導体を使用してください。



警告 DC 入力電源に接続された導線の被覆が取れていると、感電する危険性があります。DC 入力電源装置からの配線の露出部分が、端子ブロックのプラグからはみ出していないかどうかを確認してください。



警告 カスタマ側の 48 ボルト電源システムでは、プライマリ AC 電源と 48V DC 出力との間に強化絶縁体を取り付ける必要があります。



警告 この装置は、IEC 60950 安全規格の SELV(Safety Extra-Low Voltage)要件に準拠した DC 電源装置だけに接続してください。



警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上で DC 回路に対応している回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルを OFF の位置のままテープで固定します。



警告 DC 入力電源装置とパワー フィード パネルの接続には、75° C(167° F)以上の絶縁を施した 10AWG 線を使用してください。


パワー フィード パネルに DC 電源を配線するには、各 DC 電源コネクタについて次の作業を行います。


ステップ 1 導線が電源から切断されていることを確認します。

ステップ 2 パワー フィード パネルの 4 つのパワー/ブレーカ スイッチが、すべてオフになっていることを確認します(図23 を参照)。

図23 ワイヤレス トランスバータのパワー/ブレーカ スイッチ

 

ステップ 3 ワイヤ ストリッパを使用して、2 本の導線の被覆を約 0.25インチ(6.35mm)剥き出しにします(図24 を参照)。

図24 導線を剥き出しにする

 

ステップ 4 図25 に示す各接続の極性を参照し、導線の剥き出し部分を取り外し可能な配線ブロックに差し込みます。左側の端子がマイナス(-)線用です。右側の端子がプラス(+)戻り線用です。

図25 導線の接続

 

ステップ 5 1/8インチのマイナス ドライバを使用して導線を端子ブロックに固定し、ブロック上面のネジを締めます(図25 を参照)。

ステップ 6 端子ブロックから導線の剥き出し部分がはみ出していないかどうかを確認してください。

ステップ 7 DC 電源に、まだ電力が供給されていないことを確認します。

ステップ 8 DC 電源に DC 入力線を接続します。


警告 身体の安全のために、(地域の電気規格の要件が異なる場合を除き)装置および DC 配線の供給側の両方でアース線をアースに接続する必要があります。


ステップ 9 端子ブロックのプラグをパワー フィード パネルのレセプタクルに接続します(図26 を参照)。

図26 端子ブロックとレセプタクルの接続

 


 


) 追加のターミナル ブロック(部品番号 1804917)は米国 Phoenix Contact 社から入手できます。電話番号:1-800-888-7388 WWW:http://www.phoenixcon.com.


パワー フィード パネルのケーブル配線

パワー フィード パネルにケーブルを接続するには、次の作業を行います。

「ワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルの接続」

「ワイヤレス トランスバータへの IF ケーブルの接続」


警告 絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。



) 未使用のコネクタを終端する必要はありません。


ワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルの接続

一つのパワー フィード パネルで、1 つまたは 2 つのワイヤレス モデム カードをサポートすることができます。パワー フィード パネルで 1 つのモデム カードだけをサポートする場合は、「単一ワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルの接続」 を参照してください。パワー フィード パネルで 2 つのモデム カードをサポートする場合は、「2 つのワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルの接続」 を参照してください。


) IF ケーブルの最大許容ケーブル損失はコネクタとパワー フィード パネルを含めて 15dB です。ケーブル長は使用するケーブルのタイプにより異なります。DC 抵抗は内部導体とシールドを含めて 1.6ohm を超えないようにします。


単一ワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルの接続

単一ワイヤレス モデム カードからパワー フィード パネルに IF ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ワイヤレス モデム カードの PFP メイン ポートのケーブルを、パワー フィード パネル前面の MCW 1 ポートに接続します(図27 を参照)。

図27 ワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルの接続

 

ステップ 2 ダイバーシティを使用する場合には、モデム カードの PFP ダイバーシティ ポートからのケーブルを、パワー フィード パネル前面の MCW 2 ポートに接続します(図28 を参照)。

図28 ダイバーシティ IF ケーブルの接続

 


) SMA ポートのコネクタ接続の推奨トルクは、7 ~ 9インチ ポンドです。



 

2 つのワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルの接続

2 つのワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルをパワー フィード パネルに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 最初のワイヤレス モデム カードの PFP メイン ポートからのケーブルを、パワー フィード パネル前面の MCW 1 ポートに接続します(図29 を参照)。

図29 ワイヤレス モデム カードからの IF ケーブルの接続

 

ステップ 2 ダイバーシティを使用する場合には、最初のモデム カードの PFP ダイバーシティ ポートからのケーブルを、パワー フィード パネル前面の MCW 2 ポートに接続します。

ステップ 3 2 つめのモデム カードの PFP メイン ポートからのケーブルを、パワー フィード パネルのMCW 3 ポートに接続します。

ステップ 4 ダイバーシティを使用する場合には、2 つめのモデム カードの PFP ダイバーシティ ポートからのケーブルを、パワー フィード パネル前面の MCW 4 ポートに接続します。


) SMA ポートのコネクタ接続の推奨トルクは、7 ~ 9インチ ポンドです。



) ダイバーシティを使用する場合は、メイン/ダイバーシティの組み合わせを、必ず MCW 1/MCW 2 または MCW 3/MCW 4 にしてください。



 

ワイヤレス トランスバータへの IF ケーブルの接続

単一のパワー フィード パネルで、最大 4 つまでのワイヤレス トランスバータをサポートすることができます。パワー フィード パネルで 2 つのトランスバータだけをサポートする場合は、「2 つのワイヤレス トランスバータへの IF ケーブルの接続」 を参照してください。パワー フィード パネルで 4 つのトランスバータをサポートする場合は、「4 つのワイヤレス トランスバータへの IF ケーブルの接続」 を参照してください。

2 つのワイヤレス トランスバータへの IF ケーブルの接続

パワー フィード パネルから 2 つのトランスバータ(メインおよびダイバーシティ)に IF ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 IF ケーブルの一端を、パワー フィード パネル背面の WT1 コネクタに接続します(図30 を参照)。硬質の同軸ケーブルを使用して接続する場合には、まずフレキシブルな同軸ケーブルを使用して「ピッグテイル」アダプタを接続してください。


警告 中心導体のサイズが 10AWG 以上の 50Ω同軸ケーブル(例えば、LMR-400、3/8インチ FSJ Superflex Heliax、など以上)を使用します。これ以外のケーブルを使用すると、過熱、火災、または長期傷害が生じることがあります。地域および各国の電気規格に必ず従ってください。


図30 ワイヤレス トランスバータへのメイン IF ケーブルの接続

 

ステップ 2 2 本めの IF ケーブルの一端をパワー フィード パネル背面の WT2 コネクタに接続します(図31 を参照)。ステップ 1 で説明したように、必要に応じて、フレキシブルな同軸ケーブルの「ピッグテイル」アダプタを使用してください。

図31 ワイヤレス トランスバータへのダイバーシティ IF ケーブルの接続

 


) 2 つのメイン ワイヤレス トランスバータを接続するには、WT1 および WT3 コネクタを使用します。



) N タイプ ポートへのケーブル接続の推奨トルクは、35 ~ 40インチ ポンドです。



注意 N タイプ コネクタを締め過ぎると、コネクタが破損することがあります。


 

これで、パワー フィード パネルのケーブル配線および取り付けの手順は終了です。

4 つのワイヤレス トランスバータへの IF ケーブルの接続

パワー フィード パネルから 4 つのトランスバータに IF ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 IF ケーブルの一端を、パワー フィード パネル背面の WT1 コネクタに接続します(図32 を参照)。硬質の同軸ケーブルを使用して接続する場合には、まずフレキシブルな同軸ケーブルを使用して「ピッグテイル」アダプタを接続してください。


警告 中心導体のサイズが 10AWG 以上の 50Ω 同軸ケーブル(例えば、LMR-400、3/8インチ FSJ Superflex Heliax、など以上)を使用します。これ以外のケーブルを使用すると、過熱、火災、または長期傷害が生じることがあります。地域および各国の電気規格に必ず従ってください。


図32 ワイヤレス トランスバータへの IF ケーブルの接続

 

ステップ 2 2 本めの IF ケーブルの一端をパワー フィード パネル背面の WT2 コネクタに接続します(図33 を参照)。ステップ 1 で説明したように、必要に応じて、フレキシブルな同軸ケーブルの「ピッグテイル」アダプタを使用してください。

図33 ワイヤレス トランスバータへの 2 本めの IF ケーブルの接続

 

ステップ 3 3 本めの IF ケーブルの一端を、パワー フィード パネル背面の WT3 コネクタに接続します(図33 を参照)。すでに説明したように、必要に応じて、フレキシブルな同軸ケーブルの「ピッグテイル」アダプタを使用してください。

ステップ 4 4 本めの IF ケーブルの一端を、パワー フィード パネル背面の WT4 コネクタに接続します(図33 を参照)。すでに説明したように、必要に応じて、フレキシブルな同軸ケーブルの「ピッグテイル」アダプタを使用してください。


) N タイプ ポートへのケーブル接続の推奨トルクは、35 ~ 40インチ ポンドです。



注意 N タイプ コネクタの締め過ぎはコネクタを破損することがあります。


 

これで、パワー フィード パネルのケーブル配線および取り付けの手順は終了です。

ワイヤレス トランスバータの設置


) ここで説明する手順は、シスコシステムズが製造および提供している MMDS トランスバータを対象にしています。他のベンダのトランスバータを使用する場合には、各ベンダの取扱説明書を参照してください。


ワイヤレス トランスバータを設置するには、次の作業を行います。

1. 「ワイヤレス トランスバータへのデュプレクサの取り付け」

2. 「緩衝器の取り付け」

3. 「トランスバータへの緩衝器の取り付け」

4. 「アンテナ マストへのトランスバータの取り付け」

5. 「トランスバータのケーブル配線」

6. 「電力の回復」


警告 トランスバータは、架空送電線または他の電灯や電力回路の付近、またはこれらの回路と接触するような場所には設置しないでください(図34 を参照)。トランスバータを設置する際に、そのような回路と接触しないよう最大限の注意を払ってください。致命的な負傷を被ることがあります。


図34 屋根に取り付ける場合の考慮事項

 


警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、保守担当者が特殊な道具やロック、キー、または他のセキュリティ手段を使用しなければ入ることができない場所であり、かつ責任者が管理している場所です。



警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



警告 絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。



警告 アンテナの中心点から特定半径の周囲内では、放射線障害が発生することがあります。表6 は、FCC 規格に基づいて、アンテナ ゲイン(dBi)と最小許容距離を関連づけたものです。アンテナのゲインを判別し、表6 を参照して、アンテナ中心点からの最小許容距離を確認してください。


 

表6 放射線障害の計算(トランスミッタ パワー = 33dBm)

アンテナ ゲイン(dBi)
EIRP(dBm)
EIRP(W)
FCC 規格に基づく最小許容距離 ―
未制御環境(m)
FCC 規格に基づく最小許容距離 ―
制御環境(m)

10

43

20.0

0.4

20cm

11

44

25.1

0.4

20cm

12

45

31.6

0.5

20cm

13

46

39.8

0.6

0.3

14

47

50.1

0.6

0.3

15

48

63.1

0.7

0.3

16

49

79.4

0.8

0.4

17

50

100.0

0.9

0.4

18

51

125.9

1.0

0.4

19

52

158.5

1.1

0.5

20

53

199.5

1.3

0.6

21

54

251.2

1.4

0.6

22

55

316.2

1.6

0.7

23

56

398.1

1.8

0.8

24

57

501.2

2.0

0.9

25

58

631.0

2.2

1.0

26

59

794.3

2.5

1.1

27

60

1000.0

2.8

1.3

28

61

1258.9

3.2

1.4

29

62

1584.9

3.6

1.6

30

63

1995.3

4.0

1.8

ワイヤレス トランスバータへのデュプレクサの取り付け

ワイヤレス トランスバータを設置する場合には、アンテナ マストに取り付ける前に、トランスバータ内にデュプレクサ アセンブリを取り付ける必要があります(図35 を参照)。デュプレクサは分離フィルタとして動作し、送信(Tx)信号と受信(Rx)信号を分離します。トランスバータに取り付ける際のデュプレクサ アセンブリの方向は、送信/受信周波数によって異なります。

図35 デュプレクサ アセンブリ

 

デュプレクサ アセンブリは、設置時に採用する RF チャネル プランに基づいて別途出荷されます。

トランスバータにデュプレクサを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 送信または受信に高周波数帯域を使用するかどうかを決定します。

ステップ 2 デュプレクサの裏面に貼られているラベルの下側をはがし、デュプレクサの方向を記入します(図36 を参照)。このラベルを機器の記録ノートに貼っておけば、システムの設定時またはメンテナンス作業時に参照することができます。

図36 周波数提示ラベル

 

ステップ 3 セクタが高周波数帯域で送信するのか受信するのかに応じて、デュプレクサのノッチ側を、ワイヤレス トランスバータのデュプレクサ レセプタクルの Tx Hi または Rx Hi のどちらかの側に合わせます(図37 を参照)。

図37 ワイヤレス トランスバータのデュプレクサ レセプタクル

 

ステップ 4 ガスケットがトランスバータ シャーシの溝と合っていることを確認します(図38 を参照)。

図38 トランスバータ シャーシのガスケット

 

ステップ 5 デュプレクサの位置を慎重に合わせて、シャーシに差し込みます。内側の RF コネクタの位置がずれないよう十分に注意してください(図39 を参照)。

図39 シャーシへのデュプレクサ アセンブリの取り付け

 

ステップ 6 デュプレクサ ハウジングのカバーとトランスバータ ハウジングの高さが同じになっているかどうかを確認します。


注意 カバーが同じ高さになっていない場合は、内側の RF コネクタの位置が合っているかどうかを確認してください。損傷を防ぐため、カバーが同じ高さにならないときは、ネジを締めすぎないでください。

ステップ 7 No.2 トルク ドライバを使用して、図40 に示す順序で、ネジを軽く締めます。

図40 ネジを締める順序

 

ステップ 8 図40 に示す順序で、再度ネジを 16 ~ 20インチ ポンドのトルクで締めます。


 

緩衝器の取り付け

ワイヤレス トランスバータ取り付けキットには、4 つの緩衝器が含まれています。これらの緩衝器を組み立ててトランスバータの各コーナーに取り付け、アンテナからトランスバータへの振動の影響を防ぐ必要があります。

4 つの緩衝器を組み立てる手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アダプタ プレートの六角ボルト スロットの中心の穴に六角ボルトを差し込み、ナットを付けたときに回転しないよう六角ボルトのヘッドを確実に固定します(図41 を参照)。


) 六角ボルト スロットは、ボルトをナットで締めたときにボルト ヘッドを支持します。


図41 緩衝器の組み立て

 

ステップ 2 アダプタ プレートの上にカップマウントを乗せ、4 つのコーナーの穴の位置を合わせます。

ステップ 3 4 本のスクエア ワッシャ付きのネジを使用して、カップマウントをアダプタ プレートに取り付けます。No.2 トルク ドライバで、ネジを 16 ~ 20インチ ポンドのトルクで締めます。


 

トランスバータへの緩衝器の取り付け

4 つの緩衝器をトランスバータに取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 4 つの 5/16 六角ボルトに、ロック ワッシャとフラット ワッシャを取り付けます。ロック ワッシャを先に取り付けます(図42 を参照)。

図42 トランスバータへの緩衝器の取り付け

 

ステップ 2 各カップマウントの中心の穴を、トランスバータのコーナーの穴の位置に合わせます。

ステップ 3 六角ボルトとワッシャで各緩衝器をトランスバータに取り付けます(図42 を参照)。ただし、緩衝器の位置を正しく合わせるまでは、ネジを完全に締めないでください。緩衝器を正しい位置に合わせないと、マウント ブラケット スロットにマウント ブラケットを正しく取り付けることができません。正しく位置合わせされていないとマウント ブラケットを正しく取り付けられないため、緩衝器がブラケット上を滑り、トランスバータが振動する原因になります。

ステップ 4 緩衝器のマウント ブラケット スロット(図43 を参照)が、トランスバータの短い辺の一辺と平行になるように、各緩衝器の位置を合わせます。上部の緩衝器のマウント ブラケット スロットは、トランスバータの上辺と平行になっていなければなりません。下部の緩衝器のマウント ブラケット スロットは、トランスバータの底辺と平行になっていなければなりません。

図43 緩衝器の位置合わせ

 

ステップ 5 各六角ボルトを、7 ~ 8フィート ポンドのトルクで締めます。

ステップ 6 各緩衝器のマウント ブラケット スロットの位置が、正しく合っているかどうかを確認します。

ステップ 7 緩衝器をトランスバータに取り付けたときに、緩衝器がトランスバータ背面のフィンに触れないようにします。4 つすべての緩衝器を調べ、トランスバータのフィンに触れていないことを確認してください(図44 を参照)。

図44 緩衝器の取り付け位置

 


 

アンテナ マストへのトランスバータの取り付け

アンテナ マストにワイヤレス トランスバータを取り付けるための取り付けキットが提供されています。


) 取り付けキットには、予備のハードウェアが含まれています。



) この取り付けキットを使用するには、外径が 2-3/8 ~ 4-1/2インチのマストが必要です。



) ここで説明する手順は、シスコが製造および提供している MMDS トランスバータに適用されます。他のベンダのトランスバータを使用する場合には、各ベンダの取扱説明書を参照してください。



注意 トランスバータは、留め具を取り外した状態では絶対に放置しないでください。


) 複数のアンテナが設置されているヘッドエンドでは、トランスバータを交換するときに他のアンテナからの送信信号を遮断しないように、各トランスバータをすべてのアンテナから十分に離れた場所に取り付ける必要があります(表6 を参照)。


トランスバータをアンテナ マストに取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 下部緩衝器に取り付けた 3/8 六角ボルトを、片方のマウント ブラケットの 2 つの穴に差し込みます(図45 を参照)。

図45 下部マウント ブラケットの取り付け

 

ステップ 2 4 つすべての緩衝器のマウント ブラケット スロットに、対応するマウント ブラケットを正しく位置合わせします。マウント ブラケットと緩衝器のスロットの位置が合わない場合には、緩衝器の位置を合わせ直してから、再び 7 ~ 8フィート ポンドのトルクで締める必要があります(トランスバータへの緩衝器の取り付け を参照)。

ステップ 3 各六角ボルトのヘッドが正しい位置にあるかどうかを確認します(緩衝器の取り付け を参照)。

ステップ 4 緩衝器の 2 つの 3/8インチ ボルトにフラット ワッシャ、ロック ワッシャ、およびナットを取り付けて、トランスバータにブラケットを固定します(図45 を参照)。ただし、ナットは完全に締めないでください。

ステップ 5 取り付けキットに含まれている U ボルトの 2 つのシャフトに、それぞれフラット ワッシャ、ロック ワッシャ、およびナットを取り付けて、残っている上部ブラケットをアンテナ マストに取り付けます(図46 を参照)。必要に応じて、付属品のスペーサおよび追加のロック ワッシャを各シャフトに取り付けてください。

図46 アンテナ マストへの上部マウント ブラケットの取り付け

 

ステップ 6 上部緩衝器に取り付けた 3/8 六角ボルトを、上部マウント ブラケットの 2 つの穴に差し込みます(図47 を参照)。各ボルトにロック ワッシャ、フラット ワッシャ、およびナットを取り付けます。ただし、ナットは完全に締めないでください。

図47 上部マウント ブラケットへのトランスバータの取り付け

 


注意 すべての留め具を締めるまでは、トランスバータを放置しないでください。

ステップ 7 2 つの緩衝器のマウント ブラケット スロットに、マウント ブラケットが正しく位置づけられているかどうかを確認します。

ステップ 8 9/16インチのレンチで各ナットを固定します。

ステップ 9 U ボルト(図48 を参照)を使用して、下部マウント ブラケットをマストに取り付けます(ステップ 5 を参照)。

図48 アンテナ マストへの下部マウント ブラケットの取り付け

 

ステップ 10 緩衝器が正しく位置合わせされている状態で、すべての留め具を 15フィート ポンドのトルクで締めます。


 

トランスバータのケーブル配線


) ここで説明する手順は、シスコが製造および提供している MMDS トランスバータに適用されます。他のベンダのトランスバータを使用する場合には、各ベンダの取扱説明書を参照してください。


ワイヤレス トランスバータのケーブル配線では、壁を貫通させるコネクタ、落雷保護、または他のアクセサリが必要になることがあります。これらの物品の詳細については、『 Cisco Broadband Fixed Wireless Site Planning Guide 』を参照してください。

ワイヤレス トランスバータのケーブル配線では、次の作業を行います。

1. 「アース端子の取り付け」

2. 「IF ケーブルの接続」

3. 「アンテナ ケーブルの接続」


警告 次の手順を実行する前に、作業を行うトランスバータの DC 電源がオフになっていることを確認してください。トランスバータの電源を確実にオフにするには、トランスバータに電力を供給するパワー フィード パネルの前面にあるパワー/ブレーカ スイッチを押してオフの位置にし、スイッチの上からテープを貼って固定しておきます。


アース端子の取り付け

トランスバータには、アース端子キットが含まれています。トランスバータのシャーシにアース端子を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アース端子に正規のアース線を接続します。

ステップ 2 トランスバータ シャーシの右下のブラケット上にある 2 つのアース端子用ネジ穴を確認します。

ステップ 3 アース端子をネジ穴に合わせ、キットに含まれている 2 本のネジを使用して固定します(図49 を参照)。

図49 アース端子の取り付け

 

ステップ 4 No.2 トルク ドライバを使用して、ネジを 16 ~ 20インチ ポンドのトルクで締めます。


 

IF ケーブルの接続

トランスバータに IF ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 パワー フィード パネルの PFP メイン ポートに接続している IF ケーブルの端に、各国および地域の電気規格に準拠している落雷用の電力サージ サプレッサを接続します。

ステップ 2 落雷用の電力サージ サプレッサを取り付けた PFP メイン ケーブルを、メイン トランスバータ底面の IF 入力コネクタに接続します(図50 を参照)。

図50 IF ケーブルの接続(落雷用の電力サージ サプレッサは省略)

 

ステップ 3 メイン トランスバータのケーブル接続を、30 ~ 40インチ ポンドのトルクで締めます。

ステップ 4 ダイバーシティを使用する場合

a. パワー フィード パネルの PFP ダイバーシティ ポートに接続している IF ケーブルの端に、各国および地域の電気規格に準拠している落雷用の電力サージ サプレッサを接続します。

b. 落雷用の電力サージ サプレッサを取り付けた PFP ダイバーシティ ケーブルを、ダイバーシティ トランスバータ底面の IF 入力コネクタに接続します(図50 を参照)。

c. ダイバーシティ トランスバータのケーブル接続を、30 ~ 40インチ ポンドのトルクで締めます。

ステップ 5 システムが正常に稼働するかどうかパフォーマンスのテストを行ったあとで、IF ケーブル コネクタに耐候素材を取り付けます。


) 耐候素材を取り付ける前に、システムのテストを実行し、正常に稼働することを確認してください。いったん取り付けた耐候素材は、簡単に取り外すことはできません。



 

アンテナ ケーブルの接続

トランスバータにアンテナ ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 メイン アンテナに通じている RF ケーブルを、メイン トランスバータ デュプレクサの N タイプ コネクタに接続(図51 を参照)し、ケーブル接続を 35 ~ 40インチ ポンドのトルクで締めます。

図51 アンテナ ケーブルの接続

 

ステップ 2 ダイバーシティを使用している場合、ダイバーシティ アンテナに通じている RF ケーブルを、ダイバーシティ トランスバータ デュプレクサの N タイプ コネクタに接続し、ケーブル接続を 35 ~ 40インチ ポンドのトルクで締めます。


注意 N タイプ コネクタを締め過ぎると、コネクタが破損することがあります。

ステップ 3 システムが正常に稼働するかどうかパフォーマンスのテストを行ったあとで、N タイプ コネクタに耐候素材を取り付けます。


) 耐候素材を取り付ける前に、システムのテストを実行し、正常に稼働することを確認してください。いったん取り付けた耐候素材は、簡単に取り外すことはできません。



) オプションの防霧シールドを注文した場合は、この時点で取り付けます。シールドに付属の説明書を参照してください。



 

電力の回復

ケーブル配線が終了したら、パワー フィード パネルの DC 電力を回復します。DC 電力を回復した後、回路ブレーカ スイッチ上のテープをはがし、回路ブレーカのハンドルをオンの位置にして電力の供給を再開します。


) ワイヤレス モデム カードの取り付け状態をテストし、初期設定を行うには、Cisco uBR7200 シリーズ ルータの基本的な運用を理解し、Cisco IOS ソフトウェアについて、熟知している必要があります。


これで、ワイヤレス トランスバータの設置およびケーブル配線の手順は終了です。アンテナのケーブル配線についての追加情報は、アンテナ メーカの説明書を参照してください。

インストレーションのテストおよび初期設定

ヘッドエンド ワイヤレス モデム カード、またはワイヤレス モデム カードとサブシステムの取り付けまたは交換が終了したら、正しく設置され、適切に稼働することを調べる必要があります。インストレーションのテストを行うには、次の内容を確認します。

パワー フィード パネルからの電力がトランスバータに供給されている

ワイヤレス モデム カードとトランスバータの間に制御用およびデータ用の両方の信号パスが存在する

ハードウェアが適切に固定されている

ワイヤレス モデム カードのアナログ処理および信号処理が正常に機能している

トランスバータが適正に稼働している

システムが適切に稼働していることを確認したあと、初期設定を行う必要があります。初期設定では、次の作業を行います。

電力レベルの設定

自動レベル制御の設定

リンクの変調プロファイルの設定

設定の確認

信号の確認


) ワイヤレス モデム カードのインストレーションをテストし、初期設定を行う前に、Cisco uBR7200 シリーズ ルータにログインして、基本コンフィギュレーションを作成する必要があります。詳細は、ルータに付属の『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』を参照してください。


必要な情報

ワイヤレス モデム カードのインストレーションをテストし、初期設定を行うには、次の情報が必要になります。

セクタ数

デュプレクサ情報

送信および受信周波数

ワイヤレス モデム カードの IP アドレスおよびサブネット マスク

送信電力

宛先の受信電力

変調プロファイル設定(アップストリームおよびダウンストリーム)

マイクロコード パス


) ヘッドエンド システムのマイクロコードは、Cisco.com の次の URL からダウンロードできます。
http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/rhe
サブスクライバ ユニットのマイクロコードは、Cisco.com の次の URL からダウンロードできます。
http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/rsu


コンフィギュレーション ファイル名およびファイルの場所

Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバのアドレス

インストレーションのテスト

インストレーションをテストするには、次の作業を行います。

デュプレクサ情報の保管

トランスバータ情報の表示

IF ループバックの設定(任意)

RF ループバックの設定(任意)

ケーブル損失の確認


) IF ループバックおよび RF ループバックは任意ですが、設定することを強く推奨します。


デュプレクサ情報の保管

デュプレクサ情報は、保管するか、またはトランスバータに記憶させる必要があります。トランスバータにデュプレクサ情報を保管するには、radio int r slot/0 rf-update duplexer コマンドを使用します。

トランスバータ情報の表示

トランスバータの計測情報を表示することによって、パワー フィード パネルからトランスバータに電力が供給され、制御信号パスが正しく設定されているかどうかを確認できます。トランスバータの計測情報を表示するには、show controller radio slot/0 rf コマンドを使用します。

IF ループバックの設定(任意)

IF ループバックの設定により、シャーシにハードウェアが正しく取り付けられ、ワイヤレス モデム カードのアナログ処理および信号処理が正しく行われているかどうかを確認できます。2 本のアンテナが設置されている場合は、各受信パスを個別にテストする必要があります。

IF ループバックでは Forward Error Correction(FEC; 前方誤り訂正)のテスト、またワイヤレス モデム カードの MAC レイヤ インターフェイスのテストは行われません。カードのこれらの部分については他のテストを実施する必要があります。

IF ループバックを初期化するには、無線通信リンクをシャットダウンします。次のコマンドを入力します。

Router(config-if)# shut
Router(config-if)# loopback local if main 2
Router(config-if)# no shut
Router(config-if)# shut
Router(config-if)# loopback local if main 3
Router(config-if)# no shut
Router(config-if)# no loopback
 

2 本めのアンテナが設置されている場合は、2 本めの受信パスをテストする必要があります。 show running-configuration コマンドを入力して、IF コンフィギュレーションを表示します。2 本めのアンテナの設定およびテストを行うには、次のコマンドを入力します。

Router(config-if)# shut
Router(config-if)# loopback local if diversity 2
Router(config-if)# no shut
Router(config-if)# shut
Router(config-if)# loopback local if diversity 3
Router(config-if)# no shut
Router(config-if)# no loopback
 

RF ループバックの設定(任意)

RF ループバックの設定により、トランスバータのケーブルが正しく配線され、パワー フィード パネルとトランスバータ間にデータ信号通信が設定され、トランスバータが適正に稼働しているかどうかを確認できます。また、ケーブル損失を測定できます。送信パスは 1 つだけなので、各トランスバータへのパスを個別にテストする必要があります。

RF ループバックでは、信号がアンテナに送信される前の最終段階であるデュプレクサのテストは実行されません。なお、ループバックでは FEC のテスト、またワイヤレス モデム カードの MAC レイヤ インターフェイスのテストは行われません。カードのこれらの部分については他のテストを実施する必要があります。

RF ループバックを設定するには、次のコマンドを入力します。

Router(config-if)# shut

Router(config-if)# loopback local rf main 2

Router(config-if)# no shut

Router(config-if)# shut

Router(config-if)# loopback local RF main 3

Router(config-if)# no shut

Router(config-if)# shut

Router(config-if)# loopback local RF diversity 2

Router(config-if)# loopback local RF diversity 3

Router(config-if)# no shut

Router(config-if)# shut

Router(config-if)# no loopback

 

最後のコマンドが完了したあと、 show running-configuration コマンドを使用して RF コンフィギュレーションを表示します。

ケーブル損失の確認

ケーブル損失情報を含むトランスバータ データを表示するには、show controller radio slot/0 rf コマンドを使用します。

初期コンフィギュレーションの作成


) ワイヤレス モデム カードの設定を行うには、まず、Cisco uBR7200 シリーズ ルータにログインして、基本コンフィギュレーションを作成する必要があります。詳細は、ルータに付属の『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』を参照してください。


ワイヤレス モデム カードの初期設定では、次の作業を行います。

「チャネル、周波数、電力レベル、および変調プロファイルの設定」

「Automatic Level Control の設定」

「ワイヤレス リンクの変調プロファイルの設定」

「ワイヤレス モデム カードのコンフィギュレーションの確認」

「ヘッドエンド信号の確認」

「加入者信号の確認」

チャネル、周波数、電力レベル、および変調プロファイルの設定

FCC などの政府規格に準拠した適正な運用を行うには、アップストリームとダウンストリームの両方について、チャネル、周波数、および電力レベルを設定する必要があります。これらの情報は、ネットワークの設計を担当している RF エンジニアに問合せてください。

ダウンストリーム

情報を入手したあと、次のコマンドを入力して、ダウンストリームのチャネル、周波数、電力レベル、および変調プロファイルを設定します。

Router(config-if)# radio transmit-power power-level
Router(config-if)# radio downstream frequency freq width width

Router(config-if)# radio downstream subchannel sc modulation-profile p

 

アップストリーム

電力レベルを確認したあと、次のコマンドを入力して、アップストリームのチャネル、周波数、電力レベル、および変調プロファイルを設定します。

Router(config-if)# radio upstream frequency freq width width

Router(config-if)# radio upstream usportnum subchannel sn modulation-profile p

Router(config-if)# radio transmit-power power-level

Router(config-if)# radio upstream usportnum target-receive-power power-level

Router(config-if)# radio upstream usportnum shutdown
 

) コンフィギュレーションが完了する前に加入者によってリンクが確立されないように、設定後、アップストリームの信号受信がシャットダウンされます。


Automatic Level Control の設定

Automatic Level Control(ALC; 自動レベル制御)モジュールは、すべての加入者装置の個々の送信電力レベルを制御します。ALC は、すべての加入者の電力を毎秒数回測定することによって、ヘッドエンドの宛先受信電力を確実に維持します。短い間隔で電力測定を行うと、劣化しつつある環境をより早く回復できますが、より多くのアップストリーム帯域が消費されます。ALC はディセーブルにすることもできますが、アップストリーム リンクのパフォーマンスが低下する原因になるので、ディセーブルにすることは推奨しません。現在のシステムでは、セクタ全体に設定できるインターバル(測定間隔)は 1 つだけです。デフォルトのインターバルは、96ミリ秒です。

ALC をアクティブにしてインターバルを 96ミリ秒に設定するには、次のコマンドを入力します。

Router# configure terminal

Router(config)# interface radio 6/0

Router(config-if)# radio alc interval 96

Router(config-if)# end

Router# show interface radio 6/0 alc

ワイヤレス リンクの変調プロファイルの設定

変調プロファイルには、ワイヤレス チャネルの物理レイヤのコンフィギュレーションが記述されます。正しい設定を決定するには、詳細なサイト プラニングおよび QoS(Quality of Service)モデルが必要になります。これらの情報は、ネットワークの設計を担当している RF エンジニアに問合せてください。

ルータには、特定の設定情報がプロファイルとして保管されます。これらのプロファイル設定をルータにいったん保管しておけば、ルータ内の複数のワイヤレス モデム カードに適用することができます。

変調プロファイルを設定するには、次のコマンドを入力します。

Router# show radio capability modulation-profile int radio 6/0

Router# configure terminal

Router(config-if)# radio modulation-profile p bandwidth width throughput x.y
mulipath-robust high burst-length medium

Router(config-if)# end

Router# show radio modulation-profile

Router# configure terminal

Router(config-if)# interface radio 6/0

Router(config-if)# radio upstream 0 subchannel sn modulation-profile p

 

ワイヤレス モデム カードのコンフィギュレーションの確認

コンフィギュレーションを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show running-configuration 特権 EXEC コマンドを入力して、Cisco uBR7200 シリーズ ルータが現在実行しているコンフィギュレーションを表示します。

ステップ 2 show startup-configuration 特権 EXEC コマンドを入力して、システムのスタートアップ コンフィギュレーションを表示します。

ステップ 3 show running-configuration コマンドを再入力すると、デュアル アンテナ IF ループバックが選択されます。これは、単一アンテナ システムを使用している場合にも当てはまります。

ステップ 4 2 本のアンテナを使用していて、デュアル アンテナ コマンドにより問題が生じた場合には、 loopback local if main または loopback local if diversity を指定してコマンドを再入力し、問題の原因を突き止めてください。

ステップ 5 リンクを最初に開始したとき、またはリンクを開始するごとに、Power-on self test(POST; 電源投入時セルフテスト)を実行すると役立つことがあります。初回の no shut コマンドの入力時に POST が実行されるように設定するには、次のコマンドを入力します。

Router(config-if)# shut
Router(config-if)# radio self-test
Router(config-if)# no shut
 


 

ヘッドエンド信号の確認

ヘッドエンドが適正信号をブロードキャストしているかどうかを確認するには、最低 1 つの「ダミー」加入者サイトを設定する必要があります。ヘッドエンドの信号を確認するには、「ダミー」加入者サイトで、radio histogram コマンドを使用します。このコマンドにより、その加入者サイトの Signal-to-Noise and Interference Rate(SINR; 信号対雑音および干渉比率)の棒グラフが表示されます。良好な信号の場合、最小 SINR は 30dB です。

加入者信号の確認

ヘッドエンドが適正な加入者信号を受信しているかどうかを確認するには、最低 1 つの「ダミー」加入者サイトを設定する必要があります。ヘッドエンドでの加入者信号の受信状態を確認するには、「ダミー」加入者サイトがブロードキャストを送信している間に、ヘッドエンドで、radio histogram コマンドを使用します。このコマンドにより、ヘッドエンドが受信した加入者信号の SINR の棒グラフが表示されます。良好な信号の場合、最小 SINR は 30dB です。

準拠規格および安全に関する情報

ここでは、Cisco ポイントツーマルチポイント ヘッドエンド ワイヤレス モデム カードおよびサブシステムのインストレーションに関する国際適合規格、安全性、および法定情報について説明します。

FCC 規格の要件および適合

次の文章は、FCC 規格に基づく要件および情報を説明しています。

シスコのこの製品はテスト済みであり、FCC ルール Part 15 および Part 21、クラス A デジタル装置の制限に準拠していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオやテレビの受信障害が起こることがあります。

回路短絡保護に関する警告


警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。国および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。


切断装置に関する警告


警告 固定配線には、容易に操作できる二極切断装置を組み込む必要があります。


雷発生中の警告


警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。


インストレーションに関する警告


警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。


装身具の取り外しに関する警告


警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。


電源回路に関する警告


警告 装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。


サービス要員に関する警告


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。


製品の廃棄に関する警告


警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。


前面プレートとカバー パネルの必要性


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。


シャーシ ― ラック マウントとサービスに関する警告


警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守してください。


 

制限区域に関する警告


警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、保守担当者が特殊な道具やロック、キー、または他のセキュリティ手段を使用しなければ入ることができない場所であり、かつ責任者が管理している場所です。


アースされた導体に関する警告


警告 この装置は、DC 電源回路のアースされた導体と、アース用導体を接続します。

この装置は、DC 電源システムのアース用電極導体に直接接続するか、または DC 電源システムのアース用電極が接続されているアース端子バーまたはバスのボンディング ジャンパに直接接続する必要があります。

この装置は、同じ DC 電源回路のアースされた導体とアース用導体を接続している他の装置、および DC システムのアース点に近接する場所(隣接キャビネットなど)に設置する必要があります。DC システムは、他の場所でアースすべきではありません。

DC 電源は、この装置と同じ敷地内になければなりません。

DC 電源とアース電極導体の接続ポイント間にあるアースされた回路導体には、スイッチングまたは切断用のデバイスを置くべきではありません。


 

電源配線に関する警告


警告 フィールド接続配線が混乱しないように、装置を取り付ける際にすべての電源コードを固定してください。


アース接続に関する警告


警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。


電源装置の配線に関する警告


警告 正しい配線手順は、アースとアース、プラスとプラス(ラインとL)、マイナスとマイナス(ニュートラルと N)です。アース線は手順の最初に接続し、最後に取り外す必要があります。


銅の導体に関する警告


警告 必ず、銅の導体を使用してください。


DC 電源ケーブルの被覆破れに関する警告


警告 DC 入力電源に接続された導線の被覆が取れていると、感電する危険性があります。DC 入力電源導線の露出部分が、端子ブロックのプラグからはみ出していないことを確認してください。


48V DC 電源システムに関する警告


警告 顧客の 48 ボルト電源システムでは、プライマリ AC 電源と 48V DC 出力との間に強化絶縁体を取り付ける必要があります。


SELV-IEC 60950 DC 電源モジュールに関する警告


警告 この装置は必ず、IEC 60950 に基づく安全規格の Safety Extra-Low Voltage(SELV)要件を満たしている DC 電源に接続してください。


DC 電源切断に関する警告


警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上で DC 回路に対応している回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルを OFF の位置のままテープで固定します。


DC 入力配線に関する警告


警告 DC 入力電源装置とパワー フィード パネルの接続には、75°C(167°F)以上の絶縁を施した 10AWG 線を使用してください。


アース線接続に関する警告


警告 身体の安全のために、(地域の電気規格の要件が異なる場合を除き)装置および DC 配線の供給側の両方でアース線をアースに接続する必要があります。


アース導体のに関する警告


警告 絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。


同軸ケーブル仕様に関する警告


警告 中心導体のサイズが 10AWG 以上の 50Ω 同軸ケーブル(例えば、LMR-400、3/8インチ FSJ Superflex Heliax、以上など)を使用します。これ以外のケーブルを使用すると、過熱、火災、または長期傷害が生じることがあります。地域および各国の電気規格に必ず従ってください。


トランスバータ設置場所に関する警告


警告 トランスバータは、架空送電線または他の電灯や電力回路の付近、またはこれらの回路と接触するような場所には設置しないでください(図34 を参照)。トランスバータを設置する際にこれらの回路と接触しないよう最大限の注意を払ってください。致命的な負傷を被ることがあります。


放射線障害の可能性に関する警告


警告 アンテナの中心点から特定半径の周囲内では、放射線障害が発生することがあります。表は FCC 規格に基づいて、アンテナ ゲイン(dBi)と最小許容距離を関連付けたものです。アンテナのゲインを判別し、表を参照して、アンテナ中心点からの最小許容距離を確認してください。


 

アンテナ ゲイン(dBi)
EIRP(dBm)
EIRP(W)
FCC 規格に基づく最小許容距離 ―
未制御環境(m)
FCC 規格に基づく最小許容距離 ―
制御環境(m)

10

43

20.0

0.4

20cm

11

44

25.1

0.4

20cm

12

45

31.6

0.5

20cm

13

46

39.8

0.6

0.3

14

47

50.1

0.6

0.3

15

48

63.1

0.7

0.3

16

49

79.4

0.8

0.4

17

50

100.0

0.9

0.4

18

51

125.9

1.0

0.4

19

52

158.5

1.1

0.5

20

53

199.5

1.3

0.6

21

54

251.2

1.4

0.6

22

55

316.2

1.6

0.7

23

56

398.1

1.8

0.8

24

57

501.2

2.0

0.9

25

58

631.0

2.2

1.0

26

59

794.3

2.5

1.1

27

60

1000.0

2.8

1.3

28

61

1258.9

3.2

1.4

29

62

1584.9

3.6

1.6

30

63

1995.3

4.0

1.8

DC 電源切断に関する警告


警告 次の手順を実行する前に、作業を行うトランスバータの DC 電源がオフになっていることを確認してください。トランスバータの電源を確実にオフにするには、トランスバータに電力を供給するパワー フィード パネルの前面にあるパワー/ブレーカ スイッチを押してオフの位置にし、スイッチの上からテープを貼って固定しておきます。


マニュアルの入手方法

ここでは、シスコシステムズからマニュアルを入手する方法について説明します。

WWW

次のサイトから、シスコの最新資料を入手することができます。

http://www.cisco.com

http://www.cisco.com/jp

http://www-china.cisco.com

http://www-europe.cisco.com

Documentation CD-ROM

シスコのマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属の CD-ROM パッケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROM は毎月更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。この CD-ROM パッケージは、単独または年間契約で入手することができます。

マニュアルの発注方法

シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご利用いただけます。

Cisco Direct Customers に登録されている場合、Networking Products MarketPlace からシスコ製品のマニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/cgi-bin/order/order_root.pl

Cisco.com 登録ユーザの場合、Subscription Store からオンラインで Documentation CD-ROM を発注できます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/subscription

Cisco.com に登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

テクニカル サポート

シスコでは、技術上のあらゆる問題の支援窓口として Cisco.com を運営しています。お客様およびパートナーはオンライン ツールからマニュアル、トラブルシューティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手できます。Cisco.com にご登録済みのお客様は、TAC Web サイトからトラブルシューティング用のツールを入手することもできます。

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Cisco.com は、いつでもどこからでも、シスコシステムズの情報やリソースにアクセスできる対話形式のネットワーク サービスです。優れた、使いやすい統合インターネット アプリケーションにより、シスコ製品をより一層、有効にご活用いただけます。

Cisco.com では、お客様やパートナーが業務を効率化し、生産性を向上できるように、広範囲の機能とサービスを提供しています。Cisco.com には、シスコの概要、ネットワーキング ソリューション、サービス、プログラムなどの情報が掲載されています。また、オンライン テクニカル サポートによる技術上の問題の解決、ソフトウェア パッケージのダウンロードおよびテスト、シスコのトレーニング資料や製品の発注を行うこともできます。さらに、オンラインでのスキル査定、トレーニング、認定プログラムといった有益なサービスも提供しています。

Cisco.com に登録されると、各ユーザに合った情報やサービスをご利用いただくことができます。Cisco.com 登録ユーザは、製品を発注したり、発注状況を確認したり、テクニカル サポートをご利用いただけるほか、各ユーザに応じた特典を受けることができます。

Cisco.com には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com

http://www.cisco.com/jp

TAC

TAC Web サイトでは、お客様が加入されたメンテナンス契約の保証範囲に基づいて、シスコ製品または技術についてのテクニカル サポートを受けることができます。

TAC Web サイトへのアクセス

プライオリティ レベル 3(P3)またはプライオリティ レベル 4(P4)の問題がある場合には、次の URL から TAC Web サイトにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac

P3 および P4 レベルの問題とは、次のような状況です。

P3 ― ネットワークのパフォーマンスが低下している。ネットワークが十分に機能していないが、ほとんどの業務運用を継続できる場合。

P4 ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。

このような場合、TAC Web サイトで、ご質問に対する回答を簡単に検索できます。

Cisco.com に登録するには、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/register/

Cisco.com 登録ユーザは、TAC Web サイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Open ツールのオンライン サービスを利用できます。TAC Case Open ツールの URL は次のとおりです。

http://www.cisco.com/tac/caseopen

Japan TAC Web サイト

Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

電話による TAC の利用

プライオリティ レベル 1(P1)またはプライオリティ レベル 2(P2)の問題が発生した場合には、TAC に電話でお問い合わせください。TAC フリーダイヤルの国別電話番号は、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

P1 および P2 レベルの問題とは、次のような状況です。

P1 ― ネットワークがダウンし、すぐにサービスを回復しなければ業務に致命的な損害が発生するにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

P2 ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下したため業務に大きな影響があるにもかかわらず、対応策が見つからない場合。