Cisco CMX 分析コンフィギュレーション ガイド
分析
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発行日;2015/04/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

分析

ゾーン分析

ゾーン分析での分析

代替パス分析

代替パス分析での分析

ヒート マップ

ヒート マップ分析での分析

一般的なロケーション

一般的なロケーション分析での分析

分析

この章では、ビルディングまたは環境に存在するデバイスに対して実行可能な異なるタイプの分析について説明します。次の分析を実行できます。

ゾーン分析

代替パス分析

ヒート マップ

一般的なロケーション


) レポートの時間ウィンドウは、通常、分析に対して長くなります。レポートは、デフォルトで 800 万ポイントに制限された完全な分析データベースに比べてかなり小さい集約データベースから実行されます。このような理由から、レポートより分析で利用できる履歴が少なく表示される可能性があります。


ゾーン分析

ゾーン分析は、定義済みのゾーンにデータを分解します。これらの領域の中央には、複数の特性とグラフも表示されます。

ゾーン分析は、定義された各ゾーンの滞在時間、デバイス数、および混雑度などのパラメータを示します。ゾーンが定義されていない場合、デフォルトによって各フロア全体が分析されます。最初の結果は、ゾーンの中央に色の付いたマーカーによって示されます。色はゾーン パラメータのいずれかの値の範囲を示します。


) 平均の滞在時間は、ゾーンに滞在し、通過していないデバイスに対してのみ報告されます。そのため、分析はゾーン内の滞在時間が 2 分に満たないデバイスに基づいています。


ゾーン分析での分析


ステップ 1 [CMX Locations] ホームページで、[Analytics] をクリックします。

ステップ 2 [Rules] ペインで、次の内容を実行します。

[Building] ドロップダウン リストで、この分析を実施するビルディングを選択します。ドロップダウン リストには、MSE と同期されたすべてのビルディングが含まれます。

[Type] ドロップダウン リストから、[Zone Analysis] を選択します。

ステップ 3 [Rules] ペインで、パラメータ化されたルールを分析に適用できます。詳細については、「[Options] ペイン」を参照してください。

ステップ 4 [Run] をクリックします。

ステップ 5 右側のペインの下部にあるナビゲーション ツールバーの [3D] または [2D] ビューをクリックして、3D 環境または 2D 環境の結果を表示します。

ステップ 6 滞在時間の分布を表示するには、[Dwell] をクリックします。

ステップ 7 特定の領域で特定される一意の MAC アドレスの数を表示するには、[Device Count] をクリックします。

ステップ 8 特定の領域における一定時間の人の密度を表示するには、[Crowding] をクリックします。

次の情報は、特定のノードの上でクリックすると表示されます。

ゾーンおよび領域

時刻

選択したゾーンの動作のより詳細な測定を提供するデバイス

デバイスの数

アクセス回数

ポイントの数

図 5-1 全日のデバイスの分布

図 5-2 滞在時間の分布

 

図 5-3 平均的なアクセスと繰り返しのアクセスの分布

 


 

代替パス分析

代替パス分析では、ビルディングの異なる領域間でデバイスのフローを決定できます。つまり、各開始ポイントから各目的点に移動する(およびその逆の)デバイスを割合で示します。デバイスが開始ポイントを訪問した後、複数の目的点を訪問する場合、最初の目的点のみ分析の対象となります。

この分析によって、1 つのポイントを去って別のポイントに移動する場合、人がさまざまな方向を選択することが理解できます。また、任意の領域を設定し、それらのエリア間の移動にかかる時間を見積もることができます。この分析は、中心がソース ポイントとなる特定の円の範囲内で、すべての通過するパスを識別することで開始されます。これは、各目的点および周辺の範囲で同じ方式を使用します。

代替パス分析での分析

ビルディングで代替パス分析を使用してさまざまな領域を分析するには、次の手順に従います。


ステップ 1 [CMX Locations] ホームページで、[Analytics] をクリックします。

ステップ 2 [Rules] ペインで、次の内容を実行します。

[Building] ドロップダウン リストで、この分析を実施するビルディングを選択します。ドロップダウン リストには、MSE と同期されたすべてのビルディングが含まれます。

[Type] ドロップダウン リストから、[Alternative Path] を選択します。

ステップ 3 [Rules] ペインで、パラメータ化されたルールを分析に適用できます。詳細については、「「[Options] ペイン」」を参照してください。


) 代替パス分析を実行するには、開始ポイントと目的ポイントの両方を定義する必要があります。これらのポイントを定義するには、マップまたはビルディングをクリックします。


ステップ 4 ビーコン ポイントを配置する適切なフロアに移動します。さまざまなフロアでこれらのポイントを定義できます。

ステップ 5 右側のペインにある [Beacons] グループ ボックスに開始ポイントと目的ポイントを定義します。

[Radius] テキスト ボックスに範囲を入力します。[Radius] では、各ポイントの管轄領域を指定します。デバイスは、分析の対象となる管轄領域を通過する必要があります。

[Start] オプション ボタンを選択し、マップをクリックして開始ポイントを配置します。

[Destination] オプション ボタンを選択し、マップをクリックして目的ポイントを配置します。

ステップ 6 [Run] をクリックします。

ステップ 7 右側のペインの下部にあるナビゲーション ツールバーの [3D] または [2D] ビューをクリックして、3D 環境または 2D 環境の結果を表示します。

代替パスの結果は、開始点から目的点へのブレークアウト ラインを示し、色は開始点と目的点間のスプリットの割合を示します。

図 5-4 代替パス分析

次の情報は、期間と速度の分布を表示するために特定のノードをクリックすると表示されます。

基本情報

フィルタされるデバイスの数

フィルタされるデバイスのうち開始点ビーコンを通過するデバイスの数

それらのデバイスのうちどの目的点も通過しないデバイスの数

入手先

平均持続時間

平均速度

デバイスの数

パーセンテージ

Destination

平均持続時間

平均速度

デバイスの数

パーセンテージ

図 5-5 開始点から目的点へのデバイスの数

 

図 5-6 目的点と速度チャート

ヒート マップ

ヒート マップは、ポイント データをグラフィカルに表示し、マップにすべてのデータを表示できます。ビジー領域(敷地内で多くのデータが存在する領域)は、濃い色で表されます。

ヒート マップ分析での分析

ヒート マップの分析を実行するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Analysis] グループ ボックスで、次を実行します。

[Building] ドロップダウン リストで、分析の対象とするビルディングを選択します。

[Type] ドロップダウン リストから、[Heat Maps] を選択します。

ステップ 2 [Rules] グループ ボックスから、パラメータ化されたルールを分析に適用できます。詳細については、「「[Options] ペイン」」を参照してください。

ステップ 3 [Run] をクリックします。

ステップ 4 右側のペインの下部にあるナビゲーション ツールバーの [3D] または [2D] ビューをクリックして、3D 環境または 2D 環境の結果を表示します。

各フロアのヒート マップ分布が、右側のペインに表示されます。

図 5-7 ヒート マップの分析

 


 

一般的なロケーション

一般的なロケーション分析では、ビルディングのさまざまな領域を決定し、ビルディング内のビジターの行動を測定します。ロケーション分析は、領域で検出されたすべてのポイントを代表的な領域にセグメント化する方法で、その領域上でパラメータが計算されます。

ロケーション分析プロセスは、観測対象の地理的なレイアウトによって決定される領域に、すべてのデバイスをクラスタリングすることにより開始されます。各ポイントは特定の領域に割り当てられ、各領域はセンター ポイントで表されます。いったん領域のセットが確立されると、ビルディング内のその領域の人の動きを反映する、各領域に関連付けられたすべてのパラメータが計算されます。

ロケーション分析を実行した結果は、Wi-Fi 検出領域において、ポイントの拡がりを示すセンター ポイントによって表される、領域のセットです。


) 滞在時間は、すべてのデバイスで報告されます。通過デバイスおよび滞在デバイス間には、フィルタリングがありません。代わりに、必要に応じて、パス期間のフィルタがこれを提供します。


領域とゾーン

領域とゾーンは、概念は異なりますが連動しています。領域およびゾーンを定義する場合は、次の点を考慮する必要があります。

ゾーンは、ユーザ定義の領域で、名前を持っておりレポートまたはパス ルールの目的で使用されます。ゾーンはオーバーラップ可能で、ビルディングすべてをカバーする必要はありませんが、各階もゾーンの 1 つです。


) ゾーンは、Prime Infrastructure でのカバレッジ領域に対応します。


領域は検出された Wi-Fi ベースのロケーションに対する、数学的クラスタリングによって定義されます。

クラスタ領域は、確立された既知のゾーンが存在しない場合、またはロケーション スペースの全部を確実に分析対象とする場合に使用されます。一般的なロケーション分析は、単一のゾーンに誘導され、滞在度が高い領域および滞在度が低い領域を表示します。

各領域には、アイコンで表示されている、一連の動作パラメータが関連付けられています。

次のようなさまざまな動作の測定値があります。

滞在時間:滞在時間または待機時間とは、人がビルディング内で移動する際に、その領域にとどまっていると見なされる時間です。

混雑度:混雑度は、特定の領域における一定時間の人の密度によって測定されます。

デバイス数:これは、領域内で識別された一意の MAC アドレスの数を示しており、フィルタリングした条件に基づいて定義されます。

一般的なロケーション分析での分析

ビルディングのさまざまな領域で一般のロケーション分析を実行するには、次の手順に従います。


ステップ 1 [CMX Locations] ホームページで、[Analytics] をクリックします。

ステップ 2 [Rules] ペインで、次の内容を実行します。

[Building] ドロップダウン リストで、この分析を実施するビルディングを選択します。ドロップダウン リストには、MSE と同期されたすべてのビルディングが含まれます。

[Type] ドロップダウン リストから、[Typical Locations] を選択します。

ステップ 3 [Rules] ペインで、パラメータ化されたルールを分析に適用できます。詳細については、「[Options] ペイン」を参照してください。

ステップ 4 [Run] をクリックします。

ステップ 5 右側のペインの下部にあるナビゲーション ツールバーの [3D] または [2D] ビューをクリックして、3D 環境または 2D 環境の結果を表示します。

ステップ 6 滞在時間の分布を表示するには、[Dwell] をクリックします。

ステップ 7 特定の領域で特定される一意の MAC アドレスの数を表示するには、[Device Count] をクリックします。

ステップ 8 特定の領域における一定時間の人の密度を表示するには、[Crowding] をクリックします。

図 5-8 一般的なロケーション分析

次の情報は、特定のノードの上でクリックすると表示されます。

ゾーン

混雑度のインデックス

滞在時間の中央値

中央値絶対偏差

デバイスの数

すべてのフィルタされるデバイス(%)

アクセス回数

ポイントの数

現在の分析

図 5-9 時系列で示された分布

図 5-10 滞在時間の分布

図 5-11 アクセスの分布