Cisco 3310 モビリティ サービス エンジン スタートアップ ガイド
初期設定
初期設定
発行日;2012/12/19 | 英語版ドキュメント(2010/05/04 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

初期設定

要件

CLI コンソールの要件

Cisco WCS 要件

Cisco コントローラ要件

システム設定パラメータ

CLI コンソールの接続と使用

の電源投入

の設定

セットアップ ウィザードの使用方法

NTP サーバの設定

の起動

ソフトウェアの状態の確認

ソフトウェアの手動停止

ソフトウェアの更新

Cisco WCS を使用するソフトウェアのダウンロード

ソフトウェアの手動ダウンロード

紛失したルート パスワードの回復

初期設定

この章では、モビリティ サービス エンジンを初期設定する方法について説明します。この章で説明する内容は、次のとおりです。

「要件」

「CLI コンソールの接続と使用」

「モビリティ サービス エンジンの電源投入」

「モビリティ サービス エンジン の設定」

「NTP サーバの設定」

「モビリティ サービス エンジンの起動」

「モビリティ サービス エンジン ソフトウェアの状態の確認」

「モビリティ サービス エンジン ソフトウェアの手動停止」

「モビリティ サービス エンジン ソフトウェアの更新」

「Cisco WCS を使用するソフトウェアのダウンロード」

「ソフトウェアの手動ダウンロード」

「紛失したルート パスワードの回復」


) 初期設置以降の設定の詳細については、次の URL から Cisco.com の『Cisco Context Aware Software Configuration Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps9806/tsd_products_support_series_home.html


 

要件

CLI コンソールの要件

モビリティ サービス エンジン コンソールに接続するには、次の装置が必要です。

CLI コンソール ラップトップ、デスクトップまたはパームトップ上の VT-100 ターミナル エミュレータ

ラップトップ、デスクトップ、またはパームトップへの接続を提供するシリアル ケーブル

Cisco WCS 要件

Cisco WCS 5.1(以降)または外部 FTP サーバが、モビリティ サービス エンジン ソフトウェア アップデートに必要です。


) Cisco WCS は内部 FTP サーバを使用します。サードパーティの FTP サーバは Cisco WCS と同じワーク ステーションでは実行できません。同じ通信ポートを使用するためです。


Cisco コントローラ要件

リリース 5.1(以降)または 4.2.130(以降)がインストールされた Cisco 無線 LAN コントローラは、モビリティ サービス エンジンと通信できます。


) モビリティ サービス エンジンと Cisco WCS およびコントローラのリリース相互の間の互換性については、次のリンクでソフトウェア リリース 5.1.26.0 の『Release Notes for the Cisco 3310 Mobility Services Engine』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps9742/tsd_products_support_series_home.html


 

システム設定パラメータ

ネットワーク管理者からこれらのパラメータを入手します。

モビリティ サービス エンジンのホスト名

モビリティ サービス エンジンのブロードキャスト アドレス

Ethernet-0(eth0)ポート(モビリティ サービス エンジン背面パネル上)の IP アドレス

Ethernet-0 の IP アドレスのネット マスク

Ethernet-0 デフォルト ゲートウェイの IP アドレス

Ethernet-1(eth1)ポート(モビリティ サービス エンジン背面パネル上)の IP アドレス(インストール オプション)

Ethernet-1 の IP アドレスのネット マスク(ポート使用時のみ必須)

Ethernet-1 のデフォルト ゲートウェイの IP アドレス(ポート使用時のみ必須)


) Ethernet-0 または Ethernet-1 ポートのいずれかを、Cisco WCS に位置のアップデートを送信するために使用できます。ただし、通常 Ethernet-0 ポートは、Cisco WCS と通信するように設定され、Ethernet-1 ポートはアウトオブバンド管理用に使用されます。両方のポートとも、「モビリティ サービス エンジン の設定」 に記載されたインストール スクリプトの一部として設定されます。


CLI コンソールの接続と使用

初期システム設定では、コマンドライン インターフェイス(CLI)のコンソールにアクセスするために、ターミナル エミュレータ プログラムを使用します。シリアル コンソール ケーブルをモビリティ サービス エンジン背面パネルの DB-9 コンソール ポートに接続します。シリアル コンソール ポートの位置については、図 1-3 を参照してください。コンソール ポートのピン割り当てについては、「DB-9 シリアル コネクタのピン割り当て」 を参照してください。

CLI コンソール セッションに対してこのようなターミナル エミュレータ設定を使用します。

9600 ボー

8 データ ビット

フロー制御なし

1 ストップ ビット

パリティなし

モビリティ サービス エンジンの電源投入

モビリティ サービス エンジンに AC 電源を適用すると、起動スクリプトによってオペレーティング システムと保存済みの設定が初期化されます。ユーザ ID とパスワードの入力と、キー設定の詳細の入力を要求するプロンプトが表示されます。

モビリティ サービス エンジンの電源を投入するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 AC 電源コードをモビリティ サービス エンジンの電源の背面に差し込み(図 1-3)、もう一方の端をアース付きの 100~240 VAC 50/60 Hz の電源コンセントに接続します。

モビリティ サービス エンジンに差し込む側の電源コードは、IEC 320 標準に準拠しています。

ステップ 2 前面パネルの電源ボタンを押してモビリティ サービス エンジンをオンにします(図 1-2 を参照)。

ステップ 3 ログイン プロンプトが表示されたら、モビリティ サービス エンジンを操作するユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名は root で、デフォルトのパスワードは password です。

ユーザ名とパスワードは大文字小文字が区別されます。

モビリティ サービス エンジン オペレーティング システムにログインした状態になります。

「モビリティ サービス エンジン の設定」 に進みます。


 

モビリティ サービス エンジン の設定

初期インストールの一部として必要なのは、コンソール ポートを使用してモビリティ サービス エンジンを最小限に設定することだけです。モビリティ サービス エンジンは、コンフィギュレーション情報の入力を助けるセットアップ ウィザードを提供します。セットアップ ウィザードを使用した初期設定以上の設定は、Cisco WCS で行えます。


) 最適なネットワーク セキュリティを確保するために、モビリティ サービス エンジンの初期設定時にデフォルトの root パスワードを変更する必要があります。

セットアップ ウィザードを使用した初期設定の際にパスワードの変更を求められます。

Linux コマンド passwd を使用してパスワードを変更できます。


 

セットアップ ウィザードの使用方法

セットアップ ウィザードには、モビリティ サービス エンジンの初期設定を誘導する便利なスクリプトが用意されています。コンソール ポートを使用するとセットアップ ウィザードをアクティブにできます。


) シスコでは、ネットワークでのモビリティ サービス エンジンの最適な動作を確保するため、関連するすべての項目を初期設定中に設定することを推奨します。自動インストール中は、ホスト名、および Ethernet-0(eth0)または Ethernet-1(eth1)のいずれかのポートが必ず設定されます。



) セットアップ ウィザードは、いつでも再実行してパラメータを追加または変更できます。これらの更新の間、変更しない値を再入力する必要はありません。



) 項目を設定しない場合、S または skip と入力すると、次の設定手順へのプロンプトが表示されます。スキップされた設定は保持され、変更されません。



) オプションのデフォルト設定を使用する場合、U または use と入力するか、もしくは Enter を押すと、次の設定手順へのプロンプトが表示されます。


セットアップ ウィザードをアクティブにして、モビリティ サービス エンジンの初期設定を容易にするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 シリアル ケーブルを使用して、PC をユニットの背面のコンソール ポートに接続します。

ステップ 2 ターミナル エミュレータ プログラムをアクティブにします。

ステップ 3 シリアル ポート用にターミナル エミュレータを設定します(「CLI コンソールの接続と使用」 を参照)。

ステップ 4 Power ボタン(ユニット前面)を押して、ユニットをアクティベートします。

ステップ 5 プロンプトに応じて、ログイン(デフォルトは root )を入力します。

ステップ 6 プロンプトに応じて、パスワード( デフォルトは password を入力します。

ステップ 7 セットアップ ウィザードのプロンプトが表示されます。

Setup parameters via Setup Wizard (yes/no) [yes]:
 

) 角カッコ内のオプションは、デフォルトです。デフォルトを選択するには、Enter キーを押します。


a. 手動で設定パラメータを設定する場合は、 No と入力します(この項では説明しません)。


) Linux コマンドを使用するため、システムの手動設定は、経験豊富な Linux システム管理者だけにお勧めします。


b. セットアップ ウィザードをアクティブにし、使用する場合、 yes と入力するか、Enter を押します。次のテキストがコンソールに表示されます。

Welcome to the mobility services engine setup.
Please enter the requested information. At any prompt,
enter ^ to go back to the previous prompt. You may exit at
any time by typing <Ctrl+C>.
 
You will be prompted to choose whether you wish to configure a
parameter, skip it, or reset it to its initial default value.
Skipping a parameter will leave it unchanged from its current
value.
 
Changes made will only be applied to the system once all the
information is entered and verified.
 
Current hostname=[localhost]
Configure hostname? (Y)es/(S)kip/(U)se default [Yes]:Y
 

ステップ 8 ホスト名を設定するには、 Y を入力します。

ステップ 9 プロンプトにホスト名を入力します。ホスト名は、ネットワーク上のデバイスを識別できる一意の名前にしてください。ホスト名は、 mse-nyc のように、文字で開始し、文字または数字で終了し、文字、数字、およびダッシュだけを含むようにします。

ステップ 10 ドメイン名を設定するには、プロンプトで Y と入力します。

ステップ 11 モビリティ サービス エンジンが属するネットワーク ドメインのドメイン名を入力します。ドメイン名は、文字で開始し、 .com などの有効なドメイン名サフィクスで終了します。文字、番号、ダッシュ、ピリオドだけが含まれます( cisco.com など)。次のテキストが表示されます。

 
Current IP address=[10.0.132.233]
Current eth0 netmask=[255.255.254.0]
Current gateway address=[10.0.132.1]
Enter eth0 IP address [10.0.132.233]:
Configure eth0 interface parameters? (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:
 

ステップ 12 Ethernet-0(eth0)インターフェイスの情報を入力する場合は、 Yes と入力します。


) イーサネット設定の IP アドレス、ネットワーク マスク、およびデフォルト ゲートウェイ アドレスは、ネットワーク管理者が提供できます。


ステップ 13 次のプロンプトに対して Ethernet-0 の設定を入力します。

Enter an IP address for the first ethernet interface of this machine.
Enter eth0 IP address [10.0.132.233]:
Enter the network mask for IP address 10.0.132.233:
Enter network mask [255.255.254.0]:
Enter a default gateway address for this machine.
Note that the default gateway must be reachable from the first ethernet interface
 
Enter default gateway address [10.0.132.1]:
 
The second ethernet interface is currently disabled for this machine.
Configure eth1 interface parameters? (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:
 

ステップ 14 2 つめのイーサネット インターフェイス(eth1)の情報を入力する場合、 Y または Yes と入力します。

ステップ 15 次のようなプロンプトに対して、2 つめのイーサネット(eth1)インターフェイスの IP アドレスとネットワーク マスクを入力します。

Enter eth1 IP address [none]:
Enter network mask [255.0.0.0]:
 

ステップ 16 このマシンの 2 つめのイーサネット インターフェイス(eth1)の IP アドレスおよびマスクを入力した場合、このインターフェイスに対し最大 2 つのスタティック ルーティング エントリを定義できます。スタティック ルートは、通常、ラボ環境でアウトオブバンド ネットワークを模倣するために使用するものであり、豊富な使用経験がない限り、ネットワーク内での使用は推奨されません。次のプロンプトで、スタティック ルートのネットワーク アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイ アドレスを入力します。

Enter network [none]:
Enter network mask [255.0.0.0]:
Enter gateway address:
 

) スタティック ルートを設定しない場合は、最初のネットワーク アドレスのプロンプトで none と入力します。ネットワーク マスク、およびゲートウェイ アドレスを入力する必要はありません。



) 1 つのルートだけを設定する場合、2 つめのネットワーク アドレスを入力するよう求められたときに none と入力できます。2 つめのルートのネットワーク マスク、ゲートウェイ アドレスを入力するよう求められることはありません。


ステップ 17 DNS の設定を行う場合、次に示されるプロンプトで Y を入力します。

Domain Name Service (DNS)Setup
DNS is currently enabled.
No DNS servers currently defined
Configure DNS related parameters? (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:Y
 

ステップ 18 次に示すプロンプトで DNS 設定を入力します。

Enable DNS (yes/no) [yes]:
Enter primary DNS server IP address:
Enter backup DNS server IP address (or none) [none]:
 

ステップ 19 現在の時間帯を設定するには、次に示すプロンプトに適切な設定を入力します。

Current timezone=[America/Los_Angeles]
Configure timezone? (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:
 

) モビリティ サービス エンジン、Cisco WCS およびコントローラとの間の通信は、が Universal Time Code(UTC)で行われます。ネットワーク オペレーション センターの担当者によるログ内のイベント検索を助けるため、ローカル タイム ゾーンがモビリティ サービス エンジンに設定されます。各システムで NTP を設定すると、デバイスに UTC 時刻が提供されます。


ステップ 20 Network Time Protocol(NTP)サーバの設定を行うには、 次のプロンプトで適切な設定を入力します。


) モビリティ サービス エンジンとその関連コントローラは、同一 NTP サーバと同一 シスコ WCS サーバにマップする必要があります。NTP サーバは、コントローラ、シスコ WCS、およびモビリティ サービス エンジンの間で時刻を自動的に同期するために必要になります。


Network Time Protocol (NTP) Setup.
If you choose to enable NTP, the system time will be configured from NTP servers that you select. Otherwise, you will be prompted to enter the current date and time.
 
NTP is currently disabled.
Configure NTP related parameters? (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:
 
Enable NTP (yes/no) [no]:
Enter NTP server name or address:
Enter another NTP server IP address (or none) [none]:
 

ステップ 21 ユーザが Secure Shell(SSH)プロトコルを使用してコンソール ポートまたはリモート接続からログインするときに表示されるログイン バナーのテキストを変更するには、次に示されるプロンプトに適切な設定を入力します。


) バナーは通常、プライベート システムに入ることをユーザに警告するために使用されます。


Current Login Banner = [Warning!]
Configure login banner (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:
 
Enter text to be displayed as login banner. Enter a single period on a line to terminate.
 
Login banner [Warning!]:
 

ステップ 22 リモート ルート ログイン(アクセス)を設定してイネーブルにするには、次に示されるプロンプトで Y を入力します。


) リモート ルート アクセスをイネーブルにした場合、シリアルおよび SSH 接続がサポートされます。ローカル モニタとキーボード アクセスはディセーブルになります。



) リモート ルート アクセスをディセーブルにすると、シリアル接続とともに、ローカル モニタとキーボード作業の両方がイネーブルとなります。SSH アクセスはディセーブルになります。


Configure remote root access? (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:
 

ステップ 23 次のプロンプトで適切な設定を入力します。

Enter whether or not you would like to allow remote root login via secure shell for this machine.
 
Enable remote root login (yes/no) [no]:
 
SSH root access is currently enabled.
Configure ssh access for root (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:
 
Enter whether or not you would like to enable ssh root login. If you disable this option, only console root login will be possible.
 

ステップ 24 次のプロンプトで必要な設定を入力します。

a. コンソール ログインに加えて SSH v2(ssh root ログイン)を使用したリモート ログインを許可するには、 yes と入力します。

a. コンソールからの root ログインだけを許可するには、 no と入力します。

Enable ssh root access (yes/no):

) ssh root ログイン パスワードを忘れた場合、シングルユーザ モードに入ってパスワードを変更できます。不正アクセスを防止するため、シングル ユーザ モード用のパスワードを定義できます。


ステップ 25 シングル ユーザ モード設定を構成するには、次に示されるプロンプトに必要な設定を入力します。

Single user mode password check is currently enabled.
Configure single user mode password check (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:
The single user mode is usually used for recovery
operations. For example, when the root password is
forgotten, you can log into single user mode and reset
the root password.
*******************************************************
!!WARNING!!
-----------
If single user mode password check is enabled and
the root password is forgotten, the appliance
will be unusable as it cannot be logged into
successfully. Do not enable this option unless it
is required. (Press ^ to go back to previous step.)
*******************************************************

注意 シングルユーザ モード パスワードを忘れた場合、ログインできず、修復のためにユニットをシスコに返却して修復する必要があります。Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡して、Return Material Authorization(RMA)番号を準備します。

Enable password check for single user mode login (yes/no) [yes]:
 

ステップ 26 次に示すログインとパスワード関連パラメータ入力プロンプトで、必要な設定を入力するか、[Enter] を押して表示された値を受け入れます。


) これらのパラメータ設定は、セットアップ ウィザードを使用して有効化され設定されるすべてのパスワードに適用されます。


Login and password strength related parameter setup
Maximum number of days a password may be used : 60
Minimum number of days allowed between password changes : 1
Minimum acceptable password length : 9
Login delay after failed login : 5
Checking for strong passwords is currently enabled.
 
Configure login/password related parameters? (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]: Y
 
Enter login and password related parameters.
 
Maximum number of days a password may be used(1-99999, 99999 means no expiry) [60]:
Minimum number of days a password may be used(0-99999, 0 means no minimum) [1]:
Minimum acceptable password length(8-10) [9]:
Login delay in seconds after failed login(0-15) [5]
Enable strong password checking? [yes/no] [yes]:
 

ステップ 27 root(スーパーユーザ)パスワードの設定と定義を行うには、次の手順を実行します。

a. Y または yes を入力して root パスワードを有効化するか、 [Enter] を押してこのステップをスキップします。

b. スーパーユーザのパスワードを入力し、再度入力して確認します。入力は表示されません。

ステップ 28 または、強力な(GRand Unified Bootloader(GRUB))パスワードも設定できます。強力なパスワードは、最低 9 文字以上で、小文字 2 文字、数字 2 文字、特殊文字($ や # など)2 文字を含んでいる必要があります。不十分なパスワードを入力すると、エラー メッセージが表示されます。


注意 GRUB パスワードを忘れた場合、ログインできず、修復のためにユニットをシスコに返却して修復する必要があります。RMA 番号を準備するために Cisco TAC に連絡する必要があります。


強力なパスワードが有効になっていない場合、パスワードは任意の長さにすることができます。



) 強力なパスワードの設定に定義したパスワードは、強力なパスワードの設定から影響を受けません。強力なパスワードの設定に設定されたパスワードだけが影響を受けます。たとえば、Cisco WCS 通信パスワードなど後ほどこのスクリプトで設定するパスワードや、パスワードの期限切れにともなって、強力なパスワードが必要になります。


強力な GRUB パスワードを設定するには、次に示されるプロンプトに適切な応答を入力します。

 
GRUB password is not currently configured.
Configure GRUB password (Y)es/(D)isable/(S)kip/(U)se default [Skip]:
GRUB is the Linux bootloader. Setting a password for
the GRUB loader means that each time the appliance is
powered up, you will be prompted for the GRUB password
you configure here.
*******************************************************
!!WARNING!!
-----------
If the GRUB password is forgotten, the appliance
will be unusable as it cannot be booted up
successfully. Do not configure this option unless it
is required. (Press ^ to go back to previous step.)
*******************************************************
 
Enter a password for the grub menu.
 
Enter GRUB Password:
Verify GRUB Password:
 
Password must be 9 characters long. Try again.
 
Enter GRUB Password:
Verify GRUB Password:
UP = 2, LO = 6, DIGIT = 3, PUNCT = 0
Password must contain 2 uppercase, 2 lowercase letters,
2 digits and 2 special characters. Try again.
 
Enter GRUB Password:
Verify GRUB Password:
 

ステップ 29 Cisco WCS 通信 パスワードを有効化し定義するには、 Y を入力します。


) このパスワードは、Cisco WCS GUI にアクセスするための個別のユーザ パスワードを定義しません。このパスワードは、システム(モビリティ サービス エンジンなど)と Cisco WCS 間の SOAP/XML 認証に使用されます。


Configure WCS communication password? (Y)es/(S)kip/(U)se default [Skip]:
Enter a password for the admin user.
The admin user is used by the WCS and other northbound systems
to authenticate their SOAP/XML session with the server.
Once this password is updated, it must correspondingly be updated
on the WCS page for MSE General Parameters so that the WCS can
communicate with the MSE.
 

ステップ 30 次に示すプロンプトで Cisco WCS 通信パスワードを入力し、再度入力して確認します。入力内容は表示されません。

Enter WCS communication password:
Confirm WCS communication password:
 

) 不正な BIOS アクセスを防止するために BIOS パスワードを設定することを推奨します。


ステップ 31 セットアップ ウィザードを使用して入力されたすべての情報が画面に表示されます。スクリプト設定が画面に表示された後、すべてのセットアップ情報が正しいことを確認する必要があります。次のプロンプトで、 Yes を入力して設定を進めるか、 No を入力してさらに変更するか、または ^ を入力して前の手順に戻ることができます。

Is the above information correct (yes, no, or ^):
 

yes を入力すると、設定情報が適用されます。


) 次のテキストは、表示される設定の例を示します。


Please verify the following setup information.

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

Host name= mse-nyc
Domain=cisco.com
Eth0 IP address=10.71.132.233, Eth0 network mask=255.255.254.0
Default gateway=10.71.132.1
Enable DNS=yes, DNS servers=10.68.226.120
Enable NTP=yes, NTP servers=1.ntp.esl.cisco.com
Login banner =
Cisco Mobility Service Engine.
Enable Remote Root Login=no
Enable SSH root access=yes
Enable Single User Mode Password Check=no
Password/Login parameters :
Password min length=9
Password min days =1
Password max days =60
Failed login delay =5
Strong password checking=yes
Root password is changed.
GRUB password is changed.
WCS password is changed.

---------------------------------------------------------------------------------------------------------

You may enter "yes" to proceed with configuration, "no" to make
more changes, or "^" to go back to the previous step.
Is the above information correct (yes, no, or ^):

---------------------------------------------------------------------------------------------------------

Setup will now attempt to apply the configuration.
Applying hostname related parameters...
Generating /etc/hosts
Running hostname mse-nyc.cisco.com
Generating /etc/sysconfig/network
Updating /proc/sys/kernel/hostname
Applying eth0 related parameters...
Generating /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
Applying DNS related parameters...
Generating /etc/resolv.conf
Restarting network services with new settings.
Shutting down interface eth0:
Shutting down loopback interface:
Setting network parameters:
Bringing up loopback interface:
Bringing up interface eth0:
Applying NTP related parameters...
Generating /etc/ntp.conf and /etc/ntp/step-tickers
Setting system clock from NTP.
11 Apr 15:56:59 ntpdate[15176]: step time server 10.68.10.80 offset -37.556823 sec
Synchronizing hardware clock
Generating /etc/sysconfig/clock
Applying remote root login related parameters...
Disabling single user mode login password check...
 
Setting password/login parameters....
Setting root password.
Changing password for user root.
passwd: all authentication tokens updated successfully.
Setting grub password...
Setting wcs password.
***Configuration successful***
We recommend you reboot the system to ensure changes are operational.
Reboot now? (yes/no) [yes]: yes
Some of your changes will only take effect after the next reboot.
Exiting setup script...
[root@sanity-lbs setup]#
Script done on Fri 11 Apr 2008 03:58:12 PM PDT
 

) コンフィギュレーションが完了すると、「***Configuration successful***」というメッセージが画面に表示されます。


ステップ 32 装置をリブートしてください。シスコは、設定の適用を確認するためユニットをリブートすることを推奨します。


) 次に root としてログインするときは、Linux のシェル プロンプトだけが表示され、セットアップ スクリプトは表示されません。root としてログインし、「/opt/mse/setup/setup.sh」と入力することで、いつでもセットアップ ウィザードを再実行して設定を変更できます。


セットアップ ウィザードはログ ファイル( setup.log を作成します。モビリティ サービス エンジン上のハード ドライブのフォルダ /opt/mse/setup/ で参照できます。


 

NTP サーバの設定

NTP サーバを設定して、モビリティ サービス エンジンの時刻と日付を設定できます。


) 自動インストール スクリプトの一環として、NTP をイネーブルにし、NTP サーバ IP アドレスを入力するように求めるプロンプトが自動的に表示されます。自動インストール スクリプトの詳細については、「モビリティ サービス エンジン の設定」を参照してください。



) モビリティ サービス エンジンのインストール後に NTP サーバ インストールを追加または変更する必要がある場合は、自動インストール スクリプトを再実行します。スクリプトをタブで進めることで、他の値を調整せずに NTP サーバを設定できます。手動でセットアップ ウィザードを再実行するには、root としてログインし、次のコマンドを入力します。/opt/mse/setup/setup.sh



) NTP 設定の詳細については、Linux の設定ガイドを参照してください。


モビリティ サービス エンジンの起動

ブート アップ後、モビリティ サービス エンジンが自動的に起動するように設定するには、次のコマンドを入力します。

[root@mse-server1]# chkconfig msed on

イメージを手動で開始するには、次のコマンドを入力します。

/etc/init.d/msed start

モビリティ サービス エンジン ソフトウェアの状態の確認

モビリティ サービス エンジン ソフトウェアの状態はいつでも確認できます。モビリティ サービス エンジン CLI インターフェイスで、次のコマンドを入力します。

/etc/init.d/msed status

モビリティ サービス エンジンが動作している場合、コマンド出力は次の例のようになります。

-------------
Server Config
-------------
Product name: Cisco Mobility Service Engine
Version: 5.1.26.0
Hw Version: none
Hw Product Identifier: none
Hw Serial Number: none
Use HTTPS: true
HTTPS Port: 443
Use HTTP: false
HTTP Port: 80
Legacy HTTPS: false
Legacy Port: 8001
Session timeout in mins: 30
DB backup in days: 0
 
--------------
Server Monitor
--------------
Start time: Fri May 23 15:24:36 EDT 2008
Server current time: Fri May 30 19:08:15 EDT 2008
Server timezone: America/New_York
Server timezone offset: -18000000
--------------
Service Engine (1):
--------------
NAME: Location Service
VERSION: 5.1.26.0
--------------
Location Service Monitor
--------------
Log Modules: 262143
Log Level: INFO
Days to keep events: 2
Keep absent data in mins: 1440
Restarts: 1
Used Memory (bytes): 129851856
Allocated Memory (bytes): 3087007744
Max Memory (bytes): 3087007744
DB virtual memory (kbytes): 0
DB virtual memory limit (bytes): 256000000
DB disk memory (bytes): 4128768
DB free size (kbytes): 2856
Active Elements: 0
Active Clients: 0
Active Tags: 0
Active Rogues: 0
Active Elements Limit: 18000
Active Sessions: 0
Clients Not Tracked due to the limiting: 0
Tags Not Tracked due to the limiting: 0
Rogues Not Tracked due to the limiting: 0
Total Elements Not Tracked due to the limiting: 0
 

モビリティ サービス エンジンが動作していない場合、コマンド出力は次の例のようになります。

com.aes.common.util.AesException: Failed to connect to server: http://localhost:8001
at com.aes.client.AesClient.connect(AesClient.java:218)
at com.aes.location.test.AesAbstractTest.init(AesAbstractTest.java:181)
at
com.aes.location.test.admin.AesTestGetServerInfo.main(AesTestGetServerInfo.java:75)
at sun.reflect.NativeMethodAccessorImpl.invoke0(Native Method)
at sun.reflect.NativeMethodAccessorImpl.invoke(Unknown Source)
at sun.reflect.DelegatingMethodAccessorImpl.invoke(Unknown Source)
at java.lang.reflect.Method.invoke(Unknown Source)
at com.zerog.lax.LAX.launch(DashoA8113)
at com.zerog.lax.LAX.main(DashoA8113)
#

モビリティ サービス エンジン ソフトウェアの手動停止

モビリティ サービス エンジン ソフトウェアは、初期設定後と各リブート後に自動的に実行されます。

ソフトウェアを手動で停止し、再起動するには次の手順を実行します。


ステップ 1 ソフトウェアを停止するには、 etc/init.d/msed stop と入力します。

ステップ 2 ステータスを確認するには、 etc/init.d/msed status と入力します。

ステップ 3 ソフトウェアを開始するには、 etc/init.d/msed start と入力します。


 

モビリティ サービス エンジン ソフトウェアの更新

Cisco WCS を使用するか、モビリティ サービス エンジンに接続されたコンソール ポートを使用するソフトウェアを手動でダウンロードすることで、モビリティ サービス エンジンを更新できます。


) 最新の Cisco WCS、および特定のリリースでのモビリティ サービス エンジンの互換性とインストレーション ノートについては、次のリンクから該当するリリース ノートを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps9742/tsd_products_support_series_home.html


 

モビリティ サービス エンジンでソフトウェアをダウンロードして更新する前に、次のことに注意してください。

モビリティ サービス エンジン(サーバ)イメージは圧縮されます。ソフトウェア イメージは、Cisco WCS からのダウンロード中に自動的に復元されます。

新たにロードされたモビリティ サービス エンジンのソフトウェア バージョンが [Cisco WCS Mobility] > [Mobility Service Engines] ウィンドウに表示されるまでに約 5 分が必要です。


) Cisco WCS はモビリティ サービス エンジンの接続を照会し、データベースはデフォルトでは 5 分ごとに更新されます。


Cisco WCS を使用するソフトウェアのダウンロード

Cisco WCS を使用して、モビリティ サービス エンジンにソフトウェアをダウンロードするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 イメージのダウンロードに使用する Cisco WCS または外部 FTP サーバから、モビリティ サービス エンジンに対して ping を実行できることを確認します。

ステップ 2 Cisco WCS で、[Mobility] > [Mobility Service Engines] の順にクリックします。

ステップ 3 ソフトウェアをダウンロードするモビリティ サービス エンジンの名前をクリックします。

ステップ 4 [Maintenance] をクリックします(左側のパネル)。

ステップ 5 [Download Software] をクリックします。

ステップ 6 ソフトウェアをダウンロードするには、次のいずれかを実行します。

Cisco WCS ディレクトリにリストされているソフトウェアをダウンロードするには、サーバに転送するようにアップロードしたイメージから選択します。次に、ドロップダウン メニューからバイナリ イメージを選択します。

Cisco WCS は、ドロップダウン メニューにリストされているバイナリ イメージを、Cisco WCS のインストール中に指定した FTP サーバのディレクトリにダウンロードします。

ローカルまたはネットワーク経由で使用可能なダウンロード済みソフトウェアを使用するには、[Browse a new software image to transfer into the server] を選択し、[Browse] をクリックします。ファイルを見つけ、[Open] をクリックします。

ステップ 7 ソフトウェア ダウンロードがタイムアウトになるまでの時間(秒単位、1 ~ 1800)を入力します。


) このタイムアウト設定は、モビリティ サービス エンジンへのソフトウェア ダウンロードが期限切れになる前に許容される合計時間を表します。これは、FTP パケットのタイムアウトの設定ではありません。


ステップ 8 [Download] をクリックし、ソフトウェアを モビリティ サービス エンジンの/opt/installers ディレクトリにダウンロードします。

ステップ 9 イメージがモビリティ サービス エンジンに転送された後、モビリティ サービス エンジン CLI にログインし、 ./.bin mse image コマンドを入力して /opt/installers ディレクトリからインストーラ イメージを実行します。

ステップ 10 ソフトウェアの実行を開始するには、 /etc/init.d/msed start と入力します。


) ソフトウェアの実行を停止するには、/etc/init.d/msed stop と入力します。ステータスを確認するには、/etc/init.d/msed status と入力します。



 

ソフトウェアの手動ダウンロード

Cisco WCS を使用して自動的にモビリティ サービス エンジン ソフトウェアを更新しない場合、次の手順に従って、ローカル(コンソール)またはリモート(SSH)接続を使用してソフトウェアを手動でアップグレードします。


ステップ 1 新しいモビリティ サービス エンジンのイメージをハード ドライブに転送します。

a. root としてログインし、バイナリ設定を使用して外部 FTP サーバのルート ディレクトリからソフトウェア イメージを送信します。

ソフトウェア イメージのファイル名は、たとえば CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz のようになり、リリースごとに異なります。


) モビリティ サービス エンジンのイメージは、この時点で圧縮されます。



) FTP サーバのデフォルトのログイン名は、ftp-user です。


たとえば、次のようなエントリになります。

# cd /opt/installers
# ftp <FTP Server IP address>
Name: <login>
Password: <password>
binary
get CISCO-MSE-L-K9-5-1-28-0-64bit.bin.gz
<CTRL-Z>
#

b. イメージ( CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz )がモビリティ サービス エンジンの/opt/installers ディレクトリに存在することを確認します。

c. イメージ ファイルを解凍(unzip)するには、次のように入力します。

gunzip CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x-64bit.bin.gz

圧縮解除で bin ファイルが生成されます。

d. CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x.bin に root ユーザの実行権限があることを確認します。そうでない場合、次のように入力します。

chmod 755 CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x.bin

ステップ 2 モビリティ サービス エンジンを手動で停止するには、root としてログインし、次のように入力します。

/etc/init.d/msed stop

ステップ 3 新しいモビリティ サービス エンジンのイメージをインストールするには、次を入力します。

/opt/installers/CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x.bin

ステップ 4 新しいモビリティ サービス ソフトウェアを起動するには、次のように入力します。

/etc/init.d/msed start


注意 次の手順は、スクリプト ファイルをアンインストールします。システムによる指示がない限り、実行しないでください。ファイルを不必要に削除すると、履歴データが消去されてしまいます。


) モビリティ サービス エンジンのスクリプト ファイルをアンインストールするには、次のように入力します。
/opt/mse/uninstall



 

紛失したルート パスワードの回復

モビリティ サービス エンジンの root パスワードを紛失したか、忘れてしまった場合は、次の手順に従います。


ステップ 1 GRUB 画面が表示されたら、ブート メニューを開始するため、 Esc を押します。


注意 GRUB パスワードを忘れた場合、ログインできず、修復のためにユニットをシスコに返却して修復する必要があります。RMA 番号を準備するために、Cisco TAC までお問い合わせください。

ステップ 2 e を押して編集します。

ステップ 3 kernel から始まる行に移動し、 e を押します。

コマンドラインの末尾に、スペースと数字の 1 を入力します。この変更を保存するには、 Enter キーを押します。

ステップ 4 b を押してブート シーケンスを開始します。

起動シーケンスの最後に、シェル プロンプトが表示されます。


) シェル プロンプトは、シングルユーザ モードのパスワードを設定した場合は表示されません。


ステップ 5 passwd コマンドを入力して、root パスワードを変更できます。

ステップ 6 新しいパスワードを入力し、確認します。

ステップ 7 マシンを再起動します。