Mobile SDK 用の Cisco CMX Connect and Engage コンフィギュレーション ガイド
概要
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発行日;2015/07/29 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

概要

Connected Mobile Experiences の概要

Mobile Application SDK 用の CMX Connect and Engage の概要

CMX Mobile Application SDK の機能

CMX Mobile Application SDK のさまざまなモジュール

Connected Mobile Experiences の概要

Cisco Connected Mobile Experiences(CMX)は、施設内のモバイル デバイスを検出、接続、およびエンゲージするためのモバイル ソフトウェア ソリューションからなるスイートです。CMX ソリューションは、モバイル エンド ユーザ向けにパーソナライズされたモバイル エクスペリエンスを作成し、ロケーションに基づくサービスで運用効率を高めるうえで役立ちます。図 1-1 は、このプロセスの概要を示しています。

CMX ソリューションには、以下の機能があります。

検出:モバイル デバイスがロケーションに近づくと即座に、そのデバイスからのワイヤレス信号が検出されます。

接続:ビジターは、安全に接続できる有効な Wi-Fi を示す通知を受け取ります。

エンゲージ:ビジターがいったん Wi-Fi にアクセスすると、広告やパーソナライズされたコンテンツをビジターに提供することができます。これにより、顧客との間でリアルタイムかつ付加価値の高い関係を築くことができます。

CMX ソリューションには次の利点があります。

パーソナライズされた関連性の高いコンテンツを提供することにより、顧客のエンゲージメントを向上させる。

トラフィック フローを使用して製品やサービスをより適切に位置づけることで、施設の効率を向上させる。

図 1-1 検出、接続、およびエンゲージ

Mobile Application SDK 用の CMX Connect and Engage の概要

モバイル SDK(Software Development Kit)は、マップ上でデバイスの屋内ロケーションとナビゲーションを提供します。デバイスが施設内を移動するのに合わせてロケーションが更新され、定義済みの所定の場所にユーザをナビゲートするうえで役立ちます。この SDK は CMX Mobile Application Server と接続し、ユーザのロケーションを特定します。CMX Mobile Application SDK は、次のコンポーネントから構成されています。

Prime Infrastructure:ネットワーク インフラストラクチャを管理および設定し、フロア マップとゾーン マップを管理します。

Mobility Services Engine:ロケーションの更新を Mobile Application Server へ直接送信します。

CMX Connect and Engage:ゾーンに基づく通知のためのルート、興味のあるポイント、およびメッセージを設定します。これを使用して、Apple iOS および Android の通知サーバを設定できます。

CMX Mobile Application Server:ロケーションの更新、セットアップ、および設定情報を Connect and Engage システムから受け取ります。このサーバは、ロケーション情報、興味のあるポイント、ゾーン、およびフロアに関する Software Development Kit(SDK)クライアントからの要求を処理します。

CMX Mobile Application SDK:CMX を活用したさまざまなロケーション ベース アプリケーションを作成するためのツールが含まれています。

CMX Mobile Application SDK の機能

屋内のロケーション ベース サービス:デバイスの現在のロケーションに合わせてアプリケーションを更新します。ロケーションは Mobility Services Engine(MSE)で計算され、デバイスのロケーションが CMX Mobile Application Server に通知されます。これは、ユーザがフロア上の興味のあるポイントや、興味のあるポイントへのルートを見つけるうえで役立ちます。ゾーン ベースのサービスおよびオファー用に、プッシュ通知とバナーを管理します。

屋内マップ ビュー:アプリケーションにマップ ビューを埋め込むことができます。

Wi-Fi オンボーディング:ある特定の Wi-Fi ネットワークにユーザが参加できるようにします。デバイスが検出されたとき、または特定のゾーンに入ったときに、モバイル プッシュ通知が CMX Mobile Application Server から送信されます。

自動:モバイル デバイスの現在の Wi-Fi 設定を、特定の Wi-Fi に有効化/変更します。これは、アプリケーションの起動時に自動的に実行されます。このオプションは Android デバイスでのみ使用できます。

プロンプト:ある特定の Wi-Fi に接続する許可を求めるダイアログをユーザに対して表示します。ユーザがこれを受け入れると、Wi-Fi が有効になり、自動的に接続されます。このオプションは「自動」と同様ですが、Wi-Fi への接続を試行するときにユーザに許可を求めます。このオプションは Android デバイスでのみ使用できます。

手動:ある特定の Wi-Fi に接続する方法を示すダイアログを表示します。ユーザは、手動でその Wi-Fi に接続する必要があります。このオプションは iOS および Android デバイスで使用できます。

CMX Mobile Application SDK のさまざまなモジュール

CMX モバイル アプリケーション SDK は屋内のロケーションとナビゲートを提供し、モバイル プッシュ通知を使って特定の Wi-Fi に接続する操作を可能にします。SDK は次のモジュールで構成されており、さまざまなタイプのアプリケーションを統合できます。

CMXClient:クライアントおよび施設の情報を取得するためのコア モジュールです。このモジュールにはユーザ インターフェイスがなく、これをアプリケーションに組み込むことでアプリケーションは現在のロケーション情報を特定し、それに基づいてアクションを実行できます。

CMX Map モジュール:これを使用して、マップ ビューをアプリケーションに統合できます。マップ ビューは、興味のあるポイントを示すマップをレンダリングします。ユーザの現在のロケーションがマップ上に表示され、ユーザは興味のあるポイントを任意に選んでそこに移動することができます。